自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ラ・クーレ・ダンブロジア(ジャン・フランソワ・シェネ) アマゾヌ2008年 500ML

16,246円(税1,477円)

定価 17,600円(税1,600円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ラ・クーレ・ダンブロジア(ジャン・フランソワ・シェネ)
アマゾヌ2008年500MLです!!!

※販売に際してのご注意
ラ・クーレ・ダンブロジアのワイン
少量入荷のワインとなりますので
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。

ラ・クーレ・ダンブロジアです。
造りをやめてしまったジャン・フランソワ・シェネ
その畑を一部譲り受けて新たな造り手さんのワインもリリースされておりますが
どこかその面影を残すようなワインで
嬉しいですね
今回は2018年に醸造を辞めてしまったジャン・フランソワ・シェネのワイン
ヴォルテックス様のほうで大事に大事に少しずつリリースしているようで
ただ今回のボワ・ソン・ソワフなども
2017年
そろそろ終わりが近づいてきているのではと思います。

今回も各ワイン少量ずつのご紹介ですので
本来だと飲まないでご紹介するところですが
以前のお取扱いそして飲んだことあるワインも再入荷しており
そのへんの成長なども
どうなっているのか気になり
ボワ・ソン・ソワフ2017年いただきました。

まずは以前の様子ですが
赤グロローの良さが素直に
そしてプリプリの赤果実が伝わるワインとなりますが
2017年
残り僅かのワインなのでヴォルテックス様も良い状態まで
大事にまってのリリース
2017年もの
このエアリーで軽やかなタイプのワインというと
南仏アルディッシュ産やロワールの新酒的なワインでも
すでに2020年ものがリリースされるタイミングですが
2017年
となるとフレッシュ感などは少し抑え気味なのかと思うと
それが良いバランスでそのプリプリの新鮮味
しっかりと生きながら
待つことでにじみ出る旨味
冷涼さもより澄んだ印象の中にキラッと光る印象
やはり大事に良い状態を見てのリリースとなるだけに
最高です。
確かにまだワインになりたてのジュース感もあるような
新酒的な状態も面白いですが
それだけで終わるのももったいないわけで
その魅力生かしつつ
ひんやり感ベリー系もドライさとエアリーな軽やかさ
このベリー感も野性味というか野苺系のベジタルさもあり
ベリーのチャーミングさもあり
酸がキリッと締り甘酸っぱさあり
綺麗に抜けていく
グロローです!と
アルコール度数も低めの9%!?!?
でもそんなに薄い系じゃなく
薄旨系でしっかりとじんわりと伝わる冷涼な旨味あります。
時間かけているとやや豆りもある気がいたしますが
でもでも
流れるようになんか吸い込んでしまう
まさにソワフ的なワイン
ピュアで冷涼でナチュラル感楽しめるワインぜひ!!!

そして今回再入荷の
ボワ・ソン・ソワフ2017年
グラスに注ぐと
色のなんとも言えないダークさに色のないまぜになった感覚ある液体
赤でも紫でも茶でもこげ茶でもない
なにか動きありまだまだ生きているでも深まる液体
澱もだいぶでてきているようで瓶底にたまるもの
なんでしょうか
年数を重ねて感じるのが
より素の野生の葡萄に還っているような感覚
何がどうでとかそんな表現を超え
ほんのりスパイスオリエンタルからピュア葡萄汁に
小梅系からほんのりピりりと弾ける感覚もあり
なのに熟成重ねて完熟感あるそのなんとも言えない
重なり合う熟成の旨味
ワイルドでピュアな旨味がじんわりと
アルコール度数9%という驚きのワインが
今2017年が今でこうやって楽しめるのが不思議です。

このへんのワイン
ぜひとも好きな方に大好きなかたに楽しんでいただきたいワインですね

その他のワインですが
○オリオニード2016年白微発泡
シュナンブランの微発泡ワインですが
当初からこのオリオニードはなんというか深い骨太さある微発泡ワイン
インポーター様情報ですが
<オリオニード2016年>【2022年10月入荷】
粘土とシストの混ざる土壌構成。樹齢約60年。全房プレスで小樽発酵。翌年の収穫中に澱引きしてアッサンブラージ
ュ。これに2017年のジュースを砂糖の代わりに加え、瓶内で発酵させたものです。オリオニードは「オリオン座流星
群」のことで、ジャン・フランソワの息子さんが「瓶の中で泡が流れ星みたいに踊っているね」と言ったことから付け
られた名前です。
黄金色。りんごやアプリコットのコンフィチュール、熟した黄プラム、擦りおろしりんご、白レーズンなどの充実感を
感じさせる果実香に、鉄分、カラメルのような芳ばしい香りが加わります。ピリピリと舌先を刺激する微細なガスが弾
むような印象を持たせながら、杏や黄プラムのようなフレッシュ感のある酸や風味を伴う凝縮感のある芳醇な果実味、
それに熟成由来のカラメルやメープルシロップ、マヌカハニーやドライハーブ、シナモン、ナツメグ などの風味がほど
よく溶け込みながら大きく口中に膨らみます。アップルパイのりんごのような充実感のある果実味に熟成由来の複雑
性、やや酸化的なニュアンスなどがコクや奥行きを感じさせるリッチな印象が口中に長く留まります。それでいて新鮮
な果実の伸びやかな酸が豊かな風味を支え、メリハリや軽快感を感じさせる仕上がりです。

次は
○ル・ヴィラジョワ2017年
カベルネフランで造る一歩踏み込んだ赤
これらもリリース当初は確実に熟成必要なそんな奥深いワインでしたので
現在どう成長しているのか非常に気になるワインです。

以下インポーター様情報
<ル・ヴィラジョワ2017年>【2020年9月入荷】
風化が進んだシスト土壌。樹齢約65年。2/3は除梗し、1/3は全房でタンクに入れ、発酵中はピジャージュを行いま
す。25日間のマセラシオンカルボニックの後約24ヶ月小樽で熟成。この名前はAOC Anjou Villageを捩ったところか
らきています。
ルビー色。グレナデンやグリオットチェリーのコンポート、ドライ苺やコンフィチュールなどやや凝縮感のある果実
香、加えてドライフラワーや土、たばこ、ビターカカオなどの香りも感じられます。張りのある酸が引き締まった印象
と軽やかさを与えながら繊細なタッチで口中へと進み、
赤い果実の充実感やチャーミングな印象に、ビターカカオやドライフラワーなど熟成の過程で得られたこなれた様子や
複雑性、奥行きが加わり、落ち着いた雰囲気が広がります。舌には微細なタンニンが残り、醸造当時しっかりとした味
わいだったことを想わせながら、仄かにバニラのようなまろやかな風味が鼻腔に抜け優しい余韻が続きます。凛とした
酸があることでゆっくりと熟成が進んでおり、その変化しゆく過程でも果実味は様々な要素を取り込み複雑さをまと
い、そして余分なものは少しづつ削ぎ落とされ繊細で、穏やかさや上品な雰囲気、旨味がぐっと引き出されてきていま
す。この先の熟成で一層透明感や魅惑的な風味が増していくことでしょう。

次は
○ロードゥ・ヴィーニュ2012年
白酸化熟成のかなり攻め攻めのワイン
それが今回2012年
これはもう確実にチェックしたいようなワイン
でもまだまだ先もありそうですね
以下インポーター様情報
<ロードゥ・ヴィーニュ2012年>【2019年6月入荷】
粘土とシストの混ざる土壌構成。樹齢45年。全房でマセラシオンカルボニック。プレス後に小樽発酵。ウイヤージュな
しで、フロールの下で約5年間酸化熟成しています。酸化熟成香と果物の香りが渾然一体となり、オードヴィーを連想す
るところから付けられた名前です。2017年瓶詰め。
ややオレンジがかった薄濁りの黄色。ラムレーズンや白レーズン、カカオ、ビターカラメル、メープルシロップ、フヌ
イユ、ニワトコの花、ドライハーブ、干草、野菜のブロードなど複雑な香りや少し甘やかな様子が伺え、酸化熟成と言
ってもそれほど強い印象は受けません。角が取れ伸びやかに先へと導くような酸が感じられ凛とした印象を与え、それ
でいて鋭角な印象は受けず、軽やかで円みのある口当たりで口中へと広がります。他のヴィンテージに比べて、果実の
甘やかな風味が強く感じられ、凝縮したフルーツのニュアンスにビターカラメルやビターカカオなどほろ苦く芳ばしい
風味など香りに感じられた様々な要素が絡み合い、口中を覆うように膨らみます。酸化由来の旨味や深みだけでなく、
全体を支えるようなシャープ感も与え、反してまろやかな印象や甘みなども感じられます。それらは不思議とバランス
良くまとまっており、果実の充実感に旨味やコク、奥行きや複雑性に富んだ仕上がりです。

次は
○アマゾヌ2008年 500ML甘口
ラ・クーレ・ダンブロジアのワインで
甘口のものも存在します
価格はかなりのもので今までお取扱いしてこなかったのですが
今回その呼び水となったのが
ドメーヌ・ドゥ・ラ・トゥルネルの甘口ワイン
09のもので
ヴァン・ド・パイユですが
甘口の世界でこんな素晴らしい癒しのワイン
どうしても甘口ワインある程度柔らかさなど熟成進めば期待できますが
やはり何杯も飲めるものではないところ
これがとまらない美味しさ
体に染みる幸せを感じるワインで
甘口ワインのさらなる扉開いたきがして
ラ・クーレ・ダンブロジアの甘口ワイン
これもかなりの凄い世界あるワインのようで
今回二種類到着です。
以下インポーター様情報
<アマゾヌ2008年>【2019年6月入荷】
L'O2 VigneとAmbroisieの中間の時期に収穫。ウイヤージュなしで軽いフロールの下で熟成。2017年に瓶詰め。
オレンジがかった琥珀色。レーズンや蜂蜜、木樽由来の芳ばしさやカラメル、メープルシロップ、そしてほどよいビタ
ーカカオのような香りが甘さの中にどこか大人びた雰囲気を漂わせます。口に含むと蜜のようにゆっくりと流れ、ドラ
イフルーツの甘やかな風味の中に、香りに感じられたカラメルなどの様々な風味が複雑さやコク深さを、酸や仄かな塩
味が感じられることで抑揚を与えています。未だ若々しい果実味を兼ね備え、ブランデーやカカオのような風味や香
り、甘さの中にも終始締まりのある酸が調和を保ちつつ甘すぎない飲み心地が続きます。鼻腔には僅かにターメリック
やコリアンダーなどカレーを想わせる香りやドライハーブなどの香りが抜け、ややオリエンタルな印象を残します。

もう一つの甘口
○ロディセー2008年 500ML
こちらはシュナンではなくカベルネフランでの甘口ワイン
そんなものができるのか?と思うワインですが
こちらも藁の上で乾燥させて造られたワイン
ヴァン・ド・パイユに近い存在
以下インポーター様情報
<ロディセー2008年>【2019年6月入荷】
樹齢65年のカベルネ・フランを11月に収穫。これを藁の上で陰干ししたもの。ヴァン・ド・パイユを造るのは2005年
以来で、プレスした時点で前回とはジュースの香りがまるっきり異なることに気がつき、糖分や酸の凝縮感も異なって
いました。バランスを取るために結果として10年に及ぶ樽熟成を経てリリース。
名前の由来はギリシャ神話に登場するオデュッセウスの旅ですが、知の探求の意味もあります。ナチュラルワイン造り
も苦難と冒険、思考の旅と考えておりその意味も込めて。このワインにおける収穫から醸造で、パイユを造れる年は極
めて限定されており、葡萄の樹に付いている状態で酸化と乾燥がかなり進んでいる必要があると悟ったそうです。この
年以降、パイユを造ったのは2015年のみとなります。
オレンジがかった琥珀色で、黒葡萄で造ったとは思えないほど色調は赤からはほど遠い色合いです。ラムレーズンや白
レーズン、ビターカラメル、カカオ、メープルシロップ、コリアンダー、ナツメグ、クローブなど凝縮感のある果実や
芳ばしいビターな印象、スパイスなど複雑な香りが漂います。甘口ではありますが、張りのある酸があることで口当た
りは意外にさらりとした馴染みやすい印象で、滑らかに口中へと流れ込みます。ビターカラメルのようなほろ苦さとラ
ムレーズンから溢れ出るような甘やかな風味、加えてパンデピスなどのスパイシーさが溶け込み、複雑性のある大人び
た印象で、酸とビターな風味が甘さのバランス整えながらほどよい甘みが広がります。余韻にはクリームブリュレのよ
うなビターカラメルとまろやかな風味が優しく続き、魅惑的でリッチな印象が残ります。




以下前回ご紹介文
ラ・クーレ・ダンブロジア(ジャン・フランソワ・シェネ)
ボワ・ソン・ソワフ2014年です!!!

※販売に際してのご注意
ラ・クーレ・ダンブロジアのワイン
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。


2018年に醸造を辞めてしまったジャン・フランソワ・シェネのワイン
不思議とその後のほうがお問い合わせや
次いつ入ります?などお問い合わせも多いワインで
なんかこうなると飲みたいとなるのでしょうね
なんとなく寂しい中でもご紹介でしたが
でも今回はちょっと違いますね
ジャン・フランソワ・シェネの跡を継ぎ
造られるワイン
クレモン・ポワレルが今回ご紹介となりましたので
今後俄然期待したいところ
そんな期待もあり
でも今回2018年の最後のワインなどもあり
いろんな感情が入り混じる中でのご紹介です。

ワインは4種類
メインのパニエ・ド・フリュイから
赤のグロローの熟成ワインボワ・ソン・ソワフ
そしてカベルネフランの魅力を複雑にそしてせめて引出したそんなワインの
ル・ヴィラジョワ
さらにモン・ユリディスというワイン
パニエ・ド・フリュイと
酸化熟成のロードゥ・ヴィーニュの中間的なワインを目指して造られた
モン・ユリディスとなります。

貴重なワイン
飲むことは今回はできませんのでインポーター様情報で
失礼させていただきます。

○パニエ・ド・フリュイ2018年
品種 シュナンブラン
<パニエ・ド・フリュイ2018年>【2022年10月入荷】
粘土・シスト土壌。樹齢約20年。全房プレスの後タンクで発酵・熟成。毎年このワインは果実味に溢れた印象になるこ
とからフルーツ・バスケットと言う意味の名前を付けました。2018年はシェネが手がけた最後のヴィンテージとなりま
す。
黄みがかった黄金色。熟した杏やパイナップル、プラム、ミラベル、りんごのコンフィチュールやドライアプリコット
など、新鮮な果実とやや凝縮感のある果実が混ざり合うような香りが伺えます。小気味良く溌剌とした酸が感じられス
ッキリとしたアタックで、パイナップルから溢れ出るような果汁感や風味が口中を覆うように豊かに広がります。パイ
ナップルやりんごのコンフィチュールのように果肉感のある果実を想わせる風味は、新鮮な果実味や酸と凝縮感のある
果実味がバランス良く溶け込み思わず顔がほころぶようなフルーティーな印象で、アフターに僅かな塩気が感じられ全
体を引き締めつつ、鼻腔に抜けるパイナップルのような香りを引き立てます。これまでのヴィンテージの中で一番その
名にふさわしいフルーツバスケットといった仕上がりです。抜栓3日目には豊かな果実味はやや控えめになり、アフター
に豆のニュアンスがやや感じられますので、溢れるような豊かな果実味を楽しんで頂くために2日以内で味わって頂くこ
とをお勧め致します。

○ボワ・ソン・ソワフ2014年
品種 グロロー
<ボワ・ソン・ソワフ2014年>【2022年10月再入荷】
2017年5月販売致しましたアイテムの再入荷となります。
粘土・シスト土壌。樹齢約35年。10日間のマセラシオンカルボニック。この名前は、果実味が多く飲みやすいというス
タイルから由来しています。
抜栓時やや還元的な印象が伺えますが、スワリングして頂ければ解消されますし、口中では感じられません。また、1時
間程度で払拭され、それ以降果実の甘やかな香りが増し、数日経過しても果実の風味が崩れることなくお楽しみ頂けま
す。
オレンジがかった淡い赤色。2017年の販売時はアセロラやさくらんぼ、クランベリーなどを想わせる赤い果実の印象で
したが、熟成の過程で培われた複雑性や深みが加わり、苺とフランボワーズのコンフィチュールやドライ苺のような充
実した赤い果実の甘やかな香りに、仄かにドライハーブなどの印象が感じられます。それでいて、色合いなどからも見
受けられるように、喉の渇きを潤してくれるような軽快なスタイルであることは容易に想像できます。舌先をピリッと
かすめるガスがあたり、未だフレッシュ感を掻き立てながら、ピュアな赤い果実の果汁のように清らかに体へと沁み込
みます。口中では岩清水のような飲み心地とは裏腹に、複雑性を伴う充実感のある果実味や甘やかさが大きく膨らみ、
長く留まります。アフターにかけて、水が弾けるような朝摘みの苺やフランボワーズを軽いコンフィチュールにしたよ
うな可愛らしい香りが抜けていき、熟成由来の奥行きと可憐な印象が溶け込んだ印象が残ります。

○モン・ユリディス2016年
品種 シュナンブラン
<モン・ユリディス2016年>【2022年10月入荷】
シェネの妻ジョアンナが、「パニエ・ド・フリュイとロードゥ・ヴィーニュの中間のような味わいのワインがあると良
いね」と言った事がきっかけで醸造したもので、2016年がこのキュヴェの初ヴィンテージとなります。
粘土・シスト土壌。樹齢約20と45年。ダイレクトプレスの後、オリオニードに使用されている古樽で約24ヶ月発酵・
熟成。熟成中に酸膜が張ることを避け、ミネラル感や果実味を残し樽由来の奥深さと調和させるために、2回のウイヤー
ジュを行いました。
黄金色。プラムやアプリコット、りんご、パイナップルなどを想わせる果実感のある果実の香りに、白レーズンやドラ
イアプリコットなどやや充実した果実香、加えて仄かにカラメルや鉄分のような香りが感じられ、豊かな果実の中に深
みを与えています。口に含むと瑞々しささえ想わせる澄んだ飲み心地で、甘さ控えめのりんごやパイナップルのコンフ
ィチュールのように充実感のある果実味に、その風味を持つフルーティーな酸が伸びやかな印象を与え全体を引き締め
ます。徐々にたっぷりとした果実の風味にオードヴィーのような深みや奥行きが重なり、旨味感が溢れ、複雑性に富ん
だ味わいが引き出されていきます。透明感がありフルーティーな風味がしっかりと伝わり、それでいて複雑で奥深く旨
味に溢れた秀逸で魅惑的な仕上がりです。
エチケットに描かれた竪琴は、ギリシャ神話のOrph・eとEurydiceの愛の物語を想わせます。竪琴で人や動物、物や
木々など全てを魅了するOrph・e、彼の妻である山と水の精Eurydice。毒蛇に噛まれ命を落としたEurydiceを生き返ら
れせる為に奔走した妻への愛のお話ですが、まさに、シェネの妻ジョアンナへの想いが詰まったワインだと感じさせま
す。Orph・eの竪琴のように、このワインも私たちを魅了してくれる事でしょう。

○ル・ヴィラジョワ2018年
品種 カベルネフラン
<ル・ヴィラジョワ2018年>【2022年10月入荷】
風化が進んだシスト土壌。樹齢約65年。2/3は除梗し、1/3は全房でタンクに入れ、発酵中はピジャージュを行いま
す。25日間のマセラシオンカルボニックの後約24ヶ月小樽で熟成。この名前はAOC Anjou Villageを捩ったところか
らきています。
2018年はシェネが手がけた最後のヴィンテージとなります。
深いルビー色。熟した赤い果実とグレナデンやドライフルーツなど凝縮した果実のニュアンスが混ざり合う香りに、土
やたばこ、鰹だしなど深みを与えるような香りが感じられます。しなやかなタッチの澄んだ飲み心地で口中へと沁み渡
り、カベルネ・フランと言うイメージよりもボーヌやマコンのエキスの詰まったピノ・ノワールを想わせ、充実した赤
い果実味は緻密な様子で、伸びやかな張りのある酸が繊細さを引き立てながら大きく広がります。徐々に黒系果実のニ
ュアンスやビターカカオ、仄かに青みがかった風味、鰹だしのような旨味感などが加わり複雑性や深みが感じられ、ク
レッシェンドのようにエキスが凝縮されていき充実感が残ります。喉を通りふわりと鼻腔に抜ける香りは、口中に膨ら
んだ複雑性のある果実味に、摘みたての葉付きの苺のように若々しく可愛らしい様子を想わせます。アタックのピュア
な印象からアフターの充実した様子と可憐な印象など魅力的な抑揚が感じられる仕上がりです。今後の熟成で更に妖艶
で気品に満ち、旨味溢れる味わいが引き出されていくことと期待が湧きます。



以下2017年ご紹介文
ラ・クーレ・ダンブロジア(ジャン・フランソワ・シェネ)
パニエ・ド・フリュイ2017年です!!!

2018年の醸造を最後に造りを辞めてしまった
ジャン・フランソワ・シェネのワイン
パニエ・ド・フリュイは
2016年に引き続き2017年の今回リリース
となるとあと1回2018年もののリリースが最後となりますので
なんか寂しいですが
でも残るワインを良い状態まで
寝かせてヴォルテックス様のほうでお出ししてくれますので
その寂しさとワインの成長とが合わさり
余計に味わい深く感じる今回のワインです。

1本いただきましたが
美味しいですね
2016年から少し値上げとはなっておりますが
寝かせていた分と考えれば逆にお釣りがくるくらいかと思います。
シュナンブランの白ですが
相変わらずの色調ほんのり濁りあり黄金色に
鈍く光る液体
その色調のイメージそのままに
ビワ、甘夏系ほろ苦さと果皮アプリコットですね
開けたての段階では皮厚め酸もまったり強めと感じるのですが
じょじょにこなれてくる
エキスの旨味が溶け出すようにやんわりとゆったりと感じられ
シュナンの蜜系もリンゴ系そしてやや酸化的なニュアンスが良い感じに
深み与えます。
熟した桃の感じも出てきて要素の充実感ありながらも
ちゃんとキレよく抜けてくれる程よい余韻の長さもあり
フィニッシュまでまとまりあるワイン
飲んでいても疲れないワインなんですよね
これ2017年ですのでまた数年熟成させるとより液体はまったりでも透明感も
加わっていくようなそんな感覚もでるワイン
ここにきてこのワインが今後飲めなくなると思うと余計に惜しい気がいたします。

以下インポーター様情報
<パニエ・ド・フリュイ2017年/ラ・クーレ・ダンブロジア>【2020年9月入荷】
麦藁色。熟したアプリコットや黄桃、プラムを想わせる果実香にほんのりとミルキーな印象が加わります。黄色い果肉
をもつ甘酸っぱく香り高い熟した果実の風味が口中に大きく広がり、それらの果汁を想わせるジューシー感の中に仄か
に台湾緑茶のような柔らかな旨みやタンニンを僅かに感じます。小気味良い酸はフルーティーな風味や甘みを引き立て
つつ、甘酸っぱく引き締まった印象を感じさせ、また、旨味感や仄かなタンニンが充実した果実味に奥行きを与えてい
ます。時間の経過に伴い、りんごの蜜や擦りりんご、ドライアプリコットやコンフィチュール、有機のドライハーブな
どの風味が現れ、酸化傾向に変化していく中でこれまでのヴィンテージに比べ、その果実味の変貌も素晴らしいバラン
スを保ちグラスワインなどでもゆっくりとお使い頂けます。名前のとおり果実味に溢れた印象と葡萄のエネルギーを感
じられるワインです。




以下2016年ご紹介文
ラ・クーレ・ダンブロジア(ジャン・フランソワ・シェネ)
パニエ・ド・フリュイ2016年です!

ロワールはアンジュの造り手
日本にご紹介されたのは2009年ものとか2010年とか
そのへんのワインが初めてだったと思いますが
初め
ボワ・サン・ソワフや
パニエ・ド・フリュイこのメインのワイン
なんというか潔く素直な果実味や
パニエ・ド・フリュイもアンジュのシュナンそれを素直に良さを出している
そして素朴というか無駄に手を加えない中に
引きだされるものがあり
パニエ・ド・フリュイは寝かせて出てくるとろけるような表情
素晴らしいワインでした。
その後なんか加速度的にオリオニードやレ・ジュー・ルージュ
白の酸化熟成タイプとか
どんどん突き進む造り手でワインでしたが
やはり寝かせてどんどん良さが出てくるそんなワインでした。
そんなラ・クーレ・ダンブロジアですが
2018年の醸造を最後に新たな道へと進むことが決まったようです。
残念ですがあるワインをじっくりと楽しみたいですね
パニエ・ド・フリュイなど今回は2016年ですので
すでに造られているワインなども
タンクや樽にあるようで今後そのへんのリリースはあるのではと思います。

今回ご紹介のラ・クーレ・ダンブロジアですが
まずが
パニエ・ド・フリュイ2016年
人間って不思議なもので
もう残り飲める機会が限られると聞くとなんか大事にしたくなる
悪いところですね
でも飲んでやっぽり美味しいシュナンです。
色は重厚濃密な色調ありますが
香りはカリン、GF、シロップ漬けの程よく華やかさ重厚さあり
すでにけっこう落ち着き深みでた香りとなっております。
飲んでこのエキスのやんわりゆったり深みありドライでミネラリィ
ほろ苦さあり
深い方へいきそうなのにビター感ありつつ爽やかさある
このへんもパニエ・ド・フリュイからするとまわ若い段階なのではと思います。
もっともっと完熟してとろけていく方向へと進んでいくのかなと
思います。

今回もう一つご紹介は
レ・ジュー・ルージュ2012年
当店では2013年、2014年とお取扱いした
カベルネフランの赤ですね
最後の最後で
さらに古いレ・ジュー・ルージュ出てきた!ということで
先にですがインポーター様よりご注意あります。

※経年劣化によりコルクが痩せているため、コルクにもワインがしみておりコルクトップのカビやキャップシ
ールにもベタつきなどが見られますが、味わいには全く問題がございません。
熱劣化等の漏れではないため返品はお受けできませんので、予めご了承くださいますようお願い致します。

とのことでこのへんはご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

ラ・クーレ・ダンブロジアのワインでも
一歩踏み込んだより緊張感ありナチュラルな表現もあるカベルネフラン
以前飲んだ感じでも
旨味はカベルネフランのココア調の中域旨味コアあるワインですが
揮発酸もあり小梅系もう少し梅系広がるところもあり
でもなんとも言えない雰囲気あるワイン
カベルネフランでも果実味の多めのワインじゃなく繊細さある中にドライな旨味が
滋味深く広がるワイン
納得いくまで長期間カーヴで寝かせたワインとのことで
このワインが持つ魅力引き出された状態のようです。
ドライハーヴ感このワインの肝ともなる魅力楽しめる赤ではと思います。

以下インポーター様情報
*ラ・クーレ・ダンブロジア/ジャン・フランソワ・シェネ
非常に残念ではありますが、ジャン・フランソワは2018年の醸造を最後とし新たな道へ進むことを決め、現在
1.9haとなった畑はシリル・ル・モアンに貸しているそうです。今後、生産者として戻ることがあるかどうかは
分かりませんが、未だタンクや樽に入っているワインが多くありますので、状態が整えば数年のうちに徐々に
リリースされることでしょう。この先も見守って頂ければと思います。
<パニエ・ド・フリュイ2016年>【2019年6月入荷】
ややオレンジがかった濃い黄色。ドライアプリコットや熟したプラム、赤肉メロンなどのしっかりとした果実
の風味に、スッキリ感を感じさせる柑橘の香りやジャスミンのような白い花を想わせる香りが混ざります。そ
れに加え鉄分や紅茶、台湾烏龍茶のような風味も僅ながら感じられ、熟した果実香に熟成由来の複雑な要素も
みられます。口中には香りにあるような甘さ控えめのりんごのコンポートやドライアプリコットなど深さのあ
るしっかりとした果実味が広がり、柑橘のような凛々しい酸が全体にスッキリとした印象とキレの良さを与
え、爽やかさと深みのある果実味が調和した味わいとなります。アフターには僅な塩味とカリンや杏などの黄
色系果実の香りが抜けていきます。

<レ・ジュー・ルージュ2012年>【2019年6月再入荷】
2018年6月に販売致しました2012年ヴィンテージの再入荷となります。2013年に瓶詰めしておりますが、瓶
詰め後に豆のニュアンスが感じられたため、納得がいく状態になるまでジャン・フランソワが長期間カーヴで
保管し2018年にリリースとなったワインです。前回の販売時も熟成による魅力的な味わいをお楽しみ頂けまし
たが、再入荷したこのワインは一層エレガントで抜栓時から素晴らしい味わいをご堪能頂ける状態です。
オレンジがかった淡いレンガ色。前回に比べ色合いはやや淡くなり、それと共に味わいも繊細で上品な雰囲気
が増し、丁度良い赤い果実のニュアンスと熟成由来の複雑さとのバランスは最高の状態と言えます。綺麗な酸
が終始瑞々しさや軽やかさを与えすっと馴染んでいくようなソワフ感にも関わらず、ほどよくドライ苺のよう
な赤い果実を想わせる甘酸っぱい風味に僅な青みがかったニュアンスや熟成由来の梅や赤紫蘇などの風味、心
地よいドライハーブのような枯れ感が加わり奥深さと果実味が混在し、なんとも複雑な風味が感じられ余韻に
も長く残る魅力満載のワインです。


以下2011年ご紹介文
ラ・クーレ・ダンブロジア(ジャン・フランソワ・シェネ)
パニエ・ド・フリュイ2011年です。

ロワールはアンジューの新しい生産者とうことで
ご紹介いただいたワイン
すでに昨年末には市場でも販売されていたワインでありますが
当店は亀のようにゆっくりで申し訳ありません。

ヴォルテックスさんお取扱いのワインですが
やはり少数精鋭という言葉がピッタリくるインポーター様で
お取扱うワインも年々
”真”に迫る生産者ばかりそしてワインであると言えるのではと
思います。
当店はたくさんのワインお取扱いすることもなかなかできないのですが
どのワイン飲んでも
個性とセンスの塊のようなワインであり
それらを育てていこうとの意思が明確に感じることも
信頼の高さにつながっているのではと思います。

そんなインポーター様のご紹介のワインであります。
2月に入ってからのテイスティングとなりましたが
やはり素晴らしいのであります。
今回赤ボワ・サン・ソワフ2012年
そして
白パニエ・ド・フリュイ2011年入荷でありますが

ボワ・サン・ソワフ2012年は
まずアルコールも軽めで薄旨系ワインと
まず感じるところありでもそこから染みだしてくる旨味が
じょじょに大人っぽくキリリと締まっていく感じあり
何かセンスの良さを感じるワインでありました。

そしてこちら
パニエ・ド・フリュイ2011年
シュナンブランなんですね
ロワール・アンジューのシュナンと言えば・・・!
というそんなイメージあるシュナンブランなのかもしれませんが
これがまたこれがシュナンかい?と思うワインなのではと
思います。
それだけにシュナンブランはけっこう特徴的な香り出る品種であると思っておりましたが
これがこのエキスの厚みなどで隠れているのか
それともそれ以外の要素またはその先のものがでているがためなのか
とにかく試していただきたいワインでもあります。
オリはそのまんまややどんより気味に色もオレンジ系でやや褐色混じりの
重めな色あい
危ない橋をバランス保ちながら生き抜いてきた感すらあるように思えますが
オレンジジューシーワインで
ギッシリと果実感あるワイン
グレープフルーツのような
それも明朗な果実ではなく皮もそのままに砂糖漬けにしてドライにした感じ
ジューシーでピュアピュアワインは赤同様にございますが
骨太さしっかりあり開けたてのエキスのトゥルンとした若さもある液体も
いいですが
やや明けてから時間かけてどんどん変化していきますので
そのやや酸化気味なまったりとした旨味
やや熟リンゴ的なニュアンス出てくる状態
楽しみむのもいいですね
なんか癖になるそんな旨味持つ白シュナンブランであります。


以下インポーター様情報

●パニエ・ド・フリュイ2011年(シュナン・ブラン) 白
プレス後タンクで発酵・熟成。
濁りのあるややオレンジがかった濃い目の黄色です。色を見た途端に、あ~これは絶対旨味満載の間違いなく
美味しいやつだ!とワクワクしてしまいました。キュッとしまった柑橘系の香りに杏や少し鉄分を含む印象を
受けます。
第一印象は、スッキリ旨みたっぷり爽やかな辛口といった感じです。控えめな甘さで程よく酸がのりグレープ
フルーツの
様な爽やかな苦味があります。時間の経過で色は褐変しやすいですが、それと共に火を通したリンゴなどの風
味や蜜などの
芳醇さも出てきます。フレッシュさと円みを兼ね備え飲み心地が良く、また飲みたいと想わせる癖になる味わ
いです。

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