アレクサンドル・ジュヴォー ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2021年 750ML
ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2021年です!!!
※販売に際してのご注意
アレクサンドル・ジュヴォーのワインですが
各ワイン少量入荷となりますので
それぞれのワイン
御一人様1本限りでお願いいたします。
アレクサンドル・ジュヴォーです。
今ではご紹介があれば確実に反応してしまう
特別なワインとして
私の中でも認識する存在
あの骨太な酒躯マコンのワインでありながら
何か研ぎ澄まされた感性あり
同時に野性を呼び起こすような感覚もあるワイン
それらがしっかりと飲み頃まで成熟され伝わる
クリスタルな丸みを帯びた状態となると
忘れることのできないそんなワインへと
昇華していく
そんな感覚残るワイン
ただもうここ数年は
そう簡単に飲めない存在となってしまい
ご紹介できる本数も極少量となってしまいました。
また飲んでみたいなという気持ちは強くとも
飲めない
今回もインポーター様情報で失礼させていただきます。
○O19(オー・ディス・ヌフ)2019年
シャルドネ
<オー・ディズ・ヌフ2019年/アレクサンドル・ジュヴォー>【2020年12月入荷】王冠:ガスはありません
黄金色。りんごの蜜やコンフィチュール、タルトタタンなど凝縮感のある果実香に、ビターカラメルやメープルシロップの甘苦さ、蜂蜜、甘草のような印象が加わり、深みのある複雑性に富んだ香りが漂います。口に含むと舌先をピリッと刺激するガスがあたり、まろやかな口あたりで滑らかに広がります。風味の充実感に比べて、張りのある酸が全体をまとめながら飲み心地に軽快感を与えており、控えめな甘さの緻密で豊かな果実味にカラメルなどのほろ苦く芳ばしい風味が溶け込み、コク深くリッチな味わいが口中を満たします。後半にかけてドライハーブのニュアンスが重なっていき、更に複雑で奥行きのある印象が増し、余韻に長く続きます。ゆっくりと時間をかけて楽しめるような落ち着きのある充実した味わいです。
○ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2021年
シャルドネ
<ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2021年/アレクサンドル・ジュヴォー>【2023年4月入荷】王冠:ガスはありません
僅かに濁りのある濃い黄色。りんごやアプリコットのコンフィチュール、黄柑橘のピール菓子などやや充実感のある果実香に、クチナシなど白い花の柔らかく甘やかな香り、仄かにシュクレフィレの芳ばしさ、鉱物的なニュアンスが加わります。角の取れた酸を伴う軽やかな飲み心地で、軽く火を通した緻密な果実の風味に旨味感や軽い乳酸的なまろみが溶け込み、優しく口中へと膨らみます。開いていくにつれて蜂蜜やシュクレフィレの風味がコク深い印象を与え、仄かな塩味が果実味や甘やかさを引き立てます。深みとコク、旨味が絡み合う優しい辛口の仕上がりです。
以上二種類となります。
2019年と2021年
このタイミングで2021年も出てくるということは
やはり少し早めにまとまりも出てきたのか
それでも情報確認すると深い表現力あるワインのようで
どちらも楽しみなワインです。
以下前回ご紹介文
アレクサンドル・ジュヴォー
ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2020年です!!!
※販売に際してのご注意
アレクサンドル・ジュヴォーのワインですが
各ワイン少量入荷となりますので
それぞれのワイン
御一人様1本限りでお願いいたします。
ヴォルテックス様より御紹介のワイン
アレクサンドル・ジュヴォーです。
ブルゴーニュはマコンのワイン
ただこのマコンのワインというと
皆様のイメージではブルゴーニュにあっても
トロピカルな果実味など明るさや南国風の果実があるワイン
そんなイメージがあるかと思いますが
アレクサンドル・ジュヴォーのワインは
そんな表面的な南のワインではなく
岩盤をガリガリと突き進みその奥から吸い上げた養分
果実のニュアンスも果樹の果皮感から原種的なDNAを呼び起こすような
そんなイメージとでもいいましょうか
それらの奥深くから引き出した要素あるワインゆえに
飲み頃になるまでも長い年月かかる
そんなワインの印象です。
でもそれが飲み頃になり
硬質なミネラル張り巡らされたものに尖った酸味も丸みを
帯びてくるころには
やはり替えの効かない魅力でありワインとなるのかと
思います。
当店でも一時期はアレクサンドル・ジュヴォーのワインの
伝え方にも苦慮し自分自身でも信じきるまでに時間を要することと
なりましたが
それを超えてからはその先の飲み手の方々にも
共有いただけるワインとなった気がいたします。
でもその頃には価格上昇とともにやはりその魅力に気づいた方面からの
引き合いは強くなり
本当に貴重なワインとなり今後も飲める機会があるかどうか
難しいワインとなってまいりました。
今回ご紹介は三種類
どれも極々少量となります。
2020年が先に出ておりましたが今回その前の2019年ですね
ラ・ヴィーニュ・デュ・クロのみ2020年となります。
以下インポーター様情報にて失礼させていただきます。
ル・モン2019年ですが
折りたたんだエチケットいつものものですが
その折り畳みの部分に若干のしわがございます。
こちらだけご了承ください。
<ル・モン2019年>【2021年3月入荷】
やや濃い黄色。晩柑などの黄柑橘やパイナップル、白葡萄、柑橘のピール菓子やマーマレードなどの果実香に、みかん
の葉、柑橘の内皮のほろ苦さ、シュクレフィレのやや芳ばしいニュアンス、鉄分、火打石を想わせる香りが伺えます。
口に含むと仄かにカラメルのような芳ばしさをまとう熟した柑橘やりんごの蜜、コンポートなど充実感のある果実味が
膨らみます。メリハリを感じさせる酸が全体を支えながら、コク深さや奥行きのある豊満な果実の風味のほど良くリッ
チな印象を口中に留め、伸びやかに喉へと流れていきます。新鮮な白葡萄の粒を頬張った時の爽やかな風味が鼻腔に抜
け、愛らしい雰囲気を余韻に残します。
<プレティ2019年>【2020年12月入荷】
中程度の黄色。りんごのコンポートやタルトタタン、柑橘、蜂蜜、ビターカラメル、ナッツ、バニラ、白い花など様々
な香りが混ざり合い、コク深く複雑な様子が伺えます。口に含むと張りのある酸が支えるミディアムタッチで、ゆっく
りと充実感のある風味が広がります。プレティの特徴的な芳ばしい風味が引き出されており、ほろ苦いクレームブリュ
レやミルクキャラメル、タルトタタンなどの風味に、柑橘のニュアンスが爽やかさが加わるような深みや奥行きの感じ
られる風味が膨らみます。マコンらしい豊かな果実や凝縮感、リッチなスタイルを引き立てながら、綺麗な酸がメリハ
リを与えブレのなさを感じさせています。温度帯は室温ですと膨らみのある充実感、冷やして頂くことで張りのある酸
が凛とした軽快感を感じさせてくれます。
<ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2020年>【2021年12月入荷】
黄みがかった黄金色。軽く火を通したりんごのコンポートやリキュール、りんごの蜜などやや凝縮感のある果実香に、
パイナップルやマスカットなどの香り豊かな果実の印象、シュクレフィレやビターカラメルのような芳ばしさ、火打石
や煙、鉱物的なニュアンスが感じられます。完熟感のある果実の風味と白葡萄やパイナップルなどフレッシュ感のある
果実味、メリハリのある酸が溶け込み、滑らかなテクスチャーで先へと誘われるように沁み込みます。口中に留まる風
味は果実の芳醇な様子に加えて、シュクレフィレのコク深さや貝のような旨味、仄かな塩味が感じられ複雑な要素が絡
み合い、余韻にも長く続きます。
膨らみのあるリッチな果実の風味に伸びやかな酸と塩味が抑揚を与え、旨味がしっかりと感じられる仕上がりです。
以下前回ご紹介文
アレクサンドル・ジュヴォー
ル・モン2020年です!!!
※販売に際してのご注意
アレクサンドル・ジュヴォーのワインですが
各ワイン少量入荷となりますので
それぞれのワイン
御一人様1本限りでお願いいたします。
アレクサンドル・ジュヴォーです。
だいぶ昔は当店に在庫になっていてもなかなか動かない
でもわかる人にはわかる
玄人好みのワインだったはずが
気が付けばストックは無くなり
また近年ではお分けいただけることも難しいワインとなってしまった
アレクサンドル・ジュヴォーのワインです。
ここのワインは私のイメージでは
やはりストイックさとシリアスさ
強靭なワインそんなイメージがまだまだありますが
ゆえに飲み頃になるまで長年寝かせる必要があるワイン
ただそのへん超えてくると
カリッカリの極ドライで水晶のようなミネラルの塊さらに鋭さもあるものが
これまたドライな甘美な甘やかさそれを携えギュッとくるミネラルとともに
各要素がむき出しの魅力を伝えるそんなワインへと
成長していく
これが何年か付き合いそのなんとも言えない唯一の個性ともいえる
魅力に気づかされたときもう離れることができない
追い求めてしまうそんなワインとなる
そんな気がいたします。
ただそう簡単にテイスティングもできなくなってしまった
アレクサンドル・ジュヴォーのワイン
今回は2014とか2016あたりまでリリースされてきたワイン
その後少し間があいて
今回2020年もの
すでにリリースとのことで早いような気も致しますが
ヴォルテックス様が出してきたということは
ある程度早めでも楽しめる状態へと近づきつつあるのかなと思います。
詳細はお伝えできないので
インポーター様のコメントで失礼させていただきます。
今回は二種類
ル・モン2020年
そして
コンバルニエ2020年となります。
以下インポーター様情報
<コンバルニエ2020年>【2022年4月入荷】王冠
やや濃い黄色。黄色の和柑橘、柑橘のピール菓子、熟したりんごやコンポート、パイナップルなどの南国果実が混ざり
合うような果実の印象で、甘酸っぱい黄色系の果実のイメージが膨らみます。加えて、仄かにシュクレフィレのような
芳ばしい香りが感じられ、豊かな果実香に奥深い様子が感じられます。舌先をピリッとかすめるようなガスがあたり、
新鮮なりんごをかじった時の果汁が弾けるような瑞々しさや、張りのある酸が軽快感を掻き立てスッキリとした口当た
りで、口中にはフルーティーな果実味が大きく広がり、アフターにかけて飴を軽く焦がしたような芳ばしい甘苦さが現
れコクや深みを感じさせます。例年に比べややボディに厚みがありますが、柑橘系の引き締まるような酸も感じられ、
膨らみのある果実味に輪郭を与えるようにしっかりと全体を支え、ほどよくリッチな印象を残します。果実の風味や甘
み、キリッとした酸、コクや奥行き、旨味など、1本でハーモニーを楽しめるような仕上がりです。
<ル・モン2020年>【2021年12月入荷】王冠
黄金色。りんごのコンポートやタルトタタン、蜂蜜、軽いカラメルなど凝縮した様子に芳ばしいニュアンスが感じられ
ます。ル・モンは例年、ジュヴォー特有のシャープな酸に熟した果実味が多く、他のキュヴェに比べてふっくらとした
スタイルになりますが、2020は暑い年だったことが影響し、酸は比較的穏やかでマコンらしい重心の低いリッチな仕上
がりとなっています。香りは芳醇で凝縮感のある甘やかな印象を想わせますが、口に含むと角の取れた酸が伸びのある
流れるような飲み心地を想わせ、豊満な果実味にカラメルのようなビターな風味が加わることで甘さは感じられず、コ
ク深く奥行きのある味わいが広がります。ボディがしっかりと凝縮した風味や奥行きの感じられますので、ゆっくりと
時間をかけて楽しめるような落ち着きのある豊かな味わいです。
以下コンバルニエ2016年ご紹介文
アレクサンドル・ジュヴォー
コンバルニエ2016年です!!!
※販売に際してのご注意
アレクサンドル・ジュヴォーのワインですが
各ワイン少量入荷となりますので
それぞれのワイン
御一人様1本限りでお願いいたします。
アレクサンドル・ジュヴォーです。
気が付けば在庫ストックは何もない状況
いよいよアレクサンドル・ジュヴォー
その魅力が伝わっているのですね
私自身もなかなか
アレクサンドル・ジュヴォーの凄さに気付くのに時間がかかった感じありますが
今ではどのワインも信じられる
そんな気がいたします。
ただそのへんに気付いたときは
もう人気もでているし
ただアレクサンドル・ジュヴォーのワイン
ここが大好きというかたはかなりのコアなファンなのではと思います。
やはりワインにピンと張りつめた緊張感あるし
骨太でごつごつしているところもあるし
でもこの無骨なれどじっくりと語りあうとわかるその魅力
それがなんとも知ってしまうと
忘れられないワインでもあるかと思います。
ただもともとそうですが生産量などは本当に少ないのでしょうね
今回リリースのワインも各ワイン300本程度とかそのくらい
頂けるワインの本数も各キュヴェ数本ずつです。
そして価格の上昇がありますね
それも納得そんな気がいたします。
今回ご紹介いただいても
そんなに高くないイメージが自分でもあるので
そうなんでしょうね
ということで
今回4種類ご紹介です。
まだまだ早い段階ですが
ほんと久しぶりでしたので
1本いただきました。
飲んだワインは
コンバルニエ2016年
抜栓しグラスに注ぐと色調の濃さそしてほんのりにごりあるような液体
まったり黄金色でも健全な印象です。
骨太ミネラル!柑橘も甘い感じとかそんなものではなく
果皮のビター感そして野性味が加わります。
手つかずの無人島とかにあるまたは熱帯雨林のジャングルになる柑橘類のような
その合間にはシュパッといやズバッとな感じかミネラル感が
このストイックさワイルドというよりは自然の偉大さ
厳しさを伝えるかのようなワイン
どこか日本酒も純米の辛口骨太なきもと系でしょうか
そこに通じるようなものあり
じょじょにワインから発せられる熱量の凄さを感じ
柔らかで熟した洋ナシが一瞬でたかと思いきやまた切りたった山々を感じるような
キリッとそして分厚さもある
目の覚める感覚
これですねアレクサンドル・ジュヴォー
寝かせて熟成していくとここにドライフルーツやスモーキーさ
より様々な要素が粘着し集中してくるワインへと成長していくかと思います。
今回その他のワインですが
○ル・モン2016年
私が初めて出会ったアレクサンドル・ジュヴォーのワイン
この折り紙みたいなエチケットよくぞフランスから日本まできました!な感じで
今回もそのエチケットです
よく見ると端のほうは少し折れていたりとしますが
ご了承を
そして
○ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2016年
○コンバルニエ2016年&ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2018年
詳細はインポーター様ご案内で
ご確認ください。
インポーター様情報
<コンバルニエ2016年>【2018年7月入荷】
やや黄みがかった黄金色。新鮮でパリッとしたりんごやりんごの蜜、和柑橘、白い花や蜂蜜、軽く飴を焦がしたような
芳ばしい香りなど、果実香の中に華やかさや芳醇な深みも加わります。また、僅かにペトロール香や鉱物的な香りも感
じられます。口に含むとまろやかな口当たりで果実の仄かな甘味が舌先からゆっくりと広がっていき、しっかりとしな
がらも角に丸みのある酸で全体のバランスを整え、果実の風味とマッチした様子で花のような風味や旨味がほどよく残
ります。優しく柔らかいアタックで果実味が多く、それに伴う甘さの印象も丁度良いバランスで透明感や凛々しさが感
じられ、2013年を彷彿とさせる果実味を真っ先に感じるヴィンテージです。抜栓後3日程度の経過で、他のキュヴェに
比べ僅かに擦りりんごや火を通したりんごのような風味が現れ、やや酸化した果実の印象を受けますが、それがより深
みにつながり奥行きが感じられます。
<ル・モン2016年>【2019年1月入荷】
僅かに濁りの見られる黄みがかった黄金色。りんごのコンポートや和柑橘、パイナップルやプラムなどの果実香、加え
てりんごの蜜や蜂蜜、白い花が薫ります。ル・モンは他のキュヴェに比べとりわけ熟した果実味が多く、香りからも伺
い知れるほどです。全体的に和柑橘のような張りのある酸が感じられ、仄かな優しい甘みと芳醇な果実のニュアンスに
キリッとした印象を与え、果実味とバランス良く広がっていき、溢れ出るような旨味が感じられます。果実の仄かな甘
い風味と角のとれた芯のある酸が柔らかく舌先にあたり、その心地良い果実の風味を残しながら、全体的には引き締ま
った印象で旨味がたっぷりと感じられる味わいです。
<ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2016年>【2019年8月入荷】
やや濃い黄色。淡いパイナップルや夏みかん、文旦や晩柑などの柑橘の香りが主体で、白葡萄が弾けるような香りや柑
橘の葉、フレッシュハーブなど爽やかな様子が僅かに加わり、ジュラのサヴァニャンを想わせる雰囲気があります。和
柑橘をギュッと搾った濁りから引き出される風味を感じる引き締まった酸で、キリッとした印象を与えながら果実の風
味とマッチして馴染みやすく広がり、旨味感がしっかりと残ります。2日目以降熟した果実味がより強く感じられ、特徴
とするテロワール由来のかっちりとした鉱物的な風味やシャープな様子が伺え、甘さ控えめの蜂蜜レモンをイメージさ
せる風味が鼻腔に抜けていきます。
<コンバルニエ16&ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ18>【2020年1月入荷】
やや濃い黄色。マコンらしい南国果実を想わせる洋梨やりんご、パイナップル、りんごの蜜、黄柑橘などの果実の香り
に、僅かながらペトロール香やマカロンのような桜香が感じられ、スワリングするとより甘やかな香りが引き立ちま
す。コンバルニエ由来の白葡萄のフレッシュ感と旨味感に、ヴィーニュ・ド・クロ由来のかっちりとした鉱物的なミネ
ラル感とメリハリのある酸が絡み合います。完熟感溢れる果実の風味、それに伴う仄かな甘さが感じられ優しい口当た
りで、収穫したての白葡萄が籠いっぱいに入っているように香り高く口中に広がっていき、熟した爽やかな果実味を酸
がきっちりと支え、バランス良くシャープな輪郭や軽やかさを引き出し、アフターにやや日本酒の麹を想わせるような
旨味が残ります。
以下2011年ご紹介文
アレクサンドル・ジュヴォー
コンバルニエ2011年です!!!
※販売に際してのご注意
アレクサンドル・ジュヴォーのワインですが
各ワイン少量入荷となりますので
それぞれのワイン
御一人様1本限りでお願いいたします。
来ました!
というかすでに数年前より
少しずつ来ておりました!
私にとっての鬼門とも言うべき造り手でしょうか
挑むべき造り手
それだけの何かがあるワインなんですね
まだまだ経験の少ない私ではありますが
そんな状況ではありますが
簡単ではないワイン
でも離れられない何か魅力が込められているワイン
アレクサンドル・ジュヴォーです。
そのあとに出た奥様のワイン
ドメーヌ・デ・フォーヴェットのワインのほうが
今思えばわかりやすい・・・かなと
それでもストイックさもバンバン出ていながらですが
このご夫婦のワイン
なんだろうなと
なんでここまでストイックさ自然の厳しさをそんなに伝えようとするのかと
正直
割り当ていただける本数も少なくワインも安くはない
そして簡単ではないワイン
でも飲んでみないとわからないワインであり
やはり飲むとどこか難解さはあるワイン
そんなワイン正直
まったくもって売りづらいし儲けには全然つながらないというか逆に赤字バンバンですね
でも離れられないなんか気になってしまう魅力があるワインなんですね
今回飲んでいる最中にふと思ったのが
アレクサンドル・ジュヴォーのワイン
レ・カイユ・デュ・パラディ
クロード・クルトワのワインと共通する部分それをすごく感じました。
そしてそのワインの成長に要する時間
その時間軸もまったくもって懐が深すぎるほどなのではと
5年や10年という月日を重ねて初めて少しずつわかっていくワインなのではと
そう感じました。
今回ご紹介にあたり
飲んだタイミングは
今までの数年間の中で間隔はあいておりますが
ちょっとご紹介です。
まず以前といってもだいぶ前ですかね
当店入荷が
2016年9月入庫
飲んだのは今2019年4月から半年~1年ほど前だったと記憶ですが
コンバルニエ2011年です。
コンバルニエは先に2012年がリリースとなりすでに販売しておりましたが
今回2011年
2年ほど寝かせて飲んだと思いますが
ほんのりにごり、オリもあり
黄色がけっこう強め
香りはやや除光液のような揮発酸もありならが
青りんごシャッキリ
というかシャッキリ通り越してカリッカリそのへん合わさりリンゴ酢的な
固さ骨太感厳しさ
冷たさと酸、ほろ苦さ
純な表現の中にストイックさ自然の厳しさがあり飲み手にもそれが伝わるようで
考えさせられるワイン
2011年のワインでありながらまだまだ時間のかかる印象さえもつ
飲み手もそのワインを探りにいかなくてはいけないような・・・でもなんとも言えないこの感覚
研ぎ澄まされたナチュラル感のようなものがあるワイン
その後飲んだワイン
O12(オー・ドゥーズ)2012年
こちらのワインは2017年11月に入庫となったワイン
色調はテリがあり黄色の濃さ
グリーンも混じるねっとりエキス感
黄色フルーツがぎっしりにスイカにメロン
おおう!
アレクサンドル・ジュヴォーなのに固くない!とこの時は感じた
ネットリエキス柔らかで
でもこのアルコール感クリーミーでリンゴ、レモンたっぷり
でもほいっと紹興酒っぽいのがほんの少々でたり
日本酒のような強さがあったり
でも基本はギリリと磨きこまれたストイックさもあり
初めの段階ではすでにいける!と予感させつつも
実際はまださらなるまとまり高みを感じさせるワインで
でもこの肉感はかなり期待したい
となり
今回4月24日飲んだワイン
アレクサンドル・ジュヴォーでも特に特に数量も少なく貴重なワイン
赤です。
入庫は2018年1月
1年3カ月程度ですのでアレクサンドル・ジュヴォー的感覚ですと
まだまだ若い段階ですね
ビンテージは2014年ですので
通常のブルゴーニュワインでしたらもう少し熟成感も出てくるようなところですが
いやいやこの赤
アン・ロルム2014年飲んで
なんだか今までの点が繋がって
すべて知ったみたいなことは一切ないですが
こうやってご紹介できる気持ちが生まれたということです。
となると先の二種類の白飲んだ時点では
まだ????だったところもある
またはまだ早いなと思ってご紹介を見送ったということですね
でも今回このアン・ロルム2014年
その感じですが
すごいです。
薄々クリアーな色調
赤、紫スケスケオレンジに茶、ナチュラル色バンバンです。
香り激ミネラル
果皮感、こりこり、森が眼前に一気に広がるような
霊妙感も凄く神聖な神社仏閣に共通するような空気感
味わい
クリスタルキング
ストイックでもホワッとほどける
揮発酸が溶け込む、パリッと
少しの隙もなく緊張感ありながらもでも
中学校の先生めっちゃ厳しいさらに理不尽でもどこかに愛情があるような
全然わかりやすい優しさないのに考えていてくれているような
そんな
そして出てきた
なんか艶めかしいでも触れるとスパッと切れてしまいそうな
それほどに切れ味鋭い日本刀のような
妖刀村雨のような
なんだのこのワイン!となる
気が付くとこのアレクサンドル・ジュヴォーの世界に引き込まれているわけです。
もちろん単純じゃなくわかりやすくもない
でも凄い世界観あるワインです。
ということで
数年のうちに飲んだアレクサンドル・ジュヴォーのワイン
どれも誰にでも相性良いようなワインじゃないです。
でも必ず何か考えさせてくれる何かがあるワイン
もちろん飲み時
それぞれのワイン難しいです。
特に白はできるだけ待てるだけ待ちたいところもあります。
赤のアン・ロルム今回こんな感じを持ちましたが
この先もまだまだあると思いますし
そのへん考えて飲んでいただきたいワインです。
今回飲んだワインが以上ですが
飲んでいないワインもこの機会にご紹介です。
飲んだワインも含めて
今回ご紹介のアレクサンドル・ジュヴォーです。
アレクサンドル・ジュヴォー
○コンバルニエ2011年白
当店入庫 2016年9月
インポーター様情報
<コンバルニエ2011年>
ウチジー地区(Uchizy)にあるブドウ栽培地の中で一番高い山頂部にある粘土質土壌の畑で樹齢約30年。
やや青みがかった中程度の黄色です。グラスに顔を近づけただけで熟したカリンやリンゴなどの凝縮感のある
香りの中に、
仄かに感じられるビターな香りが複雑さを感じさてくれます。香り同様に味わいもしっかりとしており、軽く
火を通した
カリンやリンゴなどの豊かな果実味、仄かな甘み、そして香りに感じられたカラメルのようなビターな風味が
広がります。
芯のある酸があることで熟した果実の風味や複雑さとのバランスを整え、スムーズに流れていきます。余韻に
カラメルの
ような香ばしさがあることで奥深さをより一層感じさせてくれます。
○ロゼ2011年
当店入庫2016年9月
インポーター様情報
<ロゼ2011年>
ウチジー地区の南向きで緩やかに傾斜した日照量の多い粘土石灰質土壌の畑で樹齢約60年。
淡いサーモンピンクのような色合いで、さくらんぼやアセロラなどの甘酸っぱい果実の香りに、僅かながらス
モーキーな香りが
混ざります。また、果実だけでなくバラのような華やかな香りが印象的です。しっかりと主張のある酸が終始
感じられ、それと
同時に旨味感が広がり仄かな甘さや果実味と共に余韻にも長く続きます。とても上品でゆったりと落ち着き感
のある味わいで、
僅かにタンニンも感じられ骨格もしっかりとしています。甘みや果実味、旨味など全ての要素をまとめている
輪郭のような役割を
果たしている芯のある酸が、よりエレガントさを引き出してくれるように感じられます。前回販売の2012年ヴ
ィンテージの時にもロゼの
グランヴァンとでも言えるとても贅沢で深い味わいです。現在も唯一無二の味わいのロゼだと確信しておりま
すが、今後の熟成で
より一層複雑さや妖艶さが増していくことへの期待が高まります。
○O12(オー・ドゥーズ)2012年白
当店入庫 2017年11月
インポーター様情報
蔵があるウチジー村(Uchizy)から南に約7kmのヴィレ村(Vire)に東向きの粘土石灰質土壌の畑で樹齢約80
年。
約3年間倉庫で寝かせ今回のご案内となります。入荷時は今のような膨らみのある熟した果実味ではなく柑橘果
実のようなイメージで、
それに似た酸が際立つ印象で硬さを感じる味わいでした。
濃い麦藁色。リンゴの蜜や蜂蜜、熟したカリンなどのような果実のボリューム感を感じさせる香り。リンゴに
レモンを入れてコンポートに
したような凝縮感のある果実の風味とキリッとした酸が感じられます。香りのふくよかさや果実味に比べ酸は
シャープですが、肉付きの良さを
感じさせる果実味が周りを取り囲むような雰囲気で、後半に旨味が溢れ出してくるように広がります。開いて
くるとシャープな酸と果実の
芳醇さが歩み寄りをみせ徐々に一体となっていき調和がとれていく感じを受けます。この酸があるからこそ長
い熟成に耐えられ、今後の熟成で
一層芳醇な果実の風味が引き立ち、よりバランスが整い複雑さも増していくことでしょう。冷やしすぎると酸
が強調され果実味が隠れがちになり
ますので、比較的高めの温度ですと膨らみのある果実感をお楽しみ頂けます。
○O14(オー・キャトーズ)2014年白
当店入庫 2018年1月
インポーター様情報
<オー・キャトーズ2014年>【2016年4月入荷】
濃い麦藁色。蜂蜜やリンゴの蜜、軽く火を通したリンゴや柑橘果実などに僅かながらナッツのような香りが混
ざり芳醇な香りが漂います。
時間の経過で黄桃やパイナップルなどの完熟フルーツのような香りも感じられ、それと共に味わいにも一層深
みが増していきます。
辛口の仕上がりながら、口中には蜂蜜を想わせる風味が豊かに広がり、また僅かに飴を焦がしたような芳ばし
くビターな風味も混ざり
複雑感を感じさせ、豊かな風味は余韻にも長く続き贅沢な印象です。
ジュヴォーのワインの中ではマコンらしいボリューム感のあるワインと言えますが、そのたっぷりとした蜜の
ような風味や果実感などは
充分に感じさせながら、尚且つジュヴォーらしいシャープな酸が絶妙なバランスをとっています。
○アン・ロルム2014年赤
当店入庫 2018年1月
インポーター様情報無し
○O15(オー・カーンズ)2015年白
当店入庫 2018年11月
インポーター様情報
<オー・カーンズ2015年/アレクサンドル・ジュヴォー>【2018年7月入荷】
やや濁りのある中程度の黄色。熟したりんごを想わせる香りにマンゴーや桃、パイナップルなどの香りが淡く
混ざります。
果実由来の優しい甘さのアタックで、蜜や香りに似た芳醇さを想わせるマコンらしい円く熟した風味とドライ
ハーブのような風味が混ざり合いながら広がります。
芯がしっかりとしながら輪郭が穏やかに感じられる酸は、風味の甘みや膨らみのあるボディの厚みを調度良く
感じさせてくれます。甘い風味が膨らみ、酸でほどよい
締りを感じさせ、豊かな果実味が長く続くように順を追って広がり、アフターには仄かにビターな風味が抜け
ていき落ち着いた印象を与えるアクセントになっています。
個々の要素はしっかりとしておりますが、それぞれがバランス良く感じられることで、重たさを感じさせず最
終的には旨味や心地良い風味だけ残してくれる仕上がりです。
○ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2015年白
当店入庫 2019年4月
インポーター様情報
<ラ・ヴィーニュ・デュ・クロ2015年>
淡い麦藁色。これまでのヴィンテージは石をかじったかのような、火打ち石や鉱物的なニュアンスを強く感じ
るスタイルでしたが、この2015年は
抜栓直後から果実味が豊かに広がる印象を受けます。勿論、テロワール由来の火打石のようなニュアンスは持
ち合わせておりますが、それ以上に
りんごや淡いパイナップル、柑橘などの果実の風味やそれに伴う甘みがあり、しっかりとした味わいが心地よ
く膨らみます。豊かな果実味に加え、
文旦、グレープフルーツなど黄色い果皮の柑橘を想わせる酸がバランス良く感じられ、海のような旨味がその
酸と共にジュワ〜っと溢れるように引き出されます。
開いてくると果実味は益々豊かになり、深みや旨味も増していきます。酸はどんどんワイン中に溶け込み柔ら
かくなり、膨らむ果実を支えてくれます。
岩と岩の隙間から太陽に向かって一本の植物が力強く伸びるような想像を掻き立てるようなワインです。
以下プレティ2012年ご紹介文
アレクサンドル・ジュヴォー
VdTプレティ2012年です。
ブルゴーニュはマコンの生産者
最近はブルゴーニュでも比較的手ごろな価格で
南に位置するマコンゆえの親しみやすさ
南国風の果実味などもあって
人気のワインでもありますが
そのへんのワインとは一線を画すワインでもあるアレクサンドル・ジュヴォー
マコンのワインでありながら
どんだけ固いのよ!といいたくなるようなワインでもあります。
でもそれはそのマコンの可能性を信じそれに見合う栽培、収穫のタイミング
醸造、熟成があってこそのワイン
人とは違う道を歩みたどり着いたワインかと思います。
だって通常マコンのワイン
現行でしたら2014年がリリースされる頃
それが2012年です!!!
当店で寝かしていたワインではなく
インポーター様で3年もの間寝かせ幾度となくテイスティングを重ね
やっとその真価発揮することとなりリリースとなったワイン
当店入荷は2月で数か月落ち着かせたワインですので
抜群の状態となっているのではと思います。
もちろんその先もまだまだ伸びていくと思います。
今回のワイン未テイスティングとなりますが
インポーター様試飲会でかなり前に数種類飲みました。
その当時はなんという密度感唸るようながっしりとしたミネラルに守られるワイン
正直数種類飲んでその違いを明確にとらえることは困難とも感じる状態
ただこのクリスタルででもまったく継ぎ目のない流線型の塊
旨味の塊そんなポテンシャルの塊のようなワイン
これがどう成長していくのか楽しみなワインでありました。
それが今回2012年のリリース
011(オーオンズ)に関してはなんと2011年が今リリース!
ヴォルテックス様でなければこんなことできないわけですが
それを大事に伝えなくてはと
そこまで育てたワインであります。
大切にじっくりとご賞味いただきたいワインです。
今回入荷のワインは
●VdTル・モン2012年
<ル・モン2012年>
ファルジュ・レ・マコン地区(Farges-les-Macon)にある緩やかな南向き斜面の粘土石灰質土壌の畑で樹齢
約70年。
やや濃い目の黄色で完熟したりんごやカリンなどの果実が薫ります。白い花や蜜、僅かに乳酸的な香りが混ざ
りあいます。
ほどよい甘みにシャープで伸びのある酸と旨味があり、滑らかにすっと喉を流れ体全体で美味しさを感じるよ
うに馴染みます。
酸はワインの輪郭をくっきりとさせながら芳醇な果実の風味が口中に広がり余韻に長く続きます。
今回ご案内の4種の中で一番果実味の多いスタイルです。
●VdTプレティ2012年
<プレティー2012年>
アレクサンドルは13年を推していましたが、日本にあるものとは状態が少し違うのかも知れません。抜栓当初
は彼の
言うとおりかなと思いましたが、その後は閉じてしまいがちな印象があります。反対に12年は最初は内向的な
のですが、
本領は2日目に差し掛かった頃から発揮されます。
プレティーとル・モン、両者のテロワールには対照的なものがあります。前者は砂そして後者は粘土が主体の
土壌となっており、
ブドウの生育はいつもプレティーの方が早く、数ある畑の中で最初に収穫する畑もプレティーです。従って、
プレティーの方が
ル・モンよりも先に開くはずなのですが、どうやらそんなに単純ではないようです。ル・モンはいつも真っ直
ぐで最初から優等生
ぶりを発揮しますが、プレティーは気難しい天の邪鬼。しかし、最終的にはル・モンと何ら遜色のない素晴ら
しい味わいに必ず
なってくれます。かつてソーヌ川の東側(砂質)にも沢山のブドウ畑があったそうですが、現在では2つを残す
のみ。その一つで
あるプレティーを彼が大切にするプレティー地区(Prety)の南向きの砂の多い土壌の畑で樹齢約80年。
やや濃い目の黄色で柑橘系や乳酸的な香りにビターな香りが感じられます。抜栓当日は大人しい印象ですが、
空気に触れ
開いてくると蜂蜜などの凝縮した香りや甘み、味わいに深みや複雑さが出てきます。特に抜栓2日から3日目の
味わいは満足のいく
状態へ変化が感じられます。控えめな甘みながらしっかりと果実や蜜の風味が広がり、喉を通る頃にキレの良
い酸がスッキリと締りを
良くしてくれます。アレクサンドルが言っていたように空気に触れさせてあげることで、今はよりこのワイン
の良さを引き出して
くれると思います。
●VdTコンバルニエ2012年
<コンバルニエ2012年>
ウチジー地区(Uchizy)にあるブドウ栽培地の中で一番高い山頂部にある粘土質土壌の畑で樹齢約30年。
やや深い黄色で、熟したマルメロやりんごの果実味に煎りゴマのような香ばしい香り、僅かにビターカラメル
を想わせる風味と
乳酸的ニュアンスを感じます。ほどよい甘みで酸は円みを帯び、味わいにも香り同様少し乳酸の風味がありま
す。
わりと厚みを感じる味わいですが酸がしっかりあることで、アフターは心地よくまとまりじんわりと旨味感が
残ります。
●VdT011(オー・オンズ)2011年
<オー・オンズ2011年>
蔵があるウチジー村(Uchizy)から南に約7kmのヴィレ村(Vire)に東向きの粘土石灰質土壌の畑で樹齢約80
年。
入荷時は酸が先行し非常に硬い印象がありました。長い間寝かせた事で酸が円みを帯び、果実味と味わいのバ
ランスが
整い柔らかさが感じられるようになりました。深みのある黄色で、以前の酸主体の香りとは比較にならないほ
ど熟した
果実や蜜のような甘みのある香りが出て、熟成感もあり複雑な印象です。口に含むと海藻などのミネラル感や
蜂蜜、
カカオのようなビターな風味などを感じ香り以上に複雑な味わいです。骨格となる酸はしっかりしながらも柔
らかく、
ボディの厚さを上手く取り込みバランス良く感じさせてくれます。
以下インポーター様情報
アレクサンドル・ジュヴォーのワインは、実に難しいです。特にここ3年のスタイルは、こちらから積極的に探
しに
行かなければその本質を感じとることのできないワインで暫くリリースを見合わせておりま
した。
しかし、その甲斐あっていくつかのワインはようやく高いポテンシャルの片鱗を表しつつあります。
1月末にアレクサンドル・ジュヴォーを訪問した際、「今はル・モン2012年、プレティー2013年、O12が美味
しく
なっているし、プレティー2012年は少し空気に触れさせると美味しさが出るよ」と語っていました。
彼の言葉を参考にしながら、2011年から2013年までの3ヴィンテージをこれまで幾度も試飲してきて感じた味
わいの
変化を考慮した上で、今回のアイテムをリリースすることに致しました。既にその美味しさは充分に伝わるこ
とと
思いますが、欲を言えば更に2~3年寝かせることで、一層の真価が発揮されることは間違いないでしょう。
アレクサンドルのワインは冷やし過ぎると酸が強調されフラットな印象に感じられますので、比較的高めの温
度の方が
香りや味わいに膨らみが出てより良さが感じられます。
*2011年ヴィンテージは2013年1月の入荷より3年間、2012年ヴィンテージは2014年9月の入荷より1年4ヶ月倉庫で
寝かせ今回のご案内となります。
以下2009年ご紹介文
マコンの地で
自然な造りを信条に
ここにしかないワインを求め
造り出すワインがあります。
それがアレクサンドル・ジュヴォーのワインです。
インポーター様の情報
そしてワイン誌の評価など見てもかなりクセのある
でも豊かなブドウの味わいをそのまま詰めたワイン
そんな印象のワインでありますが
私にとっては
まずこのル・モンのエチケットに心ひかれました。
08ビンテージのものが写っているものでしょうか
このおりこまれたエチケット
なんでしょうか?
フランスから日本へそして消費者の元へと行く間に
クシャクシャにならないのだろうか?
なんて考えたからかなんか心に残っておりました。
でもこんなエチケットだから大事にワインを扱うのかもしれません。
今回は2009年のル・モンということで
ちょっと期待しております。
2001年ワイン造りをスタートということで
まだまだ荒削りな部分もあるワインなのかもしれませんが、それだけに成長する部分も大きい生産者ではと
思います。
そんなアレクサンドル・ジュヴォーの造る09ワイン
例年のように癖のあるワインなのか
試してみたいと思います。
以下インポーター様情報
ワイン名 2009 VdT Le Mont ル・モン 白 辛口
品種 シャルドネ100% 樹齢65年
畑 「ファルジュ・レ・マコン」地区にある南向きの緩やかな斜面の、モン・ミュザールの区画のすぐ近くに立地。日照量が多いくぶどうの熟度が高くなる。0.21ha。
粘土石灰質土壌。ソーヌ川右岸に位置する。
ル・モン
栽培 ビオロジック
収穫量 60hl/ha。
醸造・熟成 収穫したぶどうを潰れないように運搬し、圧搾。デブルバージュなし。
12hlの容量の楕円形の木製樽で発酵・熟成。天然酵母による自然な発酵。
発酵と熟成をあわせて12ヶ月間、6~20℃のカーヴで寝かせる。熟成期間はワインを一切動かさず、細かな澱と一緒にした「シュールリー」の状態で複雑さを引き出す。
その後澱引きし、ステンレスタンクにブレンディングした後、更に1ヶ月寝かせて、澱下げ作用と共に、風味が調和するのを待つ。
ビン詰め前には、澱下げやろ過をせずにビン詰め。
このとき一度だけ亜硫酸をごく少量添加。
特徴 区画はモン・ミュザールだが、「モン・ミュザールのヴィエィユ・ヴィ-ニュ」とするより簡単なので「ル・モン」と名づけた。
08年よりも早くからバランスが取れており、たっぷりしたボディと果実味は、完成度が高い。
ビオディナミを取り入れた3haの畑から
ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。
自然を相手に育てたぶどうを原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。
4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。
大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いでとっても仲良し。その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。
このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。栽培面積は3Ha。
収穫は全て手摘みで行い、ぶどうが潰れないように小さなプラスティックケースに丁寧に入れて運びます。
醸造で注意する事は、できるだけ人為的な介入をしない自然な発酵と熟成。当然ながら天然酵母で醸造し、亜硫酸を最後の段階まで使わない方法によって、ぶどうが持つ豊かな味わいを最大限残すようにします。
ビン詰めのタイミングは?と聞くと、ジュヴォーは笑いながら「フィーリング」と一言。ワインが出来上がるのをあせらず待って、種まきカレンダーに則り、花か果物の日を選ぶ。そして当日が晴天なら行うが、もし雨が降ると澱が舞いやすいので次の機会まで延期するほどとても丁寧な作り手です。
「飲んですぐ、これは誰々が造ったワインだ!と、分かるワインが良いね。」と彼は言います。
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