ドメーヌ・レオン・バラル フォジェール2019年 750ML
フォジェール2019年 750MLです!
長らくラシーヌ様より御紹介いただいておりました
ラングドックのグランヴァン
レオン・バラルです。
私にとってもこのレオン・バラルのワインでは
南仏の偉大なワインの魅力
それを勉強させていただいたそんな気がいたします。
ふっくらとして早い段階でも親しみやすい南仏らしさもあり
その先の余裕と厚みありながらも柔らかいふかふかしか感覚ある
フォジェール
レオン・バラルのフォジェールを飲んで
フォジェールってこんな可能性ある地域なんだと思った記憶ございます。
そして
フォジェール・ヴァリニエール
レオン・バラルのワインではトップキュヴェに位置するもので
ムールヴェードルのポテンシャル
レオン・バラルのものになれば
予想をはるかにこえる熟成を経て初めてその良さが出てくる
直近で感じたものでもやはり最低10年という月日が必要となる
そう感じたワイン
そして
ブラン・レロー
赤のグランヴァン的な存在からまた違ったアプローチある白
白でもその果皮からの濃密なエキス感そして酸化的なニュアンスを携えつつも
いわゆる酸化系のワインは月日を前倒しで感じさせることで
枯れ感深みを引き出す感じありますが
それなのにあまりある生命力
それらが複雑に絡み合うことで
若い段階のエキゾチックな魅力から程よく熟成してきたころの
あのとろける果実感素晴らしいワインとなる白です。
そして
個人的には特に思い入れの深いワインであり
今までに何度おすすめしてお客様と繋がった経験を有することとなったワイン
フォジェール・ジャディスです。
フォジェールのふくよかさに南仏という地から生まれるエレガントさ
果実味の中に有する色香など
やはり別格なワイン
ジャディス
そんな思い出深いワインも
現在はラシーヌさまでのお取扱いを終え
野村ユニソン様へと移行したもよう
ここ最近のレオン・バラルのワインの不安定さ等もあったようで
なかなか手にすることも少なかったワイン
今回やはり野村ユニソン様へ移行したワイン
タイミングをずらしての確認などもと思い
販売するほどではないのですが
フォジェール・ジャディス2019年
いただきました。
赤紫の透け感のないかみごたえある液体
そのボリューム感と重厚さ
そしてその中にある野趣感そして鉄分
じょじょに強さとともにまとまりつつある風合いでてきますが
まだジャディスがもつエレガント性南仏のエレガント性などは
もう少し先なんでしょうね
その奥の一つ一つを確かめるように
思い出を探りながら飲んでいるうちにけっこうな量飲み進めていってしまうのですが
まだ納得する段階まで広がることはなく
やはりあと3~4年は必要かなと感じるしだい
以前の時代よりもより年数を経てまとまりゆくのか
そのへんは今後定点観測的な感覚で見ていきたいと思います。
フォジェール2019年も入っておりますが
こちらはまたの機会に
ということで
野村ユニソン様のインポーター様情報です。
● Faugeres 2019 / フォジェール 2019
産地:フランス ラングドック地方
品種:カリニャン、グルナッシュ、サンソー
主に南向き斜面のシスト土壌。樹齢40~80年。ステンレスタンクやコンクリートタンクで30日間マセラシオン。その後セメントタンクで2年間の熟成の後、亜硫酸無添加で瓶詰。
30日間徹底的にピジャージュを行うが、抽出はなめらか。敢えて凝縮感の少ないサンソーを使うことで、比較的早くから飲める分かりやすい味わいを表現している。
濃厚なガーネット色の外観。プルーン、ダークチェリーやブルーベリーの様な凝縮しつつ、酸のある果実の香りに溢れます。徐々にバラの様なフローラルで濃密な香りも膨らみはじめます。
味わいは凝縮感がありつつも、ブルーベリーやカシスの酸のあるフレッシュな黒い果実感を感じられます。
ギュッと目の詰まった濃厚な果実の口当たりですが、非常にシルキーな質感で、スルスルと飲み進めることが出来ます。
余韻も長く、杏やプルーンの様な甘酸っぱい果実をずっと噛んでいるかのような余韻が非常に長く続きます。
抜栓2日目は不安定になりやすい為、抜栓当日中に飲む事をお勧めします。
● Faugeres Jadis 2019 / フォジェール ジャディス 2019
産地:フランス ラングドック地方
品種:カリニャン50%、シラー40%、グルナッシュ10%
主に南向き斜面のシスト土壌。平均樹齢60年。ステンレスタンクやコンクリートタンクで30日間マセラシオン。
その後樽で2年間の熟成。シラーは特に日照条件の良い南 斜面で、しっかりと熟れたブドウのみを収穫。30日 間ピジャージュを行い、非常にシルキーなテクスチュアが特徴のワイン。
エッジに輝きがある濃厚なダークチェリーレッド色の外観。ダリアやカシスの様な凝縮した果実の香りにバラの様なフローラルで濃密な香りが湧き立ちます。
それらの濃厚な果実香の中に、フレッシュハーブの様なメントール系の清涼感のある香りが膨らみます。
味わいは凝縮しつつも、あくまでブルーベリーやカシス、プルーンのフレッシュな果実が感じられます。
中近東系スパイスや甘草など、甘味を感じるスパイス感が目の詰まった果実の密度を支えている、テクスチュアのある質感を感じられます。
凝縮して重心低めのワインではありますが、高いレベルでポテンシャルとバランスが取れており、飲み疲れることなく、余韻迄ゆっくりと楽しめます。
熟成により酒質も非常に安定しており、安心して飲み進めることが出来ます。
【ドメーヌ説明】
ナチュラルワインの本質に触れることが出来る、数少ない特別な生産者のひとりとして数えられるドメーヌ レオン バラルは1993年創業。
以前はコーペラティヴに葡萄を売って生計を立てており、1993年がファーストヴィンテージでしたが、完全に独立したのは1995年。
現当主のディディエ バラルと兄のジャン リューク バラルが畑を相続し、実家に隣接する醸造施設を購入し、醸造を開始。
徐々に評価を上げ、ラングドックを代表する造り手としての名声を得ましたが、実験精神が旺盛で、著名となった今でも高い理想 に向かって努力をおしみません。
2002年までは亜硫酸を使用していましたが、2003年以降は亜硫酸を使用していません。石切り場から持ってきたと言う巨大な岩を用いた清潔な新しいカーヴを建築中で、現在も新たな挑戦も行っています。
【栽培】
家畜を放つことで畑に生まれる生態系を造り出すことが、結果的にワイン造りにおいても重要 ななのだとディディエは考えており、牛、豚 (しかもチンタセネーゼ)、馬、鶏などの家畜を 100 頭以上飼育し、冬季は畑で放牧させています。
特に重要な点は牛糞の作用で、大きな糞の塊はミミズやその他の虫たちの 餌となり、小さな虫たち (特にミミズ) は畑に小さな穴を掘ることにより雨水が地中深くまで達することができます。
また、これらミミズたちが開けた穴に空気が通り、微生物が活性化し、畑の活力が増すと言います。
牛糞を使った堆肥はさらに重要で、1990年から堆肥を造っていましたが、2000年から葡萄の枝や様々な樹木の枝を粉にして堆肥と混ぜ、畑に撒いています。
この結果、素晴らしい変化があり、畑の活力が全く違うものになったと話します。
葡萄の仕立ては100%ゴブレ。
独立間もない1995年は非常に乾燥した年で、全く雨が降らなかったため、それまで殆どがグイヨ仕立てでしたが、それらの畝はダメージが大きかったとの事。ゴブレ仕立ての畝は深く根を張る為、乾燥を物ともせずに活き活きとし、葡萄に活力を与えていた為、全てゴブレに切り替えました。
【ワイン】
味わいはミネラリーで、高い酸に支えられ ていますが、エレガントな味わいで凝縮した果実味と奥行きは重々しい通常のラングドックワインとは一線を画しており、純度の高い果実味と凛とした酸にさせられたエレガントなそのワインはすべての要素が高いレベルでまとまっています。
バラルのワインを物語る有名なエピソードがあります。
パリのワイン商ピーター ツーストラップ氏がジャーナリストを集めて行った、とあるブラインド テイスティングでマルゴーやコス、カロンセギュールなどが入り混じる中でトップになったのは当時誰も知らなかったとあるラングドックのワイン。
何かの間違いだともう一度やり直したそうですが、またしてもトップになったのはそのラングドックワイン。それがレオン バラルのフォジェール ジャディス 1994だったのです。
以下前回ご紹介文
ドメーヌ・レオン・バラル
フォジェール・ジャディス2017年です!!!
ラングドックのグランヴァン!
まさにその言葉がふさわしい偉大なワイン
レオン・バラルです。
2016年の次2017年今回入荷となります。
レオン・バラル
ラシーヌさんお取扱いのワインでも古参というか
私の記憶では2008年2月ころからのラシーヌさんとのお付き合いですが
すでに13年のお付き合いけっこう長いお付き合いとなりましたが
その当時からあるワインだったと思います。
そして毎回その偉大さに驚くワインであります。
醸造方法などもその当時からは少しずつ変化もあるようですが
醸造過程においては現在ではSO2は無添加で仕上げるワイン
瓶詰め時のものはその年その年の状態みてかと思いますが
その造りでもワインの完成度の高さなどは
素晴らしいレベルにあります。
今回ご紹介のワインは
三種類
○フォジェール2017年
○フォジェール・ジャディス2017年
○ブラン・レロー2017年です。
フォジェール2017年に関してですが
なんだかわかりませんが極々少量割り当てとなりました。
今注目となっているのか・・・
レオン・バラルのワインでは一番手ごろなワインですが
高い品質を誇るワイン
個人的には断然ジャディス押しですが
ということで
まずは飲んだワイン
○フォジェール・ジャディス2017年
カリニャン、グルナッシュ、シラーで造られる赤
まさに偉大さを知るにふさわしいワインだと思います。
フォジェールも素晴らしいですが
より果実味主体早くから楽しめるフォジェールですが
ラングドックらしい親しみやすさがより前にくるワインに比べ
ジャディスは一つ上のレベルにあるワイン
その様子ですが
赤紫濃い~透け感無しのもの
色調からも重量感感じるもの
いきなりのロースト香それも黒系のたくましく肉感あるもの
いかにも樽系から来ました乖離するようなものではなく
それを凌駕する黒系果実の肉厚さがあるので
一体感ある焦げ感も上質なもので溶け込む
黒系果実のソフトでしなやかな香り
密度感あり土系あり
フォジェールのほうがどちらかというと親しみやすくとも若さとワイルドさも
あると思いますが
ジャディスはこれだけ肉感黒系あってもエレガントと思える部分がいつも存在する
一般的にエレガントというとブルゴーニュ系とか
やや薄めのワインに感じやすいと思いますが
レオン・バラルのジャディスには
パワフルでエレガント
細かやな造りもしっかりとあり継ぎ目なく流れる中にエレガントさも感じるワイン
当たりがどこも丸くたっぷりとしていながら
過ぎるところがないので飲めてしまう
古樹からの密度感ある熟度ある葡萄の蜜を楽しんでいる感があるレオン・バラルのジャディス
じょじょに落ち着き濃度感はありながらもやはりしっとりと
ソフトで土系も混ざり上品さのある黒系ワインジャディス!
やはり素晴らしいワインです
次は
○VdFブラン・レロー2017年
テレ・ブラン/テレ・グリV・V90%にヴィオニエ5%ルーサンヌ5%
このワイン
オレンジワイン?
マセラシオンワイン?
といつもなんとなく忘れていたり
情報確認していない・・・
こんな当店ですので思うのですが
そう!
ブラン・レロー
情報無く飲むとマセラシオン系でしょうといいそうですが
実は違うのですね
でもこの果皮や種からのニュアンスコミコミのワイン
なぜ?となりますがそれは
プレスする際に三日間もかけて行うからだそうです。
なんとなく動画とかでも見たことある葡萄のプレス
昔ながらの圧搾方式や最新の非常にソフトに絞る機械などもありますが
でもイメージでは数時間で搾れる印象ですが
それが三日間もかけて・・・・
どんだけ優しくゆっくりと時間をかけてやるんだと
その三日間という時間の中で結局果皮や種からのニュアンスがにじみでるのかなと
納得です。
でもまた来年になるとたぶん忘れているかもしれません。
ということで
VdFブラン・レロー2017年です!!!
まずですが
やはり凄いレオン・バラル!
グラスに注ぐと
色・・・濃い~黄金色にやや濁りあり
やや酸化系もありそうなダークさに驚き
絶対オレンジワインしかも茶系オレンジワイン!と言ってしまいそうです。
香りは
きました原生林とか南国の手つかずの島の果物
ヤシ、マルメロ、オトギリ
パインも熟で濃い~そして南国感も
いわゆる南国風というと明るく抜けるような印象あるパインや洋ナシ感ありですが
そうじゃない
ワイルド!
そこにオールドな蜜系ありほんのり揮発酸もあるのですが
全体のボリューム感が凄いのでそのほんの一つの要素になっているだけ
飲んでもこのまろやかでゆったりと流れる液体
ボリューム感重厚でいて
なんというかマーマレード感ネクター感もあるような癒し系であり
味付きがしっかりある
それでいて酸もしっかりと最後に浮かび上がり締めてくれる
やはりすんごいワインですね
フォジェール2017年は
カリニャン・サンソー、グルナッシュ
サンソー入る分親しみやすいワインとなりますが
でもかといって軽いようなワインじゃないので
その凝縮感あるレオン・バラルらしい旨味の濃さは感じるかと思います。
ジャディスの大人っぽさよりもより果実味のピュアな旨味の濃さ
感じるワインですかね
以上レオン・バラルです!!!
以下2016年ご紹介文
ドメーヌ・レオン・バラル
フォジェール・ジャディス2016年です!!!
2021年一発目のご紹介ワイン
やはり長年お付き合いあるワイン
私の中でも特別なワイン
ご紹介したく
レオン・バラルです!
今回はフォジェール・ジャディス2016年
ラングドックのグランヴァンともいうべき
レオン・バラル
年明け飲みましたが
このカリニャン・グルナッシュ・シラーで造る銘酒
ジャディス
レオン・バラルの中でも一番好きなワインでもあります。
フォジェールのやんわり親しみやすいそれでも奥から支えやスケール感もあるワイン
さらにその先
これだけの熱量あるワインでも
品位あり美しさも感じるジャディス
2016年
まだまだ早い段階ですが
グラスに注いだ液体は紫に黒黒!で濃度感もあり透けない重厚な液体
香りはじめは情報量少な目
でも塊感ありじょじょにゆっくりと立ち上がり
プラム、黒系も完熟の甘味そして骨太なコクが
びっしりと敷き詰めてあるような感覚
飲んでは若いだろうなと思いながらも
密度感隙間なく果実で埋め尽くされ
やはりそこでも感じる美しさ
甘味もあるようでもそれを安っぽく感じさせない重厚感
黒さもへんに樽系が出てくるのではなく
基本は果実主体
果実主体でもこれだけピュアで高級感あるワイン
さすがレオン・バラルです。
これは本来はあと2~3年最低待ちたいところですが
現状では圧倒的なエネルギーそして旨味とコクの塊感じる段階
それでも飲めてしまうバランスもある2016年です!!!
以下2012年ご紹介文
ドメーヌ・レオン・バラル
フォジェール・ジャディス2012年です!!!
ラングドックのグランヴァン
まさにこの言葉がピッタリとはまるそんな気がいたします。
レオン・バラルのすごかワインです。
以前のイメージでは
ビンテージの違いももちろんありますが
スタンダードなフォジェールは
ラングドックらしさというか果実味のボリューム感その親しみやすい
ふっくらわかりやすいそして大きな存在でもあったのですが
今回2013年飲んで
スタンダードキュヴェのフォジェールでさえ
その中に深遠さ
ワインとしてのバランスと奥深さが加わっているとも感じました。
2013年なので圧倒的な果実味厚みがあるわけではなく
それゆえに
本来持つその深みやラングドックのワインでありながら
大味なワインではなく程よい大きさもありながらその中に精緻に造られたレオン・バラルの
凄さが感じられるそんなビンテージとなっているように思えました。
それらは今までジャディスではより感じられたと思うもの
それがいよいよフォジェールでも感じられる
そんな認識を持った今回のテイスティング
すでに完成の域に達しているそう思っていたものが
さらに細かな部分で本物にそしてさらにその先に行こうとしているのではと
思います。
こういった部分に関しては小手先のことではなく
長らく経験してきた実体験に基づくものや
蔵出しするまでの熟成期間における保管場所のより良い環境など
そういったすべての要素が
真のグランヴァンへと向かわせる
そんな気がいたします。
そんなレオン・バラルより
今回三種類ご紹介
●フォジェール2013年
すでにご紹介ですが
赤紫、濃厚な液体よりももう少し軽いタッチを感じる2013年
そのぶん香りは熱い果実感よりもより冷涼で香水のように素直に上がってくる
甘い樽、バニラ系も心地よく
濃度も中程度のバランスの良さ
凝縮感ある果実香だけでなく少しメントールなど杉っぽい印象も
上品さが今回特に感じられ野性味は少し大人しい感じ
赤い実が健全に生きている印象
飲めば盤石のフォジェール!
甘さ、コク、酸度
ワインの始まりから旨味感じて調和や抜けていく感覚
そういった流れが一貫してつながっていて非の打ちどころがないですね
鉄分を感じさせるところも嫌味なところはなく
複雑性に一役買うそしてそれらが生きた果実味と調和していく
二日目以降ロースト香ほんのり焦げ
いつもより落ち着きと冷静さ感じる素晴らしきフォジェールです!
2013年フォジェール
葡萄品種
カリニャン35%
サンソー35%
グルナッシュ30%
●フォジェール・ジャディス2012年
こちらは今回未テイスティングですが
レオン・バラルの中で一番好きなワインといえば
このジャディスかなと思います。
2012年の葡萄品種比率は
カリニャン50%
シラー40%
グルナッシュ10%
となっております。
高樹齢のカリニャン主体で今まではこのジャディスが持つエレガント性に
いつも心奪われてきたのですが
骨太で濃密なニュアンスありながらも繊細ともいえるような表現が存在するジャディス
熟成を深めていけばさらなる調和とセンスの良さそれが感じられる
真のラングドックのグランヴァンなんですね
あるインポーター様ご来店されて
もちろんレオン・バラルお取扱いのところではないのですが
たまたま当店のレオン・バラルを見つけて
個人的に買いたい・・・そう思わせるワインなんですね
そのインポーター様も南仏のワイン良いもの持っているインポーター様なんです
価格は年々少しずつ上昇しておりますが
まだまだ中身が勝っているワインの一つではと思います。
○VdFブラン・レロー2014年
来ました!
レオン・バラルの中でも生産量も少なく
即インポーター様リストから消えるワインですね
というか今回も予約の段階で
完売のようです。
フォジェールの赤がもちろんレオン・バラルの中心であることは間違いないのですが
唯一ある白
それがこのブラン・レローであり
これがまたすごいワインなんです。
フォジェール、ジャディス、ヴァリニエールと
すべてが完成の域に入っていて
その精密さ美しさなどさらに突き詰めていっていると思う
赤ですが
白のブラン・レローは
どこを目指しているのでしょうか?
南仏ラングドックを代表する白ワインの一つとしても
十分勝負できるワインでもあると思いますが
より自由に
ナチュラルワインの可能性を追求しているワインの一つではと思います。
とにかくワインに込められたエネルギーは元気一杯
飲み手もしっかりと対峙しなければ吹き飛ばされるそんな勢いする感じるワイン
濃密な色
2014年はより健全な黄色が強くでているようですが
液体の輝きも凄いです。
ややオレンジ入りながらもより濃密濃厚な黄色ワインのよう
香りはシロップ漬けのトロピカルフルーツがぎっしりで
フラワリーな華やかさもありながらも根っこのような
大地の深いものがまた複雑に分厚さにもつながり
これだけボリューミーでも
ミネラル感も伝えてくれるから不思議ですね
味わいもそのまま
塊のようなでもまろやかで分厚いエキスを存分に感じられ
リンゴ、かりん、桃、ポワンとそして杏系
旨味たっぷりでもドライに進んでいく
エキスの濃さゆえの甘みもありながらちゃんと収束していく
濃いだけでその後暴れて手放してしまうようなワインでは全然なく
このレベルでしっかりとコントロールされているそのすごさ
そこがレオン・バラルのワインなんですね
こちらもラングドックの白としては全然高いのですが
中身を知れば全然安いとも思えるワイン
ぜひ!!!!!
葡萄品種
テレ・ブラン&テレ・グリV・V80%
ヴィオニエ10%
ルーサンヌ10%
以下2010年ご紹介文
ドメーヌ・レオン・バラル
フォジェール・ジャディス2010年です!!!
ラングドック最上のワインを造り上げる生産者の一人
そして過去の評価や栄光も素晴らしいですが
何よりも日々進歩、進化を続けているレオン・バラル
だからこそ止まらない人気であり続けることができる
そんな生産者ではと思います。
その一端感じることできる話として
昔は馬を使っての耕作だったものが最近は牛へと
少しずつ増えて30頭以上となっているようで
その牛での耕作にしても
通常その30頭もの牛は放し飼いとのことですが
雨が降ればすぐに畑以外の囲いへと移動させるようで
その理由としては
400kgもある牛一本の足にかかる重量100kg
十分に畑の土を踏み固めるだけの重量があるためとのことだそうで
まさに考え抜かれそして思慮深いことが感じられます。
だからこそ立ち止まることなく
毎年積み重ねられる経験をもとに常に良いものへと進んでいるのではと思います。
ショップとしての立場の私も
毎年毎年進歩していかなければいけないそういった気持ち
湧き上がる生産者でありワインかと思います。
そして造り上げられるワインのほうですが
相変わらず赤のフォジェールそしてジャディス
ラシーヌさんではかなり昔からのお取扱いあるワインでありますので
それなりの量も入っているとは思いますが
それでも早めに完売してしまうワインであります。
そのレオン・バラルの
フォジェール・ジャディス2010年であります。
1997年の○○に勝った!といううたい文句で有名なジャディスですね
でもかなり昔のことですし
まさに進化著しいレオン・バラルのワイン
その当時のワインからは間違いなく美しさピュアさそして液体のしなやかさ
勝るワインとなっているとも思います。
今回フォジェール2011年も同時に当店販売でありますが
というのも
2010年はラングドックここ10年で最高の凝縮感あるワインとなった
そんな特別なビンテージのようであります。
実は今回のフォジェール・ジャディス2010年ですが
2013年12月に入荷後テイスティングしておりますが
まぁ圧倒的なスケール感あるワインですが
それ以上に凝縮感すごく
ちょっと個人的に腰が引けてしまうほど
それゆえに熟成して飲みごろになったときの感動は例年のワイン以上の
ものであることは間違いないと思います。
そのテイスティングから一年で
ワインとしての落ち着きは出てきているかと思いますが
正直まだまだ伸びていくと思われるワイン
そんな特別なビンテージなった2010年のラングドック
さらには
レオン・バラルのそんなビックビンテージのフォジェール・ジャディス2010年であります。
このジャディスは
私にとっても思い出のワインでもあります。
このフォジェール・ジャディスは
2006年からのお取扱いしております。
その06年は未テイスティングでしたが
ある有名なかたがご来店ということでその場で開けたのですが
そのワインがあまりに美味しくご対応云々よりもワインへの興味が高く
失礼なことしたような
そんな魅力さえあるワインでありました。
ジャディスとフォジェールの違いですが
フォジェールのほうはカリニャン50%にグルナッシュ40%サンソー10%
ジャディスはカリニャン50%は変わらずシラー40%グルナッシュ10%となります。
フォジェールは
その40%がグルナッシュとうことでやや乱暴なイメージかもしれませんが
野趣あふれる親しみやすさとボリューム感あるワイン
レオン・バラルのワインのレベルでですね
そしてジャディスは
40%がシラーの影響で
より質感に上質さがくわわり飲みごろになったワインにはしっとりと湿度あり
キメの細やかさ旨味が美しく伸びのあるワイン
これもレオン・バラルのワインレベルで爆発しますので
どちらも素晴らしいワインには違いありませんが好みはわかれるのかもしれません
そしてこのビックビンテージの2010年フォジェール・ジャディスですが
正直先にフォジェール2010年を飲みました
2013年12月ですが
それがその時点でラングドック2010年そんなすんごいビンテージとなっているとは知らずに
飲んだので
ありゃ~!?なんでこんな凝縮感ありありなんだ?と
ちょっと面喰ってしまい
そのせいもあり
続けてジャディス2010年もテイスティング2013年12月に行いました。
その時点で調べろって話ですが
これがまたすごいのです。
今までのジャディスへのイメージが
ある意味覆されるようなファーストアタックで
色もとんでもない漆黒
もうすこしエレガント性前にでた感じのはずが
まずはフォジェール2010年同様に黒果実が支配
より一体感あり質感はより上質ながら目の詰まりが半端なく
厚みと塊感がすごいレベルです。
その後ろにはなんとか甘美な世界完全にリキュール様の極上の濃度感ある
液体
まぁこの時点で飲んだらボルドーのトップキュヴェ並みの質感
しかもまだ早い段階で飲んでしまった感じ
シャトームートンロートシルト2003年
プリムールで飲んでしまった時の感覚に近いものございます。
故にそのポテンシャルには驚くワインでありました。
あれから一年
まだ落ち着きでた段階でどのくらいジャディスとしての魅力が出てきているか
わかりません
まだまだ飲める段階でもないかと思いますが
より上質に強靭なバランスあるワイン
そのほどけゆく時を待っていただけるお客様
極上のジャディスを感じたいと
そう願うお客様にストックいただきたい貴重なフォジェール・ジャディス2010年で
あります。
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