マス・ド・レスカリダ VdFル・ラヴィ2020年 750ML
VdFル・ラヴィ2020年 750MLです!
オルヴォー様より供給のワイン
マス・ド・レスカリダ
ちゃんとご紹介するのは当店では初めてなのですが
実はずっとなんとなく私の中では存在していたワイン
マス・ド・レスカリダのワインです。
造り手はローラン・フェル氏
産地はフランスはローヌのアルディッシュ
アルディッシュという産地はもうご存知の方も多いかと思いますが
ローヌのヴァンナチュールの聖地的な
存在でもある産地
ル・マゼルそしてジル・アゾーニなど
先駆者の方々がおりそこから巣立った若手の造り手もすでに
注目集めるワインも多いですね
そんなアルディッシュで
生み出すヴァンナチュール
もともとはワイン関係などまったくないローラン・フェル氏
奥様の仕事の関係でアルディッシュへいき
そこで葡萄畑の収穫に携わり
そこからこの世界へと飛び込んだそんな方だそうです。
その後ボルドー大学で葡萄栽培学と農業を学び、2006年には農業エンジニアの資格を取得
そして
アルディッシュの地へと戻り
ジェローム・ジュレ、ジル・アゾーニ、ル・マゼル、レ・ドゥー・テール…アルデッシュで自然なワイン造りを志す造り手たちと交流を深め
現在のワインの方向へと進んでいったようです。
私の中に存在していたワインとお伝えしましたが
それはだいぶ前ですが
オルヴォー様より
おすすめとして
マス・ド・レスカリダのワインを飲ませていただいた
その時からです。
その時はタイミング合わずお取扱いとはなりませんでしたが
ずっとどこかでなんか気になっていたワイン
それが今回良いタイミングで
お取扱いとなりました。
まずは
二種類だけですが
入荷のワインは
VdFソプレ・エ・ジョイオス2020年
そして
VdFル・ラヴィ2020年
です!!!
ともに赤ワインですが
ソプレ・エ・ジョイオスのほうはガメイで作る赤
ル・ラヴィのほうはグルナッシュ50%シラー50%となります。
まずは
○ソプレ・エ・ジョイオス2020年
ローヌはアルディッシュのガメイ
ローヌガメイも最近では増えておりますし
アルディッシュのナチュールなガメイはなんとも心地よいヴァン・ド・ソワフ的なワインが
最高ですが
マス・ド・レスカリダのガメイ
単純ながぶ飲み系では全然なく
とにかく繊細さや指先までスッと伸びるような
細かやなところの造りが素晴らしい
穏やかな赤紫しっとりと湿度もあるような美しい表情
ベリー系も綺麗にこの磨きこまれた果実の甘やかなニュアンスが素晴らしい
生きた表現があり
ローヌガメイらしい土系にスミレ
さらに逆にローヌ?と思うような可憐さもあるピュアピュアな液体
液体の口当たりも非常にソフトで優しい
それでいて口中で広がる果実味の旨味はシンプルでピュアさありながら
程よいジューシーさもある
冷涼感感じながら繊細さとソフトな旨味を優しく感じながら
癒される系のガメイです!
以下インポーター様情報
(2020) Sople e Joios Vin de France
ソプレ・エ・ジョイヨス ヴァン・ド・フランス
オクシタン語で“優しくて、陽気”の意味
葡萄:ガメイ 樹齢:40~45年
畑・土壌:自社:標高500メートル、南南東向き。三畳紀の砂岩の上に砂。第四氷河期
の氷河に由来するシスト、クオーツ、シレックスといった石が散見される。
醸造・熟成:除梗せず全房のままタンクを密閉、ジュースがタンク底に溜まっていない状態
から10日間マセラシオン・カルボニック後、発酵。天然酵母。圧搾後、タンクで7か月間
アルコール発酵、マロラクティック発酵。
冬を越し、4月後半、SO2添加せず愛情と共に瓶詰め。
ラズベリー、アメリカンチェリー、奥からグレナデンシロップ
熟した赤紫系果実ですが酸を孕んだフレッシュな冷涼感が香りの段階で感じられます。
生き生きとした果実が口の中を撫でるように流れ落ちていき
追いかけるような果実の残像。
中心軸の酸は例年よりも涼し気でガメイに骨格を与えています。
スケールは小さいながらも極めて品の良いバランスで
注目を集めるガメイのワインの中でも構成の美しさと余韻の抜けはピカイチ。
非常に使いやすい価格でご案内出来るので嬉しいです。
(2022年5月 村岡)
もう一つのワイン
○ル・ラヴィ2020年
グルナッシュとシラーが半々のワイン
こちらもSO2無添加仕上げ
濾過清澄も無し
でもこのワインの安定感
非常に健全でマイナスなところないですね
マス・ド・レスカリダのワインこのへんは共通したものなのかと思います。
マス・ド・レスカリダのワインでも
一番シンプルで軽くスイスイ飲めるタイプのワインとのことで
ガメイからのこちらですので
ガメイと比べると
比較的赤紫も濃いめでほんのりモカ系あり
赤果実もピュアで中庸な濃度もあり
熱量もありながらもやはり冷涼感と調和
そして美しさあるんですね
中域のふくらみも感じながら
赤系果実と花の露のような香りタンニンもありながらも
ざらっとせずに艶やかで癒しの世界穏やかな世界もありながら
スイスイ飲めるワイン
両ワインともに
価格の手ごろさもあり今だからこそこれは貴重な存在
SO2無添加ワインでも調和と健全さあり
様々な場面でおすすめできるワインかと思います。
以下インポーター様情報
Lo Ravi Vin de France
ル・ラヴィ ヴァン・ド・フランス 参考上代¥2,800
オクシタン語で「陽気で無邪気で天然なヤツ」という意味。彼の一番シンプルで軽く
スイスイ飲めるワイン。それでも喜びを与えてくれるようなワイン。
葡萄:グルナッシュ50%。シラー50%
樹齢:平均35年 アルコール度数:12.5%
畑・土壌:友人からの買い葡萄、標高450メートル。三畳紀の砂岩の上に砂。
南、南東向き。
醸造・熟成:セパージュ別に醸造。除梗、破砕後タンクで4日間マセラシオン、
天然酵母。ルモンタージュ、ピジャージュせず。圧搾後、タンクでアルコール発酵、
7か月熟成。SO2添加せず、濾過・清澄ともにせず。愛情と共に瓶詰め。
スミレの花、純度の高い熟したサクランボ、奥からクローヴ、フェンネルシード。
北ローヌを思わせる涼しげな花の香りとフルーツの相性の素晴らしい組み合わせ。
決してスケールは予見させないが、バランスの良い立ち上がり。
瑞々しく小さなスケールの中で果実が鮮やかに広がりを見せる。
例年と比べると品種の個性に由来する摩擦係数のないツルツルと滑るようなタンニン。
追いかけるような残像に果汁の質の高さを感じさせる。
シラー&グルナッシュの組み合わせは無数に存在しますが、この余韻の軽やかな抜け方は希少。
カベルネの時よりもバランスがよく、この造り手のエントリーとして大いに活躍してくれそうです!
(2022年5月 村岡)
新たなヴィニュロンの群雄割拠が目覚ましいローヌ地方アルデッシュ地区。
ル・マゼルのジェラール・ウストリック、ジル・アゾーニといったアルデッシュ地区の先駆者に導かれるように新星のような造り手が次々と誕生しています。
オクシタン語で“運命の家”を意味するマス・ド・レスカリダ。
ローラン・フェル氏はまさに運命に導かれたヴィニュロンなのです。
アルプス出身のローラン氏は元々ワイン造りに携わる家系ではありませんでした。大学卒業後、得意のフィールドワークを生かして地図製作者として活躍していました。
2004年、奥さんの仕事の都合でアルデッシュに越してきたが大きな転機となります。葡萄畑での収穫を経験したローラン氏は一念発起し、ボルドー大学へ葡萄栽培学と農業を学び、2006年には農業エンジニアの資格を取得しました。
アルデッシュに戻ったローラン氏は、その知性と行動力を持って農業領事議会で葡萄畑の有機栽培コンサルタントとなったのです。
ジェローム・ジュレ、ジル・アゾーニ、ル・マゼル、レ・ドゥー・テール…アルデッシュで自然なワイン造りを志す造り手たちと交流を深めるうちに、栽培だけではなく自らのワイン造りの夢が芽生えてきたのはごく自然なことでした。
ローラン氏は自然な葡萄栽培の第一人者ですが、醸造は未経験。栽培コンサルタントの仕事を通じてジェローム・ジュレといった造り手たちから醸造を学びました。
2012年、アルデッシュ南端サニヤックの3.2ヘクタールを買い取り、マス・ド・レスカリダは産声を上げました。
醸造所もなく、道具もない中、コンサルタントの仕事と並行してワインを造り始めます。
当初は道具を借り、小さなタンクを買って自宅でワインを造っていました。当然、葡萄はすべて醸造出来ないため、一部を除いては農協に売っていました。
2014年、コンサルタントの仕事を辞してワイン造りに専念。そして2015年、念願の醸造所を設立し、初めて全て自らの手でワインをリリースすることとなったのです。
地図製作のフィールドワークが育んだ畑の観察力、エンジニアの資格取得後に栽培コンサルタントを務める知性。
アルデッシュに新たな綺羅星が誕生しました。
畑:(2015年時点)セヴェンヌ地方 サニヤック村 3.8ヘクタール
ガメイ 1.4ヘクタール、メルロー 0.8ヘクタール、ヴィオニエ 1ヘクタール、シラー 0.6ヘクタール
●ワイン造りの哲学●
ローラン氏の一番の哲学はテロワールをワインに表現したいことです。
サニヤック村のテロワールはとにかくミネラル感、フレッシュ感、酸味、飲みやすさ、旨みが特徴的です。
その味わいを素直に反映させるために、できるだけ人の手をかけない醸造法、シンプルな醸造を心描けています。
『葡萄の味、テロワールの表現、そしてビュヴァビリテ(飲み心地の良さ)。それだけさ。』
また、必要な時以外は亜硫酸を添加しません。
葡萄とテロワールの味の表現を楽しんでほしいこと。これが無添加のワインを造り始めた大きな理由なのです
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