ル・マゼル ラウル2023年 750ML
ラウル2023年です!!!
※販売に際してのご注意
今回入荷のル・マゼル各キュヴェ少量入荷となりますので
御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。
待っておりました
ローヌ自然派大御所の一人
ジェラルド・ウーストリッチのワイン
ル・マゼルです。
着々とファンが増えつつあるワインだと思います。
ル・マゼルのワインですので
ビンテージやキュヴェによって少し不安定さあったり
揮発酸がでるワインもあったりと
そのへんも含めて少しずつファンが増えつつあるワイン
そんな印象が強いワインです。
私自身も最近ではル・マゼルのワインを飲むときは
いまだにわくわく感あるワインの一つでもあり
今回はどんな感じなのかな~と
それが予想しているものでも
何かそれよりも一つ先の何かがあったり
予想に反して
こんな感じか~となるときもあるし
もちろんちょっと状態不安定な時でも
その中にある良さを探していつ頃おいしくなるかな~とか
探して考えるのも楽しみの一つになるワイン
決して盲目となり盲信するのではなく
やはりそこには長年お取引して付き合いその中で生まれた信頼があり
そういった楽しみ方できるのかと
こうなると愛着とかそのへんも湧くし
厳しいビンテージのワインなどは
その中で頑張った結果なのだろうなと思えたり
するわけで
応援したくなる
お客様にもそれを求めるとなると
それは
飲み手のかた一人一人の課題ですので
ショップとしては
そんなワインの楽しみ方
造り手との関係性
楽しいですよ
ワインライフが豊かになりますよ~と
お伝えすることはできますが
それをするかどうか
どういったワインとのお付き合いかたするかは
飲み手の方それぞれの判断でよいのかと思います。
私が知らない楽しみ方をされている方も
たくさんいると思いますし
私もそういった楽しみ方をまだまだ知っていきたいとも思います。
知ることでどういった楽しみ方するかは
私自身の課題ですので
それはそれぞれ好きなようにすればよいということですね
同じ考え方で楽しみ方される方とは
共同体感覚が生まれますし
仲間になれるということですね
一人で楽しむよりも
二人で
さらに複数で
もっと多くの輪が広がりその感覚を共有することできれば
幸せの輪が広がり
そこに存在してもいいという所属感
それが人生の幸せにつながるのかと思います。
こういった感覚が生まれる
それがヴァンナチュールであり
そんなワインをお取り扱いできた喜び
日々生活するだけで四苦八苦ではありますが
心の喜びは大きなヴァンナチュール
かなと思います。
このへんの考えもまだまだ道半ば・・・
まだまだ考え感じ繋がて行きたいと思います。
ということでまた脱線してしまいましたが
ル・マゼルです。
今回7種類入荷ですが
各キュヴェ少量ずつ
どれか飲もうかといつものように考えましたが
飲もうと思ったときに
一日あえて待つことでもう一度考えて
限られたワイン
1本でも多くの方が感じて
何かそこから感じるものがあるのではと思うところ
それともう一つは
正直最近テイスティングしすぎな当店
資金的にもやはりその分厳しくなるわけで
楽しいワイン広げているのに
自分が楽しくないことになっては伝わるものも伝わらなくなりますので
そのへんも考え
今回は未テイスティングでのご紹介です。
ちなみに
在庫1本だけですが残っていた
ロゼも一緒にご紹介です。
○レ・レッシュ2023年
グルナッシュ・ブラン50%、ソーヴィニョン・ブラン50%
以下インポーター様情報
2つの品種をそれぞれダイレクトプレス。発酵中にブレンドして、ステンレスタンクで8ヶ月間の発酵と熟成。
僅かに濁りのある中程度の黄色。熟した文旦や晩柑、黄柑橘のピール菓子やゼリー、硬めの洋梨、りんご、パイナップルなどに、レモングラスやヴェルヴェンヌといった爽やかなフレッシュハーブ、クチナシやホワイトライラックのような、ふっくらと甘やかな花の香りが加わります。甘酸っぱいフルーティーな風味に、張りのある酸が支えながら軽快感を掻き立てます。舌先に甘みを残し、芳醇で華やかな果実味に、ハーブの清涼感、柑橘ピールや内皮のほろ苦さ、塩味が加わり、メリハリや抑揚を与えながら口中に膨らみます。アフターにかけてじんわりと旨みが溢れるように溶け込み、仄かにミルクティーを想わせる風味が感じられ、優しくまろやかな味わいが長く続きます。温度帯は少し冷やしていただくことで、豊かな果実味を引き締め、溌剌とした軽やかな印象が引き立ちます。
ル・マゼルのワインは
白は特に人気ですね
若いものですとフレッシュさにもミネラリィさあり
冷涼感ある中にリアルな果実感わかりやすいものだけじゃなく
若いとなればやはりほろ苦さとかそういったものも込めて伝える良さがあります。
○ミアス2023年
ヴィオニエ
以下インポーター様情報
ダイレクトプレス。ステンレスタンクで8ヶ月間の発酵と熟成。
僅かにオレンジがかったやや淡い黄色。ライチ、硬めの洋梨や桃、パイナップルなどの果実に、沈丁花やジャスミンといった香り高い白い花、紅茶、火打石のニュアンスが加わります。過度にアロマティックな印象ではなく、優しく華やぎのある香りが漂います。冷涼感と瑞々しさを感じさせる清らかな飲み心地と、しなやかなテクスチャーで口中へと広がります。旨みが溶け込む膨らみのある優しい果実味に、ほんのりとミルクティーのようなまろやかで上品な風味が重なり、穏やかな雰囲気で口中に長く留まります。アフターにかけて柑橘の内皮のようなほろ苦さ、生姜の風味、塩味などがアクセントとなり、芳醇な果実味を引き締めています。
ヴィオニエのミアス
こちらはいつもヴィオニエの丸みと少し南国感も加わりまろやかさもある白
バランスも良しな2023年のようでそれ以外にも細やかに複雑性もでるワインですね
○シャルボニエール2022年
シャルドネ
以下インポーター様情報
2024年5月に販売いたしましたアイテムの再入荷となります。
ダイレクトプレス。ステンレスタンクで8ヶ月間の発酵と熟成。前回と比べて抜栓時には揮発酸がやや強く感じられますが、飲み進めるにつれて甘酸っぱい果実味と調和し、次第に馴染んでいきます。
薄濁りのやや淡い黄色。熟した晩柑をはじめとする和柑橘、桃、レモンの砂糖漬け、柑橘のピール菓子やゼリーなどに、レモングラスやヴェルヴェンヌの爽やかなハーブ、エルダーフラワーやクチナシといった白い花のふっくらとした香りが重なります。残糖が優しい印象を与え、華やかさや旨みを伴うフルーティーな果実味が膨らみます。蜂蜜レモンのような甘酸っぱさや、柑橘を皮ごと搾ったようなほろ苦く爽快感のある風味を、小気味よい酸や塩味が引き締め、果実味に溌剌としたメリハリを与えています。喉に刺激を感じる揮発酸はありますが、甘く豊かな果実や乳酸的なまろやかな風味に包み込まれておりバランスは良好です。しっかりと冷やしていただくことで、軽快感や清涼感が際立ち、これから暑くなる季節に思わず手に取りたくなるような仕上がりです。
こちらは再入荷となるシャルボニエール2022年
やや揮発酸もル・マゼルのワインらしくでるようですが
それと合わさるシャルドネの丸みと熟度ある果実このへんとのマッチングが
また楽しいワインとなりますね
○ヴァン・ド・ソワフ2023年
カリニャン40% グルナッシュ40% メルロー20%
以下インポーター様情報
カリニャンとグルナッシュを一緒にダイレクトプレス。メルローは全房で7日間マセラシオン。プレス後にブレンドして、ステンレスタンクで9ヶ月間の発酵と熟成。
やや淡い赤色。熟した苺や果汁、コンフィチュールなどの新鮮な果実の瑞々しさと充実感のある香り調和し、さらに熟したブラックベリー、すみれの花、土、カルダモンやコリアンダーなどのスパイスが加わります。スワリングするとさらに甘やかで芳醇な印象が際立ちます。果汁のような清らかなタッチで伸びやかに流れ込みます。明るく溌剌とした赤い果実を主体とした風味に、緻密さを与えるように黒系果実のニュアンス、華やかな花々、清涼感のあるスパイスの風味が重なり、香りに比べて豊かで抑揚のある果実味が広がります。やや揮発酸が感じられますが、喉を潤すような軽快感や甘やかで可憐な果実の印象が強く、気になるほどではありません。
ル・マゼルのまさにヴァン・ド・ソワフ
他の赤も人によっては癒し水的な感覚で楽しむ方もおられるかと思いますが
より瑞々しく淡く染み入る旨味あるヴァン・ド・ソワフ
でも2023年それだけじゃなく果実味も程よく主張ありそうな仕上がりのようです。
○ラウル2023年
カリニャン
以下インポーター様情報
全房で3週間マセラシオン。ステンレスタンクで8ヶ月間の発酵と熟成。
ルビー色。熟した赤や黒のミックスベリーに、赤や紫の花々、ナツメグなどのスパイス、お香のニュアンスが加わり、香りはやや控えめに感じられます。
口に含むと軽やかなミディアムライトタッチで果汁のように瑞々しく軽快感があり、少し舌先をかすめるガスが感じられフレッシュな印象を受けます。それでいて、やや重心が低く落ち着きのある様子を兼ね備え、旨みが絡み合う果実味が大きく広がります。徐々にお香やスパイス、よく熟した黒系果実の果皮を想わせるビターな風味や微細なタンニンが重なり、フルーティーな中に充実感が増していき、深みや奥行きが感じられます。
カリニャンのラウル
カリニャンは意外に好き嫌いある品種なのかなと思います。
へんに美しく作りすぎると工業品みたいなカリニャンの芳香とか化粧っけでるワインもありますので
でも素の美しさ引き出したカリニャンは私は好きですね
心が美しい人だなと思うような魅力でるカリニャン
○ラルマンド2023年
シラー
以下インポーター様情報
全房で12日間マセラシオンカルボニック。ステンレスタンクで7ヶ月間の発酵と熟成。
仄かに紫がかったやや深い赤色。ブラックベリーやカシスリキュールなどの緻密な印象に、新鮮な赤い果実、カレンズなどのドライフルーツ、土、ダージリンなどの香りが少しずつ重なり、若々しい中にエレガントで深みのある印象を受けます。雑味のないミディアムタッチで、しっとりと口中へ沁み込むように広がります。アタックはほどよい充実感のある明るい果実味で、次第にしなやかで湿度を帯びながら、ドライフルーツのコク、紅茶の高貴な風味が溶け込み、上品な雰囲気の味わいが長く留まります。アフターにかけてビターカカオや生姜の風味、微細なタンニンが重なり、全体に引き締まった印象を与えます。
シラーのラルマンド
シラーらしい黒系の魅力ももちろんありつつ
鈍重にならないル・マゼルのシラー
シラーの何か本質を引き出すワインっておいしいワインとなりますね
○ブリオン2023年
グルナッシュ
以下インポーター様情報
全房で50日間マセラシオン。ステンレスタンクで7ヶ月間の発酵と熟成。
やや淡い赤色。少し控えめな香りですが、新鮮な苺やコンフィチュール、赤い果実のドライフルーツのフレッシュ感と充実感が混ざり合う中に、オールスパイスのニュアンスが感じられることで、コク深い印象が加わります。流れるようなミディアムライトタッチで、明るくチャーミングな赤い果実のエキス感が大きく膨らみます。徐々にクローブやオールスパイスの風味が溶け込み、深みや複雑さを与え、奥行きのある味わいが増していきます。若々しさと、繊細で上品な様子、落ち着きのある充実感を兼ね備えた仕上がりです。
グルナッシュのブリオン
果実の甘やかさとか明るさでるグルナッシュですが
2023年はけっこう熟度ある仕上がりもあるようで
スパイス感にドライフルーツなど深み複雑性もでた仕上がりのようで
ル・マゼルの赤は早めでもいいですが
少し寝かせて楽しみたいワインです。
以下前回ご紹介文
ル・マゼル
ブリオン2017年 750MLです!!!
※販売に際してのご注意
当店で寝かせていたワインとなりますので
エチケットに若干の汚れなどございます。
こちらだけご了承ください。
ローヌ自然派巨匠の一人
ジェラルド・ウーストリックのワイン
葡萄も若い造り手へ供給することもあり
またル・マゼルで修行したという造り手さんもいるわけで
ローヌ自然派の父的な存在でもある
そんな造り手ですね
その自身のワインは
このご時世本当に頭のさがるくらいに良心的な価格
今3000円前後の自然派ワイン
貴重な存在です。
ル・マゼルのワイン
一時期は揮発酸のなかなかにグイグイくるワインそんなイメージもありましたが
最近はそのへんのバランスも良いワイン
そんなワインが多く感じます。
今回は今こんなビンテージのワインでてくる!?的なワインはないですが
それでも2017年とかそのへんも出てくる
そして価格も若干の上昇はありますが
まだまだ穏当と言える価格のワインかと思います。
本数はやはりキュヴェによっては少なく
今回もなんとか1本いただきました。
飲んだワインですが
○ラルマンド2021年
シラーのワイン
ル・マゼルのワインは飲む度に思うのが
懐かしい響き
そんな前じゃなくとも一昔前のヴァンナチュール
その感じがそのまま残っているそのまま伝えているそんな魅力
それがまず第一にきます
一昔前のヴァンナチュールというと
自由奔放すぎて行き過ぎた表現とかあるんじゃないの?
と思われてしまうかと思いますが
もちろんそれらも許容する心の広さも必要かと思いますが
でも近年のル・マゼルのワインには
そのへんの絶妙なバランスもとりながら
昔の懐かしいピュアな味わいが生きるワイン
今回のラルマンド2021年
こちらもその感覚あります
先に言うともう一晩でボトルもう少しで無くなりそうなくらいまで
飲めてしまう
それだけ自然体の魅力ありなにか無理な表現が無い
かといって薄いのかというとそうじゃないローヌシラーのこの葡萄感
スパイシーなほんのり梗などありつつスパイスそして葡萄の果皮もそのまま
つぶしたような甘い汁感そしてシラーの黒系も重いような感じではなく
なんでしょうかじんわり伝わる素朴な旨味
ジューシーさと程よく酸味も若く果実味とのバランスも良し
こんなワインをいつも飲んでいたいような感覚あります。
やはりル・マゼルいいですね
以下インポーター様情報
<ラルマンド2021年>【2022年8月入荷】
全房で10日間のマセラシオンカルボニック。ステンレスタンクで8ヶ月間発酵と熟成。
僅かに紫がかった中程度の赤色。カシスやブルーベリー、プルーンなどのドライフルーツを想わせる充実した香りに、熟したブラックベリーのフレッシュ感のある香り、ダージリンや紫の花々の華やかなかぐわしさ、ビターカカオのほろ苦い香りが伺えます。香りからは凝縮した深みのあるイメージを抱きますが、軽やかなミディアムタッチの流れるような飲み心地で口中へと馴染むように広がります。果実の風味はカシスやブラックベリー、フランボワーズなどのリキュールやソースなどのエキスの詰まった緻密感があり、軽いフュメ香やビターカカオの風味が抑揚を与え、紅茶など香り高い品のある華やいだ風味が溶け込み上品な印象が口中に留まります。アフターには葡萄の果皮をかじったような微細なタンニンとほろ苦い風味が残り、引き締まった印象が感じられます。
その他のワインですが
○シャルボニエール2022年
シャルドネの白ですが
シャッキリ感ほんのり揮発酸も新鮮さに繋がり
白い花や2022年はほんのり甘味も良い感じに豊かさに繋がる仕上がりとのこと
良いボリューム感そして暑くなる時期に活躍しそうなワインとなっているようです。
以下インポーター様情報
<シャルボニエール2022年>【2024年3月入荷】王冠:ガスはありません
ダイレクトプレスの後、ステンレスタンクで8ヶ月間発酵と熟成。
薄濁りの中程度の黄色。熟した晩柑などの和柑橘、蜂蜜レモン、柑橘のピール菓子やゼリーなどの果実の香りに、桃のほんのりと甘やかなニュアンス、レモングラスやヴェルヴェンヌの爽やかなハーブ、エルダーフラワーやくちなしなど白い花のふっくらとした香りが混ざり合います。舌先をピリピリと刺激する程度のガスがあたり、やや残糖を感じる甘やかさが優しい印象を与え、白い花のかぐわしさや旨味を携えたフルーティーな果実味が膨らみます。蜂蜜レモンのような甘酸っぱさや柑橘を皮ごと搾ったほろ苦く爽快感のある風味を小気味良い酸や塩味が引き締め、果実味を引き立てながら溌剌とした様子やメリハリを与えます。少し揮発酸を感じますが、甘みのある豊かな果実の風味に包み込まれておりバランスが取れています。冷えた温度帯で軽快感のあるスッキリとした味わいを引き出しながら、暑くなるこれからの季節に屋外やテラスなどで楽しんでいただけるような仕上がりです。
次は
○レ・レッシュ2022年
ソーヴィニョン・ブラン47%、グルナッシュ・ブラン47%、ヴィオニエ6%の白
こちらは前回2021年飲んでいて
すんごく良かったワイン
その感じですが
レ・レッシュ2021年
白ですが
品種はソーヴィニヨンブラン、グルナッシュブラン、シャルドネ
なんか今回特に寄り添ってくれたワイン
様々なタイミング良かったのかと思いますが
その要因の一つがもしかすると
あの皆既月食だったのではとなんらかの影響与えていたのかなと思います。
なんというかエキスの丸み満ち満ちた感じあり
やや濁りありで濃密さもある液体
黄色に茶色もありそう
エキスのねっとりゆったりとした流れ
揮発酸からのシュパシュパと迸る感じさらにエキスのリッチさ
果実香もややダークさあるトロピカル感野性味ありで
ある程度のまとまりもあり
2021年ということで若い段階でのちょうど良いタイミングだったのかと思います。
ネットリとした中に伸びのある旨味
ややカラメル調のなんかロースト系などもあるような
もちろんシャキッとした酸味やソーヴィニヨンのハーヴ香なども絡み合い
なんかすごく良かったです。
染み入る旨味充実のヴァンナチュールですね
今回2022年もフレッシュさ白ブドウ感がたっぷり
ハーブや柑橘の果皮感など爽やかな果実味と旨味もありな仕上がりのようです。
以下インポーター様情報
<レ・レッシュ2022年>【2024年3月入荷】
3つの品種をそれぞれダイレクトプレスした後にブレンド。スレンレスタンクで8ヶ月間発酵と熟成。
僅かに濁りのあるレモンイエロー。青りんごや硬めの洋梨、白桃、白葡萄の果皮のような清涼感を伴う甘やかな香りに、レモングラスや若草などの爽やかな印象、火打石などのニュアンスが感じられます。口に含むとピリピリとしたガスが舌先をかすめ若々しさを感じ、張りのある凛とした酸が先へと導くように軽快に広がります。柑橘や青りんご、白葡萄を皮ごと頬張ったような果実味、ハーブや柑橘ピールのほろ苦く爽快な風味が絡み合い、仄かに乳酸的な風味が加わりまろやかな印象を与え、徐々に旨味が溢れるように溶け込んでいきます。爽やかな果実味と旨味が調和するフルーティーな辛口の仕上がりです。
次は
○ラウル2017年
カリニャンの赤
こちらは再入荷のワインで
以前が2022年1月に理リリースそこからまた数年で
成長あるようです。
より繊細さそして複雑性もあり旨味も増したワインと成長しているようで
カリニャンの赤系も多彩な表現
土系の魅力も加わるスパイスそして枯れ感
繊細な表現へと進むことでより様々な表現が顕在化してきた様子
これは楽しみなワインです。
以下インポーター様情報
<ラウル2017年>【2024年3月再入荷】
全房で10日間のマセラシオンカルボニック。ステンレスタンクで18ヶ月間発酵と熟成。
2022年1月に販売いたしましたアイテムの再入荷となります。前回のリリース時に比べて、より繊細で複雑性や旨味が増した味わいへと変化しています。
仄かにオレンジがかったやや淡い赤色。苺やフランボワーズ、クランベリー、いちじくなどのドライフルーツを想わせるやや充実した甘やかな香りに、ポプリや枯葉、土、黒糖、オールスパイスなどの香りが感じられ複雑性に富んだ印象を受けます。色合いや香りからも軽やかで繊細な口あたりであることが伺えます。冷涼感のあるライトタッチで、ドライ苺などの甘やかな風味をほどよく感じる赤い果実の風味に、木の皮、クローブやオールスパイスなどの芳ばしさや甘苦いニュアンスが重なり、コク深く複雑な味わいでしっとりと落ち着きのあるこなれた様子が伺えます。アフターにかけて梅かつおのような旨味感が残り、奥行きが感じられる上品な仕上がりです。
最後にですが
今回リリースのワインではないのですが
当店で寝かせていたワイン
ヴォルテックス様に入荷が2020年9月のものですので
当店で数年寝かせたものですが
○ブリオン2017年
グルナッシュの赤
リリース
その当時飲んだ感じですが
この軽やかな中に出汁系の旨味最高ですね
一番好きなのは自然派のグルナッシュですかね
色はまずまず濃いめな感じもあり紫強めの液体
ピュアピュアなのはいつも通りで
スミレなど紫の花のニュアンスが美しく素朴に広がります。
黒系の感じも少しありじょじょにドライフルーツなど充実した密度感あるものも
出てきます。
液体はピュアで瑞々しく流れるように心地よい染みる
味わいにも黒系の感じも少しずつ出始めますが
凝縮感も程よくありながらも酸がバランス良くあるので
重い感じは一切なくバランス良くグルナッシュらしさ楽しめるワイン
揮発酸はほんのりあるかくらいで
やはり近年のル・マゼルのワイン完成度上がっている気がいたします。
実店舗でも自然派ワイン飲んでみたいという方におすすめしてしまうかもな
レベルです。
以下インポーター様情報
<ブリオン2017年>【2020年9月入荷】
ルビー色。黒系果実のコンポートやドライフルーツの凝縮感のある果実香に、ややグレナデンなど赤い果実の香りが混
ざります。また、加えてカルダモンやクローブを想わせるスパイス香が感じられます。色合いや香りの印象から軽やか
なワインを思い浮かべ、口に含むとイメージ同様に軽快なタッチで果皮のしっかりとした小さな黒系果実が弾けるよう
な果汁感、ブルーベリータルトを想わせるようなほどよく充実感のある風味が広がります。徐々にグルナッシュらしい
ドライプルーンなど凝縮した果実の風味やスパイス香が重なり全体にアクセントを与えます。ほどよく南の葡萄らしい
凝縮感のある果実味と張りのある酸のバランスが良く、豊かな果実味と瑞々しさを兼ね備えた伸びやかな仕上がりのワ
インです。
以下前回ご紹介文
ル・マゼル
VdFサンソー2021年です!!!
※販売に際してのご注意
今回のル・マゼルのワイン少量入荷となりますので
御一人様各ワイン1本限りでお願いいたします。
ヴォルテックス様よりご紹介のローヌの大御所
ル・マゼルです。
価格上昇厳しい現在ですが
その中でもまだなんとか良心的な価格帯で楽しめる
真のヴァンナチュール
ル・マゼルです。
まぁこれみよがしにご紹介するワインでもなく
飲むと感じるその自然体のワイン
寄り添う感覚あるワイン
たまにやんちゃだったり攻めてくる感じあったり
でもそこに凄いなと妙に納得させられるワインでもあったり
毎回飲むごとに考えさせられるワインですね
でも難しいわけでもなんか高みから見下ろされているようなワインでもないので
これがなんか飲んでいてもこちらが優しくなれるようなワイン
そんな気がいたします。
今回ル・マゼルのワイン
4種類到着ですが
やはり本数は極少量
とても飲める本数あるわけじゃないのですが
その中でもなんとか飲めた
レ・レッシュ2021年
白ですが
品種はソーヴィニヨンブラン、グルナッシュブラン、シャルドネ
なんか今回特に寄り添ってくれたワイン
様々なタイミング良かったのかと思いますが
その要因の一つがもしかすると
あの皆既月食だったのではとなんらかの影響与えていたのかなと思います。
なんというかエキスの丸み満ち満ちた感じあり
やや濁りありで濃密さもある液体
黄色に茶色もありそう
エキスのねっとりゆったりとした流れ
揮発酸からのシュパシュパと迸る感じさらにエキスのリッチさ
果実香もややダークさあるトロピカル感野性味ありで
ある程度のまとまりもあり
2021年ということで若い段階でのちょうど良いタイミングだったのかと思います。
ネットリとした中に伸びのある旨味
ややカラメル調のなんかロースト系などもあるような
もちろんシャキッとした酸味やソーヴィニヨンのハーヴ香なども絡み合い
なんかすごく良かったです。
染み入る旨味充実のヴァンナチュールですね
以下インポーター様情報
<レ・レッシュ2021年>【2022年8月入荷】
薄濁りのやや濃い黄色。白桃や黄桃、プラム、洋梨、マンゴーなどの香り高い熟した果実を想わせ、加えてジャスミン
や金木犀などオリエンタルで魅惑的な花の香りが伺えます。また、有機のハーブティーのような香りも見受けられ奥行
きを与えるように感じられます。甘やかな果実の香りの印象に比べ、口に含むと小気味良い酸が感じられスッキリとし
た飲み心地で、熟した桃やプラムから溢れる果汁のようにジューシーな様子で豊かな果実味が広がります。口中に膨ら
む甘やかで芳醇な果実の風味は馴染みやすく、それにジャスミンや金木犀など高貴な印象が溶け込んでいき、若々しい
果実味に引き込むような魅力を付け加えていきます。アフターには桃やプラムなどの果皮を想わせるタンニンと仄かな
塩味が感じられ、果実感を引き立てながら締まりのある印象を残します。
その他のワインですが
○ミアス2020年
ヴィオニエの白ですね
このワインもヴィオニエらしい魅力とル・マゼルのキンキンとしたミネラリィな感じ
そのへんもあわさり好きなワインなのですが
2020年楽しみなワイン
以下インポーター様情報
<ミアス2020年>【2022年8月入荷】(王冠:ガスはありません)
薄濁りの中程度の黄色。白桃や洋梨、ライチのコンポートを想わせる芳醇な果実の香りに、沈丁花のかぐわしい華やか
さ、レモンバーベナなど爽快感のあるハーブのニュアンスが加わります。グラスに注ぐと緩やかなとろみが見受けら
れ、香り高い果実のコンポートシロップのような風味がゆっくりと広がります。パッションフルーツを想わせる弾むよ
うな酸が感じられ、ジューシーで甘やかな風味にキュッと引き締まった様子を与え、また、柑橘のピールのような爽や
かなほろ苦さがアクセントになり軽快感を想わせます。アフターにかけてやや乳酸的な印象が現れ、円みや旨味感を引
き出し、アタックからアフターにかけて豊かな果実味に抑揚を感じられる優しい仕上がりです。
次は
○ペット・ゼル2021年赤・微発泡
サンソーで造る赤微発泡ワイン
微発泡ある系のワインル・マゼルのワインこれがまた魅力的なのですが
価格はこのワインだけ少し高めですが
それに見合う内容のワインかと思います。
以下インポーター様情報
<ペット・ゼル2021年>【2022年8月入荷】(王冠)
仄かにオレンジがかったやや淡いルビー色。グラスに注ぐと表面を仄かに赤みがかった泡がふっくらと覆い、すっと液
中に馴染むように消えていきます。赤いプラムやさくらんぼのコンポート、りんごなどを想わせる赤い果皮を持つ果実
の香りに、仄かに黒系果実の果皮の香り、バラのような華やかさが加わります。口に含むとピリピリと微細なガスが軽
快感を感じさせながら、香りの甘やかな果実のイメージとは裏腹に辛口の印象で広がります。果実の澄んだ果汁のよう
に瑞々しく、プラムやさくらんぼなどの風味とレッドグローブを皮ごと頬張ったような若々しくジューシーな印象で、
甘さ控えめの大人のファンタグレープといったイメージが湧き上がります。アフターにかけて、黒系果実の厚めの果皮
をかじったようなややビターな風味が感じられ、アタックの弾むような明るい果実感に徐々に落ち着いた様子を与えて
います。
最後は
○サンソー2021年赤
サンソー単体で造るル・マゼルのワイン
あまり記憶無いのですが
サンソーは南のワインでも涼やかな仕上がりとなったり透明感あるものとなるので
好きなのですが
ル・マゼルが手掛けるサンソー
気になります。
以下インポーター様情報
<サンソー2021年>【2022年8月入荷】
やや淡い赤色。さくらんぼや苺、フランボワーズなど熟した赤い果実の可愛らしい香りに、コリアンダーやナツメグな
どのスパイス香がアクセントのように感じられます。瑞々しく岩清水のように清らかなタッチで、ピュアな赤い果実の
風味と仄かな甘みが舌先を包み込み、優しく搾った澄んだ果汁感を想わせながら伸びやかに広がります。軽やかですっ
と通り抜けるような飲み心地でありながら、果実味は口中を覆うように膨らみ長く留まり、アフターにかけて赤いプラ
ムの果皮のようなフルーティーで繊細なタンニンが感じられます。軽快なスタイルで、可憐な果実感をたっぷりと感じ
られる1本です。
以下前回ご紹介文
ル・マゼル
シャルボニエール2018年です!!!
※販売に際してのご注意
今回のワイン少量入荷のワインとなります。
御一人様1本限りでお願いいたします。
ル・マゼル
当店では揮発酸などヴァンナチュールのそのへんのニュアンス逆に好きな方に
受けるワインで
私もル・マゼルのワインそれだけじゃなく
そのへんもニュアンスもありながら
魅力もしっかりと出てくるワイン
さらに良心的な価格もあり
好きでしたが
ル・マゼルのワインもなかなかいただけないワインとなりました。
今回も飲むことは叶わないので
インポーター様情報のみで失礼させていただきます。
ヴォルテックス様に入庫の際は
なかなかに揮発酸も高かったりバランス悪い状態だったようで
そのへん二年近く寝かせてある程度良い状態へと進んでのリリースとなったワインのようです。
<シャルボニエール2018年/ル・マゼル>【2020年9月入荷】王冠
入荷当時はガスが殆どない状態でシロップのような甘みだけが強く感じられ、揮発酸が高いこともありアンバランスな
味わいでした。熟成の過程で瓶内発酵が進み軽快感を感じさせる微炭酸程度のガスが現れ、甘みはやや控えめになり揮
発酸と解け合う白葡萄のマリネのように、爽やかな甘酸っぱい味わいへと変化しています。
薄濁りのやや淡い黄色。マスカット葡萄やレモン、青みかん、ヴェルヴェンヌなどを想わせるフルーティーで爽快な香
りに、やや乳酸的なニュアンスが加わり旨味感のある味わいをイメージさせます。ピリピリと弾けるような微細なガス
が軽やかな様子を掻き立てながら、香りに感じられたフルーツのニュアンスや甘やかさが揮発酸と相まって、新鮮な白
葡萄のマリネとモッツアレラチーズを合わせたような旨味を伴う甘酸っぱい風味がジューシーな印象で広がります。よ
く冷やして頂くことで、暑くなるこれからの時期に体が欲するような果実の甘やかさと爽快感をたっぷりとお楽しみ頂
けます。
以下2015年ご紹介文
ル・マゼル
シャルボニエール2015年です!!!
ローヌ自然派巨匠の一人
そう思うル・マゼル
歴史も古く葡萄の供給もしたり
ローヌ、アルディッシュの旨安自然派の一大産地となっている
その礎ともなっている造り手ではと思います。
そんなル・マゼルのワイン
ビンテージもいま頃これでる!?みたいなのもありますし
これだけの巨匠ながら
何よりお手頃価格で本当に良心的なワインをリリースしてくれる
貴重な存在です。
そんなル・マゼルより新着ワインです!!!
今回は三種類
今回は驚くような熟成したビンテージなどは無いのですが
でもそれはいたずらに寝かしたワインではなく
しっかりと飲みごろや状態を見定めて
それでのリリースかと思いますので
今回のワイン2015年や2016年
良い状態へとある程度早い段階で到達したとの見方でよいのではと
思います。
しかも!
シャルボニエールなどは以前2001年などリリース
でもそれだけの年数経てのリリースゆえに
それまでにかかった経費もある程度のせるようですので
それなりの価格設定でしたが
2015年のシャルボニエール
今自然派のワインも価格高騰ある中
非常に良心的な価格設定だと思います。
ということで
今回飲んだワイン
○シャルボニエール2015年白です。
シャルボニエールということで
シャルドネの白
2015年ということでしっかりとした果実感強めに凝縮感あり
でもバランスあり
ル・マゼルのワインというと揮発酸きついんじゃないの?と思われそうですが
非常に良いバランスすでにあります。
それもあっての早い段階でのリリースかと思いますが
葡萄の熟度も追い求めてそれでいてバランスも整う健全さ良い状態です。
なにより果実の濃さ密度あります。
洋梨、熟リンゴ
三男は最近テイスティングの際のワインの香りをかぐのが好きなようで
いい香り!と三男の太鼓判
色調も健全で輝きのある黄色系
果実の熟度ありながらもフレッシュ感も忘れないル・マゼル
少々ある揮発酸がグットです!ミネラリィでシャキシャキ感ありながら
2015年シャルボニエールはエキスのまろやかさ密度感などあり
旨味のコクあります。
ピチピチとした弾ける感じもありつつ飲んでいくとビターな大人っぽい少し落ち着きも出てきて
ジューシー
ボディの厚みしっかりと感じでもけっこうグイグイいけちゃいますが
気を付けて!アルコール14%ありますのでガツンと来ます。
これだけ充実そしてル・マゼルのワインとしてはけっこうバランス感覚もある仕上がりながら
この価格
お得だと思います!
次は
赤です。
●ヴァン・ド・ソワフ2016年赤
グルナッシュ、カリニャンの赤ですが
名前のヴァン・ド・ソワフとあるように
喉の渇き癒すような軽やかなタイプの赤ですね
でも通常他の生産者ででるヴァン・ド・ソワフだとすると今2019年
ビンテージは2017年とかかなと
このへんはル・マゼルらしく最低2年は熟成させて瓶詰めされることが多いようで
その辺を大事にしてということですね
今回飲めておりませんが
グレナデン、クランベリーなどグルナッシュらしさそこに色も出やすいカリニャンのしっとり感
赤系果実などもフルーティーで軽やかに出ているようで
軽やかで早飲みタイプになっているようですが
本人が思うよりもけっこうしっかり感も出ているようで
楽しみな赤です
最後は
●ラルモンド2015年赤
シラーの赤ですが
ル・マゼルのシラーのラルモンド
けっこう寝かせてリリースされることも多いラルモンド
シラーのポテンシャルを引きだしてさらにそこにル・マゼルらしさがすごくでる
そんなワインと思うラルモンド
でも今回シャルボニエール同様に
2015年が今回リリース
シラーらしいちょいワイルドさそこにル・マゼルらしい軽やかさ滋味深さ
酸も若々しく複雑さもありバラ系もあるラルモンド
シラーというと重いイメージ持たれる方もおりますが
ル・マゼルのシラーは繊細で軽やかさもあるワインとなります。
2015年どう仕上がっているのか楽しみです!
以下インポーター様情報
<シャルボニエール2015年>【2019年1月入荷】王冠
濃い黄色。アップルパイのりんごやコンポートなどのような凝縮感のある果実の香りに、蜂蜜やべっ甲あめな
どの香りが感じられます。
入荷当初は残糖由来の甘みを強めに感じましたが、5ヶ月の間に発酵が進んだことで弱めのガスが発生し、凝縮
した果実の風味はそのままに調和のとれた
ほどよい甘さへと変化しています。細かく弾けるようなガスが舌先にあたり、深い果実香に焦がした糸飴(シ
ュクレフィレ)のような
仄かな甘い風味と芳ばしさ、淡いカラメルのようなほろ苦い風味が僅かに残り、鼻腔にはりんごのコンポート
のような香りが抜けていきます。
フルーツの印象もしっかりと感じられ、さきに述べたような複雑な要素も多くコクや奥行きのある深い味わい
の両方を兼ね備え、ゆっくりと
楽しめるやや辛口の仕上がりです。アルコールは14%と高くややボディーが厚く感じられますので、冷やして
お楽しみ頂くと口当たりが軽く
スムーズに感じられます。
<ヴァン・ド・ソワフ2016年>【2019年1月入荷】
鮮やかなやや軽めの赤色。グレナデンやクランベリーなどの赤系果実主体にブルーベリーのような黒系果実が
混ざり合うような、フレッシュで甘酸っぱい果実香が
薫り立ち、色合いや香りからもフルーティーで軽やかなイメージが浮かびます。熟した果実の果汁を想わせる
ほどよい甘さとジューシーさが、透明感のある酸と共に
広がり、瑞々しく流れるような飲み心地で、エピスのような仄かなスパイス感が混ざり抑揚を感じさせます。
ジェラルドの赤ワインは、(状態にもよりますが)最低2年は
熟成させて瓶詰めされることが多いですが、このワインは2017年8月の瓶詰めで軽やかで早く飲めるようなタ
イプに仕上げています。(本人が思っていたよりは瓶詰め後
ややしっかりとした印象になったそうですが)フルーティーで溌剌としたまさに喉の渇きを潤すような印象で
す。
<ラルモンド2015年>【2019年1月入荷】
ルビー色。色調や香りからも繊細で軽やかな印象を受けます。赤い果実主体にアメリカンチェーリーやブルー
ベリーなどを想わせる果皮が黒系の果実香が混ざり、
それに加え、バラやスミレなどの華やかさとカルダモンのような爽やかなスパイスやドライハーブの印象が僅
かに混ざります。若干クリスピーなガスが舌先を刺激し、
しっとりと優しい甘さが舌を包み込み、熟しながらも酸のある果実を頬張った時のような小気味良い酸が感じ
られ、軽やかで瑞々しい飲み心地です。
香りの印象よりも口中では一層香りを強く感じ、果実味は酸と熟した風味の両方を兼ね備え、赤紫蘇やスパイ
シーな雰囲気も相まって、若々しさだけでなく複雑さも
伴った落ち着きを感じさせる味わいです。
以下シャルボニエール2001年ご紹介文です。
ル・マゼル
シャルボニエール2001年です!
今回テイスティングした
サン・フィリップ03
2001年?
2003年?
2006年?
03?
ほんとに~?と聞き返したくなるのですが
そうなんですね
03なんです。
当店入荷は2015年12月16日ですが
その後テイスティングして
そしてその後
別なル・マゼルのワインテイスティングして
インポーター様の合同試飲会でも
ル・マゼルのワイン飲み倒して
とことん気にある存在それがル・マゼルです。
とことんというと語弊があるかな
正直はじめはそこまでではなかったのですが
今頃03ですか~
あとは
よくヴァンクゥールさんのワインとかで
葡萄の供給元・・・ル・マゼルの葡萄で・・・とか
良く聞くあれですな
と無知って怖いですが
歴史は古くしかも
ジャック・ネオポールやマルセル・ラピエールとの出会いで
ヴァンナチュールの道へと進んだ造り手
元々は協同組合へ葡萄を売っていたので
今もそうのようですが
ぶどう栽培のほうが専門なのではと思います。
所有する畑はかなりの広さあるようですが
ル・マゼルのワインとして市場にでてくるのは少ないので
今でもル・マゼルの葡萄で気合の入る若手生産者などに葡萄を供給しているのではと
思います。
その中で自身のワインも造るそんな程度なのではと思います。
そんなル・マゼルのワイン
初めての入荷がサン・フィリップ03
その様子ですが
グラスに注いだ感じ
すごく色っぽいというか綺麗なそして良い感じに熟成色あり
オレンジ入る液体
この色だけでたまらないですね
やや揮発酸感じるもの
茶も感じる
杏系そしてローストの香りも甘い果実の熟して枯れも少し入る
ポワンとした印象
ミンティさもどこかあるような
甘さほろ苦さがちょうど良い感じ03なのになんとなくガスがピリリとあるような感覚
すっごい大人っぽい
ヴァンナチュールが熟成してでてくる妖艶さがここにありますね
枯れ旨ワイン!
03のわりにテイスティングしたのが早い段階だったのか割と落ち着きない感じもありました
今はその当時からまた一年、二年と経過してしっとり
より成長した枯れ旨しっとり楽しめるのではと思います。
インポーター様からのご紹介もありますので
記載させていただきます。
<サン・フィリップ2003年> シラー100%
澱が多くございますので、到着後立てた状態で数日落ち着かせてからのご使用をお勧め致します。
南向きの粘土石灰質土壌で樹齢48~56年。ステンレスタンクで2週間のマセラシオンカルボニック。プレスの
後
ステンレスタンクで12ヶ月かけて低温でゆっくりと発酵させ、その後228Lのオーク樽で24ヶ月熟成。
熟成を見て取れる薄いレンガのような色合いです。グラスに顔を近づけた瞬間に期待感が湧く紅茶の茶葉やタ
バコの
ような熟成香、そしてドライプルーンや完熟したブドウであったことも連想させる香りが漂います。
口に含むと一瞬で虜になるような複雑な旨味と香り、そして果実由来の甘みとバランスの良い酸が全体に広が
ります。
タンニンは角がとれとてもエレガントな口当たりで、余韻には梅かつおのような旨味と風味が長く続きとても
贅沢な
味わいです。時の経過に伴いやや揮発酸が高くなりますが、それをものともしない風味と味わいがあります。
ワイン中の良い部分だけを残しながら熟成をしてきたように感じられる味わい深い1本です。
そしてその後
なんとなく忘れていたり
どうしてもご紹介したい方にちょろちょろっとご案内したりそんなこんなで
その後の出会いは
インポーター様合同試飲会
お取引のないインポーター様だったのですが
ル・マゼルのワイン見つけてしまい
ずいずいと進んでは飲んでしまいました。
どれ飲んでも美味しくドストライク
南仏でも優しく心地よい感覚
旨味もしっかりと素朴に力強さもあり
でも重すぎず染み入る旨味
まさにこれ!
ということでどんどんル・マゼルのワインに対する興味深まりつつあるなか
次のご案内
それがまた貴重なワインで
日本への入荷が300本とかその程度
当然当店への割り当ても極少量
そしてそのワインは・・・
なんとさらに古いヴィンテージ
2001年の白!
そして2013年の赤でした。
ワインは
シャルボニエール2001年白
ラウル2013年赤
この二種類は飲めませんので
インポーター様からのご紹介です。
<シャルボニエール2001年/ル・マゼル>シャルドネ100%
深みのある黄金色で、仄かに酸化のようなニュアンスが感じられます。りんごやカリンのコンポートの様な凝
縮感のある
果実や梅酒、メープルシロップや蜂蜜などの甘さを感じさせる風味が感じられます。
甘さを想わせる雰囲気がありますが、味わいに感じる甘さはそれほど強い印象ではなく、ボリューム感はしっ
かりとしていて
円熟味があります。豊かでリッチ、尚且つ酸化のニュアンスで複雑さが増しコクのある味わいです。ボディは
厚みがありまずが、
しっかりと酸のコーティングがあり瑞々しささえ感じる程です。果実の風味にビターカラメルに似た香ばしさ
や熟成からなる複雑な
風味が溶け込み余韻が長く、ゆったりと楽しめる味わいとなっております。
<ラウル2013年/ル・マゼル>カリニャン100%
鮮やかな中程度の赤色で、さくらんぼやブルーベリーなどの甘酸っぱく若々しい果実味がたっぷりで、白胡椒
の爽やかな
スパイスの香りが感じられます。色や香りからも感じ取れるような軽やかな印象で口当たりは瑞々しく、葡萄
をギュッと搾った
ような果実味をダイレクトに感じられるジューシーさがありますが、13年のワインと言うこともあり、時間の
経過に伴いほどよい
甘さと酸、果実味のまとまりが良くなっており、タンニンは控えめに感じられます。これからの季節には少し
冷やすことで、
より瑞々しさやチャーミングな果実感を堪能出来ると思います。
この二種類これも興味そそられるものであり
01のシャルドネ
今どうなっているのか
非常に気になります。
そして次の入荷
今回ですが
三種類お分けいただきました。
白のレ・レッシュ2009年
シャルドネとグルナッシュ・ブランで造られる白
09とか06とか
以前も03、01とか平気で出てくるのがすごいというか懐の深さ
単に溜め込み過ぎ?長期熟成して真の魅力でるまで熟成させる主義なのか
とにかく楽しすぎです
今回は三種類の中で
マゼル・ローズ2014年
飲みました。
久しぶりのル・マゼルのワイン
テイスティングというよりは単純に飲みたい
そんな気持ちです。
いくつか飲んでですが
ル・マゼルのワインは本当に自然体でぶつかってよいワインというか
肩肘張らずにゆったりとリラックスして飲めるワインなんですね
テンション高いワインなどは
こちらも身構える必要心構え必要ですが
ル・マゼルのワインは
抜群にふにゃりしながら飲めるワイン
でも中身は凄いんです
今回のロゼも
まず色明るくオレンジ、茜色プリプリの色あい
どこか陰もあるような茶系もあり
揮発酸はなんというか楽しくウエルカムな感じで
アーモンドとかカラメル系も入り
金柑など
飲めばジュワ~っと旨味が染みわたり
甘ずっぱさ、桃系もドライでミネラル感パリッと楽しめ
その後のワインの変化楽しめる
美味しいですね
たまらないですねこんなワイン
とにかくこんな魅力がル・マゼルなんですね
今後も追い続けたいワインの一つです。
以下インポーター様情報
<レ・レッシェ2009年>王冠 シャルドネ グルナッシュ・ブラン
王冠で止めてありますが、ガスは感じられません。濁りのある中程度の黄色。リンゴ、柑橘果実に桃やパイナ
ップルなど
様々な果実が詰まったフルーツカクテルのような香りと風味で、それに似た甘さが優しく広がります。8年の歳
月が経過
していますが、若さを感じさせる豊かな果実味と甘みでシャープな酸が特徴的です。酸はお酢のように揮発的
な印象を
受けますが、口中に果実味・甘み・旨味が残り嫌味に感じられず、ボリューム感を整え甘さをほどよく感じさ
せてくれます。
このシャープな酸と豊かな果実と甘みを持つ味わいは、暑くなるこの時期に最適な1本で、良く冷やしてお楽し
み頂くことを
お勧めします。
<マゼル・ローズ2014年> シラー100%
僅かに濁りのあるサーモンピンクの色合い。熟したサクランボやアセロラ、赤スグリなどの果実の風味に飴の
ような甘みの香り、
それに加え僅かに芳ばしさが感じられます。舌には優しい甘さが残り、香りに似た小さな赤い果実を頬張った
ようなキリッと
した酸は、その上をすっと通りぬけ軽快さを感じさせます。口中で感じさせる酸や果実味などのバランスが良
く、甘酸っぱく
チャーミングで人懐っこさがありますが、余韻には旨味や皮付きの桃のようなややタンニンのある風味が続き
ワインとしての
骨格も感じさせます。
<キュヴェ・ラルモンド2006年> シラー100%
エッジにややオレンジが入る鮮やかな中程度の赤色。抜栓直後はレッドグローブなどの果皮の薄い葡萄や熟し
た赤い果実などの香りが
感じられますが、空気に触れ開いてくると共に果実味はより凝縮したニュアンスへと変化してきます。11年経
過しているとは思えぬほど
まだ溌剌としたジューシーな果実味で、アタックから中盤にかけて果実由来の甘みがあり口当たりは柔らかく
感じられます。
しっかりとした酸はそれらを引き立てつつワインの芯を作っている印象で、余韻にかけて熟成由来の梅かつお
を想わせるダシの
ような風味などの複雑さが感じられます。果実味と熟成がほどよく織りなす味わいは今でこそ堪能できると言
えますが、今後の熟成によって
ダシのような旨味が一層増し、より贅沢な味わいへ変化していくことでしょう。
<ル・マゼル>
ローヌ南部アルデッシュの小さな村ヴァルヴィニエールに位置しており、現在19haのブドウ畑を所有しており
ます。
ブドウ栽培は祖父により1919年から始まり、父や現当主のジェラルドにより大きく成長しました。
ジェラルドは、1984年より父の元で働き始めました。当時、ブドウはヴァルヴィニエール協同組合のワイナリ
ーへ
卸していました。80年代に入り化学肥料や農薬、除草剤などが蔓延しただけでなく、販売率を優先したワイン
造りや
不自然なワイン造りが多くなっている時代でした。そのような時に、ジャック・ネオポールとマルセル・ラピ
ーエールに
出会い、化学肥料や亜硫酸、培養酵母などを使わず自然で高品質なワインを造る事が出来ると知り、1997年よ
り自ら
醸造を手掛けるようになりました。
100%天然酵母、酵素やビタミン、亜硫酸の無添加。清澄やろ過も行っておらず出来るだけ自然な造りを心が
け、
フルーティーで香り豊かなワインを造る事を心がけています。
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