フレデリック・コサール ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール2018年 750ML
ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール2018年です!!!
いよいよ待ちに待ったシャソルネ&コサール2018年がリリースです!
なんというか
何からお伝えしてよいか悩むほどに
大変革となった2018年
まずコロナ関係ですが
この時期にリリースとなったこと
これは例年ですと
春時期新ビンテージリリースなので3~4月頃なのですが
実際ワインはリリースできたようですが
やはりヴァンクゥール様
もっとも力を入れて愛情込めて伝えているワインの一つ
単純に予約とってリリースとはしないあたりさすがです。
ちゃんとコロナのある程度の収まりを待って
限定的な試飲会やお客様にわかってもらえて魅力伝えてからの
リリースにしたかった
その想いがこの時期のリリースとなったことです。
ただ・・・ただですが
私自身
タイミングずれて本来ですと8月や9月に試飲会
あったのですが
様々な状況鑑みて
どうしても福島の地から東京はそんなに遠方でもないとも思いつつも
嫁の看護師という仕事からも
万が一があり得ない状況で試飲会は泣く泣く断念です。
なので
今回の2018年は試飲会参加しての全キュヴェ試飲は参加できませんでした。
ということで
家での試飲ですが
今回2018年とにかく本数が少ないワインが多い
コサールの話では2018年ブルゴーニュ全体的に久しぶりに収量とれた年となったわけですが
それでも引き合いが強いのもあり
なかなか少ない
人気のピュリニーなどはほぼ無しなど例年ともまた違います。
そして大きな変更点
というか大改革に近いです。
脱樽!です。
そしてクヴェヴリ導入
ジョージアワインが数年前から一気に世に広まり
その影響を受けた造り手が
導入しているクヴェヴリ
ただほとんどの造り手が
メインとなるワインは今まで通りで
それ以外にクヴェヴリ使用したワインも出している
まぁ普通に考えればそれが当たり前かと思います。
チャレンジするとしてもそれに大きな割合をあてることは
あまりにもリスキーですから
ましてはブルゴーニュワインでそれをやろうとするとなると
なんというか
私も初めて聞いたときはありえないと
そう思うほどで
価格云々だけではないとしてもやはり高額なワインとなるブルゴーニュワイン
ワインの価格だけじゃなくそれ以外の葡萄の単価や
様々なことにおいて別次元のブルゴーニュ
ブルゴーニュの畑の価格とかでもたまにニュースになるくらいですし
所有するなんて夢のまた夢みたいな世界
それらが絡み合う世界だからこそ
少しの変革もかなりの勇気がいる世界
な・の・に!!!
いきなりの
脱樽宣言!
今回2018年は
もちろんすべてではないですが
スタンダードキュヴェのブドーやビゴットだけじゃなく
サンロマンにヴォルネイ
ジュヴレシャンベルタン!
モレ・サン・ドニなども!
驚きです。
驚きとおりこしてあっぱ口です
インポーター様情報みてもすんごいのですが
2017年~2018年にジョージアへ赴き
なんとその場でクヴェヴリを注文
しかも10基も!
その決断力動きの早さ凄いです。
今まで積み上げてきたものそれを壊すかもしれないとか
そんなネガティヴなことは一切ないのがコサールなんでしょうね
それが好きでいままで追いかけてきたところはあるかもしれません
でも今回に関しては
ワインを飲むまではどこか心配とか不安もありました。
でも飲んで
納得させられてしまうんですね
すべてがクヴェヴリというわけじゃなく
最終的には
卵型のコンクリートタンク
と
クヴェヴリ
この二種類にすべて収まるようです。
卵型コンクリートタンクですが
17hLサイズ(ブルゴーニュサイズの樽 7.5樽分)の卵型コンクリート(シリスが含まれている)タンクを導入しています。密閉性が高く、卵型によるディナミザシオンの効果があり、発酵中はガスを抜き、発酵後は酸化防止のためガスを足しコントロールができる優れもので、スキンコンタクトシリーズで使用される特注のステンレスタンクと同じような構造となっています。
とのことで
コサールのユーチューブ動画で後ろに映っているものがそうかと思います。
黒くて上にステンレスタンクの蓋がついてるもの
卵型により容器内でワインが静かに循環するようでこれが良い影響をあたえるとか
そして
クヴェヴリですが
ジョージアでその場クヴェヴリの造り手に発注したものですが
9.5hL~14hLサイズ(ブルゴーニュサイズの樽 4樽~6樽分)のステンレスの蓋がついた甕を10基
このクヴェヴリのためにすっぽり地中に埋まる盛り土と石積みの壁をわざわざカーヴ内に施していますとのこと
クヴェヴリは本当は同じサイズのものを頼んだけど
若干サイズ違いが届いたようでこのへんは手造りだからこそもあるのかなと
この二つですがどちらも密閉性の高いもの
このへんがいわゆるジョージアワインクヴェヴリワインとも違う部分でもあるかと思います。
ジョージアのワインクヴェヴリのワインあまりあるパッションあるワインながら
酸化的なワインも少なくなくそのへん心配もありましたが
コサールのクヴェヴリワインにはそのへんの心配は皆無です。
また個人的に気になった点として
クヴェヴリの内側に蜜蝋を塗ることでワインにも特徴的な香りが出るのですが
これは無しということで
これも一安心
樽についてですが
今まで使っていた新樽は一切使用無しで
6~9年程度使用の古樽は2018年では使用ありです。
このへんは2019年もワインによっては使用ありですが
2020年からは完全に
卵型コンクリートタンクかクヴェヴリに移行していくようです。
そして一番大事ななぜその変革をしたかというと
どこまでも純粋性を求め
葡萄本来の魅力を伝えるため
そのために
樽熟成による余計なものを排除したいという思いから
この大変革へと進んだようです。
確かにブルゴーニュワインでも
中身の表現力乏しいながら樽だけが浮いているようなワインもありますが
コサールのワインは
それでも樽の影響は今までもできるだけ抑えて葡萄本来の旨味強さパッションを伝える
ワインだったと思いますが
その少しの影響さえも排除したい
その熱意それがジョージアのワインに触れて沸々と燃え上がってしまったのかと思います。
ということで長くなりましたが
大きな変革それが以上となります。
そしてさらに大事なこと
仕上がりはどうなのか?ということですが
素晴らしい仕上がりとなった2018年
その良さがより深く引き出されている
そんな気がいたします。
今回飲んだワインですが
悩みましたが
この変革それを知る必要性が第一と考え
赤は
ブドー2018年
ブドークヴェヴリ2018年
白は
ビゴット2018年
ビゴットクヴェヴリ2018年
この四種類を比較テイスティングいたしました。
まずビゴット2018年
卵型コンクリートタンクを使用のほうですが
グラスに注ぐと
液体はクリアーで黄色の色調まずまずの濃度もあるようです。
香りはレモン、洋ナシ、桃など
かなり熟度ありまったりコク
密度感厚み感じる
卵型コンクリートタンクの影響なのか
そのまろやかさワインの雄大さもより出ている気がする
脱樽熟成ですがどこかバニラ、ナッティさも存在する
果実の熟度といつもよりスモーキーさがあり
そこから酸度は高め同時に果実のパワフルさ
エネルギーもしっかりと感じる
コサールのユーチューブ動画であったように
2018年の白は
成熟度高く果実の強さもあるのに後から酸がしっかりと出てくる
これが見事に伝わります。
そして次は
ビゴット クヴェヴリ2018年
まずクヴェヴリのほうは
表ラベルなど同じですが裏ラベルにクヴェヴリの形を模したもので
ここで判断ですね
グラスに注ぐと色の濃さ
通常のものも黄色系濃いめですが
濃度感は同程度ながらオレンジなど入るような感覚
でも液体はクリアーです。
液体の旨味の濃さを物語るようなテリ、液体の流れもオイリーな感覚あるような
香りはやや杏系もありつつミネラル感がまず先にくる
閉じ気味で果実香などはまだ立ち上がらず後から
奥から少しずつ果実が存在してくる
味わいクヴェヴリのなんというか
なんとも言えない感覚
単純に言えないのですが物々しいコアがあり
ドライでも骨格と密度感そして上質さ
クヴェヴリワインながらこのエキスの感じるところに
粗野なところがなく集中力感じ上質さに繋がる
じょじょにまったりとドライで骨太さある中に果実の芯が出てくる
甘やかさとか親しみやすい表現ではなく
鉱物的なミネラルでもごつごつではなく
なめらかに塊感ある表現そこに旨味がこめられているような
ややストイックさ保ちながらよりピュアさ引出ていると感じながらも
やはりまだ閉じ気味
コサールが伝えたい何かを感じつつも
これからまた数年でよりそれが明確になっていくのであろうと
そこは信じられるところでもあります。
次は赤
○ブドー2018年
こちらもビゴット同様に
卵型コンクリートタンク使用のワイン
グラスに注ぐとクヴェヴリワインと比べると少し明るめながら
2018年の良さが色調の濃さにも出ている感じです。
そして香りもダークな森へといきなり誘い
下草などその雰囲気がすでに素晴らしい域へと
そこから野バラきらりと光りでも基本のダークさある中に
生きた表現少し湿度ある中に存在
いつものブドーの線上にはあると思いますが
軽やかな表現よりもより実の詰まったでも
重いようなワインじゃなく
酸も支えとしてある
ややダークさある赤系果実に妖艶さのある花など
そして旨味は出汁系
リリース時期春から秋へとかわりながらも
2018年は全体のスケール感もありやや時間を要するワインとも感じます。
そして卵型タンクにより
ピュア感の増したところこれもこの先熟成進んでくるとより明確に
表現されていくと感じます。
次は
○ブドー クヴェヴリ2018年
グラスに注ぐと
あきらかにこちらのほうが力のある濃度感ある色調
健全さも伝わる赤紫のピュア液体
ただ香りは開けたては少し還元ある状態
通常のブドーも少し固い印象ありましたので
クヴェヴリのものはさらにやはり時間が必要な印象で
タンニンの渋みなどもやや固め
白でも感じたクヴェヴリのよりストイックさこれが出ている
それによりワイン全体にワイルド感もある
ただ奥に旨味の凝縮した甘味もかんじるようで
まだすべてを感じ取れる段階でもないとも思うところありますが
中には鉱物的なミネラルそして山を連想するような
そこに野生の森
植物の印象
バラ系や高山の植物などこのへんもよりピュアさを引き出し
ワインに映し出すことで今までの端正な仕上がり親しみやすいブドーよりも
ピュア感そしてナチュラル感も出ている印象です。
でもその生命力と気になる存在
このへんの答えはやはりまだ数か月先もう少し寝かして
答えを見つけたいそんなところございます。
ブドー、ビゴット
通常のもの
通常といっても卵型コンクリートタンク使用となり
そして
クヴェヴリのもの飲んで
まだとらえきれていない部分もございますが
より普段引き出せないものも顕在化していると感じる部分ございます。
それが熟成を経て調和していく中でどう新たな魅力を創造していくか
ここらへんが楽しみなところ
でもやはり少し待つことも必要なワインとなります。
クヴェヴリはじめ
今までもマセラシオンワインそしてジュラワインローヌワイン
ことごとく一年そしてその後の二年目では
確実のコサール自身のものとして
より魅力を引き出したワインを生み出しております。
それを今回の大変革
必ずや信じていけるものであると思います。
今後少しずつその変革がもたらす意味
これを少しずつ楽しんでいきたいと思います。
宜しくお願いいたします!
ブドー、ビゴットインポーター様情報
○ブルゴーニュ・ブラン ビゴット2018年
テイスティング
コメント
白桃、梨のコンポート、アカシア、ヘーゼル
ナッツ、モミの木、ウエハース、ピート、火打
石の香り。ワインはピュアかつスパイシーで
ボリュームがあり、透明感のあるまったりと
したエキスにほんのりビターで滋味深いミネ
ラル、繊細で強かな酸が溶け込みそのまま
余韻に続く!
ちなみに!
収穫日は2018年9月9日、11日。収量は
45hL/ha!ビゴットとは「信心に凝り固まっ
た人」という意味。買いブドウの畑は1.9 ha
で、ピュリニー村内の区画とヴォルネイとポ
マール近辺との区画のブドウが主。ピュア
な味わいを引き出すため樽は使用せず卵
型セメントタンクを使用!(前年は新樽
20%、古樽80%を使用)
○ブルゴーニュ・ブラン ビゴット・クヴェヴリ2018年
テイスティング
コメント
パッションフルーツ、パパイヤ、アカシア、カ
シューナッツ、ホワイトチョコレートの香り。
ワインはフルーティーで上品なストラク
チャーがあり、深みのある芳醇なエキスに
塩気のある凝縮した旨味が溶け込み、鉱物
的でチョーキーなミネラルが骨格を支える!
ちなみに!
収穫日は2018年9月9日、11日。収量は45
hL/ha!ビゴットとは「信心に凝り固まった
人」という意味。買いブドウの畑は1.9 ha
で、ピュリニー村内の区画とヴォルネイとポ
マール近辺との区画のブドウが主。ミネラル
を最大限に引き出すために発酵熟成は
ジョージアから特注したクヴェヴリを使用!
(前年は新樽20%、古樽80%を使用)
○ブルゴーニュ・ルージュ ブドー2018年
テイスティング
コメント
フランボワーズ、グロゼイユ、パッションフ
ルーツ、シャクヤク、昆布の香り。ワインは
しなやかかつジューシーで、みずみずしい
果実味にダシのように染み入るような旨
味、ほんのりビターで滋味深いミネラル、繊
細なタンニンがきれいに融合する!
ちなみに!
収穫日は2018年9月4日、6日。収量は40
hL/ha!ピュリニーとサシャーニュの間の教
会の近くに1 haの買いブドウとニュイ・サン・
ジョル・ジュ・クロ・デ・コルヴェの国道を挟
んで対面にある1haの買いブドウのアッサ
ンブラージュ!ブドーは「カトリック司祭の案
内係」という意味があり、教会の近くにある
畑とワイン名を関連付けている。ピュアな味
わいを引き出すため樽は使用せず卵型セメ
ントタンクを使用
○ブルゴーニュ・ルージュ ブドー・クヴェヴリ2018年
テイスティング
コメント
グリオット、チェリーのコンポート、バラの花
弁、シソ、フュメ、なめし革の香り。ワインは
みずみずしくしなやかで旨味のある果実味
が染み入るように優しく、後から鉱物的なミ
ネラルとキメの細かいタンニンの収斂味がじ
わっボディーを引き締める!
ちなみに!
収穫日は2018年9月4日、6日。収量は40
hL/ha!2ピュリニーとサシャーニュの間の
教会の近くに1 haの買いブドウとニュイ・サ
ン・ジョル・ジュ・クロ・デ・コルヴェの国道を
挟んで対面にある1haの買いブドウのアッ
サンブラージュ!ブドーは「カトリック司祭の
案内係」という意味があり、教会の近くにあ
る畑とワイン名を関連付けている。ミネラル
を最大限に引き出すために発酵熟成は
ジョージアから特注したクヴェヴリを使用!
(前年は新樽15%、古樽85%を使用)
その他のワインですが
こちら
○ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール2018年です!
さてネゴスワインです。
ネゴスワインの状況ですが
古樽を使用しているキュヴェが多いようですね
ただ新樽は全く使わず2年~3年とか数年使った古樽を使うワインが
多いようです。
このワインも2~3年樽使用で
ネゴスワインに関してはいきなりの変更はせずに
少しずつ樽の影響を弱くして
またキュヴェごとにクヴェヴリを使用したワインもリリース
そして来年へと繋がるようです。
ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール2018年ですが
ネゴスのワインでも
ジュヴレシャンベルタンはコサールの中では後から追加されたワインの一つ
そのジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール
今回2018年は
通常のものと
クヴェヴリが登場です!
このへんの貴重なワインで
クヴェヴリも作るあたり本気度が伝わりますが
コサールのジュヴレ
今までのイメージでは
美しい赤系艶々の液体で
ほんのりスパイシー感やジュヴレらしい男性的なところもありつつ
やはりしなやかな果実の流れや
男性的な部分と女性的な部分を兼ね備えるそんなイメージのジュヴレで
ありました。
今回2018年も
通常のジュヴレシャンベルタン レ・ジュヌヴリエールのほうは
クランベリー、フランボワーズ、バラ系
そこにピートやたばこの葉の香り
瑞々しさ繊細な酸
そして滋味豊かなミネラル感
出汁系の旨味複雑に絡み合うワイン非常に魅力的な言葉が並ぶワインです。
そして
ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール・クヴェヴリ2018年は
ジュヴレのより野性味を引き出したような
グロゼイユ、ザクロにバジル
蜜蝋、鉱石の香りなど
瑞々しく染み入るような果実味は同様ながら
よりタンニンの収斂味出るのがクヴェヴリのようですね
より熟成を経てスケール感増した状態で楽しみたいワインです。
以下インポーター様情報
ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール2018年
テイスティング
コメント
クランベリー、フランボワーズ、シャクヤク、
バラの花弁、ピート、タバコの葉の香り。ワ
インはみずみずしくスレンダーで、繊細な
酸、滋味豊かなミネラル、ほんのりビターな
タンニンがダシのようなピュアな果実味に溶
け込み複雑に合い舞う!
ちなみに!
収穫日は2018年9月4日。収量は40
hL/ha!キュヴェ名のLes Genevrièresは
Reniardの昔の名前で、現在は地図上では
レニアールに統合されているが、例外的に
昔から畑を持っている所有者は今でも昔の
レ・ジュヌヴリエールの名を明記できるそう
だ!買いブドウの畑面積は0.22 ha。新樽
は一切使用せず2~3年樽を使用!(前年
の新樽と古樽の比率は30:70)
○ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール・クヴェヴリ2018年
テイスティング
コメント
グロゼイユ、ザクロ、シャクヤク、バジル、ハ
イビスカスティー、蜜蝋、鉱石の香り。ワイン
は艶やかかつチャーミングで、みずみずしく
染み入るような優しい果実味に滋味深く鉱
物的なミネラル、繊細なタンニンの収斂味が
きれいに溶け込む。
ちなみに!
収穫日は2018年9月4日。収量は40
hL/ha!キュヴェ名のLes Genevrièresは
Reniardの昔の名前で、現在は地図上では
レニアールに統合されているが、例外的に
昔から畑を持っている所有者は今でも昔の
レ・ジュヌヴリエールの名を明記できるそう
だ!買いブドウの畑面積は0.22 ha。ミネラ
ルを最大限に引き出すために発酵熟成は
ジョージアから特注したクヴェヴリを使用!
(前年は新樽30%、古樽70%を使用)
以下2017年ご紹介文
フレデリック・コサール
ブルゴーニュ・ブラン ビゴット2017年です!!!
毎年のようにだいたい決まった時期にリリースとなる
ブルゴーニュワインですが
春頃からだんだんと各生産者リリース始まりますね
その中でもフレデリック・コサールのワイン
ちょうど3月、4月頃から情報が出始め
インポーター様のお披露目会ありと
そして4月末~5月初めころにリリースですが
当店としても
ワクワクのワイン
それも大きいのですが
種類も本数も大きくなるとなると
もちろん金額も大きくなるわけで
その出来はなんというか
良い仕上がりであってくれというほぼ願いも入ってくるわけですね
でも・・・でもですねやはりそこは正直にいきたいところ
私の場合なんか正直にそのワインの表現に出てしまうところもあるのですが
そう後で読み返してみても
なんか本当に素晴らしいワインなんかは口数も増えるし
伝えたいものが増えてくるわけです。
そして今回2017年の
フレデリック・コサール&シャソルネ
ズバリ素晴らしいです。
正直2015年
そのビンテージの特徴などもあり、やや大きめゆったりとした中に
味付きも濃さ太さありながらコサールらしいバランス感覚もあるワイン
その後の2016年
見事に2016年というビンテージのキャラクターの中に
素晴らしい集中力と繊細性ある仕上がり細いながらもしっかりと細やかな表現と密度感あるところは
魅せてくれるワインで
素晴らしかったのですが
この流れで・・・
2017年
さらに何を望むのか・・・と思ってしまうところでしたが
さらにその先があったと!
インポーター様ヴァンクゥール様のちょっと大げさな言い回しかな!?・・・とかちょっと疑心もありつつ
臨んだ試飲会でしたが・・・・が!
物の見事にその2017年さらにその先があった!というべき内容にに仕上がっている
そう感じるワイン群でありました。
2017年
2011年に似ていると言われることもあるようですが
何より大事なのが変わりゆく自然の状況それをみながらどう対処して
さらにはその葡萄の成熟度を見て感じての収穫のタイミングなど
そのへんの見極めそれが本当に大事な年となったようです。
いかにフェノールの熟しを見極め、早く収穫し酸を確保するかが大きなカギだった
とフレッドも言っているようで
さらにこの仕上がったワインを感じれば
その見極めが完璧に近いほどの良いものであったのではと思います。
2015年が完熟で旨味の大きさ濃さあるもの
2016年は非常に繊細な中に細やかな表現そしてコンパクトな中に密度感も表現されるワイン
2017年のフレッドのワイン
より成熟した表現もありつつも2011年的な繊細さ細やかさもあり
さらには2010年の陰陽のバランスあるそして骨格のしっかりとあるワインが生み出せている
ゆえに今後の熟成も期待できる楽しみなワインに仕上がっているのではと思います。
特に2016年から始まったジュラのネゴスワインなども
正直ちょっとやりすぎ的なまだものにしていない感がどこかにあった2016年でしたが
ブドウの供給元がかわったらしい情報もありながらも
それ以上に
一年経験するだけでその次の年には自分のものにしてしまうのか!?と思うほどに
今回のジュラワインはなんかガラッと変わり素晴らしかったです。
昔も初めてネゴスワインに手を出したさいも
新井順子さんの表現に
フレッドが手掛けるとものの見事にフレッド節がでてしまう・・・的な表現していたような気がいたします。
初年度などはやはりまだ模索の中でありながらも
一年付き合うだけで
特徴や個性をとらえて自分のコサールらしさを出しコサールのものとしてしまう
自分色に染めてしまうそんなところあるのではと思います。
ということで
興奮の試飲会その熱いものそのままにご紹介です。
まずは
一番最初にいつも飲むワイン
○ブルゴーニュ・ブラン ビゴット2017年白
定番のスタンダードな白シャルドネ
定番でスタンダードながらこのビゴットのシャルドネも樹齢は少しずつ高くなり
資料ですと樹齢57年平均とのこと
ある意味ビンテージの影響などもありわかりやすい
その2017年ですが
なんだかキャッチーな魅力フルーツ感も甘みとろみもあるような
そして密度感もしっかりとある
果実感も黄色果実
明るさと熟密度あり重い方にいかずにキレもありこのバランス感覚と
内容の充実がこの2017年!
スタンダードな白だが
この2017年抜群に美味しいぜひこのワインは飲んでいただきたいですね!
以下インポーター様情報
テイスティングコメント
パイナップル、黄桃のコンポート、アニス、ミモザ、杉の木、ハーブの香り。ワインはフルーティーで甘みにも似た芳醇でふくよかな旨味エキスがあり、後から繊細なミネラルと強かな酸がじわっと口の中に広がる!
ちなみに!
収穫日は2017年9月7日。収量は38hL/ha!ビゴットとは「信心に凝り固まった人」という意味。買いブドウの畑は1.9 haで、ピュリニー村内の区画とヴォルネイとポマール近辺との区画のブドウが主。新樽は20%、残りの80%は2~3年樽(10hLの大樽含む)を使用!(前年の新樽と古樽の比率は30:70)
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