自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ヤン・ドゥリュー マノン オート・コート・ド・ニュイ ブラン2010年 750ML

7,072円(税643円)

定価 8,250円(税750円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ヤン・ドゥリュー
マノン オート・コート・ド・ニュイ2010年です!

※販売に際してのご注意
ヤン・ドゥリューのワイン
それぞれ少量入荷となりますので
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。

マノン2010年はエチケット若干スレなどもあります。


2013年に鮮烈なデヴュー飾った
ヤン・ドゥリュー
インポーター様からも
ポストパカレやポストプリューレ・ロックなどと話題になり
実際プリューレ・ロックでの栽培など担当しながら自身のワインを
生み出すヤン・ドゥリュー
アペラシオンの概念を超える価格帯のワイン
そして味わいもアペラシオンを超える
独自性を持つワイン
まさにプリューレ・ロックのワインにあるような感覚ですね
ACブルゴーニュとか
ヴァン・ド・フランス格付けなのに
一万円とか軽く超えてきたり
でもちゃんとそれに見合う内容
それはグランヴァン的な見合う内容ではなく
プリューレ・ロック節がしっかりと価格に見合う内容あるワイン
そんな意味合いでのワインでありますが
ヤン・ドゥリュー
正直初リリースからその後のなかなかコンスタントには
リリースは無く
当たり前といえば当たり前なのですが
今回新リリースとなったのが
2012年とか2013年2014年と
完全に世の中のリリース状況とは全く別物で進んでいく
それがまた何かこだわりとかそこに何か魅力を感じて
手にしてしまうそんなワインなのではと思います。

今回リリースで極少量割り当ていただけましたが
でもとても飲める状況ではなく
ただやはりヤン・ドゥリューのワイン何か感じたいということで
実は当店に2013年に入庫しているワインで
寝かせていたものございます。

今回合わせてご紹介ですが
○マノン オート・コート・ド・ニュイ白2010年です。
このワイン
なんかなかなか手を付けることできなかったワイン
なんでか
一年たち二年たちと・・・そのままになり
記憶からも少し消えたりして
なんだっけ?このワイン的な・・・
そしてモルゴン・・?白?こんなのあったっけ?的な・・・う~ん・・・みたいな
でもよくよくみたら
モルゴンじゃなくマノンじゃないの!

そう
ヤン・ドゥリューの娘さんの名前を冠した白
マノン
オート・コート・ド・ニュイの極小区画から少量生産される白
エチケットにある小さな手形はその娘さんの手形とのこと
そしてそれを確認してから今回の久しぶりにリリースあるまで
待ちました。
そして今回テイスティング
2010年のオート・コートの白です。
通常だったらもうだいぶ落ち着き弱くなっている要素もありそう
ですが
開けてグラスに注ぐと
!まだ緑っぽい印象もありどんより黄色けい鈍い光を発して
なんとも美味しそう!
2010年ですよね?
まだシュパシュパするようなミネラル感迸る
生きてる生命力バンバン感じるワイン
ネットリとしたコク密度感ある液体
厚みでもこいわけじゃなく自然体
ゆったりとした時間流れメロン、柑橘広がり重心低く
満足感高し!
熟成で要素がまとまり塊になり余分な力は抜け
自然体の旨味が凝縮したオート・コートの白
ヤン・ドゥリュー素晴らしいです!

そして今回リリースの
ヤン・ドゥリューです。
価格もかなりのものですがそれ以上に
それぞれ数が少ないです。
今回は三種類ご紹介となります。

まずは今回唯一の白
○レ・グラン・ポン・ブラン2014年です。
VdFということですが
レ・ポン・ブランシリーズはすべてアリゴテで造られる白
その中でもクラス分けがあるようで
レ・ポン・ブラン
レ・プルミエ・ポン・ブラン
レ・グラン・ポン・ブラン
と三種のクラス分けとなるようです。
あくまでヤン・ドゥリューの中の判断でとのことで
今回ヤン・ドゥリューの中では特級グランクリュクラスの
レ・グラン・ポン・ブランですが
やはりVdFということです。

ポテンシャルの高いブドウが得られる区画のアリゴテをマセラシオン(果皮と果汁を浸漬)し妖艶で複雑なアロマを引き出しました。すっと軽妙な飲み心地があるにも関わらず、高い成熟度を感じ、奥行きと複雑な余韻が怒涛のように押し寄せてきます。ある種マッサ ヴェッキア的なスケール感がありながら、11.5%の軽妙さが共存する不可思議なバランス。まだまだ時間軸の長い熟成が期待できるワインでもあります。

とのことで
高いポテンシャル持つアリゴテそれをマセラシオン
軽快さと複雑妖艶なアロマ有するワインとのことで
プリューレ・ロックにもマセラシオンの白ありましたね
極上のワインでしたが
ヤン・ドゥリューのワインもそれに追随するそんなワインとなるのではと
想像いたします。

次に赤ですが
赤は二種類です。
○レ・プルミエ・ポン オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ2012年
そして
○VdFレ・プルミエ・ポン・ルージュ2013年です。

当初のご案内ですと
レ・ポン・ルージュと
レ・プルミエ・ポン・ルージュのようでしたが
どちらもレ・プルミエ・ポン・ルージュですが
ビンテージ違いで
2012年と2013年
そして2012年のほうはオート・コート・ド・ニュイの格付けがあるようです。

レ・プルミエ・ポン・ルージュ2013年
こちらも表示アルコール度数10%と驚異的な低さにも関わらず、それを微塵も感じさせない様々なエッセンスの塊のようなワインです。以前にも増して妖艶さが加わり、香水のような華やかな芳香とピュアなベリーの香りが同居する不思議なバランス。味わいも同様にみずみずしい清涼感のある果実味と共にじわじわと余韻に広がる膨大な旨味があり、飲み干したあとの舌に、鮮烈な印象を刻み込む特異なワインです。

レ・プルミエ・ポン オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ2012年
ヤン ドゥリューにとっての1級畑となるレ プルミエ ポン ルージュ。カシスやブラックベリーのような艶やかな風味にキノコや森の下土のような微生物と有機物が織りなす複雑な香りが加わり、素朴でともすれば野暮ったいようでいて、その奥にはぐぐっと惹き込まれるような色っぽさを備えたワイン。ヤン ドゥリューの手がけるワインにはどれも、相反する表情の二面性を内包していると感じることが多いですが、このワインもまさにその典型。自身のドメーヌ発足から3年目ということもあり、近年の磨き上げられた雰囲気とも異なった輪郭の緩さがあるのも興味深いポイントです。

ということで
ヤン・ドゥリューの赤というと以前飲んだのは
ブラック・ピノ
その当時このワイン飲んでその軽やかで繊細さナチュラル感
素晴らしいレベルにあるワインでしたが
その当時2010年ものが2013年にリリースで
まだまだ本領発揮までには早い段階その後今飲んだら最高なんだろうなと思いつつ
今回の赤
2012年と2013年
非常に楽しみなワインです。
ヤン・ドゥリューの赤にある霊妙感
なんとも言えない不思議な世界でも引き込まれる
森、大地、妖精まででてきちゃうんじゃないか?くらいの勢いあるワインではと思います。



以下2011年ラヴ&ピフご紹介文
ヤン・ドゥリュー
当店初入荷です!
といってもできたてほやほやのドメーヌですので
それも当たり前ですが
当店新店舗のなんやかんやあってご紹介おくれましたが
すでに市場では
注目を浴びているのではと
思います。

インポーター様からは
ポストパカレ!ポストプリューレ・ロック!
なんてご紹介で
まずそれだけで扱ってみたいと思っておりましたが
エチケットなども
なんとも興味ひくようなデザインで
これは何か違うもの持っているそんな気がして
忙しい最中でも
なんとかご発注そして入荷となったワインであります。

でも2010年が初ビンテージですので
入荷本数も限られております。
瞬殺になる可能性あるだけに
ナチュール大好きなお客様必見ですぞ!

そして初入荷ということで
数少ないながらも
テイスティングさせていただきました。

今回の入荷は
ブラック・ピノ!
そして
ラヴ&ピフ!であります。
どっちもいきました。

こちらは
ラヴ&ピフ2011年
アリゴテであります。

先にブラック・ピノ飲んでいただけに
このアリゴテには並々ならぬ期待がかかっておりました。

ブラック・ピノもすごいですが
やはり価格がネック
でもこちらアリゴテは
3000円台ですので
もちろんアリゴテとしては高いですが
ヤン・ドゥリューのワイン味わえるとすれば
手ごろではと思えてしまうところがすごいですね

その様子です。

ラヴ&ピフ
この名前のピフはワインという意味でつかわれているようで
愛とワイン
そんな名前のピフいやワインであります。

ブラック・ピノ同様に
興味ひくワインでありますが
早速抜栓しグラスに注ぐと
こちらは色は適度に完熟感もある黄色み帯びた液体で
清澄度あり白交じりで
清々しい
そう
ヤン・ドゥリューのイメージそのままのワインではと思います。

香り
ムムム!
けっこう凝縮感ある果実の集中
蜜のニュアンス
アリゴテらしい清涼感ある酸
シャッキリ果実の柑橘系などもありエキスの厚みもしっかりありそうな
香りあります。
ブラック・ピノの印象とはまた違った
仕上がりにちょっとドキッとしました。

そして味わい
うわおう!
ドライでジューシーですが
ほんのりピリピリとガスも感じ爽快感あり
エキス濃度も適度に存在感ありますので
なんだか感じる要素がたっぷりあります。
アリゴテらしいキレある酸にたっぷりミネラル感
そしてやや塩気感じるような
中域の広がり方
締めもキュ~っと切れ上がり
最高
大好きな感じです。

これはいいですよ

その後インポーター様情報確認すると
なんでもグランクリュ並みの栽培をしたとか
それでこのアリゴテがあるわけですね
おすすめです!!!

以下インポーター様情報
Love & Pif (Bourgogone Aligote) / Yann Durieux
ラヴ&ピフ / ヤン ドゥリュー
参考価格 3,700円(税別)
フランス ブルゴーニュ地方
アリゴテ 100%

音楽好きのヤンが当然ラヴ&ピースとかけて名付けたラヴ&ピフ。ピフとは「ワイン」という意味らしく「愛とワイン」という全くもってハッピーな名前のワインです。アリゴテと聞いてどうせ酸っぱいだけのワインでしょ?という先入観は彼のワインには禁物で、グランクリュレベルの栽培をアリゴテでしたらという現実的にはありえない贅沢な造りのアリゴテで、アリゴテらしい清涼感や綺麗な酸こそありますが、複雑味や余韻の長さ、上質なミネラル感などはそんじょそこらのブルゴーニュのシャルドネでは到達できないレベルです。

樹齢40-45年のアリゴテをステンレスタンクにて発酵させそのままタンクで9ヶ月ほど熟成。基本的に醸造中に亜硫酸は使用せず、ノンフィルタにて瓶詰め。

「まだ見ぬブルゴーニュの可能性を求めて」 ヤン ドゥリュー

神の恵みを最も受けた土地、ブルゴーニュ。テロワールを語る中で、常にヒエラルキーの最上位として評されるワイン生産地です。ワイン造りの歴史は、ヨーロッパで生きた人々の歴史に密接に関わってきました。その長い歴史の中で、実力を評価され大切に守られてきた土地、それがブルゴーニュなのかもしれません。

しかし今、その荘厳なブルゴーニュへの評価や期待が、それに携わる人の創造性を抑圧しているように感じる時があります。ブルゴーニュかくあるべしという伝統や形式、常識のプレッシャーが造り手にのしかかり、自然と人が関わり合ってこそのワインであるはずのものが、最上のテロワールという反論不可な概念に押しつぶされてしまいそうになるといったように…。

2010年、そんな重く陰鬱な空気を払いのけるような明るく才能に溢れた若手生産者が登場しました。彼の名前はヤン ドゥリュー。伝統や形式に囚われる事なく、純粋な気持ちで畑に向き合い、その繊細な表現力を精彩にワインに映しとる。人柄もワインも「オープン マインド」という言葉がぴったりな快活なヴィニュロン(=ブドウ栽培・ワイン醸造家)です。

ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロース コルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン造りを行なっています。2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。

ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られるアンリ フレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当しています。彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレ ロックでの仕事を続けていて、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。

ヤン ドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。

「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも誰も挑戦していないが素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」

そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域でした。オート コートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。

その秘密はやはり栽培にありました。ロックで栽培を担当しているだけあって自然なアプローチでの栽培に習熟しており、さらには古き先達の話をよく聞き、実際の経験とも融合させて独自の栽培哲学を備えています。その実践の場が自身の畑です。収穫量を徹底的に抑える(最低でも25hl/haを超えないようにする)こと、丁寧にブドウが熟すように収穫を遅くすること、遅い収穫時期であっても過熟にならないように剪定の時期をギリギリまで遅らせブドウの生育サイクルを導くことなど、プリューレ ロックにおいてでさえリスクを考えて避ける方法であってもヤン ドゥリューは挑戦します。つまりロックのグランクリュ畑で行われる仕事と同レベル、いやそれ以上にリスクを取った栽培をオート コート ド ニュイのピノ ノワールやシャルドネ、アリゴテで実践しているのです。

ブルゴーニュというともすれば保守的になりがちな土地で、ここまでリスクをとって覚悟を決めたワイン造りに取り組むヤン ドゥリュー。その結果はボトルに詰められたワインからしっかりと感じることができます。「攻めた」といってもあらゆる要素が完璧なバランスのブドウから造られるワインは、豊富なミネラルと芯のある果実味があり、非常に端正で美しさのある味わいとなっており、不安定さとは無縁です。ロックやパカレに通じる雰囲気もありますが、その偉大な先輩たちすらも持っていない「明るさ」も備えていて、気難しさはなく常に外向的で人懐っこい味わいを楽しませてくれます。そのワインから感じる「明るさ」が造り手本人に会った際に感じる人柄とシンクロしているというのも興味深い点で、実際ヤン ドゥリューは笑顔を絶やすことのない好青年という雰囲気です(ただし腰まで伸びたドレッド系の髪ともじゃもじゃの髭というファンキーな風貌でもあります)。

彼に理想のワインの姿を尋ねると「その日最初に飲むワイン、朝起きて最初に口にして清々しい気持ちにさせてくれるワイン」と答えてくれました。その明るく、清々しいワインを生み出すために自分自身のすべてをワインに注ぎ込んでいると言います。

ヤン ドゥリューのワインの特徴は味わいだけではありません。メインラベルにはアペラシオンなどの記載がなく、パンクやロック、ヘビーメタル、クラブミュージックを思わせるような斬新なデザインのエチケットを採用している点です。これはオート コート ド ニュイやブルゴーニュ アリゴテといったアペラシオンが格下であるといったイメージや先入観を持って飲むのではなく、真っ白な心で飲んで中身の実力で評価してほしいという彼からのメッセージであり、挑戦でもあります。これはまさに、あのボジョレーの鬼才、フィリップ ジャンボンにも通じるロックな魂以外の何物でもありません。と同時にエチケットのデザインがロックやクラブといった音楽系なのもヤン ドゥリュー自身が大の音楽好きであり、かつてDJ活動も行なっていたということが影響しています。正面のエチケットはダフトパンクかブラック サバスかという風情ですし、アペラシオンの表記のあるバックラベル(特にフォント!)はドイツのテクノイベントのポスターのようです。

思わず踊りだしたくなる「明るさ」を備えた新時代のブルゴーニュワイン。パリ中のカヴィストやソムリエが話題にするヤン ドゥリュー!新しいブルゴーニュワインへの扉を開けてくれます。

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