モンティノア・エステイト ロッソ・ディ・マルケージ テルッツォ・アットNV 750ML
ロッソ・ディ・マルケージ テルッツォ・アットNVです!!!
※販売に際してのご注意
今回のラシーヌさんの北米ワイン
各種類
御一人様1本限りでお願いいたします。
アメリカワインです。
北米ワインとも言ったり
一昔前はチリ、アルゼンチンなどとともにニューワールドワインとも(いつの時代だ!?くらい古いですが)
でも最近は
ニューカリフォルニアワインなる言葉も出てきて
なんかちょっと様子が変わってきたぞ的な匂いを感じておりました。
ニューカリフォルニアワインという定義的なものですが
パリスの審判は有名ですが
フランスの銘醸ワインに勝つべく目標とし
ありとあらゆる最新技術を取り入れ
話でよくあるのは衛星を使いDRCなんかと同じような条件の場所を見つけたり
土壌の徹底的な調査で銘醸地と同じような場所を探してワイン造りしたり
ワイン醸造についても
眉唾ものの醸造技術が生まれたりして
さらに、さらにアメリカらしいというか
そのマーケティング能力これを如何なく発揮して
ガレージワインと呼ばれる極少量生産の希少ワインや高得点評価ワインなどなど
濃厚でパワフルそして早めに飲めるそんなワインから
脱却するような素朴でよりエレガントなワイン
そんなワインも生まれ多様性は広がってきているようです。
ただ私のイメージでは
そのニューカリフォルニアワインと呼ばれるような
ワインと
フランスその他各国のヴァンナチュールとは全然別もので
あるようです。
このへんの流れよくわかっておりませんでしたが
そんな感じなのかなと
ラシーヌさんが以前布袋ワインズさんと一緒にワインイベントに出展していたときから
なんかあやしい動きあるのか!?とか思っておりましたが
今回ラシーヌさんが初めて
北米ワイン
カリフォルニアやオレゴンワインをお取扱いすることとなりました。
そしてそれらのワインの魅力は
まさにフランスやイタリア、スペインなどなどラシーヌさんが
お取扱いする自然派ワインの魅力と
同じ方向性にあるワインであると感じました。
といってもまだまだ把握しきれておりません
勘違いしている部分もあるかもしれませんが
テイスティングする機会を深め少しずつ確かなものへとしていきたいと思います。
ということで
アメリカでも少なくとも凝縮感や濃厚な味わいのカルト的なワインだけじゃなく
より食に寄り添うワインが選ばれるそんな潮流があるという中
さらに一歩進んだ
自然派ワインの魅力に富んだ北米ワインをラシーヌさんが見つけてきた
そんな感じなのかなと思います。
驚くことに
今回リリース予定だったワインの中にもなかなかに状態が難しくリリースを待つ
そんな判断するくらい微妙なバランスにあるワインもあるようで
アメリカのワインともなると正直お手頃価格のワインがあるわけでもなく
さらに新しい産地のワインのお取扱い
リスクも承知で一歩進んだ
それだけの魅力を感じたからだと思います。
ということで
今回ご紹介の北米ワインですが
やはり初めてラシーヌさんが引っ張ってきたアメリカのワイン
注目度も高く
それぞれ少量ずつの割り当てとなってしまいました。
その中からいくつか飲みましたが
まず大プッシュの
ケリー・フォックス・ワインズ
こちらはオレゴンのワイン
オレゴンと言えばその気候などから昔から良質なピノノワールが適した産地とも言われておりました。
今回のワインでも中心的な生産者のようで
このケリー・フォックスとの出会いが大きかったようです。
ケリー・フォックスさんは女性の方で先日日本にも来日したようですが
テキサスA&M大学とオレゴン州立大学で生物学と生化学を学んだようで
博士課程まで進み
それが終わる前にすでにワイン造りの道を選ぶことを決意していたとのこと
数々のワイナリーで10年以上も経験を積んで
自身のワイナリーを立ち上げたようです。
今では
オレゴンのマダム・ルロワとの異名ありとのことです。
そんなケリー・フォックス・ワインズの中から
アフラニ2016年飲みました。
エチケットは森の中多様な動物が生きる感じのアニメ調のものでしょうか
グラスに注ぐと
綺麗な色ですね
やや暗さもあり赤黒さある液体
香りはこれは個人的なイメージなのですが
カリフォルニアやオレゴンなどのピノにはこのベリーの感じが程よい甘さやキレのあるベリー感
これがまず立ち上がりこの果実感もクリアー過ぎない中身となっているのがいいんですね
より野性味加わりでもエレガントで
より果実のリアルな表現へと近づきつつある感じ
味わいも繊細な表現が中心ながら
果実感、そして野草のようなニュアンスが奥に隠れて存在するので
単調じゃなく、でも真っ直ぐな表現
上品でも親しみやすくシンプルなようで細やかな複雑性を含んだワインで
ついついグラスが進んでしまいます。
旨味も滋味深さも程よく存在するのでじんわりとそしてコンパクトにナチュラルなピノの良さが
伝わります。
素朴さと上品さが上手くバランスとれているワイン
その先のオレゴンのマダム・ルロワと異名をとる
そこまでの凄さはまだまだ感じられませんが
ヴィンヤード名の入る
モンタジやマレシュのワイン
このへんにはさらに上の表現が込められたワインとなっているのではと想像いたします。
どちらにしてもこの先
まだ飲む回数増やして感じてみたいオレゴンワインです。
今回ケリー・フォックス・ワインズからは
今回飲んだ
アフラニ2016年
そして
別ビンテージの
アフラニ2015年
ご紹介です。
もう一つ飲んだワインですが
モンティノア・エステイト
こちらですが
到着したワインみて
なんとなくあれっ?っと思ったのですが
実は以前お取扱いしたことあるワイン!?なんでした。
あるインポーター様では
モンティノレの名前で出ていたワインですね
そして当店でもお取扱いしたことあるワイン
その時はリースリングのレイトハーベストの甘口タイプと
ピノノワールでした。
その当時そのピノノワール薄い色調にクリアーな表現でドライ
果皮の感じもありだし系の旨味とけっこう気に入ったピノノワールでありました。
ま・さ・か
そのワインだとは露知らず
改めて
モンティノア・エステイトです。
ご紹介のワインは
まず今回飲んだ
ピノノワール2016年
以前のお取扱いは2010年のピノノワールでした。
あれから6年の歳月流れ
あの時ですでに素性の良さ無駄のない美しいピノノワールからどう成長したのか
楽しみでした。
その様子ですが
まずスクリューキャップです。
グラスに注ぐと
あいかわらずめっちゃクリアーで赤系のキラキラと輝く液体
香りはまず繊細な表現でロースト香立ち上がり
液体は赤系ですが黒い果実感も少し入る
甘~とろ~っとそしてエアリーな軽やかさもある
以前よりも香りのでかたにも柔らかさそして自然体の丸さがあるようです。
甘酸っぱいそしてクリアー
ほんのり鉄分もあり繊細な中にコクも感じグリップ感ある仕上がり
端正なワインで表現に複雑性などやや物足りないところはありながらも
状態もやはりラシーヌさんのせいなのか
この6年の間にワインの表現力も潔いピノノワールからもう少し表現の深みも増した
そんな気のするモンティノア・エステイトのピノノワール2016年でした!
そんなモンティノア・エステイトからは
より上位のピノノワールで
エステイト・リザーヴ ピノノワール2014年
そして
ロッソ・ディ・マルケージ テルッツォ・アットNVです。
エステイト・リザーヴのほうは
今回飲んだピノノワールのさらに延長線上にあるワインとして
想像できますし期待できますが
ロッソ・ディ・マルケージ テルッツォ・アットNV
こちらは葡萄品種が
サンジョヴェーゼ、テロルデゴ、ラグレイン、そしてピノノワールという
品種構成
サンジョヴェーゼが一番多く29%
それ以外それぞれ20%ちょいといった構成で
なのでワイン名もなんとなくイタリア系な感じです。
より柔らかく果実味も厚みあるワインなのか
それともモンティノアのワインらしくやはり基本の繊細さありクリアーな果実味が光るワインなのか
このへん楽しみなのですが
なにせ割り当て本数が少なすぎです。
そして次にですが
ケリー・フォックス・ワインズとともに
大プッシュのワイン
カリフォルニアワインの
アンビス・エステイト
造り手フィリップ・ハートには悟達したユーモアが!と表現あり
なんとも興味ひかれるのですが
ラシーヌさんの資料からも
これほどまでに正真正銘の究極ともいえるナチュラルワインを造る人に出会ったことが
ありません!とのこと
あれだけのラインナップを持つラシーヌさんの言葉とも思えないほどですが
そこまで言わしめるものがあるようです。
アンビスのワインには三つの魔法のコードなるものがあるようで
1、100%灌漑なしでの栽培
2、バイオダイナミック栽培
3、ナチュラルなワイン造り
とのことで
なんでもアンフォラもあるようでちょっと目の離せない造り手のようです。
今回入荷のワインは
アンビス・エステイト
ティ・ア・フィ2013年
ムルヴェードルやシラーのワインもあるようで
今回のティ・ア・フィ2013年は
シラー37%、 テンプラニーリョ25%、 グルナッシュ22%、 サンジョヴェーゼ16%
という品種構成
カリフォルニアワインでこの品種構成でしたら通常がっつり系とイメージしてしまいますが
そこはラシーヌの合田様が
ケリー・フォックスともう一人
このアンビス・エステイトのフィリップ・ハートに出会って
北米ワインをお取扱いしようと判断した
その人のワイン
簡単にイメージできるがっつり系のワインのはずがありません。
ローヌワインでもラシーヌさんは
ティエリー・アルマンをはじめとするシラーの真髄に迫るワインをお取扱いなわけですので
濃さや凝縮感だけじゃないシラー種の魅力を
このアンビス・エステイトのティ・ア・フィでも感じることできるのではと
想像いたします。
骨格はあってもピュアな液体
外観から見て取れるティ・ア・フィは
澱が舞い透け感のある赤い美しい液体
期待します。
でもそのユーモア・・・とはどの辺にあるのか気になりますね~
そして最後に
コトゥーリ&サンズです。
こちらもカリフォルニアワインとなりますが
2003年の時点で
カリフォルニアワインながら
完全なるヴァンナチュールを仕上げていたとのことです。
ただその他のボトルをその当時飲んで
オフフレーヴァーの塊のようなワインだったようで
ラシーヌさんとのお取引は叶わなかったようですが
その後息子さんがワイン造りをやるようになり
今ではこちらもジョージア産のクヴェヴリを土中に埋めて
わい造りも始まる段階へと進んでいるようです。
ラシーヌさんの資料でも
2000年ころのアメリカのワインシーンで
このようなまさにヴァンナチュールなワインでなんで生きられたのか
そんな疑問があるほどで
確かにですね
まだまだコトゥーリ&サンズのワイン
ニックのワインへの絶対的な信頼とはなっていないようですが
今回その息子さんニックのメルローがご紹介となりました。
1979年からというカリフォルニアワインとしては歴史のあるコトゥーリ&サンズ
そして近代カリフォルニアワインとしては
最初のヴァンナチュールの造り手
そんなコトゥーリ&サンズのメルロー2016年です。
ワインの味わいもお伝えしたいところでありますが
今回飲めておりません。
極少量の割り当て入荷となります。
ただアルコール15,5%!!!
そしてボトル外からも色調の濃さがうかがえるなかなかに強靭なワインとなっていそうな
予感です。
その中にまさにヴァンナチュール!と言われる味わいがどういったパッション感じさせてくれるのか
非常に興味あるワインです!
ということで以上
ラシーヌさん初めての
北米ワイン!
ちょっと衝撃的な一歩となる
そんな予感のあるワイン群です。
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