自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

カノーニカ ネッビオーロ2014年 750ML

3,017円(税274円)

定価 3,520円(税320円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

カノーニカ
ネッビオーロ2014年です。

※販売に際してのご注意
カノーニカ極少量入荷のため
三種
バローロ
ネッビオーロ
バルベーラ・ダルバ
いずれか1種類1本限りとさせていただきます。
ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。


あのグラヴナーをして、“最良のバローロの造り手”と言わしめた人物。
ということで
ヴィナイオータ様よりご紹介の生産者
ジャンニ・カノーニカの逸品

伝統的なバローロのスタイルである長期間のマセレーションを実践、大樽での熟成の後、ノンフィルターでボトリングを行う
畑ではボルドー液以外の一切の薬剤を使用せず、ワイナリーでもボトリング時にごく少量使用されるニ酸化硫黄以外、何も添加される事がない。
とのことで
クラシックな造り+極力自然な造りを実践する造り手
バローロの大御所との付き合いもあるようですし
高い評価を受けるワインとのことで
もともとの生産量も少ないために
出回る量も少ないわけですね

今回ご紹介のワインは
カノーニカ
バローロ2011年
ネッビオーロ2014年
バルベーラ・ダルバ2013年の三種類

三つのワインしか生産しないとのことで
以上三種でカノーニカのワインすべてかと思います。

数が特に少ない
ネッビオーロ
バルベーラ・ダルバは飲めないとして
今回トップキュヴェの
バローロ2011年テイスティングいたしました。

クリアーな色調で
落ち着きあるなか赤、紫、茶とバランス良く出てきている印象
香りははじめ少しこもった感じから始まり
ココア調、黒果実のドライジャムな感じに
まだまだアルコール感強い段階
バローロのグラッパかと思うような強靭さも兼ね備え
全体的には大樽での長期熟成思わせる様な
ゆったりとした流れがあります。
余裕のスケール感とも思われる液体
ただ果実味の大きさや重量感でワインを表現するタイプのバローロではなく
その肉をエキスへと昇華し
しなやかな強さリキュール様のバローロともいうべき液体ではと
感じます。
今の段階ではまだまだ口中でふわっと蒸発するようなアルコール感ある感じで
まだまだ2011年といえども早い
それがこの後今の段階でも感じる官能的な表現
これがさらに研ぎ澄まされシルキーな質感優しさを持ちうるバローロへと
成長していくのではと思います。

今飲むならば
断然
ネッビオーロ2014年
そして
バルベーラ・ダルバ2013年ですが
日本への入荷の段階で
200~300本程度という少なさとなっておりますので
どうにもならないワイン販売するのも申し訳ないほどですが
最っ高です!
との評価いただくワインです。

以下インポーター様情報
最良のバローロの造り手

ジャンニ カノーニカが1983年より始めたワイナリー。1.7ヘクタール(うち1.5haがネッビオーロ、0.2haがバルベーラ)の畑を持ち、3種類のワインを生産するが、彼自身が納得しない年のワインは自らボトリングをせず、桶売りしてしまう。畑ではボルドー液以外の一切の薬剤を使用せず、ワイナリーでもボトリング時にごく少量使用されるニ酸化硫黄以外、何も添加される事がない。
伝統的なバローロのスタイルである長期間のマセレーションを実践、大樽での熟成の後、ノンフィルターでボトリングを行う。ジャコモ コンテルノのジョヴァンニ コンテルノ、ジュゼッペ リナルディなど、偉大なバローロ生産者達とも親交が深く、あのグラヴナーをして、“最良のバローロの造り手”と言わしめた人物。

2002年ヴィンテージ以降は全てを自家ボトリング。年生産量は現在4-5000本程度。醗酵はグラスファイバー製の醗酵槽で野生酵母のみで(SO2添加はなしで)温度管理をせずに行い、マセレーションの期間は1ヶ月に及ぶことも。圧搾後、乳酸醗酵が終了するまでセメントのタンクで保存、その後、大樽へと移され、2-3年の熟成の後、若干量の酸化防止剤を添加して、ノンフィルターでボトリング。

2003年はイタリア全土が猛暑、雨の恐ろしく少ない年です。そのためいろいろな造り手を飲んでみると、アルコール感が高く、酸の少ないものが多いように思います。これは他の年と同じように造った、もしくはアルコールと果実に頼ったためだと考えます。それに対してカノーノカのバローロは揮発酸(文字通り揮発性のある酸、グラスに鼻を近づけると少し酸の香りが自然に上ってきます)がバリバリ、果実もあるけどそれ以上に酸がある感じ。飲んでみると酸が果実を抑え込んでいるためバランスが良く、硬さもなく、やたら飲みやすく感じます。しかし実際には酸があるということで熟成の可能性が十二分にあるわけです。

謙虚、実直、誠実・・・ジャンニ本人にも彼のワイン自体にもいえる事。バローロを名乗れるゾーン内は開発(開墾)できるだけしてしまった結果、森が少なくなり、生態系のバランスが崩れたせいか、変な害虫がいろいろ発生するようになっちゃったと話すジャンニ。”バローロ”という名前のワインをたくさん造ろうともくろむ人が開墾、当然セラーも大きくする必要が出て設備投資、量を造りたいから肥料もたくさんまくでしょうし、病気が出られても困りますから農薬も。森がなくなっちゃったら害虫発生、対その害虫の農薬・・・、再び始まる消費の連鎖、おそるべし。




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