自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

クンプフ・エ・メイエー(ジュー・ドゥ・ヴァン) トゥ・ヴァ・ビヤン2023年 750ML

3,508円(税319円)

定価 3,801円(税346円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

クンプフ・エ・メイエー(ジュー・ドゥ・ヴァン)
トゥ・ヴァ・ビヤン2023年です!!!

※販売に際してのご注意
今回ご紹介のクンプフ・エ・メイエー(ジュー・ドゥ・ヴァン)のワイン
各ワイン御一人様各キュヴェ2本までとさせていただきます。
複数種類ご購入は可能となります。

2025年6月5日追記
テイスティングいたしましたので
その感じですが
レモンイエローの明るさあり健全さある液体
なんとなく若い緑も感じる
溌剌としてそこにドライな蜜のニュアンス
フローラルな顔地グレフルにレモンと
飲んでもまろやかなエキス感あり香りの爽快さに比べ
程よい落ち着きあり
2023年らしい中身も程よい味わい
不安定さはなくどこでも活躍しそうな
白です。

二番通り酒店様のアルザスワイン
クンプフ・エ・メイエーのジュリアン・アルペルチュスと近隣の生産者とのコラボワイン
ジュー・ドゥ・ヴァンシリーズ
本艦のクンプフ・エ・メイエーのワインは
やはりそれぞれのワイン彫の深さありその先を追及するワインとなり
ポテンシャルもあるがゆえに飲み頃をもう少し待ちたいワインなども多いですが
こちらのコラボワインは
価格も良心的ですしさらに早めに楽しめる
なにか軽やかさ親しみやすいさがメインにあるワイン
それゆえに最近はこのジュー・ドゥ・ヴァンシリーズのほうが
人気すごい感じします。
さらにもう一つ
それぞれのワインのエチケット
シンプルなものですが
これをデザインするのがジュリアンのパートナーでもあるポリーヌ
今回Tシャツなどもその手掛けたデザインのもの
いい感じの雰囲気でたシンプルでもセンスあるようなもので
そのへんもこのジュー・ドゥ・ヴァンシリーズの魅力にも一役買っているのかと思います。

いつもはジュー・ドゥ・ヴァンシリーズ
様々な種類入荷して
その中からいくつも飲ませていいただいておりますが
当店の考えとして
もうこのへんのワインは魅力たっぷりなワインばかり
そしてほしいお客様も多いわけで
当店の経営業況考えても
飲むのもよろしくないと考え
今回は気になるワイン
クレマン・ダルザス エクストラ2020/2021のみ
いただきました
その感じですが

○クレマン・ダルザス エクストラ2020/2021
まず抜栓すると
グラスの中には泡が少し広がりクレマンでも微発泡程度かと思いきや
その後グラスの底からふつふつと細やかな泡が立ち上る様は
シャンパーニュのよう
2020/2021
澱とともに熟成シュール・ラットが18か月
その後瓶詰め後も熟成を経て泡が溶け込んだ印象
ジュー・ドゥ・ヴァンシリーズでもしっかりと造られている様が感じられます
その熟成あり
色調もゴールドリッチ
品種はオーセロワ1/3、シャルドネ1/3、ピノ・グリ1/3
ほんのり干しブドウのような香りもありさらに熟度ありリッチさ
蜜感、重厚さも感じさせつつも基本にあるキレの良さ
泡とともに広がる鉱物感と程よい骨格
果実は密度程よくありながらもグイグイ飲めてしまう親しみやすさと
素晴らしくバランス良しですね
まったり楽しめるし泡ものらしくグイグイも楽しめる
確かにこの価格帯でクレマン・ダルザスなかなか探すのが難しい時代
貴重な存在です。

以下インポーター様情報
extra 2020/2021 [ nouveauté ]
エクストラ
品種:オーセロワ1/3、シャルドネ1/3、ピノ・グリ1/3
クンプフ・エ・メイエのドメーヌからさらに北、キルヒハイム(Kirchheim)に畑を持つテオ・ベシュトルド(Théo Bechtold)の
ブドウ。すべての品種を別々にプレスした後にアッサンブラージュ。シュール・ラットで18ヶ月熟成。さらにカーヴでじっくりと寝
かせてからリリースされます。「extra(とびきりの)」という名前のとおり、時間をかけて丁寧につくられた、素晴らしいクレマ
ン。熟した洋梨やリンゴの果実味に、ブリオッシュのような香ばしさがすでに感じられます。華やかな白い花や蜜のニュアンスがア
ロマと味わいに溶け込み、淡い黄金色の液体の中にしっとりと包み込まれています。それぞれの品種の個性が解け合い結びつき、や
わらかく、奥行きのあるクレマン・ダルザスに仕上がっています。「ドメーヌのクレマンにも時間をかけたいし、ジュー・ドゥ・
ヴァンではクレマン・ダルザスづくりを少しずつやめていく方向で考えている」とジュリアンは話していましたが、これを飲むと、
やっぱり続けてほしいと思わずにはいられません。

その他のワインですが
○サ・ヴァ・ル・フェール2023年
ピノグリ、ピノオーセロワ、ピノブラン、リースリングで造る白
私の記憶だと初めてのキュヴェかと思いますが
飲みやすくて気軽に楽しめる白ワインを目指してつくられたこちら
洋梨やリンゴの果実味
厚みとコクのある味わいに爽やかな酸味と
バランスよく日常に寄り添うそんなワインのようです。

以下インポーター様情報
ça va le faire 2023 [ nouveauté ]
サ・ヴァ・ル・フェール
品種:ピノ・グリ、ピノ・オーセロワ、ピノ・ブラン、リースリング
クンプフ・エ・メイエのドメーヌ近く、ローゼンウィラー(Rosenwiller)でワインをつくる、テオ・エ・ニコラ・アインハート
(Théo et Nicolas Einhart)のブドウ。粘土石灰質土壌で育ったピノ・グリとピノ・オーセロワを主体に、ピノ・ブランとリースリ
ングを少量加えています。すべての品種をプレスした後にアッサンブラージュを行い、「飲みやすくて気軽に楽しめるワイン」を目
指して、テオと一緒に相談しながら比率を決定しました。ステンレスタンクで熟成。熟した洋ナシやリンゴの果実味。厚みとコクの
ある味わいに、爽やかな酸が余韻として残り、飲み心地も軽やか。そんなバランスの良さは、よく考え抜かれたアッサンブラージュ
からくると感じます。“Ça va le faire”はフランス語で「うまくいく」「なんとかなる」という意味。ジュリアンとポリーヌが、二人
でこのワインの名前を決めました。

次は
○トゥ・ヴァ・ビヤン2023年
ピノオーセロワの白
このジュー・ドゥ・ヴァンシリーズでもおなじみなワイン
トゥ・ヴァ・ビヤンです。
すべてうまくいっている
なんとかなるさ的な意味合いのトゥ・ヴァ・ビヤン
こんな緩やかで気持ちの良い言葉どおり
気取らず楽しめるワイン
白い花や洋梨黄桃など果実にフレッシュでまろやか
寄り添う魅力ある白とのことです。

以下インポーター様情報
tout va bien 2023 [ nouveauté ]
トゥ・ヴァ・ビヤン
品種:ピノ・オーセロワ
バール(Barr)という村にあるドメーヌ・ライプ・レイニンガー(Domaine Leipp-Leininger)のピノ・オーセロワ。粘土石灰質土
壌。プレスディレクト。フードル熟成。白い花や洋ナシ、黄桃を思わせる果実の香りに、ほんのりと蜜のようなニュアンスも感じら
れます。味わいはフレッシュでまろやか。柔らかさの中に軽やかな酸があり、気取らず寄り添ってくれる友人のようなワインです。
“Tout va bien” はフランス語で「すべてうまくいっている」「万事順調」といった意味。調子が悪いときにも冗談めかして使うフラ
ンス人らしい言葉で、私たちも大好きな表現です。Jeux de Vinsが手がけるワインのなかでも、もっとも定番と言える“とっつきやす
さ”を持ち、きっと多くの人に愛してもらえる、親しみやすい味わいです。

次は
○ボンヌ・ミーヌ2020/2021
リースリング60%シルヴァネール40%の白
こちらは再入荷のワインとなるようで
2020年が少し残糖あったので2021年をアッサンブラージュしたワインとのことで
今回のワインでも爽快さがある仕上がりのワインのようです。
洋梨やカモミールの香り
スッキリとした酸味
気持ちが明るくなるようなそんなワインとのことで
親しみやすさもあるワインなのかなと思います。
さらに年数経過してより深みました今回のボンヌ・ミーヌです。

以下インポーター様情報
bonne mine 2020/2021 [ retour en stock ]
ボンヌ・ミーヌ
品種:リースリング60%、シルヴァネール40%
ハイリゲンシュタイン(Heiligenstein)という村にあるドメーヌ・ゲップ(Domaine Goepp)のリースリングとシルヴァネール。
プレスディレクト。2020年ヴィンテージがやや残糖を伴っていたため、2021年をブレンドしてアッサンブラージュ。フードルで
1~2年熟成。訪問したとき、ジュリアンが「まずは爽やかなワインから」と、このワインを一番最初にテイスティングさせてくれた
ことを、今でもよく覚えています。香りは洋ナシや柑橘、青リンゴの果実に、カモミールやハーブ、そして心地よいペトロール香
も。おだやかな酸とまろやかな飲み心地。オイリーな質感と塩味を帯びた余韻がじんわりと長く続きます。再入荷となりますが、
カーヴでの熟成を経て、ワインには一層の奥行きと深みが生まれています。“bonne mine” はフランス語で「良い顔色」という意味
ですが、すっかり酔っ払って頬を赤らめた人の様子を表すときにも使われるそう。そんな、ちょっとお茶目で温かみのある名前も、
このワインにぴったりだと感じています。

次は
○トランキルモン2023年
ゲヴュルツトラミネール70%にシルヴァネール30%のワインで
マセラシオンワインとなります。
前回飲んでおりますが
その感じです。
素晴らしい仕上がり
液体も清澄度ありながら濃厚なオレンジ系の液体
ほんのり夕焼けもある引き込まれる色調です。
香りはゲヴュルツらしいフローラルな香り
清潔感ありながら華やかで白い花
そしてマスカットからのまったりマーマレードなど
柑橘のジャム系もあり
旨みの動きもゆったりでほんのりタンニン
重い方にいくのかと思いきやいい感じにすっきりとキレのある部分もあり
深みと華やかさ抜け感程よいグリップ感
まとまりのよい親しみやすさもあるオレンジワインです!

今回2023年
オレンジピールにライチ
ほんのりバラのアロマ
奥行ありゲヴュルツのリッチさもありみずみずしさと軽やかな酸と
マセラシオンワインの良さに親しみやすく楽しめるワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
TRANQUILLEMENT 2023 [ nouveauté ]
トランキルモン
品種:ゲヴェルツトラミネール70%、シルヴァネール30%
モルサイム(Molsheim)村にあるジュリアン・ブレル(Julien Boehler)が育てたゲヴュルツトラミネールとシルヴァネール。粘土
石灰質土壌。除梗後、2品種を同時に1週間マセラシオン。ステンレスタンク熟成。香りは、オレンジピールやライチといった果実
に、ほんのりと漂うバラのアロマ。さらに白胡椒やシナモンのニュアンスが加わり、奥行きと立体感のある香りが広がります。ゲ
ヴュルツトラミネールのリッチで力強い味わいに、シルヴァネールが加わることで、瑞々しさと軽やかな酸が生まれ、深みがありな
がらも飲みやすい、バランスの取れた味わいに仕上がっています。キュヴェ名の"TRANQUILLEMENT"は、「静かに、平穏に」とい
う意味。珍しくすべて大文字で表記され、新しい黄色とオレンジの色彩が印象的です。心を落ち着けて飲みたいときに、どこかエキ
ゾチックで、奥行きのある紅茶のような世界観がグラスの中に広がります。

次は
○ヴォワラ2023年
ゲヴュルツトラミネール50% ミュスカ40% リースリング10%
その軽めのマセラシオンワイン
品種構成とかでワインを判断してはいけませんが
それでも
ゲヴュルツにミュスカ&リースリングと
もうこの感じで想像するものが良いものとなってしまいますね
以前飲んだ時もこのヴォワラはマセラシオンのニュアンスはアクセント程度で
軽やかでほんわかして
スッとなじむ系のマセラシオンワイン
2023年は今までで一番フェミニンな仕上がりとのことで楽しみなワインですね

以下インポーター様情報
voilà 2023 [ nouveauté ]
ヴォワラ
品種:ゲヴェルツトラミネール50%、ミュスカ40%、リースリング10%
バール(Barr)という村にあるドメーヌ・ライプ・レイニンガー(Domaine Leipp-Leininger)が育てた3品種。粘土石灰質土壌。
除梗後、3品種を同時に10日間マセラシオン。フードル熟成。香りはライチやオレンジ、白桃の果実に、ほんのり甘い白い花のアロ
マが広がり惹き込まれます。徐々に、スパイスのニュアンスが立ち上がり、複雑さが増してきます。味わいは穏やかで、優しさあふ
れる印象。色調はほんのりオレンジがかった程度で、佇まいの美しいワインに仕上がっています。穏やかなタンニンが静かに余韻を
残し、全体として落ち着きのあるバランスが感じられます。“Voilà”はフランス語で、いろんな使い方がありますが、何か素晴らしい
ものが出来上がった時に「ほらどうぞ」という自信満々のニュアンスで使われます。アルザスで生まれたオレンジワインがまさにこ
れだ、とジュリアンとポリーヌがみんなに届けたい気持ちが伝わってくるワインです。2023年ヴィンテージは、これまでで一番フェ
ミナンな仕上がりとなっています。

次は
○ピノ・グリサン2022年
ピノグリのロゼワイン
これ前回飲んで面白い個性あるロゼワインでしたが
その感じです。

色調赤の濃さでいうと同程度
でもやはりピノ・グリサンのロゼのほうは
赤にもオレンジや茶系もほんのり混じり
淡い動きもある
このへんがロゼの絶妙な表現ある色
そしてその淡い赤程度の濃さもある液体からは
何か懐の深さも感じ
この色でだいぶ引き込まれてしまうのですが
香りもすごい
熟な桃に土壌感、根っこもありながら
みずみずしくフローラルな香りも
ピノグリらしいコアのある感じもありながら
真ん丸球体然な雰囲気
以前もこのワイン飲んでおりますが確実に進化しております。
しみじみと染みる旨みでもすんごくソフトな口当たり
親しみやすくほわ~っと軽やか
でも細やかな複雑性と深みも出てくる
少し時間経過するとまた変わる
もちろんほんのり癖のあるような香りが出る瞬間もあるのですが
それらも含めて調和の中に
そしてこのいろんな要素が淡くぼやけたなかに動きつながるワイン
これは面白い!そして癒し系ワイン!

今回2022年
香りには洋梨やリンゴ
苺やラズベリー
ロゼらしい中性的な表現あり軽やかで飲み心地よく
絶妙なバランスとのことで
今回2022年もこのピノグリサン注目です!

以下インポーター様情報
pinot grisant 2022 [ nouveauté ]
ピノ・グリサン
品種:ピノ・グリ
クンプフ・エ・メイエのドメーヌの近く、ローゼンウィラー(Rosenwiller)という村でワインをつくる、テオ・エ・ニコラ・アイン
ハート(Théo et Nicolas Einhart)のピノ・グリ。粘土石灰質土壌。除梗して1週間マセラシオン。ステンレスタンク熟成。2022
年ヴィンテージでは、2種類のpinot grisantがつくられていて、前回リリースされたのは、パトリック・ガイゲル・クニッグ
(Patrick Geiger Koenig)のピノ・グリです。香りには、洋梨やリンゴといった白い果実に加え、イチゴやラズベリーといった赤い
果実のニュアンスも。味わいは中性的で軽やか、とても飲み心地がよく、絶妙なバランスに思わず魅了されます。白と赤、それぞれ
の果実の風味が豊かに広がり、爽やかな酸とやさしいタンニンの調和が心地よいです。多くの人に喜んでもらえるはず。"grisant"に
は、「灰色になっていく」という語源から派生して、「興奮する」「ほろ酔いになる」といった意味があります。ポリーヌのネーミ
ングセンスの良さを感じながら、良い感じにほろ酔いになれそうなワインです。

次は
○ア・アン・モモン・ドネ2023年
ジュー・ドゥ・ヴァンシリーズの
ピノノワールの赤
このワインも初めてかと思いますが
白やオレンジは今までもありましたがピノノワールの赤となると
ジュー・ドゥ・ヴァンシリーズとしてどう表現されるのか気になるワイン
本艦のクンプフ・エ・メイエーのピノノワールはかなりレベルの高いアルザスピノでもあるので
この良心的な価格でリリースされるピノノワール
チェリーやフランボワーズ
木の心地よいスモーキーさ
ナツメグ、カルダモンのスパイスやローズマリーのようなハーヴのニュアンス
味わいに関しても深みあるもの
ピュアさもありながら表現力もかなりありそうなピノノワールです。

以下インポーター様情報
à un moment donné 2023 [ nouveauté ]
ア・アン・モモン・ドネ
品種:ピノ・ノワール
ハイリゲンシュタイン(Heiligenstein)という村にあるドメーヌ・ゲップ(Domaine Goepp)のピノ・ノワール。除梗して1週間
のマセラシオン。フードルで8ヶ月間熟成。チェリーやフランボワーズの果実に、木の心地よいスモーキーさ、ナツメグ、カルダモン
のスパイスやローズマリーのようなハーブのニュアンスが重なり、深みのあるアロマを形成しています。ジューシーでタンニンはや
わらかく、土のような湿度を思わせる余韻が残ります。その中に、きめ細やかに紡がれていくようなピュアな果実。何度でも味わい
たくなるような、不思議な魅力をもったワインに仕上がっています。"à un moment donné"は南フランスでよく使われる言葉で「あ
る時」という意味。継続された状態が“ある時”を境に変わる、“ある時”をきっかけに決断する...そんなニュアンスが込められていま
す。ポリーヌは、日常会話で何気なく使われる言葉の中にある美しさを大切にし、キュヴェ名として命名しています。心に残る、素
敵な言葉のセレクトです。



以下前回ご紹介文
クンプフ・エ・メイエー(ジュー・ドゥ・ヴァン)
トゥ・ヴァ・ビヤン2022年です!

※販売に際してのご注意
今回ご紹介のクンプフ・エ・メイエー(ジュー・ドゥ・ヴァン)のワイン
各ワイン御一人様各キュヴェ2本までとさせていただきます。
複数種類ご購入は可能となります。

ジュー・ドゥ・ヴァン・シリーズ!
クンプフ・エ・メイエーのジュリアンが
近隣の生産者とのコラボワイン
どちらかというと
ジュリアンが近くの若い造り手
ナチュール造りたいけどどうすればとか
まだ経験も浅くわからないところそのへんをアドバイスしながら
育てているそんな感じで
今や6軒もの造り手との関係で生み出されるワイン
ワインそれぞれの造り手が
仕上げるわけで
確実に一年一年それぞれの造り手が成長し
ナチュールのワインが増えていく
これほどうれしい事はないですね
いつかそれぞれの造り手が
自身の名義でのリリースで
日本へと到着する日も近いのではと思います。

そんな
ジュー・ドゥ・ヴァンシリーズ
ドメーヌワインと比べても価格的にも手ごろなのもあり
負けず劣らずの人気となり
今回は入荷なしですが
トゥ・ヴァ・ビヤンのTシャツなども
まさかの大人気ですね

ということで
今回到着は
6種類です!

まずは飲んだワイン
○トランキルモン2022年
クンプフ・エ・メイエのドメーヌの近くRosenwiller"ローゼンウィラー"でワインをつくるThéo et Nicolas Einhart"テオ・エ・ニコ
ラ・アインハート"のゲヴェルツトラミネールとシルヴァネールとのこと
いつか
テオ・エ・ニコラ・アインハートとしてのワインも
二番通り酒店様より入荷となるのか
正直今回のこのトランキルモン
素晴らしい仕上がり
液体も清澄度ありながら濃厚なオレンジ系の液体
ほんのり夕焼けもある引き込まれる色調です。
香りはゲヴュルツらしいフローラルな香り
清潔感ありながら華やかで白い花
そしてマスカットからのまったりマーマレードなど
柑橘のジャム系もあり
旨みの動きもゆったりでほんのりタンニン
重い方にいくのかと思いきやいい感じにすっきりとキレのある部分もあり
深みと華やかさ抜け感程よいグリップ感
まとまりのよい親しみやすさもあるオレンジワインです!

以下インポーター様情報
TRANQUILLEMENT 2022 [ retour en stock ]
トランキルモン
品種:ゲヴェルツトラミネール60%、シルヴァネール40%
クンプフ・エ・メイエのドメーヌの近くRosenwiller"ローゼンウィラー"でワインをつくるThéo et Nicolas Einhart"テオ・エ・ニコ
ラ・アインハート"のゲヴェルツトラミネールとシルヴァネール。粘土石灰質土壌。それぞれ別々に100%除硬して7日マセラシオ
ン。フードルとステンレスタンクで10ヶ月熟成。アプリコットやマンゴー、ライチや柑橘の豊かで瑞々しい果実。優しい心地よい果
実味をまとったタンニン。このニュアンスはアルザスのオレンジワインだなって多くの人が落ち着く味わいになってきてる気がしま
す。TRANQUILLEMENT"静かに、平穏に"というPaulineのキュヴェ名。珍しい大文字。黄色とオレンジの新しい色彩。肩の力の抜
けたエチケットと素直な味わいにフランスらしさを感じます。


次は
○ピノ・グリサン2022年ロゼ
今回ルージサンと一緒に飲んだのですが
色調赤の濃さでいうと同程度
でもやはりピノ・グリサンのロゼのほうは
赤にもオレンジや茶系もほんのり混じり
淡い動きもある
このへんがロゼの絶妙な表現ある色
そしてその淡い赤程度の濃さもある液体からは
何か懐の深さも感じ
この色でだいぶ引き込まれてしまうのですが
香りもすごい
熟な桃に土壌感、根っこもありながら
みずみずしくフローラルな香りも
ピノグリらしいコアのある感じもありながら
真ん丸球体然な雰囲気
以前もこのワイン飲んでおりますが確実に進化しております。
しみじみと染みる旨みでもすんごくソフトな口当たり
親しみやすくほわ~っと軽やか
でも細やかな複雑性と深みも出てくる
少し時間経過するとまた変わる
もちろんほんのり癖のあるような香りが出る瞬間もあるのですが
それらも含めて調和の中に
そしてこのいろんな要素が淡くぼやけたなかに動きつながるワイン
これは面白い!そして癒し系ワイン!

以下インポーター様情報
pinot grisant 2022 [ nouveauté ]
ピノ・グリサン
品種:ピノ・グリ
Highlands"ハイランド"村にあるPatrick Geiger Koenig"パトリック・ガイゲル・クニッグ"のピノ・グリ。グラニットとシスト土
壌。軽やかで塩っけのあるワインが生まれる土壌だそうです。全房で10日マセラシオン。フリーランスジュースのみでステンレスタ
ンク熟成。酸の柔らかい赤い小さな果実。プラムとライチの中間のような、レーズンのような。杏仁豆腐のようなまろやかさ。ピ
ノ・グリらしい中性的な味わい。フリーランスジュースだけで寝かせたワインならではの軽やかさ。その中にある良い肩の力の抜け
具合を感じる密度。grisantは「灰色になっていく」という意味の流れで「興奮する」「ほろ酔いになる」みたいな意味があります。
ポリーヌのネーミングセンスいいな...と液体を口に含みながらしみじみ。

次は
○ルージサン2022年
こちらは赤となりますが
品種は
ゲヴュルツ40%にピノノワール40%
シルヴァネール20%と
白ブドウが60%に黒ブドウ40%の混醸ワイン
これまた確実に進化しているワイン
以前はやや骨ばった感じ
様々な要素が少しかい離した中に感じられたワインが
今回は非常に一体感ありしかもこちらも癒し系
ほんわかしていながら要素がすっと浮かび上がる感じ
香りの鮮烈さあり
フローラルさはゲヴュルツからきてそこにバラ系のニュアンスも
ピノ系のものが絡み合う
それらも非常にソフトに絡み合う感覚
果実味も優しくなでられるような感覚ですっと入り
赤としての縦に伸びるような表現
繊細で柔らかくともほどよい骨格
でも基本は赤系に柑橘入るような風味で
たまに果皮感ハーヴ系もあるような
優しくストレスフリーなワイン
たまらないですね

以下インポーター様情報
rougissant 2022 [ nouveauté ]
ルージサン
品種:ゲヴェルツトラミネール40%、ピノ・ノワール40%、シルヴァネール20%
Molsheim"モルサイム"村にあるHenri Kaes"アンリ・カエス"の育てた3品種。品種それぞれ別々に15日マセラシオン。アッサンブ
ラージュしてからステンレスタンクで11ヶ月熟成。モルサイムの生産者なのでテロワールがジュリアンたちの畑と近く携わりやすい
ようです。バラやスミレの華やかさやミントやバニラ、ローズマリー...この品種構成ならではの広がりと深みのあるアロマ。黄色やオ
レンジから赤い果実のニュアンスまでが入り混じる味わい。別々にマセラシオンされたことでワインに素晴らしい世界がもたらされ
たと感じます。ポリーヌによって描かれたrougissant"だんだんと赤くなっていく"と名付けられたキュヴェ名。高揚する気持ちと酔
いをポリーヌのエチケットがかわいらしくもアーティスティックに表現してくれています。


その他のワインですが
○トゥ・ヴァ・ビヤン2022年
ピノオーセロワで造る白
今回飲んでおりませんが
以前飲んだ時の感じです。

クリアーで明るめの黄色
ハチミツレモン&ドライジンジャー!
溌剌して爽快
飲んでも甘ずっぱさっぱり
目の覚める感覚あり程よい丸みあるオイリーさも
単にさっぱりだけじゃないリンゴ系にメロンもあり
酸も気持ちよくほろ苦さがフィニッシュに
飲んでいくうちによりこんなに爽快さキレの良さも出しつつ
旨味もまったりと爽快感清潔感あり楽しめる
確認するとアルコール度数は13%
こういったわかりやすいワインでもしっかりと充実させて伝えてくれる
仕上げてきてくれる嬉しいことです!

今回2022年
今回はほんのりプチプチガスも感じるところもあるようで
そこからの熟した洋ナシや黄桃フルーツ感ある仕上がり
フレッシュでみずみずしい酸など
まさにトゥ・ヴァ・ビヤン!なワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
tout va bien 2022 [ nouveauté ]
トゥ・ヴァ・ビヤン
品種:ピノ・オーセロワ
Barr"バール"という村にあるDomaine Leipp-Leiningerのピノ・オーセロワ。粘土石灰質土壌。85%をプレスディレクト、15%を2
日マセラシオン。フードルで8ヶ月熟成。口に含む前からほんのりプチプチしているんだろうなと感じる美しい泡がグラスの中に立ち
のぼります。熟した洋梨や黄桃、トロピカルフルーツのような果実味。フレッシュで瑞々しい酸が包み込むような液体。ほんのり還
元的でいてピュアさに溢れていて、ジュリアンのファーストミレジムに出会った時のような思い切り笑顔になってしまう、そんな心
持ちになるピュアな味わい。tout va bienはフランス語で「ぜんぶうまく行っている」「万事順調」みたいな意味ですが、調子が悪
い時にも冗談っぽく使ったりするフランス人らしいなと思う私たちも大好きな言葉です。Jeux de Vinsのつくるワインとしては一番
定番と言えるとっつきやすさ、愛されるだろう親しみのある味わいです。

次は
○ヴォワラ2022年 マセラシオン
ゲヴェルツトラミネール60%、シルヴァネール35%、ミュスカ5%で作る
マセラシオンワイン
以前飲んだ時の感じですが

ヴォワラの調和と少しずつ奥から出てくる表現には驚きです。
品種は
ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールと
多彩で
グラスに注ぐと
オレンジというか茶系べっ甲系の色調
香りは
まず柔らかいキャラメル系がありそこにアプリコットと
これらがフワ~っと上品に
ビックリです。
上質で伝え方の上手さ粗野じゃなく非常に洗練されていて集中力あり
上品なマセラシオンの深みあるワイン
冷涼感と熱量のバランスが非常に良い
ほろ渋もあり果実の旨味の流れや余韻と
アルザスのオレンジワイン素晴らしい!と感じるワインです。

今回は2022年
柑橘のニュアンスもマセラシオンで
深みある表現となっているようで金柑にべっこう飴
ヴォワラのまろやかで深みある
アルザスのゲヴュルツ主体のオレンジワイン
その良さがばっちりでたワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
voilà 2022 [ retour en stock ]
ヴォワラ
品種:ゲヴェルツトラミネール60%、シルヴァネール35%、ミュスカ5%
Molsheim"モルサイム"村にあるJulien Boehler"ジュリアン・ブレル"の育てた3品種。粘土石灰質土壌。全房で10日マセラシオン。
フードルで1年熟成。voilàはいろんな使い方がありますが、何かいいものが出来上がった時に「ほーらどうぞ」と自信満々のニュア
ンスで使われるvoilà。柑橘のニュアンスや金柑、べっこう飴などいろんな香りや味わいのニュアンスを説明するよりも飲んでもらえ
ば分かる、アルザスで生み出されるオレンジワインってこういうことだよね、voilà!とジュリアンとポリーヌがみんなに届けたい気持
ちが伝わってくるワイン。2022年もアルザスのゲヴェルツ主体のオレンジワインの魅力がいっぱい詰まっています。

次は
○スー・ル・シエル・エトワレ2022年 ロゼ
品種はピノグリ
二番通り酒店様の情報ですと
このピノグリこの品種の注目度本国では高くなっているようで
確かに白でも
酸がしっかりと出たり骨格ある品種
マセラシオンでも色もすごいし
深みも複雑性も他の品種に比べ濃い感じになりますね
まだまだ可能性のある品種なのかと思います。
そんなピノグリのロゼ
美しい薄い赤褐色の液体
ルイボスティーのような香り
湿度を感じる土のニュアンス
などなどやはり複雑性そして表現に美しさも加わるようなワインのようで
これはまたの機会に試してみたいそんなワインです。

以下インポーター様情報
sous le ciel étoilé 2022 [ nouveauté ]
スー・ル・シエル・エトワレ
品種:ピノ・グリ
Barr"バール"村にあるDomaine Leipp-Leininger"ライプ・ライニンガー"のグランクリュkirchberg"キルヒベルグ"に植えられたピ
ノ・グリ。泥灰土の多い石灰質土壌。除硬して12日マセラシオン。フードルで8ヶ月熟成。最近フランスを旅していてピノ・グリに
魅了されている生産者が多くなっているのを感じます。美しい薄い赤褐色の液体。ルイボスティのような香り。湿度を感じる土の
ニュアンス。口の中で解けていくような果実味とタンニン。ポリーヌがつけた名前はとてもポエティックなsous le ciel étoilé「星空
の下で」。 ポリーヌがこのワインを飲みながらイメージした世界が伝わってきます。



以下前回ご紹介文
クンプフ・エ・メイエー(ジュー・ドゥ・ヴァン)
ヴォワラ2020/2021 マセラシオンです!!!

※販売に際してのご注意
今回ご紹介のクンプフ・エ・メイエーのワイン
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。


二番通り酒店様でも注目度の高いアルザスワイン
クンプフ・エ・メイエーです。
当店に入庫する前から
お問い合わせもちらほらあったワインで
いろんなところで皆さん情報が早いのですね
今回のクンプフ・エ・メイエーは
一つまたジュリアンのやろうとしていたことが形になってきた
その表れではと思うワイン群です。
もともと
クンプフ・エ・メイエー
二つのドメーヌが一つになったわけですが
ローゼンウィラーでワインを造っていたグザヴィエ・メイエの息子のフィリップ。
モルセンハイムでワイン造りをしていたジョセフ・クンプフの娘のソフィー。
1997年に二人が結婚してドメーヌが一つになり生まれたのがクンプフ・エ・メイエ
ただフィリップにしてもソフィーにしてもワイン造りには携わらない形で
プロフェッショナルな畑仕事、醸造を目指せる人材として
招かれたのが
ジュリアン・アルペルチュス
膨大なく区画70にも及ぶ畑をビオロジックに転換し
さらには2012年からピノノワールで酸化防止剤無添加ワインを手掛け
2016年にはすべてのワインをナチュールへ
その後ビオディナミに切り替えていくことを進めているようですので
現在ではさらなる進化を遂げているのかと思います。
その過程の一つにあるものとして
今回の
ジュー・ドゥ・ヴァン
この活動を進め広がってきたようです。
以前から
トゥ・ヴァ・ビヤンというワイン
他のワインのエチケットの雰囲気とはだいぶ違うなと思いつつも
クンプフ・エ・メイエーのワインという認識でしたが
たんなるネゴス的なワインではなく
基本はそれぞれの生産者のワインであり
ただナチュラルな醸造など興味はあってもリスクもあり怖さもありなかなか
踏み出せないそんな生産者の元へといって
アドバイスをする
ジュリアンと交流のある生産者にその活動によって
自分でもできるという経験を積んで
ナチュールの裾野をどんどん広げていくそんなワイン
このスタイル
あの生産者でも近いものありますね
ボージョレのフィリップ・ジャンボン
ユンヌ・トランシュシリーズ
本人のドメーヌものは本当にたまにしかリリースできない
こだわり抜いて熟成もギリギリまでせめてのリリースとなるワインゆえ
それだけでは正直生活できないほどで
生命維持装置的な感じである
ユンヌ・トランシュシリーズも若い生産者にアドバイスなどして
それぞれの生産者単位でのワインをユンヌ・トランシュシリーズとしてリリースするワイン
クンプフ・エ・メイエーの
ジュリアンもそのスタイルでのワイン造り
いやコラボというかコンサル的な感じですかね
なのでそれぞれの生産者単位でのワインで
最初は3生産者とのコラボだったものが今では6生産者にまで増えてきているようです。
これは消費者様にもショップの立場としても
間にクンプフ・エ・メイエーのジュリアンが入り
ブランドとしてもジュー・ドゥ・ヴァンシリーズとしてリリースされるワイン
それだけでやはり安心感にもなります。
全く知らない生産者の名義でそれぞれでていたとしても
日本に繋がるかもわからないですし
繋がったとしてもやはりどこか不安もある中となりますが
このスタイルだともちろん応援したくなるそんなワインになりますね

ということでこのジュー・ドゥ・ヴァンとして今回リリースのワイン
7種類!&Tシャツ登場です!
今回は3生産者のもので7種類のワイン
名前が一人はだせないものもあるようですが
エチケットは統一のデザイン
これは
特徴的な可愛い文字のエチケットはジュリアンの彼女のポリーヌ(Poline
Aymard Depin)が書いたもの。彼女はフランスでいまVol.4までリリースされているナチュラルワインを生産者を旅する本「Chassez le Naturel」を書いている作家
でありアーティストです。フランス語に馴染みがなくても何となく聞いたことのある、ふと気の休まるキュヴェ名やクスッと笑えるキュヴェ名や彼女の手書きの書体が
面白く、可愛らしいです。
とのことで
それぞれに意味があり日常会話の中で使われるような
言葉のようです。

まずは今回飲んだワイン
○ユヌ・アンプレション・ドゥ・フェット2021年
Rosheim"ロスハイム"という村にあるThéo et Nicolas Einhartのリースリング
トゥ・ヴァ・ビヤンを以前飲んだ感じと
今回二種類飲んだ感じですが
クンプフ・エ・メイエーのドメーヌワインのような
攻めたところまではいかずある程度の安定感完成度あり
不安を持ちながらも一歩踏み込んで
ナチュールの世界へをいったワインそんな感覚あります。
ただこのへんも経験を積んでいくことで
生産者によってはさらに踏み込んでいく可能性もあるのかと思います。
そして最終的には一人立ちしていくのかと
こちらのワイン
飲んだ感じ
黄色濃いめの液体リースリングらしい粘性ある密度あり
ぺトロールにナッティさもあり洋梨にドライなパインも柑橘系もある
でも甘い方向へは
いかずにドライにきれる酸がしっかりとありなめらかで旨味のコアもあるリースリング
アルザスリースリングとしての良さもありつつ
ナチュラルな魅力も程よく出ていてそのへんでのバランスも感じるワイン
ちなみに
言葉の意味ですが
une impression de
fêteは「気持ちはいつだってパーティ」という意味だそうです。

以下インポーター様情報
une impression de fête 2021 [ nouveauté ]
ユヌ・アンプレション・ドゥ・フェット
品種:リースリング
Rosheim"ロスハイム"という村にあるThéo et Nicolas Einhartのリースリング。粘土石灰質土壌。除硬して3日マセラシオン。ステ
ンレスタンクで10ヶ月熟成。マセラシオンは短く色調と味わいは白ワインとして楽しむのがいいと思います。カモミールティのよう
な優しいアロマ。グレープフルーツや青リンゴ、洋梨のような爽やかな果実味と酸味。瑞々しいテクスチャー。une impression de
fêteは「気持ちはいつだってパーティ」。グラスに注がれて素直に楽しめる気持ちの晴れやかになる味わいです。

次は
○ヴォワラ2020/2021 マセラシオン
品種はゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネール
造り手は
エルガースハイムという村の造り手さんのようですが
諸事情あり名前は伏せているようです。
10日間のマセラシオン施すワインで
色調も
オレンジ程よい濃度感ありエキスねっとり
でも清澄度は高くクリアー
開けたてからべっ甲飴紅茶系のタンニンある雰囲気
若いビンテージですがけっこう香りの要素多彩で
味わいも口当たり滑らかな整った印象
親しみやすいタイプのオレンジワイン
程よいグリップ感ありオレンジワインでも
冷涼さもあり同時に果皮からのエキスと温もりも感じるワイン
そのへんのバランスなどもちょうど良いオレンジワインですね
ワイン名の意味ですが
voilàはいろんな使い方がありますが、何かいいものが出来上がった時に「ほーらど
うぞ」と自信満々のニュアンスで使われるvoilà

以下インポーター様情報
voilà 2020/2021 [ nouveauté ]
ヴォワラ
品種:ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ、ピノ・オーセロワ、シルヴァネール
Ergersheim"エルガースハイム"という村にある生産者の4品種のブドウ。有機で育てて素晴らしい畑仕事をしているそうですがドメ
ーヌの名前は諸事情あって伏せているそうです。粘土石灰質土壌。全房で10日マセラシオン。2020年が80%で1年10ヶ月フードル
熟成。2021年は20%でフードルで10ヶ月熟成。voilàはいろんな使い方がありますが、何かいいものが出来上がった時に「ほーらど
うぞ」と自信満々のニュアンスで使われるvoilà。柑橘のニュアンスや金柑、べっこう飴、いろんな香りのニュアンスを説明するより
も飲んでもらえば分かる、アルザスで生み出されるオレンジワインってこういうことだよね、voilà!とジュリアンとポリーヌがみんな
に届けたい気持ちが伝わってくるワイン。

その他のワインですが
○トゥ・ヴァ・ビヤン2021年
このワインは以前いただいておりますので
その時の感じですが

クリアーで明るめの黄色
ハチミツレモン&ドライジンジャー!
溌剌して爽快
飲んでも甘ずっぱさっぱり
目の覚める感覚あり程よい丸みあるオイリーさも
単にさっぱりだけじゃないリンゴ系にメロンもあり
酸も気持ちよくほろ苦さがフィニッシュに
飲んでいくうちによりこんなに爽快さキレの良さも出しつつ
旨味もまったりと爽快感清潔感あり楽しめる
確認するとアルコール度数は13%
こういったわかりやすいワインでもしっかりと充実させて伝えてくれる
仕上げてきてくれる嬉しいことです!

今回2021年
今回はプチプチとしたガス感あるようで
洋梨黄桃トロピカルフルーツなどあり
ドライで美しい酸が包み込むような液体
今回もこのトゥ・ヴァ・ビヤン
意味のとおりいい感じの仕上がりのようです。

。tout va bienはフランス語で「ぜんぶうまく行っている」「万事順調」みたいな意味ですが、調子
が悪い時にも冗談っぽく使ったりするフランス人らしいなと思う私たちも大好きな言葉です

以下インポーター様情報
tout va bien 2021 [ nouveauté ]
トゥ・ヴァ・ビヤン
品種:ピノ・オーセロワ
Barr"バール"という村にあるDomaine Leipp-Leiningerのピノ・オーセロワ。粘土石灰質土壌。80%をプレスディレクト、20%を3
日マセラシオン。フードルで8ヶ月熟成。液体をグラスに注ぐと口に含む前からほんのりプチプチしているんだろうなと感じる美しい
泡が立ち上がります。洋梨よりももう少し熟したニュアンス、黄桃やトロピカルフルーツのような果実味。そんな果実味をドライで
美しい酸が包み込むような液体。tout va bienはフランス語で「ぜんぶうまく行っている」「万事順調」みたいな意味ですが、調子
が悪い時にも冗談っぽく使ったりするフランス人らしいなと思う私たちも大好きな言葉です。Jeux de Vinsのつくるワインとしては
一番定番かなと感じるとっつきやすさ、愛されやすさを感じる親しみのある味わいです。

次は
○ラ・ブテイユ・シュール・ラ・ターブル2018/2021
ゲヴュルツトラミネールとシルヴァネールのワイン
2018年と2021年あわさるワイン
ゲヴュルツが2018年で3年半熟成
シルヴァネールは3日間マセラシオンでフードルで7か月熟成して
その後にアッサンブラージュと
手間のかかるワインですが
内容はかなり素晴らしいようで
ライチやメロンのような華やかな香り
上品さや優しさのあるアロマ
胡椒やアーモンドのようなニュアンスあり
包み込んでくれるような芳醇な味わいなどなど
楽しみなワインです。
la bouteille sur la tableはシンプルに「テーブルの上に置かれたボトル」

以下インポーター様情報
la bouteille sur la table 2018/2021 [ nouveauté ]
ラ・ブテイユ・シュール・ラ・ターブル
品種:ゲヴェルツトラミネール、シルヴァネール
Rosheim"ロスハイム"という村にあるThéo et Nicolas Einhartのゲヴェルツトラミネールとシルヴァネール。粘土石灰質土壌。ゲヴ
ェルツトラミネール2018年をプレスディレクト。シルヴァネール2021年を除硬して3日マセラシオン。ゲヴェルツトラミネールを
フードルで3年半熟成。シルヴァネールをフードルで7ヶ月熟成。そのあとアッサンブラージュ。ライチやメロンのような華やかさが
ありつつどこか控えめで品のある優しいアロマ。胡桃やアーモンドのニュアンスがほんのり。口に含んだ時の包み込んでくれるよう
な芳醇な味わいに心惹かれます。la bouteille sur la tableはシンプルに「テーブルの上に置かれたボトル」。美しいグリーンの文字
がテーブルを彩っている景色が思い浮かびます。

次は
○スー・ル・シエル・エトワレ2021年 マセラシオン
ピノグリのグランクリュ
キルヒベルグからのワイン
除梗して一週間マセラシオンフードルで7か月熟成
ピノグリのマセラシオン
骨格もありエキスの厚みやピノ系の紅茶系も入るワイン
ピノ系の赤みもある液体のようで
果実味とタンニンを感じられるワインとのことで
こちらも楽しみなワインです。
sous le ciel étoilé「星空の下で」。

以下インポーター様情報
sous le ciel étoilé 2021 [ nouveauté ]
スー・ル・シエル・エトワレ
品種:ピノ・グリ
Barr"バール"という村にあるDomaine Leipp-Leiningerのピノ・グリ。グランクリュkirchberg"キルヒベルグ"の泥灰土の多い石灰質
土壌。除硬して1週間マセラシオン。フードルで7ヶ月熟成。最近フランスを旅していてピノ・グリに魅了されている生産者が多くな
っているのを感じます。美しい薄い赤褐色の液体。熟成したピノ・ノワールのような紅茶のような香り。湿度を感じる土のようなニ
ュアンス。口の中で解けていくような果実味とタンニン。ポリーヌがつけた名前はとてもポエティックなsous le ciel étoilé「星空の
下で」。 ポリーヌがこのワインを飲みながらイメージした世界が伝わってきます。

次は
○ピノ・グリサン2021年 マセラシオン
こちらもピノグリのマセラシオン
今回のジュー・ドゥ・ヴァンシリーズでも
なかなかに個性もあり面白さもありそうなワイン
ピンク色がかったネクターのような美しい色調
干した杏のような香り
生肉のような鉄分を感じるニュアンスあり
などなど力強さもあるワインのようで
この表現からするともう少し寝かせてのほうがよさそうな気もしますね

risantは「灰色になっていく」という意味の流れで「興奮する」「ほろ酔いになる」みたいな意味があり
ます

以下インポーター様情報
pinot grisant 2021 [ nouveauté ]
ピノ・グリサン
品種:ピノ・グリ
Rosheim"ロスハイム"という村にあるThéo et Nicolas Einhartのピノ・グリ。粘土石灰質土壌。除硬して5日マセラシオン。フード
ルで7ヶ月熟成。ピンク色かかったネクターのような美しい色調。干した杏のような香り。柔らかい液体のを下から優しく持ち上げ
るかのようなピノ・グリの力強さ...というにはあまりにもエレガンスですが。生肉のような鉄分を感じるニュアンスがワインに広が
りを与えてくれています。grisantは「灰色になっていく」という意味の流れで「興奮する」「ほろ酔いになる」みたいな意味があり
ます。ポリーヌのネーミングセンスがいいな...と液体を口に含みながらしみじみ。

次は
○セ・カン・ヴ・ヴレ2020年
リースリングの白
こちらもグランクリュ キルヒベルグからのワイン
その分素晴らしいポテンシャルあるワインであり
それを引き出したワインとのことで
リースリングらしいエキスの濃密さやグランクリュらしい深み
そのへんも出ているワインなのではと思います。

c'est quand vous voulez「あなたの望む時にいつでもどうぞ」

以下インポーター様情報
c'est quand vous voulez 2020 [ nouveauté ]
セ・カン・ヴ・ヴレ
品種:リースリング
Barr"バール"という村にあるDomaine Leipp-Leiningerのリースリング。グランクリュkirchberg"キルヒベルグ"の粘土石灰質土壌。
プレスディレクト。ステンレスタンクで1年熟成。素晴らしいテロワールに植えられたリースリングをしっかりと感じられるワイン。
リースリングの持つ素晴らしいポテンシャルがしっかり引き出されています。エチケットの文字はポリーヌの手書きですが、このキ
ュヴェに関してはジュリアンの決めた名前だそうです。c'est quand vous voulez「あなたの望む時にいつでもどうぞ」。シャイな
ジュリアンが納得している時についこぼれてしまっている笑顔が思い浮かぶような名前です。

最後にですが
先にご紹介のジュー・ドゥ・ヴァンシリーズ
そのほかに
ドメーヌもののワインで
ビールのオルジェ・エ・ヘザン ゲヴュルツトラミネール
そして
ワインから
○リースリング2019/2020
到着です!
このドメーヌもののリースリング
いいんですね
価格も良心的でですがけっこう存在感あり親しみやすい魅力もあるワイン
レストンナチュールシリーズなどは
攻め攻めのワイン多いですが
このスタンダードなリースリングもいい
今回2019/2020と複数ビンテージでの仕上げ
48時間の短めのマセラシオン
2019年はフードルでの2年の熟成
2020年をステンレスタンクとフードルで1年熟成
あわさることで若い表現と少し熟成なニュアンスもあいr
奥深さも加わる
このリースリングはいつもリースリングらしい密度感表現がしっかりと
詰まるワイン
わかりやすい表現もありながら単純じゃない魅力今回も伝わる
ワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
RIESLING 2019/2020 [ nouveauté ]
リースリング
品種:リースリング
ロスハイムとモルサイムに点在する区画。粘土石灰質土壌。除硬して48時間軽くマセラシオン。難しい年が続く中で短いマセラシオ
ンをかけることで最後までしっかり発酵させることができるそうです。2019年をフードルで2年熟成。2020年をステンレスタンク
とフードルで1年熟成。グラスに注がれた瞬間の香りでグッと惹き込まれます。リースリング特有のペトロール香を中心にナッツやア
ーモンドのニュアンス、ミントやアニスのような清涼感がワインの香りに複雑さをめいっぱい与えてくれています。味わいもジュー
シーで奥行きと広がりがしっかり。下記にあるJeux de Vinsというプロジェクトをする中でドメーヌでつくるワインへのジュリアン
の気迫を感じます。



以下前回ご紹介文
クンプフ・エ・メイエー
トゥ・ヴァ・ビヤン2020年です!!!

2022年年明けからコロナの拡大
そしてまん延防止全国的にあけたとはいえ
以前ある程度の高止まりもあり
ウクライナ侵攻に福島県沖の大きな地震など
なんか不安が募るような出来事が多く感じます。
でもそれを負のほうこうととらえて
暗くなるのも一つ
でもとらえ方を少しだけ変えてあげると
なんとなく上向きになったり
人の団結力や良心
いかに今だけじゃなく自分だけじゃなく
地球の将来
子供たち孫たちその先の世代を考えての行動
単純に
長い年月かけて作り上げてきた建物
歴史的建造物さらには人の命まで奪う意味は・・・
様々な考え方あるのでこちら側の考えだけではいけませんが
未来を考えたときの行動は
自ずとみえてくるのかと思います。

今こそ試されているのかなと
人類が・・・とか言ってしまうと
なんか大きく何様となりそうですが
もっと小さなこと
そのへんから
試されているのならば
越えていこうではと
なんかちょっとだけでもそんな気持ちになると
暗く不安な気持ちだけじゃなく
ググッとちょっとだけ持ち上がるそんな気がいたします。

ワインの力とかお酒の力
この大局を変える直接的な力にはなりえないかと思いますが
でもこういったワインの造り手のもとになる考えなど
そこには当たり前のように
自然との調和
持続的な社会などが見えてきたりします。
もちろん美味しいワインを生み出すことも絡み合いつつ
そこに繋がるものもあるとたびたび感じます。

二番通り酒店様の新着ワインですが
そういった考えを掘り起こしてくれるワインでもあり
ワインの生命力を感じ
自然の偉大さ
それを感じさせてくれるそんなワインでもあります。

今回到着のワインは
二番通り酒店様のワインでも
人気のアルザスワイン
クンプフ・エ・メイエー
すでに多くのお問い合わせもいただくワインですが
貴重なワイン
ワイン単体の魅力だけじゃなく
何かその先の思考へと繋がりますこと
願い
また飲んで元気でるそんなことに繋がりますこと
願っております。

ということで
クンプフ・エ・メイエーのワイン
挑戦心というキーワードが
ここのワインには特に最近は強く感じます。
いつも出しているワインがまたリリースされる喜びもありますが
新たなキュヴェが生まれる
また同じワインでも
さらに趣向を変えて
魅力を引き出す挑戦心
今回リリースのワインも確実にそれが現れるワインであります。

そしていつも二番通り酒店様のワイン入荷となると
お問い合わせも多いのもあり
到着して数日で飲んでしまいご紹介という流れが多く
ワインをもう少し落ち着かせて飲みたい
ご紹介したい
今回はそう思い
グッと我慢しておりました。
といっても入庫より
2週間~3週間ほどですが
でも今回4種類飲んでこれは確実に落ち着かせてのワインのグッと締まるような感覚もあり
状態も落ち着いている
ワイン自体の成長という点もあるかと思いますが
伝えたい魅力がよりメリハリあり感じられました。
わかってはいてもなかなか待てない状況もあり毎回というわけにはいかないのですが
そのへんも含めて楽しんでいただきたいワインです。

今回クンプフ・エ・メイエーの新着ワイン
全部で
9種類です。
一つずつご紹介ですが

まずは
○レストン・ナチュール ぺティアン2018年です!
このレストン・ナチュール ぺティアンこのエチケット
クンプフ・エ・メイエーのワインで
まず最初にガツンと衝撃いただいた泡物
ただ残念なことに現在の造り方でのリリースは
最後になるとの情報です。
これはなんとなくがっかりな部分もあるのですが
でも移行していく先が
レストン・ダーク・ぺティアンとのことで
今回こちら飲みましたが
正直飲んでこちらの方向へと行くのならば・・・と納得の内容でした。
最後となるかもの
レストン・ナチュール ぺティアン2018年
ぜひとも最後に味わっていただきたいぺティアンです。
ということで
こちらは前回リリースと同じ2018年で
再入荷・・・・なのか・・・と思いきや
そうじゃないのがまた素晴らしいのですが
同じ2018年でも前回のものはデゴルジュマンありのタイプ
でしたので澱や旨味の複雑性というよりは
シャープさもありピュアさミネラル感がきれいに伝わるぺティアンでした。
でも今回は
まず熟成期間も長くなり
デゴルジュマン無しでさらにカーヴで2年間ものあいだ熟成して
リリースとなった2018年
その分より濁りがいつぱい旨味の詰まったぺティアン
初めて出会った時のあのジュワジュワ骨太で次々に泡が盛り上がる吹き出すようなところも
ある可能性高いです。
抜栓は要注意ですね
良く熟したラフランスを絞ってそのまま詰めたような味わい
ガブッと口に含みたくなるほど美味しいです。こんな風に寝かしてリリースしてくれるジュリアンのセンスと我慢強さを感じます。
とのことで
まさにそれですね!

品種はピノ・グリ60%、ピノ・ノワール30%、ピノ・オーセロワ10%
となります。

次は
○レストン・ダーク・ぺティアン2019/2020
品種はピノグリ80%ピノオーセロワ20%
デゴルジュマン無しのレストン・ナチュールぺティアンから
レストン・ダーク・ぺティアンへと
進んでいくとのことで
こちらはデゴルジュマンありですがでもマセラシオンもありのタイプ
今回いただきましたが
納得の美味しさで
素晴らしいです。
その様子ですが
抜栓しても吹き出すようなことはなく
落ち着いております。
グラスに注ぐと明るい夕やけオレンジにちょい赤混じり
すぐに立ち上がる鉱物感ゴツゴツそして果皮の厚めのニュアンス
でも冷涼さもありトロピカル系は比較的抑え目
奥に洋梨もあり白桃などのもう少し瑞々しいものも出てくる
飲んでも心地よい泡物細かやなシュワ~っとクリーミーな口当たりに
リリースした段階でこれだけ落ち着き良さを感じられる状態
いいです。
マセラシオンの深みも絶妙なバランス
シャープさとこののど越しのよさそして程よいグリップ感ある旨味と
抜けのよさ
落ち着きとクリーミーな泡で優しく癒し系
不安定さもなく少しすると熟リンゴ感もありその先にもう少し熟成すると
紅茶系も見えてくる今はもう少し若い魅力感じる状態
これはオレンジワインはちょっと~という方でも絶対美味しい!と言わせる魅力
あると思います。
これも外せないワインです!

次は
○アナーシスト2017/2020
最近クンプフ・エ・メイエーの挑戦としてあるワインの形
複数ビンテージの融合ですね
以前のクンプフ・エ・メイエーのマセラシオンワイン
リリースしたての際は
やはりまだマセラシオンによるエキゾチックさにやや荒さもあり
生命力は抜群でも
もう少し寝かせて楽しみたいと個人的には感じておりました。
でもこの複数ビンテージの融合による
その点もクリアーしてきたと思います。
今回のアナーシストすでによい状態で落ち着きもありその先の魅力もある
グラスに注ぐと
オレンジ系もより夕やけ太陽の落ちかけの夕焼け・・・
いや落ちかけは地平線に燃え上がる最後の炎だすから
逆か・・・
クリアーで茶系も混じるオレンジワイン
このへんも明るい若いオレンジよりも少し熟成したマセラシオンワインの
魅力も加わる
ミュスカのこの石鹸清潔感ある中に
白い花、メロンにユリもあるような
飲んでいる中にはなめらかな風合いあり程よいタンニンとほろ苦さ
そしてオレンジマーマレード系のまったりとした液体で
リリースしてすぐにこの感じ楽しめるのは最高です!
この絶妙なバランスと魅力
確実に進化しておりますね

品種はミュスカです。

次は
○トゥ・ヴァ・ビヤン2020年
品種はピノオーセロワ
アルザスのワインで
先日もジャン・マルク・ドレイヤーのオーセロワ
素晴らしかったのですが
オーセロワやシルヴァネールなど比較的個性の強くないものでも
最近素晴らしいワインに出会うこと多い気がいたします。
このトゥ・ヴァ・ビヤン2020年
素晴らしいです!
こんなワインも一つの魅力あるワインとしてあるのがほんと嬉しいですね
マセラシオン系のワイン
泡物
そして複数ビンテージソレラ系のさらに奥深いワイン
そのへんの占める割合も増えてきている気がいたしますが
フレッシュで若々しくそれでいて単純さだけじゃない魅力ある

まさにそれ!
トゥ・ヴァ・ビヤン2020年です。
クリアーで明るめの黄色
ハチミツレモン&ドライジンジャー!
溌剌して爽快
飲んでも甘ずっぱさっぱり
目の覚める感覚あり程よい丸みあるオイリーさも
単にさっぱりだけじゃないリンゴ系にメロンもあり
酸も気持ちよくほろ苦さがフィニッシュに
飲んでいくうちによりこんなに爽快さキレの良さも出しつつ
旨味もまったりと爽快感清潔感あり楽しめる
確認するとアルコール度数は13%
こういったわかりやすいワインでもしっかりと充実させて伝えてくれる
仕上げてきてくれる嬉しいことです!

次は
○オリニク2015年
品種はなんとシルヴァネール
シルヴァネールなのに
2015年
さらには飲んで驚きのグランヴァン的な風合いもあり
シルヴァネールのワインでここまで入れ込み作り上げる
脱帽です。
そして飲んでもういうこと無しで
価格は安くないですが特別なワインです。
古樽と古大樽でウィヤージュ無しで3年半酸化熟成
ジュラワインかよ!となりますが
瓶詰め後もさらに3年熟成
すごい手間暇かかるワイン
そう考えると全然安い
グラスに注ぐと茶系少し落ちている!?と思わせておきながら
内容は全然生き生き生命力の塊で
鈍く光る輝きもあり
エキスは濃度感あるネットリ
キャラメルと紹興酒ビワや皮の厚めのもののシロップ漬け
ナッティな風味も絡み合いすごいです。
それでいて古い系統の表現だけじゃないのが素晴らしい
熱と涼これがあり
旨味のすっごい塊感ありながらもショワ~っと抜けるところもあり
酸化的なニュアンスも嫌味なく楽しめる絶妙なバランス
まさに
オリニク!幻想的
な意味を成すワインです。

次は
○リースリング・ウェステンベル ペルペテュエル2015/18/19
このワインは再入荷です。
前回飲んだ感じご紹介ですが
クンプフ・エ・メイエーでも代表的なすごいワインとなる
その一つです。

クンプフ・エ・メイエーのワインでも上位もの
それゆえに高いポテンシャルどのウェステンベルの南向きの急斜面が生む
凝縮感あるエキス
長期熟成にも耐えうる酒躯を持つ銘酒ですが
そうなるとやはり飲みごろまでには年数待つ必要あるわけですが
それをリリースするたびに
よいころあいしかも
古いビンテージの魅力と新しいものの魅力を上手く融合させて
それらを楽しめるそんなワイン
そうソレラシステムへの挑戦です。
シェリーなどで使われるシステムですが
簡単に言うと熟成樽を一番上が一番若いビンテージ
その下が少し熟成した樽
一番下がもっと熟成した樽で
一番下の樽から瓶詰めして抜けた分を一つ上から足していく
二段目が減少した分を一番上から継ぎ足していく
新しくできたものは一番上に入ると
なので毎年一定量リリースしても毎回ある程度熟成したものが
その魅力が楽しめるワインとなる
さらには続けていくことで数十年ものまでそれ以上などの微かなニュアンスも
加わっていくとなるとどれだけの複雑味や可能性があるのだろうと
楽しみになっていきます。
ただ当然リスクもあると思います。
多くの熟成のワイン樽に入るワインが混ざり合うということは
特に自然な造りのワインどこかの樽などがなんらかのイレギュラーな変化や状態となった場合
など単一で造るワインに比べ与える影響は大きいのではと思います。
それだけ気が抜けないですしかなりの労力なども伴ってくると思います。
それを超えて
進んだクンプフ・エ・メイエーのワインですね
まず到着した
リースリング・ウェステンベル ペルペテュエル2015/18/19
その感じですが
グラスに注ぐと
その色の濃度感黄金色の輝きエキスの濃さ大人っぽさにうっとり
何かひきこまれるものあります。
香りはフルーツも濃いのですがやはりリリースしたてのものとはまた違う
熟も入り重心の下がり具合
成長した姿もあるワイン
その中に麦、麦わら
果実のニュアンスもまずエキスがネットリ存在感あり
旨味のコクさらにはフルーツ系だけじゃない個性がはっきりと存在
ややメタリック感ある
そう硬質感と冷ややかなの中に分厚さもあり柑橘の皮の漬け込み
ほろ苦さビター感
熟成したパインやマンゴーそれもやや野趣感も加わり
流れる液体はまったりそしてほんのりのスパイスそしてダークさの中にある
オリエンタルな表情など
このリリースした段階ではありますので今後まだまだ成長しその魅力も
明確に浮き上がってくるものあると思います。
なにかまだ奥に隠しているであろうそんな雰囲気を感じるワイン
また一つクンプフ・エ・メイエーのワインで
独自性を持つワイン生まれた気がいたします。

次は
○クレール・オブスキュル2019/2020
品種はピノグリ70%ピノノワール30%
このワインも今までは単年でリリースされており
前回が2018年
今回は2019/2020
となります。
もう鮮やかで透明感あるチャーミングなピノの世界ある赤ワインとなりますが
今回2019年を一年半2020年は7か月ステンレスタンク熟成してアッサンブラージュしたワイン
いつものこのワインにある薄いロゼ系でピュアさ繊細さあり
アセロラにザクロ、サクランボとフレッシュでスムースな飲み心地あるワイン
さらに複数ビンテージをあわせることで一つ先の
魅力も加わっているかと思います。

次は
○ピノノワール・ヴァインガルテン2019年
クンプフ・エ・メイエーのワイン
どうしても白、泡、オレンジと
多彩なワイン揃っておりますのでそちら注目となりますが
なんのなんので
このピノノワール・ヴァインガルテン
2016年は完全にひっくり返レベルにあるピノノワールで驚きました。
もちろんビンテージによって冷涼さの前にでた2014年などもありますが
そこに確実に存在する魅力
クンプフ・エ・メイエーの赤のトップキュヴェであるヴァインガルテンお
エレガンス性と繊細さピュアさそれらをまとめ上げる旨味の上質さ深みなど
今回2019年もかなりのポテンシャル有するワインとなっているようです。

最後は
○オルジュ・エ・ヘザン リースリング2019年
・・・・と
ワインじゃないです・・・・
極少量入荷で飲めません・・・
わからないのですが
なんと・・・ビールです!
いやビールなのか
製法的なものですが
ストラスブールのブラッセリー・ブンドルフとのコラボビール。
ブンドルフの酸味のあるビールと一緒に除硬したフレッシュなリースリング30kgを
樽にいれて一年間熟成します
リースリングはロスハイムの沈泥を多く含んだ粘土石灰質土壌。
瓶詰の際に2020年のブドウの搾汁を入れて瓶内での2回目の発酵を促しました。
とありますので
チェコのビールなどはフレーバービールなど確か多く
様々な果実とのコラボビールあるので
ありえなくはないのですが
まさかリースリングとのフレーバービールとは
でもクンプフ・エ・メイエーのコラボビール
これはこだわりもあり造られているかと思いますので
面白い貴重なビールとなりそうです。
価格的にはビールの価格ではなく完全にワインの価格ですが
ボリューム感がありリースリングの酸とビールの酸が美しく混ざりあ
って、力強く生き生きとした味わいに仕上がっています。
とのことで
これはまた変わり種ものとして楽しいものとなっているかと思います。

賞味期限2023年2月
アルコール度数8%
容量750MLです。

以下インポーター様情報
Restons Nature Petillant 2018 [ new ]
レストン・ナチュール・ペティヤン
品種:ピノ・グリ60%、ピノ・ノワール30%、ピノ・オーセロワ10%
ロスハイムとモルサイムに点在する粘土石灰質土壌に植えられた3品種でつくられるペティヤン。プレスディレクト。ステンレスタン
クで10ヶ月熟成後に瓶詰。以前リリースしたレストン・ナチュール・ペティヤン2018はデゴルジュマンをしたものですが、こちら
はデゴルジュマンなしでさらにカーヴで2年瓶熟させてリリースされました。気候変動で醸造も変わってきていて、マセラシオンをか
けたレストン・ダーク(下で紹介)のようなつくりを主体にしていく方向で、プレスディレクトのペティヤンはこれが最後になる予
定。デゴルジュマンなしで熟成され、より濁りがいっぱい旨味の詰まったペティヤン。よく熟したラ・フランスを搾ってそのまま詰
めたような味わい。ガブッと口に含みたくなるほど美味しいです。こんな風に寝かしてリリースしてくれるジュリアンのセンスと我
慢強さを感じます。

Restons Dark Petillant 2019/2020 [ new ]
レストン・ダーク・ペティヤン
品種:ピノ・グリ80%、ピノ・オーセロワ20%
ロスハイムとモルサイムに点在する粘土石灰質土壌に植えられたピノ・グリとピノ・オーセロワ。2019年はプレスディレクト。
2020年はピノ・グリを24時間マセラシオン、オーセロワは3日間マセラシオン。2020年9月にアッサンブラージュして10月に瓶
詰。10ヶ月瓶熟後にデゴルジュマン。プレスディレクトのレストン・ペティヤンをもうつくらない予定と、ダークナット・ペティヤ
ンのピノ・ノワールはなるべくスティルワインにしたいという意向で、その中間として位置付けてつくったペティヤン。サーモンピ
ンク色の液体。ピンクグループフルーツもしくはブラッドオレンジュースのような果実味。ドライでシャープな飲み口に、アタック
と余韻にも杏や紅茶のフレーバーが伸びやかに広がります。


TOUT VA BIEN 2020 [ new ]
トゥ・ヴァ・ビヤン
品種:ピノ・オーセロワ
バールという村にあるDomaine Leipp-Leiningerから購入した粘土石灰質土壌に植えられたピノ・オーセロワ。プレスディレクト。
フードルで1年熟成。もともとはKeyKegにするつもりでつくったキュヴェ。ジュリアンが気に入っていって多くの人に飲んでほしい
とボトル詰めにしました。マリメロや白い花のアロマ。りんごの蜜っぽさやメロンの青肉の肉厚な果実味にほんのりスパイスのニュ
アンス。すっきりした酸がありつつジューシーで厚みのある味わい。


ONIRIQUE 2015 [ new ]
オニリク
品種:シルヴァネール
フロンベルグという沈泥を多く含んだ粘土石灰質土壌の区画。プレスディレクト。古樽と古大樽でウイヤージュなしで3年半酸化熟
成。瓶詰後さらに3年熟成。残糖13g/L。クルミやナッツのような芳ばしい香り。トリュフやキノコ、樹の皮を感じるような森のア
ロマ。キャラメルや濃密な蜂蜜トーストのようなニュアンスも。残糖のニュアンスはワインの奥行きに繋がり、良い酸化のニュアン
スがありつつ、シルヴァネールならではの爽やかさが常に液体をシャープなものに。Oniriqueはフランス語で"幻想的"なの意。深い
深い夢現な世界へと誘ってくれるような味わいです。

Riesling Westerberg Perpétuel 2015/18/19 [ 再入荷 ]
リースリング・ウェステンベル ペルペテュエル
品種:リースリング
ウェステルベルはロスハイムの南向きの急斜面の畑。粘土石灰質土壌。それぞれのミレジムを1~5年間フードルで熟成。ジュリアン
はこのキュヴェ・ウェステルベルを新しいミレジムを継ぎ足していくソレラシステムのような形で熟成していきたいと思っていて、
その試みのファーストミレジムです。パインやマンゴーなど南の果物のニュアンスに杏仁のような芳醇さも。ウェステルベルの畑の
持つミネラルとミレジムの多様性、熟成がもたらす複雑味が液体を独自性をもった立体的なものに。ジュリアンらしいテロワールへ
のアプローチを感じます。

ANARCHISTE 2017/2020 [ new ]
アナーシスト
品種:ミュスカ
ロスハイムの沈泥を多く含んだ粘土石灰質土壌とモルサイムの粘土石灰質土壌に植えられたミュスカ。2017年はプレスディレクト。
ステンレスタンクで2年、古樽で1年熟成。2020年は全房で1ヶ月間マセラシオン。2~3回のルモンタージュのみ。2020年の12月
にアッサンブラージュし、さらにステンレスタンクで7ヶ月熟成。ドライマンゴーやオレンジマーマレードのような香り。ジンジャ
ーのような清涼感がワインに心地よさを与えてくれています。ほんのりほろ苦さのある余韻。マセラシオンとプレスディレクトの不
思議な端境を感じる液体は、アルコール度数11.5%で心地よい飲み心地と飲みごたえの両方を感じ、ジュリアンならではの絶妙な世
界観を感じさせてくれます。アナーシストは無政府主義者の意。

Clair Obscur 2019/2020 [ new ]
クレール・オブスキュル
品種:ピノ・グリ70%、ピノ・ノワール30%
ロスハイムとモルサイムの点在する粘土石灰質土壌に植えられたピノ・グリとピノ・ノワール。3日間マセラシオン。2019年は1年
半、2020年は7ヶ月ステンレスタンクで熟成してアッサンブラージュ。薄いロゼのような色調。ピュアな柔らかい液体はアセロラや
ザクロ、サクランボの果実味が弾けんばかりに。ほんのりですがスイカのような青みも感じます。妖艶さを帯びつつ軽やかで染み入
るような優しい味わいは年々研ぎ澄まされています。


Pinot Noir Weingarten 2019 [ new ] ※少量のみの入荷です
ピノ・ノワール ヴァインガルテン
品種:ピノ・ノワール
ヴァインガルテンはロスハイムの南向きの緩やかな斜面の畑。沈泥を多く含んだ粘土石灰質土壌。全房で1ヶ月マセラシオン。マセラ
シオン中に2~3回軽くルモンタージュ。樹脂タンクで1年熟成。クンプフのピノ・ノワールのトップキュヴェ。エレガンスで硬質的
なミネラルが毎年常に感じられる素晴らしいテロワール持った畑です。2019年は薔薇のようにエレガンスかつ妖艶で繊細なアロマ。
フランボワーズのような果実味に赤紫蘇のようなニュアンス。旨味の伸びがあり立体的で奥行きのある液体。ほんのり優しいタンニ
ンが残りつつ余韻も長いです。

ORGE & RAISIN Riesling 2019 [ new ] ※少量のみの入荷です
オルジュ・エ・ヘザン リースリング
品種:リースリング
ストラスブールのブラッセリー・ブンドルフとのコラボビール。ブンドルフの酸味のあるビールと一緒に除硬したフレッシュなリー
スリング30kgを樽にいれて一年間熟成します。リースリングはロスハイムの沈泥を多く含んだ粘土石灰質土壌。瓶詰の際に2020年
のブドウの搾汁を入れて瓶内での2回目の発酵を促しました。ボリューム感がありリースリングの酸とビールの酸が美しく混ざりあ
って、力強く生き生きとした味わいに仕上がっています。


以下前回ご紹介文
クンプフ・エ・メイエー
リースリング・ウェステンベル ペルペテュエル2015/18/19です!!!

大都市圏の緊急事態宣言から
まん延防止措置へと移行
少しは緩くなりながらも飲食店様の酒類提供にはいまだ時短など
かかる
そして酒への悪いイメージが・・・

大都市圏だけじゃなく先日も地元の飲食店様の御話では
客層が変わってきてしまった
少ないお客様で少しでも利益をあげるためには
ある程度良い食材で美味しいものをとなると
どうしても単価が上がり
そういったものを求める方は増えたけど
地元の若い世代に安く楽しんでもらうことが難しく申し訳ないような・・・と
どうしても同じキャパの中
来店客を絞って営業しなくてはいけない中
悩んで様々やってなんとか生きながらえているのに
さらなる悩みなど・・・

仕入れにも頭を悩ますこと多いようで
これだけ大変な思いをしながら日々乗り越えておられる
このへん政府の方々も感じてほしい
そう願います。
やらなければいけない状況もわかりますし
感染を広げないために
でも様々なサポートや何か先に光が見えるような
感染が収まったらこういった施策を考えているなど
少しでも出していただけるともう少し頑張る何か少しでも力になる気がいたします。

さて気を取り直して
二番通り酒店様より新着ワインです!!!
私もどうしても暗くなりがちな毎日
ナチュラルワイン生産者の想いが一杯詰まった
そんなワインで
元気もらっております。

クンプフ・エ・メイエーのワイン
このワインも
何度となく
飲んでは元気もらって明日からもまた頑張ろう!とそう思えるようななんか力があると
思います。

今回まず飲んだ
クレマン
ブリュットとエクストラブリュットの違いも歴然であり
こうも伝えたいもの明確に出せるのだなと
どちらも違った魅力で素晴らしいですね
そして
新たな取り組みのワイン
これもなんかクンプフ・エ・メイエーのワイン
一歩一歩進む
まさにそれ
毎回届くワインで何かしら進んでいる次のステップへと
こちらもどこかで前に少しずつでも進もうと
鼓舞される気がいたします。

そしてクンプフ・エ・メイエーのワインに
また一歩進み
新たなシリーズ
新たな取り組みのワイン登場です!!!

二種類登場ですが
自然派ワイン
たまにあることですが
通常単一ビンテージでリリースするところ
やや気性の荒さあるワインとなったときなど
またはその他の要因などでも
他のビンテージをブレンドして少し熟成してワインの個性の均一化というか
より親しみやすさをもったワインとしてリリースされることもございます。
ただ通常その年その年それぞれでリリースされるのがあたりまえで 
イレギュラー的な感じかと思っておりますが
今回
クンプフ・エ・メイエーのもの
両ワインともに複数ビンテージのワインを使ったもの
しかもそれはさらなるワインの魅力を引き出すために
前に進んで複数ビンテージのワインを造っているわけですね
まず一つめ
○リースリング・ウェステンベル ペルペテュエル2015/18/19
こちらもともと
リースリング・ウェステンベルというワイン2017年ものなども
リリースされましたが
クンプフ・エ・メイエーのワインでも上位もの
それゆえに高いポテンシャルどのウェステンベルの南向きの急斜面が生む
凝縮感あるエキス
長期熟成にも耐えうる酒躯を持つ銘酒ですが
そうなるとやはり飲みごろまでには年数待つ必要あるわけですが
それをリリースするたびに
よいころあいしかも
古いビンテージの魅力と新しいものの魅力を上手く融合させて
それらを楽しめるそんなワイン
そうソレラシステムへの挑戦です。
シェリーなどで使われるシステムですが
簡単に言うと熟成樽を一番上が一番若いビンテージ
その下が少し熟成した樽
一番下がもっと熟成した樽で
一番下の樽から瓶詰めして抜けた分を一つ上から足していく
二段目が減少した分を一番上から継ぎ足していく
新しくできたものは一番上に入ると
なので毎年一定量リリースしても毎回ある程度熟成したものが
その魅力が楽しめるワインとなる
さらには続けていくことで数十年ものまでそれ以上などの微かなニュアンスも
加わっていくとなるとどれだけの複雑味や可能性があるのだろうと
楽しみになっていきます。
ただ当然リスクもあると思います。
多くの熟成のワイン樽に入るワインが混ざり合うということは
特に自然な造りのワインどこかの樽などがなんらかのイレギュラーな変化や状態となった場合
など単一で造るワインに比べ与える影響は大きいのではと思います。
それだけ気が抜けないですしかなりの労力なども伴ってくると思います。
それを超えて
進んだクンプフ・エ・メイエーのワインですね
まず到着した
リースリング・ウェステンベル ペルペテュエル2015/18/19
その感じですが
グラスに注ぐと
その色の濃度感黄金色の輝きエキスの濃さ大人っぽさにうっとり
何かひきこまれるものあります。
香りはフルーツも濃いのですがやはりリリースしたてのものとはまた違う
熟も入り重心の下がり具合
成長した姿もあるワイン
その中に麦、麦わら
果実のニュアンスもまずエキスがネットリ存在感あり
旨味のコクさらにはフルーツ系だけじゃない個性がはっきりと存在
ややメタリック感ある
そう硬質感と冷ややかなの中に分厚さもあり柑橘の皮の漬け込み
ほろ苦さビター感
熟成したパインやマンゴーそれもやや野趣感も加わり
流れる液体はまったりそしてほんのりのスパイスそしてダークさの中にある
オリエンタルな表情など
このリリースした段階ではありますので今後まだまだ成長しその魅力も
明確に浮き上がってくるものあると思います。
なにかまだ奥に隠しているであろうそんな雰囲気を感じるワイン
また一つクンプフ・エ・メイエーのワインで
独自性を持つワイン生まれた気がいたします。

次は
○ジュ・スィ・ドゥ・マルヌ2017/19
品種はリースリング、ピノグリ、ゲヴュルツトラミネールの白
こちらも複数ビンテージで仕上げるワインですが
ペルペテュエルのようなソレラシステムのワインではなく
2019年ものを一年間
2017年ものを三年間ドゥミ・ミュイという600L樽で熟成後に
アッサンブラージュしてその後またステンレスタンク熟成させたワイン
ワイン名にあるように
ジュ・スィ・ドゥ・マルヌ=私は泥灰土から生まれた
そのマルヌが与える個性を大事に
生まれたワインのようです。
複数ビンテージを熟成期間の違いあるものをブレンドすることで
より立体的な表現そして奥深さを持ちうるものとなっております。
その様子ですが
グラスに注ぐと
こちらも色の濃さ
ペルペテュエルと同様の濃さあり黄金色
エキスのねっとり感も負けないものあり
アルコール度数も
13.5%
そしてペルペテュエルが14%ですのでやはりほぼ同程度あるワイン
ただ個性はだいぶ変わってきます。
ジュ・スィ・ド・マルヌは
まず香りのフローラルさ青りんごに桃
シロップ軽やかさと熟が共存
ミネラル感と草原、ハーブ系など立ち上がりはある程度わかりやすく複雑で
果実などもわかりやすい気持ちよいもの
このへんは時間の経過とともに
より落ち着いた南国風へとかわっていったり
これ複数ビンテージあわさるワインにあるのですが
熟成期間の違いまた品種の熟成カーヴの違いが
ワイン開けてからの要素が出てくる時間の推移なども若干の違いあり
長年熟成していくことでそれらの焦点はあわさって一体感出てくると思いますが
若いうちは出てくるタイミングが変わってきたりして
これはこれで動きがあって面白いのですが
こうなると熟成させる楽しみもまた別物がありますね
味わいもより蜜系ねっとりエキスまろやかで
旨味に弾力性あり口中での存在感も凄いです。
旨味の厚みゆったりと流れる
アルコリック感もほわ~っと昇華しつつ
果実のカリン丸みすりりんごも大人っぽく分厚く感じ
今後が非常に楽しみ南国風の果実も
熟成でより大人っぽく進むと思います。

私が楽しみなのはマルヌの土壌
マルヌと聞くとどうしても忘れられないのが
フィリップ・ボールナールのマルヌのワイン
こちらは樽の感じと果実の感じが熟成して栗系など
また違うとは思いつつもマルヌのワインは
なんかその後の成長も楽しみになってしまいます。

クンプフ・エ・メイエーの新たな一歩となる
この両ワイン
価格はともに安くはないです。
でもそれに見合う魅力そして熟成させる楽しみもあるワインです!!!

以下インポーター様情報
Riesling Westerberg Perpétuel 2015/18/19 [ NEW ]
リースリン

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