エスダキ CONCILIABULLE(コンシリアビュル)2022年 750ML ロゼ・ペティアン
CONCILIABULLE(コンシリアビュル)2022年 ロゼ・ペティアン 750MLです!!!
二番通り酒店様のワインでも
まさにヴァンナチュール!的な魅力満載のワイン
そしてコアなファンが非常に多いワインの一つ
エスダキです。
シュッドウエストのワインであり
もともとは買いブドウでワイン造るネゴスワインだったのが
一年一年畑を増やし育てる品種も多彩になり
今にいたる
それがまさにエスダキなワイン
今ではかなりのキュヴェ数もあり
その一つ一つが圧倒的な個性を放つワインばかり
エスダキのワインを飲むと
なんでこんなに生き生きとして生命力に満ちたワインであり
そうかと思えば
すごく自然体でやさしさに満ちたワインだったり
驚きが絶えません。
もちろんその中にまたその年によって不安定さが残るワインだったりすることも
ありますが
エスダキのワインに関してはそれもそのワインが生まれ成長して落ち着いていく
その過程に過ぎないと
強く思えるワインでもあります。
結局信じ切れる心から信じられるワインであるわけです。
もともとがメンダールやラ・ソルガそれらの造り手から刺激を受け
始まったワイン
その系統がありつつ
ジャン・ルイの感性がワインに絶妙なバランスを生み出すワインと
なっているのかと思います。
今回到着は
5種類
まずは飲んだワイン
○エム・アンド・エム2023年
品種は
ミュスカ50%
ムールヴェードル20%ピノノワール30%のワインで
混醸ワインですね
このワインはまさに衝撃を受けるワインでもあり
グイグイ力で押すようなワインのタイプではなく
混醸ワインのすばらしさがぎゅっと詰まったワイン
これ系のワインは飲む中で不思議な気分になる
男でも女でも関係ない
若くとも年老いても子供でも大人でも
何人たりとも上も下もないそんな感覚へと誘われる
人類みな平等そして動物も人類も草木も何もかもが同じ世界に住んでいる
そんな気持ちになるワイン
ならないですかね?
世界をけん引する大統領にも飲んでもらいたい
そんな気がいたしますが
多分めん玉飛び出るような高級ワインしか飲まないんでしょうね・・・
ということで
エム・アンド・エム2023年です
まさに自然体であり
一切の力み無し
色は淡く溶け出しそうな赤の色調ながら
立ち上がりの香りは
ミュスカの花のふんわりフローラルな香り
淡い透け感ある液体は口中へそして体へとするりと滑り込み
しみわたる
そして赤い色なのに白のようででもやさしい果皮感そのタンニンもほんのりジワリと
きてその瞬間にはドライですがすがしい世界
そこは南国なのか無人島なのか
人の手が入らない自然の中に咲く花々に赤い果実にハーヴ系もあり
これはほんと何か自分の中の力み抜け癒し系であり
素に戻れるそんなワイン
いいです。
2023年はいつも入れないピノノワールが入り
それによるこの絶妙な世界観出ているとも感じます。
以下インポーター様情報
品種︓ミュスカ50%、ムーヴェドル20%、ピノ・ノワール30%
ペルピニャンに近いカネ村の樹齢15歳の畑。粘⼟⽯灰質⼟壌に⼩⽯が混じる沖積層の⼟壌。ミュスカを全房でマセラシオン、その数⽇後にムー
ヴェドルとピノ・ノーワルを収穫しプレスディレクトしてアッサンブラージュ。例年はミュスカとムーヴェドルでつくりますが、2023年のムー
ヴェドルがリッチでタンニンが強くなったのでピノ・ノワールを⼊れることにしたそうです。ルビーのような鮮やかな⾊合い。スミレ、ムス
ク、バニラ、パッションフルーツなど⼥性的なアロマ。ローズヒップ、アップル、ハイビスカスティー、さくらんぼなどほんのり⽢く酸味が爽
やかでエレガンスな味わい。例年の弾ける軽やかなニュアンスよりも、複雑さとしなやかさが増し、しっとりとしたエキス感がじんわりと沁み
込んでいきます。本来であればM&M&Pになるねと笑顔のジャン・ルイ
次は
○CONCILIABULLE(コンシリアビュル)2022年 ロゼ・ペティアン
内緒話の
コンシリアブルと
泡のビュルとかけてできたワイン名
なので
コンシリアビュルかなと勝手に読んでおりますが
ピノノワールのロゼペティアン
なかなかにファンキーなワイン多いエスダキ
さらにこのワインのご紹介の時点で
振り切った還元香となるので
ややビビりながらもテイスティングとなりましたが
なんの心配もすることはないですね
これ本当に不思議なのですが
エスダキのそれぞれのキュヴェ不安定ある時も少なくないですが
それがやはりぎりぎりの線で収まっている感あり
それはやはりエスダキのジャン・ルイがそれぞれのワインと対話して
なんとか機嫌よくいられる素地造りそれらのセンスが素晴らしいのではと思います。
機嫌悪いワイン素行の悪いワインと喧嘩していても始まらないわけで
ちゃんと寄り添う認めてほしいのか
優しくしてほしいのか厳しくしてほしいのか
話を聞いてほしいのか
ちゃんとそのワインに人格がありそれと本気で対峙することで
生き生きと成長してくれるのかなと
今は少しひねくれていても曲がりながらも目指すべきところへと向かうワイン
なのかなと
このコンシリアビュル
王冠ですが空けてグラスに注ぐと泡は弱めながらも程よいシュワ具合
そして還元の香りですが
なんだか心地よい私の感覚だと程よい還元懐かしい還元な気がするのですが
最近あまり出会わないから余計のそう感じるのか
でも確実に行き過ぎな感じはないと思います。
ややダークさある赤系果実ベリー系もちょいワイルドさありつつも
生き生きとしているし
このブリブリジューシーな果実感
そして奥に鉄分
粗削りで自由さが感じる
自由といえるのはやはりちゃんと枠がありその中で遊んでいるその範囲にあるから
安心できるところもある
じょじょに還元のほうが収まりつつドライで親しみやすい
軽ザクっとした風味の果実
やや後味にやはり鉄分を感じつつこれはちょっとした癖と思える範囲で
二日目三日目もこのへんのバランスは変わらず泡の持続性も細やかながらある
ついつい飲んでしまうこの粗削りなロゼペティアン
面白いワインですね
以下インポーター様情報
品種︓ピノ・ノワール
リムーからほど近い村のピノ・ノワール。 全房で4⽇マセラシオン。シュールラットで14ヶ⽉熟成してから2024年2⽉にデゴルジュモン。
conciliabule"内緒話"とbulle"泡"をかけて名付けたキュヴェ名。⼦供の時に内緒話をしてたらよく⺟親に怒られたなとジャン・ルイ。開けたて
からふりきった還元⾹。ラズベリー、グルナディーン、フレッシュで弾ける⾚い果実味から、ライチのぷりっとした⾁厚なニュアンスへ変化し
ていく旨味。南仏の太陽を思い切り浴びたピノ・ノワールの⾯⽩い世界観。1本通せる味わい。飲みごたえのあるロゼペティヤン。
その他のワインですが
○TOSTAGUY (トスタギィ)2021年
このワイン名も
造語な感じで
Tostakyというフランスのミュージシャンのアルバム名にフランスの名前によく使われるGuyを合わせたキュヴェ名とのことで
トスタギィかなと
このワインは初めて見るキュヴェなのですが
品種はモーザックとシャルドネ半々の白
モーザックは全房でマセラシオン入りシャルドネは2021年だけじゃなく2022年も混ぜてあるようで
陶器の甕で熟成など
手ごろな価格のワインにしてはけっこうな手間暇かかるキュヴェ
モーザックの甘やかさ香りの要素もあり
そこにマセラシオンなどで程よい深みもある白のよう
その先は親しみやすい表現となるようで価格からも気軽に飲める白となるようですね
まぁエスダキのワインで単調な飲みやすいだけのワインということはないと
思いますので
これは飲んでみてのお楽しみです。
以下インポーター様情報
品種︓モーザニック50%、シャルドネ50%
リムーからほど近いカステルランという村のモーザックとシャルドネ。粘⼟⽯灰質⼟壌。陶器の甕で熟成。モーザックは2021年の収穫で全房で
マセラシオン。シャルドネは2021年と2022年を混ぜていてプレスディレクト。2022年春にアッサンブラージュ。2023年春に瓶詰。アカシア
やジャスミン、ホワイトコーンなどの⽢くて華やかなアロマがふわっと広がります。余韻のほんのり感じるタンニンと苦味。旨味がしっかりと
ありつつ瑞々しい飲み⼼地。Tostakyというフランスのミュージシャンのアルバム名にフランスの名前によく使われるGuyを合わせたキュヴェ名。
次は
○オレンジ・モーザニック2021年
これは以前飲んだ時も
マセラシオンワインの魅力を全開で引き出したワインそれでいて
包容力もありボリューム感
エキスの凝縮したワインであり
今回2021年もそのイメージ通りの魅力が引き出されたワインと
なっているようです。
パワフルで濃密な液体
マンゴー、アプリコット、ピーチなどなどそしてエキゾチックさもグイグイ来るワインかと
これだけの表現となると
やはり寝かしたいワイン
とろけるような感覚出してできれば枯れ感なども出てきたらもう最高でしょうね
以下インポーター様情報
リムーの⼭奥標⾼400〜450mになるオードという村の畑。⽯灰質⼟壌。15⽇マセラシオン。卵を横にした形の甕で8ヶ⽉熟成。マセラシオン
中にしっかり抽出したタンニンがこの甕で熟成することで優しくまろやかになるそうです。モーザニックのオレンジワインなので、スタン
リー・キューブリック監督の時計仕掛けのオレンジの仏題"ORANGE MAUZANIC"とかけて名付けられました。きらきら光る橙⾊の⾊調。パワ
フルで濃密な液体。マンゴー、アプリコット、ピーチといったドライフルーツのエキゾチックで凝縮した味わいにしっかり乾いたビター感ある
タンニン。クミンや⽩こしょうのスパイシーさ。筋⾁質な存在感ある旨味たっぷりな仕上がり。
次は
○パロマ2022年
パロマと聞けばガステーブル
パ・ロ・マ♪といったCMのリズムがすぐに思い起こされますが
全然関係ないですね
パロマというのは
ジャン・ルイ
の娘さんの名前だそうで
当たり前ですがあるあるであり娘さん息子さんの名前を冠するワインは
やはり気合入るワインとなります。
カリニャン、ユニブランで造られる赤
カリニャンはレミ・プジョルからの買いブドウとのこと
マセラシオン期間を長くすることで
塩っけ感じるサクランボのような味わいが生まれるようで
そこにこだわったワインとのこと
そこにこだわるということはやはりその表現に娘さんへの想いも重なるのかなと
二番通り酒店様からのコメントでも
香りの多彩さ味わいに関しても良いことはならぶワイン
官能的で時間と共に変化していく表情に一口一口魅了されていきます
とのこと
もうこの言葉だけで
このワインのすばらしさが伝わるようです。
以下インポーター様情報
品種︓カリニャン、ユニ・ブラン
モンペリエから⻄へ20km。アディサンという村のレミ・プジョルが育てたカリニャンとユニ・ブラン。湖成層の⽯灰質⼟壌。全房で3週間マセ
ラシオン。陶器の甕で6ヶ⽉熟成。「マセラシオンを⻑くすることで塩っけを感じるさくらんぼのような味わいが⽣まれるので⻑いマセラシオ
ンにこだわりたい。ただロゼみたいな⾊調にしたかったけど⾊がだいぶ濃くなったね」と笑顔のジャン・ルイ。畑のあるアディサンの近くに住
んでる時に娘さん(パロマ)が⽣まれたのでキュヴェの名前に。まろやかなバニラ、ムスク、いちじく、ダークチェリー、シナモン、ローズマ
リーなど複雑なアロマが重なり合ったファーストアタックから、⼝に含むと濃密でじゅわっと広がるエキスにざらざらとしたタンニン。官能的
で時間と共に変化していく表情に⼀⼝⼀⼝魅了されていきます。
最後は
○Les yeux dans l'eau 2022年
このワイン名
古いシャンソンの曲らしいのですが
発音するとなかなか難しそう
レジュー・ダンスロー的な感じかと思いますが
原文のままでご紹介です。
グルナッシュとカリニャンの赤
グルナッシュは
フォジェールのクロ・フォンティーヌがいる村のもの
これも樹齢70~80年とのこと
そしていつもはこのグルナッシュはトラケオになる予定のブドウ
そして
カリニャンはいつもは単体でブリュタルになるブドウ
今回はグルナッシュが少なかったので
合わせて作られたキュヴェ
エスダキのブリュタルは私も大好きで
ダイナミックでいて引くところはちゃんと引くその動きに心動かされるワインでありました。
そのカリニャンにグルナッシュ入るワインで
スパイシーさに黒系の深く密度ある表現
ハーヴの香りもあり
長期マセラシオンそしてもとにある樹齢の高い樹からの要素
それらが合わさり充実の内容となるワインのようです。
これは非常に楽しみなワインです。
以下インポーター様情報
品種︓グルナッシュ、カリニャン
フォジェールのカブルロル村のシスト⼟壌の畑に植えられた樹齢70〜80歳のグルナッシュ。カブルロル村はクロ・ファンティーヌがいる村で
す。標⾼350mありエチケットにうつる地中海をのぞむ畑。普段はトラケオというキュヴェに使われます。同じ区画に植えられたカリニャン。
こちらは普段はブリュタルに使われます。2022年はグルナッシュが少なかったのでカリニャンと合わせてつくられました。全房で3週間マセラ
シオン。樹脂タンクで6ヶ⽉熟成。2023年春に瓶詰。ブラックチェリー、ブルーベリーソース、バルサミコ、ハーブやスパイスの⾵味と完熟し
た果実の⼒強さ。南仏特有のガリッグ(野⽣のハーヴ)の⾹り。ジャン・ルイらしい⻑期マセラシオンのタンニンと塩っけ、フォジェールなら
ではの余韻の軽やかさ。ケベックの友⼈と話している時にこの海をのぞむ畑の景⾊を思い浮かべ、古いシャンソンの曲からキュヴェ名を名付け
たそうです。
以下前回ご紹介文
エスダキ
エム・アンド・エム2022年 750MLです!!!
二番通り酒店様のシュッドウエストのヴァンナチュール
ここのワインは私の記憶では一時期ラシーヌさんでもお取扱いあったかと思います。
ただ二番通り酒店様もお取扱いですが
その中でも現在もっともファンキーなワインの一つではと思います。
それゆえに
好き嫌いは分かれるところかと思いますが
全然ダメな方にはダメかと思います。
逆にこれを求めていた!!!くらいはまり込む方もおられるワインでもあるかと
思います。
特に近年のヴァンナチュールの傾向としても
比較的安定感求める方向にもあるように感じます。
5~7年程度前のなんというか一部過激な表現のワインもけっこうあった時期
そのころから収束してきている感ありますが
エスダキのワイン
いまだのその雰囲気もそのまま伝えるワインの一つではと思います。
私などは比較的そのへんの許容は緩めなのかと思いますが
豆っているワインでも
うん豆ってるねと言いながらその中にある良さを探し出す感じで
楽しんでしまうほうかもしれません。
でもそういったワイン生み出す生産者のワインは
やはりここでしか生まれないような絶妙な旨味感とか染み渡る浸透率の何かピュアさのレベルが違ったり
まだまだエスダキのワインではチャレンジできていないのですが
エスダキのワインなども通常よりも長く寝かせて飲んだらどんな風に
なるんだろうという
余計なもの無い分
どこまでもピュアさそこだけが残り得るワインとあるのではと
そんな楽しみもあるワイン
そのギリギリの線で絶妙な仕上がりを見せるときの素晴らしさは
やはり感情を揺り動かすような魅力あるワインとなります。
ただ逆にそれが良い状態でなかったり
開けたては良くとも時間の経過、二日目になると
変わってしまうこと
そういったこともあるワインとなることもございます。
ある意味そのへんの振れ幅が大きなワイン
昔はそんな造り手さんのワインもけっこうありましたが
一年一年続ける中で
やはりもう少し安定させる方法
SO2を少量添加することも選択肢の一つですし無添加だとしても
別な手法を取り入れることで
ギリギリの安定感を求めることもありそのへんの成熟も現在の状況に
関係しているのではと思います。
その中でもいまだにこのワインの魅力を感じると
一貫した
酸化防止剤全くの使用無し
無濾過・無調整で瓶詰め
科学的なものは一切排除したワイン造りを続けているのかと思います。
それを求めるがゆえのその年その年の自然な姿であり
良いときだけを求めてしまいがちですが
それらも含めてここの魅力となるのかと
そこまですべて受け入れられる方だけが飲みなさい!なんて
そんな強いことは言えません。
やはりワインは趣向品であり
好き嫌いあり
飲みたいもの相性良いものだけ楽しんで良いのかと思います。
でもエスダキのワイン
あの魅力を感じてしまうとまぁこんな感じもいいし
不安定だとしても
良い状況の段階もあるし
魅力を探し求めて楽しめるワインであってそれを楽しもうと
そんな感じで良いのかなと
それらを含めて楽しんでいただきたいなと
事前にこんな感じでお伝えするということは
先に二番通り酒店様からも
不安定さあるワイン足の早いワインとのご案内で
無理はしないでください
とのアナウンスでした。
でもショップとして
エスダキのワインで今までもここでしか感じられないような魅力
感じさせて下さったし
踏み込んだワイン
良いときだけ扱うのはどうかなと思い
全種類お取扱いとなりました。
総じてですが
確かに
二日目となると
豆るワインもございます。
当初テイスティングよりも増やして
五種類入荷ですが
そのうち三種類いただきました。
白は二日目とかでも全然良い状況
サンソーリエルは揮発酸もまぁまぁ高めで二日目になると豆る感じ
カス・トゥトゥは
揮発酸も小梅程度でバランスの中だし今の所
それ以上大きな不安定さは感じない程度
エム・アンド・エムは飲んでおりませんが
混醸タイプで今回のワインでも
コメントからも良いバランスありそうな感じ
ブリュタル濃厚さもありそうでこちらも
コメントからも良いバランスで楽しめそうな感じ
なので
飲まなかった二種はコメントからだけですが
エスダキ節はもちろんあると思いますが
まずまずの状態
気になる三種飲みましたが
白は問題無し
サンソーリエルが一番変化が早い感じで
でも初日はそのぶんブリブリの魅力あるし揮発酸が初日も高めかなと
いった感じ二日目は豆るからこのへんダメな方はおすすめはしません。
カス・トゥトゥは現在の感じだとたぶんいけるかなと思います。
以上を踏まえて
飲んだ感じですが
○サンソーリエル2021年
サンソーのワイン
赤紫も妖艶さあり絵の具的な何か危うさすでにあり
でもこれがたまらない感じもあるのですが
梅紫蘇、ベリーも原種的なワイルドさあり
やや刺激もピチピチブリブリな果実感に果皮すりつぶしのスパイシーさ
そこにほんのり心地よいミンティな印象もあり
酸度も高めながら瑞々しさジュワジュワな旨味軽快な中にあるワイン
キュッと引き締まる感じでも染みる感覚もあり
目の覚めるシャキッと感
これは好きな方そして豆もある程度許容できるかたですが
現状ではやはり初日に飲みきってしまうくらいが良いのかなと
寝かせたらどうなるのかちょっと気になるワイン
以下インポーター様情報
CINSAURIEL 2021 [ nouveauté ]
サンソーリエル
品種:サンソー
サン・シアンのベルルー村のシスト土壌の畑に植えられた樹齢約50歳のサンソー。発酵を促し多様なアロマを得るためにピジャー
ジュしつつ28日マセラシオン。垂直プレスでデキュヴァージュ後、1000Lの陶器の甕で発酵と熟成。重力のみでビン詰。熟した小さ
な赤い果実に胡椒やコリアンダーや生姜などの清涼感を感じさせるハーヴのニュアンス。酸味と旨味が心地よく溶け込んだ瑞々しい
トマトジュースを思わせる味わい。ジャン・ルイのこれが好きが伝わる振り切ったつくり手ならではの味わい。足は早いですが思い
切り楽しめる味わいに仕上がっています。
次は
○オスティア2022年
シャルドネ
今回唯一の白
グラスに注ぐと色の濃さ
イエローのリッチさある液体
濁りなどはなくクリアーです。
エキスの厚みテリあり
液体のオイリーさバター柑橘の果皮も厚め
飲んでもその流れでビターさとコクからの瑞々しさも伝わる
重心低めでもいわゆる重いワインともまた違うので
グイグイいけちゃいます。
以下インポーター様情報
Ostia 2022 [ nouveauté ]
オスティア
品種:シャルドネ
リムーからほど近いカストゥルラン村の粘土石灰質土壌に植えられたシャルドネ。2021年に初めて購入してつくり始めたキュヴェで
す。プレスディレクト。陶器の甕で6ヶ月熟成。アンフォラよりも空気に触れない陶器の甕での熟成はジャン・ルイのお気に入りで
す。レモンとディルのマリネのようなキュっとした酸味と緑のハーブのニュアンス。アフターに残るエネルギッシュなミネラルとラ
イムの皮のようなほろ苦さ。バターやオリーブオイルを感じるようなオイリーなニュアンスがぐいぐい開いてきます。芯のある味わ
いですがアルコール度数10.5%と飲み心地もよく素晴らしい仕上がりです。Ostiaはスペイン語で「痛いっ」という意味。
次は
○カス・トゥトゥ2021年
カベルネソーヴィニヨンとカリニャンのワイン
赤紫もほんのり危うさもあり
中程度の濃さもある
ジュワジュワな果実感これがどこかトマトっぽい完熟なニュアンス
ほんのり青みとかも含み小梅感
ハーヴ赤紫蘇
カベルネにカリニャンですのでもう少し黒系もありながらそれが重いのではなく
軽快な表現で色素の黒さも感じるもの
キュっと締まる感覚もあり軽やかなワインでも旨味感もちゃんと伝わる
しかしエスダキのワインは
程よい過激さありながらも確実に癒し系の魅力も持ち合わせる
このへんが不思議です
以下インポーター様情報
CASSE TETE 2021 [ nouveauté ]
カス・トゥトゥ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン
カベルネ・ソーヴィニヨンは氷河期に形成された大きな丸石が多い土壌。カリニャンは粘土石灰質土壌。全房で20日マセラシオン。
樹脂タンク熟成。もぎたてのトマト、パプリカ、熟れていないプルーン、ダークチェリーの果実。鼻腔からぬける黒胡椒、シナモ
ン、ローズマリー、バジルのスパイスなニュアンス。ざらりしたタンニンとボリューム感の中に心地よい酸とのバランス。軽やかな
ワインですが、気持ちがいいくらいパワフルでストレートなエスダキ節を感じます。
次は
○エム・アンド・エム2022年
ミュスカ50%にムールヴェードル50%の混醸ワイン
エスダキのワインでも好きなワイン
前回飲んだ感じですが
こけもも、すももちゃんの香りがまず鮮烈
そしてミュスカのこのライチというか甘やかでジューシーさもあり
フラワリーな感じいや・・・風呂で感じるシャボン玉とかそんな感覚もありつつ
ムールヴェードルも入る混醸ワインらしい
サクランボ系の軽やかな赤系のニュアンス
不思議な世界観ありながらも
まぁグイグイ飲めちゃいますし透き通るような感覚もあるので
スイスイ飲めちゃう複雑性もありながら面白いワインです。
今回2022年で
より果実の個性も厚めに出ているのではと想像いたします。
その分ミュスカなどの華やかな香りとかフローラルな香り
そのへんもでて
ピングレ、白桃、グアバ
このグアバ感わかります。
2021年もグアバ感からのプリプリの果汁感癒し系に走るワインでしたので
2022年も楽しい最高のワインとなっているようです。
以下インポーター様情報
M&M 2022 [ nouveauté ]
エム・アンド・エム
品種:ミュスカ50%、ムーヴェドル50%
ペルピニャンに近いカネ村の樹齢15歳の畑。粘土石灰質土壌に小石が混じる沖積層の土壌。ミュスカを全房でマセラシオン、その数
日後にムーヴェドルを収穫しプレスディレクトしてアッサンブラージュ。樹脂タンクで4ヶ月熟成。重力で瓶詰。濁りのある桃色の色
調。含んですぐに弾けるガス感が陽気な気持ちに。ピンクグレープフルーツ、白桃、グアバ、トロピカルフルーツ、ハイビスカスと
いった甘い香りが気持ちよく広がります。旨味のエキスのような液体はとっても軽やかでいてジューシー。フランボワーズのような
酸味が余韻にあり、口の中で混ざり合う果実と酸がデザートような味わい。エスダキの数あるキュヴェの中でも人気のキュヴェ。ナ
チュラルワインの心地よさや伸びやかさを思い切り感じられるワインです。
最後は
○ブリュタル!!!2021年
エスダキのワインでもこのブリュタルは何度も良い経験いただいたワイン
2016も2020も素晴らしかったワイン
エスダキのブリュタルはカリニャンの赤
以前の感じですが
ブリュタル2020年
カリニャンで造るブリュタル!
ブリュタルの文字のところなんか箔押しみたいな金色使いで
なんか特別感あり
期待を煽りますね
以前飲んだ2016年のブリュタルも最高でしたので
今回は・・・
やはり旨し
赤紫の濃いめの色調
葡萄の実が一杯詰まった感ありピュアで厚みあるジューシーな液体
濃密ですが
奥にはなにか妖艶さを携える要素もあり
こちらも陶器の甕で熟成もあり
葡萄のやや焼けたようなロースト香もありつつも基本は
ピュアな表現中心
でもまだ今回は若いのもありその奥にある要素は厚めの果実味でマスキングされているのも
あるので
もう少し熟成させてそのへん引き出して楽しみたいワインですね
長期の醸しからの引きだされたエキゾチックさも今後さらに面白く複雑性を出しそうなワイン
今回2021年
濃密でいて艶やかさもある液体
スケールの大きさ
そしてエスダキのジャン・ルイが引き出したかった魅力がキッチリとでているワインとのことです!
以下インポーター様情報
BRUTAL !!! 2021 [ nouveauté ]
ブリュタル
品種:カリニャン
フォジェールのカブルロル村のシスト土壌の畑に植えられたカリニャン。カブルロル村はクロ・ファンティーヌがいる村です。標高
350mありエチケットにうつる地中海を眺望する畑。除硬して9ヶ月マセラシオン。陶器の甕で9ヶ月熟成。長期マセラシオンをして
果実味よりも、張りのあるまっすぐなミネラルとタンニンを引き出したかったとジャン・ルイ。その言葉の通りびしっと張りのある
タンニンが液体に一本確かな芯を与えています。濃密でいて艶やかさをたたえた液体。スケールの大きさを感じる液体。カシスや干
しブドウ、ドライイチジクのような果実。長い余韻にほのかな酸味が入り混じり深みのあるワインに昇華されています。
以下前回ご紹介文
エスダキ
オスティア2021年です!!!
※販売に際してのご注意
今回ご紹介のエスダキのワインですが
少量入荷となりますので
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。
1月末ころから2023年の二番通り酒店様より
新着ワイン到着しております。
今年もいっぱい飲みたい楽しみたい感じたい
そんな二番通り酒店様の生きたエネルギーあふれるワイン群
やはり私だけじゃなく
多くのお客様に
二番通り酒店様のワインは
反響が大きいように思えます。
こんなワイン初めての経験ですとか飲んでいてどんどん変化があるとか
もちろん他のインポーター様のワインでも魅力的なものはたくさんありますが
なんか声が多い気がいたします。
今年もできるだけ頑張ってご紹介していきたいと思います。
そんな二番通り酒店様より
きました!
パッション溢れるワインまさにそれが体現されたワイン
もちろんそれだけの個性有するワインゆえに
それぞれのワインにちょっとした癖があったり個性が強め
やんちゃなワインなどなど
でもそれを超える魅力もあるワイン
だからこそのみたくなるそんなワイン
エスダキです。
フランスはシュッドウエストのヴァンナチュール
なかなかに攻め攻めのワインですが
その絶妙なところでギリギリの中で引きだす魅力
すごいですね
しかも・・・今回はなんと
11種類ものキュヴェ到着です!!!
でもそれぞれ少なめのものもございますので
気になる方はお早めに~
まずは
11種類の中から4種類いただきました。
その様子ですが
○エクストラボール2019年 オレンジ・泡
品種はシュナンブランでマセラシオンは軽めの一週間程度
色調は黄色にまだほんのり緑もあるような感覚
2019年ですので熟成は長めにとってリリースのようですが
グラスに注いだ瞬間一気に泡がブワッと広がりすぐに消えていく感じ
口中での泡の広がりも微発泡程度ですが
すぐにあがるミネラル感とほんのり鉄分と柑橘
シュナンブランですが
1年間シュールラットでの熟成とあるのですが
シュール・ラット?
シュール・ラットというのは澱とともに熟成のことのようですので
その澱からの複雑味これがワインにほろ苦さや硬質感など与えているのかなと感じます。
それらの独特の癖感がまたなんとなくいい鉱物感だけじゃなく
それらを感じつつシュナンブランのフルーツ感ほんのりナッティな要素もありながら
ザクッと切れる感覚もあるオレンジ泡
次は
○ムフィアット2021年
こちらもシュナンブランのオレンジワイン
マセラシオンは15日間程度ですのでそこまでオレンジ系の色ではないのですが
少し濁りありオリもある液体で
黄色の濃さはしっかりとあるワイン
シュナンからのフローラルで洋梨系の甘やかなニュアンス
フルーティーさもありまったりエキス系かと思いきや
飲むと酸がシャキッと目の覚める感覚あり
スッと切れる
陶器の甕で4か月熟成もある影響かこのメタリック感鉱物系のミネラルとともに
またその溌剌とした酸などとともに
単純なワインじゃなく飲んでいてその後どうなっていくのかそのへん気になるワインです。
やはりこのちょっとした癖がまた面白い
次は
○エム・アンド・エム2021年
ミュスカ50%にムールヴェードル50%
そう赤白混醸ワイン
これ系好きなんですね
エスダキのはどうか!?といったところ
完全にはまりました。
こけもも、すももちゃんの香りがまず鮮烈
そしてミュスカのこのライチというか甘やかでジューシーさもあり
フラワリーな感じいや・・・風呂で感じるシャボン玉とかそんな感覚もありつつ
ムールヴェードルも入る混醸ワインらしい
サクランボ系の軽やかな赤系のニュアンス
不思議な世界観ありながらも
まぁグイグイ飲めちゃいますし透き通るような感覚もあるので
スイスイ飲めちゃう複雑性もありながら面白いワインです。
最後に飲んだのは
○ブリュタル2020年
カリニャンで造るブリュタル!
ブリュタルの文字のところなんか箔押しみたいな金色使いで
なんか特別感あり
期待を煽りますね
以前飲んだ2016年のブリュタルも最高でしたので
今回は・・・
やはり旨し
赤紫の濃いめの色調
葡萄の実が一杯詰まった感ありピュアで厚みあるジューシーな液体
濃密ですが
奥にはなにか妖艶さを携える要素もあり
こちらも陶器の甕で熟成もあり
葡萄のやや焼けたようなロースト香もありつつも基本は
ピュアな表現中心
でもまだ今回は若いのもありその奥にある要素は厚めの果実味でマスキングされているのも
あるので
もう少し熟成させてそのへん引き出して楽しみたいワインですね
長期の醸しからの引きだされたエキゾチックさも今後さらに面白く複雑性を出しそうなワイン
その他のワインですが
○イリュミナット2020年 オレンジ・泡
モーザックで造るオレンジ泡もの
モーザックといえば華やかさや葡萄の甘やかさもでる印象ですが
やはり澱とともに12か月の熟成を経ることで
エキゾチックさなどさらに凝縮感もあるナチュラルなぺティアンと
仕上がっているようです。
ほろ苦さもありこちらも楽しみなオレンジ泡ものですね
○オスティア2021年
シャルドネの白
こちらはマセラシオン無しのワインのようで
買いブドウで造る白のようです。
こちらも陶器の甕で熟成
アプリコットや黄桃の香り
丸みあるものにシナモンなどのスパイス感
ミネラルもしっかりと出てくるワインとのことで
ピュアさが伝わる白となっているようです。
ただ抜栓から二日目以降ほんのり豆感が出てくるとのことで
ただ酸味とのバランスでそこまで支配的ではないようですが
このへんお伝えしておきます。
○シュール・ル・フィル2020年
ソーヴィニヨンブラン60%
モーザック40%のオレンジワイン
ソーヴィニヨンブランを1年もの間マセラシオン
モーザックは15日間のマセラシオン
なかなかに濃い系押しの強さありそうなオレンジワインですね
濁りの強い濃い黄色の液体とのことで
さらに香りなどの要素も
フェンネル、セージ、オレガノなどハーヴ満載
ほんのり揮発酸などあり
果実の黄桃や洋梨のコンポートのよう
とあるようにこれはガッツリオレンジワインのニュアンスありそうです。
○ダンレゼトワル2020/2021
サンソーにピノノワールの赤
同じ名前で
ダンレゼトワルのオレンジワインも以前いただいて
これがまたネクター系の液体で旨旨なワインだったのですが
今回はダンレゼトワルの赤
サンソー
そしてピノノワールの足りない部分などをそれぞれ補完しながら
構成するワインのようで
軽やかな仕上がり薄い色調のワイン
赤紫蘇や梅感あるキュンとした酸味
弾ける様な液体
クランベリーや野苺などさらに野草感もありありで
軽やかでワイルド
もう飲みたくなるような魅力あるワインですね
○サクレ・グレール2017年
グルナッシュにアリカントで造る赤
こちらも長期マセラシオンで要素をきっちりと引出
さらに長期の熟成を経てリリースされたワイン
濃厚な赤紫の色調
干しブドウ、カカオ、スモーキーな深煎りのコーヒー
バルサミコ、カシスリキュールと
もう黒系から深みあるニュアンス満載のエネルギッシュなワイン
まだまだ熟成させてさらに伸びていきそうなワインですね
○カス・トゥトゥ2019/2021
カベルネソーヴィニヨンとカリニャンの赤
カベルネソーヴィニヨンのほうが2019年に収穫したもの
カリニャンが2021年のもの
カベルネの力強さありながらも酸が足りないのを
カリニャンで補い
プラムやドライレーズンのような濃密さとタンニン
ほんのり酢酸からくる酸味がまじりあい
液体が軽やかで飲み心地よい仕上がりとのこと
このへんの絶妙なアッサンブラージュなども
エスダキのワインの面白さでもあるのかと
○トラケオ2021年
グルナッシュの赤
今回のワインでも入荷量が少ないキュヴェの一つのようです。
高い樹齢のグルナッシュ
フォジェールに植えられた葡萄のようで
古樹のグルナッシュらしい
若い赤系の感じではなく
バラやオレンジアールグレイ
軽やかな液体の中にブラックベリーのような小さな黒系果実
単純なグルナッシュではなく深い要素がしっかりと引き出されたワインと
なっているようです。
奥は妖艶さを秘めており
洗練された素晴らしい仕上がりとのこと
2021年でこのレベルのワインですので
まだまだ寝かせて楽しみたいワインですね
以下インポーター様情報
Illumi-Nat 2020 [ nouveauté ]
イリュミナット
品種:モーザック
リムーの山奥オードという村の樹齢約30歳のモーザック。標高400mある石灰質の多い土壌は、低アルコール度数で酸とアロマを維
持しながら完熟できる素晴らしいテロワールだそうです。全房で15日間マセラシオン。垂直プレスでデキュヴァージュ後すぐに瓶
詰。12ヶ月シュールラットで熟成。マンダリンやオレンジピールのようなフレッシュな果実味とエキゾチックでいて凝縮感のあると
ってもナチュラルなペティヤン。後味に残る優しい苦味が飲み心地をさらによいものに。
Extraball 2019 [ nouveauté ]
エクストラボール
品種:シュナン・ブラン
リムーからほど近いカステルランという村のシュナン・ブラン。粘土石灰質土壌。全房で1週間マセラシオン。1ヶ月樹脂タンクで発
酵してから瓶詰。1年間シュール・ラットで熟成。オレンジがかった黄金色の液体。熟成した日本酒のような香りが広がります。ミラ
ヴェルのジャム、黄桃のニュアンスにナッツのような香ばしさも。余韻のタンニンも心地よく旨味もたっぷり。Fliperというピンボ
ールのゲームでボールをたくさんもらえることをエクストラボールというそうです。LOT表示が2019になっていますが2020のワイ
ンになります。
Ostia 2021 [ nouveauté ]
オスティア
品種:シャルドネ
リムーからほど近いカストゥルラン村の粘土石灰質土壌に植えられたシャルドネ。2021年に初めて購入したブドウです。プレスディ
レクト。陶器の甕で6ヶ月熟成。アンフォラよりも空気に触れない陶器の甕での熟成はジャン・ルイのお気に入りです。アプリコット
や黄桃の香り。焼きリンゴのような丸みのある優しい果実味にシナモンのスパイス感。余韻にぐっとミネラルが溢れ出てきます。抜
栓2日目からほんのり豆感が出てきても酸味が液体をしっかり支えてくれます。Ostiaはスペイン語で「痛いっ」という意味。
Sur le Phil 2020 [ nouveauté ]
シュール・ル・フィル
品種:ソーヴィニヨン・ブラン60%、モーザック40%
ガイアックの北側にあるカダルン村の畑、氷河期に形成された大きな丸石が多い土壌に植えられたソーヴィニヨン・ブラン。リムー
の山奥オードという村の樹齢30歳のモーザック。ソーヴィニヨン・ブランを1年マセラシオン、モーザックを15日マセラシオン。ソ
ーヴィニヨンに酸が足りなかったのでモーザックのジュースを足しました。陶器の甕で1年熟成。濁りの強い濃い黄色の液体。フェ
ンネル、セージ、オレガノなどのフレッシュハーヴの香りとほんのり揮発酸がファーストアタックに。黄桃や洋梨のコンポートのよ
うな熟した果実味と旨味が凝縮しています。
Mefia’t 2021 [ nouveauté ]
ムフィアット
品種:シュナン・ブラン
リムーからほど近いカステルランという村のシュナン・ブラン。粘土石灰質土壌。70%を全房で15日マセラシオン。30%をプレスデ
ィレクト。発酵が穏やかで樹脂タンクで2ヶ月ほどかかりました。発酵が終わってから陶器の甕で4ヶ月熟成。プチプチとガス感あ
り。マンダリンやオレンジピールのような果実味。酸もきれいでハツラツとした液体に惹き込まれます。ムフィアットはオキシタニ
の言葉で「注意してこれ美味しいから」という意味です。
M&M 2021 [ nouveauté ]
エム・アンド・エム
品種:ミュスカ50%、ムーヴェドル50%
ペルピニャンに近いカネ村の樹齢15歳の畑。粘土石灰質土壌に小石が混じる沖積層の土壌。全房でまずミュスカをマセラシオン、そ
の7日後にムーヴェドルを収穫し全房で上に重ねて計10日間マセラシオン。垂直プレスでゆっくりとデキュバージュ。樹脂タンクで4
ヶ月熟成。重力で瓶詰。透明感のあるロゼのような液体。サクランボジュースのようなエキス感のある液体はとっても軽やかでいて
ジューシー。最近ではエスダキのフラッグシップワインになりつつあります。ナチュラルワインの心地よさや伸びやかさを思い切り
感じられるワインです。
Danslezetoiles 2020/2021 [ nouveauté ]
ダンレゼトワル
品種:サンソー、ピノ・ノワール
サン・シアンのベルルー村のシスト土壌の畑に植えられた樹齢50歳のサンソー。リムーからほど近い村のピノ・ノワール。サンソー
2020年に収穫して陶器の甕で1年マセラシオン。ピノ・ノワールは2021年に収穫して除硬して15日マセラシオン。サンソーが少し
揮発があがり、ピノが酸味が不足していたので最終的にアッサンブラージュしました。サンソーはアルコール12%でピノは9.5%と
ともに軽やかな仕上がりでアッサンブラージュ後も10.5%に。薄い色調。赤紫蘇や梅感のあるきゅんと酸味が弾けるような液体。ク
ランベリーや野苺のような果実味。鼻から抜ける野草のような香りのアフターがワインにワイルドさも。抜栓後は早めにお召し上が
りください。
Sacré GREAL! 2017 [ nouveauté ]
サクレ・グレール
品種:グルナッシュ、アリカント
カルカソンヌ近くの砂地に石灰質の混じる土壌に植えられたグルナッシュとアリカント。一緒に1年間マセラシオン。古樽で3年熟
成。長いマセラシオンで緊まったタンニンを表現し、さらに長い熟成でその締まったタンニンを和らげることで深みのある液体を表
現したいとジャン・ルイ。濃厚な赤紫の色調。干しブドウ、カカオ、スモーキーな深煎りコーヒーのアロマ。バルサミコ、カシスリ
キュールのような凝縮した果実味と舌が乾くほどのざらついたタンニンが口の中で力強く弾けるエネルギッシュな味わい。
Casse tete 2019/2021 [ nouveauté ]
カス・トゥトゥ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン
カベルネ・ソーヴィニヨンは氷河期に形成された大きな丸石が多い土壌。2019年に収穫して1ヶ月マセラシオン。カリニャンは粘土
石灰質土壌。2021年に収穫して3週間マセラシオン。樹脂タンク熟成。カベルネはよく熟して酸が少し足りず、カリニャンは酸がほ
どよくスパイシーで、アッサンブラージュしてバランスがくなると思ったのと、カベルネはいつも力強くなりがちなので違うスタイ
ルのワインにしたかったそうです。プラムやドライレーズンのような濃密さとタンニン。ほんのり酢酸からくる酸味が混じり合い液
体が軽やかで飲み心地のよい仕上がりになっています。
Tracheo 2021 [ nouveauté ] ※入荷量が少ないです
トラケオ
品種:グルナッシュ
フォジェールのカブルロル村のシスト土壌の畑に植えられた樹齢70~80歳のグルナッシュ。カブルロル村はクロ・ファンティーヌが
いる村です。標高350mありエチケットにうつる地中海を眺望する畑。全房で3週間、陶器の甕でマセラシオン。ステンレスタンク熟
成。この土地でつくられるブドウの表現方法が年々変わっていき抽出が非常に優しくなりました。プチプチ弾けるガス感。バラやオ
レンジアールグレイの香りがとびきりアロマティックに広がります。軽やかな液体の中にブラックベリーのような小さな黒い果実
感、そして液体の奥にあるほんのり出汁感。ほぐれた伸びやかな酸に艶やかで妖艶さを感じさる液体。洗練された素晴らしい仕上が
りです。
Brutal!!! 2020 [ nouveauté ]
ブリュタル
品種:カリニャン
フォジェールのカブルロル村のシスト土壌の畑に植えられたカリニャン。カブルロル村はクロ・ファンティーヌがいる村です。標高
350mありエチケットにうつる地中海を眺望する畑。全房で10ヶ月マセラシオン。陶器の甕で2ヶ月熟成。長期マセラシオンをして
果実味よりも、張りのあるまっすぐなミネラルとタンニンを引き出したかったとジャン・ルイ。その言葉の通りびしっと張りのある
タンニンが液体に一本確かな芯を与えています。濃密でいて艶やかさをたたえた液体はジャン・ルイも満足の仕上がり。カシスや干
しブドウ、ドライイチジクのような果実。長い余韻にほのかな酸味が入り混じり深みのあるワインに昇華されています。
以下前回ご紹介文
エスダキ
ブリュタル2016年です!!!
前回当店では初めてのお取扱いとなった
エスダキ
初回にいきなりのオレンジワインで
それもなかなかに強烈なマセラシオンワイン
でしたが・・・
反応がすごかったですね
再入荷でとったワインもすぐに完売となってしまいました。
そんなエスダキ
そのエネルギッシュさ爆発なワインですが
二番通り酒店様にもう一つなにかエスダキで今のおすすめと
お問い合わせして
出てきたワイン・・・それがこのブリュタル2016年です!!!
他の生産者でもブリュタルはすでに知られるところで
その生産者それぞれの
なんというか過激なワイン
でも以前はかなりぶっ飛んだワインもあったイメージあるブリュタルですが
最近のブリュタルの位置づけが
少しずつ変わってきているようにも思えます。
亜硫酸無添加などそのへんは統一のところかと思いますが
造り手それぞれのブリュタルにこめる想いが違うのではと思います。
私はこれで勝負!とか
うちは完全にこれで!
みたいな
統一した名前やエチケット(一部生産者違いますが)
だからこそそれぞれの造り手の色が出てきているのかなと思います。
当たり前っちゃ当たり前なのですが
となると
エスダキのブリュタル正直
荒々しくエネルギッシュな赤ワインなのかなと勝手に想像しておりましたが
さすが二番通り酒店様が今のおすすめで出てくるワイン
素晴らしい状態です。
明るめ赤紫濃度など中程度
香りはオレンジピール揮発酸が良いアクセントでコントロールされている範囲
どこか柑橘系も加わるような
そしてワイルドなベリー野性味ありつつ
この瑞々しさ!!!
なんだか程よい果実味ほわ~っとした感じ
軽やかさもありつつ滋味深い旨味
鉄分とか出てきたり
極ナチュラルで尖った表現もありながらも、各要素がそれぞれ支えあうような状態へと
進んでいるこの今美味しい!
これは癖になる味わいです!!!
以下インポーター様情報
Brutal 2016
ブルータル
品種:カリニャン
2ヶ月間ステンレスタンクでマセラシオン。フォジェールの隣、カブレロルという村のシスト土壌に植えられたカリニャン。揮発の少し
尖ったナチュラル度満点のブルータル。それでいてピュアな口当たりはエスダキの攻めた造りならでは。
以下オレンジ・モーザニック2016年ご紹介文
エスダキ
オレンジ・モーザニック2016年です!
二番通り酒店様より入荷のワイン
フランスはシュッドウエスト
ガイヤックの自然派ワイン
基本ネゴシアンとして葡萄を購入してワイン造りするようですが
その購入先は毎年同じ生産者から
それを続けることで買いブドウであってもその土地の個性を毎年毎年深く
知っていくことができる
さらには
より近くに行きたいとの理由でガイヤックに住んでいたものを
カルカッソンヌ近くのリムーへと移り住んだようです。
単に出来上がった葡萄を購入するのではなく
ブドウ栽培も手伝いながらより近くでその個性、成長を感じて
それをワインへと繋げているようですね
ラ・ソルガのアントニー・トルテュルからも影響を受けているようで
ヴァンナチュール全開のワインとなっているようです。
今回は当店初めてということで
ちょっと気になっていたワイン
オレンジ・モーザニック2016年のみとなります。
モーザックで造られるオレンジワイン
品種:モーザック
スタンリー・キューヴリックの映画「時計仕掛けのオレンジ」仏題「オレンジ・メカニック」にかけて名付けられたキュヴェです。標高
400mの砂土壌。1ヶ月マセラシオン、10日間マセラシオンをかけた2種類のモーザックをあとでブレンド。オレンジワインならではの
旨みと苦味がいっぱい。
ということで
この時計仕掛けのオレンジ
かなり昔に見たのですが
かなり衝撃的でした。
その名前を冠したワインとなるとどんなんなのか気になったのですが
ワインもかなり衝撃的ですね
モーザックって残糖あるワインになることも多いのか
糖度が上がりやすいのか
ボリューム感あるワインとなるんでしょうね
となるとマセラシオンもやはりある程度長くなることも多いと思います。
また醗酵にももとのブドウに大きさがあると時間もかかること多いのかなと思いますが
そうなると特にヴァンナチュールの場合、やや難しいものも生成されることもあるわけで
そこがマセラシオン長めのワインとなるとより複雑性も出る
ということで
今回のオレンジ・モーザニック2016年
色もまず濃いオレンジもやや明るさもありながらもマーマレード的なもったり感伝わるもの
濁りも少々
もっと熟成深まっていけば茶系も出てくるのかなと
香りはこちらもボリューミーでたっぷりな印象あり
グレフル、果実の厚めな皮、それと同時にミネラル感
スパイシーさにほろ苦さ・・・熟した果実の甘みもほんのり伝わるものあります
ただまだまだ2016年ということで
通常のワインでしたらいけると思いますが
この内容のワイン
やはりまだまだ若いのかなと
ただ味わいには少し枯れた感じも出始めただ酸度の高さがグババッっとくるので
この揮発酸系の酸度
この辺が落ちることは無くとも全体の旨味などのバランスとこのへんがどう成長していくかですね
ややビネガーになりたがりな面もありつつも
その中の骨太なミネラル感ととろけ始めている果実の感じがもっと集中力増してくると
面白いワインとなっていくと思います。
ラディコンのワインなど今の2019年の段階で新しいビンテージでも2009年とかですので
2016年のオレンジ・モーザニック
まだ数年の今の段階でこのワインを決定づけるにはまだまだ早計かなと・・・
まだまだ余りあるポテンシャルを秘めたそんなところもあるワインだと思います。
あの映画にあるなんとも言えない狂気
そのへんがこのワインにも生まれていくのか楽しみです。
エスダキの造り手ジャン・ルイ
2010年が初ミレジムということで
エスダキ ”それは、ここから”
という意味だそうで
まさにこれから!ここから!
そう思わせるワインでした。
以下生産者情報
夢に向って一歩一歩前進。自由で伸び伸びとしたヴァン・ナチュール。
南仏で飛び切り攻めたワインを造るジャン・ルイ・ピント。ル・トン・ルトルヴェのミカエル・ジョルジェやメンダールのオウレアノ・セレス、ラ・ソルガのアントニ
ー・トルテュルなどに影響を受け、自由で伸び伸びとしたワイン造りを始めました。有機のブドウを購入してワインを造るネゴシアンです。出会った時はガイヤックに
住んでいましたが、購入しているブドウの生産者のより近くに行きたいと、現在はカルカッソンヌ近くのリムーに移り住みました。日々、葡萄栽培を手伝いながら、そ
の葡萄を購入して自宅の地下でワイン造りをしています。彼が購入しているブドウは全て有機で育てられた葡萄。その畑の土壌や気候をよく把握しています。ポルトガ
ル人のジャン・ルイは少し訛りのあるフランス語で、ブドウ畑の写真を見せてくれながら説明してくれます。毎年同じ生産者の同じ畑からブドウを購入しているのは、
その土地の個性をより知って、テロワールをより引き出したいからだそうです。醸造において酸化防止剤は一切使用せず、無濾過・無清澄でワイン造りをしています。
2010年が初ミレジムで少しずつですが生産量を増やしてきましたが、それでも年間の生産本数は約8,000本と非常に少ない生産量。エスダキ(Es d'aqui)は「それ
は、ここから」の意味。葡萄の造られた場所、ここで造られてるんだよ、というジャン・ルイの畑への想いから付けられた名前です。
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