ミッシェル・ギニエ ラ・プティット・オゼイユ2015年 750ML
ラ・プティット・オゼイユ2015年です!!!
※販売に際してのご注意
今回のミッシェル・ギニエのワイン
各種類御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。
ボージョレのヴァンナチュールでも
なんというか鉄板とかそういった感じともまた違い
妙薬
そんな位置づけ
そりゃ~もうそのままを表すそんなボージョレの自然派ワイン
ビンテージによっても多少の仕上がりの違いや
状態の変化もあります。
でも
なんでかもう全幅の信頼をおいてしまうそんな感覚のワイン
多少予想からずれていても飲んでいるうちに馴染んでくる
それを信じてやまないワイン
そんなミッシェル・ギニエのワインです。
ここのワイン好きなかたはみんなそんな感じじゃないでしょうか
家族や親友とか
そんな存在って
多少機嫌悪いときとか虫の居所悪いときそんな時でも
安心して一緒に過ごせる
一人にしてほしいと察したときは一人にしてあげたり
一緒の楽しみたいときはワイワイ盛り上がるし
喧嘩したりいいあったり
意見をぶつけ合ったりして結局は落ち着くみたいな
だからこそそんな存在いなくなったらぽっかりとどこかに穴が空いたような感覚
寂しい
なんて
ミッシェル・ギニエのワインにはそんな存在になりえる魅力あるワインだと思います。
そして今回も久しぶりに再会
オー・フィル・デュ・トン2015年飲みましたが
たぶんどのワイン飲んでも
癒される世界あるし滋味深い世界伝わるワイン
多少揮発酸感じても
そのワインがどうだこうだと批判するような対象ではないわけですね
それはワイン屋としてどうなんだと言われても
それ以上にそんな存在になり得るワインなんだと伝えるほうが
大事な気がいたします。
私の記憶ではオー・フィル・デュ・トン
初めてかと思いますが
もちろんガメイ
今回のミッシェル・ギニエのワイン四種類ですがすべて2015年もの
ヴォルテックスさんには2019年1月、9月2020年7月に入荷のワイン
状態をみてのこのタイミングでのリリースのようです。
これもミッシェル・ギニエのワインに対する愛かと思いますが
オー・フィル・デュ・トン2015年
赤紫の細かいオリが入る液体
涼やかでもややダークさも感じるのは2015年の良さも関係しているのかと思います。
香りは紫の花や野菜、キャベツ系などのニュアンスにもう少し密度あるリキュール系もあいr
程よく集中力もあるそこに素朴さと気品
やや揮発酸は出ている感じですが
このへんも1年半ほど寝かせてのリリースにより
若々しい表現やシャッキリとしたニュアンスに繋がるレベルのもう少しあるかなくらい
味わいもピリリと若干舌先に感じる酸とぴちぴち感
相変わらずの冷涼さと滋味~な旨味
酸度は紫蘇系のものやや高めからそのままミネラル感やややメタリックな表情あるもの
ややカッチリさのあるなかに重心は低め
酸度とともに旨味がじんわりと伝わるあたりはミッシェル・ギニエらしいもの
2015年やはり全体的には冷涼感ある中に骨太さもあるビンテージの影響もあるかと
思います。
今でも好きな方には楽しめてしまうそれは不変のものですが
飲み頃としてはもう少し寝かせて出汁系の旨味引きだして楽しみたいですね
やっぱり癒し水なミッシェル・ギニエのワインです。
その他のワインですが
○ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2015年
ミッシェル・ギニエのスタンダードワイン
私も初めてこのワイン飲んでその素晴らしさ
妙に馴染むこの液体素朴さあるピュアな液体
でも自然体の装いのなかに美しさもある
2015年例年よりも凝縮感あるのはビンテージの影響かと思いますが
その分全体の要素や細やかでも様々な要素が楽しめる仕上がりのようで
いつものフランボワーズやクランベリー
ガメイの甘味やチャーミングさに加え一つ先の深みも感じられそうです。
○ラ・プティット・オゼイユ2015年
ミッシェル・ギニエの上位ワインですね
紫や赤の表現も深まり密度増すワインとなりますが
2015年スタンダードのワインでもより強さや多彩さあるとなると
こちらはさらに楽しみ
でもその分待ちたいワインでもあります。
苺のコンポート、フランボワーズそれらの完熟した感じあるようで
華やかさもありそのまわりにはバラや紫の花、お香に白コショウなどなど
果実味にもふくらみ出てくるワイン
ムーラン・ナ・ヴァンらしい骨格のしっかりとした表現を持つワインとなっている。
さらに特筆すべきなのがガメイではありますが
ピノノワールを想わせるようなエレガントな印象や風味感じられるとのこと
この表現は本当に期待してしまいますね
最後は
○モンカイユ2015年
ラ・プティット・オゼイユの樹齢60年を超える古樹の葡萄のみで造る
特別ワイン
それゆえに引き出される表現もさらに踏み込んだもの
葡萄も収穫量は減りそれだけに様々な要素を吸い上げた凝縮したものが
ワインにも表れる
熟した赤い果実の芳醇な香りにブラックベリーやブルーベリーと
表現にも凝縮感密度感ある一歩先の表現が中心となっていきます。
さらにこのドライフラワーやお香、スパイス香
上質な表現と果実中心の表現の一歩先の複雑性
繊細な仕上がりもありミッシェル・ギニエのピュアさも感じつつ
より霊妙感も増す特別な表現も加わるワイン
若い段階でも熟な表現これらが加わることでワインにより深み
魅力の幅が出てくる可愛らしさもあり妖艶さもある
これはじっくりと寝かせて宝ものにしたいそんな1本ですね
以下インポーター様情報
<ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2015年>【2019年1月入荷】
僅かに紫がかった中程度の赤色。ソフトドライ苺やブラックチェリーのコンポートなど例年に比べやや凝縮した果実の
香りに、お香やポプリ、畑や花壇に咲く紫色の花々、土や茎などの香りが感じられます。野山を散策しながら野苺やブ
ラックベリーなどを頬張り、自然の中に浸っているようなイメージが湧いてくるどこか懐かしさを感じる素朴な印象を
受けます。
口中では香りに感じられた果実の風味に、熟したフランボワーズやクランベリーなどを想わせる張りのある酸が加わり
全体を引き締め、苺のコンポートやグレナデンのような甘酸っぱい風味が現れます。暑い年だったことで例年に比べ凝
縮した果実味を持ちながら、しっかりと酸が残っていることも相まって、5年以上経過した現在でも若々しい果実味を保
ちつつ旨味やこなれた様子がほどよく引き出されています。たおやかな雰囲気の中にも明るい愛らしさが感じられる1本
です。
<オー・フィル・デュ・トン2015年>【2019年9月入荷】
やや淡いガーネット色。グレナデンや赤い果実のコンポート、リキュールなど凝縮感のある果実香を主体に、赤紫蘇や
梅、白胡椒、腐葉土や根菜を想わせる香りが加わります。角の円い穏やかな口当たりで甘さは控えめ、明るく瑞々しい
印象のラ・ボンヌ・ピヨッシュに比べ、より熟した果実味や深みの感じられる、やや重心の低い印象を受けます。赤す
ぐりやザクロなどが弾けるような酸と共に豊かに実った葡萄だったことをイメージさせる果実味を残しながら、熟成の
経過の中で得た軽やかさや上品で奥ゆかしい落ち着いた雰囲気など、様々な要素が馴染んでいます。しっとりと体に沁
み込むような飲み心地で、ピュアな赤い果実の印象とやや男性的な骨格が重なりながら、アフターにかけて徐々に梅か
つおのような旨味や奥行きの感じられる味わいです。
<ラ・プティット・オゼイユ2015年>【2020年7月入荷】
ルビー色。苺のコンポートやフランボワーズなど完熟した様子と華やかな赤い果実が混ざり合う可愛らしい香りに、よ
り魅力を引き立ててくれるようなバラや紫の花、お香、白胡椒などの香りが加わります。軽やかで澄んだ心地良い口当
たりで、芯のある酸が中心に感じられ、それを果実味がベールのように優しく包みながら喉へと流れていきます。ムー
ラン・ナ・ヴァンのテロワール由来のしっかりとブレのない骨格や充実感をほどよく感じさせながら、岩清水のように
瑞々しくしなやかで、奥深く複雑性を伴う印象などが見受けられます。既にピノ・ノワールを想わせるようなエレガン
トな印象や風味が感じられますが、今後の熟成で味わいは更に繊細になり、一方で旨味、深みが増していくことと期待
が高まります。
<モンカイユ2015年>【2020年7月入荷】
ラ・プティット・オゼイユの樹齢60年を超える古木の葡萄のみを使用。
エッジにややオレンジが見られるルビー色。熟した赤い果実の芳醇な香りに、ブラックベリーやブルーベリーなどの黒
系果実がやや混ざるような果実香、加えてドライフラワーやお香、スパイス香が感じられます。色合いや香りからもエ
レガントな印象を受け、口に含むとその期待を裏切らないハッとするような香しい上品な様子が感じられます。円みの
ある優しい甘みが舌先にあたり繊細で滑らかな口当たり、ほどよく酸味を含むピュアな赤い果実をイメージさせなが
ら、抜けるような澄んだ酸と共に広がります。体へと馴染むように染み込み、口中では若々しく無垢な果実の風味と奥
ゆくかしく落ち着いたトーンがハーモニーのように重なり、複雑性を伴いながら膨らむ風味が留まり、余韻にも長く続
きます。ミッシェルが理想とする「喉を潤すような飲み心地でありながら果実感やしっかりとした味わいが感じられる
ワイン」まさに、熟成を経て感じられるその理想の飲み心地がこのワインに詰まっていると言っても過言ではありませ
ん。
可愛らしくも妖艶で軽やかさの中にも芯がしっかりとし、凛とした印象を見せてくれます。この先の熟成でより複雑さ
や艶やかさなど魅力が増していくことでしょう。
以下2016年ご紹介文
ミッシェル・ギニエ
ボージョレ・ヴィラージュ ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2016年です!!!
ミッシェル・ギニエ
愛でるべきボージョレですね
ガメイの言霊が込められた
物言わぬ葡萄を、こうまでも表現力持つ液体へと
昇華させることができるのかと
そう感じずにはいられない
そんなミッシェル・ギニエのワインです。
特にこのラ・ボンヌ・ピヨッシュ
ガメイで繊細でナチュラルなワインというと
今はなんといいましょうか
たっくさんあるように思えます。
でもミッシェル・ギニエのワインには
何にも代えがたい魅力が確実にあるんですよね
そのもっとも大事な要素として
癒し水
そんな側面です。
ほらワイン屋というか酒屋というか
私も年間通すとけっこな本数のワインを飲むことになるのですが
もちろん好きなワインだけを飲むそして好きなワインだけを伝える
そんな商売を目指すこととなると
飲んでいるワインはどれも好きなワインばかりでしょうとなるのですが
それでもそれでも
飲みごろが早い段階だったり想像どおりじゃないワインだったり
いろいろです。
それをいつ休肝日だったかな!?と思いだすのもできないくらいに
飲んでいるとやっぱりちょっと疲れる時もあります。
そんな時
手にしてしまうワイン
たぶんフッと手が伸びるワイン
それがこのミッシェル・ギニエなんです。
これホントです。
それぞれワインのご紹介のタイミングってあると思いますが
ただ新着でご紹介いただいたワインを早くご紹介すれば良いというわけではないと
思いますが
このミッシェル・ギニエはもしかすると
私が疲弊しているときお客様へご紹介しているワインなのかもしれません。
そんな魅力のミッシェル・ギニエ
始まりはこのワイン
ラ・ボンヌ・ピヨッシュからです。
今回は新ビンテージの2016年ですね
グラスに注ぐと相変わらずのこの色調
まだ少し早い段階で開けたと思いますが
ミッシェル・ギニエのワインはけっこう熟成nポテンシャルあると思いますし
そうして広がる奥深い魅力は間違いないですね
なんですが
この段階でもその時点での癒しの世界が広がるワインなんですね
少しタイトな表現もありますがカッチリしているのに柔らかい
穏やかな表現から始まり若紫の透け感そしてほどよくひんやりとした
マイナスイオンたっぷりの清々しい森へと誘う
ちょいピリリとガス感も心地よく
素朴さとキレがありじんわりと広がる旨味
繊細でも安っぽさが無くとことん素朴でちょっとだけ野性味あり
いいんですね
たまにこんなワイン楽しんでくださいね
ということで
ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2016年でしたが
もう一つご紹介
ミッシェル・ギニエのワインで当店では初めてのご紹介となる
ビステル2014年
馬を使っての耕作をするミッシェル・ギニエですが
その愛馬の名前がビステル!
愛馬の名前をワイン名につけるあたり
相棒であり馬との信頼関係なども強いもの感じますね
ワインは
ヴォールナール村のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)とのことで
ラ・ボンヌ・ピヨッシュよりもより骨格のあるワインとなっているようです。
基本のミッシェル・ギニエの癒し系の美味しさは変わらずに
より深みもあるワイン
2014年はミッシェル・ギニエの魅力が伝わる仕上がりのワインでしたので
このビステルしっかりと熟成そしてリリースもじっくりと落ち着かせての
ご案内となりますので
期待大!のワインですね
ただ数が少なく飲めません。
ぜひミッシェル・ギニエファンの方ゲットしてください!
以下インポーター様情報
<ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2016年/ミッシェル・ギニエ>【2017年11月入荷】
透明感がありやや淡い赤色。葉付きの苺や木苺、ザクロなどの熟した赤い果実などの香りに土や煙などのニュ
アンスが混ざります。
山や畑の小道を歩きながら甘酸っぱい木苺などの赤い果実を頬張るような、そんな情景が浮かぶ素朴さや自然
を感じさせる雰囲気を
もっています。果実味に似たしっかりとした酸がありますが、突出せず穏やかに感じられ、クランベリージュ
ースなどベリー系の搾りたて
果汁のような風味とほどよい甘みが弾けるように広がります。開いてくると果実の香りは一層甘みや膨らみが
増し、白胡椒などの爽やかなスパイスも
感じさせます。素朴ながらチャーミングで、軽くスムーズに体へ沁みこむような負担のない味わいですが、軽
さだけではなく芯も感じさせるバランスの
良い味わいです。
<ビステル2014年/ミッシェル・ギニエ>【2017年6月入荷】
*2013年8月に入荷し、約7ヶ月倉庫で休ませて今回のご案内となります。
ビステルはミッシェルと共に畑を耕している馬の名前で、ブドウは彼が本拠地としているヴォールナール村の
ヴィエイユ・ヴィーニュを
使用しています。入荷より約7ヶ月倉庫で休ませて今回のご案内となります。
鮮やかで明るい中程度の赤色。フランボワーズやザクロなど熟した酸のある赤い果実にスミレやお香、フレッ
シュハーブのような香りが
やや感じられます。スワリングで、熟した赤い果実の香りはより引き立ちます。軽いタッチで瑞々しさを感じ
させながら口中へ流れこみ、
ストレスフリーでスムーズな飲み心地です。
芯のある酸が中心で、香りに似た果実味と甘みが旨味と共にじわじわと広がり、素朴な中にもエレガントさや
美しさを感じさせてくれます。
時間の経過と共に徐々に香りや甘みが増し、またそれぞれの要素が円のようにまとまっていき、ヴィエイユ・
ヴィーニュ故の緻密な
エキスや深みも出てきます。ボンヌ・ピヨッシュよりもやや骨格があるスタイルで、控えめながら表現力や個
性があり、尚且つ
邪魔することなく、料理もしっかりと引き立てるバイプレーヤー的存在といえる仕上がりのワインです。
以下2014年ご紹介文
ミッシェル・ギニエ
ボージョレ・ヴィラージュ ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2014年です!!!
このワイン2011年初めてお取扱いして
この染み渡る旨味エキス感
ガメなのにこの大人っぽさ、湿度感たまらないワイン!
そう感じ初回入荷後
追加で入荷
しかしなかなかお客様にその魅力旨さを伝えられずに
無くなるまで時間を要してしまいました。
そのため間があき今回久しぶりの
ラ・ボンヌ・ピヨッシュの入荷
ビンテージは2014年!
そして今回テイスティングいたしました。
久しぶりにラ・ボンヌ・ピヨッシュ
そして
ほんとお帰りっていってくれているそんな感じするワイン
今までごめんねと言いたくなるワイン
赤、紫少しオリもある感じでそのくもりがありますが
健全でこの明るすぎない色調は
ミッシェル・ギニエのワインそのもの
そのややダークな陰のある感じ
そのままその雰囲気がワインにもでます。
森を爽やかな森を想うワイン
ジャングルとかではなく
静かに人の手の加わらないでもなんか自然の生態系がそのままに
生きている感覚
香りの小梅、甘酸っぱい感じもいい
モヤが少しかかる感じで自然派っぽいこもる感覚ありながら
スッキリとした綺麗さも持ちあわせ
一口入れたときのチャーミングな甘さでも安っぽくなく
キャンディにならず木イチゴな感じ
10,5%とアルコール低めでもこの旨味の充実感
濃さとは関係ない世界で薄旨味染み渡る癒し系ガメ
いくら飲んでも飽きない寄り添う美味しさ
こんなワインいつも飲みたいそして飲んでもらいたい!
今回は伝わってくれるかなぁ~とおすすめです!!!
そんなミッシェル・ギニエですが
ボージョレはフルーリーの北西ヴォールナール村でワイン造りしているようです。
可能なところは馬で耕作
クリスチャン・デュクリューの影響でビオディナミを始め
2007年にはデメテール認証
ワインはすべてノンフィルターそして亜硫酸無添加です。
今回入荷はまず2014年もの
今回のラ・ボンヌ・ピヨッシュもそうですが
2014年美しくそしてわかりやすいキャラクターも持っていると感じワイン
インポーター様からの2014年の情報です。
↓
彼のワインは、決して華やかではなくどちらかと言うといぶし銀的な味わいですが、
じんわりと沁みる飽きのこない穏やかな味わいに仕上がっています。
フランスの現地で試飲する際、大抵の生産者のワインは日本に到着したばかりの味わいよりは
遥かに美味しく感じることが多いです。ですが、ミッシェルの所へ数回訪問し現地での試飲をして
きた中で、お世辞にも素晴らしく美味しいと感じたことはありませんでした。
彼のワインは日本に到着してからの方が、その味わいの変化に驚くほど非常に美味しくなります。
この事はこれまでの入荷で毎回のように感じて来たことです。
今年1月の訪問時も行く前は同じような気持ちで構えていましたが、今回ご紹介するアイテムを含め
2014年ヴィンテージ等は現地の試飲で再度確認したくなるほどの唸る味わいでした。
彼のワインは日本に到着してからより美味しさを発揮するのは実証済みですので、今回のご案内の
ワインも現地で味わった時以上に一層期待が持てることは間違いありません。
今回ご紹介のワイン
ミッシェル・ギニエ
●ボージョレ・ヴィラージュ ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2014年
オーに比べ収穫日は数日遅く瓶詰めも2015年9月と時期が遅くなっている事で、より深みが感じられる仕上が
りとなっています。
ややオレンジがかった軽快な赤色で、チェリーや赤すぐり、グレナデン・シロップなどの完熟した甘酸っぱい
赤い果実がつめ込
まれた様な香りと味わいが感じられます。ややフレッシュハーブや白胡椒など爽やかな香りが混ざり合い複雑
さも見られます。
しっかりとしながらも円みのある酸はワインの骨格を支えていますが、軽快な果実味や穏やかな甘さ、繊細な
タンニンはどれかが
突出すること無くとてもバランスの整った印象を受けます。軽やかな口当たりで馴染むように喉へと流れてい
きますが、味わいは
しっかりとし旨味や深さを感じ取ることができます。様々な食事に合わせ易くついつい飲み進めたくなる魅力
的なワインです。
●ミステール・ド・ロゼ2014年
ガメ
春や朝の水々しい爽やかさをイメージして造った辛口で、特にロゼには軽快さを感じさせたいとの事で
暑い年には醸造は控えています。そう言った事から2015年はロゼの醸造は行っておりません。
やや濁りのある淡いサーモンピンクの可愛らしい色合いです。苺や桃、コケモモやバラの様な香りで大岡さん
の
ロゼに似た雰囲気があります。控えめな甘さで、口中に桃などの果実の香りをや旨味を残しながら、舌の上を
しっかりとした酸がすっと通りぬけ爽やかな余韻に感じさせます。これからの暑い季節にキリッと冷やして
楽しみたくなるような、甘酸っぱく軽快な仕上がりです。
●オー!2014年
ガメ
同じ畑で収穫日が一日づつ違う3つのタンクの上の部分を混ぜており、2015年3月に瓶詰めしています。
ドキッとするようなと言う意味合いのoh!と、フランス語で水という意味のeau(オー)を掛けた名前で、
水代わりに飲めるような軽やかなスタイルとなっています。
透明感のある軽やかな赤色で、小梅や熟したザクロなどの赤い小さな果実を想わせる香りや果実味がありま
す。
控えめな甘みや果実味、とても細かいタンニンなどの味わいの要素が中心にある酸とうまく絡み合い、抜群の
バランスを保っています。何の引っ掛かりもなくすっと体に沁みていき軽やかな仕上がりながら、余韻には果
実由来の
甘酸っぱく可愛らしい果実の風味が残ります。
以上が2014年今回販売のワインとなります。
早めでも楽しめる仕上がりとなった2014年のギニエのワイン
ロゼもオーもどちらも軽快な造りすべてガメからできるワインですが
これからの季節ピッタリなワインなのではと思います。
そして
その前に入荷していた
2012年フルーリー オー・ボン・グレ
2011年モンカイユも販売開始です!!!
ラ・ボンヌ・ピヨッシュなど飲むとその軽やかで滋味深い味わいのボージョレ
そんなイメージが中心となりますが
上位のキュヴェは熟成という時が必要とはなりますが
ガメのさらなる可能性を感じさせてくれるワイン
それが今回のフルーリーそhしてモンカイユとなります。
以前お取扱いのムーラン・ナ・ヴァン プティット・オゼイユ2011年
このワインにはまたミッシェル・ギニエの可能性というか
熟成したときのしなやかな力や密度感あるガメのコクを楽しめるワインで
驚きました。
そんな上位キュヴェから
●フルーリー オー・ボン・グレ2012年
ガメ
明るさのあるルビーの様な色合いで、3アイテムの中で一番華やかな印象を受けます。
苺やさくらんぼ等の完熟した赤い果実の風味に白胡椒を想わせる爽やかなスパイスが感じられます。
みずみずしい口当たりで優しく広がる甘みと酸のバランスが良くタンニンは非常に細やかで滑らかです。
開いてくると香りや果実味がより膨らみ、甘み、酸などのバランスもより調和が良くなり、妖艶な味わいで
す。
今回ご案内のアイテムの中では特に親しみ感があり家庭料理などにも相性が良く、また、皆様にお楽しみ
頂けるスタイルとなっています。
●モンカイユ2011年
ムーラン・ナヴァン・プティット・オゼイユの樹齢60年を超えた古木の葡萄のみを使用しています。
ヴィンテージが2011年という事もあり、他2種に比べ色合いや味わいに深さと強さが見られます。熟したザク
ロの様な
果実の香りに熟成による複雑な香りが混ざり合います。口に含むとグレナデン・シロップの様な風味が口中に
広がり、
ほどよい甘みと凝縮感がありゆったりと落ち着いた印象です。チャーミングと言うより、大人びたエレガント
さが
ありとても雰囲気と奥行きがあります。今も充分な美味しさを堪能出来ますが、これから先もより熟成の幅を
感じさせる1本です。
ということで
クリュボージョレでも比較的軽やかで花を思わせる様な芳香
美しくそして目の詰まりも楽しめるそんなフルーリー
そしてモンカイユは
あのムーラン・ナ・ヴァン プティット・オゼイユのさらに古木で造られる特別キュヴェとのことで
プティット・オゼイユを超える深さと強さ
熟成も進み楽しみな状態ではと思います。
たくさんのキュヴェございますがぜひご検討よろしくお願いいたします。
そしてミッシェル・ギニエの癒しの世界じっくりと感じて欲しいです!!!!!
以下2011年ご紹介文
ミッシェル・ギニエ
ボージョレ・ヴィラージュ ラ・ボンヌ・ピヨッシュ2011年
入荷です!
このワイン
私は知りませんでしたが
なんとも熱い熱いインポーター様のお言葉に
揺り動かされ
お取扱いであります。
そして実際飲んで
即追加!したワインであります。
インポーター様の
後々話題になるワイン!
話題になった時にはワインは無い!
そうなるであろうワインとのことで
まさしくそうなるのではと予感されるワインであります。
1954年創業でその当時から
有機栽培そして現在はビオディナミ2007年にはデメテールの認証もとり
周りの影響を受けないために
ブドウ栽培の面積を減らしその周りを牧草地へと変え
馬での耕作
亜硫酸無添加!ノンフィルター!と
考えうる究極の自然派でありますが
ワインがすごくいい!
状態もよく広くおすすめできる仕上がりであります。
そして何よりワインの質が素晴らしい
まずエレガントなのに綺麗なだけのワインではなく
どこか野性味ある多様なニュアンスもありながら行き過ぎた表現はなく
口中で香る味わいは
ふっくらとベリー弾ける甘酸っぱいでも上品にどこか張りがあり
適度な緊張感もあり
生産者の本気度が伝わってくるワインであります。
なんというか梅っぽさキノコっぽさはもう少し熟成させて出てきそうですし
梅カツオな旨味あり
パカレの良い時思い出すようなワインで
この価格ですから
断然おすすめ!
そして心に残るワインでありました。
暑い時期少し冷やしめで楽しむもより
寒い時期はその美しく艶やかなしっとり感楽しむもよしで
今後も注目度高い素晴らしいワインであります。
ぜひ!!!!!
以下インポーター様情報
ワイン名
2011年 Beaujolais Villages la bonne pioche ボージョレ・ヴィラージュ
ラ・ボンヌ ピヨッシュ 赤辛口
品種
ガメィ100%.樹齢45年。花崗岩土壌。標高500mの南東向き斜面。
特徴
木苺、ラズベリーの赤系果実香と引き締まった綺麗な酸味が特徴です。
フルーリーから北西方面にあるヴォールナール村で、1954年に父と二人で創業した。当時から有機栽培に取り組み、その後クリスチャン デュクリューの影響を受けてビオディナミへ転向。2007年にdemeter(デメテール)の認証を取得した。
現在は、可能な区画は全て馬で耕作している。ミッシェルは、品質の高いワインを造るための大切な要素がブドウ栽培にあると考え、当初は総面積17haから始めた畑を7haに大幅縮小、他の生産者が使う農薬や除草剤などの影響を避けるため、残りの土地は全て牧草地に変えた。
醸造は全てセミ マセラシオンカルボニック、一貫して亜硫酸無添加、フィルターも清澄作業もしていない。そのためか、新しいエチケットには「Vin Pur Jus」(果汁100%のワイン)と印字してされている。
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