自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ドメーヌ・ジュリアン・ラベ アブソリュー・パイユ・ペルデュ2008年 375ML

8,485円(税771円)

定価 9,900円(税900円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ドメーヌ・ジュリアン・ラベ
アブソリュー・パイユ・ペルデュ2008年 375MLです!!!

※販売に際してのご注意
ジュリアン・ラベのワイン少量入荷となりますので
各キュヴェ御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。

ジュリアン・ラベです!
毎度限定割り当てでの入荷となりますが
正直今回ご案内いただいた際
価格・・・・全体的に高めだなと・・・
ただジュリアン・ラベのワイン
毎回極少量しかいただけないワインゆえにあまり飲めていないワイン
なのでまだまだジュリアン・ラベのワインに対する偉大さがわかっていない感じ
ジュラの大御所
ドメーヌ・ラベ現在はジュリアン・ラベがこちらも手掛けるようですが
それと別に自身のドメーヌワイン
それが
ドメーヌ・ジュリアン・ラベとなります。
ドメーヌ・ラベのワインは以前のイメージでは
ジュラワインではありますがある程度の安定感そして綺麗な果実味や
ジュラでもエキスの充実感あるワインで
昔イベントワインとしてもお使いしたことあるワインでしたが
ジュリアン・ラベの自身のドメーヌワインは
やはり一線を画すものがあり
表現にも集中力となんというか
鬼気迫るものそのシリアスな表現もあるワインあったり
存在感も凄いものもあり
やはり違いのあるワイン
でも各キュヴェごとに感じることがなかなかできないのが辛いところでありますが

今回も種類は豊富にいただけましたが
各本数極々少量
その中から1本だけいただきました。

飲んだワインは
○シャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2016年
このヴァン・ド・ヴォワルは以前もお取扱いありましたが
やはり飲めておりませんでした。
今回飲んで
ちょっとびっくり
というかドメーヌ・ジュリアン・ラベのワイン
一つ上の表現集中力あるワインと思いながらも
冒頭でやはり価格は高めと・・・表現しましたが
その人気や需要による価格上昇が先に来ている感
個人的には今まで思っておりました。
・・・・が!
今回このシャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2016年飲んで
いやいやまっとうな価格そしてそれに対する対価があるワインだと
感じました。
グラスに注いだ時点で
このワイン・・・・こんなに早くに飲んではいけないワイン
開けちゃった感が漂い始め
そう
黄色この色にも様々表現ありますが
このテリと石油系のとろみあるような濃度感
そして黄色これだけ濃いのに緑もありそうな感じ
これ・・・貴腐ワインか何かですか?と言いたくなるほどの
佇まい
ジュラワインなんですが
そhしてヒョイと裏ラベル見ると・・・ブワッ!
アルコール度数16%!?!?
なんだかこの香りに漂う感じも
あのワインを思い起こすものあり・・・・
ジュラの大好きなワインフィリップ・ボールナール
その中でも特に好きなワインが
そうレ・マルヌ
あの産膜酵母のニュアンスありながらナッティさエキスの詰まり具合凄いワインなのですが
その感覚も呼び起こされるもの
まだまだ若いのですが
シュールであまりバニラ系からカスタードクリーム様
そして酸化的なニュアンス
この酸化熟成的なニュアンスがワインに幅を持たせるのですが
それが今後まだまだ成長するであろう余地がありありのワイン
ナッティさやリッチさが出てくるであろうワイン
現在は極厚なエキス感熱量シュールなアルコール感が締めており
その強さありながらも飲めてしまうバランスにも驚くのですが
古樽で36か月熟成
そのうち24か月は産膜酵母下にて
これが生み出す奥深さこれだけポテンシャルを込めたワインですので
やはり飲み手のほうもそれだけの時間を待つ必要があるワインです。
ワインというよりはその先にある飲み物で
ジュラにあるワインの独自性がでたワインでもあります。
ヴァンジョーヌに繋がるその過程にあるようなワイン
それゆえのワインとしての果実を感じる部分と酸化熟成の複雑で
独特な魅力を良いバランスで楽しめるワインです。
ジュリアン・ラベやはり凄かったですね

以下インポーター様情報
シャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2016年
複数区画の樹齢60年以上のシャルドネとサヴァニャンをアッサン
ブラージュし2年落ちの木樽で24 ヶ月の産膜酵母下を含む計36 ヶ
月発酵・熟成しました。明るい麦わら色、カラメルやカスタードク
リームの甘い香りを感じます。予期せぬアタックの瑞々しさと穏や
かな酸味を伴う優しき味わいが頬を緩ませ、全体的にまとまりのあ
るバランスの取れた味わいがアフターを彩ります
SO2 少量添加 トータル:20mg/L未満
シャルドネ95%サヴァニャン5%


その他のワインですが
○シャルドネ バジョシアン2016年
こちらはウイヤージュありのキュヴェとなりますので
酸化熟成ではなく果実味が素直にでたタイプとなるかと思いますが
ただ木樽熟成16か月施すワイン
アルコール度数は12,8%と高くはないですが
ジュリアン・ラベのドメーヌワイン
かなりの充実感あるワインのようで
色調もゴールドイエローに
ほろ苦さ熟したミカンの酸味
ゆずジャムや栗系もあるしっかりとしたエキスそして余韻の長さある
シャルドネ
2016年ものですがしっかりと育てて楽しみたいワインです。

以下インポーター様情報
区画ヴァロンでバジョシアン期の石灰上の粘土土壌で育つ樹齢37
年と67年のシャルドネを228Lの木樽で16 ヶ月発酵・熟成しました。
グリーンの色調のゴールドイエロー、ゆずジャムや栗、金柑にス
モーキーな焚火の香りを感じます。ピールのほろ苦さと熟したみか
んの酸味、甘さのバランスが心地よく拡がり、しっかりとしたエキス
分が余韻の長さを際立たせます。
SO2 無添加 トータル:12mg/L

次は
○シャルドネ レ・ヴァロン2017年
こちらもウイヤージュありのシャルドネ
先のバジョシアンもシャルドネ100%のウイヤージュありのワインですが
土壌がこちたレ・ヴァロンは
標高280mで石灰系土壌のレ・ヴァロン
木樽醗酵、木樽熟成22か月にも及ぶ丁寧な造りのワインゆえに
込められたポテンシャルはかなりのもの
練乳やバニラのミルキーさ
バナナの甘い香りなどもあるとのことで
しっかりとリッチさも備える充実の内容に
そこに加わる標高の高さそして石灰系土壌のミネラルなどそれによる奥深さある
貴重なワインとなるようです。

以下インポーター様情報
2017年は雹の影響で収量が激減した年でした。標高280mに位置
するバジョシアン期の石灰上の粘土の区画レ ヴァロン、ここの全て
のシャルドネを木樽でウイエしながら22 ヶ月発酵・熟成しました。
輝くイエローの外観から練乳やバニラのミルキーなアロマやバナ
ナの甘い香を感じます。控えめなボリューム感と味わいで、酸を含
む奥行きのあるテイストが続きます。
SO2 無添加 トータル:9mg/L アルコール度数13%

次は
○シャルドネ ラ・レーヌ2017年
ラ・レーヌ特別なシャルドネですね
樹齢73年のシャルドネ
2017年は収量減となった年のようですが
その中で生き抜いた葡萄はそれだけにミネラルやその他要素を凝縮したワインとなり
アルコール度数も13,8%
そしてこちらもウイヤージュありで
その分バタークリームのような甘やかさあり
22か月の木樽醗酵熟成で
そのスケール感増したワイン丸みあり酸度もバランスあるようにしっかりとして
ジュラの偉大なワインへと繋がる要素を持ちうるラ・レーヌとなっているようです。

以下インポーター様情報
2017年は雹の影響で収量が激減した年でした。標高255m、ラレー
ヌを含む複数の区画のアッサンブラージュで赤色粘土土壌に植わ
る樹齢73年のシャルドネを木樽でウイエしながら22 ヶ月発酵熟成
しました。輝くライトイエロー色、バタークリームの甘い香りを感じ
ます。丸みを帯びたシルキーでミルキーな口あたりに高めの酸と
優しい味わい、長い余韻がアフターを演出します。
SO2 無添加 トータル:8mg/L

次は今回唯一の赤
○プールサール シュール・シャリール2018年
プールサール100%の赤ですが
ジュリアン・ラベは白は多種あるようですが
赤は限られる・・・・というか
かなり生産量そして需要が高いワインとなっているようです。
当店は今回このプールサールのみです。
その他ピノノワールやガメイもあるようですが
次回以降楽しみにしたいですね
プールサールいただけただけでもありがたいことです。
プールサール
通常エアリーで薄旨系をイメージするワインですが
ジュリアン・ラベのプールサール
アルコール度数なんと14,7%!
かといって重苦しいようなワインではないようで
赤果実のチャーミングさもあり林檎の皮、にバラのアロマ
柔らかいアタックにシルキーな旨味など
もちろんしっかりとしたボリューム感も凄いようです
充実した内容詰まった中にプールサールらしい表現も生きるワイン
これはしっかりと熟成させて育てたいワインですね

以下インポーター様情報
古いセレクションマサールで青泥土と粘土土壌に植わる樹齢49年と24
年のプールサールをステンレスタンクとフードルで15 ヶ月発酵・熟成し
ました。やや憂いを含んだ明るいルビー色、赤果実のチャーミングな香
りやリンゴの皮やバラのアロマを感じます。柔らかいアタックに心地の
良い酸味と熟した果実感、シルキーな旨味を伴う心地良い余韻。そして
例年よりしっかりと感じられるボリューム感は特に際立っています。
SO2 無添加 トータル:7mg/L未満

次は
○マクヴァン・デュ・ジュラNV
甘味果実酒のマクヴァン・デュ・ジュラ
未醗酵のシャルドネの果汁に
マール
このマールも16年、14年、13年、11年をアッサンブラージュして
作り上げるマクヴァン・デュ・ジュラ
未醗酵のシャルドネの果汁による甘味
それを熟成してさらにマールの強さも入り生まれるマクヴァン
食後酒的な存在のマクヴァンですが
シャンパーニュ地方のラタフィア・ド・シャンパーニュなども同じような造りですが
なんとも言えない高貴さあり甘美なる甘味最高なんですね
ジュリアン・ラベのマクヴァン飲めませんが
蜂蜜やチェリーシロップ香
凝縮した熟成感豊かとのことで
期待の1本です。

以下インポーター様情報
未発酵のシャルドネの果汁(2/3)を発酵させずに、228Lの木樽で
24 ヶ月熟成した16年(58%)、14年(24%)、13年(12%)、11年(6%)
のマール(2/3)をアッサンブラージュし19年11月に瓶詰めしました。
光沢豊かなアンバーゴールド色、ハチミツやチェリーシロップ香、
やさしい甘味の口あたりにたっぷりとしたエキス感、凝縮した熟成
感が豊かな味わいです。
SO2 少量添加 トータル:20mg未満
アルコール度数 16,5%

次は
○アブソリュー・パイユ・ペルデュ2008年375ML
本来ですとヴァン・ド・パイユとなるべきワイン
ただアルコール度数が低いために
名乗れない
なので
ペルデュ(失われた)という名前のワイン
ただそれだけの手間暇かかったワイン
藁の上で7か月陰干しそれにより乾燥させた凝縮した干しブドウ
それをプレスし木樽で60か月もの長期間醗酵熟成した逸品!
60か月って5年の歳月です。
それをかけて生まれるワイン
残糖は421g/Lと極甘口のレベルですね
ダージリンティーやハニーオレンジのアロマなど
また甘酸っぱさあり余韻に酸味も出てくると
実際飲んだらそれを超える深み複雑性も楽しめる
貴重なワインかと思います。
今後かなりの年数持ちこたえる貴重なデザートワインになるのかと

以下インポーター様情報
3種のブドウをパイユの上で7 ヶ月陰干しし糖度を高めてからプレ
スし木樽で60 ヶ月発酵・熟成しました。アルコール度14%以上から
ヴァン・ド・パイユの呼称になりますが6%しかないので「ペルデュ
(失われた)」と名付けられました。粘性豊かなアンバーブラウン色、
ダージリンティーやハニーオレンジのアロマ、落ち着きのある甘
酢っぱさを中核に余韻には優しい酸味を伴っています。

SO2 無添加 トータル:25mg/L
葡萄品種 シャルドネ75% サヴァニャン20%
プールサール5%(手摘み/ 65 ~ 100年)

次は
○マール・デュ・ジュラ2008年750ML
貴重なジュリアン・ラベのマール
このへんのマールはなかなかいただけないもので
個人よりは飲食店様より非常に引き合いあるものでもあります。
自然派生産者の特に素晴らしい造り手のマールは
その芳香が段違いとの評価いただきます。
今回2008年のマール
葡萄品種は
2008年の収穫したブドウの搾りかすすべてを使う
単式蒸留器で2回蒸留後
新樽で120か月もの長期熟成したマール
120か月
10年です!
紅茶色の液体コニャックやレーズンの甘いアロマなど
その手間暇かけた最高のマール感じていただけるのかと思います。

以下インポーター様情報
2008年に収穫したブドウの搾りかす全てを単式蒸留器で2回蒸留
後、新樽で120 ヶ月熟成しSO2無添加で瓶詰めした長期熟成の華
やかなマールでアルコール度数は46%です。輝く紅茶色、コニャッ
クやレーズンの甘いアロマを感じます。果実味を伴う丸い口あたり
に、じんわりとエレガントに伸びやかな曲線を描く充実したアフ
ターの美しさに酔いしれます。
SO2 無添加 トータル:7mg/L未満
アルコール度数 46%




以下2015年ご紹介文
ドメーヌ・ジュリアン・ラベ
シャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2015年です!!!

※販売に際してのご注意
今回ご紹介の
ヴァンサン・トリコ
フランソワ・デュム
ジュリアン・ラベのワイン少量割り当て入荷となりますので
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。


オーヴェルニュの注目生産者
ヴァンサン・トリコのワインです。
ディオニーさんより供給のワインですが
ヴァンサン・トリコ
フランソワ・デュム
ジュリアン・ラベ同時にご紹介ですが
このへんもう常に人気のワイン飲んでももちろんヴァンナチュールとして落ち着くところに
落ち着いてきているそんな感もあり
貴重なワイン飲んで毎回納得してしまうワイン群ですが
そうはいってもその中でその年その年の天候や葡萄の成長具合
春夏秋冬通してケアして感じて寄り添って
毎年それらを乗り切って出来上がるワインなんだと思います。
たまにはその予想、経験を超えてやや癖があったりちょっと落ち着くまでに時間要するワインだったり
やんちゃなワインだってもちろん生まれることはあります。
それも含めてこういった貴重なヴァンナチュールを楽しむ
それが販売する側にも飲み手の方々にも大事なことなんだと思います。
でも素晴らしいナチュラル感心地よくさらになんかいつも美味しく
不安定さほとんど感じないワインが続くと
そういったこと忘れてしまったり
ちょっと難しい状態だったりすると、その許容の範囲は狭まっていたり
自分の精神状態に余裕なかったりそんなのも関係するかと思いますが
そんなのも思い出されたり考えさせられたり
それはいろんなところに繋がったりする
そんなワインなんですね

忘れたり思い出したり・・・そしてちょっとずつ成長ですね

ということで
ヴァンサン・トリコ
フランソワ・デュム
ジュリアン・ラベです。

こちらはドメーヌ・ジュリアン・ラベ
ヴァンサン・トリコ
フランソワ・デュムときて
次はジュラワイン!
ジュリアン・ラベ
ジュラワイン
注目されるようになってさらに人気ですね
そしてジュラワイン全体に言えることですが
価格上昇が厳しい地域でもあります。
もともとがジュラ、サヴォワなど本当に自然の厳しさある地域で
他地域で並みの収量の年などでも
厳しい収量となること多いようで
豊作なんて言葉はまず効かない地域
にもかかわらず需要が大きくなる一方なのではと思います。
このジュリアン・ラベのワイン
そう簡単に飲めないわけですが
飲んだ印象そして新井順子さんのご紹介にもあるように
ジュラワインとブルゴーニュワイン
共通するところが多いと思えるような美しさと純粋性を備えるワインではと
思います。
ドメーヌ・ラベのワインはけっこう前のイメージですが
なめらかなエキス感と完成度高くきれいな液体を伝えてくれます。
息子さんジュリアン・ラベのワインは
よりナチュラル感も深まりそれぞれのキュヴェの個性もより野生化して表現されるような
感覚
でもその中にやはり素性の良さとかそういったものも出てきますね
でも当店も割り当ていただけたのは
本当に久しぶり
それも極少量のみで今回は飲めません。

インポーター様のご紹介にて失礼させていただきます。

○シャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2015年白
品種
シャルドネ90%サヴァニャン10%
SO2瓶詰め時少量 トータル20mg/L未満

樹齢60年以上の複数区画に植わるシャルドネとサヴァンニャンをアッ
サンブラージュし木樽で発酵後、ウィヤージュせず産膜酵母下(24 ヶ
月)を含む計36 ヶ月熟成し瓶詰めしました。やや翳りあるイエローの外
観から、もぎたてのリンゴの香りを感じます。柑橘のスッキリとした酸
に濃い旨味のある蜜感からはちみつレモンを連想させ、ボリューム感
も豊かに仕上がっています。

営業様からのご案内では
ジュラ度7~8。蜂蜜、酸化熟成、くるみ、柑橘、クリームなどの華やかな香り、リッチでオレンジやシェリーのような味わいです。
酸味が綺麗に支えてます。
とのことで
ジュラ度?はじめて聞く言葉ですがジュラらしさみたいな感じですかね
たぶん10段階だとするとけっこう高めのジュラ度ですね
白ですが産膜酵母からのニュアンスもより複雑性とリッチさを与える白のようで
2015年ということもあり充実の内容のようです。

次が
○シャルドネ・リアス2015年
品種 シャルドネ100%
SO2無添加 トータル20mg/L未満

リューディLa Pellerine、泥土や青色泥土に植わる樹齢32年と41年
のシャルドネをアッサンブラージュし発酵、古樽で24 ヶ月熟成し無
添加で瓶詰めしました。光沢のあるライトイエロー色の外観から、
香ばしい麦やヘーゼルナッツ、ライムの香りを感じます。エキス分
高く厚めの喉越し、レモネードを連想する太めの酸と甘やかさが美
しいハーモニーを描く逸品です。

ジュラ度3~5。麦、香ばしい、ヘーゼルナッツの香り、塩気、クリーム、柑橘、酸味が綺麗でほっこりした味わいです。
とのことジュラ度3~5
ヴァン・ド・ヴォワルが酸化熟成的なニュアンスもあるワインだとするとより果実感中心で
若々しい表現もたっぷりあるシャルドネのリアス2015年ですね
レモネードと聞くとちょっと反応しちゃいますね
美味しそう!

次が
○ピノノワール ナチュール・レ・ヴァロン2016年
品種ピノノワール100%
SO2無添加 トータル9mg/L

質の良いクローンを含む樹齢33 年と34 年のピノノワールを木樽で
6 ヶ月発酵・熟成しSO2 無添加で仕上げました。やや翳りのある茜色、
杏やルバーブ、ベリーの甘やかな香りを感じます。美しい酸とイチゴの
瑞々しくフレッシュな味わいが拡がるアタック、旨味、酸、タンニンがバ
ランス良く溶け込んだ液体からアフターにはバラのエレガントなアロ
マが戻る高評価な逸品です。

少し還元。ベリー、梅っぽさ、クランベリー、さくらんぼ、バラの香り、塩気、旨みがあり、ジューシーで
 ほんのりある青みも良いアクセントになっております。
とのことで
ジュリアン・ラベの貴重な赤ピノノワールです。
2011年のガメイではその素朴な美しさでも何かセンスを感じるワインで
純粋性など素晴らしいワインでした。
ピノノワールでSO2無添加仕上げ繊細な表現ドライな表現も楽しめるピノのようで
これはぜひ少し寝かして飲みたいワインですね

次は
○マクヴァン・デュ・ジュラ2010です!
品種 シャルドネ100%
SO2無添加 トータル10mg/L未満
酒精強化ワインのマクヴァン
マクヴァンは最近個人のお客様よりも飲食店様レストラン様より
食後酒的な存在としてご注文いただくこと多く
マクヴァンは特に甘みもねっとりと存在しますので
ピタリとはまるようですね
2010とありますが
未醗酵のフレッシュなシャルドネジュースこれが2010年産のもので
そこに2008年のマールを加え木樽での60カ月もの熟成
それでできあがったものとなります。
醗酵途中のワインにマールを入れて止めた残糖ではなく
未醗酵のジュースにマールを入れて熟成となります。

次が
○マール・デュ・ジュラ2007年
SO2無添加 トータル20mg/L未満

2007年のブドウの搾りかす全てを単式蒸留器で2回蒸留後、新樽
で120 ヶ月熟成しSO2無添加で瓶詰めした華やかなマールです。光
沢のある紅茶色から、ピーチやホワイトチョコの香りを感じます。厚
みのある旨味とエレガントな甘味が溶け込む高めのアルコール度
数(48. 7%)と共にバニラやバナナのニュアンスの甘やかな膨らみ
のある余韻を楽しめる豊潤なマールです。

エレガントで戻り香が気持よく、桃の香りもします。
とのこと
2007年のブドウの搾りかすすべてですので
いろんな品種のものが入っているんですかね
それを単式蒸留機で二回両流
新樽で120カ月もの長期熟成したマール!
なんとも手間暇のかかるマールですね
120カ月熟成って
10年樽で寝かせているわけですので
それを考えたら
全然安いですね

最後は
○ヴァンジョーヌ2010年620MLです!

品種
サヴァニャンジョンヌ75%
サヴァニャンヴェール25%
SO2無添加 トータル20mg/L未満

粘土石灰土壌のサヴァニャン(ヴェールとジョーヌ)を木樽で発酵、
ウイヤージュせず産膜酵母と共に85 ヶ月熟成しSO2 無添加で仕
上げました。やさしい飴色の外観から華やかなお花やバナナ、カス
タードの香りを感じます。オイリーで滑らかなアタック、凝縮感のあ
る味わいは甘み・酸味・旨味・コクの好バランスが特徴でアフター
に心地よい苦みが溶け込みます。

ヴァンジョーヌ
サヴァニャンとだけ思っていましたが
サヴァニャンでも細かい品種の違いがあるようですね
この仕事するようになり
特に最近はヴァンジョーヌを口にすることも以前より多くなりました。
ジュラワインがこれだけ人気となる
それも10年前など考えると想像もできないですが
そんなジュラワインの特別な存在がこのヴァンジョーヌですね
先ほどのマールもですが
このヴァンジョーヌも産膜酵母とともに85カ月もの熟成とのことで
7年以上もの長き年月かけて仕上げるヴァンジョーヌ
複雑性、奥深くリッチでいて綺麗なヴァンジョーヌらしい酸味や
旨味 産膜酵母が生成する独特の魅力ですね
このヴァンジョーヌでしか味わえない特別な空間を醸し出すのではと
思います。

今回のジュリアン・ラベ以上です!!!



以下2012年ご紹介文
ドメーヌ・ジュリアン・ラベ
シャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2012年です!!!

ドメーヌ・ジュリアン・ラベ
なんか聞いたことあるような・・・

そうだ確かモトックスさんでお取扱いの
ドメーヌ・ラベ
ジュラワインであったと記憶しておりました。
コート・ド・ジュラ シャルドネ・フルールというワインお取扱いした記憶あり
ピエール・オヴェルノワよりも以前から
ジュラでのナチュラルワイン造りをしていたと
情報にあったと記憶しております。

ただそのコート・ド・ジュラ シャルドネ・フルールは
テイスティングしたのですが
なめらかで完成度高い白としてコストパフォーマンスは高くとも
その先の個性や深みで訴えかけるものは無かったと感じ
その後のお取扱いは消えていってしまいました。

でもこのドメーヌ・ジュリアン・ラベ
息子さんが興したドメーヌとのことで
しかもドメーヌ・ラベのほうもお父様が完全に引退して
今では二つのドメーヌを切り盛りしているとのこと
となると
ドメーヌ・ラベの今もちょっと気になりますが
まずはジュリアン・ラベのほう
今回ご紹介のワインは

ドメーヌ・ジュリアン・ラベ
●クレマン・デュ・ジュラ ブリュット2013年
樹齢28~50年の6つのリューディの粘土石灰土壌に植わるブドウ
をアッサンブラージュしフードルと古樽で熟成しました。淡い黄金
色の外観、中程度でクリーミーな泡、熟したリンゴやほんのり蜜の
香りを感じます。ふくよかな果実にほのかな甘さが口中に拡がり、
中盤からはフレッシュで柔らかい酸とミネラルが上がります。ジン
ジャーのスパイシーさと香ばしさも響き長い余韻を楽しめます。

葡萄品種 シャルドネ90% ピノノワール10%

SO2 プレス時:30mg/L トータル:20mg/L


●クレマン・デュ・ジュラ ロゼ2011年

今回新着のワインからは
このクレマン・デュ・ジュラ ロゼ2011年テイスティングいたしました。

早速抜栓でグラスに注ぐと
色濃いめ!赤濃いめ!でもクリアーな液体
まず最初に感じるのが
素晴らしいミネラル感!
石英に塩っぽさ、キンキンの冷涼感
香りは柑橘系にバラが加わりシュール!
阿波野ふくらみもしっかりとあり生っぽい葡萄のニュアンス
ドライドライゴリゴリにこのジュラのテロワールが伝わるようなロゼクレマン
ほんとロゼシャンパーニュのような本格派
カラッとしていても官能的なロゼらしさもあり
まだまだリリースしたてでこの感じですので
もっと落ち着いて来ればより旨味の深さや
泡の優しさクリーミーさも出てくるかと思います。


粘土石灰に植わるピノノワールと青色泥土のプールサールを古樽、
ステンレスタンク、フードルで発酵・熟成しました。濃いピンクオレ
ンジの色調とクリーミーで細かな泡、チェリーやアセロラ、バラの香
りが上がります。口に含むと控えめな甘さがじわっと拡がり、青トマ
トや摘みたていちごのフレッシュでキュートな酸がアクセントとな
り、シャープな印象を与えてくれる飲み飽きしない泡です。

葡萄品種
ピノノワール60%(手摘み/平均30年)
プールサール40%(手摘み/平均45年)

SO2 無添加 トータル:20mg/L未満

●シャルドネ・サヴァニャン ヴァン・ド・ヴォワル2012年

青色泥土に植わる平均樹齢60年のシャルドネとサヴァニャンを木樽で
発酵、そのままウイヤージュせずに酸膜酵母を付けた状態で24 ヶ月熟
成しました。少し青みがかったレモンイエローの色調から、洋梨やマス
クメロンの青さを感じるアロマ、海藻バターの塩分とミネラルを感じる
アタックと目の詰まった高度な果実味、穏やかで温かな印象のボディ
にキウイの酸がアフターを可憐に演出します。

葡萄品種 シャルドネ85% サヴァニャン15%
(手摘み/平均60年)

SO2 瓶詰め時:少量 トータル:29mg/L

●ガメイ・ナチュール ラ・レーヌ2011年

です。

今回リリースのワインとは別に
ガメイ・ナチュール ラ・レーヌ2011年
これが私にとって初めてのジュリアン・ラベのワインでありましたが
これが強烈でした。
ジュラのガメイか~なんて感じでしたが
その色調は淡くクリアーなものですが
樽の上品な香り甘く清楚ややガスを感じる様なぴちぴちとしたところもあり
綺麗な質感持つ液体
酸が調和するように存在して
フランボワーズのような果実感がふっくらとあり甘やかなニュアンスがふんわり
美しくかといって安っぽさはなく
高級感もあるジュラのガメイ
飲んでいるうちにブルゴーニュを思わせる佇まいで
派手さはなくとも芯の強さもあり冷涼感と完成度の高さもあるワイン
これは美味しい!ジュラガメイ!
飲んでいくうちに馴染んでいく寄り添う魅力あるワインであります。

非常に好感もてるジュリアンラベで
今回新着のワインと同時にご紹介となります。

以下インポーター様情報
品種:ガメイ 100%

土壌:砂質土壌とシリスと泥土土壌が層になっている  
品種:ガメイ100% 平均樹齢:40年
酵母:自生酵母 
醸造:228Lの木樽にて発酵後そのまま10ヶ月熟成 無濾過・無清澄 
SO2:添加なし トータル:20mg未満
天然アルコール度数:11.5%


ナチュラルワインの先駆者、ピエール・オヴェルノワで名高いJura地方には、今続々と新しいナチュラルワインの生産者が登場しております。Juraはス
イス寄りのサヴァニャンやプールサールといったマイナーな品種の生産地としてのイメージが強いのですが、私にはブルゴーニュの隣というイメージの方が
強いのです。行かれた方はお分かりかと思いますが、ボーヌからシャブリに行く感覚の距離、ボーヌからボージョレに行くより近いかもしれません。気候・
土壌も共通点が沢山あり、私にとってはコート・ドールの次にシャルドネやピノノワールを醸造するなら!との思いが強いテロワールが存在する土地な
のです。
 Domaine Labetと聞けば「あ~あのワインね」と思い当たる方も沢山いらっしゃると思います。そうです、カテゴリーではナチュラルワインに位置付けさ
れるアラン・ラべさんのDomaineを思い出す方もいらっしゃると思います。そのアランさんの息子、ジュリアンが個人的に始めた別のドメーヌ『Domaine
Julien Labet』のワインをご紹介させて頂きます。
 19世紀からRotalier(ロタリエ)という村(ジュラ地方のやや南部)でワイン造りを行っている、地元では有名なLabet家の3代目がお父様のアラン・ラべ
氏。その息子さんで4代目がジュリアンです。どこの生産者も同じですが、ワイン造りだけで生計を立てられるようになったのは最近の話。色んな農業
を兼業しながらその中にブドウ栽培も入っていた古い時代から、いち早くLabet家ではワイン造りをしておりました。アラン氏の時代になり、所謂
Domaineと名乗れるワイナリーを設立、1974年の時でした。ですから時の人、オヴェルノワ氏よりも前からナチュラルワインを造っていたわけです。ヴァ
ン・ド・パイユやヴァン・ジョーヌが主流のJuraではスティルワインは軽視されがち。が、アラン氏はジュラの地質のポテンシャルを経験から知っていたの
で、あえて酸化させないスティルワインに拘りを持っておりました。スティルワインを造れば変わり者と言われた時代にです。周りが農薬や除草剤を使っ
ていても、彼は当時からそれらを一切使用しない、一貫したワイン哲学の持ち主。息子ジュリアンもお父様のコンセプトを引き継ぎ、子供の頃から帝
王学のようにきっちりと基本的にお父様からワイン造りの全てを学びました。そしてボーヌの醸造学部で勉強した後、マコンの醸造学部を出て、ブル
ゴーニュのラモネでワイン造りをしました。その後何とアフリカでもワイン造りを勉強しました。1997年に実家に戻り、Domaine Labetを手伝います。お父
様と同じChaiで働いていると、やはり100%自分の意見が通らないので、2003年から自分のドメーヌ、『DomaineJulienLabet』を立ち上げました。
ジュリアンはお父様のワイナリー、すなわちDomaine Labetと経営を分けた『Domaine Julien Labet』を立ち上げたのです。Domaine Julien Labetは
100%無農薬なのですが、2012年から少しずつビオディナミに切り替えております。そして2013年1月1日からお父様が完全引退なされ、Domaine
Labetでも責任者となり、2つのワイナリーをジュリアンが責任者としてきり盛りしております。フランスは権利関係が複雑です。妹さん弟さんも勿論ワイ
ナリーのお手伝いをしますが、それはお父様の会社を引き継いだジュリアンのスタッフとしてなので、ジュリアンの個人のDomaineは基本的に彼が1人で
切り盛りしております。
 ブルゴーニュで修業をしたジュリアンは畑の個性、すなわちテロワールを尊重します。Juraでスティルワインが造られるようになっても、まだまだ品種名
を記載するのが精一杯の風潮下、ジュリアンは限りなく畑の区画に拘ります。だから収穫・醸造が大変です。どのCuveeも1000本ちょっとという単位
になるので、生産量も限られるし、管理も大変です。基本的にSO2を使用しません(必要と判断した場合を除く)。醸造方法は至ってシンプル、手
で収穫後、天然酵母で発酵、プレスはストレスを避けるため非常にゆっくりと丁寧に圧搾、新樽は基本的に使用しません。
 1973年4月7日生まれ、これからどんどん精力的に美味しいワインを造ってくれる事間違いなし、久し振りに素晴らしい生産者と出会えました。百
聞は一見にしかず、まずは飲んで下さい。どれもこれも綺麗な純粋なワインばかりです。ワインをこよなく愛するジュリアンの心が澄んでいるから、出来
上がるワインなのかもしれません。
(新井順子)
Domaine Julien Labet
ジュラ地方
ドメーヌ・ジュリアン・ラベ
父から譲り受けた真っ直ぐなオーガニックスピリッツ
それぞれの畑の区画の個性を最大限に表現
品種×ジュラのテロワールが織り成す美しい旋律

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