ヤオ・ファタル(レグラッピーユ) 90G(キャトル・ヴァン・ディス・ジェ)2018年 750ML
90G(キャトル・ヴァン・ディス・ジェ)2018年です!!!
※販売に際してのご注意
こちら入荷量少ない割り当てワインとなりますので
御一人様1本限りでお願いいたします。
ヴォルテックス様が誇るオーヴェルニュの注目生産者
ヤオ・ファタル(レグラッピーユ)です。
二つの名義あるのは同じ蔵ですが事情があって二種類にわかれているとのこと
旦那さんの名義ヤオ・ファタルと
奥さんの名義レグラッピーユとなります。
いろんな大人の事情ありつつも
造られるワインは
収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加え
ず、限りなく
100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしております。
とのことで極ナチュラルなスタイルのワインです。
ラルブル・ブランやブノワ・ローゼンヴェルジェなどは霊妙感ありその踏み込んださらに奥深くに
何かあるそんなワイン多いですが
ヤオ・ファタル、レグラッピーユのワインは
もう少し明るさや親しみやすさあるスタイルと感じております。
まだすべてを飲めるわけじゃないのでそして毎ビンテージ進んでいるところもあると
思いますが
ただ今回キャトル・ヴァン・ディス・ジェ
サン・ヌフにフェ・マンなかなかに価格上がってきておりますね
でもワインってやはりある程度需要と供給の関係もあり
それだけでもないですが
まだまだ引き合い強いワインなのではと思います。
もともとの生産量も少ないようですし自然派ワインとしても特別な魅力あるワインと
なっているんでしょうね
価格上昇して中身が伴わなければ自ずと余ってくることとなるかと思いますので
この価格帯となってきてどう動いていくかですね
でもやはり欲しくなってしまう
この価格帯であればまだ欲しいそういった魅力あるワインでもあると思います。
今回ヤオ・ファタル&レグラッピーユからは
5種類
初め4種類かとおもっていたらシードル実は前回リリースのものと今回リリースのシードル
若干違いがあるようです。
ということで
5種類となります。
その中から前回飲めなかったヤオ・ファタルのシードル飲みました!
このシードルは価格的にも変わらずリリースとなっております。
二種類あるシードルですが
○シードルC.N.T2017年
これは以前リリースされた2016年の続きかと思いますが
約10種類のりんごを原料として造られるシードル
オーヴェルニュ産25%サルト産75%とのこと
今回こちら飲みました。
いやいや旨いシードルです。
自然派のシードル大好きなのは
ヴァンクゥールさんお取扱いのフォール・マネルのシードル
ここのシードルは価格も良心的でそのとろけるような美味しさ
滋味深さミネラル感などいつ飲んでもほんと美味しいシードルです。
そして今回ヤオ・ファタルのシードル
これもまた美味しい
ガスシュワシュワでももジュースのようなネクター的な液体
リンゴたっぷり感がすごいのですが
シードルらしい少しリンゴが酸化系の熟な感じありつつ
真逆のフレッシュ感これも青りんご系などシャキシャキ感あるシードル
旨味もやわらかくまったりとしてほどよい甘みとか感じ癒されながら
キレのあるフィニッシュへと進んでいく
アルコールも低めで約7%程度なのでグイグイ飲めちゃいますし
食中などでも面白いのではと思います。
そしてもう一つのシードル
こちら今回リリースのもので
ビンテージは同じ2017年で
エチケットなども一緒なので
同じものかと思ったら
エチケットの女性のデザインの手のあたりに
Aのマーク印字されております。
にじんでいるボトルもあるので微妙ですが
こちら
○シードルC.N.Tアヴロール2017年
ということで
リンゴの品種が違って
アヴロールというオーヴェルニュ産のリンゴ1種類で仕上げたシードルです。
この品種は小ぶりでしっかりとした酸味が特徴とのことで
それが生かされるシードルとなっているようです。
今回飲んだシードルよりもよりキレあり酸と旨味辛口仕上げで
生き生きとした表現ミネラル感もあるシードルとなっているようです!
以下インポーター様情報
<シードル・セー・エヌ・テ2017年>【2019年2月入荷】王冠
約10種のりんごを原料とし(オーヴェルニュ産25%、サルト産75%)粉砕後、5週間のマセラシオン。澱と共
に瓶熟させた後デゴルジュマン。
ややオレンジがかった濁りのある濃い黄色。グラスに注ぐと泡立ちが良く、すっと穏やかな表面に落ち着きま
す。ピリピリと持続性のある
細かい泡が爽やかな飲み心地へと誘い、熟したりんごやドライアップルのような凝縮感のある香りと新鮮なり
んごをかじったようなスッキリとした酸が
混ざり合います。日本のりんごのように甘み豊かな印象ではなく、海外の酸味がしっかりとしたこぶりなりん
ごのイメージです。
仄かな甘みが感じられるドライすぎない辛口の仕上がりで喉越しがよく、フルーティーさとキリッとしたりん
ご酸がバランス良く広がり、僅かに柑橘の
ピールのようなほろ苦さが感じられます。酸味のしっかりとしたクラフトビールのような雰囲気で、アルコー
ルも約7%で飲み心地が良いため
アペリティフなどに最適です。また、甘さが控えめで酸がしっかりと感じられることから、食中でも万能に対
応してくれます。
<シードル・セー・エヌ・テ・アヴロール2017年>【2019年7月入荷】
僅かに濁りのある濃い黄色。先日販売致しました同ヴィンテージのシードルは約10種のりんごを使用しており
ましたが、今回ご案内のアイテムはアヴロールというオーヴェルニュ産のりんご1種のみで造られています。こ
の品種は小ぶりでしっかりとした酸味が特徴で、その味わいや風味がそのまま生かされているような印象を受
けます。キレのある果実由来の酸と旨味があり、ドライすぎず飽きのこない辛口の仕上がりです。細かく弾ける
ような躍動感のある泡と必要最低限度の甘さと僅かに感じる鉄分のような風味、小ぶりでパリッとした若い洋
梨や海外のりんごらしい風味が口中で膨らみ、輪郭がくっきりとした爽やかな味わいです。
次は
ヤオ・ファタル&レグラッピーユ
中心となる
ガメイ・ドーヴェルニュの赤です!
三種類ですが
まずはこれ!
印象的なエチケットデザインの
○キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2018年
90Gと呼ばれるワインですね
この90Gのエチケット
初めて入荷の際は今回同様のこのアニメ系のデザインでした。
その後2015年、2016年とちょっと違ったデザインとなり
今回2018年・・・(2017年が抜けている)戻った感じ
しかも今回は王冠仕様で
赤微発泡となっているようです。
ガメイ・ドーヴェルニュの赤微発泡
今回飲めませんが
インポーター様情報では
そこまでガス強く内容でピリピリとしたガス感
すぐに消える程度とのことで
苺やフランボワーズなど新鮮な果実
グレナデンシロップを想わせる赤い果実など酸も綺麗に伸びるようなワイン
甘さや酸が瑞々しく心地よい飲み心地あるワインとなっているようです。
バランスもよさそうですが今後の熟成でどう成長していくかも楽しみなワインです。
次は
またガメイ・ドーヴェルニュですが
○サン・ヌフ2017年
109のエチケットですね
2016年のサン・ヌフ飲みましたがこちらまた一つ上の表現あるワイン
フェ・マンも以前飲んでおりますがそれよりも大人っぽく深みある
でも重いのではなく
すりおろしの果皮感ありオレンジピールなどそしてマンダリンとか
ちょっとした甘いニュアンスがありその後冷涼でやわらかな果実味
全房でのマセラシオン入ることでより細やかな複雑性と若いワインでも
熟成感につながるような若々しい枯れ感
不思議な言葉ですがそれが楽しめるんですね
素晴らしいワインでありました。
今回のサン・ヌフ2017年も
緻密な造り奥深い表現など楽しめる仕上がりとなっているようで
ぜひとも少し寝かせて楽しんでいただきたいワインです。
最後はガメイ・ドーヴェルニュって三つどれもガメイ・ドーヴェルニュですが
○フェ・マン2016年です。
以前飲んだのは2014年でしたがこちらも良かった。
すぐに広がるこのナチュラルワールド!
オーヴェルニュらしいどこか緊張感もありながらクリアーで紫、赤の果実が炸裂する感じ
これでもかとフレッシュプリプリなんですが
チャーミングなだけのワインではなく
ややガスをピリリと感じスィート&ドライで
そのへんの出し入れが絶妙に上手いですね
シンプルで伝えたいことがストレートに来るのですが
内容はシンプルすぎない足すものもあればひくものもある
グレナデン系のドライで軽やかな果実香でも嫌味なくカベルネ系のハーヴっぽさも
出てきていつまでも飲み続けられる感覚
スケール感あるようなワインではなくとも
霊妙感あるワインなんですね心地よくスムースに染み入るワインなんです。
と
よりソフトな質感繊細な表現ながrその中で出汁系の旨味や細やかなナチュラル感が炸裂するワイン
今回2016年も楽しみです!
以下インポーター様情報
<キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2018年>【2019年7月入荷】王冠
淡く明るいルビー色。僅かに舌にピリピリとしたクリスピーなガスが刺激し、すぐに消えていきます。収穫し
たばかりの葉が付いたままのような熟したイチゴやフランボワーズなどの新鮮な果実、グレナデンシロップを
想わせる凝縮した赤い果実が混ざり合うような香りが豊かに感じられます。熟した沢山の赤い果実が詰まった
ようなジューシー感と果実を頬張った時のような甘さ、そして綺麗な酸がみずみずしさを引き出すようにスッ
キリ感や軽快さを与え、甘酸っぱく飲み心地のよい仕上がりです。低い温度帯ではスッキリとした飲み口で締
まりが感じられ、温度が上がるにつれ果実の甘さや風味、ボリューム感が感じられます。温度帯を変えること
で1本を通して雰囲気の変化を感じて頂くのも楽しさの一つかもしれません。
<サン・ヌフ2017年>【2019年2月入荷】
鮮やかな明るい赤色。フランボワーズやさくらんぼなどの酸を持つ赤い果実ソースを想わせる凝縮した香りや
風味が感じられます。明るく品のある口当たりで、赤すぐりのようなキリッと締まりのある酸があり果実味を
押し上げ、緻密なエキス感がしっかりと感じられます。ほどよい甘さが舌に残り酸は飲み口を軽い印象へと導
き、凝縮した赤いベリーソースのような風味はほどけるように広がり長く口中に留まります。背筋がピンとし
て明るく澄んだ果実感は、この先の熟成によりエレガントな雰囲気を醸しだしていくことでしょう。
<フェ・マン2016年>【2018年1月入荷】
僅かにオレンジがかった軽い赤色。ソフトドライ苺やグレナデンなどの甘さを感じさせる赤い果実の香りが感
じられます。口中では熟成由来のドライイチジクやドライ苺などの凝縮した果実のニュアンスがありながら、
新鮮な赤い果実の風味も混ざり合います。アタックには香りに似た果実の甘さが馴染むように広がり、酸は穏
やかで口当たりは柔らかく果実感が多く感じられ、アフターにかけてバラのような華やかさや僅かなフュメ香
が感じられます。粒子の細かいタンニンがやや残り果実感を引き締め、やや重心が低く骨格も兼ね備えており
着地のしっかりとした落ち着いた雰囲気です。時間の経過で味わいは深まり甘さや果実香も増していきます。今
後の熟成でダシのような旨味が引き出されていくようなイメージが湧く味わいです。
以下2016年ご紹介文
ヤオ・ファタル(レグラッピーユ)
シードルC.N.T2016年です!!!
※販売に際してのご注意
こちら入荷量少ない割り当てワインとなりますので
御一人様1本限りでお願いいたします。
ヴォルテックス様よりご紹介のオーヴェルニュのヴァンナチュール
毎回数も少なく割り当てですが
それぞれのワインにたっぷりと魅力が詰まったワインで
もっともっとたくさんの方に飲んでもらいたい
そんな気持ち強くなるワインばかりですが
今回は・・・・なんと
シードルです!
リンゴで造るワインですね
たいていガスを残す微発泡てきなシードルですが
ヤオ・ファタルのシードル
めっちゃ気になりますね
入荷本数は本当に雀の涙ほどなのですが・・・飲んじゃいました。
最近こんな言葉ばっかりで年間試飲本数が恐ろしくて数えることできないのですが
二週間に一回の資源ごみの回収日
ワインの空きビン出すのが非常に重い・・・わけですね
でもワインは特に自然派ワインは
一期一会
ビンテージ変われば全然変わる事少なくないので
飲みたいと思った時が飲み時ということで
その様子です。
自然派の造りのシードルって最近お見かけするようになりましたが
まだまだ少ないですね
でもフォール・マネルはじめ素晴らしい魅力あるシードルございます。
しかもまだお手頃価格で楽しめるものもありますし
ガスのある微発泡ワインがほとんどですので
この暑い時期も爽快に楽しめちゃうシードル
夏ピッタリ!ではと思います。
ドライなタイプからドゥミセックなどやや甘みの残るものもあるシードルですが
今回ヤオ・ファタルのシードル
ドライでフレッシュなタイプ
グラスに注ぐと
明るいゴージャスなゴールドの色調
ややオレンジ加わるような感じ
香りリンゴフレッシュフレッシュ甘~い蜜
ほんのり酸化的なそしてシードルらしい酵母系の香りも心地よく
熟したリンゴも感じますが
飲むと
ドライ!!!
香りは甘めでも酸、新鮮シャキシャキでさらになんか鉄分感じる様な程よい苦味そして旨味が加わり
美味しい!爽快!です。
アルコールも7%程度とのことで軽やかに飲めますが何杯飲んでも
酸が気持ちよく締めて切れるのでいろんなところで飲むタイミングありそうなシードルです!
以下インポーター様情報
<シードル2016年>【2017年11月入荷】
オーヴェルニュ産の12種類のリンゴを原料とし粉砕後、5週間のマセラシオン。澱と共に瓶熟させた後デゴル
ジュマン。
吹き出すほどではありませんが、よく冷やしゆっくりと抜栓して頂くお勧め致します。
薄にごりの濃い黄色。ピリピリとした細かな泡立ちで持続性があります。軽く火を通したようなリンゴや蜜の
ような風味が豊かで、それに加え
レモンなどの柑橘の風味がやや混ざり合う、コクがありながらスッキリとした口当たりの味わいです。日本の
甘み豊かなリンゴとは違いパリッとして
酸味のしっかりとした海外のリンゴが思い浮かびます。数種のリンゴを使用していることで複雑さやエキス分
をしっかりと感じられますが、
アルコールが7%程度のため軽いタッチで、必要最低限度の甘みと新鮮なフルーツのを想わせるキリッとした
酸、細かなガスが飲み心地を良くし、
より旨味を引き立てます。酸がしっかりしているのでダレることがなく飽きのこない味わいで、食中でも充分
にお楽しみ頂けるちょっと贅沢で大人の
雰囲気が感じられる辛口の仕上がりです。
以下キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2015年ご紹介文
ヤオ・ファタル(レグラッピーユ)
キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2015年です!!!
ヴォルテックス様のオーヴェルニュ三銃士的な
オーヴェルニュの注目ヴァンナチュールです。
ワイン主要産地としては出てこない
オーヴェルニュですが
ことヴァンナチュールの世界では
重要な産地として知られることとなったオーヴェルニュ
その特徴ってどうなの?と改めて聞かれると
結局飲んだワインでしか判断できませんが
ブノワ・ローゼンヴェルジェ
ラルブル・ブラン
ラ・ボエム
フランソワ・デュム
ヴァンサン・トリコ
ピエール・ボージェと・・・・
名前を挙げるだけで涎が・・・
ですが
ナチュラル感とかテンション高めとかそういったものはそれぞれの生産者の
落としどころにもなるかと思いますが
それ以前のワインの風格というか
ちょっとナイーヴだったりシリアスさ
そんなちょっと気高いなにかDNAを感じるワイン多いようにも思えます。
ちょっと陰があって・・・奥深いワイン
中には親しみやすいスタイルのものもありますがその奥にはやはりそんなオーヴェルニュの
土壌や風土がさせる何かがあると思います。
そんなオーヴェルニュの注目ワイン
ヤオ・ファタル
今まではレグラッピーユという名前が前面にでておりましたが
ヤオ・ファタルとレグラッピーユと同じ蔵ですが
御主人のマニュエル名義のものをヤオ・ファタルで
奥さん名義のものをレグラッピーユでリリースするようです。
今回の二種類は
ヤオ・ファタル名義のものになります。
そしていつもように極少量割り当てのワインで
今回は未テイスティングとなります。
今回ご紹介は二種類で
一つは
キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2015年赤
ガメイ・ボージョレとガメイ・ドーヴェルニュで造られる赤
ガメイドーヴェルニュのほうはなんと樹齢80年とのことでかなりの古樹ですね
もう一つのご紹介の
アッシュ・テは以前飲んだですが
ガメイ・ドーヴェルニュで造られる赤
オーヴェルニュらしい骨格やミネラル感キリッとしたとこと小気味よさありながらも
非常に柔らかな質感の果実味
親しみやすくチェリーなどの赤果実が綺麗にそしてちょっとした品があり
染み入るワインでした
今回2015年もそのへんバランスよく楽しめる親しみやすい赤のようです。
キャトル・ヴァン・ディス・ジェのほうは
全房でマセラシオンそして小樽熟成
古樹のポテンシャルに相対するようによりワインに深い彫りや深みを与える
造りのようでその分複雑性あり
若々しい生きた表現とスムースな飲み心地はありながらも
深みあるワインとなっているようです。
今回飲めずに残念ですが
一人でも多くの方がヤオ・ファタルのワイン楽しめますこと祈りつつ
各キュヴェ御一人様1本限りで
お願いいたします。
以下インポーター様情報
<アッシュ・テ2015年/ヤオ・ファタル>【2017年1月入荷】
玄武岩土壌の樹齢約70歳のガメイ・ドーヴェルニュ。手除梗の後に2日ごとにピジャージュしながら8週間のマ
セラシオン、プレスの後に小樽で熟成。
中程度の明るい赤色。チェリーのコンポート、グレナデンシロップなど想わせる熟した赤い果実の香りが感じ
られます。
色合いの割に凝縮した果実の風味が豊かに口中に広がりますが、軽やかで瑞々しく流れるようにスムーズなタ
ッチで軽快な口当たりです。
酸は芯がありながら果実味とのまとまりが良く穏やかに感じられ、果実のチャーミングさを引き出してくれて
いるようです。
2014年ヴィンテージに比べ果実味富んだ印象でエキスがしっかりと感じられ、若さはありながらも弾けすぎ
ず、仄かな甘み、余韻に残る
熟した果実の風味を長く感じられます。時間の経過で赤い果実の風味に黒系果実の風味が混ざり合うような印
象へと変化し、僅かにバニラの
ような甘い香りも感じられ、味わい香りなど膨らみが増していきます。
<キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2015年/ヤオ・ファタル>【2017年1月入荷】
ピュイ・ド・ドームが過去に水蒸気爆発を起こした際に形成されたペペリット土壌。
樹齢約25歳のガメイ・ボージョレと約80歳のガメイ・ドーヴェルニュ。全房で5週間のマセラシオンを経てプ
レス、その後に小樽熟成。
鮮やかで濃いルビー色。ブルーベリーやカシス、フランボワーズやザクロなど赤黒系の小さな果実の香りで凝
縮した印象です。
舌先にピリッとした細かなガスが一瞬あたりフレッシュさを感じさせ、若々しい果実の風味は明るい印象を与
えます。それでいて
果実のエキスがしっかりと抽出された様子が伺える味わいで、酸は香りに感じられるフルーツに似て風味をバ
ランス良く感じさせてくれます。
アタックの甘みはほどよく、果実味とバランスの良い酸、繊細なタンニンが一体となり果実味は豊かで円のよ
うに丸く膨らむように
広がります。スムーズな飲み心地でアフターには凝縮した果実の風味が長く残り、チャーミングさとエレガン
トさを兼ね備えた1本です。
以下2014年ご紹介文
レグラッピーユ
キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2014年です!
オーヴェルニュの注目の造り手がまた日本へと届けられました。
新星とかいうほど凄いワインではなく
でもこのほっこり感とか
手造り感がまったくもってうれしいワイン
オーヴェルニュのヴァンナチュールなんですね
今回日本への入荷量も極僅か
その中さらに注目集まりますので当店入荷はさらにさらに雀の涙ほど
でも新しい造り手さんですので
やはり飲んでみなくては!ということで
数少ない中ですが
フェ・マン2014年飲みました。
ヴォルテックスさんのほうでも
2015年8月、11月に入荷したもの
やや平坦な印象だったために約一年寝かせて造り手の色が出てきたとのことで
2016年8月ころにリリースとなり
当店でまた半年ほど待ってのご紹介です。
今回フェ・マン飲んで感じたのがやはり極ナチュラルなのはそうなのですが
表現にすごく繊細なものあるワインであるということ
よって長旅で日本に来た際はそのへんの輪郭がぼやけて平坦なものとなっていたのではと
思いますし
逆にこういったワイン少し待つことで繊細な表現が細やかな表現が生きてくることで
本来の魅力楽しめるワインとなるのではと思います。
そして今回のフェ・マン2014年ですが
また一つオーヴェルニュの注目すべきヴァンナチュール見つかったと
そんな気がいたします。
ただ・・・ただ本当に生産量が少ないのか
極少量
そんな中飲んだフェ・マン2014年
エチケットの情報など無いようでしたのでわからないのですが
何かメッセージ性を含んだもののようで
でも今回当店には4種類のワイン入荷ですが
統一性のあるものでもないかな
記号のような感じのエチケットもあれば
フェ・マンのような何か訴えたいものがあるようで
90Gのような・・・・こ・これは!?といったものもあり
とりあえず今のところ謎です
今後何か情報あるようでしたら確認してみたいです。
フェ・マン2014年
開けたて少し還元ありながらも苦にならない程度で
その後すぐに広がるこのナチュラルワールド!
オーヴェルニュらしいどこか緊張感もありながらクリアーで紫、赤の果実が炸裂する感じ
これでもかとフレッシュプリプリなんですが
チャーミングなだけのワインではなく
ややガスをピリリと感じスィート&ドライで
そのへんの出し入れが絶妙に上手いですね
シンプルで伝えたいことがストレートに来るのですが
内容はシンプルすぎない足すものもあればひくものもある
グレナデン系のドライで軽やかな果実香でも嫌味なくカベルネ系のハーヴっぽさも
出てきていつまでも飲み続けられる感覚
スケール感あるようなワインではなくとも
霊妙感あるワインなんですね心地よくスムースに染み入るワインなんです。
まだまだ歴史の浅いレグラッピーユ
2013年から始まったばかりでこんなナチュラルワインできるのですね
でもそこに至るまでにこのオーヴェルニュのワインに魅かれるようになり
その中でオーヴェルニュの畑との出会いがあったようです。
今後さらに素晴らしいワイン生み出していくと予想できる注目の造り手です。
今回入荷のワイン
レグラッピーユ
●フェ・マン2014年赤
葡萄品種
ガメイ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、シラー、ピノ・ノワール
SO2無添加
樹齢約15歳で5種のブドウを使用しています。半分のブドウはダイレクトプレス、残りは除梗し1ヶ月間タンク
でマセラシオンをし、
プレスの後小樽熟成しカベルネ由来の少し青い
ハーブのようなニュアンスがアクセントとなり、今回ご案内の中では一番香りの要素に複雑さがあります。
軽く滑らかな口当たりで、ジューシーな果実味と優しい甘みで柔らかさを感じます。
たっぷりとした果実味の中心に酸を感じ、骨格や芯がしっかりとしています。
充分に満足感を感じられる味わいで、あと数年先もより楽しみが湧く印象です。
●キャトル・ヴァン・ディス・ジェ2014年赤
葡萄品種 ガメイ
SO2無添加
2014年10月初旬に収穫した樹齢約25~80歳のガメイ。半分のブドウはダイレクトプレス、残りは除梗し1ヶ
月間タンクでマセラシオンをし、
プレスの後小樽熟成しています。
中程度の落ち着きのある赤色で、酸のあるフランボワーズやブルーベリーなどの果実を、コンフィチュールの
ように凝縮した風味で
仄かに甘く薫る果実の香りです。今回ご案内の中では一番果実の香りが豊かに感じられ、チャーミングな印象
を受けます。ピリピリと
舌先を刺激するガスがあり、果実味と甘み、酸とボリューム感を順を追って感じます。鼻腔に抜ける香りに白
胡椒などのスパイス感が
豊かな果実香に爽やかさを与えてくれます。
●アッシュ・テ2013年
葡萄品種 ガメイ・ドーヴェルニュ
SO2無添加
2014年10月中旬に収穫した樹齢約60年のガメイ・ドーヴェルニュ。手除梗し6週間マセラシオンをしていま
す。
やや濃い目の鮮やかな赤色で、今回ご案内の中で一番軽快で溌剌としたスタイルです。酸のあるブルーベリー
などの黒系果実と
グレナデンなどの香りで、香りからも若々しい印象を受けます。小さな赤黒系の果実がたっぷりと散りばめら
れたベリータルト
を想像させるような可愛らしさに、白胡椒などの爽やかなスパイス感がアクセントになっています。甘酸っぱ
く軽快な飲み心地ながら、
舌に細かく感じる僅かにドライなタンニンが少し残ることで締りを良くし、赤ワインとしての主張が感じられ
ます。
●ソルティエ・ヌ・ヴァン2014年
葡萄品種 シャルドネ60%、ガメイ10%、他シュナン・ブラン、ピノ・グリ、
ソーヴィニョン・グリ、プティ・マンサン、ヴィオニエ
SO2無添加
2014年9月末と10月末に収穫した3つの小さな区画の葡萄(樹齢約15歳)をアッサンブラージュ。
ガメイ以外の一番熟した葡萄はマセラシオンしており、その中にガメイのダイレクトプレスが入っている事で
やや糖度が上がっています。バトナージュなしでフィルターはかけておりません。
やや濃い目の黄色で、王冠で止めておりますがガスは舌先に軽く当たる程度です。蜜のあるリンゴや洋梨、パ
イナップル
などの果実が淡く薫ります。円く優しい香りに僅かに感じられるカラメルのような香ばしさがアクセントにな
っています。
もぎたて果実から湧き出るようなジューシーさがあり、とても瑞々しく滑らかに喉を流れます。いつの間にか
体に馴染んで
いる印象ながら、口中にはたっぷりの旨味、舌には仄かな甘みと果実味を残し存在感を感じられる1本です。
以上今回ご紹介の四種類です。
すべてSO2無添加仕上げ
以下インポーター様情報
<レグラッピーユ>
マニュエル・デュモラは、18歳の頃に通っていた農業学校で知り合った友人の実家がワインを造っていたこと
から、
家へ遊びに行ったりしているうちに関心を抱きました。更に、彼自身はワイン生産者の家系の出ではありませ
んが、
何代にもわたって果樹園を営む家に生まれただけではなく、牛や鳥などの動物も飼い堆肥も作っていたため有
機栽培が
当然といった環境で育っています。そのため、かなり若いうちから自然栽培、ビオやビオディナミによるブド
ウ栽培に
興味があり多くの生産者を訪問、彼らのワインも30年間にわたり飲み続けています。その蓄積によって、全て
の作業は
納得できるブドウを収穫するためにあるべきで、ただ畑を耕し堆肥を投入するといった単純作業では決してな
く、畑の
状態を注意深く確認しながら行はなければならないと考えております。
妻のカトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリッ
ク・ブージュ
(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されまし
た。
その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなど
の名だたる
生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていまし
た。
マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の
家から
遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。収穫の指揮は、少しでも傷んだブ
ドウを
迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮しています。
二人は、ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力しています。具体的には、畑を耕す場合は馬で
必要最低限に
留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッ
センシャル
オイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こ
うして栽培から
収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加え
ず、限りなく
100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしております。
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ナタリーノ・デル・プレーテ ビアンコ・ナタリーノ2023年 750ML
ヴィナイオータ様よりプーリア州のヴァンナチュール!今回はリッター瓶のコスパワイン!そしてアレアーティコで造るミステリアスな魅力に引き込まれる赤!そして程よいフルーツ感まったり寄り添う白!
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ピエール=オリヴィエ・ボノム VdFソーヴィニヨン2023年 750ML
ピュズラから受け継いだトゥーレーヌ・ソーヴィニヨン 現在はヴァン・ド・フランスとしてのリリースでも変わらぬ素晴らしさあるソーヴィニヨン!2023年も万全!溌剌としてフレッシュ感にシャープなミネラル感も生きるワイン!さらに今後の成長楽しみなエキスも内包されるワイン!
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ガイヤーホフ グリューナー・ヴェルトリーナー ホーハーライン2022年 750ML
オーストリアの個性あり手ごろな価格!涼やかでクリーンな仕上がりのグリューナー・ヴェルトリーナー!妙になじむエキス感ありすいすい楽しめちゃう魅力あります。
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クリストフ・リンデンラーヴ イリス2020年 500ML マセラシオン
畑も人もすべての事象が大きな円を描くように そう願う造り手リンデンラーヴのアルザスワイン 毎回期待にしっかりと応えるナチュラルワインです。今回は特別キュヴェとなるマセラシオンワイン登場です!
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ドメーヌ・カバン ル・プティ・キフ2023年 750ML ロゼ
不思議な繋がりでもそれも運命的な出会いだったのかと思う新たな造り手登場!どこまでも澄んでチャーミングで染み入る旨味あるワインです!そして二回目のリリース一段上の絶妙な細やかな複雑性もあり成長感じるワインです!
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ドメーヌ・カバン ピアノ・ピアノ2023年 750ML
不思議な繋がりでもそれも運命的な出会いだったのかと思う新たな造り手登場!どこまでも澄んでチャーミングで染み入る旨味あるワインです!そして二回目のリリース一段上の絶妙な細やかな複雑性もあり成長感じるワインです!
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