自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ラディコン ヤーコット2008年 1000ML

6,977円(税634円)

定価 8,140円(税740円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ラディコン
ヤーコット2008年 1000MLです!!!

待望のラディコンです!
毎回そういったこと言っているそんな気がいたしますが
現実にそうなんです
今では当たり前に浸透したオレンジワインと呼ばれる
醸し系のワイン
昔はなかなか受け入れていただけなかったワインでありながらも
それを信じて造り続け
それが全世界に受け入れられる世の中になったんですね
自然派ワインが広く受け入れられるようになったこともありますが
それ以上にやはりその信念あるワイン
長期熟成を経てその魅力にふれるようになり
感動が広がっているのではと思います。

そんなラディコンのワインが入荷です!
今回はたくさんの種類ですが
それぞれ毎回そうですが少量ずつの入荷です。
白では
ヤーコット2008年
1リッター&500ML
オスラーヴィエ2002年1リッター
オスラーヴィエ2008年1リッター
オスラーヴィエ2008年500ML
リボッラジャッラ2002年500ML
リボッラジャッラ2008年1リッター
リボッラジャッラ2008年500ML
そして
サシャの造る
ピノグリージョ2015年

スラトニック2015年
さらには
フリウーリ赤として注目の
メルロー2001年&2005年
そしてモードリ2004年500ML
さらにさらに
凄い人気のラディコングラス極少量です!

ということで今回ですが
数も少ない中ですが赤、白で飲まさせていただきました。

白はやはり今回初リリースの2008年
そのキャラクターを少しでも感じたいと思いつつ飲みましたが
まず2008年ですが
事前の情報では2008年は多雨な年・・・
となると・・・薄いの?とか酸味?みたいな
ネガティヴな想像されるかたおられるかと思いますが
ラディコンにあってそれらを心配する必要はないというか
現在他の生産者もブルゴーニュなども良く言われることですが
優良生産者になればビンテージが厳しいときはそれに合わせた造りや選果
もちろんその年その年のキャラクターはありますが
その中で良さが見出されるそう思います。
今回飲んだオスラーヴィエ2008年
オリもけっこうありますが色は鮮やかであり
オレンジ系よりもまだ赤系の濃いめですね
香りいつものカラメル調のものが立ち上がり
その後まろやかな果実感熟したニュアンスよりも
ミネラル感がキリッと浮き上がる若干のスパイシー感とともに
少し枯れたニュアンス
ややシリアスな表現力が08現在はありでもエキスのゆったり感などは
ラディコンらしさありますね
ここからさらに熟成していくことでよりとろみある果実感など出てきて08らしいミネラル感などと
どう成長していくか非常に楽しみ
やはり旨いラディコンです!

そして赤は・・・
今回ヴィナイオータ社長様の言葉に引き込まれ
2001年メルロー
飲んでしまいました。
凄い凄いと言われる01メルロー

”01は凛とした抑制の利いた美しさのあるワイン。90年代のアッコマッソ(先日開けた99年ロッケッテは凄かった…)や90年代前半のソルデーラのような一見クール、でも中身は激熱な、それこそ偉大としか表現のしようがないワイン。”

こう言われては飲まないわけにはいかないわけです。
グラスに注ぐと
細かいオリがあり
色はエッジのほうはブランデー色に近いものあり熟成を感じます。
ただ中頃はまだまだエネルギー蓄える液体であるように思えます。
香りがもう素晴らしい状態ですね
チョコレート、ブランデー、ラムレーズン
フワ~っとそれらが広がり果実の熟した甘いニュアンス
調和して柔らかく伸びのある香り
とにかく上質で
口中に進んでもその流れのもと
口中でも味わいの強弱がありながらも一貫したゆったりとした流れの中にある
口中でそして体へとエキスがとろけだし流れゆく
ガツンとした重さなどはすでに無く円熟の状態へと差し掛かり
でもまだネットリとした充実感と余裕が感じられる液体
優しく大きさありスケール感あるメルロー
熱い表現だけでなく冷涼感もありバランスもあるので
飲み進めるにあたり無理がない破たんが無い
高いレベルで調和そして持続のあるワイン
メルロー2001年さすがです。

それぞれ数も少ないのですが
ぜひご検討いただきたいラディコンです。

今回ご紹介のラディコン
インポーター様情報過去の飲んだ情報などなど

○ヤーコット2008年 1リッター瓶
○ヤーコット2008年 500ML

○オスラーヴィエ2008年 1リッター瓶
○オスラーヴィエ2008年 500ML

○リボッラジャッラ2008年 1リッター瓶
○リボッラジャッラ2008年 500ML

リボッラ&オスラーヴィエ&ヤーコット2008(500ml&1リットル):2006、2007と熱量のある年から一転、2008年は多雨な年。まだやんちゃさが残る06&07と比べるとすでに大人な感じで、02や05など近年の雨がちなヴィンテージのワインと比べても、08はよりエレガントでピュアな気が。危険すぎる飲み心地のワイン。
とのことで
今回飲んだオスラーヴィエ08の感じ
ラディコンワインでもミネラリィで多雨な年だったからこそ浮き上がる美しさやシュールな表現
ただ熟成でさらに彫り深く旨味が丸み帯びていくのではと思います。

○オスラーヴィエ2002年 1リッター瓶

○リボッラジャッラ2002年 500ML

両ワインですがラディコンの2002年はなかなかやんちゃなワインだったようで
ヴィナイオータ社長も途中疑心暗鬼になった時期もあるビンテージ
だが前回リリースの2002年
その不安定な時期を超えて素晴らしいワインへと成長しました。
見事に熟成して調和や深い旨味丸みを備えた02でした。

○ピノグリージョ2015年

○スラトニック2015年

スラトニック&ピノ グリージョ2015:1週間程度の醸し醗酵を施した白ワイン。スラトニックはシャルドネ、ソーヴィニョンの混醸。天候に恵まれた2015年ですので、天真爛漫な雰囲気のあるワインとなっています。
とのことです。
サシャの考えのもと造られた醸しが少し軽めでその分若い段階でも楽しめるワインと造ることをコンセプトに
造られたピノグリージョとスラトニック
軽やかにザクザク飲めるラディコンとして定着し大人気のワインですね
2015年天真爛漫な雰囲気ある仕上がりとのことで
楽しみなワインです。

○メルロー2001年
○メルロー2005年

今回飲んだ2001年はさすがの仕上がり
太田社長も太鼓判の01は官能的なメルローの代表的なワインの一つと呼べる域に達していると思います。
反面05は
価格も手ごろで
05のラディコンのワインの中で、最も強さを備えているのがこのメルローだと思います。可愛らしさと親しみやすさを備えたワインとのことで
早い段階で楽しめるのではと思います。

○モードリ2004年
ピノネーロで造られる赤として
03注目のワインとしてリリースされたモードリ
その次の04です。
メルローとはまた違ったピノネーロらしいしっとりと美しい表現のあるモードリ
今回も期待です。

○ビッキエーレ(ラディコングラス)2脚セット

今回も少量入荷ですが
今回も販売条件つけさせていただきます。
御一人様1セット限り
ラディコンのワイン最低でも1本
できれば2本以上お買い上げのお客様のみのご購入とさせていただきます。

以上となります。


以下2007年ご紹介文
ラディコン
ヤーコット2007年 500MLです!

以前よりも確実に品薄になっているラディコン
イタリアにおけるオレンジワインの開祖的な存在とも言われますが
注目度はどんどん高くなっていると思います。

先日も福島県内会津のお客様で
オレンジワインってありますか?とご来店いただくお客様おりました。
以前にも地元浅川町内のお客様でオレンジワインってなんですか?と
その時は
オレンジワインと呼ばれるワインの作り方
ワインの味わいの特徴などお伝えしましたが
その後ワイナートでも特集組まれるようになり
その中で知ったことは
オレンジワインは
ナチュラルなワインを突き詰めた結果であるとの事実!
グラヴネルやジャン・フランコ・ソルデーラなどなど重鎮との話の中で
酸化防止剤無添加で仕上がるワインのために
安定させるタンニンを白ワインにも抽出する
その流れで生まれたとか
できるだけナチュラルなワインを目指した結果として
今日のオレンジワインというものが生まれたわけですね
でもそのワインが当たり前のものとして受け入れられるまでには
長い年月かかったのですね
そして今!
リリースとともに完売するほどに
人気のワインとなったわけであります。
昨今始まったブーム的なオレンジワインとは
全く違い筋金入りのオレンジワインなわけであります。

そんなラディコンのワイン
そのスタイルには醸しを長期にわたり施すことで
重厚なワインとなりそれゆえに長期の熟成が必要となるわけですが
それゆえの今回リリースのワインでも
2002年やそれ以前のものも存在すると
まさに次元の違った世界のワインです

そんなラディコン
今回ご紹介のワインです。

○スラトニック2014年 750ML
○ピノグリージョ2014年 750ML

スタンコ・ラディコンの息子さんサシャの考えで造られるワイン
醸し期間を短くすることで
より軽やかなオレンジスタイルのワイン
2014年は生産量も少なく割り当ても少なく・・・
味わいはザクザクとのことで早めでも楽しく飲めるワインのようです。
そして価格もお手頃で特に人気のワイン
入荷数も限られており御一人様1本限りでお願いいたします。

○オスラーヴィエ2002年 500ML

2003と共にオータをウルトラ疑心暗鬼にさせたラディコンの2002の白…雨がちな年だったので非常に線の細いワインでして、スタンコにも「これって早々にボトリングしたほうがいいんじゃない?」と何度も言ったのですが、「いやいや、まだタンニンが落ち着いてない(硬い)からダメだ。」とスタンコ…。リリースされたワインを飲んでは心の中で、「お歳の割には老けすぎてない?」と思っていたのですが、忘れたころ(4―5年後くらい?)に開けたら果実味全開で何のストレスもかからない恐ろしくスムーズな飲み心地のワインに…つまりある種の還元状態だったんです…。2002と2003が美しく変貌する姿を見てからというもの、一度信じた造り手のことを疑うのはやめようとオータは心に固く誓ったのでした…。前回入荷の各種バックヴィンテージワインよりも更にセラー奥にあったこのワイン、とりあえず半量を持ってきました。是非ともビックリしちゃってください。
とのことで
そう今回驚くために飲みました!

2003年も飲んで驚いたのですが
まさにナチュラルワインは年数とともに
真へと向かう飲み物
何も余計なもの加えていないがゆえに難しい状態の時があっても
時とともに本来持つ姿へと自然な姿へと戻っていく
そんな気がいたします。
濃密なオレンジの液体これだけの年数経過していながら
いや経過しているからこそのこの色あいなのか・・・
不思議と吸い込まれる液体ですね
飴色の液体に喜びを感じるようになってきている自分がいて
でもクリアーの部分もあるんです。
広がるGFのようなオキシ系のアルコール感もあり杏、飴っぽい甘いニュアンス
トロリと垂れる蜜ドライフルーツが存在して
そのまま口中へと
この優しさ抱かれるボリューム感
非常にやさしく枯れた感じもあるのですがまだまだ
生命力に満ちたワインであります。
20年とかは平気に熟成するラディコンのワインなんですね
飲んでいて安心とかストレスがほどけていく感あるラディコンのワイン
いいんです。

○リボッラジャッラ2007年 500ML
○オスラーヴィエ2007年 500ML
○ヤーコット2007年 500ML

この三種類は良年07らしくすでに愛想ふりまく良い状態とのことで
よりパワフルさもあると思いますが
すぐ美味しいすごく美味しい!だそうです。

○リボッラジャッラ2003年 500ML

密かに今最高なラディコンワインとおもっている03
オスラーヴィエもそうですが03の丸み奥深い濃密感あるエキス
素晴らしく美味しく引き込まれるワインであり
オレンジワインの魅力が存分に楽しめるワインであると思います。

○オスラーヴィエ フオーリ・ダル・テンポ2001年 750ML
ラディコン最強のワインと言える
白トップキュヴェですね
2000年を初めて飲んだ時は震える様な感動あり
その後3回は最低飲んでおりますが
そのたびにニュアンスが変わりでもどれも素晴らしい表現力
リゼルヴァらしい最高のポテンシャルが秘めたそしてそれに見合う熟成を経た
最高のワインですね
ちなみに2001年最後の最後の入荷となります。

○オスラーヴィエ1998年 750ML

色はいかついですが、開いてきた時の香りと味わいは至ってキュート。
とのことで
前回も2000年以前のラディコン貴重なワイン入荷しましたが
このへんになるとラディコンのオレンジワインでも
枯れた下り坂の魅力が感じられるワインとなっていきます。
より力は抜けそれに伴い奥の魅力が少しずつ顔を出し
繊細性がましていくこちらも期待のワインです。

○ビッキエーレ2脚セット

今回も極少量割り当てです。
こちら申し訳ありませんが御一人様1セット限り
そしてラディコンのワイン1本かできれば2本以上ご検討いただけますよう
よろしくお願いいたします。


以下ヤーコット2006年ご紹介文
ラディコンです!!!

2016年9月10日
偉大な造り手
偉大なというかなんかもっと温かいそんな存在を失ったそんな言葉が
正しいようなきがいたします。
ネット上で検索すると
ヴィナイオータ社長のスタンコ・ラディコンへの想いが
熱く語られております。
ぜひご一読を

ということで
その文中ヴィナイオータ社長でさえ
”スタンコという人物の歴史的価値、意味のようなものに気付いたのがここ数年である”
とおっしゃっております。
そうなると私などは
スポット的にお付き合いした程度大きなものを感じることも語ることもできません。

でもここ数年ですねラディコンのワインほんと美味しいなと感じるようになったのは
それで今回の件
もちろん残念な気持ちもありますがこれだけの影響を与えそして新たな時代を作り出した
幸福をもって天に召されたのではと思います。

偉大なワインは畑で生まれるという自明なこと

ワインはヒトが“作る(make)”ものではなく、酵母を始めとした微生物たち、“自然”の一部が“造る”もので、ヒトはそのダイナミックにして繊細な過程のアシスタント程度の役割しかないこと

この言葉
日本における人の死について今の医療現場などで
ちょっともやもやしていたことなのですが
日本では延命治療はあたりまえのことで本人は望む望まない関係なく当たり前のものとなっていると
考えます。
できるだけ長生き当たり前かもしれませんが
多くの管が入り栄養が直接流し込まれ話すこともできず感情もあらわにできずに長生きすることに
疑問を持ちます。
欧米では寝たきりの老人はほとんどいないと言われるようで
無駄な延命治療は逆に老人虐待との話もあるようで
つまり寝たきりになる前にお亡くなりになるケースが多いようです。
今の医療の問題
今回のスタンコ・ラディコンのワイン造りそしてワインを通して自然のありかた
そして死が今回の私自身の問題とクロスすることがあり
考えさせられることとなりました。

嫁とも話しておりますが延命治療はせずに
あるがままの死を受け入れたいなと
そして母ともそういった話を自身の希望を早めに聞いておきたいなと思いました。
人間がラディコンのワインのごとく
尊厳のある最後を迎えられるそんな時代がくること祈っております。

ということで若干話それたような気がいたしますが
私が関わりあうラディコンのワインとの先にあった話であり
考えさせられたことでもあります。

そして今回そんなラディコンから
凄いワインが入荷しました!

出来れば全部扱いたかったほどですが
当店の経営的な問題などもあり
今回入荷ワインです。

○ヤーコット2006年 500ML

再入荷ワイン
今回再入荷に伴いテイスティングいたしました!
ラディコンの醸しワインオスラーヴィエ、リボッラジャッラそして三本柱の一つ
ヤーコット2006年 500ML
2006年ということでラディコンの時のながれからすればまだまだ若いワイン
開けたて茶色より黒さ飴色けっこう強め
オリもかなりあります。
でもこの色は不思議と数日後より軽やかな透明感ある色へ進んだようで不思議です。
香りカラメル系ありますが丸みもほどよく出てきておりますが
甘い感じは抑え目でドライさほどよく枯れた感じも出始めております。
オレンジピールなどダークでビターなニュアンスあり
タンニンがまだしっかりと存在感あるようで
少し固めなところもありますが
このワインやはり生命力あり数日というか
1月22日抜栓で1月30日でもほわ~っとそして透明感と真っ直ぐなミネラルが心地よい感じで
飲めてしまうんですね
素晴らしい!

○オスラーヴィエ2000年 750ML

こちらは偉大な2000年のあのワイン
フオーリ・ダル・テンポ オスラーヴィエ・リゼルヴァ2000年ですね
あのワインのセカンド的なワイン
といっても暑い年の2000年のオスラーヴィエ かなりの熱量圧倒的な果実味まだまだ健在なワインのようです。

○オスラーヴィエ2003年 500ML

こちらも再入荷のワイン 前回入荷時は大好評ですぐ完売してしまいました。
03も暑い年ですねそのまろやかでジューシーな果実味がそのまんまふわ~っと楽しめるワインで
試飲会でこのワイン飲みましたがもうとろけるような感覚
甘いニュアンスもしっかりと感じることできたワインでした。

○オスラーヴィエ2001年フオーリ・ダル・テンポ 750ML

来ました!こちらも再入荷ですが時の超越という名の最強ラディコン!
この圧倒的な存在感深み複雑性 ラディコンの集大成とも言うべきワインではと
思います。

○ピノグリージョ2013年 750ML

○スラトニック2013年 750ML
こちらも再入荷
息子サシャの考えで生まれたより醸しを短くして軽やかなスタイルのラディコンワイン
価格も手ごろでかなり人気ワインとなっているピノグリージョ&スラトニック(シャルドネ&ソーヴィニヨン)です。

●メルロー1999年 1000ML

ここいらへんからとんでもないワイン出始めるのですが
というかフオーリ・ダル・テンポでも十分凄いのですが
メルロー1999年です!1リッター瓶
私が初めてラディコンのワインと出会ったのがメルロー2000年
イタリアに凄いメルローがある!と聞いてそれがラディコンのものでした
白ワインが最近は目立ちますが赤特にメルローは
普遍的な美味しさそして素晴らしい完成度に深み
誰にでも楽しんでいただけるそんな雰囲気あるワインでありました。
果実味の肉厚でふっくらそして柔らかいだけでなくタイトな締まりも魅せるワインで
伸びのある美しさ何よりその先に待つ妖艶でリキュール様のエキス感素晴らしかったです。
そんな偉大なメルローその1999年1リッター瓶
今後出ることは無いのではと思います。

○リボッラジャッラ1999年 750ML

恐らくですが、今回届いた白の中で最も力を開放しきれていないワイン&ヴィンテージはこれなのではないでしょうか。17年という時が経っているにもかかわらず…凄いと思いませんか?ムレチニックのシャルドネ99とかもそうなのですが、まだ澄み切っていないというか、もっとピュアになれそうな気がするというか…。今後どう変貌していくのかが僕でも全く想像できないミステリアスなワインです。

というご紹介で来たワインですが
1999年にしてまだ・・・まだ先があるとのことで、でもそう簡単に飲めないワインですね
ただ飲むタイミングはやはりもっと先にとっておきたいそんな状態でもあるようです。

○オスラーヴィエ・リゼルヴァ1998年 750ML

あれ、これって酸化してるんじゃない?って香りから始まることがありますが、ご心配なく。試しにグラスをブンブン振り回して、これでもかっ!てくらいワインを空気に触れさせてあげてください。18年前のワインとは思えないほどに若々しくトロピカルな果実の香りが出てくるはずです。つまり酸化ではなく、還元しているんです!キュートさ、エレガントさという点では、他のワインよりも頭一つ抜け出ている気がします。

このへんになるともはや私の言葉や想像絶しておりますのでインポーター様情報です
ラディコンの始まりのころのワインとなるようですね

○オスラーヴィエ・リゼルヴァ イヴァーナ1997年 750ML

1997年生まれのラディコン家の末娘イヴァーナの名を冠したリゼルヴァ。僕がフリウリを訪ねた際は必ずみんなで集まって食事会が開かれるのですが、このワインがオフィシャルにリリースされる遥か以前、そういった会にはほぼ必ずスタンコはこのワインを持ってきていました。リボッラのリゼルヴァ イヴァーナのほうは、当初から素晴らしい将来を予見させる味わいがあったのですが、オスラーヴィエはまあまあ気合の入ったやんちゃぶりで…。その揮発酸の高さから、ラ カステッラーダのニーコやダーリオ プリンチッチからは“お酢”呼ばわりをされていたこのワインなのですが、あっ!!!っと驚くような美人さんに成長しました。

 1995年にバリックの横部分に穴を開け、それを縦置きにしたものを醗酵槽としてリボッラ ジャッラに対して実験的に醸し醗酵を始め、96年は雹害で生産量はほとんどない状態なのでカウントされず…ということですと、1997年ヴィンテージ以降からラディコンは醸した白を世に出し始めた、ということになるのかと。醸す前の時点で、グラヴナーと共にこの地域の偉大な白ワインの造り手としての名声を獲得していましたから、彼らのラディカル&ドラスティックな方向転換はイタリア ワイン界に大きな波紋、動揺を巻き起こしたのではないでしょうか。ワインが国の歴史文化の中に完全に同化してしまっているイタリアのような国では、自分の見てきたものこそ真実だと信じて疑わない人が多く、戦後に導入された技術革新によって生まれたフレッシュ&フルーティで濁りもなく色調の淡いものこそ白ワインだとする風潮に対して疑念を持てる人が非常に少なく、「色が濃い白=酸化している」と短絡的に断定してしまう人が多かったように僕自身感じていました。

逆に僕を始めとする日本人は、ワインを文化として持ってこなかったために、「(自分はワインを)知っている」と極端に思いすぎている人が少なく、なぜ色が濃かったり若干の濁りがあったりするのか、その逆になぜ色がほとんどなくて濁りの“に”の字もないワインがあるのかをこちら側が誠意をもって伝えれば聞く耳をもってくれる、という状況があったような気がします。とはいえ、醸した白であったり、ナチュラルな造りがなされたワインが色々輸入されるようになってきた2000年代前半、色も香りも味わいも今まで体験してきたものと全く違う(変わっている)という理由からなのか、それらのワインのことを人によっては愛情を込め、そして人によっては嫌悪感を滲ませながら“変態ワイン”という言葉が使われていて、僕自身その言葉に大きな違和感を感じていました。ワインもヒトも最終的には中身で判断されるべきですし、見た目が今までその人が見てきたものとは違うからといって“変”という言葉を使うのは、ある種の人種差別と変わらないですよね??偏見が全くない人など存在しないと僕は思っていますが、偏見から比較的自由な立場を取れている人というのは確かに存在していて、そういう人って自身が偏見を持っていること(ないし持っている可能性があること)を自覚している人な気がするのです。 スタンコがこの世を去ったのと、彼が現在のラディコン スタイルへと大きく舵を切った初期のワインが色々蔵出しされたタイミングの重なり具合に運命的なものを感じずにはいられません。果たして、変な色の白を造ったスタンコが変だったのか、それとも真っ当な(健全、ナチュラル、嘘偽りのない)ものを変と呼んでしまう世の中のほうがもっと変だったのか、そんなことを振り返ってみるきっかけにこれらのワインがなってくれればいいなぁと考えています。

以上イヴァーナ1997年そしてラディコンの醸しワインの始まりそしてそんなワインに対する
社長の想い込められた言葉でした。

◎ビッキエーレ2脚セット

こちらも今回のワインに合わせて再入荷です。
極少量割り当てとなりますので
1脚につきラディコンのワインを1本ご検討ということで
2脚セットでラディコンのワイン2本検討いただけますと助かります。
でも今回のラディコンのワイン本数少ないものばかりですので
最低でも1本ラディコンのワインご購入いただいた方だけよろしくお願いいたします。

そして最後にですが
今回
モードリ2003年 500ML
テイスティングいたしました。

こちらは前回入荷で少し在庫あったので飲んだのですが
素晴らしい!モードリはピノネーロで造られる赤ですが
メルロー以上にクリアーで軽やかですが
赤黒さしっかりとでてオリもありますがブランデー、レーズン様の甘~い香ふんわり
まだまだ03ですので余力あり果実味に厚みもありますが
その中にも枯れた感じも出始め
03の凝縮感ありながらも繊細で伸びのある旨味
そして何よりラディコンの赤らしい妖艶さ纏い素晴らしい赤です。
リキュール様の締まり方質感もあり染みだす旨味がなんともたまらないラディコンワインですね

以上
たくさんの種類そして貴重なキュヴェですが
それぞれ少量ずつとなります。

※販売に際してのご注意
今回のラディコンのワインどのワインも御一人様1本限りとなります。
またビッキエーレも同じく御一人様1セット限りでラディコンのワイン最低1本はお買い上げいただいた
お客様のみとなります。
よろしくお願いいたします。




以下前回入荷時ご案内文
ラディコンです!!!

オレンジワインの代名詞的なワインとでもいいましょうか
最近になって持てはやされることとなりましたが
ラディコンは・・・なんと!1997年からこのスタイル

時代がやっと追いついてきたそんな感じなのでしょうか
とはいってもすべての方に当たり前に受け入れていただけるワイン
そんな感覚までにはいっていないと・・・自分自身では思っておりました。

それというのも当店の立地的な問題で
人口7000人の田舎町
ワイン自体まだまだ浸透しているとは言えない状況
そんな中と・・・思っておりました。

でも今のこの情報社会
そして多種多様な食生活から
今の時代場所なんてあんまり関係ないんですね
どこにでもピュアな真の魅力をわかっていただける方いるんですね
嬉しい限りです。

それが高価なブランドものとか
単に時代の最先端とか
そんなものでしたら田舎には合わないのかもしれませんが
自然派ワイン、ヴァンナチュール
その目指すところは
まさに体が心が喜ぶ食物なわけで
そんなライフスタイルへの回帰は都会、田舎関係ないわけですね

だからこそ
名前は知らなくとも大岡さんのル・カノン赤飲んでなんて美味しいんだ!といっていただける
そしてラディコンのオレンジワインを
予想以上に美味しくて
色では少しひいても飲めばわかる伝わる美味しさなんですね
嬉しいですね
そして自分自身も考えを改めなければと思うしだいです。

そんな昔からこのスタイル
葡萄のポテンシャルを引きだすそのために出来上がったこのワインかと思います。
そのポテンシャルに見合う熟成を経て生まれるこの感覚
今回ラディコン
オスラーヴィエ2003年
ふくしまのイベントで飲むことできました。
今回新しいビンテージ2006年がリリースになったオスラーヴィエですが
2003年のバックビンテージ
2003年はフランスも酷暑となった年で焼けた様なワインも多く
イタリアはラディコンでもかなりやんちゃなワインも多かったようです。
でもそれは時間が解決してくれるわけですね
そして今回のこのオレンジというか茶色ワイン
ポワンとしたこの年月経て尚若々しさ熟を感じるのと同時に生命力の強さもあり
香りのカラメル系果実の濃密でとろける熟ないい感じで
しかもやはり時が経ちなんという丸み
球体のごとく角がとれ優しくそして旨味の厚み静かに溶け込んでいく感覚
旨い!
ほんと旨くて複雑
複雑なのも様々な要素が溶け合っているのでシンプルとも感じるもの
そして遠目に次々とグラスに入る中最後のほうは
ほんとに茶色系に抜栓からどんどん酸化していく様が楽しめるのですね

こんな魅力的なワイン愛でるべきワインであります。

といことでイベントで飲んだオスラーヴィエ2003年の印象です。

今回はかなりたくさんのキュヴェがリリースされております。
今回販売のキュヴェは

ラディコン
オスラーヴィエ2003年 500ML
オスラーヴィエ2003年 1000ML
スラトニック2013年 750ML
ピノグリージョ2013年 750ML
ヤーコット2006年 500ML
モードリ2003年赤 500ML
メルロー2001年赤 500ML
オスラーヴィエ フオーリ・ダル・テンポ2001年 750ML
そして
ラディコングラス ビッキエーレ2脚セットです。

どれも飲んでみたいそんな魅力あるワインばかりなのですが
数も少なくテイスティングできません。
インポーター様情報となります。

●スラトニック2013年
●ピノグリージョ2013年
息子サーシャのアイデアで生まれた父スタンコのワインへの入門編的存在のスラトニック(シャルドネ&ソーヴィニョン)とピノグリージョの2013が届いています。2012も危険な
飲み心地でしたが、よりリッチな2013も素敵です。

この二種は通常のラディコンのオスラーヴィエやリボッラジャッラよりも軽めの醸しにより
軽やかさと旨味の深さのバランスあるワインで
ほんとこの価格で楽しめる素晴らしいラディコン新シリーズです!
でも非常に人気で数少ないので
御一人様1本限りでよろしくお願いいたします。

●オスラーヴィエ フオーリ・ダル・テンポ2001年
2000年ビンテージが初めてだったと記憶しておりますが
時の超越という名の最強ラディコン!
白のトップキュヴェでしょうね
2000年ビンテージは合計3~4、5回ほどでしょうか
飲みましたイベントで1杯、2杯だけでなく自宅で1本
東京のワインバーで1本とどのタイミングでも新しい発見のあるワインで
まさに懐の深さあるスペシャルなラディコンです。
今回のご紹介
"時間軸を超越した"という名に恥じないだけの壮大さ持ち合わせたワイン、フオーリ ダル テンポの01が届きました!前ヴィンテージの2000年は暑い年だったこともあり、膨
大な果実がある規格外のボリューミーさを持ったワインでしたが、今回の01は強く、しなやかで、深い!値段に怯まず大量に購入してきましたので、たっくさん飲んでいただけ
ますと幸いです。

●メルロー2001年
赤ワインがぬあんと3種類届いています!まずメルローは01が‼‼すべての要素が完全装備されたフルスペックワインとしか言いようがありません。

ラディコンといえばメルロー!という方もいるくらい白とは別に
普遍的な評価の非常に高いワイン
以前飲んだメルローもその高品質ぶり破たんのない美しさと深さ
熟成してそのしなやかなメルロー最高の1本であることは間違いないかと思います。

●モードリ2003年
僕以上にこのワインのリリースを心待ちにしていた人はいないと断言できるワイン、モードリの03が満を持して登場です!Modriはスロヴェニア語でのピノ ネーロの呼び名。
ラディコンは、ピノネーロをスロヴェニア側に所有する畑で以前から栽培していたのですが、収量が少なかったり単体で仕込む意味のあるテンションがないと判断して、メル
ローと混醸ないしブレンドされていました。なんと言いますか…ホント美味しいんです。こちらも社運を賭け大量に購入しちゃいました。

ピノネーロで造られる赤
ヴィナイオータの太田社長が社運をかけて大量に購入とあるように
すんごいワインのようです。
これは私も飲んでみたいワイン!

●ヤーコット2006年
こちらはインポーター様情報特に無いのですが
フリウラーノで造られる白
とにかく数がありません。
無添加仕上げのヤーコット2006年すでにインポーター様も完売で
当店入荷も極僅かです。
御一人様1本限りでよろしくお願いいたします。

●ラディコングラス ビッキエーレ
こちらも大人気のラディコングラスですね
いつも割り当てで数も少なく
ただ発送の関係で2脚セットでの販売となります。
こちらも一人様1セット限りです。
そしてラディコンのワイン最低1本以上のお買い上げしていただいた方のみと
なります。
ラディコングラスのみでの販売はいたしませんのでご了承ください。





以下インポーター様情報

Radikon ラディコン -Friuli Venezia Giulia Top↑
オスラーヴィアで戦後間もなく、現オーナーであるスタニスラオ・ラディコンの祖父によって始められたワイナリー。1980 年からスタニスラオにワイナリーは委譲され、それま
で桶売りしていたワインを自らボトリングを始める。シャルドネやソーヴィニョンなど国際的なブドウの導入、畑をヘクタールあたり9500-10000 本と高密植にし、過熟気
味のブドウを圧縮空気式の柔らかな圧搾にかけ、バリック内での醗酵・熟成という最上の白ワインを造る上での世界中で採用されている手法をとってきた。
しかし1995 年からは、ピノグリージョ以外の白ブドウに70 年代までは一般的に行われていた約2 週間のマセレーションと大樽での熟成を採用し、畑でも除草
剤や化学肥料などの使用をやめ、より自然で環境に配慮した農業を心がける。ラディコンは今後良質な天然コルクが入手困難になることを危惧し、一定
量のコルクから出来る限り多くのコルク栓を確保できるようにと、エディ・カンテと共同で、500ml でありながら空気との接触率が従来の750ml ボトルと同
程度で口径がやや小さいボトルを開発した。2002 年以降はこの500ml ボトルと1000ml ボトルでリリースされる。

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