自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール ミリアール・デトワール ペティアン・ナチュレルNV 750ML

3,615円(税329円)

定価 4,400円(税400円)

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ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール
ミリアール・デトワール ペティアン・ナチュレルNV 750MLです!

シンデレラという名の白ワインで
このワインを一躍有名にしたのが
ワイン漫画
”ソムリエール”の中で取り上げられたことであります。

私もこのソムリエールは以前読んでいて
神の雫よりもなんか温かいワイン漫画で
そこで紹介されるワインもなんとなく自然派系のワイン多いような気がいたします。

このドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエールのワインも
ビオディナミで造られるワイン
ロワールはトゥーレーヌで産するワインで
今回このサンドリオン2013年飲みました。

ビオディナミで造られるワインですが
ワイン自体は非常に完成度高く
グラスに注いだワインは一点の曇りもないクリアーな液体
清澄度高く
黄色もそこまで濃くなく中程度
香りはまずシュガー系の甘やかさあり
ハーヴっぽいニュアンスに青りんごそしてフレッシュフレッシュですね
そこから時間とともに
蜂蜜フレーバー加わっていきます。
味わいも程よいエキスの固さと厚みありみっちりしている液体
アルコール感もしっかりとありやや固めで
なめらかな質感ある白ですね
ソーヴィニヨンブラン90%シャルドネ10%の白となります。
もう少し先だとより柔らかさも出てくるかと思い
入荷テイスティングは2015年12月頃だったので
2016年夏を超えてもう少し成長した姿となっているかと思います。

もう一緒
ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエールより入荷で
もう一つはペティアン・ナチュレルとなります。

ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール
ミリアール・デトワール ペティアン・ナチュレルNVです!

こちらのワイン名のミリアール・デトワールですが
”10億の星々”
という意味だそうで
先のワインの
サンドリオンがシンデレラですので
なんともワインにロマンチックな名前つけるんですね

贈り物になんかすんごく良さそうなワイン
エチケットも細かな金色の星々が集まって
ボトルを形作り華やかな感じでております。

どんなメッセージとこのワイン結びつけるのでしょうか?
想像広がりますね

ということで
今回のペティアン・ナチュレルNV
テイスティングいたしました。

シュナンブラン50%
カベルネフラン50%で造られるペティアン
早速抜栓してグラスに注ぐと
泡が元気、色は濃いめでまさに金、エチケット同様に金色ですね
香りは蜜リンゴに鉱物的なニュアンスもあり
その中にやや枯れた系の香りも奥に混ざることで複雑性でており
これはカベルネフランの影響なのか
エキスもけっこうしっかりめトロリと旨味の幅もある
シュナンとカベルネフランの融合というけっこう珍しいペティアンなのかと
思います。



以下インポーター様情報

●2013 Cendrillon  Touraine 
サンドリオン  トゥーレーヌ
セパージュ:
(2013年)ソーヴィニヨン・ブラン90% シャルドネ10%
樹齢:約20~25年  畑・土壌 :2ヘクタール  
収穫日:2011年9月25~27日、2013年10月中旬 25hl/ha 
シレックスが混ざる粘土質土壌。南向きの斜面に位置し、日照に適した区画。
醸造:丁寧な圧搾ができるプヌマティック方式の圧搾機で4時間かけてゆっくりと圧搾。
澄んだ果汁を取り出し、12時間かけて前清澄。天然酵母にて、ステンレスタンクで2ヶ月間発酵。
1/3は500L入りの木樽で乳酸発酵、樽熟成10ヶ月。
味わい:サンドリオンとは『シンデレラ』の意味。そのためラベルにはガラスの靴がモチーフに描かれている。それぞれの品種のよさがバランスよく見事にまとまった1本。
溢れるような果実の香りは、フレッシュでありながらコクを感じさせる。豊かなボリュームと複雑で均整の取れたボディは、魅力的な余韻へとつながる。とても寿命の長いワイン。塩気を感じるほどのミネラル感が特徴。



●NV  Milliard d’Etoiles Vin de France Petillant Naturel
ミリアール・デトワール ヴァン・ド・フランス ペティヤン・ナテュレル  

セパージュ:シュナン・ブラン50%、カベルネ・フラン50%
畑・土壌:砂や火打石が混ざる粘土質土壌。南、南西向き。
醸造:メソッド・アンセストラル方式。
キューヴにてアルコール発酵。アルコール発酵終了までに冷却することで酵母の動きを鎮静化させ、瓶詰めする。(残糖18~20g/L)
熟成:澱と共に12カ月。ピュピトルで手によるルミアージュ(動瓶)を1カ月して手でデゴルジュマン。同じペティヤンを添加する。
シャンパーニュ同様に古いヴィンテージのものも加えて味を整えています。


●生産者情報
ドメーヌ・ドゥ・ラ・ギャルリエールは南トゥーレーヌ、ポワトー駅のあるリシュリュー村から8キロほど、南向きの丘の上に位置しています。
小さな小川を伴う風光明媚なヴァレ・デュ・ヴーデの谷に20ヘクタールの畑を所有しています。
アペラシオン的にはトゥーレーヌに分類されますが、地質、土壌的にはそれ以上のものがあります。
1650年代、トゥール地方で高貴種であるカベルネ種の植え付けを奨励した頃、すでにぶどう畑を営む農場だったという長い歴史が残っています。
17世紀、フランスで絶大な権力を誇るリシュリュー枢機卿(1585-1642)は、自らが建立した新しい街、リシュリュー村のほど近くにあったこの葡萄畑を拡大して、村人たちの喉を潤すことを考えました。1850年から1900年には、この60ヘクタールのドメーヌは新しいカーヴも設立しました。

シノンでワイン商を営んでいたピエール・プルゾー氏が、1973年にここを訪問した瞬間、この場所に一目惚れして購入を決定。丘に位置するすぐれた区画を厳選し、現在の蔵の基礎を作りました。特に気に入った事はロワール河周辺より僅かだが気候が穏やかな点と、丘の斜面に広がるやせた土壌。蔵に移って直ちに「テロワール」のよさを引き出すべく、ぶどう畑の改良に取り掛かりました。特に力を注いだのは、生産量の多いクローンの木を引き抜き、品質の優れた台木に替えたこと。高貴種であるソーヴィニヨン・ブランやカベルネ・フランを植樹しました。
粘土石灰質土壌、シレックス土壌、風化した砂地の土壌の畑を持っています。
この粘土と石灰の個性あるモザイク状の土壌がギャルリエールの大きな特徴なのです。
ギャルリエールの名前の語源は古代フランス語の小石、大地、空を意味するgal-galle-garreから来ています。
1987年から経営にあたる息子のフランソワ氏は、「ぶどう栽培は結果が現れるのに時間がかかるが、『ワイン造り』の基本」と説明します。ギャルリエールの当主フランソワと彼の妻パスカルは、卓越したセンスと直感を大事に葡萄と向き合っています。『僕の鼻、こいつが一番の先生なんだ。』フランソワはおどけて言います。
葡萄の文化やエルバージュなど、型にとらわれた考えではなく探究心で突き進んでいくうちに、“自然な”方法論にたどり着きました。ステレオタイプで技術的な味わいのワインにとらわれないドメーヌを目指して、彼は情熱と愛情を仕事の全てに注ぎ込んでいます。各生態系への理解とアプローチのために、ヴィニュロンとして何度も足を運ぶのは当然なのです。
●ビオディナミについて~球体の奏でる音楽~
ここでは1993年から「ビオディナミ」を行っています。
彼いわく、「ぶどうの木の80%は、酸素、二酸化炭素や窒素などの《大気》と、日差しや明かりをもたらす《太陽放射》によってできている。」
「これら自然が放つ力やニュアンス逃さず感じてこそ、我々造り手のエスプリが形成され磨かれていくのだ!」
「ぶどうの木は、これらすべての要素がエネルギーとなって果実へと変換するのである。」
自然のエネルギーをより素直に、そしてストレートに表現してくれるのが、「ビオディナミ」というわけである。
もちろん雑草の処理は、鍬を使った手作業かトラクターで地中にすき込み、除草剤は一切使いません。
「雑草が生えていると怠け者のように見られるが、微生物が宿る《生きた土》をつくるには、農薬は使えない。」
こうして化学肥料や防虫剤も一切使わない「自然な農業」に徹しています。
粘土質が多い「重たい土壌」のため、乳酸菌を用いた土作りと、植物を原料にした肥料を自ら作り土地改良を続けています。栽培面積20ha。1995年にエコセール取得。
この方法は、葡萄と、その周辺の環境との調和をもたらすことが目的です。
空と太陽、葉と根、バランスの探求が、長い季節のサイクルの中で葡萄に花を咲かせるのです。
ビオディナミにおいて準備しなくてはならない硅石や牛糞を角に詰めたプレパラートは、葡萄の根や葉に、植物そのものの感受性や行動に作用します。
仕事において大事なことは、毎日のリズム(大地の呼吸)、毎月のリズム(月の満ち欠け)、
毎年のリズム(太陽の動き、冬至、夏至、春分、秋分)です。
宇宙の内側と外側、黄道十二九星座の接続と離反によってビオディナミが与えられたのです。
そうすることで、植物が天体のシンフォニー、ピタゴラスの言う『球体の奏でる音楽(天体は音楽的な調和をもって廻っている)』が聞こえてくるのです。
なぜ、我々が造る自然の産物のために除草剤を買うのでしょうか?
我々の仕事は30種類以上もの植物に助けられながら、相互作用によってお互いを高めあい昇華しているのです。
除草剤の代わりに、私たちは数種類の植物を混ぜ、煎じ、プレパラートを造って葡萄と土地の品質を守っています。
煎じ薬には、穀物を4~6ヵ月と長期間発酵させて造ったパン酵母を加えています。
大地のバクテリアが発酵して造られる煮汁を葡萄の葉に散布することで、ウドンコ病やベト病などの繁殖を防ぎ、土壌や葉の中にある微量元素を開放することができるのです。

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