自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ポール・ジロー キュヴェ・スペシャル・エディション2013(1976年物) 42%500ML 

14,300円(税1,300円)

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ポール・ジロー
キュヴェ・スペシャルエディション2013
500MLです。

超限定ものであります。
なんと1976年
1976年のシングルヴィンヤードもの
現在2013年・・・・37年長期熟成ものであります。

しかもこの1976年というのは特別な年らしく
今までもポール・ジロー キュヴェ・スペシャル・エディションというものが
リリースされているようで
1968年
将来のコニャック作りを決心した年
1975年
初めて現場でコニャック作りを体験した年
そして今回
1976年
初めて自分のブランド販売を開始した年!
ということで本当に特別な節目
その年のものを大事に大事に貯蔵してあったようであります。

それを今回限定ボトリングということで
極少量のみ入荷となりました。

円熟の極みに達したコニャックの最高峰
特別な時間にご賞味いただけたらと思います。

こちらコルク栓、蝋封となっており蝋が少々剥げている部分もございます。
品質的には問題ないものでご了承の上ご購入よろしくお願いいたします。

以下インポーター様情報

かつて非常にご好評をいただきながらここ数年リリースのなかった「ポールジロー キュベスペシャル」が、今年ついに復活。
「将来のコニャック作りを決心した」1968年ビンテージ、
「初めて現場でコニャック作りを体験した」1975年、
そして初めて自分のブランド販売を開始した」1976年と、
節目の年につくられた特別なコニャックがこれまで瓶詰めされてきました。

今年久々に日本に届いたのは、再び1976年のシングルビンテージです。
久々にため息がでるようなお酒に出会いました
これまでもこのキュベスペシャルは非常に素晴らしい味わいでしたが、今回のキュベは、かつてのすべてのキュベスペシャルを凌駕する、このシリーズ最高の出来映えとなっていました。
ジロー氏ならではの、繊細で柔らかい風味を保ちつつ、透明感のある柑橘系の香りが、どこまでも伸びやかに鼻腔をくすぐります。
そして素晴らしい古酒に共通する果実香が、余韻とともに口の中を支配します。
飲んだ後に誰もがため息をつくようなそんな傑出したブランデーに仕上がりました。
このお酒だけは一人でも多くの方に飲んでいただきたい、そんな気にさせる素晴らしいポールジローです。
たった一度だけのキュベスペシャル エディション2013、どうぞぜひ飲んでみてください。

裏ラベル訳
私自身がコニャックの生産を始める前に、父とは2年ほど一緒に畑仕事をし、ブドウ農家としてのノウハウを学びました。
とても面白く構造的で、何より学校で習ったこととは全く違っていたのが印象的でした。
そして、自分で本を読んで分かったつもりだったブドウにまつわる内容には、驚かされるばかりでした。
父のこれまでの経験は、机上で学んだ理論と同じくらい重要な知識であることを実感しました。
この1976年という年は、収穫を始めるまさにその日まで非常に乾燥していたことを覚えています。
開始日にとても大きな嵐がありましたが、その後は平穏に進み、十分に熟したブドウを収穫することができました。
過去に一度同じビンテージをボトリングしたことがありますが、それはいまでも鮮やかに甦る、感慨深い想い出です。初めて自分で作ったコニャックをボトリングした年であり、また初めて自分のブランドで発売したのですから。
それからたくさんの年が過ぎていった2013年8月30日、私は再びこのビンテージコニャックを瓶に詰めました。
味わってみると、香りはより強く、深くなり、グランシャンパーニュのコニャックとして、その品質を惜しげもなく披露してくれています。ブートビルでゆっくり熟成して、その風土を閉じ込めた味わいをお楽しみください。

ポールジロー

ポールジロー 15年Paul Giraud 15YO Vieille Reserve国名: フランス地域: コニャック容量: 700 ml度数: 40 度 ビンテージ: 色: 参考小売価格(税込): 8,400 円グランシャンパーニュは年を重ねるほどその良さを発揮しますが、15年はまさに「古酒の入り口」です。フレッシュな風味と熟成感のバランスが絶妙。(ラベルにVieille Reserve:ヴィエイユ・レゼルブの表記あり)

ブランデーといえばフランス産が広く知られていますが、その中でもコニャック地方で生産されるブランデーは特に高い評価を受けています。総面積79,600ヘクタールの土地から生まれるコニャックは、芳香豊かなフランスを代表する蒸留酒として、現在でも老若男女を問わず広い世代に親しまれています。高級ブランデーとして昔から有名な銘柄のほとんどは、ここコニャック地方産のブランデーなのです。

しかし、ワインがそうであるように、コニャック地方も6つの小さな地区に分けられ、ある地区は華やかでフレッシュ、またある地区はエレガントなライトボディというように、各地区で栽培されるブドウには個性があります。その中でも、最高峰として知られるのがグランシャンパーニュ地区。石灰質の土壌で栽培されるブドウは、アロマが凝縮された非常に良質なコニャックを生み、その良さは長期熟成をすることによって完全に開花するのです。

そのグランシャンパーニュ地区に、今では残り僅かな貴重な生産者が住んでいます。その名はポールジロー。ジロー家は400年前からこの地に根ざし、代々農業を営んできました。1800年代の後半からコニャックの生産を始め、現在に至るまで高品質なコニャックを生み出し続けています。

ジロー家のコニャックが貴重なのは、ジロー氏がコニャックに対して抱き続ける「コニャックは自然の賜物」という考えに集約されています。大手メーカーが機械化されているのに対し、彼は全てのブドウを一つ一つ手で摘み、品質を確認します。イーストを用いて時間を短縮した醸造ではなく、逐一ようすを確認しながらブドウを自然に発酵させます。また、一括して大量に蒸留するのではなく、片時も目を離さず樽に詰めるタイミングを計ります。彼自らが全ての工程を手掛け、膨大な時間と労力をかけながらていねいにコニャックを生産しています。

「私がしていることは特別なことじゃない。代々続いてきたことをやっているだけさ」と彼は語ります。そして「常にコニャックと向き合うこと、自然に従って決して無理はさせないこと。これが一番大切なのさ」とも。

コニャックは、ワインと同じくブドウから作られる農産物の一種です。画一化、量産化された大手ブランドのコニャックではなく、伝統的な製法を頑なに守り続けているジロー氏でなければ作れないコニャックが、ここにあります。華やかで気品のある香り、そして複雑に折り重なる味わい。それはまるで、ジロー家のあるグランシャンパーニュ・ブートビル村のテロワールをそのままボトリングしたようなコニャックなのです。

さぁ、ブートビルの風と時の流れを感じに、旅立ちませんか。

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