自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ドメーヌ・モス VdFコンボ2022年(マセラシオン) 750ML

5,657円(税514円)

定価 6,600円(税600円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ドメーヌ・モス
VdFコンボ2022年(マセラシオン)です!!!

ヴァンクゥール様より御紹介のロワールの大御所
ドメーヌ・モスです。
現在では若い世代がワインを造り進めておりますので
毎回リリースのたびに
今までにないワインなどもお目見えして
いろいろと若い風を入れているそんな感覚あるワインですね
もちろん昔からのワインも守りつつですので
さらにはドメーヌ・モス
新しい生産者など出てくると
よくドメーヌ・モスで経験積んだ
とかそういった話出てくる気がいたします。
他の若い生産者にも影響を与える造り手でもある
ドメーヌ・モスです。

今回は
6種類到着です。

どれも本数は少ないので飲めるワインは限られてくるのですが
今回新たにリリースとなったワイン
ございましたのでこちらいただきました。

○VdFコンボ2022年(マセラシオン)です。
今までもマセラシオンのワインたまに出てくることもございましたが
今回は
ちょっと品種構成などもまた今までにないもので
なんと
ミュスカプティグレンが80%
そこに
カベルネフラン20%
想像もつかない品種構成ですが
ミュスカプティグレンということで
ルーションのドメーヌ・カルテロルからの買いブドウ
カベルネフランは自社葡萄となっているようです。
飲んだ感じですが
モスのワインは全般的にポテンシャル高めのものが多いので
マセラシオンワインもリリースしてすぐはちょっとタンニンなど
溶け出す感覚はまだかな・・・と思っておりましたが
すでに抜群です。
これはミュスカプティグレンの南の葡萄のおかげもあるのかと
思いますが
グラスに注ぐと
オレンジ濃いめこの色調からも果実が溶けだした感
果肉感などもある
香りもマーマレードのような濃厚柑橘の完熟感に
その先ほんのりジャム感もある
そこに花のスパイスや清涼感も奥にあるので
濃厚な果実香だけじゃなくバランスの良さもあり
飲むとまずは予想以上にドライさもあり同時にミネラル感と果皮のタンニンなども伝わる
口中から広がるアロマティックな香りとともにほろ苦さ
そしてとろける柑橘とじょじょに紅茶系などもじんわり顔を出す印象で
まさにマセラシオンの魅力の良さを引き出した仕上がり
華やかさとまろやかさドライさも程よくありバランスとるワインで
なかなかに絶妙な仕上がり見せるマセラシオンワインかと思います。
今ですでにこの魅力ですので
この先もさらに楽しみ広がりますね

以下インポーター様情報
VdF コンボ 2022(マセラシオン)
マセラシオンで仕込んだルーションのミュスカ・プティ・グレンにモスのカベルネフランロゼをアッサンブラ
ージュしたヴァン・ド・ソワフ。こだわりはアッサンブラージュの比率。シルヴェストル曰く、ミュスカの華や
かな香りとマセラシオンの味わいを残しながらカベルネロゼの酸とみずみずしさをいかにバランスよく加えるか
に腐心し、たどり着いたのが 80:20 の割合だったそうだ。絶妙なアッサンブラージュによりワインを更なる高
みに引き上げたことにちなみ、ワイン名を Combo と命名した(Combo とはゲーム用語で「合わせ技、連続技」
の意味があり、ストリートファイターなど小技の組み合わせで大技を繰り出す必勝法のことを言う)。「マセラシ
オンをヴァン・ド・ソワフに仕上げた」とシルヴェストルが言うように、出来上がったワインはアロマティック
で、しっかりタンニンを感じながらも飲み口の良いライトな味わいに仕上がっている!ちなみに、エチケットは
ミュスカとカベルネのアッサンブラージュをオレンジと赤の色のグラデーションで表現している。

その他のワインですが
○ヴァンムスー ムサムセット2022年ロゼ泡
品種構成は
ピノドニス50%グロロー25%
カベルネフラン25%
このモスのムサムセット
これがまた最高のロゼ泡なんですよね
赤系の骨格もあり滋味深いロゼらしい穏やかな中にある滋味深さ
透明感もありフレッシュさも伝わるロゼ泡で
今回2022年も間違いのない仕上がりとなっているようです。
デゴルジュマン無しですので
澱などは多めとなっているようです。

以下インポーター様情報
VdF ムサムセット 2022(ロゼ泡)
今回はピノドニスがグロローやカベルネフランよりも多く収量が取れたのでピノドニスがベースとなってい
る。醸造は、1 次発酵から酵母に勢いがあったため、瓶内 2 次発酵も全て糖は食い切った。ワインは前回同様に
泡立ちが繊細で超ドライだが、前年よりも収量が取れている分ライトでバランスも良く、まさにアペリティフに
ピッタリな味わいに仕上がっている!デゴルジュマンをしていないので澱があり、ボトルによっては板状になっ
た酒石酸がみられるが、味わい的には全く問題なし!むしろ澱に近づくほど旨味が増すので最後まで飲み切って
ほしい!また、澱があってもガス圧自体は低く、開けるときにワインが噴き出すことはないのでご安心を♪
【お詫び】裏ラベル右側に小さく Lot21 とありますが、ワインは 2022 年です。大変申し訳ありません m(__)m

次は
○VdFマジック・オブ・ジュジュ2022年
いつもはキラッキラな硬質感や透明感
ワインにも勢いあるような
マジック・オブ・ジュジュ
今回は3日間の短めの漬け込み
アンフュージョン
シュナンの半分をソーヴィニヨンのジュースの中に漬け込むという手法をとり
これは発酵が途中で止まらないようにするための
手法としてやったそうですが
これにより
ほんのりマセラシオンのようなニュアンス入り茶葉やハーブのような
心地よい苦みもある仕上がりとのこと
シュナンブランが80%
ソーヴィニヨンブランが20%ということで
シュナンの魅力もでつついつもより複雑性もありそうな仕上がりの
ようです。

以下インポーター様情報
色合いは少し濁りのあるレモンイエロー。
グレープフルーツ、クエッチ、フェンネル
シード、黒豆の香り。ワインはフレッシュ
かつまったりと滑らかで、線の細いシャー
プな酸、ほんのりビターでグラッシーなミ
ネラルがきれいに溶け込む!

次は
○VdFラ・ジュット2022年
こちらはシュナンブラン80%に
シャルドネ20%の白
今回熟成中にマメがでたとのことですが
そこはさすがのモス
途中で樽熟成しているワインを一度澱引きして
その後健全なボンヌ・ブランシュの澱を混ぜて再び樽にワインを入れるという
手法を取り
完全にマメは消えた状態となり
しっかりと魅力でる状態へと進んだワインとのこと
今までの経験が積み重なりその時その時の状態に合わせて
対処するそしてキッチリと仕上げてくる凄いですね
シュナンメインのワインらしい
洋梨、ドライパイナップル、キャラメルの香り
ピュアかつ透明感あり
エキスが滑らかでボリュームもあるとのこと
塩気あるようなミネラル
このへんもモスらしいワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
VdF ラ・ジュット 2022(白)
初リリースした当初は、ワイン名の由来通りシュナンとシャルドネの収量比率が大体 50:50 だった。だが、
年々若木のシュナンの収量が増加しているため、今は大体 80:20 と相対的にシュナン主体の比率に収まってい
る。2022 年は、ブドウが早熟で品質にも恵まれた当たり年だった。醸造も発酵までは問題なかった。だが、熟成
中にマメが出始めたため、途中で樽熟成させているワインをスーティラージュし澱抜きを行い、新しく問題のな
いボンヌ・ブランシュの澱を混ぜて再び樽にワインを入れ戻した。適切な処理が功を奏したこともありマメは完
全に消えた。結果、ブリオッシュやキャラメルのようなボリューム感と鉱物的なミネラルの清涼感とのバランス
が絶妙なモス節全開なワインに仕上がった

次は
○VdFル・ルシュフェール2022年
シュナンブラン100%のワイン
シュナンのワインでも上位に位置するワインですが
この2022年
また凄いことになっているようで
イレギュラーといえばイレギュラーなのかもしれませんが
そのへんの情報です。
この年のル・ルシュフェールは、春の遅霜に遭い早くから房が少なかったため、他のブドウよりも熟すスピー
ドが早かった。収穫日の目算を誤ってしまったジョゼフとシルヴェストル。ベストな収穫のタイミングを逸して
しまった彼らは、反対に最後まで収穫を引っ張り往年のルネスタイルにワインを仕上げることに決めた。収穫し
たブドウはパスリヤージュの房も含め潜在アルコール度数 15%超!醸造は、当初彼らは甘口に仕上がることも覚
悟したが、予想以上に酵母の働きが良く、残糖はわずかに 3g/L しか残らなかった。また、驚くべきことに、収穫
したブドウは超完熟だったにもかかわらずしっかりと酸が残っていた。この酸のおかげでミネラルが引き立ち、
ワインはボリュームがありながらも骨格をしっかりと感じるメリハリの効いた味わいに仕上がっている!ちなみ
に、ルネにこのル・ルシュフェールを飲ませたところ、彼は「このワインは 10 年以上寝かせる価値のあるワイン
だ」と大絶賛したそうだ

とのこと
遅霜の影響で房が少なくなり
早くに完熟となった
予想以上に熟してしまったので逆に超完熟までもっていき
さらには発酵しきらないで残糖ありのワインになる覚悟もしていたが
きっちりと醗酵し
残糖もほとんど無し
それでいて酸も残ったために
ボリューム感あり骨格もあるワイン長期熟成に耐えうるポテンシャルある
ワインに仕上がったとのことです。
これは
ちょっとイレギュラーな仕上がりとはいえ驚きのワインとなっているのではと
想像いたします。

以下インポーター様情報
色合いは透明感のある黄金がかったイエ
ロー。黄桃、カリン、エゴマ、はちみつの香
り。ワインはフルーティーかつふくよかで、
熟した果実のまったりとしたエキスにボ
リュームがあり、鉱物的なミネラルがタイト
な骨格を形成する!

最後は
○VdFバンガラング2022年赤
カベルネフラン50%
グロローグリ25%ガメイ25%のワイン
ヴァン・ド・ソワフ的な赤として
ビズ
透明感あり軽やかなワインですが
このバンガラングも同じくヴァン・ド・ソワフとして仕上げるワイン
ビズはドメーヌの葡萄で仕上げるのに対し
バンガラングは買いブドウで仕上げるワインとなるようです。
違いはというと
バンガラングのほうがより軽やかな仕上がりになるようです。
今回は品種構成もピノドニスが入らなくなり
変わったことで
今回が一番の出来
といえる仕上がりとのこと
ジューシーでエレガント
さらに現在すごく開いていて若きうちに飲んでほしいとのことです。

以下インポーター様情報
色合いは透明感のあるルビー色。イチ
ゴ、クランベリー、ボンボンの香り。ワイン
はフレッシュかつジューシーで、赤い果実
の明るくはじけるような酸とチャーミング
な果実味、繊細なタンニンのバランスが
超絶妙!




以下前回ご紹介文
ドメーヌ・モス
VdFル・ルシュフェール2021年です!!!

ロワール大御所モスです。
ドメーヌ・モス
当店のヴァンクゥール様とのお付き合いけっこう長いものとなってまいりましたが
ヴァンクゥール様お取扱いのワイン
すべてお取扱いしているわけでもなく
やはりヴァンクゥール様とお付き合いしたい
そう思った際の核となる造り手さんがいて
そこから自分は知らなくともヴァンクゥール様よりプッシュいただき
広がった造り手
様々ですが
その中のドメーヌ・モス
正直当店としては
ドメーヌ・モスのワインぽろぽろとお取扱いする程度で
すべてのワイン扱いたい!とまでの熱意は無かった気がいたします。
でも細々とでも長くお付き合い
その中で
なんだか大事な存在へと最近は進んできているそんな気がいたします。
ロワールも特にアンジュのワインは
やはり一つ上の上質感高貴さを持つ
そのポテンシャルある大地なんだと思います。
その中心となるアンジュのシュナンブラン
やはり私にとっても特別な存在になりつつある木がいたします。

今回ドメーヌ・モスより
5種類のワイン到着です。
極少量の割り当てワインも多いのですが
その中でも今回飲んだワイン
○マジック・オブ・ジュジュ2021年
前回はシュナンブランにロワン・ド・ロイユという品種入りましたが
2021年は
シュナンブラン60%にソーヴィニヨンブラン40%
これ今回飲んで
素晴らしいです。
意外にありそうであんまりない印象の組み合わせ
シュナンのワインははやりシュナンの魅力をしっかりと出したいものかと
思いますし
爽快さあるソーヴィニヨンはまた方向性が若干違うかと思いますが
それが見事に融合して表現されるワイン
白黄色の液体
すぐにスラッと立ち上がるミネラル感そしてそのシャープで上り詰める感覚
そこにメントールなど爽やかな風
そしてキレ
ソーヴィニヨンは前に出ている状態から
ほんのりメロン系ありなめらかさある液体にシャキッとレモン系
穏やかな後半はしっかりとシュナン系の香りは前にでずとも
存在感でしっとりとさせる風合いあります。
いやこれ旨し
青りんご的な弾ける感覚もありソーヴィニヨンの要素だけじゃなく
シュナンの要素と重なることでさらに良さを伝えるようなワインなのかと
また熟成してくるとこのへんのバランスも変わってくるのかと思います。

以下インポーター様情報
テイスティング
コメント
色合いは透明感のある淡いレモンイエ
ロー。グレープフルーツ、青リンゴ、グラッ
シーなハーブの香り。ワインはフレッシュ
かつヴィヴィッドで、塩気のある滋味深い
スレンダーなエキスをレモンのような
シャープな酸が引き締める!

ちなみに!
収穫日は9月6日~10日。収穫量は60
hL/haと豊作だった!前回はロワールと
ガイヤックのブドウのアッサンブラージュ
だったが、今回はロワールのブドウだけ
で仕込んでいる!買いブドウはフェイ・ダ
ンジュビオ生産者のドメーヌ・デュ・ヴェル
ジェから!ワイン名はジャズミュージシャ
ン「アーチー・シェップ」のアルバム名か
ら!残糖は0.5g/L。SO2は無添加!ノン
フィルター

その他のワインですが
○VdFシュナン2021年
シュナンブランオンリーのワインですね
ブルゴーニュも2021年
冷涼な年で弱いのかと思いきや
そうじゃないもちろん果実味の濃さだけでいえばそうかもしれませんが
酸が残りでもちゃんと骨格あり余計にマスキングするような果実味が豊富じゃないぶん
素性の良さが如実に表れるワインへと
そしてその他の地域のワインもそういったことが言える仕上がりあるようです。
このシュナンも
夏の涼しさの影響で酸味はしっかりと表現され
よりクリーンでエッジの効いたミネラルなども顕在化し
また収量は少ないために樽の空きがありいつもはタンク醸造のところ
樽での醸造となりエッジの効いた酸などをまろやかにまとめあげている
とのこと
シャープでキレのあるクリーンなシュナン
期待できるワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
テイスティング
コメント
色合いは透明感のあるレモンイエロー。
白桃、洋ナシのコンポート、火打石の香
り。ワインはピュアかつタイトで、透明感
のあるエキスに塩気のある滋味深い旨
味が詰まっていて、余韻にレモンのよう
なシャープな酸と心地よいミネラルの苦
みが残る!

ちなみに!
収穫日は9月11日。収量は霜とミル
デューの被害により12hL/haと大幅減
収! アンジュのSaint Lambert du
Lattay地区と Beaulieu sur Layon地区
にある4つの畑のシュナンで仕込んだモ
スのスタンダードワイン!残糖は
0.7g/L。SO2無添加!ノンフィルター!

次は
○VdFラ・ジュット2021年
品種は
シュナンブラン80%にシャルドネ20%のワイン
このワイン以前は半々の比率だったのが
最近はシュナンの若木が増えその分比率がシュナンのほうが多くなっているようです。
今回2021年
ラ・ジュットは一番味わいに波動と底力があり、
飲み頃ワインとしての完成度が非常に高い
とのことである程度早めでもその完成度感じられる状態になっているようですが
スレンダーでフィネスあり
海水で貝の出汁をとったようなソルティな旨味が広がるとのことで
早めだとしてもワインの落ち着きとかそのへんは考えて
飲み頃探りたいワイン
溌剌な表現に凝縮したミネラル
酸もしっかりと感じられるワインのようでキラッキラしたワインでしょうね

以下インポーター様情報
テイスティング
コメント
色合いは透明感のあるイエロー。熟し
たパイナップル、カシューナッツ、ハチミ
ツ、火打石の香り。ワインはピュアかつ
透明感のあるエキスに旨味がぎっしり
詰まっていて、塩辛いくらいに凝縮した
ミネラルとエキスに溶け込んだ強かな
酸が上品な骨格を形成する!

ちなみに!
収穫日は9月10日。収量は霜とミル
デューの被害により15hL/haと大幅減
収!ワイン名は区画の名前で、ル・ル
シュフェールとル・シャン・ブコーの間に
ある!La Jouteには中世の騎馬槍試
合の意味があり、シュナンとシャルドネ
を二人の騎士に例えお互いの品種の
良さがぶつかり合うイメージも同時に重
ねている!残糖は0.5g/L。SO2はアッ
サンブラージュ時に10㎎/L添加。ノン
フィルター!

次は
○VdFル・ルシュフェール2021年
シュナンブランオンリーのワイン
他のシュナンと違うのはやはり樹齢
もちろん畑のロケーションの良さや土壌のポテンシャルもあると思いますが
樹齢の高いものでそれが生み出す深みなどある
シュナンでも上位キュヴェ
2021年それが素晴らしい仕上がりになったようで
春の霜害あった2021年ですが対策をしっかりとして
大幅に被害を防ぐことができた畑
それを一番容量の大きな25hlのフードルで発酵熟成させたワイン
葡萄の完熟と綺麗な酸の残った当たり年となったこちら
上品でフィネスあり高級ダシのような澄んだ旨味エキスとその後に広がる塩気ある
ミネラルとのバランスが超絶妙とのこと
綺麗な酸があるおかげかいつものボリューム豊かなル・ルシュフェールとは異なる上品なクリスタル感が醸しだされているとのこと
これはこの2021年ちょっと特別な仕上がりとなったワイン
注目です。

以下インポーター様情報
テイスティング
コメント
色合いは輝きのある淡いイエロー。梨、メ
ロン、白い花、エゴマ、火打石の香り。ワ
インはピュアかつ上品なストラクチャーに
フィネスがあり、透明感のあるダシのよう
なエキスに塩気のある凝縮したミネラル
が溶け込む!

ちなみに!
収穫日は9月17日。収量はミルデューの
被害はあったが霜対策がしっかりと行わ
れたおかげで30hL/haと辛うじて最低収
量を確保できた!ルシュフェールは区画
名で他の畑よりも粘土に鉄分(fer)が多く
赤土であることが名前の由来!残糖は
0g/L。SO2は瓶詰前のスーティラージュ
時に20mg/L添加。ノンフィルター!

次は
○VdFカベルネフラン2018年
今回唯一の赤ですがビンテージが2018年
他のビンテージとはだいぶ遅れておりますが
カベルネフランを長く熟成しワンランク上のワインに仕立てたものとのこと
2018年はかなり果実味も豊富そして収量もとれた年
そしてその条件が
特別なワインを醸す条件にあったとのことで
進められたワインのようです。
このワインが生まれたきっかけなど情報ございましたので
こちらです。

このワインをつくるきっかけは、ロワールのカベルネフランが苦手なジョゼフとシルヴェストルが唯一美味しいと思えるカベルネが父親ルネのオールドヴィンテージワインであったことだった。
「熟成したカベルネの魅力を伝えたくてこの特別なワインを仕込んだ」とジョゼフは言う。
仕込む条件は、まずカベルネが当たり年であること、そしてカーヴでの瓶熟期間も含めて最低 3 年は寝かせること。
2018 年は、質量共に恵まれた当たり年だった。ジョゼフ曰く、直近では 2017 年、2015 年がカベルネの当たり年だが、それを超えるポテンシャルがあるとのこと。
醸造は、マセラシオン・カルボニックを行わず全てブドウを除梗しクラシックな方法で仕込んだ。
古樽で 10 ヶ月熟成し、さらにフードルで 14 ヶ月、またさらにカーヴで 1 年瓶熟させてからリリースした。
出来上がったワインは柔らかく、熟成による絶妙なまろやかさもあり、こなれた果実の凝縮味がとろけるように優しく口に染み入る!塩気のある旨味もしっかりとあり、余韻を優しく引き締めるタンニンも心地よい!まさに今飲み頃を迎えた、これからどんどんワインが開いてきそうな美味しいカベルネフランだ!

とのことで
現当主ジョゼフ&シルヴェストルが好むカベルネフラン
それが今回の手間暇かけて仕込まれ熟成させたカベルネフランとなるようです。
これは非常に楽しみなワインです。

以下インポーター様情報
テイスティング
コメント
色合いはやや茶色がかった深いガー
ネット。カシス、バラの花弁、ユーカリ、
花山椒の香り。ワインは柔らかくしなや
かでコクのある果実味が染み入るように
優しく、後から塩気のあるミネラル、キメ
の細かいタンニンの収斂味が余韻を優
しく引き締める!

ちなみに!
収穫日は9月22日、23日。収量は
35hL/ha。10ヶ月寝かせたキュヴェ・カベ
ルネフランの中から最良の樽をセレク
ション、さらに14ヶ月大樽で熟成し、瓶詰
め後2年間、合計4年ワインを寝かせて
リリースしたワンランク上の赤ワイン!
SO2は大樽に移す時に10 mg/L、瓶詰
め時に10㎎/L添加。ノンフィルター!






以下2020年ご紹介文
ドメーヌ・モス
VdFマジック・オブ・ジュジュ2020年です!!!

最近のドメーヌ・モスのワイン
もちろん以前からも素晴らしいこのアンジュの地で
信頼の高いワインでしたが
若い世代の影響がよりワインにも出てきている
そんな気がいたします。
ビンテージの影響もあるかと思いますが
より若々しくより親しみやすい雰囲気も増しているし
そんなワインも出てきている気がいたします。
このへんの充実ぶりは
やはり家族の繋がりの強さや上手く世代交代がいっていること
また地域との繋がりも上手くいっているなど
様々要因はあるのではと思います。
やはり良い仕事のためには
よい人間関係、家族関係など大事かと思います。

今回ドメーヌ・モスより
四種類到着です!

まずは今回飲んだ
ヴァンムスー ムサムセット2020年ロゼ泡
抜群です!
久しぶりに極癒し系ロゼ泡
こんなヴァンムスー大好きなのですが
別に言葉で飾らなくともその感じだけで
おすすめしたくなるようなワイン
抜栓すると少し大人しいのかと思いきや
そこから少し時間おいて泡がモリモリ
すぐにグラスに注げる状態で抜栓おすすめです。
グラスの中でも途切れることなくグイグイ泡が広がり
落ち着いてくると
赤、オレンジ夕焼け色の液体
香りはすでにチャーミングさが満載で
スモモの甘酸っぱさ小梅系ありオレンジ系もマンダリンなどそのへんも
明るく広がります。
飲んでもジューシーでチャーミングじんわりとした旨味が優しく泡とともに
染み込み
残糖は2g/L以下のエクストラブリュットなのに
ドライな果実の甘味そして酸もなんというかどの要素も優しい
クリーミーな細やかな泡につつまれて表現が易しい
これは嫁も女子受けするわ~と
シュワシュワの軽いだけじゃなくちゃんと滋味深い旨味があり
それを感じた後に抜けも良いのでもう抜群です!
品種はピノドニス34%グロロー33%カベルネフラン33%です。

次は
○VdFバンガラング2020年赤
品種はピノドニス90%カベルネフラン10%
この品種構成で
赤となると
骨太な男性的な赤かと思いきや
なんともキュート!
マセラシオンカルボニックでピノドニスを仕上げているので
このキュートな表現出ているのですね
色も赤も真紅な感じで
でも透け感ある薄めの鮮やかな色
ロゼっぽさもあり
香りは開けたて還元ありで
香ばしいスパイシーそして胡麻系もあり
これは品種の関係かと思いましたが
少しすると抜けて落ち着くので
還元なのかなと
そうすると一気にクランベリーなどの赤系のスカッとした香りが広がり
そこに若干のスパイシーさ
スパイシーさはほんのちょっとアクセント程度で
やはりクランベリー系の清々しい酸味が新鮮さとともに広がります。
飲んでも涼やかで軽やか
綺麗な酸に瑞々しく飲み進められるワインで
もうピュアピュアな赤
こんな赤というかロゼっぽい美しさ清楚さあるワイン
誰にでも好かれるワイン
これからの季節活躍いただけるかと思います。

その他のワインですが
○VdFビズ2020年
品種はグロロー30%グロローグリ30%
ガメイ20%シュナン20%
と黒ブドウに白ブドウも半分入るワイン
こちらもセミマセラシオンカルボニック入るワインで
もうチャーミングさ明るさ軽快なワインとなっているようです。
フランボワーズにザクロ
清涼感ありとのことミネラル感も洗練されたものとのことで
こちらもこれからの時期最高のワインとなりそうです!

最後は
○マジック・オブ・ジュジュ2020年
シュナン70%ロワン・ド・ロイユ30%という構成
以前のマジック・オブ・ジュジュは
シュナン!というイメージ強かったのですが
ロワン・ド・ロイユ
初めて聞いた品種
しかも30%も入る
発酵にも熟成にも古樽が施されているようでSO2無添加仕上げ
白桃や梨のコンポートのような甘い香り
火打石やフュメ香
スモーキーさもあるようです。
フレッシュ&フルーティで透明感あり塩気あるミネラル感など
骨格あるワインとのことで
こちらも楽しみなワインです!

以下インポーター様情報
○ヴァンムスー ムサムセット2020年ロゼ泡
品種 ピノドニス34%グロロー33%カベルネフラン33%
テイスティング
コメント
リュバーブや小梅のような甘酸っぱい
香りに、洋菓子のアンゼリカのような
ハーブの香りが重なる。ワインはドライ
かつイチゴのようなフレッシュなエキス
に清涼感があり、キメの細かい泡と酸、
ほんのりビターで滋味深いミネラルが
味わいにメリハリを与える!

ちなみに!
収穫日は9月10日。収量は豊作で
60hL/ha!残糖は2g/L以下のエクスト
ラブリュット!デゴルジュマンなし!買
いブドウはフェイ・ダンジュのビオ生産
者ドメーヌ・デュ・ヴェルジェから!ワイ
ン名はルネの友人の子供の名前、男の
子「ムサ」と女の子「ムセット」を合わせ
て命名した!ガス圧は5.4Bar。SO2無
添加!ノンフィルター!※泡に勢いが
あるため、良く冷やして、斜め45度に
瓶を傾けてご開栓くださいませ

○VdFバンガラング2020年赤
品種 ピノドニス90%カベルネフラン10%
テイスティング
コメント
クランベリーの明るい赤い果実やバラ
の高貴な香りに黒コショウや山椒のよう
なスパイシーな香りが重なる。ワインは
フレッシュかつ軽快でみずみずしい果
実味をキュートな酸と繊細なタンニンが
優しく引き締める!

ちなみに!
収穫日は9月10日。収量は豊作で60
hL/ha!ドメーヌのブドウを使ったヴァ
ン・ド・ソワフがビズに対しバンガラング
はネゴスのブドウのヴァン・ド・ソワフ!
買いブドウはフェイ・ダンジュのドメー
ヌ・デュ・ヴェルジェと自社畑から!ワイ
ン名はジョゼフとシルヴェストルの幼少
の頃好きだったスピルバーグ映画Hook
の戦闘モードの雄叫びを乾杯の音頭に
掛けてこう名付けた!SO2はアッサンブ
ラージュの時に20㎎/L添加。ノンフィル
ター!

○VdFビズ2020年赤
品種 グロロー30% グロローグリ30%
ガメイ20%シュナン20%
テイスティング
コメント
フランボワーズやザクロなどの明るい赤
い果実にカルダモンのような清涼感の
ある香りが重なる。ワインはフレッシュ
かつチャーミングで明るく、赤い果実の
ジューシーなエキスの中でヴィヴィッド
な酸と洗練されたミネラル、優しいタン
ニンが軽快に弾ける!

ちなみに!
収穫日は9月15日、16日。収量は50
hL/ha。ブドウは100%自社畑から!長
熟を前提とした「カベルネ・フラン」とは
真逆のコンセプトの下つくられたヴァン・
ド・ソワフ!以前はLe Grosの名前でリ
リースされていたが、2019年にヴァン・
ド・ソワフのイメージに合うBisou「ハグ」
という明るい名前に変更された!SO2
はアッサンブラージュの時に20㎎/L添
加。ノンフィルター!

○VdFマジック・オブ・ジュジュ2020年
品種シュナン70%ロワン・ド・ロイユ30%
テイスティング
コメント
白桃や梨のコンポートのような甘い香り
に火打石やフュメのようなスモーキーな
香りが重なる。ワインはフレッシュ&フ
ルーティーで透明感のあるエキスに塩
気のある旨味が詰まっていて、滋味豊
かなミネラルとシャープな酸が骨格を引
き締める!

ちなみに!
収穫日は9月2日~4日、7日。収穫量は
40 hL/ha。シュナンに樽熟19ヶ月のロ
ワン・ド・ロイユをアッサンブラージュ.買
いブドウはフェイ・ダンジュビオ生産者
のドメーヌ・デュ・ヴェルジェと、ガイヤッ
クのビオ生産者のグレゴリー・オーレル
から!ワイン名はジャズミュージシャン
「アーチー・シェップ」のアルバム名か
ら!残糖は1 g/L以下の辛口。SO2無添
加!ノンフィルター!

以下2018年ご紹介文
ドメーヌ・モス
ヴァンムスー ムサムセット2018年ロゼ泡です!!!

ドメーヌ・モスです
私の中では
なかなかに飲みごろになるまで時間を要するワイン
ただ込められたポテンシャルは非常に高く
その強さやストイックさも感じるそんなワインとも思っております。
ただそれゆえに
なかなか把握できずいる部分もけっこうあると思います。

今回来日されたようで
よりドメーヌ・モスの今の状況なども
広く知られることとなっているのではと思います。
インポーター様からの情報もより突っ込んだものが
出ておりますの
そのへんからも
以前のモスから現在の息子さんたちが参画してのモスのワインと
新しい世代になったモスの魅力が出てきているようです。

今回レ・ボンヌ・ブランシュ2012年
当店にて寝かせていたワイン
久しぶりに飲みましたが
お父さんの時代のワイン
息子さんたちが引き継いでやりはじまったのが2014年とのことですので
その前のワインですね
その様子ですが

2012年もの
長らく熟成経ての今回この2020年のテイスティング
抜栓しグラスに注ぐと
色の茶系入り重厚感増した液体
ボトルの側面にオリが下がり固形化しておりますが
それ以外にも細かいオリがまだあります。
香りは少々の酸化的なニュアンスも加わりながら
果実のリッチ感増しているドライフルーツも出てきて蜜の感じが
明るいものから塊リッチでダンディな雰囲気へ
熟成した果実感ありながらパインとグレフル
それぞれ熟れた魅力そして熟成により乾燥した方向へと
それにより厚みあるエキス感
それでいてこの瑞々しさは失わずロースト香にドライフルーツ感
ミネラル感も溶け込みまろやかな口当たりの中に込められている
ややダークさなど熟成を経て醸しだされる雰囲気
時が経過して初めて出てくる魅力かと思います。

ということで
ポテンシャルを引出込められたワイン
その熟成した姿
奥深さと大人っぽさでてくるんですね

そして今回
ドメーヌ・モス
VdFレ・ボンヌ・ブランシュ2018年

シュナンブランの銘酒ですが

まず先にですが
お父様ルネのほうは
◇ルネのワイン造りのコンセプト
・きれいな完熟ブドウの収穫にこだわる(故にポテンシャルが高く、残糖が残りやすい)
・早飲みではなく熟成とともに真価が発揮されるワイン造り
・異なるシュナンブランのテロワールを極限まで引き出す

そして息子さん達
◇ジョゼフ&シルヴェストルのワイン造りのコンセプト
・ブドウの味わいで収穫日を判断(総じてルネよりも早い)
・ポテンシャルよりもエレガントで辛口な仕上がり
・早くから楽しめるが超熟にも耐えうるワイン

となっております。
今回2018年のレ・ボンヌ・ブランシュは飲んでおりませんが
ピュアでしなやかなワイン造る息子さんたちのドメーヌ・モス
ある程度早くから楽しめるワインとなっているようですが
その中にも塩気ある筋肉質なミネラルが綺麗に溶け込むとのことで
このワインのスケール感ポテンシャルあるワインも感じさせつつ
若い世代のワインらしい親しみやすさも引きだしている
そんなワインとなっているのではと思います。

以下インポーター様情報
テイスティングコメント
リンゴ、クエッチ、シトラス、ニワトコの花、ソーダ水の香り。ワインはエレガントかつヴィヴィッドでフィネスと透明感があり、ダシのように澄んだ旨味エキスに骨格のある上品な酸、塩気のある筋肉質なミネラルがきれいに溶け込む!

ちなみに!
収穫日は9月15日、17日。収量は35hL/ha。レ・ボンヌ・ブランシュは区画名でコトー・デュ・レイヨン地区にある。レ・ボンヌ・ブランシュの表層は基本的に粘土とシストで構成されている。ブドウの根が直ぐに母岩届くため、出来上がるワインはシストの影響をダイレクトに受けやすい。残糖は0.5g/Lの完全辛口!SO2はスーティラージュ後に15mg/L添加。ノンフィルター!

その他入荷ワインですが
ドメーヌ・モス
○ヴァンムスー ムサムセット・ロゼ泡2018年

○サヴニエール・ブラン アレナ2018年

○VdFマリー・べナール2015年白

○VdFオーフェルマルス2018年マセラシオン

以上となります。

その中から飲んだワイン
ヴァンムスー ムサムセッと・ロゼ泡2018年ですが
これがまたとんでもなく美味しい
というか大好きなスタイル
品種は
ピノドニス70%とグロロー30%
デゴルジュマン無しで仕上げられたロゼムスー
その分澱は多めで
濁りもあり
でもめっちゃ健全でこけもも系
ザクロにフランボワーズ
山葡萄とかスモモちゃんいる感じ
すんごくかわいらしくドライでシュワシュワウマウマ
もうそんな感じそのまんま
でもモスの素晴らしいところは
いわゆるゆるうま系だけのなんというか醗酵途中です的な
チャーミングで軽いだけのワインじゃなく
ちゃんとそこにも主張するミネラル感や鉱物的なほどよい固さとか
そして骨格ありさらになんともいえない果実だけじゃない魅力
インポーター様情報にもあるような
海の感じ海藻
ヨード系というか奥にそんなものがふわっとあるので
全然飽きないしその先が気になるでも基本はそのゆるうま系
最高ですね
シャープさとかほろ苦さもあるので締まりも良くいいですなこんなロゼ泡
最高です。

ちなみに抜栓の際ノンデゴルジュマンにある
吹き出しありますので
しっかりと冷やして静かに抜栓そしてタオルなどで抑えつつ
すぐにグラスに1杯とれば落ち着くかと思います。

○サヴニエール・ブラン アレナ2018年ですが
シュナンブランの銘酒サヴニエール
いくつかのサヴニエール飲んでおりますが
サヴニエールのワインはシュナンでも
その奥深さコクスケール感でるワイン
そんな経験多いので
好きなワイン
でも基本やはり比較的高価なワインが多いですね
ドメーヌ・モスのサヴニエール
冷たさある冷涼なミネラル感鉱物的なものもでるモスのワインですので
その個性とサヴニエールがぶつかることで
これまた素晴らしいポテンシャルあるワインとなるのではと想像いたします。
ヘーゼルナッツやブリオッシュの香りなども加わるワイン
シュナンの高貴さもしっかりと楽しめるワインになっているのではと想像いたします。


次は
○VdFマリー・べナール2015年白

シュナンブランの白

今のタイミングで2015年出てくる
何かあるのかと思いますが
そう何かあるというか
モスのワインの中でももっとも樹齢の高い樹
樹齢77年という古樹から造られる貴重なワイン
さらにさらに2015年
特別なビンテージとなった2015年
ロワールのワインも2015年ものはちょっと特別でしたが
収量が日照りそして古樹ゆえの収量の少なさで
9hL/haという少なさ
単純に収量だけみてもどんだけ凝縮した葡萄になっているんだ!と思うワインですが
それゆえの熟成期間も
それだけの特別な葡萄だったがために約2年の長期熟成を試験的にチャレンジしたワイン
今回本数も極少量割り当て
飲めないのでインポーター様情報だけですが
そのコメントの内容も
とにかく深い表現が多いですね
スターフルーツにカリン、洋梨のコンポート、フェンネル、昆布ダシ、火打石
ピュアかつスパイシーで透明感
それでいて後から凝縮した旨味と緻密で鋭利なミネラルとのことで
このへんからも今のリリースですが
まだ寝かせてから楽しみたいワインです。

最後は
○VdFオーフェルマルス2018年白
こちらもシュナンブランの白ですが
ドメーヌ・モスですが
マセラシオンワインです!
やはりこのへんも世代交代の波がきているんでしょうね
お父さんのルネの時代は出てこなかったかと思いますが
息子さんたちにかわり
その息子さんジョゼフとシルヴェストルがマセラシオンワイン好きとのことで
仕込んだシュナンブランのマセラシオンワイン
こちらも今回飲んでおりませんが
シュナンの良さもありつつマセラシオンの複雑性深みをプラスしたワイン
白桃、洋梨、巨峰、カモミーユ、スズラン、ジャスミンなどなど
多彩で通常出てこないような表現も続きますね
旨味の凝縮したものに紅茶系のニュアンスなど
マセラシオンワインの渋みもよいアクセントとなっているようです。

以上ドメーヌ・モスの注目ワインです!!!

以下インポーター様情報
○ヴァンムスー ムサムセット・ロゼ泡2018年
テイスティングコメント
フランボワーズ、ザクロ、スモモ、イチゴのジャム、カーネーション、スポンジケーキ、青竹、海藻の香り。ワインはフレッシュかつミネラリーで滋味深く、まったりとしたエキスに溶け込むシャープな酸と鉱物的なミネラルに苦みを柔らかなムースが包み込む!

ちなみに!
収穫日は9月7日~12日。収量は大豊作で70hL/ha!!残糖は2g/L以下のエクストラブリュット!デゴルジュマンなし!買いブドウはフェイ・ダンジュのビオ生産者ドメーヌ・ベルジェから!ワイン名はルネの友人の子供の名前、男の子「ムサ」と女の子「ムセット」を合わせて命名した!SO2は一時発酵後に20 mg/L添加。ノンフィルター!

○サヴニエール・アレナ2018年
テイスティングコメント
洋ナシ、みかん、ミラベル、ニワトコの花、ヘーゼルナッツ、ブリオッシュの香り。ワインはピュアかつフルーティーで透明感のある旨味エキスに洗練されたふくよかさがあり、骨格のある酸、緻密で鉱物的なミネラルが余韻に連れてせり上がる!

ちなみに!
収穫日は9月24日。収量は45 hL/haとかつてない豊作だった!キュヴェ名「アレナ」はラテン語で砂の意味がある。サヴニエールの土壌が海から運ばれた風成土であることからこの名前を付けたとの事!残糖は4 g/L。SO2は熟成中と瓶詰前のスーティラージュ後に20mg/L添加。再発酵防止のフィルター有り。

○マリー・べナール2015年白
テイスティングコメント
スターフルーツ、カリン、洋梨のコンポート、フェンネル、昆布ダシ、火打石の香り。ワインはピュアかつスパイシーで透明感のあるダシのように澄んだエキスがあり、後から塩辛く凝縮した旨味と緻密で鋭利なミネラルの収斂味が余韻に連れてせり上がる!

ちなみに!
収穫日は10月4日。収量は日照りとヴィエーユヴィーニュによる収量減により9hL/haだった!マリー・ベナールはル・ルシュフェールの隣にある1haの畑で、ルネモスの所有する畑の中で一番樹齢の古い畑!熟成期間が約2年と将来を見据えて長期熟成に今回試験的にチャレンジした!残糖は1.4g/L。SO2は熟成中と瓶詰前のスーティラージュ後に18mg/L添加。ノンフィルター!

○VdFオーフェルマルス2018年マセラシオン
テイスティングコメント
白桃、洋ナシ、巨峰、カモミーユ、スズラン、ジャスミン、杏仁豆腐の香り。ワインはスパイシーで塩辛く凝縮した旨味エキスにストラクチャーがあり、洗練された力強いミネラルと紅茶のような上品なタンニンの渋味が骨格を調える!

ちなみに!
収穫日は9月30日。収量は30hL/ha。マセラシオンのワインが全般的に好きなジョゼフとシルヴェストルが、シュナンの可能性を広げるために仕込んだ!マセラシオンのオレンジ=オランダのサッカー代表ユニフォームのオレンジを掛け、彼らの好きな元オランダ代表選手オーフェルマルスの名前をワイン名にした!SO2は瓶詰前のスーティラージュ後に10mg/L添加。ノンフィルター!


以下2012年ご紹介文
ドメーヌ・アニエス&ルネ モス
レ・ボンヌ・ブランシュ2012年です!!!

今回ドメーヌ・モス入荷に伴い
当店にて寝かせていたワイン
久しぶりに飲んでみたくなりテイスティングとなりました。
その様子です。

2012年もの
長らく熟成経ての今回この2020年のテイスティング
抜栓しグラスに注ぐと
色の茶系入り重厚感増した液体
ボトルの側面にオリが下がり固形化しておりますが
それ以外にも細かいオリがまだあります。
香りは少々の酸化的なニュアンスも加わりながら
果実のリッチ感増しているドライフルーツも出てきて蜜の感じが
明るいものから塊リッチでダンディな雰囲気へ
熟成した果実感ありながらパインとグレフル
それぞれ熟れた魅力そして熟成により乾燥した方向へと
それにより厚みあるエキス感
それでいてこの瑞々しさは失わずロースト香にドライフルーツ感
ミネラル感も溶け込みまろやかな口当たりの中に込められている
ややダークさなど熟成を経て醸しだされる雰囲気
時が経過して初めて出てくる魅力かと思います。

エチケットのほう経年により若干汚れなどあるものも
ございますのでご了承ください。



以下前回ご紹介文

ドメーヌ・モスのワインお取扱いするのは
飲むことはあっても
お取扱いは久しぶりで実に2009年もの以来となります。

なぜ今回御取り扱うこととなったかと言いますと
4月にいわきでもワインイベントその中で
このワイン
レ・ボンヌ・ブランシュ2011年を口にしたからであります。
かなり盛り上がり熱気とワイワイガヤガヤとした中にあって
このレ・ボンヌ・ブランシュ2011年
このワイン飲んだ瞬間に
ぶっ飛びました。
まずその集中力!
余分なものが削ぎ落ち
冷やかな水晶に接しているかのような感覚そして
シュナンの硬質でいて蜜林檎のニュアンスがどこまでも続く
その余韻に品があり
長く長く伸びていく感覚
エキスの密度感も素晴らしく
シュナンの良酒はこうあるべき姿感じました。
どこかでマルク・アンジェリのシュナンと比べてしまうところございますが
対等に勝負できるというか
似たニュアンスも感じたワインでありました。


そんなシュナン感じでお取扱いしないわけにもいかず
今回試飲会の中で新ビンテージ2012年をテイスティングすることとなりました。
もちろんまだまだリリースしたてで
その世界は出ていないところではありますが
その片鱗を感じることはできました。
焼きリンゴ様のニュアンスどこか貴腐系の香りも混じるような感覚で
現段階で冷涼な酸そしてキレのあるニュアンスが前に出ているところであります。
果実味もまだたくさんの要素がそれぞれバラけている段階ですので
これがつながり絡み合い一つにまとまるその成長した姿を想像するだけで
楽しくなります。
水晶のような
シュナンの世界観を楽しめるワインそのポテンシャルを秘めたワイン
あと一年待つ必要はあるかと思います。
それを楽しみに待てるお客様ぜひご検討いただきたいシュナンの銘酒であります。

ぜひ!!!!!!!

以下インポーター様情報
テイスティングコメント
焼きリンゴ、ブリオッシュ、バタークッキー、ピスタチオの香り。ワインは筋肉質で滋味深く、キレのある直線的な酸と剥き出しのミネラル、塩辛いくらい凝縮した旨味が一体となり長く余韻に続く!

ちなみに!
収穫日は10月9日。収穫量は25hL/haで残糖は1.7 g/L!2012年は17ヶ月樽熟成を経ている!レ・ボンヌ・ブランシュは区画名でコトー・デュ・レイヨン地区にある。アルテリット・シストと呼ばれる土壌からミネラルを多く含んだワインができる!軽くフィルター有。SO2はマロラクティック発酵後に10 mg/L。

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