フィリップ・ジャンボン ユンヌ・トランシュ ロゼ2021年 750ML
ユンヌ・トランシュ ロゼ2021年です!!!
フィリップ・ジャンボンの
生命維持装置的な存在
ユンヌ・トランシュシリーズ到着です!
ジャンボンにとって生きながらえる一つの道なれど
それにより多くの方に影響与え
新たな造り手の力になっているのも間違いなくあるかと思います。
そんなユンヌ・トランシュシリーズ
今回は
初の白、ロゼなども登場して
昔はユンヌ・トランシュシリーズといっても
そんなにキュヴェ数など無かったものが
ここにきて広がり見せております。
ただ今回の白ロゼはあまりに極少量割り当てで
飲むのも無理
そしてその他のユンヌ・トランシュも
本数が少なくなってきております。
今回も飲めたワインは1種類だけ
○ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2018年です。
このワインだけ今回はマグナムもあり
またかなり暑い太陽の年となった2018年
どう仕上げてきているのかそれが気になってのテイスティングでもあります。
正直今回からこのメイド・イン・シェナ
だいぶ価格上昇となっております。
ガメイの赤ですが
その感じ
グラスに注ぐと赤紫も何か力強さ色の密度もあり
かといって冷涼感が失われたような2018年的ワインでは全然なくて
太陽を強さやシュールさに変換して表現するような印象
自然酵母による発酵、1か月にもおよぶ長めのマセラシオン
木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で詰められるこのワイン
ポテンシャルあるワインとなりそれゆえに熟成も長めにとりリリースとなっておりますが
現段階でまだまだこの先熟成必要な状態を感じます。
ガメイなれどベリー系などもなんというか小粒感あり身の詰まる印象
ユンヌ・トランシュシリーズでもカッチリ感もありシュールさ
そしてエネルギーに満ちた印象
飲んで染みだす酸味などは少々強めに出てきて
もとの葡萄の生命力をしっかりと時間をかけてエキスへと昇華させたための
強さそれを感じるワイン
あと数年は待ちたいところです。
こちらメイド・イン・シェナ2018年のみマグナムもあり
マグナムとなるとさらに寝かせて特別な特に飲みたいガメイですね
以下インポーター様情報
● Une Tranche Made in Chenas 2018 / ユンヌ トランシュ メイド イン シェナ 2018
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
こちらは、代々ブドウ栽培を手がけていた家系に生まれ、ナチュラルワイン造りに取組むべく2014年に独立したドメーヌ ルイ ダミアン ブシャクールの手によるものです。人と自然との共生や関わりをワインに反映させるをコンセプトにワイン造りに取組むルイ ダミアンは、ビオロジックによる栽培を採用。
自然酵母による発酵、1ヶ月におよぶ長めのマセラシオン、木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で瓶詰めされます。なお、このキュヴェのみ毎年AOCを取得しています。
少々濁った淡いルビー色の外観。スミレの様なフローラルな香りに、ラズベリーの様な赤い小粒のベリー系果実の香りが徐々に立ち上ってきます。その後、徐々にダークチェリーの様な熟れたニュアンスが膨らんできます。なお、到着直後に飲むと少々の揮発酸を感じます。
味わいは非常にチャーミングで、スルスルと喉を通る軽やかなテクスチュアに仕上がっており、小粒な果実と白胡椒の様な軽いスパイスの複雑な味わいが魅力的で、ドメーヌ物にも感じられるニュアンスも備わっています。2018年と言えば、近年で最も暑い年であったにも関わらず、エレガントで繊細系の味わいに仕上げています。
猛暑かつ降雨量が非常に少なかった為、葡萄の樹にストレスが掛かり、同時に糖度が極端に上がりった為、エネルギーに満ちたワインのバランスを取るためにゆっくりと長い発酵が必要だった為、例年以上に時間を掛けて熟成させたとの事。繊細な果実味と同時にジワジワと立ち昇って来る旨味が魅力的な素晴らしいワインです。
その他のワインですが
○ユンヌ・トランシュ シュディスト・ブラン2020年
品種はクレレット、ブールブランで造る白
ユンヌ・トランシュシリーズとしては初の白
このワインは
フィリップ・ジャンボンと長年葡萄栽培、ワイン造りを行っている
ドゥニ・タルデューが手掛けたものとのこと
インポーター様情報ですが
黄色掛かった麦わら色の色調。白や黄色い花のようなフローラルな香り。花梨やレモンの皮の様な柑橘やフルーツの香りも湧き上がります。
味わいはドライな仕上がりで、酸を感じられるスタイル。果実の熟れたニュアンスを感じながらもドライな為、完全発酵したヴィオニエの様な味わいを感じられます。アフターに感じるほろ苦い味わいがアクセントになっており、キリっと感じる酸と共に、これからの季節にピッタリの味わいになっています。
とのことで
ジャンボンのドメーヌものの白とはまた全然違う
親しみやすさもあるタイプの白となっているようです。
次は
○ユンヌ・トランシュ ロゼ2021年
こちらも初めてのロゼ
というかドメーヌものでもロゼは無いかと思いますので
カリニャン、ムールヴェードル、シラーで造るロゼ
南仏でフィリップと同じ手法で栽培を行っているポール タルデューのもの
ということで
産地はローヌの葡萄となります。
インポーター様情報ですが
エッジがオレンジ掛かった淡いロゼ色の外観。香水の様なフローラルな香りにラズベリーの様な小粒の果実の香りが心地良く、味わいは甘味の殆どないドライな仕上がり。
アプリコットやフランスの桃の様な硬く締まった果実のフレーヴァーが感じられますが、フィニッシュはあくまでもドライな味わいに仕上がっています。
スルスルとした喉ごしで、これからの季節にピッタリな軽やかな飲み心地が素晴らしいワインです。
香り、味わいともに安定しており、翌日も問題無く飲み進めることが出来ます。
とのことで
ローヌ葡萄らしい華やかさや明るい果実感など
こちらも親しみやすいタイプのロゼとなっているようです。
次は
○サンタムール ユンヌ・トランシュ・ダムール2020年
ユンヌトランシュシリーズはほとんどがVdFですが
こちらはAOC取得とのことで
ボージョレのクリュ サンタムールとしてリリースのワイン
葡萄は2020年から Une Tranche のグループに加わった Arthur Lotroux(アーサー ロトルー)からとのこと
初めてとのことで
亜硫酸を少量添加のキュヴェとのことですが
トータル22mg/Lと極少量の範囲ですね
インポーター様情報ですが
クリアなルビー色の外観。ダークチェリーやブルーベリーと言ったフレッシュな小粒の黒系果実の香りで、徐々にバラの様なフローラルな香りも膨らみます。
味わいは非常にチャーミングでピュアな味わいで、スルスルと喉を通るテクスチュアが心地良いワインに仕上がっています。軽やかで、繊細、デリケートなワインで、その可愛らしい味わいはガメイの表現力の豊かさを感じさせます。
アルコール度数は13%あり、長い余韻と飲みごたえも感じられる素晴らしいワインです。
とのこと
サンタムールらしい美しい品ある赤系果実に香りも華やかさも加わるワイン
繊細さと力強さを備えるワインとなっているようです。
次は
○ユンヌ・トランシュ2019年
ユンヌ・トランシュの後には何もつかない
これ珍しいのかなと
価格も非常に良心的で
ワインは
2014年に独立したLouis Damien Bouchacourt(ルイ ダミアン ブシャクール)の手によるもの
インポーター様情報ですが
淡く、エッジにオレンジを感じるルビー色の外観で、抜栓直後は少々の揮発を感じますが、空気と触れ合うとあまり感じなくなる程。スモモや野イチゴ、梅ジャムの様な甘酸っぱい果実の香りには爽快感があり、胸のすく軽快な香りが食欲を呼び覚まします。
味わいは酸のあるフレッシュな赤系果実のフレーヴァーが支配的で、非常にピュアな質感が魅力的。他のキュヴェと比べても非常にシンプルで旨味を感じるワインで、フィリップ自身も「素晴らしいガメイで、ピュアで飲みやすいこのワインが好きだ」とコメントしています。
当日中は全く不安定になる事は無く、安心して飲み進めることが出来ます。
とのことで
フレッシュでピュア系ガメイ
シンプルに伝わる魅力あるガメイとのことで
スルスルと染み入る旨味楽しめそうです。
最後は
○ユンヌ・トランシュ シュディスト2018/2019
南仏葡萄
グルナッシュ85%シラー15%で造るワインですね
他のユンヌ・トランシュと比べこの品種ですので
いつも黒みもでた仕上がり
今回インポーター様情報ですが
深みのある濃いルビー色の外観。抜栓直後は還元していますが、次第にクリアになっていきます。酸のある赤系ベリーの果実さとカシスやブラックベリーの様な濃厚な果実がブレンドされたような複雑な果実の香りに、ほのかな土の香りが加わり、徐々に、ナッツやアールグレイ、カカオ、中近東系のスパイスなどの果実以外の要素が顔を覗かせ始め、さらに複雑さが増していきます。
味わいは、果実と酸のバランスが絶妙な仕上がりで、柔らかい果実と丸みがあるタンニンが特徴。フレッシュな果実と美しい酸が素晴らしく、目の詰まった果実と相まって満足度の高いワインになっています。明るい酸が全体をまとめており、前ヴィンテージよりもスルスルと飲み進められます。
抜栓当日であれば問題なく飲み進めることが出来ますが、翌日はボトルによっては若干不安定になるため、当日中に飲みきる方が安心です。
とのこと
ブラックベリーなど濃厚な果実味複雑性もあり
土系あり
満足度の高い仕上がりのようでこちらも楽しみなワインですね
以下前回ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
ユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2019年です!!!
新年一発目
この時期になんかよい感じのワイン
フィリップ・ジャンボンです。
このナチュラル感ばっちりなワイン
そしてあまり手を加えない
このシンプルさがあり
その分滋味深さがストレートに伝わる
ユンヌ・トランシュシリーズ
年の始まりにピッタリな気がいたします。
フィリップ・ジャンボン
ドメーヌもののワインは
まぁ幻的な品薄ワインですが
それもそのはずで
もうどこかでも納得いくまで突き詰めて作り上げる
ポテンシャルを追い求めるがゆえに
それに見合った熟成も必要なわけで
毎年出るとはそんなことはありえないワイン
その生命維持装置的な存在でもある
ユンヌ・トランシュシリーズ
ただこのシリーズのワイン
確実に一年一年レベルアップしております。
若い生産者にチャンスを
そんな機会にもなるワインですが
その若い世代のレベルが少しずつ上がっているのではと思います。
そんなユンヌ・トランシュシリーズから
三種類
ブティーユとマグナム到着です!!!
まずは今回飲んだワイン
○ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2017年
こちらはボジョレーのガメイのワインですが
冷ややかさとやや陰のイメージもでるときありますが
2017年
そのへんのバランスいい感じに仕上がっております。
赤紫の落ち着きある色調で
すぐに冷涼感とガメイガメイしすぎない落ち着き
そして湿度感ある液体
酸が心地よく強すぎない
旨味の染み具合も弱すぎず強すぎず穏やかで
ナチュラルな風合いが長く持続する
ベリー系も穏やかに大人っぽさとチャーミングさのバランスも良く
じんわり楽しめるガメイ
2017年が今リリースというタイミングも
ボジョレーのガメイとしては
珍しいその分成長も落ち着きも増したワインとなっております。
今回三種類ですが
750MLと1500ML
それぞれリリースです。
その他のワインですが
○ユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2019年
こちらもボジョレーのガメイですが
ヌーヴェルということでいわゆる新酒的な意味合いのワイン
でもフィリップ・ジャンボンのワインらしい
2022年となるこの段階で
2019年のヌーヴェルとなります。
今回飲んでおりませんが
よりその若々しさに程よく落ち着きまして
さらに2019年淡い色調の仕上がりのようで
ロゼと思わせるところもあるようです
でも構成はしっかりとしているようで
2019年やはり充実した年となったワインらしく
赤系の苺やラズベリーさらに時間とともに
煮つめたようなニュアンスへと
外向的な面もあり旨味も芯があり支えの酸もしっかりとある
スルスル楽しめる魅力で薄旨系好きなかたにたまらない仕上がりに
なっているとのことで
この2019年のヌーヴェル注目すべきワインとなってるようです!
最後は
○ユンヌ・トランシュ・ド・パラディ2019年
こちらもボジョレーのガメイですが
レニエを中心とした畑のもののようです。
このワインはヌーヴェルともまた違い
同じ2019年でもガメイの大人っぽさ
繊細な中に複雑性あり白コショウやカルダモンなどスパイス
コンフィチュールのような煮つめた果実のニュアンス
非常に柔らかでスルスルと楽しめるワイン
こちらも薄旨系のスタイルで染み込む美味しさ楽しめる
ガメイとなっているようです。
以上三種類
750MLと1500MLです!!!
以下インポーター様情報
● VdF Une Tranche Nouvelle 2019 / ユンヌ トランシュ ヌーヴェル 2019
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
フィリップ ジャンボンが大切にしている「どんなワインに育つかは、そのワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできない。」という哲学を尊重しつつ解禁日などに「とらわれずに、じっくりとワインと向き合って造るヌーヴォー(新酒)のようなフレッシュでいきいきとしたスタイルのワインを」というリクエストに応えて生まれたワイン。リリースのタイミングは、一般的な生産者のクリュ ボジョレー ワインと変わらない時期で、贅沢な熟成期間を経た、もはやヌーヴォーという概念を超えた堂々としたワイン。
このワインを手がけるのは、レニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。フィリップ ジャンボンのバックアップの下で、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加などピュアな自然派ワインの手法を採用しています。
一瞬ロゼ?と思わせる淡く美しい色調からは想像が出来ない構成がしっかりしたワイン。抜栓直後は少々還元していますが、10分程度で気にならなくなります。イチゴやラズベリーといった赤い果実のニュアンスを感じさせつつ、時間とともにコンフィチュールの様な煮詰めた果実の複雑で明るい外向的な印象を感じられます。口に含むと、2019年らしい旨味のある果実味を感じつつも、下支えしている酸が全体を軽やかにまとめています。シンプルなストレートワインと言う印象が心地良く、いわゆるスルスル系の飲み心地の良いスタイルで、薄旨とカテゴライズされるナチュラルワインが好きな方には堪らない1本です。
● VdF Une Tranche de Paradis 2019 / ユンヌ トランシュ ド パラディ 2019
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
造り手はレニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。樹齢が比較的高く、南向きの好立地の区画であるル パラディから収穫されたブドウで造られます。この区画は、新たにビオロジック栽培に転換して2年目の畑ですが、ユンヌ トランシュ シリーズが拡大するにつれて、ビオ栽培される畑が増えていくことは、フィリップ ジャンボン自身にとっても本当に嬉しい事でしょう。
フィリップはこのキュヴェを非常に気に入っているようで、「小さな区画だけれど、非常に高品質の葡萄が収穫できた。低価格でも、これこそ真のナチュラルワインだ!」と興奮気味にメッセージを送ってきました。なお、当然のようにサンスフルで仕上げています。
淡いルビー色で濁りのある外観。小さな赤系ベリーの果実主体な香りで、優しくも目の詰まった果実の香りが素晴らしいです。時間と共に白胡椒やカルダモンと言ったスパイスの香りやコンフィチュールの様な煮詰めた果実のニュアンスが出てきます。タンニンを殆ど感じない、完熟しつつも水のようにスルスルと喉を滑り落ちていくガメイの懐の深さを十分に感じられます。
昨年とは違って、薄旨のスタイルに仕上げた2019年のパラディ。身体に浸み込んでいくかの様な極上の質感をお試しください。
● Une Tranche Made in Chenas 2017 / ユンヌ トランシュ メイド イン シェナ 2017
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
こちらは、代々ブドウ栽培を手がけていた家系に生まれ、ナチュラルワイン造りに取組むべく2014年に独立したドメーヌ ルイ ダミアン ブシャクールの手によるものです。
人と自然との共生や関わりをワインに反映させるをコンセプトにワイン造りに取組むルイ ダミアンは、ビオロジックによる栽培を採用し、自然酵母による発酵、1ヶ月におよぶ長めのマセラシオン、木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で瓶詰めされます。
例年とは違い、AOCを獲得したキュヴェ。淡く少々濁った外観で、ピシッと1本筋の通った酸とスミレの様な香りを主体に、赤い小粒のベリー系果実の香りが徐々に立ち上ってくる感じが堪らなく心地良いワインです。味わいは、重心の低い落ち着きのある果実味と同時にジワジワと立ち昇って来る旨味が両立しており、グラスを回しながら徐々に開かせると全体のバランスが整い球体のような丸みを帯びてきます。
2日目以降も不安定になる事は無く、過去最高に安定したMade in Chenasに仕上がっています。
以下2016年ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2016年です!!!
ボジョレー孤高の存在
フィリップ・ジャンボン
そのドメーヌワインには圧倒的な存在感とか
というかすでにボジョレーのワインの域を超えたものございますが
ドメーヌワインは本当になかなかお目にかかれないワイン
毎年のようにリリースなんてありえないですし
そんなワイン
そのため生命維持装置的な役割のワインが
ユンヌ・トランシュシリーズですが
若手の葡萄で造るワインや
瓶買いものなどもあるのかと思いますが
若手のワインが注目されるきっかけとなったり
でもそのセレクトにはフィリップ・ジャンボンのこだわりがもちろんあるわけで
■ ボジョレーを中心としたいまだ無名な造り手たちをフィリップ ジャンボンが発掘
■ ワイン造りのみならず、販路開拓などに苦労する彼らをフィリップがサポート
■ フィリップ ジャンボン セレクションとして、フィリップ ジャンボンが販売
などですね
でもこのユンヌ・トランシュシリーズ
このワイン自体が
なんか近年レベルがあがっているように思えるのですが・・・
前回のシュディストにブルイィなど
なかなかにどちらもそれぞれ素晴らしいワインでした。
今回は二種類
ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2016年
そして
ユンヌ・トランシュ ヌーヴェルNV2017年です。
まずヌーヴェルですが
こちらはフィリップ・ジャンボン的ヌーヴォーなわけですが
2017年ものが今ですので
いやいや通常のワインより熟成して出してきているでしょうよ
なワインですが
ある意味ガメイの新酒を落ち着かせた
もとは新酒的な存在
いやいや今のこの数年の段階でもその薄旨系の若々しさもあるワイン
2017年ということで淡く美しい色調のワインとのことで
赤果実など出ながらも色と裏腹に
構造がしっかりとした黒糖、コンフィチュールなどの複雑で外向的なところも出てきているワイン
とのことスルスル系でも旨味も落ち着き充実ワインとのことで
今回ヌーヴェルも楽しみなワインです。
もう一つの
○ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2016年
こちら飲みましたが
液体はこのほんのり濁りあるようなくすみあるような色調
赤紫の少し陰のあるような
まさにフィリップ・ジャンボンらしい液体
立ち上がりはやや茎系もあり森、ひんやりほどよい怪しさこれがいい!
穏やかな落ち着きの中にスミレ系の紫の世界あり
飲んでも葡萄の無駄な手を加えない果汁感もありつつ
でもほどよく陰のある
酸のバランスも良く滋味深い旨味もジャンボンシリーズらしいワイン
派手さやこれがすごいというわけじゃなく
この馴染む感じそして少し重心低くとも冷涼感や酸もあり
滋味深い旨味いいですね
以上二種類です!
以下インポーター様情報
Une Tranche Made in Chenas 2016 / ユンヌ トランシュ メイド イン シェナ
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
こちらは、代々ブドウ栽培を手がけていた家系に生まれ、自然派ワイン造りに取組むべく2014年に独立したドメーヌ ルイ ダミアン ブシャクールの手によるものです。
人と自然との共生や関わりをワインに反映させるをコンセプトにワイン造りに取組むルイ ダミアンは、ビオロジックによる栽培を採用し、自然酵母による発酵、1ヶ月におよぶ長めのマセラシオン、木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で瓶詰めされます。
昨年も同一VTが入荷していますが、それとは別に新たに入荷したロット。淡く少々濁った外観で、ピシッと1本筋の通った酸とスミレの様な香りを主体に、赤い小粒のベリー系果実の香りが徐々に立ち上ってくる感じが堪らなく心地良いワインです。味わいは、重心の低い落ち着きのある果実味と同時にジワジワと立ち昇って来る旨味が両立しており、グラスの中で徐々に開かせると全体のバランスが整い球体のような丸みを帯びてきます。熟成したガメイが好きな方にはベストなセレクトになること間違いなし!
抜栓2日目は果実感が若干下がり、タンニンがハッキリと主張してきます。全体としては1日目よりストラクチャーがハッキリとし、より深みが感じられるようになってくる。いわゆるマメ臭は無く、問題なく飲み進めることが出来るので、ゆっくりと楽しむことをオススメ致します。
VdF Une Tranche Nouvelle NV17 / ユンヌ トランシュ ヌーヴェル
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
フィリップ ジャンボンが大切にしている「どんなワインに育つかは、そのワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできない。」という哲学を尊重しつつ、解禁日などにとらわれずに、じっくりとワインと向き合って造るヌーヴォー(新酒)のようなフレッシュでいきいきとしたスタイルのワインを、というリクエストに応えて生まれたワイン。リリースのタイミングは、一般的な生産者のクリュ ボジョレーワインと変わらない時期で、贅沢な熟成期間を経た、もはやヌーヴォーという概念を超えた堂々としたワイン。
このワインを手がけるのは、レニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。フィリップ ジャンボンのバックアップの下で、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加などピュアな自然派ワインの手法を採用しています。
一瞬ロゼ?と思わせる淡く美しい色調からは想像が出来ない構成がしっかりしたワイン。イチゴやラズベリーといった赤い果実のニュアンスを感じさせつつ、時間とともに黒糖やコンフィチュールの様な複雑で明るい外向的な印象を感じられます。口に含むと旨味のあるタップリとした果実味を感じつつも、下支えしている酸が全体を軽やかにまとめています。ガメイらしいシンプルでストレートな印象が心地良く、飲み心地の良いスタイルでいわゆる薄旨とカテゴライズされるナチュラルワインが好きな方には堪らない1本です。
抜栓2日目は少々果実味が優しくなり、全体的に丸い印象になりますが、いわゆるマメが出る事はなく、1日目のスルスル感は健在です。
以下2014年ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2014年です!
ボジョレー孤高の存在として
注目のフィリップ・ジャンボンのワイン
そんなジャンボンのワインですが
自身のドメーヌワイン・・・・とんと見なくなってしまいました。
あるところにだけ流れている・・・とか
そんなことないのが
ジャンボンのワイン
本当にドメーヌもののワインはなかなかものにならないというか
リリースがなかなか無い
ジャンボンのお客様からは
どうやって生活しているの?とか
4年に一度並みのオリンピックか!?くらいの頻度でしかリリースされないワイン
そんなワインの収入は限られてしまい
そのために奥様も働きに出ている・・・・ところか長女もすでに大きくなり
働きにでている!?とか
とにかく家族総出で支えている
そんな家族の支えがあって生まれるジャンボンのドメーヌワインだそうです。
だからこそ
なかなか見ることのできないワインなんですね
でも4年に一回のペースではそれでもかなり無理があるようで
生命維持装置としての役割果たしているのが
ユンヌ・トランシュシリーズであります。
フィリップ・ジャンボンセレクションのワインですが
それもこだわりがあり
ビオ栽培のブドウ
自然酵母による発酵
亜硫酸添加も最小限
のものでジャンボンが気に入ったワインだけをセレクションしているわけですね
そんなユンヌ・トランシュ・シリーズより
三種類今回ご紹介です!
まずは今回テイスティングした
ユンヌ・トランシュ・パラディス2017年です!
2017年ということで若いわけですが
なかなかにストイックさもありシュールな世界あるガメイで
赤紫の色調にややダークさもあり
ほんのり漢方系の感じ紫の花が綺麗に広がり
スパイシー感もある
旨味の伝え方もなんというかジャンボンらしいジャンボンの好きなスタイルなのかでしょうか
穏やかで冷涼感ありどこか土のニュアンスあり陰陽の出し入れがあるガメイです。
果実味の厚み伝わるというよりは骨格がありミネラル感も伝わるワイン
今後さらに本格化していき
より深みも出てきそうなワインです。
インポーター様情報ですが
ユンヌ トランシュ ド パラディを手がけるのは、レニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。樹齢が比較的高く、南向きの好立地の区画であるル パラディから収穫されたブドウで造られます。除梗はせずにセミ マセラシオン カルボニックにて醸造。暑く乾燥した夏に見舞われた2017年は、ブドウが綺麗に熟し、しっかりと果実味を備えたブドウが得られたため、飲み心地とフレッシュさを損なわないようにと短めの熟成で2017年11月に亜硫酸を添加せず瓶詰めされました。もちろん自然酵母による発酵で、自然派ワインらしいスムーズな飲み心地といきいきとした果実味、滋味深い旨味に満ちたワインとなっています。
とのことです。
そして飲んでいないワインですが
二種類ユンヌ・トランシュシリーズからご紹介です。
ユンヌ・トランシュ シャルマントゥ・モルゴン2014年
そして
ユンヌ・トランシュ メイド・イン・シェナ2014年
モルゴンとシェナと入るように
それぞれの区画のガメイで造られるワインですね
モルゴンというとクリュボージョレのなかでも男性的なイメージ持っておりますが
今回のシャルマントゥ・モルゴン2014年
レニエに隣接するレ・シャルムという区画のもので
しなやかな女性的な印象を受ける仕上がりとのことで
でもその中に鉄っぽさあるミネラル感大人っぽさなともあるモルゴンらしさも加わるようです。
そしてメイド・イン・シェナですが
カシスなどの黒系果実に黒糖思わせる深く力強い香りが特徴のワインとのことで
こちらは亜硫酸無添加仕込みですが
ポテンシャルも高く開けてからの変化も楽しめるワインとなっているようです。
以下インポーター様情報
シャルマントゥ=ラブリーと名付けられたユンヌ トランシュ シャルマントゥは、モルゴンのアペラシオンから。モルゴンは1100haにも及ぶ広大なクリュで、この地で生まれるワインが見せる表情は、本当に多様だと言います。
このシャルマントゥを手がけるのは、ボジョレーの地で7世代にわたってブドウ栽培を継承してきたというマルセル グリエという造り手。所有する畑はモルゴンを中心に4haほどで、なかでもレニエに隣接するレ シャルムという区画に2haの畑を有し、この区画のブドウからシャルマントゥは造られます。
ブドウはもちろんビオロジック及びビオディナミの手法で栽培され、自然酵母による発酵、木樽での熟成を経て瓶詰めされます。軽く濾過(ろか)をする点と、熟成中に少量の亜硫酸を添加(最終的にワインの総亜硫酸は8mg/l)しますが、「ブドウ=ワイン」というコンセプトをピュア表現したナチュラルなワインに仕上がっています。
味わいは、その名の通り非常にエレガントでしなやかな女性的な印象。赤系果実の華やかな香りと、優しいタッチの果実味のバランスが心地よく、余韻にほのかに感じるカシスやチョコレートのような香ばしさと鉄っぽさのあるミネラル感が、モルゴンのアペラシオンを素直に表現しているように感じます。大人っぽくておしとやかななイメージのモルゴンです。ワインとしてのトータルバランスも良く、2日目もそのしなやかさを失わずにチャーミングな表情を見せてくれます。
ユンヌ トランシュ メイド イン シェナとストレートなキュヴェ名が付けられているワインは、代々ブドウ栽培を手がけていた家系に生まれ、自然派ワイン造りに取組むべく2014年に独立したドメーヌ ルイ ダミアン ブシャクールの手によるものです。
人と自然との共生や関わりをワインに反映させるをコンセプトにワイン造りに取組むルイ ダミアン。ビオロジックによる栽培を採用し、自然酵母による発酵、1ヶ月におよぶ長めのマセラシオン、木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で瓶詰めされます。
カシスなどの黒系果実や黒糖を思わせる深く力強い香りが特徴で、スパイスのニュアンスも感じられる落ち着きのあるフレーバー。香ばしさのある果実味やしっかりとした骨格もありつつも余韻にはほのかな甘さを感じるのが特徴。抜栓直後はやや控えめな風味や若干の還元もありますが、少し時間を置いてあげることで、ぐぐっと開いてきます。ジャンボン曰く、酸化にも強く、翌日もまた違ったアロマが楽しめるワインとのことで、一気に飲まずに取っておくか、2本同時にあけて欲しいとのこと。実際2日目の様子を確認してみたところ、黒糖っぽさが、よりなめらかで艶っぽい果実の風味にとってかわり、エキゾチックな味わいになっていました。
以下ヌーヴェル2015年ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
VdFユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2015年 750MLです!
ボジョレー孤高の存在
フィリップ・ジャンボン
とにかくこだわり余計な手を加えずにワイン造りを進めるがゆえに
収穫量をほぼ失うという
そんなビンテージが普通にあるようで
フィリップ・ジャンボンのドメーヌワインは
そのためになかなかに拝めることができません
しかもできたワインは
超長期熟成を施すワインが多いので
それだけのポテンシャルあるワインとなるがために
熟成が必要なわけで
できてもなかなかリリースされない・・・
ふと疑問となるのが
それで生計が建てられるのか?ということで
それを助けるのが
このユンヌ・トランシュシリーズ
いわゆるネゴシアンワインとはまた違い
このユンヌ トランシュ シリーズは、フィリップ ジャンボンを慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者をフィリップ自身が応援するというスタイルで展開するシリーズで、フィリップ ジャンボンによる厳選ワインたちのこと。当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つきです。
ということで
フィリップ・ジャンボンイズムが込められた
そういったワインだけがユンヌ・トランシュシリーズとして
リリースされるわけですね
今回は
ジャンボン的新酒の意味合いのある
ユンヌ・トランシュ ヌーヴェルです。
新酒ですが
ビンテージは2015年
2015年がいま頃でて新酒です!
前回2014年も素晴らしいコストパフォーマンスある
ナチュラルワインでしみじみ美味しい新酒らしい明るさもあり
ジャンボンらしい滋味深さもあるワイン
この価格で楽しめる貴重な存在で
今回2015年
今回も飲みましたが
2015年良年となったわけでそれゆえによりもう少し時間も必要なポテンシャルある
ワインとなっているようです。
色は赤、茶、紫2014年よりも濃いめの仕上がり
やや還元ある状態ですがそこまで気にならない程度
フレッシュ&ダーク
森、紫を想像する香りややオリもあり
旨味は2014年はある程度綺麗に高めの旋律奏でておりましたが
中域より少しダークな感じから始まり
骨格もさらにある印象でも情報量がまだまだ足りない感じ
でも込められた要素はしっかりとあるワイン
あと半年とかその程度でどんどん良くなっていくそんな印象を受けました。
この湿度感あるダークな森の感じ
成長すればしっとりと焦点の定まった旨味へと
そして派手なワインではなくとも滋味深い余韻とともに
ナチュラル感たっぷりのワインへと成長していくと思います。
今回750MLと1500MLマグナムボトルも入荷しております!!!
以下インポーター様情報
Une Tranche Nouvelle / ユンヌ トランシュ ヌーヴェル
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ 100%
フィリップ ジャンボンが、彼を慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者を応援するスタイルで展開する「ユンヌ トランシュ」シリーズ。当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つき。フィリップ ジャンボンが自信を持ってリリースしています。
ユンヌ トランシュ ヌーヴェルは、フィリップ ジャンボンが大切にしている「どんなワインに育つかは、そのワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできない。」という哲学を尊重しつつ、解禁日などにとらわれずにじっくりとワインと向き合って造るヌーヴォー(新酒)のようなフレッシュでいきいきとしたスタイルのワインをというリクエストに応えて生まれたワイン。リリースのタイミングは、一般的な生産者のクリュ ボジョレーワインと変わらない時期で、贅沢な熟成期間を経た、もはやヌーヴォーとい概念を超えた堂々としたワイン。
このワインを手がけるのは、レニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。フィリップ ジャンボンのバックアップの下で、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加などピュアな自然派ワインの手法を採用。深みのある果実味とフレッシュなフレーバーがあり、スムーズな飲み口のバランスの良い味わい。にも関わらず、シンプルというよりはしっかりとした表現の感じられるワインで、余韻も長く繊細。
以下2014年ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
VdFユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2014年 750ML
ボジョレーは本当にたくさんのヴァンナチュール生産者がおります。
そして今尚増え続けていると言えるのではと思います。
その理由の一つには
マルセル・ラピエールはじめ
自然派ワインの伝道者がいること
そしてもう一つは
ボジョレーという地域がワイン産地として厳しい現状もあるからなのではと
思います。
日本ではボジョレーヌーヴォーと持て囃され
まぁ今ではだいぶ成熟してきてバブルのころのようなお祭り騒ぎとは違ってきましたが
それでもボジョレーと言えば
ヌーヴォーでしょ?
くらいの感覚を持つ方も多いのではと思います。
逆に言うとそれ以外のボジョレーのワイン
ボジョレーやボジョレー・ヴィラージュ
そしてクリュもののモルゴンやフルーリーなどなど愛でるべきワインはたくさんありますが
注目度は薄いですね
そのへんの状況もありボジョレーの生産者たちは
本当の美味しさあるあるワイン
それを目指した際に出会う自然派ワインという選択があったのではと思います。
その伝道者のマルセル・ラピエール
そしてもう一つ
注目のボジョレーの伝道者
フィリップ・ジャンボンです。
ただラピエールのワインに比べ露出が少ないように思えます。
それはさらに突き詰めどんな厳しいビンテージでも
無添加
葡萄のみにこだわり続ける求道者であり
リリースされるワインも
生産量も少ないものも多くまた時間がかかるワインが多いがゆえに
時代にマッチしないところもあるのかなと
でもそれがまさに自然の姿なのかもですね
毎年同じ時期に新ビンテージがリリースされるのも可笑しなものですし
ポテンシャルあるワインを生み出すがゆえに
数年熟成してのリリースとなることもあっても良いですしね
でも長らくリリースされていなかったりすると忘れてしまったり・・・
そんなところもあるのかも
当店も正直最近のお取扱いは少なかったです。
でもある方とのお付き合いで
また注目することとなりました。
その方はフランスへの旅行の際
アポなしでフィリップ・ジャンボンの元へと
そしてたまたま畑で発見そしてたまたま英語が話せたから
いろんなこと聞くことができたという
そしていきなりの訪問にも関わらずたくさんのワインを飲ませていただき
たくさんのおもてなしを受けたようです。
そして無添加にこだわる
ほんの少しもSO2添加しないこだわりなど
ワインへの哲学なども感じることできたようです。
そんな熱い方のフィリップ・ジャンボン熱
それを受け今回のご紹介です。
当店入荷した時期はキュヴェによって様々ですが
今回ご紹介のワインです。
●VdFイリュージョンBB2007年 1500MLマグナムボトル
●VdFラ・トランシュ・ル・ルトゥール2011年 750ML
●VdFル・ジャンボン・ブラン・シャールNV(2010年) 750ML
●ユンヌ・トランシュ・フィーヌ2013年 750ML
●VdFユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2014年 750ML
以上です。
今回テイスティングは二種類
●VdFユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2014年
このワインは
もともと野村ユニソンの担当の方がフィリップ・ジャンボンに
ヌーヴォー造れないか?と持ちかけ
そこからの紆余曲折あり
出来上がったキュヴェとのことで
ヌーヴォー(新しいこと、新しいものの意味)じゃなくてヌーヴェル(新しい、新たなという意味)
とちょっとひねった名前で造られたワイン
ただ2014年
実際リリースされたのが去年2015年8月
そして当店ご案内が
今の2016年9月・・・
そろそろ2016年のヌーヴォーの話になるころです
ジャンボンさんのワインと当店のご案内の遅さに
すでに新酒の域を超えた新酒となってしまいました。
でも先日テイスティングですっごい美味しいワインとなっております。
グラスに注ぐと
淡い赤紫落ち着いた色調で透ける様な綺麗な色
香りは小梅に根っこ系
小梅系の香りはキュートでその後ベリー系へと変化していきます。
根っこ系のほんのり苦味や漢方系の香りが良いアクセントに
そしてガメですが
どんどん本格化していくダークなニュアンスこの感じ
通常のガメ新酒にあるような明るく快活なニュアンスだけじゃない
深み出てまいります。
味わいもほんとこの出し系の旨味
甘やわ~ス~ッと染みる旨さで何杯でもいけちゃう美味しさ!
無理して新酒で出さないで
このタイミングで出てくるヌーヴェル!
心奪われます。
そしてもう一つ
●VdFル・ジャンボン ブラン・シャールNV(2010年)
フィリップ・ジャンボンのワインには
ドメーヌ物の自社畑のワインですね
それと別に
ユンヌ・トランシュシリーズ豚さんのラベルで
フィリップ・ジャンボンを慕う若手生産者の葡萄などで造る
シリーズありますが
今回VdFル・ジャンボン ブラン・シャールはドメーヌものとはちょっと違うのですが
自然にこだわるがゆえに厳しいビンテージが続き
この2010年はマコンの生産者から葡萄を買い入れそれで造った白
ユンヌ・トランシュシリーズとは違いますが
一応ネゴスでもワインのレベルとしてはドメーヌものに匹敵するワインです。
ル・ジャンボン ブラン・シャールNV(2010年)です。
アルコールは13,3%
ボジョレーのワインはヌーヴォーのイメージが強く
冷涼で軽いワインしかできないと思いがちですが
実際はブルゴーニュでも南のほうで
しっかりと収量にこだわり熟度ある葡萄を作れば
しっかりとしたエキスあるワインとなるようです。
実際今までもフィリップ・ジャンボンのワインで15%なんていうワインもあったと
記憶しております。
そんなブラン・シャール
グラスに注ぐと
黄金色!しかも煌びやかな金ではなく
鈍い光を放つ金属を思わせる様な落ち着きある黄金色
ディスクの厚みがすごく
粘性ある液体トロ~りしている感覚
温もりと酸化的な杏系の果実味ありどこかエスニックなカレーのようなニュアンスも加わる
旨味のレベルがすごく
でも熟成により柔らかで密度の高さ
やや鉄っぽいニュアンス加わり
ドライな桃、グレフル系も加わる
硬質で骨太なミネラルもキッチリと存在し
酸度もまだまだ強く多彩な要素と量、質ともに
高い次元にあるワイン
まだまだ成長しそうで内包されるパワーは健在
フィリップ・ジャンボンの思い描く世界スケール感あるワインです。
ということで
豚さんラベルのユンヌ・トランシュシリーズの軽やかで優しい
美味しさ
そしてドメーヌ物の
フィリップ・ジャンボンの追い求める究極の自然体のそして自然の力を引き出すワイン
そのへん感じていただけるワインとなっております。
●VdFイリュージョンBB2007年 1500MLマグナムボトル
フィリップ・ジャンボンの中でもっとも入荷数量、生産量の少ないイリュージョンBBです。
醸造所」兼「自宅」の前に広がる猫の額ほどの広さの畑から
造られるワイン。品種はシャルドネ100%で、本来であれば
ボジョレー ブランとなるワインですが、その個性的な味わい
等の理由でヴァン ド ターブルとなります。
その為、「幻のボジョレー ブラン」という意味の「Illusion BB」
というキュヴェ名を付けてリリースされます。生産量が一樽少々
と少なく、ヴィンテージによって驚くほど透明感があり凝縮した
ワインとなったり、硬質で酸化的な風味のワインになったりと
味わいのキャラクタが多岐に富むのも特徴です。
ということでフィリップ・ジャンボンの中でももっとも生産量の少ない
イリュージョンBB2007年
ジャンボンのワイン当店初めてお取扱いが
グラン・ブリュイエール2003年でした
それを当店で長らく保管して忘れたころに飲んだあの味わい
忘れることができません
極限まで高まったシャルドネのエキスが塊にそれがほどけとろける様な
そして酸化したニュアンスがありながらもブランデーのようなまろやかで繊細な表現へと
昇華した状態のワイン本当に素晴らしいものでありました。
今回イリュージョンBB2007年
マグナムボトル!
かなりの生命力持つワインかと思います。
ビンテージ的には2007年はなかなかに厳しいビンテージですが
その中で生き残った葡萄の命を込めたワインかと思います。
●VdFラ・トランシュ・ル・ルトゥールNV(2011年) 750ML
La Tranche le Retour / Philippe Jambon
ラ トランシュ ル ルトゥール / フィリップ ジャンボン
フランス ボジョレー地方
ガメイ 100%
近年雹(ひょう)の被害に苦しめられているフィリップ ジャンボン。2011年はやっと収穫量に恵まれ、07年以来リリースされて来なかったラ トランシュが復活しました。その名も「帰ってきた ラ トランシュ」。このキュヴェの名前は、AOCや産地、品種にこだわる人への皮肉を込めたジョークで、ラ トランシュ ド ジャンボンとはハムの薄切りの事。自分の苗字であるジャボンを豚ハムのジャンボンとかけて言葉遊びで用い、「ワインの中身が素晴しければエチケットがどんなにフザケていても飲み手は喜んでワインを買ってくれるし、飲んでくれる。AOCや品種、産地なんて関係ないさ、ワインは中身こそがすべて!」というジャンボンのメッセージが込められています。
このワインは、フィリップ ジャンボンのラインナップの中ではフレッシュさとスムーズな飲み心地を意識したワイン。しかし、品質に妥協のないフィリップ ジャンボンですから、カジュアルクラスといえどもしっかりと熟成させ、繊細さと品の良さ、エレガントさ、大人っぽさを備えた妖艶な風味のワインに仕上げています。ボジョレーやガメイといった産地や品種の概念を超越した飲む人の五感すべてを刺激する究極のワインです。
●VdFル・ジャンボン・ブラン・シャールNV(2010年) 750ML
Le Jambon Blanc... Chard / Philippe Jambon
ル ジャンボン ブラン シャール / フィリップ ジャンボン
フランス ブルゴーニュ地方
シャルドネ 100%
マコンの自然派生産者であるギー ブランシャール氏からブドウを購入し、フィリップ ジャンボン本人の手によって造られたワイン。極限までブドウの熟度とポテンシャルを高めるように収穫を待ち、全く妥協の無いジャンボンの自然なスタイルで彼らしいワインに育てあげられました。
上品な酸に硬質なミネラル、果実の凝縮感と味わいのどの要素を切り取ってもこの地域の通常のシャルドネを凌駕する説得力を持っています。通常ジャンボンが自らの畑で手がけるグラン ブリュイエールなどと比較すると、みずみずしい清涼感があり、シャープな飲み口で複雑さと繊細さを兼ね備えたブルゴーニュの銘醸ワインと比肩する味わいになっています。
●ユンヌ・トランシュ・フィーヌ2013年 750ML
Une Tranche Fine / Philippe Jambon Selection
ユンヌ トランシュ フィーヌ / フィリップ ジャンボン セレクション
フランス ボジョレー地方
ガメイ 100%
フィリップ ジャンボンが、彼を慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者を応援するスタイルで展開する「ユンヌ トランシュ」シリーズ。当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つき。フィリップ ジャンボンが自信を持ってリリースしています。
ユンヌ トランシュ フィーヌをそのまま訳すと「ハム薄切り1枚」ですが、コンセプトは”Fine”という言葉に込められています。このフィーヌには、繊細な、上質な、洗練されたと言った意味があり、単にフィリップ ジャンボンが自分の名前(ジャンボン=ハムの意味)をもじって「ハム薄切り1枚」と名付けたというわけでなく、繊細さ、いわゆるフィネスを体現したワインを造ろうという想いが込められています。ワイン造りの手法はもちろんナチュラルかつピュアで、自然酵母のみで発酵させ、瓶詰め時の亜硫酸も用いません。
このワインを手がけるのは、ジャン=リュック ゴーティエ。彼は、ジャン=マルク ブリニョ率いるネゴシアン「ヴィニブラート」の「チワワ」や「シ オン パルレ ド ジョセフ」などのボジョレー系のワインのブドウを提供している生産者でもあります。
味わい及び色調にはやや熟成感のある雰囲気があり、滋味深い優しい旨味がたっぷりと感じられるバランスです。熟成したピノ ノワールのような色気と、素朴さや暖かさを感じさせてくれる骨格があります。決してピノ ノワールっぽい=良いワインというわけではありませんが、一般的なガメイのイメージを超えた特別な雰囲気を備えたワインとなっています。
●VdFユンヌ・トランシュ ヌーヴェル2014年 750ML
Une Tranche Nouvelle / Philippe Jambon Selection
ユンヌ トランシュ ヌーヴェル / フィリップ ジャンボン セレクション
フランス ボジョレー地方
ガメイ 100%
フィリップ ジャンボンが、彼を慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者を応援するスタイルで展開する「ユンヌ トランシュ」シリーズ。当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つき。フィリップ ジャンボンが自信を持ってリリースしています。
ユンヌ トランシュ ヌーヴェルは、フィリップ ジャンボンが大切にしている「どんなワインに育つかは、そのワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできない。」という哲学を尊重しつつ、解禁日などにとらわれずにじっくりとワインと向き合って造るヌーヴォー(新酒)のようなフレッシュでいきいきとしたスタイルのワインをというリクエストに応えて生まれたワイン。リリースのタイミングは、一般的な生産者のクリュ ボジョレーワインと変わらない時期で、贅沢な熟成期間を経た、もはやヌーヴォーとい概念を超えた堂々としたワイン。
このワインを手がけるのは、レニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。フィリップ ジャンボンのバックアップの下で、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加などピュアな自然派ワインの手法を採用。深みのある果実味とフレッシュなフレーバーがあり、スムーズな飲み口のバランスの良い味わい。にも関わらず、シンプルというよりはしっかりとした表現の感じられるワインで、余韻も長く繊細。
●生産者情報
「100%ブドウだけ 孤高の自然派生産者」
フィリップ ジャンボン
「自然派ワインが大好きでたまらない」そんな熱い想いをほとばしらせ、情熱的に話し続ける姿が印象的なフィリップ ジャンボン氏。時に頑固なまでの真剣さでワイン造りに向き合う彼は、自然派の生産者仲間から愛着をこめて「自然派バカ」と呼ばれることも。話題がワインのこととなると友人たちもあきれるくらいヒートアップするジャンボン氏は、ボジョレーの地で、自ら理想とするワイン造りに日々取り組んでいます。
フィリップ ジャンボン氏はかつて、スイスの名門レストラン「ジラルデ」にてソムリエの職に就いていました。そこで、マルゴーやラフィットといったグランヴァンを口にし、それらが最高のワインであると考えていました。しかしながら、ある時に口にしたグラムノンのワインをきっかけに、「自然派ワイン」の素晴らしさに心打たれたといいます。その後リヨンの小さなビストロに移り、ダール エ リボをはじめとする様々な自然派ワインと深く接するようになるなかで、彼自身も「このようなワインを造ってみたい」という想いが強くなっていきました。
そして、ついに1997年にボジョレー地区にて南向き斜面の樹齢の高い畑を手に入れ、自身のワインを造り始めたのです。当初、手に入れた畑は僅か1haで、畑仕事や醸造に必要な器具を満足に用意することもできず、醸造所やセラーですら自宅の物置を改造してなんとかワインを造っていたという状況でした。
そんな彼も徐々に畑を買い足し、引越しを経て、満足いくワインを造るための環境を整えてきました。現在、彼のセラーにはリリースを待つ(実験的に造られているキュヴェを含む)様々なワインが眠っています。
「どんなワインに育つかは、ワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできないよ。」
そう言い放つまでに、十分な畑での仕事と丁寧な醸造を行っているのは言うまでもありません。
栽培に関して
畑を取得した時からずっと科学農薬や化学物質を廃した自然な栽培を行っています。現在は、ブドウの木のみならず周りの環境や他の植物とのバランスを非常に重要と考えているようで、死んでしまったブドウの木を抜いた後に、桃や他の果物の木を植えて、畑としてのバランスをとろうと考えています。また彼の所有している畑の多くは周りの他の生産者の畑の影響を受けにくい環境にあり、自分の理想とする栽培が行える理想的な立地であるといいます。(隣接している生産者が売上不振のためワイン造りを止めてしまったり、高価な農薬が買えないために化学的な農法を行っていないなど、隣接している畑がすべて自然な状態であるといえます。)
醸造に関して
健全なブドウを活かし、自然酵母の力で自然に発酵が進むのを待ち、人為的・技術的な介入は避けます。糖度が高く、発酵が異常に長期間にわたる場合でも、急いで瓶詰めを行ったりはせず、ワインが安定し成長するまでじっと待ち続けます。「あるワインがいつ完成するかはわからない。」まさに生きているワインをジャンボン氏は手がけているのです。
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