フィリップ・ジャンボン VdFユンヌ・トランシュ シュディスト2018年 750ML
VdFユンヌ・トランシュ シュディスト2018年です!!!
最近ほぼすべてのフィリップ・ジャンボンシリーズのワイン
お取扱いしている気がいたします。
ドメーヌもののワインは
なかなかリリース無い状態ではありますが
それはもうご存知のように
長期熟成重ねる
というよりはガメイのポテンシャルその極限までに挑み続けるジャンボンの
ドメーヌワインそれゆえに
リスクも非常に高く生産されることのほうが少ないくらい
さらにそのポテンシャルに見合うだけの時間をかけるだけに
いつリリースになるかも不確実なワイン
でも出てきたときのその姿
ガメイのワインという概念を覆すような
圧倒的な熱量もつワインとなります。
今回はそのドメーヌワインではなく
ユンヌ・トランシュシリーズ
そうこのシリーズで
なんとかフィリップ・ジャンボンも生きながらえている
でも本人はそのことよりも
若い世代との関係を大事にしての
ワイン造りなのではと思います。
今回二種類到着しております。
まずはこのワイン名は初めてかなと
○VdFオザミ・ドュンヌ・トランシュ シャルムーズNV
NVということでで
2018年ものがメインの約50%ほど
そして2011年と2013年もの50%ほど
2018年ものは
シュディストと同様のシラーとグルナッシュ
そして
ガメイ2018年もの25%
あとはモルゴン レ・シャルムのガメイ2011年と2013年を50%
と今までにないブレンド
その分期待も高まるワイン
今回飲みましたがいいです。
赤紫に少しダークさも感じる液体
ほんのり揮発酸もある印象ですが前に出ようとするものではなく
バランスの中にある小梅系ありそこから湿度感あつ土系大地系
腐葉土の感じもありでも若いフレッシュ感ある果実
そして紫蘇系も加わる
紫の花もシュールさあり加わります。
飲んでも25%がシラー、グルナッシュとは思えない
冷涼感と軽やかさそして酸の煌めき
どちらかというとスパイシーさや本当のコアの真ん中に生きているだけの
シラー&グルナッシュかなと
モルドンのガメイ2011年と2013年のものが何かガメイも
骨格と風格漂よう若いだけのワインではないものを形成している
軽やかななかに複雑性もあり
なんとも複雑で引き込まれる魅力もあるワイン
それぞれの品種、ビンテージの違い
モルゴンの魅力など少しずつ重なり合いこのワインを形作っている
そんな気がするワインです。
次は
○VdFユンヌ・トランシュ シュディスト2018年
最近では定番のユンヌ・トランシュシリーズ
他とは違い
南仏葡萄
グルナッシュ85%とシラー15%で造られるワインですね
ユンヌ・トランシュシリーズは
すべて同じタイプのエチケットですので
詳しく知らずに飲んだら冷涼さガメイ系のユンヌ・トランシュとの
違いに驚かれるでしょうね
今回2018年は飲んでいないので
前回2017年飲んだ時の感じです。
グラスに注ぐと
紫少なめの赤黒さある液体
濃度感も中庸程度でしょうか
開けたては還元あり
そのへんを抜けてくるとややこもる果実香の中に
獣系、ワイルドさがこの2017年はグイグイきます。
以前のシュディストはもう少し甘味やまろやかな成熟度高めの印象でしたが
今回は
甘さとかそのへん抑え目よりナチュラル感増して
ドライでストイックさのあるシュディスト
でも正直この仕上がりはこの仕上がりで気になるワイン
その行く末も気になるそんな魅力あります。
時間とともに果実の粘性あがるようなねっとり感もでてきて
ドライでびりっとするような荒々しさあったものが
じょじょに甘味、コクがにじみ出てくるそして奥にはロースト香というか
やや焦げ感が加わりワイルド
2017年リリースされたばかりですので
この先半年一年とまた成長あるワインと思います。
楽しみなこの先がある今回2017年のシュディストです!
今回2018年
深みある濃いルビー色フルーティさとカシスやブラックベリーなど濃厚な果実も
感じるワイン
ナッティさ、カカオにスパイスなども感じるようで
充実のシュディストとなっているようです。
以下インポーター様情報
● VdF Aux Ami d'Une Tranche Charmeuse NV / オザミ ドュンヌ トランシュ シャルムーズ NV
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ75%、シラーとグルナッシュ25%(詳細は本文参照)
買いブドウですが、Philippe JambonがPhilippe Jambonのカーヴでブレンド、熟成させたワインです。非常にユニークで複雑なブレンドのワインで、まさにジャンボンの感性が爆発したキュヴェです。
ドニ タルデューのシラーとグルナッシュ2018が25%(ユンヌ トランシュ シュディストと同様)、ブノワ カミュのガメイ2018を25%使用。更にジャン リュック ゴーティエのモルゴン レ シャルムのガメイ2011年と2013年を50%使用し、
スパイシーで複雑なワインで、素晴らしい流動性を持っています。
キュヴェ名の由来は、直訳では軽くしなやかで光沢のある絹やイヴニングドレスに使用する様な柔らかく光沢のある布地の事を指しますが、フィリップが意図したところはメインのブドウ供給元のアペラシオンであるモルゴン レ シャルムとの関係です。
Morgon Les Charmes = Charmeuse (英語ではCharmingと同義)。モルゴン レ シャルムのブドウを使用した、魅力的で可愛らしいワインと言う意味でシャルムーズと名付けました。
フィリップ自身のコメント「私はこのワインで偉大なワインを造ることを目指していませんでしたが、良いブドウを適切な比率でアッサンブラージュすると、本当に面白くてバランスのとれたハーモニーのあるワインになりました。」
あくまで謙虚なフィリップですが、一度飲んでいただければ、様々な部分にフィリップ ジャンボンのスピリッツを感じ取っていただけるはずです。
濁りのある熟成したガメイ独特の薄い小豆色+濃いルビー色の混ざったような独特の外観。熟したイチゴ、赤系の小粒なベリーの香りが飛び込んできます。味わいはドライな仕上がりで、熟成により、アタックや中域、アフターと全てにおいて柔らかく荒々しさは感じられません。酸も突出することなく柔らかく、タンニンも熟成によりマイルドになっている為、シンプルな果実味が前面に感じられます。最後は口の中で長い余韻に繋がっていきます。抜栓から20~30分程度経過すると揮発酸が感じ取れるようになる為、飲む際に少々低めの温度帯で飲むコントロールを行うと美味しく飲み続けることが出来ます。ユンヌ トランシュ シリーズ共通ですが、なるべく当日中に飲むことをお勧めします。
● VdF Une Tranche Sudiste 2018 / VdF ユンヌ トランシュ シュディスト 2018
産地:フランス ボジョレー地方
品種:グルナッシュ85%(樹齢45年)、シラー15%(樹齢45年)
ユンヌトランシュシリーズの中で異質とも言える南仏品種を使用したキュヴェ。
このワインを手がけるのは、古くからビオロジックによる栽培を続けるドゥニ タルデュー。フィリップ ジャンボンのバックアップの下で、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加などピュアな自然派ワインの手法を採用しています。
このキュヴェは「シンプルで皆で飲むナチュラルな100%ジュースの様なワインを造らないか?」とフィリップ ジャンボンから提案された事がきっかけとなり、誕生しました。
2018VTは、春の降雨量が多く困難が予想されました。その後の夏はとても暑く、収穫時期まで乾燥していましたが、この区画(ニオンセ村、南部ローヌの最も北に位置する村)は、高い標高(450m)と、南~南西向きの斜面に位置する粘土石灰質のテロワールの力で土壌の温度を適度に冷やし、フレッシュ感を保つことが出来ました。
各セパージュを別々に醸造。全房で発酵させ、3週間のセミマセラシオン カルボニックを行い、その後コンクリートタンクで18~22か月の熟成。
深みのある濃いルビー色。小粒な赤系ベリーの酸の効いたフルーティーさとカシスやブラックベリーの様な濃厚な果実がブレンドされたような複雑な果実の香りに、ほのかな土の香りが加わります。
時間の経過とともに、ナッツやアールグレイ、カカオ、中近東系のスパイスなどの果実以外の要素が顔を覗かせ始め、さらに複雑さが増していきます。
味わいは、非常にフルーティーな仕上がりで、2017VTよりも濃厚で柔らかい果実と、丸みがありつつも単調ではなく、存在感のあるタンニンが特徴。
果実のフレッシュ感も弾けており、果実の濃厚さと相まってバランスが取れたワインになっています。
明るい酸が全体をまとめており、前ヴィンテージよりもスルスルと飲み進められ、いかにも優良ヴィンテージ!という存在感を感じられます。
例年に比べ、ワインの安定感も増しており、抜栓当日であれば問題なく飲み進めることが出来ますが、翌日はボトルによっては若干不安定になるため、当日中に飲みきる方が安心です。
セラー温度でシャルキュトリーやシンプルにグリルした鶏肉や豚肉など白身の肉との相性が抜群で、サーヴィスする温度はセラー温度をお勧めします。
以下シュディスト2017年ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
VdFユンヌ・トランシュ シュディスト2017年です!!!
フィリップ・ジャンボンのワイン
ドメーヌワインは数年に一回
多くとも一年に一回ご案内あるかないか
それも極々少量
価格もだいぶ高騰続けておりますが
それにも納得すつテンションと熱量
心に刺さるような世界ひろがるワインとなります。
それと別に
フィリップ・ジャンボンの生命維持装置的な位置づけのワイン
ユンヌ・トランシュシリーズ
確かに以前は
そうなのかもしれませんが
最近のユンヌ・トランシュシリーズ以前からするとキュヴェも増え
しかもその一つ一つに
個性もあり面白い
やはりフィリップ・ジャンボンの考えが
若い方々にも一年一年浸透していき一段一段レベルも上がっているのではと思います。
なのに価格は
いつものお手頃価格
今自然派ワインも少しずつ価格高騰して2千円台はなかなか見つけること難しく
なってまいりました。
その中でこの価格帯は嬉しいワインです。
今回のユンヌ・トランシュは
二種類
特に最近大好きな
まずは
VdFユンヌ・トランシュ シュディスト2017年
こちらは
南仏ローヌの葡萄で造るユンヌ・トランシュシリーズ
グルナッシュ85%にシラー15%の赤
前回は
2014年&2016年と複数ビンテージで造られたワイン
これがまた美味しかったのですが
今回は単一年2017年もの
正直まだ少し早いと思いつつも飲みました。
グラスに注ぐと
紫少なめの赤黒さある液体
濃度感も中庸程度でしょうか
開けたては還元あり
そのへんを抜けてくるとややこもる果実香の中に
獣系、ワイルドさがこの2017年はグイグイきます。
以前のシュディストはもう少し甘味やまろやかな成熟度高めの印象でしたが
今回は
甘さとかそのへん抑え目よりナチュラル感増して
ドライでストイックさのあるシュディスト
でも正直この仕上がりはこの仕上がりで気になるワイン
その行く末も気になるそんな魅力あります。
時間とともに果実の粘性あがるようなねっとり感もでてきて
ドライでびりっとするような荒々しさあったものが
じょじょに甘味、コクがにじみ出てくるそして奥にはロースト香というか
やや焦げ感が加わりワイルド
2017年リリースされたばかりですので
この先半年一年とまた成長あるワインと思います。
楽しみなこの先がある今回2017年のシュディストです!
もう一つは
VdFユンヌ・トランシュ・ド・パラディ2018年
こちらはボジョレーのガメイ
造り手はレニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ
このユンヌ・トランシュ・ド・パラディ
いいです。
前回2017年もガメイのひんやり感冷涼感のあるワイン
さらにその一歩先の霊妙感この感じが
これはフィリップ・ジャンボンも好きなワインなんだろうな~とか感じつつ
しみじみと美味しいと感じるガメイです。
前回2017年飲んだ時の印象ですが
ユンヌ・トランシュ・パラディス2017年です!
2017年ということで若いわけですが
なかなかにストイックさもありシュールな世界あるガメイで
赤紫の色調にややダークさもあり
ほんのり漢方系の感じ紫の花が綺麗に広がり
スパイシー感もある
旨味の伝え方もなんというかジャンボンらしいジャンボンの好きなスタイルなのかでしょうか
穏やかで冷涼感ありどこか土のニュアンスあり陰陽の出し入れがあるガメイです。
果実味の厚み伝わるというよりは骨格がありミネラル感も伝わるワイン
今後さらに本格化していき
より深みも出てきそうなワインです。
今回2018年
やや濁りありルビー色揮発酸もほどよくマッチする程度に
黒系ベリーにスパイス感ガメイでもコンフィチュールなど果実の凝縮感もあり
ジューシーで旨味コク感じる仕上がりとのこと
2018年の良さがいつものパラディよりも熱量高めに仕上がっているようで
これまた楽しみ
フィリップ・ジャンボン本人もエキサイトしてしまう
仕上がりとのことです!
以下インポーター様情報
VdF Une Tranche de Paradis 2018 / ユンヌ トランシュ ド パラディ
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
造り手はレニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。樹齢が比較的高く、南向きの好立地の区画であるル パラディから収穫されたブドウで造られます。この区画は、新たにビオロジック栽培に転換して2年目の畑ですが、ユンヌ トランシュ シリーズが拡大するにつれて、ビオ栽培される畑が増えていくことは、フィリップ ジャンボン自身にとっても本当に嬉しい事でしょう。
フィリップはこのキュヴェを非常に気に入っているようで、「小さな区画だが、非常に高品質の葡萄が収穫できた。低価格だが、これこそ真のナチュラルワインだ!」と興奮気味にメッセージを送ってきました。なお、当然のようにサンスフルで仕上げています。
濃いルビー色で濁りのある外観。若干の揮発を感じますが、気にならない程度。抜栓したては黒系ベリーの果実を感じる香りに支配されていますが、5〜10分後には白胡椒やカルダモンと言ったスパイスの香りやコンフィチュールの様な煮詰めた果実のニュアンスが溢れ出てきます。良年らしく熟した滑らかなタンニンやフルーツ感が口腔内を満たし、タンニンを感じられる程完熟したガメイを十分に感じられると同時に、果実感が通常よりも溢れつつ、そこにスパイス感がプラスされ、複雑さもより感じて頂けます。
ジューシーで旨味がありコクのある味わいは、味の濃い豚肉や牛肉が欲しくなります。肉をメインにしたビストロでグラスワインとしては最高の1本になるのではないでしょうか。
なお、2日目以降は果実感もヘタることはなく、マメも出ません。コンフィチュールっぽさやスパイス、ジューシーさもキープされつつ、全体が丸く仕上がってきます。2日目の方がついつい飲むペースを早めてしまうかも。
フィリップ本人もエキサイトしてしまうこのキュヴェ。是非お試し下さい。
VdF Une Tranche Sudiste 2017 / ユンヌ トランシュ シュディスト
産地:フランス ボジョレー地方
品種:グルナッシュ85%、シラー15%
ユンヌトランシュシリーズの中で異質とも言える南仏品種を使用したキュヴェ。
このワインを手がけるのは、古くからビオロジックによる栽培を続けるドゥニ タルデュー。フィリップ ジャンボンのバックアップの下で、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加などピュアな自然派ワインの手法を採用しています。
いかにも南仏品種といった濃厚なルビー色。瑞々しく若さを感じさせるブラックベリーなどの黒系の果実と、奥の方にかすかに感じるスミレ系の香りが女性的でエレガントな風味を与えます。一般的な南仏イメージのしっかりとした低い重心ではなく、活き活きとした飲み心地の良さと、落ち着きのあるバランスの取れた味わいが特徴的。タンニンも柔らかく、スルスルと喉を通って行く、まさに毎日飲めるナチュラルワイン!凝った味わいよりも、シンプルな味付けの肉料理全般に合わせやすいワインです。
2日目はより柔らかなニュアンスをまとい、よりソワフさを感じるワインに。マメ臭や揮発等のネガティヴさも無く、安心して翌日に持ち越せます。
以下前回ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
VdFユンヌ・トランシュ シュディストNV(2014&2016)です!!!
ボージョレ孤高の存在
フィリップ・ジャンボン
当店もあるお客様人生の先輩
目指すべき人生そんな感じで大大大好きな方
その影響私も受けつつあり
ジャンボンのワイン!となると反応してしまうようになりましたが
一時期そんなこんなで
けっこうフィリップ・ジャンボンのワイン
在庫様々なワインストックしておりましたが
その長きにわたるプッシュが浸透したのか
はたまたどこかでジャンボンのワインがブレイクしているのか
気が付くとほとんど在庫も無いような状態
嬉しいことであります。
ドメーヌワインは本当にいつリリースされるの?みたいな
とにかく大きなリスクを承知で
突き詰めるワイン造り
葡萄造りも完熟を目指し種まで完熟目指しているのかなと
そして造りもとにかく時間をかけ
それに見合うだけの熟成を経てのリリースですから
一般的なボジョレーワインの概念を覆す
グランヴァンです。
ただそれだけにこれだけでは生計成り立たないこれは明白で
その生命維持装置的なワイン
それが
ユンヌ・トランシュシリーズ
でもそこには若手生産者の育成とか
その葡萄を買い入れることでみんなが上手く回っていくそんな
共助の形
さらに成長も加わりすごいですね
ユンヌ・トランシュシリーズ
なもんで
正直少し軽く見られがち
そんな印象ございます。
でも・・・・
でも・・・
最近はこのユンヌトランシュのワイン
これも一つ一つ全然個性も違うし
素晴らしいワイン生み出されてきている気がいたします。
今回二種類リリースですが
どちらも完全に買いです!
しかも全然方向性も違うし
エチケットだけ見るとおんなじですが
ちょっと飲んでぶるぶるしたワインです。
まず
ユンヌ・トランシュ シュディスト
このワインは以前もでておりますが
だいぶ前ですね
2014年
その後のリリースで2017年とかそのへんかな~と思ったら
なんと
NVもので2014年と2016年
あれからどうした!?みたいなですが
シュディストは前回もですが
ボジョレーで造っていても葡萄は
南仏葡萄
グルナッシュ85%とシラー15%の赤
紆余曲折あり
2014年と2016年ブレンドとなり熟成経てのリリースとなったのかと思いますが
飲んで
納得というかすごいです。
アルコール14%
濃度かなりありありです。
赤紫深い色調
開けたてグラスからは獣な感じ漂いゆったりと
なめし革、スワリングでスミレなど立ち上がる
少々のワイルド感
これたぶん若いうちはなかなかに暴れん坊だったのではと想像
数年の熟成へてこれだけの状態に進んでいるのかと思います。
味わい残糖少し感じる甘みあり綺麗なまとまりある旨味
素直にぎゅ~っと伸びる
この甘さ黒い甘さなんですねでも
その熟成加わる官能的な甘露的な旨味ありその後す~っとドライな方向へと進んでいく
肉厚さもあり黒果実が柔らかくそしてじょじょに鉄分など出てきてワイルドさも加わる赤
これは旨し!
そして価格も良心的で濃い系好きなかたにはたまらないワインですね
次は
○VdFユンヌ・トランシュ・ド・ブルイィ2016年
こちらはボジョレーのガメイの赤
このワイン
正直びっくりです。
開けたてグラスに注ぐと・・・・還元なのかいやそれだけじゃない
この香りは・・・くさっ!と
久しぶりに個性的でビックリ
でもその先がさらにすごかった
これ慣れてしまうしワインももちろん落ち着いてきてバランスとれてくる
生きている!
野性味というより悪く言えば馬小屋系?
その方向性のものもはじめはあるのかもです。
苦味、香草、美しい獣系もあり
でもねっとりエキス
濃いわけじゃなく薄旨なところもありつつ
でもワイルド
このへんから・・・・あれっ?この感じどこかで
・・・そう!ジャン・マルク・ブリニョのチワワ!
初めて出会ったときの衝撃
その感じ思い出すこれワインの凄いところです
もう何年前かわからないですが
だいぶ彼方へと追いやった記憶が呼び起こされる
まぁ飲んでいては違い出てきますが
その瞬間は確実にそれに近いものがありました。
ユンヌ・トランシュは下のほうに葡萄の供給者の名前あり
ジョー・コットンと書いてあるのかな・・・・
このへんインポーター様の情報では
詳しくいいただいていないのですが
葡萄を供給しただけなのか
それをジャンボンが醸造したのか
ジョー・コットンが造ったワインなのかそのへん微妙ですが
ちょっと気になりすぎるところです。
その後ワインは
野草もなんというか品ある野草・・・・そんなのあるのか?
涼やかにでも奥にコアがあり落ち着きでてきた旨味が
なんとも旨し!
オリエンタルな雰囲気魅力も出てきて
この陰のある感じ滋味深い表現などこれはちょっとはまるワインです。
ただインポーター様の情報ですと
けっこう綺麗目の表現となっておりますが
開けたての感じは
少し驚くほどのものあります。
このへんご理解いただける方にご検討いただきたいワインです。
以下インポーター様情報
Une Tranche Sudiste NV2014.2016 / ユンヌ トランシュ シュディスト NV2014.2016
産地:フランス ボジョレー地方
品種:グルナッシュ85%、シラー15%
抜栓直後は若干の還元状態ですが、少しのスワリングで気にならない程度に。瑞々しく若さを感じさせるブラックベリーなどの黒系の果実と、奥の方にかすかに感じるスミレ系の香りが女性的でエレガントな風味を与えます。一般的な南仏イメージのしっかりとした低い重心ではなく、活き活きとした飲み心地の良さと落ち着きのあるバランスの取れた味わい。タンニンも柔らかく、スルスルと喉を通って行く、まさに理想的なテーブルワイン!凝った味わいよりもシンプルな味付けの肉料理全般に合わせやすい一です。
翌日はより柔らかなニュアンスをまとい、よりソワフさを感じるワインに。マメ臭や揮発等のネガティヴさも無く、安心して翌日に持ち越せます。
Une Tranche de Brouilly 2016 / ユンヌ トランシュ ド ブルイィ 2016
産地:フランス ボジョレー地方
品種:ガメイ
薄い外観はヌーヴェルを思い起こさせ、熟した赤い果実と言ったチャーミングな味わいとギュッと詰まった苺のコンフィチュールの良いところを兼ね備えた深い味わい。熟成により角が取れた味わいは、とにかくタンニン、果実味共に柔らかく、瑞々しさを存分に感じ取って頂けます。また、軽やかでバランスの取れた酸に支えられた、ガメイらしいカジュアルさとスッキリとしたストレートな印象を与えてくれます。
以下シュディスト2014年ご紹介文
フィリップ・ジャンボン
ユンヌ・トランシュ シュディスト2014年です!!!
ユンヌ・トランシュシリーズと言えば
■ ボジョレーを中心としたいまだ無名な造り手たちをフィリップ ジャンボンが発掘
■ ワイン造りのみならず、販路開拓などに苦労する彼らをフィリップがサポート
■ フィリップ ジャンボン セレクションとして、フィリップ ジャンボンが販売
そうまだまだ無名な若い生産者
フィリップ・ジャンボンの思想に共感し頑張り若者を
応援するために
フィリップ・ジャンボンがサポートし
フィリップ・ジャンボンセレクションとして販売するワインであります。
逆にこだわり続けるフィリップ・ジャンボンゆえに
自社畑の葡萄ここ最近は収量が5年連続の不作となり
最近では奥様にも皮肉をいわれる始末だとか・・・
そんな自分の葡萄が取れないために
その分若手のサポートこれは若手のためでもあり
葡萄が取れない自身のためにもなっているようで
ユンヌ・トランシュシリーズは
生命維持装置ともいわれているようです。
フィリップ・ジャンボン名義で販売ですのでもちろん
少しは入るのでしょうからそれで若手生産者も
勉強にもなり販売にもつながるのでしたら最高ですね
ということで
フィリップ・ジャンボン名義のワインで
ま・さ・かのローヌワイン!
初めてではないでしょうか
ということでテイスティングです。
外観エチケットとどう見てもフィリップ・ジャンボンのボトル
ユンヌ・トランシュシリーズですが
ローヌワインです。
早速グラスに注ぐと
すご!色の濃さ全然透けない濃度あり
香りも!
黒果実に若干のスパイシー感、全面にはでなくとも少々ある青さがマイナスではなく
良いスパイスに
旨味もけっこうしっかり系
でも酸があるのでグイグイ飲めてしまう。
不安定さは全然なくてでもナチュラル感も程よくありツルツルした質感
ややリキュール系の旨味密度感もあり
2014年で今のリリースですが
今後もっと成長しそうな予感もあり
もう少し柔らかくなったらもっと美味しい今でも美味しいのですが
そして内よりフィリップ・ジャンボンセレクションのワインで
この価格!ほぼ2000円で飲めるのは今までにないですね
これはバンバン使っていただきたいワイングイグイ飲んでいただきたいワインです!
そ・し・てフィリップ・ジャンボンの少しでも助けになり
自身の数少ないワインももう少しリリースされることを祈りつつですね
以下インポーター様情報
Une Tranche Sudiste / Philippe Jambon Selection
ユンヌ トランシュ シュディスト / フィリップ ジャンボン セレクション
フランス コート デュ ローヌ地方
グルナッシュ 85%、シラー 15%
フィリップ ジャンボンが、彼を慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者を応援するスタイルで展開する「ユンヌ トランシュ」シリーズ。当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つき。フィリップ ジャンボンが自信を持ってリリースしています。
ユンヌ トランシュ シュディストは、ヴォークリューズの地で17歳の頃から自然環境を尊重した栽培を実践している生粋のビオロジックの生産者、ドゥニ タルデューの手によるもの。彼らは、やや標高の高い粘土石灰土壌の畑に30年以上前に植樹されたブドウから昔とかわらない伝統的な手法でワイン造りを続けてきました。
このワインもフィリップ ジャンボン監修のもと、栽培はビオロジック、自然酵母による発酵、亜硫酸の使用も極少量(SO2 Total 5mg/l以下 と分析値がエチケットに記載されています。)とピュアな自然派ワインのスタイル。
カシスや黒系果実のコンフィのような濃密な香りにスパイスのニュアンスが加わり、厚みのある果実味と旨味、構成のしっかりとしたタンニン分があります。僅かな揮発酸が、ワイン全体を引き締める役割を果たしており、ローヌワインということで想起される重さはあまり感じられず、飲み心地も良好。親しみやすいスタイルでありながら、しっかりとナチュラルなワインの魅力が楽しめます。しかも抜栓後数日が経過してもネガティブな風味や不安定さは見せず、長く楽しめるスタイルのワインとなっています。
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