クメティエ・シュテッカー レブーラ・プリロ2015年 750ML オレンジワイン
レブーラ・プリロ2015年 オレンジワインです!!!
当店初のお取扱いとなる
クメティエ・シュテッカーです。
インポーターはオルヴォー様お取扱いですが
実は少し前から気になっていた造り手さん
スロヴェニアのワイン自体も気になる地域ではありますが
当店でもモヴィアのワインなど
スロヴェニアのこのゴリツァのワインは
歴史的にみてもほぼイタリアのフリウーリのワインの一部
実際クメティエ・シュテッカーのスネザトノ村は
なんとラディコンやグラヴネルが居を構えるオスラーヴィアまでたったの2kmほどの距離だそうです。
第二次世界大戦後に分けられスロヴェニア側になっただけのこと
そんなクメティエ・シュテッカーのワイン
凄い凄いと聞いてはおりましたが
実際に飲んでみないとその味筋わからないわけで
このへんになると
まさにいろんなタイミングが大事なんですね
そりゃ無理して今あるワインなど
単発的にお取扱いということもありますが
何種類か一気に飲んでみて見えてくるものがあります。
ということで
今回貴重なワインお分けいただいたワイン含めて
ご紹介です!
まずは一番カジュアルで親しみやすいタイプの一つかと思いますが
フリウーリの造り手のワインなど
やはりそのマセラシオンワインが中心ですが
ラディコンもグラヴネルもそうですが
造りだされるワインのほぼすべてが重厚さやパワフルさ
スケール感あるワインなどなど
となります。
ですので今回クメティエ・シュテッカーのワインいくつか飲んでみて感じたのが
様々なスタイルのワインがまずあるということ
これはスロヴェニアならではなのか
いやたまたまなのか
モヴィアもある程度パワフルで強いワイン個性的なワイン多い中
カジュアルで親しみやすいタイプのワインもあるので
そのへんクメティエ・シュテッカーも
様々なスタイルのワイン楽しめる造り手なのかなとも思います。
その中でも今回のこの
マリ2019年赤
これはこれで凄くいいです
王冠となりますが
エチケットにはお猿さん何か思い浮かべようとしている感じで
そこにこのワインのヒントをつかむような感じですかね
抜栓してグラスに注ぐと
綺麗ですねノンフィルターでSO2も極少量しか添加したワインですし
クメティエ・シュテッカーのワイン
2000年には有機栽培へとなり人為的・化学的な介入することなく育てているとあるように
できるだけ自然な造りをめざし造られるワイン
ですがこの完成度の高さ
他のワインもそうですが何か目指すところが明確なんですね
美しい色調で輝きそしてほんのりぴちぴちとしたガスを感じるか感じないかくらい
ベリー系とチェリッシュな雰囲気が伝わり
新鮮なリンゴかじったような甘酸っぱさ
このワインメルロー100%の赤ですが
こんなに瑞々しく軽やかで新鮮でいくらでも飲めちゃう飲み心地の良さあります。
その割に細部にもしっかりと造りこまれたものがあり
伝えたい表現意外に無駄がない雑味が無い感じ
それでいてナチュラル感もあり瑞々しくフレッシュなワインなのに
ちょっとした上品さもある
誰にでも好かれるタイプのワインですし
単調すぎるワインでもなく
始めフレッシュなベリーとチェリーだったのが
なんとなく同じ赤系果実でも大人っぽさとかシュールさも加わるようになり
このへんの細やかな変化も素晴らしい
これこの価格だったら断然おすすめです!
以下インポーター様情報
2019 Mali マリ
葡萄:メルロー 畑・土壌:スネザトノ、NJIVA、MLAKA 標高150m、1.5ha
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ 西向き
2002年よりSI EKOオーガニック認証 栽培:グイヨ仕立て 植密度:2,400本/ha
収穫:9月22日、手摘み アルコール度数:13%
醸造:天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に15時間マセラシオン。
濾過せず。瓶詰め前にごく少量SO2添加。 熟成:ステンレスタンク
王冠栓
酸を伴うフレッシュで溌溂とした赤系果実、日本のサクランボ、リンゴ
昨年と異なり発泡性は感じられない。
極めて瑞々しいメルロー、ややエッジ淡い色調。
この品種ならではの充実した果実感。
例年の酸の軸の強さよりも果実の柔らかさ、タンニンの質感のエレガンスが際立っている。
グッと果実が舌に残る余韻。
細部の野暮さがヴィンテージの個性で丸く整備されエレガンスすら感じる。
軽く冷やしてベター。(2020年7月 村岡)
しっかりと熟したチェリー、グリオット、黒スグリ、桑の実。
半年の瓶熟で酸を伴う若々しい果実がより熟した果実へと変化した印象。
甘さを思わせる程ではなく、奥にわずかにタンニンを感じる野生の果実。
個々の要素がはっきりと明確になってきたため、単調にならず
より赤~黒果実のグラデーションが綺麗に描かれています。
フレッシュな酸の下支え、残糖が果実をひとまわり大きくなぞるようです。
甘さが余韻に残らず、グイっと喉を鳴らしてしまうほど。
メルローらしい地に足の着いた果実味ながらこの飲み心地の良さは類似するワインが思い浮かびません。
(2020年12月 村岡)
次に飲んだワイン
○メルロー イズボール2007年
ちょっと価格的にも高価なワインなので
割り当て本数も少ないもので悩みましたが
初めてのお取扱いその凄さを感じてみなければと思い
いきました!
結果飲んで良かった!と思えるワイン
すんごいです。
まずこのタイミングで2007年がリリース
とにかく様々なところに時間と手間をかけるワインのようです。
マセラシオンワインというとオレンジワインばかり注目となりますが
赤ももちろん果皮を漬けこんでのマセラシオンしますが
その長さにより赤でも様々なものを引き出すことになるようです。
このメルロー イズボール2007年
マセラシオン期間は70日間
原料となる葡萄も遅摘みそして貴腐菌のついた葡萄も混じるとのこと
熟成も225リットルのオーク樽で60か月
さらにその後熟成を重ねて今登場!となるわけで
熟成の状況も産膜熟成とあるようで熟成中の目減りをそのままに熟成させることで
産膜酵母の影響による酸化熟成それにより独特な個性も加わる
とんでもないワインです。
飲みましたが
グラスに注ぐと
レンガ色熟成色に単純にそれだけじゃない複雑性も加わる液体
なのにどこかクリアー
オリはもちろん細かいものなど含めあるのですが
液体の色味は張りがあり輝きもありクリアーな面も持ち合わせる
レーズンブランデーなど高貴で深い香りがいきなり立ち上がり
漢方系やドライフルーツなどありつつも表現に淀みなく美しい
どこまでも深くその後出てくる複雑性
クルミなどナッティさもありカシスやチェリーリキュール
強靭さと枯れ感が同居し
旨味の柔らかくも強いそして長い余韻とコク
ワインなのか?リキュールなのか?的な存在もあり
柿の干したもの
アンポ柿により上質さと旨味重なりキャラメルミルクティー
そして枯れた中にスッと引く魅力も出てくる
ちょっとなかなか無い表現を持ち合わせるまさに唯一無二の個性あるワインともいえるかと
思います。
アルコール度数は何と15%!
凄いわけです。
先ほどのマリ2019年と同じ造り手なのかと思うほど
それぞれのワインの魅力にメリハリあり全然違う
以下インポーター様情報
2007 Merlot Izbor メルロー イズボール
葡萄:メルロー100%
畑・土壌:スネザトノ村ブライダ地区、0.5ha、西向きテラス状、標高140~160m
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:シルヴォズ(Sylvoz)仕立て 植密度:5000本/ha
収穫:11月4日、手摘み アルコール度数:15.4%
醸造:遅摘み、貴腐菌のついた葡萄が混じります。天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。
果皮と共に70日間マセラシオン。熟成:225リットルのオーク樽で60か月。
前回は2009年でしたが今回はより熟成の長い2007年。
似たものがないワインですが、結論から言えば傑作。
甘く凝縮したドライレーズン、イチジク、ナツメヤシにチェリーリキュールやグレナデンシロップ
奥から湧き上がる産膜酵母由来のフロール香と貴腐香、揮発酸が相まって果実の奥行きを恐ろしく深く見せる。
貴腐菌が葡萄の色素を破壊するためワインの外観は赤ワインとしては淡くオレンジがかっています。
アタックの印象よりも口の中でするするとほどけて、果実が広がります。タンニンは完全にエキス化。
追いかけてくるような貴腐香と酸幕香が果実と絡んでスケールの大きさすら感じさせない別世界感。
いつまでも続く余韻。
シュテッカーは、しばしばフロールをつけたワインをリリースするが
残糖も加わりながら、ワインとして成立する異世界のバランス感が凄い。
産膜熟成のため、抜栓後の持続も年単位で可能なため、バイ・ザ・グラスで魚貝でも行けそう。
好奇心の強い愛好家の方にお薦めしてみたい。
(2020年12月 村岡)
次はマセラシオンワイン!
○レブーラ・プリロ2015年
オレンジワインです。
このワインで凄い評価いただいたことあるようで
インポーター様情報では
2014年、イギリスのDecanter誌初の試みとなるMWが選ぶオレンジ・ワインのブラインド・テイスティングで世界中に激震が走りました。
無名であったシュテッカーによる2007年のRebula Priloがオレンジ・ワインのベスト24に選出され、ゼップ・ムスター、ショブルック、グラヴナー、ラ・カステラーダといった定評のある造り手たちを凌駕する92点の最高得点を付けたことで、世界中から注目を集めています。
とのこと
そのワインですが
今回2015年
飲みましたが
リボッラジャッラ100%のオレンジワイン
アルコール度数は12,5%
30日間のマセラシオン
ノンフィルター
熟成は1150リットルのアカシア大樽で36か月とのこと
飲んだ感じですが
現状でまだまだ早いです。
マセラシオンワインで2015年このクメティエ・シュテッカーのすんごいポテンシャル
込められたワインですので
ラディコンでもマセラシオンワインは
今リリースは2013年とかかな
飲み頃は2008年とかそのへんですので
クメティエ・シュテッカーのこのレブーラ・プリロ2015年
良いころあいまでにはあと3~5年程度は欲しいところかと思います。
その中でもテイスティングですが
飴色の液体これもそうなのですが
色調の美しさ芸術の域にあるようなグラデーションあり
茶系も輝きあり美しい
そこからアジアンなスパイス系の香り
ほんのり甘いキャラメル加わりジンジャー、シナモン
そして柑橘系の溶け出すものを期待させますがこのへんまだ少しシリアスさもあり
硬い部分もある
飲んでもドライさあり絹のような風合いの繊細さを動きもある液体ですが
酸度がまだ張り出しキュッと締める
まだもう少し早いと言われているようで
マセラシオンワインとしてのスケール感そのへんがまだ閉じ込められていて
それゆえにエレガントに複雑性あるワインとも感じる部分ありますが
この酸度が緩んできて旨味の表現の幅が広がり果実も溶けだすようになってくると
更なるスケール感本領発揮となっていくと
そう予感させるワインでもあります。
クメティエ・シュテッカーの名を広めたワイン
是非とも熟成を重ねて楽しみたいワインです。
以下インポーター様情報
2015 Rebula Prilo レブーラ・プリロ
葡萄:リボッラ・ジャッラ100% 畑・土壌:スネザトノ=プリロ村、ブルダ、標高150~170m、0.4ha
西向きでテラス状、フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:シルヴォズ(Sylvoz)仕立て 植密度:4,400本/ha 収穫:9月27日、手摘み
生産量:1,300本
醸造:天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に30日間マセラシオン、濾過せず。
熟成:1,150リットルのアカシア大樽で36か月
これだけ2015年、36か月熟成からのリリースです。
エッジに赤みがかったアンバーオレンジ。古酒を想起させる色調。
オレンジ、温州ミカン、オレンジペコー、明度の高いはっきりとした甘い果実に
しっとりと蒸らした紅茶葉(出し殻ではない)の風味が加わります。
中心を流れる鮮やかな酸を包む果実エキス、ゆっくり広がる大きなスケール。
口中に張り付くような微粒子のタンニンが酸の巨躯に隠れていますが、
攻撃的にタンニンが独立して感じることは無くレモンやオレンジの要素を立てています。
時間をかけて風味が段階的に広がる味わい。
酸の構造がまだ強いので少し落ち着かせると抜群に向上する。
澱を落としてみるとまた雰囲気が異なります。(2019年3月 村岡)
アップルティー、シナモン、オレンジペコー、
熟成したブルゴーニュを想起させるヨードと甘いスパイス風味のタンニン。
キュンと主張する巨躯、酸の核を中心に包み込むような果実、スケールは大きい。
薄く重なる果実の要素が様々な色彩を放つ。
強いテンションで張り巡らされた2015年のレブーラ・プリロがいよいよ解けてきた。
大きなスケールに見合う広がりのある余韻。
クラシックな古酒にも通じる世界観。
(2020年7月 村岡)
その他のワインですが
○ブライダ エルデーチャ2011年赤
メルロー70%カベルネ30%の赤
こちらも赤ですが長期マセラシオンを施すワイン
非常に堅牢な強さ持つワインのようで
少しずつ熟成進んできておりますがまだ強さもあるよう
スミレ、チェリーリキュールにスパイス感も感じるワイン
果実の大きさそこに揮発酸も加わり
スケール感あるワインとなっているようです。
外交的なワインではないとのことで
そのへんの魅力を感じるために近寄っていく努力も必要とのこと
このへんの表現からももう少し寝かして楽しみたいワインですね
以下インポーター様情報
2011 Brajda Rdeče ブライダ エルデーチャ
葡萄:メルロー70%、カベルネ30%
畑・土壌:スネザトノ村ブライダ地区、0.9ha、西向きテラス状、標高100~160m
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:ギュイヨ仕立て 植密度:4500本/ha
収穫:9月17日、9月23日、手摘み アルコール度数:13%
醸造:天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に27日間マセラシオン、濾過せず。
熟成:225リットルのオーク樽で60か月。
長期浸漬に由来する微粒子的なタンニンと堅牢で潔癖な構造の強さ。
少し熟成、エッジに煉瓦色が入り始めた明るいガーネット。
スミレ、チェリーリキュール、ドライなスパイスを思わせる風味。
揮発酸が感じられるが、果実の要素を大きく上書きするようなイメージ。
熟した果実は熟成を経て太い酸に飲み込まれるように同化しており
大きな強い意志に導かれるようなスケールのある構造。
決して外交的ではなく、細やかなタンニンに覆われているが
この縦構造に伸びる余韻を持つメルローは希少。
がっちりと焼き目を付けた短角牛、決して外交的ではない。
向き合う努力をした者に微笑んでくれるワイン。
(2020年12月 村岡)
次はこちらもマセラシオンワイン
○ヤンコット2017年オレンジワイン
品種はフリウラーノ100%
マセラシオン期間は18日間ノンフィルター
1200リットルのアカシア大樽で11か月熟成
ビンテージは2017年ですので
クメティエ・シュテッカーのマセラシオンワインとしては
早いと思えますが
逆にある程度早めでも楽しめるワインとして作り上げたもののようです。
集中力ある香り
レモンやカリンの砂糖漬けなど甘やかなニュアンスに
清涼感
酸も気持ちよく感じつつほろ苦さなどもあり
マセラシオンの特徴はそこまで強く出さないことで
バランス良く早い段階でも楽しめるワインのようです。
以下インポーター様情報
2017 Jankot ヤンコット
葡萄:フリウラーノ(トカイ・フリウラーノ)100%
畑・土壌:スネザトノ村ブルダ地区、0.2ha、西向き、フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:シルヴォズ(Sylvoz)仕立て 植密度:2300本/ha 収穫:9月9日、手摘み
アルコール度数:12.7% 生産量:1,300本
醸造:天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に18日間マセラシオン、濾過せず。
熟成:1,200リットルのアカシア大樽で11か月
やや褐色がかった深いイエロー、ゴールド。
グラスの中央に引き寄せられるような強く集中した香り。
レモンやカリンの砂糖漬けのような甘く熟度を感じる柑橘果実に
清涼感のあるローズマリーの香りが加わる。
キュッと中心軸を走る酸、ゼリー状のフルーツが覆うように包んでいます。
甘い果実と程よいビターな収斂とのコントラストが効いた味わい。
多くのこの手のワインにありがちな、これ見よがしな果皮由来の要素を感じない。
若いゆえの酸の高いレベルがあり、のどにキュッと残る柑橘の余韻がとてもとても気持ち良い。
この手のワインはタンニンの扱い方が十人十色ですが、ひとつの答えを見せつけられた。
(2019年3月 村岡)
次は二種類すんごいワインというか
極上の甘口ワイン二種
パッシートと貴腐ワインです。
飲んでみたかったですが
極々少量割り当ての限定品
○シティーリエ ア・シ2004年200ML
こちらはパッシート
品種はリボッラジャッラ
5か月間陰干ししてその濃密な果汁をプレスして作るデザートワイン
24か月アカシアの樽で熟成
もう一つの貴腐ワインも2004年ですが
この2004年かなりの特別な年となったようで
奇跡のパッシートとのこと
上質な紅茶あり熟成による複雑性など想像も難しいのですが
最高峰の甘口ワインとのこと
以下インポーター様情報
2004 4 A Ši 200ml シティーリエ ア・シ
葡萄:リボッラ・ジャッラ100%
畑・土壌:スネザトノ村プリロ地区、標高140~160m、0.4ha、西向き
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:シルヴォズ(Sylvoz)仕立て 植密度:3000本/ha 収穫:9月
アルコール度数:10.3% 残糖度:254g/L 生産量:400本
醸造:パッシート、5か月間陰干ししたリボッラをプレス、天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。
濾過せず。熟成:1150リットルのアカシア樽で24か月
最後は貴腐ワイン
○ベリ・コス2004年 375ML
メルロー100%の貴腐ワイン
100%貴腐が付いた葡萄のみで造るワインのようでそれだけに貴重です。
貴腐ワインなど通常アルコール度数は上がらずに残糖高いワイン多いですが
このベリ・コス
なんとアルコール度数21,7%!
その分残糖は焼き切れて42g/L
こうなると本当に通常ありえないような貴腐ワインなのかと思います。
インポーター様情報でも
衝撃を受けたワインとのことで
あまりに貴重なワインです
どんな衝撃があるのか気になりすぎです!
以下インポーター様情報
2004 Beli Kos 375ml べリ・コス
葡萄:メルロー100%
畑・土壌:スネザトノ村ブルダ地区、標高140~160m、0.5ha、西向き
フリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ
栽培:シルヴォズ(Sylvoz)仕立て 植密度:5,000本/ha 収穫:11月4日
アルコール度数:21.7% 残糖度:42g/L 生産量:375mlで500本
醸造:100%貴腐が付いた葡萄。天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に70日間マセラシオン。
熟成:225リットルのオーク樽で14年間。
あらゆる条件が揃ったため、何でも出来たという2004年。
貴腐の付いた甘口メルロー、現地訪問時に試飲して衝撃を受けたワインがいよいよリリースです。
あまり似たタイプの無い黒ブドウの貴腐ワインですが、うねる様なダイナミックな果実の波動。
いつまでも続く長い永続的な余韻は衝撃的でした。言葉での表現の限界を感じる。
アルコール度数にも愕然、比類なき個性、ヤンコ曰く4 A Siと並んで二度と造れないワイン。(村岡)
2004年は様々な条件が揃って色んなことが出来た年だったようです。
奇跡のパッシート、生産量400本。上質な紅茶を思わせる香り、延々と続く長い余韻。
一口だけの試飲ですが、貴腐とはまた異なるスタイルながらも最高峰の甘口ワイン。
シティーリエ ア・シとは“4枚のエース”というトランプゲームの意味です。
このワインは私の父と叔父が加わって造るファミリーの特別な記念のパッシートです。
彼らは高齢にも関わらず、毎年、収穫の手伝いに来てくれます。
そして夜は、このワインをテーブルに置いて、家族でブリスカ(カードゲームの名前)に興じるのです。
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