自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ラ・グランド・コリーヌ ル・カノン赤2019年 750ML

2,278円(税207円)

定価 2,860円(税260円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ラ・グランド・コリーヌ
ル・カノン赤2019年です!!!

再入荷です!!!

大岡さんのラ・グランド・コリーヌ
ですが・・・
だんだんと状況が変わりつつある現在
以前にリリースの2017年のル・カノン赤から
サミュエル・モンジェルモンが手掛けることとなり
ル・カノン赤もなんというか
なんというか同じル・カノンでも
やはり違うワインと
でもその違うワインとして完成度高いローヌ
もともとサミュエル・モンジェルモンはシャトーヌフ・デュ・パプで醸造長務めていた方
だからこそのワインの方向性なのかと思います。
同じル・カノンでも
造り手が変わればやはりワインもかわっていく
のですね
でもこれがまたなんというか
好き嫌い別れるかと思います。
いや以前よりも多くの方に喜ばれるワインではあることは間違いないと思います。
ただ大岡さんのル・カノンを知るものとしては
やはり一抹の寂しさを感じるのは間違いありません。

どちらかというと
別物のワインとして
どうせならワイン名も変えていただければ
大プッシュできるワインでもあると思いますが・・・が
ル・カノンという名前が
逆に複雑な心境になってしまうような・・・

ただほんと素晴らしいワインですね
グラスに注ぐと
赤紫の濃い系透け無し
黒々したワイン
熱量ゴム果実味の健全で凝縮したニュアンス
果実のピュアで濃い!と体現したワイン
アルコール度数15%
インポーター様情報には
アルコール度数を感じさせない冷涼感とか軽いタッチとありますが
もともと私個人的には
あんまり濃い系は得意ではないのもあるので
このワインでも十分な押しの強さ凝縮感あると感じます。
甘味コクそしてまろやかな口当たりと調和しているワイン
確かにアルコリックな強さやアタックが強烈と感じる部分はなく
丸みあり目の詰まり旨味の甘味コクがゆったりと感じられる
このボリューム感からすると甘味は抑え気味なのかと思いますが
そのなんでしょうか
その先の何かを期待してしまうル・カノンという名前の
ある意味私個人的に持つ偉大さ
どうしても
この見慣れたエチケットそしてル・カノンという名前
そこから体が求めてしまうものとのやや乖離
いやこのへん言ってもしかたのないことで
十分に高いレベルにあるワインだと思います。

時は進みそして
さらなる次のステージへと進んでおります

価格的にも良心的で内容も十分そして
多くの方に喜ばれるワインではと思います。

そしてそれと同時に入荷のワイン
今後また入荷などあるのか!?!?
新生ル・カノン飲んだあとだからよけいに
大事にしたくなるワイン
大岡さん時代の
ラ・グランド・コリーヌ登場です!!!

どれもとても飲めないだけの本数のみ
日本への入荷量の段階で
300本とか200本
なかには100本代のものもありますので
貴重なワインです。
しかも大岡さんが醸した時代のラ・グランド・コリーヌですので
ぜひとも好きな方忘れられないというかた
大事にストックしてほしいワインです!!!

そのワインですがまず白から
○エス・ピー2014年

○エス・ピー2009年
マルサンヌの白
ローヌマルサンヌの白それだけだと明るくて飲みやすい白
南国風?とか言いそうですが
入っている込められている魂が違います。
プラム、リンゴ、アプリコットのコンフィチュール
そうそう密度感そして深く突き進む
酸化的なニュアンスもコミコミ
なのにどこか広がり生命力も湧き上がるワインだったり
ビンテージによってオリがたくさんあったり
さらに熟成して削ぎ落とした中に
ピュアな最終形態あったり
すごかワインですね

そして次は赤
○エス・ジェー2015年
もとのサンジョセフ
サンジョセフとしてリリースしたときもあったワインが
最後のほうはどれもヴァン・ド・ターブルな感じですよね
でもそのほうが魅力ましていたり
若いうちはエネルギッシュでワイルドさ野性味ありも
長らく熟成したワインにあるとろけるようななんでこんな無駄が排除され
さらに熟成という名の魔法がこんなワインにする!?みたいなで
なんというか
気合いや違うな・・・
生命の神秘のような生きるって・・・
熟成で最終的にはなるがままの本来の姿へと戻っていくのだという
ナチュラルワインの原点みたいなもの感じたワインだったような・・・

そして
○シー2017年

○シー2012年

こ・・・このエチケットは最終段階の
コルナス!だったと思いますが
これってコルナスのC(シー)?
VdTとかじゃなく
ただのシーみたいな
なんてシンプル
いや最後の最後はそれでいい!みたいな
アペラシオン、格付けなんかじゃなく
中身です!と
コルナスも私の記憶ではなかなかお取扱いできないワインの一つであり
大岡さんが手にすることできたワインとしても
最後のほうだったと記憶しておりますが
やっと手に入れたコルナスの葡萄
そこへたどり着いた喜び嬉しさが
全部ワインに込められていた
そんなすごい情熱がこもったワインでした
私も若い段階でしか飲んだことなかったコルナス
その先があまりにも長命で
今後10年20年と物語を作っていくワインなんだろうなと・・・・
その先までたどり着いていない
まだ先がみたい
そんな想いが強いのですが

初めて大岡さんのワインに出会った
ワイン会
イベントでのことなど
なんか思い出すような今回のご案内

なんか今回のワインご紹介
昔を懐かしむような感じになっているのはなぜでしょうか?

どこかでまた会いたい
でもどうなるかわからないし
でも次のステージへと進むと決めた大岡さんですから
また違う形で
その情熱をワインにぶつけて
生まれてくると思います。

楽しみですね

ということで
ワインの詳細はインポーター様情報で!

<ル・カノン・ルージュ2019年>【2020年10月入荷】
2017年以降のル・カノンはミュエル・モンジェルモン氏が醸造することになりました。(*2018年はル・カノンの醸
造は行っておりません)
サミュエルはラ・グランド・コリーヌの設立に関わった人物で、今でも共同経営者としてドメーヌの運営に参画してい
ます。ワイン関係の法律に詳しいだけでなく、シャトー・ヌフのとあるドメーヌにて醸造責任者を務めており、2017年
以降ル・カノンはここで醸造されています。
ナチュラルワインの醸造においても経験は長く、かなり昔のことですが、サミュエルによるシャトー・ヌフ・デュ・パ
プ2003年のナチュールバージョンを飲んだことがあります。それは実にジューシーでスタイリッシュ、記録的な酷暑に
見舞われた年にも関わらずエレガンスすら感じる素晴らしい味わいだったことを記憶しています。サミュエルは十数年
にわたりカノンを飲んで来た人で、大岡さんがどのように醸造しているかも熟知しています。彼が醸造した2017年は大
岡さんが醸造した葡萄らしさの残る素朴なニュアンスも感じさせながら、どこか洗練された印象でした。今回の2019年
ヴィンテージに関しても、非常に綺麗で端正な仕上がりで、暑い年だったためアルコールは15%程あるにも関わらず、
アルコリックな印象を全く感じさせない飲み心地。まさに2003年のシャトーヌフを飲んだ時に感じたものがフラッシュ
バックするような仕上がりで、これこそがサミュエルのワインに共通するスタイルなのだろうと思います。
手摘みで収穫後、除梗し2週間セメントタンクにてマセラシオン。プレスの後タンクで半年間の熟成。
やや紫がかった深紅の色合い。ブラックベリーやブルーベリーなどのコンフィチュール、ドライプルーンなどのような
凝縮した香りに新鮮な黒系果実も混ざる印象で、それに加え紅茶の茶葉を想わせる香り高さが伺えます。口当たりは滑
かで負担がなく甘い風味は控えめで、香りにあるような若々しい果実とジューシー感が広がりながら、明るいアタック
の印象からアフターにかけて紅茶の風味やビターカカオ、仄かに木の皮のような芳ばしさときめの細かいタンニンが僅
かに残り、芯のしっかりとした落ち着いた雰囲気が感じられます。全体を支えるしっかりとした酸が輪郭をつくりキリ
ッとしたスマートな佇まいで、度数15%と高めの表示ながらもアルコール感は全く感じられないどころかむしろ冷涼感
さえあり、軽いタッチにすら想わせる程良いミディアムの仕上がりです。

<エス・ピー2014年>【2020年1月入荷】(*借りていたサン・ペレの畑を返却したため、この2014年が最後のヴィ
ンテージとなります)
サン・ペレのアペラシオンは取得せずVdFとなり、頭文字を取りSP(エス・ピー)と名付けています。
通常エス・ピーは酸化熟成をしておりませんが、このワインはタンクで1年熟成後に樽で48ヶ月酸化熟成を行なっていま
す。
薄濁りの中程度の黄色。プラムやりんご、アプリコットのコンフィチュール、りんごの蜜などの香りに、文旦や晩柑、
夏みかんや八朔など和柑橘のニュアンスが感じられます。酸化熟成とはいえ仄かにカラメルやドライアプリコット、擦
りりんごのような風味を感じられるようにパワフルな酸膜ではなく、ジュラワインを彷彿とさせるような旨味の詰まっ
た円さのある優しい仕上がりです。2009年のエス・ピーとは対象的に冷涼感がありピンと張りのある角の取れた酸が中
心で、香りに感じられた果実や和柑橘の砂糖菓子のような風味と仄かな乳酸的なニュアンスが感じられます。中盤から
酸の周囲を柔らかく包み込むように仄かにバニラを想わせるふんわりとした柔らかい風味や奥深い果実の風味が現れ、
じんわりと溢れ出るような旨味が長く残りまろやかな旨味満載の仕上がりです。

<エス・ピー2009年>【2019年2月再入荷】
サン・ペレのアペラシオンは取得せずVdFとなり、頭文字を取りSP(エス・ピー)と名付けています。
2017年2月に販売したエス・ピー2009年の再リリースとなります。2014年頃はネガティブなニュアンスがはっきりと
感じられたために3年ほど保管して状態を整え、味わいが引き出されたところで販売に至りました。
再入荷したこのワインにはネガティブな印象がなく、前回リリースしたものに比べ熟成由来の複雑さや果実の芳醇な味
わいが引き出され、抜栓直後から極めて魅力的で引き込まれるような様子を楽しむことができます。
*紅茶の茶葉のような澱が多くありますので、飲む1週間前には立てて保管し澱を下げて頂くと風味の安定感や雑味のな
い味わいを感じて頂けます。
黄金色。熟したカリンやマルメロ、りんごのコンポートや蜜など芳醇な果実香に、それに加え白トリュフを想わせる魅
惑的な香りが感じられます。2009年は暑い年だったことから、他のヴィンテージ比べ色合いやボリュームもしっかりと
あり、芳醇でふっくらとした仕上がりです。しかしながら、醸造後約10年の歳月が流れたことにより、膨らみのある味
わいの中に他のヴィンテージにはない複雑と深い奥行きが引き出され、豊かな風味の奥にしっかりと大岡さんのサン・
ペレらしい白葡萄を皮ごとかじったようなフレッシュな香りや風味、爽やかな酸が今も尚感じられます。舌先をピリッ
とかすめる感覚が一瞬あり、カリンやりんごのコンポートなどの凝縮感と深みを伴う果実味、白トリュフなど魅惑的で
妖艶な味わいが口いっぱいに広がり、それでいて完熟した新鮮な果実のニュアンスと伸びやかな酸がバランスよく重た
さを感じさせず、アフターに僅かな塩味も伺えます。加えて熟成由来の複雑さが絡み合う上質なリキュールのような充
実した深みが感じられます。秀逸と断言できるほどありとあらゆる要素が詰め込まれた魅力溢れるワインです。

<エス・ジェー2015年>【2020年1月入荷】(*借りていたサン・ジョセフの畑を返却したため、この2015年が最後
のヴィンテージとなります)
46ヶ月樽熟成したワインの中から、優れた樽のみをセレクションしたもの。
サン・ジョセフのアペラシオンは取得せずVdFとなり、頭文字を取りSJ(エス・ジェー)と名付けています。
僅かにオレンジがかった中程度の赤色。黒や赤系果実がミックスされたような果実香に、すみれの花のような華やか
さ、たばこやインク、そして大岡さんのサン・ジョセフらしいブラックオリーブの香りが感じられます。2015年は暑い
年でしたがしっかりと芯を捉える小気味良い酸がありアルコール12%の仕上がりで、密度の高いエキスを感じさせなが
らもミディアムタッチで雑味のないしなやかな口当たりです。滑らかな質感で馴染むようにすっと流れていくような飲
み心地、グレナデンや黒系果実のコンフィチュールなどの芳醇で凝縮した緻密な果実味、すみれの花やブラックオリー
ブを想わせる風味が溶け込みながら口中に膨らみます。フランボワーズのような香り高く甘酸っぱい赤い果実やブルー
ベリーなどの新鮮な果実の引き締まった酸とシルクのようにきめ細かいタンニン、ほどよく熟成がかった深みと複雑
さ、奥行きが感じられ、とてもエレガントな雰囲気で奥深くに惹き込まれるような魅力溢れるワインです。現状ではシ
ラーの上品な印象や華やかさ、生き生きとした果実味と熟成由来の複雑さ、背筋のピンとした骨格のある様子がバラン
ス良く感じられますが、今後の熟成で複雑さや深み、エレガントで妖艶な雰囲気が一層引き出されていくことでしょ
う。

<シー2017年>【2020年1月入荷】(*この2017年が大岡さんが醸造した最後のヴィンテージとなります)
コルナスのアペラシオンは取得せずVdFとなり、頭文字を取りC(シー)と名付けています。
ラ・グランド・コリーヌ設立当時に購入していた山林が、開墾して葡萄を植えることでコルナスのアペラシオンの取得
が認められることになった2006年から、大岡さんが自ら開墾を始めた極めて急峻な畑です。大岡さんの師であるティエ
リー・アルマン氏の畑より高くローヌ川が眼下に広がる、森に囲まれた日当たりの良い場所に位置しており、2011年が
ファーストヴィンテージとなります。
コルナスやサンジョセフは、グラスファイバーのタンクで全房発酵させた後に、通常は500Lの樽に入れて2年以上の熟
成を経てからリリースとなりますが、このワインはタンクのみで22ヶ月熟成されています。
深いガーネット色。カシスやブラックベリーなど完熟した新鮮な果実香に、太陽の明るい日差しをしっかりと浴びたよ
うな黒葡萄の果皮やブラックオリーブ、紫の花々や香木、紅茶のような華やかさが加わります。2012年のような熟成感
のある味わいや風味とは対照的に、熟した黒系果実のピュアで明るい印象をストレートに感じさせます。雑味のないス
ムーズで瑞々しい飲み心地で、芳醇な果実香に加えて紅茶や香木など華やかで香り高き風味を伴いながら、アタックか
ら口中と駆け抜けるように広がっていきます。若々しい果実味がたっぷりと感じられますが、ジュースのような甘みは
なく複雑で奥行きがあり余韻は長く、上品な雰囲気を漂わせます。コルナスとしては溌剌とした明るさを感じる印象で
すが、若いヴィンテージにありがちな硬質感はなく、むしろ様々な要素を充分に感じるワインです。コルナスは一般的
に飲み頃までに時間を要するイメージを抱きがちですが、このワインには今でなければ楽しめない透明で純粋な味わい
があります。その透明感を味わって頂きたいためリリースしますが、伸びしろを感じられるエキス感とポテンシャルを
持っていますので今後の熟成による変化も大いに期待が膨らみます。

<シー2012年>【2020年1月入荷】
コルナスのアペラシオンは取得せずVdFとなり、頭文字を取りC(シー)と名付けています。
ややくすみのあるガーネット色。香りや色合いからも熟成した様子が充分に伺い知れます。赤い果実のドライフルー
ツ、ドライいちじく、枯葉や腐葉土、ブラックオリーブやたばこ、それに加え黒トリュフの魅惑的な香りが感じられま
す。2012年はなかなか思うような状態を迎えられない難しい年でリリースに踏みきれず、約8年の長い熟成を経て蔵出
しされましたが、待った甲斐があったと心の底から感じられる魅力が溢れています。繊細で軽やかな口当たりで馴染む
ようにしっとりと流れていき、ほどよく果実の風味を感じさせながら、熟成由来のタプナードや黒トリュフなどの何と
も言えぬ深みと複雑なニュアンス、果実味が絡み合いながら、伸びやかな酸とともに広域に広がっていきます。赤い毛
氈(もうせん)の上を歩いていくような品のあるエレガントな雰囲気で、余計なものが削ぎ落とされ熟成ならではの繊
細で奥深い味わいやだしのような旨味を感じることができます。2017年の明るさと2012年の熟成されたコルナスの対
比をすることで、大岡さんのコルナスが熟成していく様子を感じて頂けると思います。





以下2017年ご紹介文
ラ・グランド・コリーヌ
ル・カノン赤2017年です。

大岡さんのスタンダードワイン
ル・カノン赤
2017年より変更あります。
日本は岡山でのワイン造りそれはすでにご存じの方多いかと思いますが
特にこの2017年は
初めて岡山でのワイン造りとなった年で
日本を離れることはできず
その代りサミュエル・モンジェルモンが手掛けることとなったようです。

サミュエルって何者?となりますが
サミュエルはラ・グランド・コリーヌの設立に関わった人物で、今でも共同経営者としてドメーヌの運営に参
画しています。ワイン関係の法律に詳しい
だけでなく、シャトー・ヌフのとあるドメーヌにて醸造責任者を務めており、17年のル・カノンはここで醸造
されました。
とのことです。
ラ・グランド・コリーヌを知り尽くしたかたのようですね
ヴォルテックス様でも
2017年12月にタンクからの試飲の段階では
大岡さんが醸造したかのようなワインで驚いたとのことです。
ただ最終瓶詰めされたワインその段階では
いつものル・カノンより端正で洗練された仕上がりで
どちらかと言うと大岡さんのル・カノンというよりは
サミュエルのシャトーヌフなどに近いスタイルと感じるとのことで

これは是非飲んでみないと!ということで
今回飲みましたが
2017年とても乾燥して暑い年だったとのことで
大岡さんの表現としてもル・カノンの当たり年として楽しんでいただきたいとのことでしたが
私の飲んだ感じ
かなり優等生的な暑い2017年ということでその辺の充実感とか
前に出ていてもう一歩プリッと果実が弾ける感じとか
ナチュラル感も欲しかったのは確かです

艶ありクリアー赤紫スミレっぽさもありスムースな飲み心地
変に手を加える感じはもちろんなく
まとまりもよく充実しておりますが
いわゆるローヌワインのような濃い系ではもちろんなく
酸もバランスよくありいつもの赤系よりも黒系が勝る感じですが
重い感じではなく綺麗にまとまりほどよいナチュラル感ありながら
気が付くとけっこう飲んでしまっている感じ
そうちょっとした上品さのあるル・カノンでしょうか
もう少し待つことで果実味が落ち着いてきて
どうなっていくかル・カノンらしさがもっと出てくるのか
バランス整った感じで落ち着くのか
もう少し様子見てみたいですね

大岡さんの今までのル・カノンみたいな
飲んだ数日後とか一か月半年してなんかふと思い出す素朴な旨さ
それが出てくると最高ですね

以下インポーター様情報
ル・カノン・ルージュ2017年
グルナッシュ50% シラー50%

2017年は大岡さんが岡山で醸造する最初の年となりましたが、醸造時期がフランスと重なるため岡山から離れ
ることは難しく、17年以降のル・カノンは
ミュエル・モンジェルモン氏が醸造することになりました。
サミュエルはラ・グランド・コリーヌの設立に関わった人物で、今でも共同経営者としてドメーヌの運営に参
画しています。ワイン関係の法律に詳しい
だけでなく、シャトー・ヌフのとあるドメーヌにて醸造責任者を務めており、17年のル・カノンはここで醸造
されました。
ナチュラルワインの醸造においても経験は長く、かなり昔のことですが、サミュエルによるシャトー・ヌフ・
デュ・パプ2003年のナチュールバージョンを
飲んだことがあります。それは実にジューシーでスタイリッシュ、記録的な酷暑に見舞われた年にも関わらず
エレガンスすら感じる素晴らしい味わいだった
ことを記憶しています。
17年12月にタンクからル・カノンを試飲しましたが、若いながらもル・カノン特有の風味がはっきりと感じら
れ、まるで大岡さんが醸造したかのような
スタイルだったことに驚きました。しかしぶどうの出所は同じですし、サミュエルは十数年にわたりカノンを
飲んで来た人。大岡さんがどのように
醸造しているかも熟知しています。そう考えると、何ら不思議なことではありません。
一方で瓶詰めされて日本へ入って来たル・カノンは試飲当時のスタイルから僅かに変わっており、その味わい
は確かにル・カノンではありますが、入荷直後にも
関わらず端正で洗練されたものでした。まさに2003年のシャトーヌフを飲んだ時に感じたものがフラッシュバ
ックするような仕上がりで、これこそがサミュエルの
ワインに共通するスタイルなのだろうと思います。

<ル・カノン・ルージュ2017年>
*キャップシールは付いておりません。
深い赤色。熟した黒系果実主体にグレナデンを想わせる赤系果実が凝縮したニュアンスが混ざります。それに
加えスパイシーさが感じられ若々しい果実香に
小気味良いアクセントになっています。恐縮した果実の風味で溌剌とした印象も感じさせながら、搾りたてジ
ュースのようなものではなく、綺麗な酸と
ほどよいタンニン、控えめな甘さや果実味などのそれぞれの要素のバランスが良く、冷涼感を感じさせるしな
やかな口当たりです。気軽に楽しめるル・カノン
らしいカジュアルさと洗練された上品さが共存するような仕上がりとなっています。

「大岡さんより」
2017年は、とても乾燥して、暑い思い出が強いです。そのため病気の問題などは全くありませんでした。雨が
少なかったため、葡萄の粒が
小粒で、収穫量は少ない年でしたが、品質としてはかなり良いものができました。収獲中も好天が続き、健全
で完熟な葡萄を収穫できました。
当たり年のカノンという味わいをお楽しみください。


以下2016年ご紹介文
ラ・グランド・コリーヌ
ル・カノン赤2016年
新ビンテージです!

大岡さんの定番中の定番ワイン
ル・カノン赤
2016年です。
前回良年2015年これはまたビンテージの影響もあり
芯の太いしっかり果実味
男っぽいナチュラルワインでしたね
時間の経過とともに色っぽさも出てきそうなそんな奥深さあるワインでした。
一年経過して
今どうなっているのか非常に楽しみなワインですが
今回再入荷で最後の入荷ともなっております。

そして新ビンテージ2016年ですが
リリースしたてではありますが
なんというか体が欲しているそんな感じで誘われるままに
飲んでしまいました。

2015年は今までのル・カノン赤の中でも
凝縮感ある果実味より大人っぽい仕上がりでしたが
今回はル・カノンらしい仕上がり
紫リキュールのようなそして花もスミレ系キュ~っと凝縮する赤
ピュアな果実味中心というか
そのまんま果実感
もぎたて果実そのままな感じのル・カノン赤
たぶん大岡さんのル・カノン好きなかたは
イメージどおりのワインとなっているかと思います。
到着したてのやや荒れたところもありますが
なんか関係なく飲めてしまう感じで
開けたてでも不安定さはなくネガティヴな印象はほぼ皆無
気軽に飲めるしピュアな果実味は凝縮しているし
ストレートに楽しめる大岡さんワインですね

葡萄品種 グルナッシュ55%シラー35%メルロー10%

大岡さんのコメントからも
カノンらしいと言っておりますし
リリースしたてのフレッシュなル・カノン楽しんでいただきたいと思います。

「大岡さんより」
2016年は冬が温かく、芽吹きも早かったです。春は天気が良く順調でしたが、6月に入ってから雨が多く
気温も下がり病気に悩まされました。8月から天候が持ち直し、葡萄は健全な状態で収穫できました。
平均的な良い年だと思います。
葡萄を房ごとタンクに入れ5日間そのまま置いておきます。その後タンクに入って足で踏み、毎日一回ピジャ
ージュ。
二週間ほどでワインをプレスし、そのままタンクで熟成させて3月末に瓶詰。
カノンらしい年です。果実味が多く、飲みやすく気軽に楽しんで頂けると思います。


今回入荷のワイン
ラ・グランド・コリーヌ
○ル・カノン赤2015年(再入荷最終!)
○ル・カノン赤2016年 
○ル・カノン ロゼ2016年(ミュスカダンブール)
今回の2016年ロゼ
もちろんミュスカダンブールのロゼで
2016年のロゼ・プリムールも大岡さんのロゼ・プリムールらしい仕上がりのワインでした
このロゼも絶期待のワインですが

以下インポーター様情報です。
淡いサーモンピンクの色合いで、舌先に当たるピリッとしたガスがフレッシュさを感じさせます。
抜栓時やや香りは控えめながら、口に含むとほどよい甘さと桃やライチ、ピンクグレープフルーツなどのジュ
ーシーな
果実やバラのような華やかな香りが広がります。空気に触れ開いてくるとル・カノン・ロゼの代名詞と言える
ネクターの
様な香りは勿論、唯一無二のアロマティックさが増していき、味わいも深まります。しっかりとした酸があり
ますが果実味と
上手く溶け込んでおり、香りや果実味のボリュームを上手く整えている印象です。また、僅かにグレープフル
ーツのような
苦みなどもあり芳醇さだけではないスッキリとしたフィニッシュで、すっと喉を通ります。桃を食べた時のよ
うにジュワッと
広がる風味と仄かな甘みがあり、華やかな香りが鼻腔に抜け長い余韻を楽しめます。

○ル・カノン ヴィオニエ2013年500ML
久しぶりの当店入荷となる貴重なキュヴェ
ル・カノン ヴィオニエです。
前回の入荷いつ頃だったかとひも解くと・・・なんと2010年ビンテージ!
その後タイミング悪く発注できなかったりと
もともと少量しかないワインなのですが
本当に久しぶりだったので
今回飲みました!
すんごいワインですね
2013年収量少なくなって500MLとなりましたが
それ以上もパフォーマンス見せてくれるワインでありました。
その様子ですが
言わずと知れた大岡さんの希少キュヴェ
2013年は収穫量が少なく500MLとなってしまったが、それ以上の魅力が詰まったワイン
グラスに注いだ色は
だいぶオレンジのニュアンス強く出たもので
でもけっこうクリアーさもある
昔のジューシーなヴィオニエではなく金柑、マンダリンが大人っぽく広がり飲むとナッティな重厚さも出てきて酸もしっかりと楽しめる奥深いヴィオニエとなっております。
温度高めでより魅力伝わります。
※嫁談話
飲み始めはフレッシュ。夏の始まりのような・・・これからたくさん楽しい事や
甘酸っぱい恋の予感。抜栓してしばらくたつと、夏の恋が終わって巣kし冷たい風が吹く初秋の味。
とのことです。

以下インポーター様情報
2013年は非常に収穫量が少なく1樽のみの醸造となったため、500mlとなっております。
黄金色のしっかりとした色調です。入荷時は果実の香りや味わいが控えめで、やや酸化的なニュアンスが感じ
られましたが、
約9ヶ月経過した今は、酸化的な印象は和らぎ、リンゴの蜜や熟した日本の梅を想わせる香りや果実味で膨らみ
のある味わい
を感じられるようになりました。1本芯の通ったようなシャープな酸ですが鋭角なものではなく、香りに似た梅
ジュースを
想わせる酸や甘みを楽しめます。一般的なヴィオニエをイメージする華やかな香りや甘さではなく、夏向きの
スッキリとした
辛口の仕上がりとなっております。セラーの温度帯(15℃位)でお楽しみ頂くと、このワインの良さがより引
き立つと思います。



○SJ(エス・ジェー)2013年(シラー)
上位キュヴェSJです。
このワインはかならず熟成して成長させてから飲みたいワインですね
ほんと驚きます。
しっとり感奥深く膨らむ果実味
上品ですばらしい高級感も出てくるワインなんですね
今回2013年も待ちたいですね

以下インポーター様情報
2011年よりサン・ジョセフのアペラシオンは取得せずVdFとなり、SJ(エス・ジェー)と言う名前へ変更となり
ました。
僅かにオレンジがかったガーネット色。サンジョセフらしいブラックオリーブやドライトマト、ドライプルー
ンなどの黒系果実の香りや
風味が感じられます。シラーと言えど重厚過ぎる印象ではなく、ミディアムタッチな口当たりでスムーズに喉
へと流れていきます。
酸が中心にある印象で、それを果実味やブラックオリーブなどの風味、繊細なタンニンなどの様々な要素が取
り囲んでいるように
感じられます。時間の経過でカカオやたばこ、ドライハーブなどの複雑さが顔を出し、口中に残る余韻は長く
なっていきます。
今後の熟成でより複雑さやエレガントさが一層増していくと思います。



そして・・・
極少量ですが
ル・カノン ヴィオニエ2010年
これに関しては当店保管ワインであります。
リリース当時は
残糖もあり非常に凝縮した果実感
バナナっぽさもあったり南国風果実のの楽しめる
ジューシーヴィオニエでした。
かなり完熟した果実収穫できたビンテージで
それが長期熟成で・・・正直
今どんな感じか見当もつきません。
リリース時は若干のガスもあったかと
それゆえの王冠だったと記憶しておりますが
一旦はボトル中でガス強くなったもの
また収まっているのではと思います。



以下インポーター様情報



以下2015年ご紹介文
ラ・グランド・コリーヌ
ル・カノン赤2015年です!!!

待望の新ビンテージ
良年2015年ものとなります。

昨年末のル・カノン ロゼ・プリムール2015年はすんごく良かったですよね
華やかで軽やかで
かといって軽すぎるわけではなく中身が詰まっている
旨味があるのでその後の変化も楽しく
ロゼ・プリムールらしさ満載のビンテージとなりました。
そんな2015年の
ル・カノン赤そしてロゼが入荷です!!!

大岡さんも毎年経験が積み重なり
しっかりと表現したい方向へと突き進んでいるそんなワインと感じます。
これはまだ詳細わかりませんが
まず今年大岡さんの新酒ヌーヴォー赤白
これは今年2016年で最終となるようです。

その代り日本でのワインを生み出す計画が進んでいるとか・・・
これはまだそんな話が出ているという段階で
詳しいことはまだ未定ですね
でもほんと次から次へと進化を遂げ
さらに次のステージへと進んでいく大岡さん
情熱の塊なんでしょうね

そんな大岡さんの良年となった2015年
ル・カノン赤
そして
ル・カノンロゼです。

そして今回はスペシャルなワインがもう一つ
ル・カノン赤P2007年です!!!

ル・カノン赤2007年は2008年に販売したのですが
その際はフィルターをかけたものを販売で
今回のP2007年は
ノンフィルターで大岡さんの洞窟カーヴで9年もの歳月熟成したスペシャルワイン!
そのためオリが大量にあるとのことで
今回こちらまだ飲んでおりません。
到着からじっくりと落ち着かせて飲んでみたいと思います。

まず今回
ル・カノン赤2015年飲みました。
こちらは当然のごとく美味しいんだろうな~という予想のもと
でしたが
外れることなくいや予想以上に旨いっす
良年らしく若紫の色がより深く鮮やか
濃度もしっかりとあります。
新酒かと思うような熱量を抱える液体
ゆらゆらと燃える様な果実味エキスの厚みもしっかりとあり
肉厚さがすんごく伝わります。
2014年は軽やかでややガスがぴちぴちとある数か月前に飲んでも
そんな感じなので今でも2014はあるかと思います。
その感じからするとだいぶぎっしりと内容濃い2015年
かといってなんか抽出が強いギシギシした果実味ではなく
ふっくらとソフトで深い
そして酸もあるのでベタッとするわけでもなく
若干のピリリとしたガスありジューシーさが良く伝わる
内容
もう果実味ストレートに楽しめる2015年で
若くフレッシュ
そしてナチュラルさ健全さがものすごいですね
これから落ち着き深みを増していきますのでどんどん美味しくなっていくと
思います。
インポーター様もたっぷりとストックあるようですので
切らさずに定番ワインとしていきたいですね

そして・そして最後にですが
2014年よりも2015年若干ですがお安くなっております。
当店販売価格も
2237円税込!!!
こんなワインでこの価格絶対おすすめです!

ぜひよろしくお願いいたします。

●ル・カノン ロゼ2015年
こちら今回テイスティング無しですが
透明瓶に入るロゼ
外観からの色
ほんとすんごく美味しそうなそして健全そうな色しております。
近年のロゼ
バランスも良くミュスカダンブールの華やかさそしてドライで
ミネラル感も凄く伝わるワインになっておりますが
今回2015年も素晴らしい様子
バラ系にピングレ入りライチもとのことで
ドライさだけでなく甘いニュアンスもあり
じょじょにふくらみ桃系のニュアンスも出てくるワインとのこと!
最高ですね

●ル・カノン赤P2007年

そしてそして気になるこのスペシャルワイン!
2007年ものノンフィルターで9年熟成!
澱は大量にあり
味わいも枯れたようなワインではなく
黒果実がしっかりとそしてガスもけっこうあるようで
カラメル系のニュアンスや
トゥニーポートもあるとのことで
これは個性ある熟したニュアンスも楽しめるワインとなっているようであります。
大岡さんもノンフィルターで9年もの歳月待ったとのことで
何かこのワインに感じるものがあってのことだと思います。
もう少し寒くなる時期
じっくりと楽しんでみたいと思います。



以下インポーター様情報
<ル・カノン・ルージュNV15年/人工コルク>
やや紫がかった濃い目の鮮やかな赤色で、グラスに注ぐと内側に付く気泡が見られます。完熟した黒系果実の
芳醇な香りで、グラスに注ぐだけでも吸い込まれそうなほど豊かに薫ります。舌先に僅かに当たるピリピリと
したガスがフレッシュさを感じさせながら、軽い口当たりに感じさせ、たっぷりとした果実味に酸が寄り添う
ように
程良く感じられます。アタックでは葡萄をギュッと搾ったような果実感を楽しみながら、飲み込む頃には舌に
僅かに残る
葡萄の皮をかじったようなタンニンと鼻腔に抜けるスパイシーさが、溌剌感だけでなく落ち着いた印象も与え
てくれます。
2015年は暑い年でしたのでボリューム感が出やすいかと思っていましたが、大岡さんのコメントにもあるよう
に、
収穫時期を早めた事でバランスのとれた味わいとなっています。とてもジューシーで親しみやすく、スムーズ

飲み心地で大人のグレープジュースと言ったような仕上がりです。今も充分に楽しんで頂けますが、今後の熟
成も
期待が持てる味わいです。

<ル・カノン・ロゼ NV15年/人工コルク>
薄濁りのとても淡いサーモンピンクですが、仄かにグリがかったやや濃い目の白と言った印象です。2日目には
やや色合いに
濃さが出てロゼの雰囲気が出てきます。
グラスの内側に気泡が付きますが、赤に比べそれほど多くのガスは感じられません。香りは大岡さんのロゼら
しいバラの
ような華やかな香りに、ややピンクグレープフルーツなどの柑橘系の香りが混ざります。スワリングさせると
桃やライチなどの
甘みのある香りが広がり、その香りにうっとりさせられます。口に含むと舌先に仄かな甘さとピリピリとくす
ぐるガスがあたり、
すっとなくなります。締りのある酸は突出しないながらも無駄がなく、桃のような豊かな香りと果実味をうま
く引き立てバランス
良く調和した辛口の味わいで、余韻に華やかな香りが長く感じられます。ついついもう一杯と癖になる味わい
です。
赤・ロゼ共に時間を経過しても味わいが安定しておりますので、グラスワインなどでも充分にお使い頂けま
す。

<ル・カノン・ルージュP2007/人工コルク>
2008年に販売致しましたP2007年はフィルター通しておりましたが、今回ご案内のアイテムはノンフィルター
で瓶詰めしており、
大岡さんの通年低温で一定した洞窟カーヴにて9年の歳月を経ての出荷となります。かなり澱がございますの
で、お飲みになる
前は1週間程度立てて保管して頂く事をお勧め致します。
熟成感のある煉瓦色で、グラスに注ぐと液中に細かな気泡が持続的に上がるのが見受けられます。熟成からく
る香りがとても複雑で、
イチジク煮や黒糖、ドライプルーンなどの凝縮した香りが感じられます。他のル・カノン2種に比べ舌にあたる
ガスが強く感じられます。
2008年当時は色合いの濃さやたっぷりとした甘みだけでなく、黒系果実が凝縮した果実味の若々しいポートの
様な雰囲気だったかと思います。
現在はイチジク煮に黒蜜をかけたような風味やタバコ、カラメルなどの香ばさがありトゥニーポートの様な趣
へと変化しています。アタックから
喉に流れるまで柔らかな甘みと酸、熟した果実の複雑な味わいが一定に続き、落ち着きのあるとても複雑で贅
沢な味わいとなっています。
長期の熟成を経て甘みは複雑さや伸びやかな酸とより上手く調和し、円みのある一つ上を行く大人の甘さへ変
化しています。余韻には
どっしりとアルコールの高さを感じさせますが、飲み心地はすっと体に沁み入ります。デザートやナイトキャ
ップは勿論、中華料理などにも相性
良く楽しめますし、抜栓後も充分に日々の変化を楽しめるほどゆっくり味わうことが出来ます。

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【大岡さんより】
以下ワインのコメントになります。
<2015年の作柄状況>
暖冬で早い芽吹きとなりました。6月までは割と雨も多く、不安定な天候でしたが、7月から収穫まで晴天が
続き、
乾燥した暑い年になりました。葡萄は健全な状態で成熟し、選果の必要も全くない楽な年でした。私のところ
では過熟に
ならないように、酸があるうちに早めに収穫するように心がけています。 

<ル・カノン・ルージュNV15>
通年とは違い、グルナッシュから先に摘みました。グルナッシュは熟成してから糖度が一気に上がりやすく
過熟になりやすいからです。そのおかげで熟したワインながら酸がきっちり残っていて、飽きない飲み心地に
なっていると思います。ル・カノンらしい味わいに仕上がっています。 

<ル・カノン・ロゼNV15>ロゼはいつも瓶詰後になぜか少しだけワインが動くんですよね。
それが微発泡のもとなのですが、瓶詰による酸化を消して、フレッシュ感を増してくれます。
ル・カノン・ロゼの持つ個性がそのまま詰まっています。
ブラインドテイスティングでもすぐわかるでしょう。 

<ル・カノン・ルージュP2007>
ミストラルにより過熟してしまったグルナッシュからできたワイン。
葡萄の糖分が高すぎて、途中でアルコール発酵が止まり、葡萄本来の糖分が残っています。8年前に販売した
ものは、
フィルターを通して再発酵を抑えたものでした。こちらはフィルターを通さず瓶詰されたものです。当然のご
とく、軽く
瓶内で再発酵しました。当時はかなり暴れていたワインが8年かかけて変化しました。開けたてはガスがかな
りあるので、
タンニンが目立ちますが、ガスを飛ばせば、その柔らかさと熟成が味わえます。抜栓後すぐに楽しみたい方は
カラフに
移すことをお勧めします。個人的には一晩一杯ずつ寝る前に飲んでみるのが面白いと思います。最初のうちは
栓をしないで
冷蔵庫で。数日後ガスが完全に飛んだら栓をしてください。デザートやチョコレートと一緒でもいいですし、
それだけでも
デザートになります。ジビエと合わせるのも面白いですね。 




以下2014年ご紹介文
ラ・グランド・コリーヌ
ル・カノン赤2014年です!

新ビンテージ入荷です!
最近・・・最近ほんと大岡さんのワイン
渇望しているようなそんな市場となっているのではと思います。

ほぼ年一回のリリースな感じになっているこのル・カノン
赤はまた再入荷あるようですが
シャルドネ、ロゼあたりは一回で終わりかなと

そして今回入荷は
ル・カノン赤2014年

ル・カノン ロゼ2014年

ル・カノン シャルドネ2013年
の三種であります。

入荷から数週間でこのタイミングで販売開始ですが
んじゃ飲んだのかい?と言われそうですが
今回飲んでおりません。

大岡さんのワインは現在品薄が続いており
早く飲みたい飲みたいとなりそうですが
もちっと待って美味しくなるワインではとも思います。
リリースしたてのフレッシュ力強い魅力もいいですが
市場で早く早くとなるときにこそ少し待ってからじっくりと楽しんでいただきたい
以前はそんなサイクルで回っていたと思いますので
んで私ももう少し待ってから飲んでみたいです
サンジョゼフ2009年も入荷しておりますが
こちらももっともっと我慢したいところ

ということで今回入荷のル・カノン
インポーター様情報でご案内となります。

テイスティングレポート2015年9月9日
赤紫若々しく葡萄の果汁まさにそのもののワイン

そのまんまと言いたくなるナチュラル感
何も手を加えてい無いようで
でもこんなにそのまんま感だすの逆に難しいのではと思います。
果実のあっまいスーッと出てきて無理な抽出していないのが良く伝わる
ソフトでジューシーな果実感
ややガスピリリとあるのがまた心地よくフレッシュで
軽い単調なワインではなく
葡萄の果皮すりつぶしたような奥の旨味が適度に複雑味を与えるので
いいんですね
へんに濃くした感じは一切なく新鮮な果実味あっても
抜けの良さもありベタッと全然しないしいくらでも行けてしまいますね
ほんと疲れない不思議なおいしさ

こんなワインずっと飲んでいたいと思えるワインなんですね


<ル・カノン・ルージュNV14年/人工コルク>

やや紫がかった赤みの強い色調で、グラスに注ぐとシュワシュワと泡立ちが見られます。
口に含むと完熟した黒ブドウをかじったようなたっぷりの果実味と果皮を想わせる
タンニンを感じます。しっかりとした酸はジューシーな果実味を和らげバランスを整え、
舌を刺激する程度のピチピチ感はシュワっと弾けて喉を通る前にはすっとなくなり、
ワインに軽快さを与えれくれます。まさに大人のファンタグレープと言った印象です。
今の時期なら少し冷やして楽しむと、より一層良さを感じて頂けると思います。

↓8月末ころの時点で              
日本に到着して2週間程度ですので、まだ完全に落ち着いた状態ではありません。
抜栓直後から率直に美味しいと感じる味わいですが、2日目以降になりますと仄かに
豆のニュアンスがみられますが、果実味がそれを上回り大きく邪魔をする印象ではありません。
納品後も少々落ち着かせて頂ければより楽しんで頂けるかと思います。
すぐにお使いの際は、当日にお楽しみ頂いたほうがより一層良さを感じられると思いますので、


<ル・カノン・シャルドネ NV13年/人工コルク>
入荷より4ヶ月間寝かせての出荷となります。入荷直後はやや酸化的な印象でジュラのワインに特徴的なニュア
ンスを
伴っておりましたが、現在はそのようなイメージはなくなり果実味と酸のバランスがとれ安定した状態となり
ました。
昨年の溌剌としたシャルドネとは対照的に円みと落ち着き感のあるスタイルとなっております。
中程度の黄色でやや濁りのあるスティルワインです。ヨーグルトの様な乳酸的な香りに完熟したりんごの蜜を
想わせる果実の香りが
混ざり合います。残糖は無く、円みのある果実味との調和ををキュッと引き締まったリンゴ酸が1本の線で繋ぐ
ように流れていきます。
しっかりとした酸は飲み込む頃にはすっと消え、余韻にみずみずしい甘いりんごの様な香りが続き改めて果実
味と円みを感じられます。
抜栓2日目までは香りが芳醇になり味わいは特に大きな変化は無く、3日目は色がやや濃くなり酸も少し多く感
じられるかと思いますが、
それほど大きな変化はありません。

<ル・カノン・ロゼ NV14年/人工コルク>
入荷より4ヶ月間寝かせての出荷となります。入荷直後は香りや味わいの印象は良かったのですが、やや還元し
ており、数時間経つと
豆のニュアンスが出ておりました。現在は還元も取れ、3~4日・・・ぢ~4日経過を見ましたが華やかな香りが上回り豆の雰
囲気を殆ど感じる事は
ありませんでした。
ビワのようなオレンジがかったピンクで濁りがあります。バラの様な華やかな香りにネクターの果実の香りが
たっぷりと感じられます。
イメージどおりのル・カノン・ロゼの香りと言えます。控えめな甘みで少しピリピリと舌を刺激しつつ、華や
かな香りが口いっぱいに広がります。
しっかりとした酸は全体のバランスを整え、喉を通る頃にジンジャーの様な少しピリッとした爽やかな風味が
感じられます。余韻に長く続く
ミュスカダンブールの特有の香りは心地よさを与えてくれます。
抜栓後3日目になると酸と果実味のバランスが少し崩れる気がしますので、2日目までがよりこのワインの良さ
をお楽しみ頂けるかと思います。
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【大岡さんより】
以下ワインのコメントになります。

<ル・カノン・ルージュNV14>
冬は厳しい寒さもなく、葡萄の芽吹きも早かったです。春は乾燥して暖かく、開花も順調に進みました。
病気も全くなく、楽な年かと思ったのですが、六月下旬から一気に天候が崩れ、雨続きで気温が下がり
八月中旬まで不安定な天気が続きました。夏が寒かったせいで、葡萄の成熟が遅れ、結局例年通りの
収穫となりました。八月後半からいままでの悪天候をとりもどすかのように晴天が続き、一気に葡萄が熟しま
した。
結果として良いヴィンテージとなりましたが、九月の好天がなければ、かなり難しい年になっていたはずで
す。
一喜一憂なヴィンテージですね。

醸造方法は例年通りですが、グルナッシュがかなり完熟していたので、このタンクの発酵がなかなか終わら
ず、
通常三月に瓶詰めするところ、6月の瓶詰となりました。アルコール度数も例年より若干高めでボリュームが
ありますが、その分果実味も多いと思います。今年は食事と合わせたほうがいいかなと思います。果実味を
楽しむ場合の飲み頃はすぐですが、妖艶さを求めるならば8-10年後が飲み頃でしょうか。
発酵を終えてからすぐに瓶詰めしているのでガスが多いです。気になる場合はカラフに移してガスを
飛ばしてからお楽しみください。

<ル・カノン・シャルドネNV13>
この年は春に雨が多く、開花がうまくいかなかった為に葡萄の収量は少なくなった年です。その後天候は回復
し、
残った葡萄は健全な状態で収穫できました。
ブドウジュースを一晩デブルバージュ(澱を下に沈め)したのち350Lの樽に移します。
そこで自然酵母で発酵。発酵は9ヶ月くらいかかりました。
そのまま次の年の収穫まで樽で熟成し、その後タンクに移して樽ごとに違う味を均一化させて、三か月後に
重力を使って手で瓶詰めしています。2013年のシャルドネはスティルワインです。 
非常に透き通った味わいで、酸もきれいにとおって綺麗なワインです。瓶詰め直後は少し酸化した要素も
加わり若干ジュラのワインを思い起こさせるような香りもありますが、数か月して瓶詰めの疲れがとれれば、
ワインはこれから若返っていくことになると思います。

<ル・カノン・ロゼNV14>
2014年は冬が暖かく、春も乾燥して理想的でしたが7月に入り、雨が続き病気が少しでました。
幸い9月から好天に恵まれ葡萄の成熟が進みよい葡萄が収穫できました。
今年は色も綺麗で ロゼ です。(笑)
柑橘系の香りとミュスカダンブールのバラ、ライチなどの香りが加わり薫り高いワインになっています。
酸もしっかりしているので、欲をいえば、数年寝かしてから飲みたいワインです。もちろん今年の夏に
冷やして新鮮さを楽しむのもいいんですけどね。お好きなスタイルでお召し上がりください。

大岡弘武 


以下2013年ご紹介文

ラ・グランド・コリーヌ
ル・カノン 赤2013年
新ビンテージ入荷です!!!!!

昨今の大岡さんのワインの人気はすごいですね
昨年末テレビで取り上げられてからというものの
常に品薄感あるワインであります。

喜ばしいことではありますが
しっかりと大岡さんのワインがこんなんでこんなんだから美味しいんだ!
と伝わっての浸透
そして長~く愛されることこれが大岡さんも願っていることなのではと
思います。

今回赤、ロゼ、白と入荷すべて新ビンテージでありますが
なにより注目は白ですね
あの数年前のル・カノン シャルドネを思わせる様な
微発泡タイプに仕上がっているとのことで
これはこれは楽しみ・・・でもやはりこの人気っぷりで
全然足りない状況・・・
ロゼもやはり数量限定となっておりますので

販売に関しても制限させていただくほかないかと思います。
できるだけ多くの方に楽しんでいただけますよう
その願いからということで

※販売方法のご注意

ル・カノン赤2013年に関してはフリーでご購入いただけます。
ル・カノンロゼ2013年に関しては御一人様4本までとさせていただきます。
ル・カノン シャルドネ2012年に関しては御一人様2本までとさせていただきます。

またロゼ、シャルドネご購入の際は
赤も一緒にご検討いただけますようよろしくお願いいたします。

以下インポーター様情報

●ル・カノン・ルージュ NV13年/人工コルク
シラー70%、サンソー10%、ヴィオニエ10%,グルナッシュ10%
赤紫と言ったしっかりとした若々しい濃い色調で、グラスに注ぐ時から芳醇な葡萄の
凝縮感のある香りが漂います。プラムやバナナなどの熟した果実のジューシーな香り
があり、黒胡椒などのスパイシーな香りも感じられ複雑感もあります。アタックは香
り同様の甘味を感じますが、しっかりとしたタンニンと酸がバランスよく調和させて
くれて、するりと口中に入ります。口いっぱいに果実を感じ、余韻に華やかな香りが
残り、お手頃なサン・ジョセフと言った綺麗な印象です。

【大岡さんより】
以下ワインのコメントになります。

●Le Canon Rouge 2013
2013年は冬がとても寒く、しかも雨続きで芽吹きが二週間以上遅れました。
そのまま開花時まで同じ天候が続き、花ぶるいが多かった年です。
後半は晴天が続き、残っていたブドウは健全な状態で完熟しました。
収穫日が遅かったことに加えて葡萄の成熟が涼しい中でゆっくりと進んだことで、酸
がきれいに残っている年です。

グルナッシュは花ぶるいを起こしやすく、2013年はほとんど収穫できませんでした。
そのためカノンはシラーが多めになっています。
シラーだけですとワインが濃すぎるのでサンソー、ヴィオニエなどを少量加えバラン
スを取っています。香りが高く果実味が強いです。良い年ですね。

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