自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ブリュノ・デュシェン IGPラ・コート・ヴェルメイユ ”ラ・ルナ”2017年 750ML

3,583円(税326円)

定価 4,180円(税380円)

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ブリュノ・デュシェン
IGPラ・コート・ヴェルメイユ ”ラ・ルナ”2017年です!!!

※販売に際してのご注意
こちらのワイン限定入荷となりますので
御一人様1本限りでお願いいたします。

ということで
今年もお分けいただきました。
でも今年2017年は
ラ・ルナのみ・・・
ちょっと寂しいですがそれでも少しでもお分けいただける喜び
大事にご紹介です。
またほかのキュヴェもお分けいただける日を待ちながら・・・ですね

ということで
ラ・ルナ
ブリュノ・デュシェンの中ではスタンダードなキュヴェですが
このあたりかららしさあり完成度の高さ
パワフルでありながらもグイグイ飲めちゃうバランス
このへんがブリュノ・デュシェンの凄さであり
まだ見ぬトップキュヴェなど
想像を超える存在なのではと思います。
今回2017年・ラ・ルナ
品種はグルナッシュ45%グルナッシュグリ36%
カリニャン10%グルナッシュブラン9%となります。
アルコールは13,5%
SO2はもちろん無添加仕上げ
もちろんと言っておりますが
並大抵のことではないと思います。
無添加でこれだけの完成度あり情熱的なキュヴェを仕上げるのですから
現在の状態ですが
まだまだ若い段階で
開けたて若干の荒れたところはあるようですが二日目以降かなり美味しく化けますとのことで
すでに楽しめちゃうようですが
あと数か月は待ちたいところですね
その後もスタンダードキュヴェながら
一年くらい待つともっとしっとり旨味が凝縮するような感覚あります。
最近は当店も待っての販売できず申し訳ありませんが
ぜひじっくりと育てて飲んでいただきたいワインですね

以下インポーター様情報

ルナは14年間共に過ごした愛犬の名前です。ヨアキム、ティエリー、
ファビアン、トルステンの畑で育ったグルナッシュを主体に開放桶
で発酵後、2/3はステンレスタンク、1/3を木樽で9 ヶ月熟成し、SO2
無添加で仕上げました。濃い目のルージュにカシスや白樺、白胡椒
の香り、コンポートや煮詰めたジュースの濃い果実のニュアンスに
チェリーの甘みがアフターを華やかに演出します。

以下2016年ご紹介文
ブリュノ・デュシェン
IGPラ・コート・ヴェルメイユ ”ラ・ルナ”2016年です!!!

※販売に際してのご注意
ブリュノ・デュシェン
ラ・ルナ2016年
ペティアン・シュゼット2015年ですが
それぞれ御一人様各1本でお願いいたします。


スペインとの国境近くバニュルスですんごいワイン作り出す
ブリュノ・デュシェン
フレデリック・コサールでの見習いを経て
その後辿りついた地は
南仏バニュルス
その地も非常に暑い大地そして300mもの高さ海が見渡せる最高のロケーションながら
畑仕事は極限を要するそれだけ大変な畑で
本当に一から土を掘り起こすことから初めて
感動のワインを生みだす
そんな造り手であります。

非常に人気のワインゆえの当店でも今までなかなか
お目にかかる事できなかったブリュノ・デュシェンのワイン
ここ数年は極少量ずつですがお分けいただき
その都度何か1本儲けとかそんなの関係なく飲みたいそう思えるワインです。

今回ご紹介は
ブリュノ・デュシェンでも定番の赤ワイン
ラ・ルナ2016年
グルナッシュノワール45%
グルナッシュグリ36%
カリニャン10%グルナッシュブラン9%の赤
今までの何度か飲んでおりますが
このワインに思うのはバニュルスのワインですが十分な凝縮感ありながらも
暑すぎないバランス感覚あるワインであること
そして太陽一杯の果実感ありながらもソフトで親しみやすさがたっぷりなんですね
ブリュノ・デュシェンの人柄がそのままでたワイン
太陽が大好きな人柄がワインに出ながらも
ちゃんとミネラル感やスパイシーさ冷涼感
そして柔らかい果実味
いいんですね
この2016年もSO2は無添加仕上げですが
安定感もありブリュノ・デュシェンのルナらしさ
しっかりと感じられるワインとなっているようです。

そして今回テイスティングしたワイン
ペティアン・シュゼット2015年です!

グルナッシュブラン70%
ヴェルメンティーノ30%で造られる白・泡です。
なんでも
ブリュノ・デュシェンが醸造など手掛けるシャトー・ラ・バロンヌ
そこの盟友ジャンのお母様が亡くなり
それを聞きそのお母様の名前を冠したペティアンそれがこの
ペティアン・シュゼット2015年となるようです。
友のために仕込んだペティアン
今回飲みましたが
なんというかとにかく元気がいただけます。
黄金色に少しオレンジ入るような感じ
明るく健全
ガスは非常に元気ですが細やか
青りんご、甘い蜜パインなど
まだまだ生きている感じ生命力あり
口中でも感じるのがその優しさ泡の細やかでクリーミーなアタック
味わいのボリューム感そしてまったりと楽しめガスがシュワッと心地よく気持ち良い
飲んでいて満足感と気持ち良さ爽快さあるシュゼット
ブリュノ・デュシェンらしい明るさそして優しさに満ちたペティアンです。
飲んでいて優しくなりそして元気になります。
いくらでも飲めてしまう泡ものです!

以下インポーター様情報

ラ・ルナ2016年
ルナは14年間共に過ごした愛犬の名前です。ヨアキムとティエリー
のシスト土壌で育ったグルナッシュを主体に開放桶で発酵後、2/3
はステンレスタンク、1/3を木樽で9 ヶ月熟成し、SO2無添加で仕上
げました。カシス色の外観から白樺やベリーのアロマを感じます。
プラムや胡椒を感じる冷涼感溢れる果実に点在するタンニン、アフ
ターのチェリーが可愛らしく纏まりを見せてくれます

SO2 無添加 トータル10mg/L

ペティアン・シュゼット2015年
Chラ・バロンヌの盟友ジャンのお母様が亡くなられたことを聞き、
彼のブドウでお母様の名前を冠したペティアンナチュレルを造った
のが始まりです。1 ヶ月発酵、糖と酵母が残った状態で瓶詰めし、
3 ヶ月瓶内熟成しました。イエローの色調に快活な泡、青バナナや
カリン、パイナプッルの香りが拡がります。焼きリンゴや綿あめの甘
みに柔和な酸が溶け、アフターへスルスルと流れていきます。

SO2 無添加 トータル10mg/L





以下2015年ご紹介文
ブリュノ・デュシェン
IGPラ・コート・ヴェルメイユ ”ラ・ルナ”2015年です!

またこのワインと出会えることできました。
南仏はルーション
バニュルスのすごかワイン!
すでに有名も有名でなかなか分けていただくこと難しいワイン
SO2無添加でもここのワインは本当に安定感あり洗練された魅力
果実味が本当に引き締まりそして伸びる
バニュルスのワインの特徴なのでしょうか
でも一握りの生産者だけが表現できる粋にあるワインなんだと思います。
先日お取扱いしたル・カゾ・デ・マイヨール
ここの偉大な生産者と言われるバニュルスのワイン
ほろ苦ほろ甘い伸びる美しい果実感偉大なワインを思わせるスケール感ありながらもそれを
表に出さない普遍的な魅力あるワインで
このブリュノ・デュシェンにもそれと同じことが言えると思います。

今回ご紹介のワインは
まず一年三か月入庫より熟成進めてきた
●ラ・ルナ2014年

そして今年割り当ていただいた
●ラ・ルナ2015年

そして新たにステップアップでさらに割り当ていただけた
○ラ・メール・ラッシュ・ヌ2015年

こちらもはじめてお分けいただいた
○ルナ・ペット2014年

まずは
今回テイスティングした
ラ・ルナ2014年ですが
相変わらず美しい液体
やや黒さも出始めている感じありますが
グルナッシュノワール45% グルナッシュグリ36%
カリニャン10% グルナッシュブラン9%で造られる赤で
ベリー系の香り軽やかででたあとに少し重い黒系の果実も顔を出す
味わいもこの冷涼でもふっくら感あるそしてゆったりとした大陸系のワイン思わせるもので
大らかでボリューム感あり
伸びやかそしてこの質感きめの細やかさありバニュルスらしさなのか
心に静かに染みわたります。
そして二杯三杯と進める中に2014年は少しスパイシーさとともに
鉄分やダークな印象も少しずつ加わり明るさだけではなくより大地のニュアンスも加わるように
熟成により引き出されてきたような印象もあります。
スタンダードキュヴェでこの中身表現ですので恐ろしいですね

以下ラ・ルナ2014年インポーター様情報

グルナッシュノワール45% グルナッシュグリ36%
カリニャン10% グルナッシュブラン9%
(手摘み/ 30 ~ 50年)
※2013VINより自社葡萄が1/3、買い葡萄が2/3の比率

SO2 無添加

ルナは14年間一緒に過ごした愛犬の名前です。シスト土壌のグル
ナッシュを主体に開放桶で発酵後、木樽で9 ヶ月熟成しSO2無添加
で仕上げました。淡いルビー色からはプルーンやプラム、ラズベ
リーの香りの後にペッパーなどのスパイスのニュアンスが感じとれ
ます。微細なガスをアタックに感じた後、滑らかそれでいて軽快な
タンニン、柔らかで雑味の無いジューシーな果実味が拡がります。

●ラ・ルナ2015年
2015年のラ・ルナ
こちら2016年10月に入荷のワイン
2015年はより筋肉質な果実味豊富なビンテージではと想像いたしますが
そのへんどうまとめてきているのか
そしてその後の成長も楽しみな2015年です。

グルナッシュノワール45% グルナッシュグリ36%
カリニャン10% グルナッシュブラン9%
(手摘み/ 30 ~ 50年)
※2013VINより自社葡萄が1/3、買い葡萄が2/3の比率

SO2無添加

ルナは14年間共に過ごした愛犬の名前でヨアキム・ルクとティエ
リー・ディエツのシスト土壌で育つグルナッシュを主体に開放桶で
発酵後、2/3はタンク、1/3は木樽で9 ヶ月熟成しSO2無添加で仕上
げました。ガーネットの色調、ベリーやバラ、スミレの香り、スムース
でエレガントな口当たりとシルキーなタンニン、アルコール感と少
しの苦味がどのような熟成を遂げるのか楽しみです。


○ラ・メール・ラッシュ・ヌ2015年
ムールヴェードル50% カリニャン50%
(手摘み/平均40年)※ジャン(CHラ・バロンヌ)のブドウで造られる
ロゼ辛口らしいのですが
インポーター様情報でロゼ泡とも記載あるところあるようで
でも泡はないロゼ辛口かなと思います。
でもこのワイン
今回割り当てのご案内の際
めっちゃ美味しい!とご案内かなり気合の入ったプッシュプッシュでしたので
ただでさえ凄いワインのブリュノ・デュシェン
その中でもすんごいとのことで期待してしまいます。

ワイン内容に関してはインポーター様ご紹介だけとなりますので
よろしくお願いいたします。

SO2無添加

ブルゴーニュのモンソーレミーヌ村の言い回しを冠したキュヴェで
2014はペティアンとしてリリースしたシャトーラバロンヌのジャン
のブドウをステンレスタンクで発酵熟成し辛口ロゼに仕込みまし
た。アセロラ色の外観からりんご果汁や出汁の旨味の香りが拡がり
ます。ジューシーな果実に赤系果実の甘酸っぱさが溶け込んだ一
体感とアフターの締まりが心地良く明るく好バランスな逸品です。

○ルナ・ペット2014年

こちら思いっきり2015年のエチケットですが
中身は2014年物となります。

こちらが本当のロゼ・ペティアン!
ムールヴェードル50% カリニャン50%
(手摘み/平均40年)※ジャン(CHラ・バロンヌ)のブドウで造られる
ロゼペティアンということで
色も素晴らしく
でも飲めない・・・
残糖も少しある状態で瓶詰めSO2無添加仕上げのロゼ・ペティアン
これは絶対美味しいですね

ルナは14年間一緒に過ごした愛犬の名前で直訳すると「ルナがお
ならをする=ガスがある」になります。ジャンのブドウをステンレス
タンクで発酵、残糖32gで瓶詰め、18 ヶ月瓶熟後、デゴルジュマンし
打栓しました。淡いサーモンピンクの色調、細かで控えめな泡、小
梅やベルガモットの甘酸っぱい香りを感じます。チェリーの酸が長
く、紅茶のタンニンがアクセントとなる辛口ロゼ泡です。

以上
今回ブリュノ・デュシェン
四種ご紹介となります。
ラ・ルナ2015年&2014年は御一人様2本まで
ルナ・ペット2014年
ラ・メール・ラッシュ・ヌ2015年に関しては
御一人様各種類1本限りでよろしくお願いいたします。



以下2013年ご紹介文

ブリュノ・デュシェン
ヴァン・ド・ペイ・ド・ラ・コート・ヴェルメイユ
”ラ・ルナ”2013年です!!!

やっとこのワインと出会えることできました!
南仏はルーション
バニュルスのとんでもないワイン!
その便りは自然派ワインのカテゴリーのみならず
フランスワインを代表するワインの一つとしてお聞きになったことある方も多いのではと
思います。

そう!これが
ブリュノ・デュシェン!
スタンダードキュヴェのラ・ルナだけではありますが
この色彩鮮やかなエチケット
ワイン雑誌などでは拝見することあっても現物は初めてなだけに興奮ですね

今回はそのラ・ルナ2013年です!
昨年入荷でなんとか飲みたい気持ち押し殺し一年だけなんとか待って
今回テイスティングとなりました。
そのタイミングというのもあるお取引あるペンション様に
ご紹介したい!という気持ちからなんのワインが良いか考えているときに
ふと浮かんだのがこのラ・ルナ!
一年だけではなりますが落ち着かせて
このタイミングで何か運命を感じてのテイスティングであります。

まずはブリュノ・デュシェンのご説明ですが
ラングドック&ルーションのルーションのほう
その中でもバニュルスという地域
バニュルスといえば甘口ワインの一つとしてお聞きになったことある地域ですが
その他でバニュルスのスティルワインはあんまり聞いたことありませんでした。
非常に暑い地域とのことでなんでも有名な話が
土地がカッチカチの岩盤のようなところ
葡萄を植樹するのに”ダイナマイト!”を使用して穴を掘るという話
でもそんな固く乾燥した土地だからこそ
根を張るのにも深く深く進み奥深くのミネラルを吸い上げることでき
ワインにも反映されるのではと思います。

もとはフレデリック・コサール(ドメーヌ・ド・シャソルネ)の元
新井順子さんと一緒に一年修業したようで
その後南仏ルーションのバニュルスの土地へと
まったく一からのスタート
しかも他のワイン生産者からするとやめた方が良いと言われるぐらい
困難な土地だったとか
標高も高く段々畑になっていて手作業でしか葡萄造りをできないそんな土地だったとか
それをものの見事に
最高のワインを生み出す畑へと環境へと変えてしまったようですね
それからというものの生産量も少なく
引く手数多のワインとなってしまったようです。

新井順子さんに「Chapeau(シャポー)=脱帽」と言わせたワイン

であります。
上位キュヴェや白などもあるようで今後お目にかかれること願って
まずは今回
ラ・ルナ2013年のテイスティング

早速抜栓でグラスに注ぐと
・・・意外にギンギンな濃い系ワインの色じゃない!?
情報で非常に暑い土地とのことで
否応なく濃い目の色調かと思っておりましたので
これは標高の高さが成せる技でしょうか
収穫のタイミングなどもあるのでしょうね
赤黒に紫も感じ取れる色調
グラスを伝う液体はネットリと粘性ありエキスの強さを表しております。
そして香り・・いい!
イメージではやはりガンガン果実味が爆発するようなワインと思っておりましたので
これはビックリ!
上品、優しくしなやかなでも力はきっちりとこもっております。
甘草、スミレ、胡椒系もほんのり加わり
そして漢方系のスパイスに近い香
普通漢方系は少しでも濃いと個性強い感じで好き嫌い出てしまいそうですが
絶妙なバランスで存在するので
全然特殊な感じ与えずに
溶け込む一体感そして複雑性を演出する七色のスパイスな感じ!
オリエンタルさもあるワイン
味わいですがこれも素晴らしい!
黒果実の大人っぽい甘さ、スパイス、紫のドライさとカシスっぽいニュアンス
同時に口中で楽しめ
旨味のアタックが優しくその後広がる力強く
ワインとしてのまとまりも素晴らしく完成度の高さ感じる
SO2無添加とはとても思えないほどの安定感
ふんわり甘いエキス感出てきてどこも角張っていないでもピリッとガスどこかで感じる程度でも
若々しさ感じ
後半のドライな強さ骨格
まだまだ成長する余地もあるワイン
ほんのり奥に小梅など自然派のニュアンスも心地よく
二杯目樽感がフッと感じ甘コク密度出てきてさらによし!
一杯目はワインを立ち上がらせる酸がスッと伸び二杯目にワインの奥深さコクの部分が楽しめ
全体を通して重くないもの
これは果実味のピュアさそしてシュールさが
光っているのではと

このへんは土壌の力なのか土のねっとりと水分あるような感じではなく
岩、岩石そんなミネラルとかその辺がカリッとワインにアクセントとなっているようで
ワインに硬質感も加えている
凄いね
さらにほかのワインも飲んでみたい扱ってみたいそう思えたブリュノ・デュシェン
さすがです!

※販売に際してのご注意
こちら少量入荷の人気ワインとなりますので
御一人様2本までとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。


以下インポーター様情報

VdP de la Côte Vermeille La Luna13
ヴァン・ド・ペイ・ド・ラ・コート・ヴェルメイユ  ラ・ルナ13
呼称:コリウール  標高:300m 畑の向き:東
土壌:シスト    品種:グルナッシュノワール45% グルナッシュグリ36% カリニャン10% グルナッシュブラン9%
(※2013VINより自社葡萄が1/3、買い葡萄が2/3の比率となっております。)
樹齢:30~50年 収穫:手摘み   収量:30hl/ha   酵母:自生酵母
醸造:開放桶にすべてを入れてピジャージュ、発酵。その後木樽にて9か月熟成。
無濾過・無清澄  SO2:添加なし 

特徴:やや淡めのルビー色、ファーストノーズは控えめながらもスワリングと共にプルーンやプラム、すぐりブルーベリー、
ラズベリーなどの甘い香りが立ち上がってきます。黒・白コショウなどのスパイスの香りもほのかに感じとれます。
細やかでさわやかな微細なガスをアタックに感じたのち、滑らかそれでいて軽快なタンニン、
柔らかで雑味なしのジューシーな果実味が口中に広がります。例年よりキャッチーといいますか、エアリーで上に
伸びていくような上質な軽快さと良質な酸がこのVINの特徴かと思います。その特徴がアフターへかけて続き、
かすかに感じられるスパイス感とほどよい苦みがゆっくりとテイストを引き締めていきます。


私の周りにはワイン馬鹿が沢山おりますが、彼は徹底したウルトラTOPの最高峰、かなう人はなかなかおりません。その名もブルノ・デュシェン、もう知る人ぞ知る醸造家。
彼のワインはもともとの生産量はウルトラ少ない上にリリースと共にフランスでも直ぐに売り切れとなります。彼との出会いは2000年の秋にさかのぼります。Domaine de Chassorneyで見習いとして共に1年ワイン作りを勉強、一緒の釜の飯を食べた同僚であります。
ブルゴーニュの見習いを上がり、彼が目指した地は南仏、スペイン国境のバニュルスであります。
えっ!! VDNを作っているのかって?
いえいえそうでは有りません。こんな暑い地で拘ったスティルワインを作り始めたのであります。3haの畑を購入し、その畑は何と300mも高さが有り、段々畑で上から海が見渡せる絶好のパノラマです。でも畑は全て傾斜し、トラクターが入る事が出来ません。
ですから全ての作業を手で行います。土の掘り起こしから全て…。信じられません。
馬で耕す事も出来ない位です。人間の手でやっと仕事が出来るのです。
ブルノがこの土地を購入する際は、周りの皆(醸造家)は大反対、こんな所に畑を買ったらおまえは一生牢屋だぞって! 私だって同じ気持ちです。ただでさえ、BIOの生産者はほとんど畑なのです。朝から晩まで真っ黒になって…。この畑を見た時にビックリしました。でもブルノは明るく、
「太陽の有る所に住みたかったんだ、海は見えるし最高だよ」って!
TASTINGをさせて頂き、涙が出そうでした。あまりに美味しくて、そしてそれを作る為に、どんな風に1年畑を守ったか、目に見えるようです。彼がワインの感想を聞いてきました。
フランス語で彼にただ一言「Chapeau(シャポー)=脱帽」、参りましたと。。。
久しぶりに彼の家に行きました。そしたら山の上に連れて行かれ、6匹の羊を見せてくれたのです。Brunoの畑で雑草を食べて貰う為に飼い始めたのです。何て可愛らしいのでしょうか?BIOの生産者の中に結構羊を飼っている人が多く、雑草を食べて貰って成功している実例が増えております。でも葡萄の葉も食べてしまい、問題も生じているのですが…でもBrunoが羊達をワインと同じように大切に育てれば問題は起きないでしょうね。現在どうなっているか楽しみです。                                 栽培:ビオロジック   新井 順子

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