コルカニャーニ ピノネーロ2017年 赤・微発泡 750ML
ピノネーロ2017年 赤・微発泡です!!!
ヴィナイオータ様より新しい造り手・・・と思ったら
2015年も以前入っていたようです。
よっぽどのことがない限り新たな造り手増やさない・・・とのことでしたが
最近けっこう増えていらっしゃる!?
でもそれだけの出会いやつながりがあるからこそなんでしょうね
ということで
今回コルカニャーニ当店では初めてのお取扱いですが
イタリアの産地・・・は
エミリア・ロマーニャです!
ヴィナイオータ様のエミリア・ロマーニャ
コスパ最強なワイン多い中
さらに増えてくると・・・
さらに今回のワインもほぼすべて微発泡もので
価格も千円台!と
さらにがあるのですが
少しずつご紹介です。
まずですが
今回お取扱いは三種類
でもリリースはなんと品種ごとに8種類ものラインナップとなっているようです!
ただやや不安定さもあるようで
というのも
エミリア・ロマーニャのワインとなるとコスパよく
お手頃価格で味わいも基本軽快でデイリー仕様なワイン
そんなイメージのものが多いのですが
ヴィナイオータ様のラインナップはどれもが本格派で
イルヴェイにしても骨格あり熟成にも耐えうるものですし
少し前にリリースで話題のイル・マイオーロも現行が2004とか2006とかありえないですね
ステーファノ・ベルティもややカッチリ感あり強さもある
さらにヴィナイオータ様のラインナップでは
同じエミリア・ロマーニャのフリッザンテの名手カミッロ・ドナーティもいるんですね
そんな中新たにお取扱いするポイントとなったのは
”貪欲なまでに完熟にこだわること”
そこにあるのではと思います。
にもかかわらずこの価格というのも驚きなのですが
まずアルコール度数が軒並み
13,5%とかさらに14%越えのものもあるようで
エミリア・ロマーニャのフリッザンテ微発泡ワインとしては
別格です。
さらにさらに完熟にこだわるために元のブドウの糖度は上がるわけですので
よくあるのが発泡しない泡が出ない・・・というリスクも背負うわけですが
今回ご紹介の三種類はすべてちゃんと微発泡しております。
強ければよいというわけではないですが
そこまでこだわるコルカニャーニの微発泡ワイン
三種類全部飲みました!
まず
トレッビアーノ2017年白・微発泡です。
まずですがフリッザンテですが
コルク栓です
すべてコルク栓のようですね
残糖あるワインもあるようで大丈夫なのか?とか心配になりますが
瓶はけっこう重厚感ありコルクが・・・
やっぱり!めっちゃ固い
イルヴェイも相当固いですが
そこまではいかなくともやはりガスものですので
コルクは相当圧縮されて栓されておりますので
けっこう力はいります。
少しずつ抜栓して最後だけ抑えながらで
トレッビアーノはそんなにガスも強く無いようです。
トレッビアーノはたぶん葡萄の個性なのかと思いますが若干メタリックな感じというか
ミネラル感が少し固め鉱物的なものがよくでるそんなイメージで
このコルカニャーニのものもそれがあります。
やや濁りもありクリーミーな卵っぽい色調で
果実の感じはジューシーでボリューム感もあります。
それと一緒に花の香り苦味も少し加わり
味わいにも果実のふくらみ甘みもありながらフィニッシュに少しビター感あり
シュワッと軽めにガスもあり
キンキンな冷涼感も加わる
でもなんというか元のブドウの力があるので骨格もあり重厚感もあるんですね
エキスのコクとかでは若干違ってなんか重心が低め
2017年ということでまだまだ若い段階でもなんか貫禄ある感じあります。
そして次に飲んだ
ピノネーロ2017年赤・微発泡です!
エミリア・ロマーニャでピノネーロの微発泡ワイン
カミッロもイルヴェイもピノネーロのワインってなかったと思うのですが
ピノネーロの微発泡気になり入荷です。
早速抜栓ですがこちらも固めですが
このピノネーロはそんなに力いらずに抜けたようなイメージ
でも瓶差もけっこうあるようなので
ご注意ください。
グラスに注ぐとシュワシュワ~っと細かい泡が一杯に広がり
でもすぐに消えていく
その盛り上がりは結構すごいですが
さらにすごいのが
このインキーなまでの色素です。
どんだけ果実の色素抽出したの?というか
どんだけ完熟?と聞きたくなるほどで
限界まで挑戦しているのが感じられます。
何より飲み終えた後の自分の舌の色・・・・どんだけ~!!!と叫びたくなるほどです。
確かに南仏系の赤など若いビンテージのものですと
舌が真っ赤だったりもしますが
それを超えた今までで一番です。
舌全体が赤を超えて黒、黒、黒な感じです。
ちょっとしたホラーに使えるほどの色です。
ということで色調もめっちゃ濃い黒いのですが
味わいはけっこうソフトでベリー系ジューシーさはもちろん果実の感じも
濃い~のですがジュワ~っと旨味
質感もけっこうまとまりあってほぼ辛口に仕上がり骨格あり強さもあり
アルコリック感もある
トレッビアーノもピノネーロもそうですが
基本のアルコールがしtぅかりとあるので飲みごたえがまずあります。
改めてこの価格に驚きですね
最後に
ミューラー2017年白・微発泡です。
ミューラーですってよピノネーロも珍しいな~と思っておりましたが
ミューラーってミューラートゥルガウのミューラーですよね
アルト・アディジェのワインではミューラートゥルガウの白もあるようですが
エミリア・ロマーニャでミューラーですか
ということで抜栓!
これ一番堅かったかもです。コルク
瓶口ちょっと欠けちゃったほどです。
ご注意ください。
そしてコルク抜く瞬間けっこうガス圧が強くポンっ!となりました。
グラスに注ぐと
トレッビアーノよりも濃いめ黄金色
ドイツのミュラーとかですともっと白系薄いのですが
どんだけ完熟目指したのか
ミューラーでこの色でるのかというほどの黄金色
こちらはクリアーで一瞬泡がジュワっと広がりますがこちらもその後すぐ消えます。
果実感も凄く熟れたトロトロ黄色果実がたっぷり洋梨もありさらにメタリック感
キンキンとしたニュアンスもありエキスもゆったりと濃密感ありながらも
シュワッとしてのど越しさっぱりなところもあり
瑞々しく柔らかいミューラーの感じがより凝縮したワインとなっておりますね
これもアルコール感はしっかりとあり骨太です。
ということで
以上
千円台のワインテイスティングしているとは思えない重厚感とか複雑性
ある意味凄い世界のワインなのですが
でも良い面だけではなくこれだけ完熟にこわだることで
個性というかやや癖も出ているワイン
個性を残そうとすれば余計なものももちろんふくまれてくるわけで
でもそれも含めての魅力あるワイン
微発泡ワインなのでその泡でいい感じにまとまっている部分もありますが
そんなこんなん考えても
この価格でこの内容は面白いと思います。
ぜひ!!!
以下インポーター様情報
ピアチェンツァ県の造り手で、恐らくですが、それまでは量り売りしかしておらず、正式にボトリングしたものの販売を始めたのが今回入荷した2015ヴィンテージからなのだと思われます。オッターヴィオ曰く、人里離れたところに畑があり、エゲツない斜面で、当然の事ながら化学的な農薬に頼らない農業を実践し、意味がわからないくらい様々な品種を栽培していて、完熟しきったブドウを醸し、地域の伝統に則り微発泡に仕立てる。ビン内での2次醗酵を促すための酵母添加も一切行わないため、ガス圧、残糖の度合いに関してはビンごとにかなりの差があります。お値段もお値段ですので、ラベルのダサさやボトルバリエーションに対しても是非とも寛容な気持ちで接して頂けますと助かります!
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