自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

パーネヴィーノ アルヴァス2014年 750ML

4,997円(税454円)

定価 5,830円(税530円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

パーネヴィーノ
アルヴァス2014年白です!

※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン
御一人様いずれかの種類1種類だけで
1本だけでお願いいたします。

複数種類ご購入した際はご注文のキャンセルとなる可能性ありますので
ご了承ください。

またパーネヴィーノのワインご購入の際は
ヴィナイオータ様のワイン
1本ご検討いただけますようよろしくお願いいたします。

スーパーナイーブ農民詩人醸造家哲学者パン屋で天才鬼才なジャンフランコマンカのワイン!
とのことで
最近のヴィナイオータ様のご紹介ですと
鶏を捌かせても凄い!と何度かあるようですので
ジャンフランコ・マンカのご紹介にも
そのへんも加わる可能性もある・・・のではと思いますが
何事も真の部分へと探究する方は
様々な分野でも
突き詰めてしまうそんなところもあるのではと思います。

ワイン生産者でもいろんなタイプいるかと思いますが
まさに”人”が織りなす産物なわけで
その造り手の人の部分が
ワインにもワイン造りにも色濃くでるわけですね

私としても
それを感じようと努力してお客様へご紹介できればと思っております。
ビッルケ2013年で

Vini Liberi(自由な、何の束縛もない、ブドウ以外の何物も使用しないワイン)

まさにそれを具現化したような
ワインは生き物でありそのままを表現しワインになりたてな・・・もしかすると
まだなっている過程のようなそんな魅力を感じ
パーネヴィーノの自由
を感じたわけですが

その後飲んだ
ティーノローザ2015年
完全にエチケットのあの感じ
ジャン・フランコ・マンカの長男イザッコ画伯の世界観にやられて
手にしてしまったワインですが
ロゼなのか白なのか
ちょっとしたタイミングや状況がそのワインの色を描いて
アルコールは14,5%なのに
丸く甘ーい親しみやすさと逆の面のブランデー感など
エキスの凝縮した高いテンションある側面と
パーネヴィーノじゃないと描けない世界観ある
まさにパーネヴィーノの自由な個性がワインと人とそしてイザッコ画伯とのエチケットが
融合するワインで
また度胆抜かれたわけですが

そして今回
2016年のご紹介ですが

パーネヴィーノのワイン今までのテイスティングはリリースして間もないもの
それが多く
今回はなんとか少しではありますが
2年程度経過したものを飲むこととなりました。

そしてパーネヴィーノのワインでも
アルヴァスはじめ今回のピカデなども
非常の高いポテンシャルで
でも実際数があまりに少なく
そのへんのパーネヴィーノのワインっていつ飲んだらいいの!?的な
その年その年で
より自然な流れでワインが造られていくがゆえに
ビンテージ一つ変わればそのへんもだいぶかわっていくワインであるのですが
そのへん何かつかめればと思い
2年がまんしての
テイスティングとなったピカデ2014年赤です。

赤ですと記載しましたが
パーネヴィーノのワイン赤とか白とかロゼとかそのへんの概念も
まさにワイン任せ
人間がかってに判断して決めているだけかと思いますが
品種もサルディーニャの土着ものでまた難しいですし
赤か白かロゼかとかそんなに重要じゃないことでも
やはり一応把握しお伝えする部分
販売しているこちらでも何者かつかむころが難しいゆえに一応記載している感じです。

そのピカデ2014年
正直ですが
2年という歳月
人によって長いのか短いのか様々だと思います。
そしてこのピカデ2014年
アルコール度数をみても14,5%となりますので
かなりテンションも高めのワインでありますが
その当時のご紹介では
2013年がボトリングのタイミングなどにより若干の酸化したニュアンスを含むワインとなったようで
その点からも2014年
とりわけこのピカデ2014年はバランスの良い仕上がりで
納得いく仕上がりとなったワインのようです。
ただ今回やや閉じた状態だったのかちょっとネガティヴな印象持ちましたが
その後テイスティングを続ける中で
ポテンシャルあるワインなだけにその状態の良し悪しでまた変わってくる部分もあると
感じました。
開けたて紫リキュールのような液体ややダークさもはいり
香りは野菜系、スミレなど花のニュアンスもありハーヴも入る
その何か奥まった内包されるものは、物々しい世界あるワイン
揮発酸が少々立ち上がり、ただ初日の段階ではその他の花系やリキュール様の果実感があるので
そこまで目立たない感じではあります。
口中ではあふれんばかりのエネルギーを感じ全体のボリューム感大きく
またまろやかさというよりはスパイシー感もあり外へ外へといくアタックが強め
野性味あり強さもまだまだありやや荒々しさもある
その中で旨味が長く続く印象あります。
初日はやや穀物系のニュアンスが後味で少しでてくる印象でした。
二日目以降
飲む際の温度ももう少し高めに変えて挑みました
荒々しさが少し丸くなりおおらかな印象へと進みましたが
綺麗めの果実香や花の感じが収まりより揮発酸が立ってきた感もありました。
相変わらずエネルギッシュな印象であと穀物系と感じたものが豆っぽさに進んでしまい
やや難しさもでてきたかなと
ただ一貫してありあまるそのパワーやエネルギー
待ったと思う私なりの2年
まだまだだったようですね
ワインのポテンシャル特にパーネヴィーノのワインでも
ポテンシャルあるワインは状態もあるかと思いますが
簡単には計れない部分であり
マイペースに見えてけっこうせっかちなところもある自分には
まだまだでしたね
良い勉強となりました。
1シーズンなどでがらりと変わることもあるナチュラルワインですが
数年は大人しく寝かせてまた飲んでみたいと思います・・・が物はほぼ無し・・・なんですね
このへんが難しいところですが
同じビンテージでなくともいつかしっかりと熟成したピカデ飲んでみたいと思いました。

(2018年5月28日現在)

ということで
今回ご紹介のパーネヴィーノですが
それぞれ極少量なのですが
まずは
数年寝かせた
今回の
●ピカデ2014年赤
ピシーナカデッドゥと呼ばれる区画のモニカとカリニャーノで造られる赤

ご紹介のように
ご購入されたとしてもまだまだ寝かせてから楽しんでいただきたいワインです。
この有り余る力
パッション感じるワイン
そのへんが一体となり落ち着くころどんな表情見せてくれるのか楽しみなワインです。

○アルヴァス2014年白
そしてもう一つの寝かせていたワインですが
アルヴァス2014年白
こちらも2013年と比べジャンフランコ・マンカ自身も納得の仕上がりのようで
バランスの良さもあるワインとなったようです。
ただピカデ同様に2016年は12,5%2014年は13,5%とアルコール度数も1度高いようで
アルコール度数がすべてではないですが
テンション高めの仕上がりとなっているのではと思います。
品種
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ナスコヴェルナッチャ、マルヴァジーア、レタッラーダ

以上二種類が数年寝かせていたパーネヴィーノとなります。

そして今回リリースの2016年

○ディンテディ2016年白
このワインですが
ディンテディ2016年と別なワインが存在したようで
カダディエというワイン
アルヴァスよりも気軽な白という位置づけのワインのようで
醸しもほとんど行わずステンレスタンクで発酵熟成させた軽い白
ただその仕上がりが気に入らずボトリングせずに自家用にする予定だったらしのですが
(ただその後紆余曲折あり、強引な説得などありとある酒屋さんに全量売ってしまったとのこと)
そして今回のこのディンテディ2016年白は
とある日はYesまたとある日はNo的な意味だそうで
アルヴァスと
カダディエの中間に位置するワインのようです。
エチケットの左半身と右半身とで別物の服装している絵も
それを表しているようです。

ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、ナスコ、トレッビアーノの混醸。

○アルヴァス2016年白
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、ナスコ、レタッラーダなどの土着品種
ヴィンテージによって割合を変えて混醸した白
醸しも入り木樽熟成の
白に女装した赤ワインということで
ポテンシャルたっぷりの醸し系ワイン

●ボジェ・クロジュ2016年赤
このワインも以前リリースされたことあるワインですね
なかなかに深い意味を持たせているワイン名で
皮の声
を意味するワインで
その皮=プレス
このプレスに関しても
絞る意味のプレス
そして
プレス
ジャーナリズムこのへんをかけた意味を持たせたワイン
2016年の赤のプレスワインをブレンドし熟成させたことからできたワインのようですね

品種
モニカ、カリニャーノ

●オンナ2016年赤
バルベーラ、チリエジョーロ、モンテプルチャーノ、トレッビアーノ、カンノナウ
今まで
U.V.Aの名前でリリースされていたワイン
それを今回は畑名でリリースすることとなったようです。
その畑名が
イタリア語だと
Vigna di Donna
そして
サルディーニャ語だと
Bingia'e'Onna

その意味は女性の畑とか女性的な畑、とある女性が所有していた
みたいな
とにかく女性・・・女・・・という
サルディーニャ語だとオンナでまさに日本語の女と共通になるワイン名

●タンカりカンティ2016年赤
アリカンテ、ボヴァーレ、モニカ
タンカと呼ばれる区画のワイン
モニカという品種が入ることでかなりジェントルなワインになったとか
パーネヴィーノのワインでジェントルと・・・どんなんか気になりますね
ある程度早めでも楽しめるのか・・・気になります。

●ピカデ2016年赤
ピシーナカデッドゥと呼ばれる区画のモニカとカリニャーノで造られる、チャーミングな赤。ザックザクです!
とのことで
今回2014年を飲んだワインですが
アルコール度数が全然違いますね
2014年が14,5%に対して2016年ピカデは12,5%
たしかにあの感じでアルコール度数2%変わるとなると
ザックザクに楽しめるワインとなりそうです!

今回ご紹介以上です!

以下前回ご紹介時内容
パーネヴィーノ
アルヴァス2014年です!!!

※販売に際してのご注意
極少量入荷のワインのため
いずれか1種類1本までとさせていただきます。
ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

パーネヴィーノ
二種類以上お買い上げの際は
ご注文のキャンセルとさせていただくこともございますので
ご注意ください。


前回というか
だいぶ前に入荷になっていてなかなかブルってしまい飲めずに
ご案内も遅れに遅れていた
でもいくら遅れたところで関係ない
そんな感じのパーネヴィーノのワインですが
一度でもパーネヴィーノのワインに触れてしまったら
追い求めてしまうこと請け合いなワインではないかと思います。

私も確実にその一人
でもやはりそう簡単には開けることできないワインの一つ
今回新着のワイン入荷しましたので
当店の場合
いつもですと
その前に入荷のワインなどテイスティングして
ご紹介となるのが普通ですが・・・

今回新着ワインの中で
見てはいけないものを見てしまって・・・

そうこのティーノ・ローザ2015年
このエチケット・・・
見ました!?!?

いや私もこのワインの仕事そう仕事として
それなりに気合いれて天職と思い気持ち込めて日々やっておりますが
この・・・この感じ
なんとも言えない
いや何度みてもプププっと吹きだしてしまう
そんな空気感持つエチケット
少し前からパーネヴィーノのジャンフランコ・マンカその長男イザッコ君が描いているとも聞きますが
このエチケット・・・
そうなのかしら・・・

だとしたらなんとユーモアセンスにあふれる彼なのでしょうか
ちょっとハート鷲掴みにされてしまい
結局このワイン開けることとなってしまいました。

でもそんな出会いも大事ですよね
たぶん飲まずに販売して無くなってしまったら一生後悔しそうな気がいたしました。
んで飲んでしまいました。
ワインはすんごいテンションそしてポテンシャルあるワインかと!
アルコール14,5%!
赤、橙、オレンジ、ピンク入るような液体
なんかこの色になったのも
なんだか前に使ったホースに残っていたものが関係してこの色になったとかで・・・
そんなんあり!?って感じですが
それもまた一興ということで
香り・・・
丸~い甘~い
飴細工
花の蜜、グレナデン
ス~ットなめらかに入ってめっちゃ濃密なんじゃこりゃ~な感じで
ぐわし!っと味わいでもハートが鷲掴みに
ブランデー感もあり後からアルコリックなところも
んでも二杯三杯とゆっくりとゆっくりとですが飲んでします
初日、二日目、三日目とどんどん柔らかにでも崩れない
そして深くなるこんなワインなんでしょうか
面白いし凄いポテンシャルで
確実に風呂に入ってのんびりしているエチケットとは裏腹に
なんなん!このワインって感じの
個性爆発な感じでパーネヴィーノから目が離せません。

し・か・も
今回極少量ずつ
いろんなキュヴェが入荷ですが
とにかく一キュヴェ一キュヴェ
話が濃すぎ!
ドラマが有りすぎ!な感じで
とても一種類ずつご紹介できない内容となっております。

とりあえずインポーター様情報で
ご確認お願いいたします。

今回ご紹介ワイン

パーネヴィーノ
●ティーノ・ローザ2015年
Tino Rosa(ティーノ ローザ)2015:ティーノはヴェルメンティーノのティーノ。
買ったヴェルメンティーノで造った白…となるはずだったのですが、ロゼっぽい色になっちゃいました。
前述のカニュラーリの醗酵が終わり、フリーランで出てくるワインを別のタンクへと移し、その直後にヴェルメンティーノにも同様の作業をしたそうなのですが、カニュラーリに使ったチューブを洗わずにそのまま使ったところ、あーらビックリ!ロゼ色のワインが出てきたという…(笑)。
公式(?)的にはヴェルメンティーノ95%、カニュラーリ5%となっているようですが、小さなセラーですからそんなに長いチューブも必要ありませんので、カニュラーリの割合は1%もないはずです。

●サヴァイヴァー・グログ2015年
ラベル左側にはVino Rosato(ヴィーノ ロザート=ロゼ ワイン)と書かれています。
ご存じのように、パーネヴィーノの2015年は9月上旬の激しい雹(モノによっては拳くらいの大きさのものも…)が2-30分にわたって降り続けたせいでブドウは壊滅的な被害を受け、実に予定されていた生産量の9割以上を失ったわけですが、奇跡的に生存した黒ブドウでロゼワインを仕込み、それが前回、前々回入荷のサバイバー ロザートになります。
に対して、白ブドウらしきもので仕込んだのがサバイバー ビアンコ(仮名)なわけですが、雹の影響で一部のブドウが白なのか黒なのか判別がつかないものがあったらしく、黒ブドウが混入していた時に備えて御上への申請時にはロゼワインということにしておきます。が、出来上がったワインはGrogu(サルデーニャ語で黄色)だったという…。

●フォーリン・グレープス2015年
大半のブドウを失い、当面の生活費を捻出するための方法を考えざるを得なくなったジャンフランコ、
買いブドウでワインを仕込むことにします。
幸いなことに、サルデーニャ島の各地に「ジャンフランコが自分のブドウを醸したら、いったいどんなワインができるのだろう?」と考えていた人たちがいまして、
そんな友人たちからヴェルメンティーノ、カンノナウ、カニュラーリ(黒ブドウ)を分けてもらい、それぞれを別個に醸造します。
最終的にカンノナウとカニュラーリはブレンドされまして、出来上がったワインがこのフォーリン グレープス(よそ者のブドウとでも訳せば良いでしょうか…)になります。
それらのブドウが生まれた土地、その土地その年の気候、そしてブドウ樹とも親交を深めたことがないため、ジャンフランコにしては保守的なといいますか、無難な造りをしたワイン。

●クレティーノ2014年
2011ヴィンテージでリリースされたタンカリカンティのマイナーチェンジ ヴァージョン。
タンカリカンティはアリカンテとカンノナウで造られていましたが、クレティーノはアリカンテとボヴァーレのブレンド。
タンカリカンティはワインというよりも薬草酒なんじゃないかというくらい苦みばしっていましたが、今回のクレティーノは非常にジェントル

●チチピ2014年
CCPをイタリア語のアルファベット読みするとチチピとなりまして、その読みを文字化するとCicipi…。CCPはこのワインに使われているカンノナウを産する区画Cugussi,Cortemuras,Perdacodduraの頭文字になっています。ジャンフランコ流のワインのイメージとしては、ロビンフッドが馬に乗ってコケモモの茂みに踏み入りながら森を進み、ワイン(カベルネフラン!)の入った樽をコケモモの枝で隠したかのような…との事(笑)。

●ピッチ2014年
家の周りの畑と高樹齢の樹が植わる区画で獲れたカンノナウ。ジャンフランコ的には、バニュルスのような海に面した岩壁、塩気、地中海を想起させる様々なハーブ…だそう

○アルヴァス2014年

●ピカデ2014年

この二種類は2016年7月に入荷のワイン
その時のインポーター様情報です。

反抗期真っ盛りの娘に振り回されまくっているスーパーナイーブ農民詩人醸造家哲学者パン屋な天才鬼才にして、鳥を捌かせても恐ろしく上手なジャンフランコ マンカのパーネヴィーノからは、“白に女装した赤ワイン”ことアルヴァス2014とモニカ&カリニャーノの主体としたワイン、ピカデ2014が届いています。ボトルの納品が遅れ、ボトリングの時期も遅れてしまったために若干酸化的ニュアンスを持ってしまったとジャンフランコ自身が考えている2013年のアルヴァスと比べると、2014は非常にバランスが良いと本人も満足の出来、ピカデも例年よりは1.5%ほどアルコール度数が高いにもかかわらず軽快な飲み心地のワインです

ということで
本当は自身の言葉でお伝えしたいところですが
どのキュヴェも
一つ一つが
主役のような濃い~ワインばかり
味わいが濃い~ということではなくドラマが有りすぎてしかも個性爆発なのは言うまでもなく
とにかく数のないワイン
運よくゲットできたかたがその先のドラマを楽しんでいただき
そしてぜひたくさんの方に広めていただきたく思います。





以下前回パーネヴィーノご紹介文

パーネヴィーノ
ビッルケ2013年です!!!

※販売に際してのご注意
極少量入荷のワインのため
いずれか1種類1本までとさせていただきます。
ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。


以前から気になっていた造り手№1
パーネヴィーノです。
ヴィナイオータ様とのお付き合いはまだ6年とかそんなもんですが
その中で
いまだお取扱いしていないワインもあり
でもこのパーネヴィーノは
気になってはいたものの瞬殺
そんなワインの筆頭でもありますね

でもやっと当店でもお取扱いできることとなりました。

正直ちょっと及び腰だったのかも・・・
とにかく自然・・・
まぁそんな造り手さんヴィナイオータ様にはたくさんおりますが
その中でも
特別そんな自然のままに醸すワインなんではと思います。
ただ造り手のジャン・フランコ・マンカ
こんなエピソードがあるようで
ヴァン・ナチュール
ヴィーニ・ナチュラーリ
ワインに対してナチュラルと冠するのはおかしい!とのこと
ワイン自体古来より葡萄以外はなにも足さないひかないそんな飲み物なわけで
それが当たり前とのことで
ジャン・フランコ・マンカのその先の考えからでた言葉が
Vini Liberi(自由な、何の束縛もない、ブドウ以外の何物も使用しないワイン)
とのこと
確かにですね

そんなジャン・フランコ・マンカの醸すワイン
興味そそられますね
そんなジャン・フランコ・マンカ
ワイン造りだけでなく
ワイン生産以外に、パン屋も生業としており、地元の無農薬の粉を使い、代々受け継いできた自然発酵種(小麦粉が勝手に醗酵したもの、とでも言えば良いのでしょうか)をもとにを、薪釜でパンを焼いている。ブドウ以外にもオリーヴ、野菜、フルーツ、穀物を栽培し、それらは彼が経営するアグリトゥリズモで供される。
とのことで
ロワールのマルク・アンジェリも自分のことを農夫と言い切るようで
同じものがあるのでしょうね

今回ご紹介のワイン
パーネヴィーノ
●ビッルケ2013年 白・泡

今回こちらだけテイスティングいたしました。
ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、トレッビアーノの白泡
ワインの情報知る前に
テイスティングで暴発です!
王冠ですが少し王冠持ち上げただけですんごい吹き出し
少しだけですので思いっきり抑えましたが
全然無理な感じで
1/5程度はふき出したかな~
勿体ない・・・
正直こんなに吹いたのは初めてかもです
キッチリ冷えていてこれですので恐ろしい限りで
ご購入の方は吹いても大丈夫な環境で抜栓おすすめいたします。
でも瓶差が結構あるようで開けてみないとわからないといったところです。
ではなんでこんあ吹いたのかというとその造りにあるようで

遅摘みしたブドウのモストを加え2次醗酵を促すというこのワイン、2013年ヴィンテージは同年のモストでは発泡せず、
2014年の収穫時に全てのボトルを開け(!!)、目分量でワインを捨て、そこに2014年のモストを再添加してようやく発泡しました。2度にわたってモストを添加したこと、2014
年の冬が暖冬だったこともあり澱(酵母)が酒石と一緒に沈まず、重量的に軽い澱が舞うワインとなっています。ジャンフランコとしては、澱を避けて飲んでいただきたい
そうで、澱がワイン全体に回る前にデキャンターに移し替えてお楽しみくださいとのことでした!なにしろ目分量でモストを入れていますので、ボトルによっては噴く可能
性もありますので、キッチリ冷やしてくださいね!!
っと
ちゃんとインポーター様情報で記載ございました。

でも発泡しなかったのですべてのボトルを開けて
目分量でワインを捨てて
そこにモストを加えて再醗酵させるってなんて荒技なんでしょうか!

そんなワインですが
吹いたからオリはグルんグルん舞っておりますが
超濁りワイン!となっております。
俺のだけ?みたいな気も致しますが
とびっきり元気なボトルに当たったような気も致しますが
素晴らしいです
甘~い果実香桃リンゴトロトロ系で
超にごりワイン
すんごいクリーミーホワイトででもすごく健全
一度ボトル開けてまた再醗酵なんて荒技したワインとは思えないのですが
南国フルーツたっぷりライチ系も華々しく広がるでも味わうと不思議とドライで
どぶろくワイン的な生きてるしフレッシュで
まだまだ元気に醗酵しています的な
でも開けてからどんどん変化して二日目は落ち着き酸化的なニュアンスもフレッシュフレッシュなワイン
のニュアンスと相まってこれもまたいい!

と素晴らしく感じた今回の初めてのパーネヴィーノ
でも今回のワイン飲んで
たぶんですがボトル1本1本にドラマあり
生きているほんとに生きているからこそ
その行く末はわからない
自然のみぞ知る的な
他のキュヴェも実は一言で表せるようなワインではないのではと思います。
それはパーネヴィーノを知ることでなんとなく知ることできますが
自然とともに生きるゆえに
葡萄もその生きたいように育ちそのままをボトリングしている
同じワインは二度とない
まさに一期一会のワインでありそれがまさに
Vini Liberi(自由な、何の束縛もない、ブドウ以外の何物も使用しないワイン)
なんでしょうね

そして今回1本飲んだだけでは
全然知らないし触れただけ
今後もっともっと知りたい飲んでいきたいと思えるワインであり
良い時も悪い時も感じなければと思うワインでありました。


●ロザート・サヴァイヴァー2015年 ロゼ

こちら特殊なワインとなるようで
まずはインポーター様からのご案内です。

パーネヴィーノの2015年ヴィンテージは非常にタフな年となりました…。事件が起きた次の日(9/6)に僕の送られてきたメールの訳を載せますね。
 書きながらも、昨日起こったことを思い出すだけで手が震えてくるよ。
 竜巻、サイクロン、暴風雨…なんて呼んだらいいのか分からないのだけど、ともかく拳くらいの大きさの雹と共に嵐が訪れて、ものの20-30分で全てを台無しに
してしまったんだ…。 ダ ダダにカメリエーレないし調理補助のようなポスト、2枠空いてないかい???
 そのメールの1か月後に僕自身の目で見た光景は本当に衝撃的でした。車のボディにある、明らかに丸いものが当たってできた無数の凹み、雹が直撃して折れてし
まったブドウの枝、本来ならまだ樹についているはずの葉っぱは全て地面に叩き落とされ、樹によっては次の年に出すはずの新葉を出していたり…。雹の深刻な被害と
いうのは、被害を受けたその年だけにとどまらず、次の年以降にも確実に影響を与えます。一部のブドウ樹は死んでしまうでしょうし、死なないまでも重傷を負ったブド
ウ樹を救ってあげるためのドラスティックな剪定など…当然のことながら、従来通りの収量を期待することなどできません。そして今年の春に行った際にはモスカートが1
本の樹から夥しい数の芽を出しているのを見かけました。ブドウ樹的にも、前年に受けた死を予感させるような事件がもたらしたトラウマが、子孫を残すために多くの芽
を出させたのではないでしょうか…。
 実に9割以上のブドウをこの雹で失ったジャンフランコですが、奇跡的に樹上に残っていたブドウをかき集めて、場合によっては地面に落ちていたものも拾いつつ、2種
類のワインを仕込みました。どちらのワインもその名もズバリ、サバイバー(生存者)と言います。今回入荷のサバイバー ロザートは、全ての黒ブドウ品種を収穫直後に
プレスして、モストのみで醗酵を行わせたロゼワインとなります。690本入荷。もう1つのサバイバー、ビアンコは次回入荷となります。

とのことで
サイクロンのような嵐が襲ったようでそれにより信じられない被害となったようです。
その中奇跡的に残った葡萄をかき集めて造った
まだに奇跡のワインそれがこのワイン
で名前もサヴァイヴァーなわけですね
2015年はフランスもイタリアも良好な年と思っていただけに信じられない状況だったのですね

 
●ボジェ・クロジュ2014年 赤

こちらもまずはインポーター様からのご案内です。

 2014年ヴィンテージは合計6種類の赤ワインを醸造(すでにピカデとスキノセウがリリース済、3種類はラベルの完成待ち、1つはリリースされることはなさそうです…)し
たのですが、それらのプレスワインをブレンド、熟成させたものが今回入荷のBox’e Croxu (ボジェ クロジュ)です。イタリア語にすると“La voce della buccia(皮の
声?)”。名前の由来がまたややこしく…。彼の解説を訳しますと、こんな感じになります。
“皮の声”は、とある架空の記事のタイトルみたいなもの。
 Pressという言葉は、多くの国でプレス(絞る、絞り機)とプレス(出版関係)と両方の意味で理解されている。
 ワインに関する事も含め、プレス(ジャーナリズム)が上っ面(本質、真意からはかけ離れた) の、分かり易く、そして荒削りな事ばかりを語ることと、
 プレス(ワイン)が、皮という表面的な部分(の個性が強く出ている事)、明らかで荒々しい味わいの要素を持ち合わせている事をかけた名前になっているん
だ。
そしてワインの場合は、“プレス(ワイン)”が中身(ワイン本体?)を守るのに役立つのに対し、プレス(ジャーナリズム)は…が裏に流れるメッセージなのかと。

ということでなかなかに深いそして思慮深いメッセージが込められていると・・・
だからこそなのか
パーネヴィーノが
農民詩人醸造家哲学者パン屋で天才鬼才と呼ばれる所以は・・・と思いました。
全然ワインが想像できませんが
パーネヴィーノらしさ爆発なのではと思います。

以下インポーター様情報
Panevino / パーネヴィーノ


造り手:Panevino / パーネヴィーノ
人:Gianfranco Manca / ジャンフランコ マンカ
産地(州):サルデーニャ
ワイン:Girotondo、Pikade、Alvas…等(ほぼ毎年新しいワインがリリースされるので恐らく一番多くのワインがあります)
所在地:Localita Perda Coddura、08035 Nurri | CA – Italia



現当主ジャンフランコ マンカは、代々受け継がれてきた畑でのブドウ栽培を1986年から彼自身で手がけ始め、1994年からは公式にワイナリーとしての活動を始める。標高450mから700mまで、土壌も火山岩質から粘土-片岩質と様々な特性の、5つの区画に合計3ヘクタールの畑を持ち、サルデーニャの土着品種を栽培する(カンノナウ、ムリステッル、カニュラーリ、カリニャーノ、モニカ、モレットゥ、ジロ、モスカート、マルヴァジーア、ヴェルメンティーノ、セミダーノ、ヌラーグス)。樹齢も品種、区画によっては100年を超えるものも。年生産量7500-9000リットル。大地、人、その他の生命に対して最大限の敬意を払うべく、畑では一切の施肥を行わず、畑に自生する草を鋤き込むことで緑肥として利用しているほか、ボルドー液さえも使用せず、細かい粉末状の土と硫黄を混ぜたものを農薬代わりに6月に1度(年、畑によっては一度も撒かない)する以外には一切何も畑には散布しない。ワイナリーでも、醸造からボトリングまでの全ての工程で一切の薬剤を使用しない。

ワイン生産以外に、パン屋も生業としており、地元の無農薬の粉を使い、代々受け継いできた自然発酵種(小麦粉が勝手に醗酵したもの、とでも言えば良いのでしょうか)をもとにを、薪釜でパンを焼いている。ブドウ以外にもオリーヴ、野菜、フルーツ、穀物を栽培し、それらは彼が経営するアグリトゥリズモで供される。

Vini Liberi
panevino_message_001_02

Vini Naturali(ナチュラル ワイン)という言葉に対して、”そもそもワインとはブドウだけで造る、極めてナチュラルなものなわけで、ワインにナチュラルななどという形容詞を付ける事自体が間違っている”と言い放つジャンフランコが考え出した、ナチュラルワインでも、ビオワインでも、自然派ワインでも、有機ワインでもない言葉、それがVini Liberi(自由な、何の束縛もない、ブドウ以外の何物も使用しないワイン)。

いい言葉だと思いませんか?

おすすめ商品