自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

フィリップ・パカレ シャサーニュモンラッシェ2014年 750ML

12,257円(税1,114円)

定価 14,300円(税1,300円)

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フィリップ・パカレ
シャサーニュモンラッシェ2014年です!!!

さてさて注目の2014年です。
もしかすると・・・すでにリリースされている2015年
いろいろと飲み進めておりますが
確実に私は2014年のほうが好きかもです。

でも実は
意外に2014年のほうが好きというかたいるのではと思います。
もう少し2015年は2015年で熟成進んできてみないとなんとも言えませんが
2015年凄いのは凄いです
造り手しだいではありますが
でもブルゴーニュ生産者が愛するビンテージといわれる
この年
今後の熟成も期待できるビンテージとなりますので
今後5年後とか10年後とか楽しみですね

まずはインポーター様より
2014年フィリップ・パカレの作柄情報です。

ここ10年でも非常に外向的で親しみやすい味わいの持つヴィンテージとなったという2014年。白ワインは現時点でバランスが良く、既に各キュヴェやテロワールごとの個性が感じ取れます。赤ワインも近年にないくらい風味にフォーカスがあっており鮮やかなでいきいきとした香りと明るいキャラクタがあります。

赤ワインに関しては入荷して間もないため、少し休ませてあげる必要はありますが、先に入荷していた白ワインはもう準備ができている状態と言えそうです。

通常フィリップ パカレのワインは、入荷直後はパカレフレーバーが支配的で、各キュヴェの個性が出てくるのに熟成が必要でした。しかし、この2014年はすでに方向感が明確に打ち出されており、ワインの精密さも増しているように感じられます。これは単にヴィンテージの特徴なのかというとそうでもなさそうです。

フィリップ パカレと話をしていると、彼の持っている世界観やワイン造りのロジックは、他のどの造り手とも違うなと感じることがあります。

というのも彼は栽培、醸造においてとにかくロジカルであり科学的思考をベースに全ての意思決定を行っています。その彼が近年行き着いた理想のワイン造りにおいての最重要ポイントが個人的には驚きでした。

それは、彼はまずブルゴーニュという土地の圧倒的なまでのポテンシャルを高く評価しており、その上で、その土地の潜在能力を引き出すためには植物としてのブドウ樹そのものが重要だと考えています。さらに焦点をしぼっていくと、ブドウ樹にとって重要なのは台木であり、「根」であると。

実のところ、ここに彼が畑を所有するのではなく賃借によってワインを造るというスタイルにこだわる理由があります。

「各々の畑の個性や潜在能力は歴史が教えてくれる。ブドウ樹の姿も観察することができる。しかし、その台木や根がどういう状態であるかは、栽培し、収穫したブドウで醸造し、ワインを造ってみないと本当のところはわからない。本当に素晴らしいブルゴーニュワインを造ろうと思ったら、この大地の中の部分が決定的に重要なんだ。残念ながら後になって台木の状態が良くなかったとわかる事もある。非常に高額なブルゴーニュの畑を台木の状態を確認せずに購入・所有するのは、途方も無いリスクなんだ。」

非情なまでのリアリストと言えるフィリップ パカレ。と同時にこの彼の考え方は、人間の力では変えようのない部分に重要なポイントがあるということを受け入れており、ブドウ樹というひとつの生命が持つ植生こそが最も重要なのであるという、「自然」や「命」に対する最大限の敬意を抱いた姿であるとも感じられます。

「リアリスト」であり「ナチュラリスト」、そんな彼の長年にわたるキャリアの真骨頂が表現されはじめたのがこの2014年なのかもしれません。

「三日会わざれば刮目して見よ」という言葉もありますが、この2014年は色々と驚きに満ちたヴィンテージになっています。


ということで
すでにでているリアルワインガイドなどでも言われておりますが
じょじょに普遍的な美味しさ
ズバリナチュラル味や香りのパカレ節ではなく
繊細な表現はありながらもより安定感あるスタイルへと変革している最中
そのへん感じられる2014年であるようです。
というのも
2013年けっこう飲んじゃって2014年はほとんど飲めておりません。
でも2015年はまたいろいろと飲みました。
ということで

2014年ご紹介ワインです。

フィリップ・パカレ
●エシェゾー・グランクリュ2014年

少し前に飲んだ2011年のエシェゾー
素晴らしかったです。
エシェゾーはなんというかそんなに多くを語れずほど飲んでおりませんが
それでもなんというか香り吟醸的な
力を求めるワインでは無いのではと思います。
その繊細な中に複雑で奥深い赤系、黒系が混じり合う
フラワリーでありスパイスや高級感ある甘み
繊細な中にも下からじょじょに浮かび上がる旨味と
2011年でしたのでまだまだパカレ節健在で小梅フレーバーもありながらこれらの表現が
楽しめる銘酒でありました。
そしてこの2014年これまたリアルワインガイドでは凄い評価となっているようです。
ぶっちゃけの話で出ておりますがDRCのエシェゾーを・・・とかなんとか
出ている評価の中でも最高の1本となっているようです。

●ジュヴレシャンベルタン1erCruラヴォー・サン・ジャック2014年

このラヴォー・サン・ジャック
パカレのジュヴレ系でも常に高い評価
グランクリュに次ぐワインとなる1本
07などでも何度か飲んでおりますが
いわゆるジュヴレよりも確実の優しくでも他のパカレのワインと比べても
美しい男くささのあるワインのように感じております。
熟成してくると土っぽさも出てくるし
旨味のボリューム感なども静かに主張してくるようなワインで
この2014年も期待大なワインであります。
こちらもリアルワインガイドでの評価ですが
味の複雑さ、美味しさ、うまみの多さ、フィネス。お見事!とのことだそうです。

●シャンボールミュジニー1erCruレ・サンティエ2014年

2014年が初ヴィンテージとなった銘酒サンティエ
レ・サンティエというとどうしても
ロベール・グロフィエを思い出してしまうのですが
その代り
今まであったパカレの銘酒シャンボールミュジニー1erCruは無くなるとのこと
これはこれで残念ですが
さすがにレ・サンティエともなると価格も一級ものでも上位並みですが
初ヴィンテージから凄いワイン生みだしたようです。
薄めで優しい液体はパカレらしさがありしっかりと凝縮するところはしているようで
素晴らしい集中力をみせるワインとのこと
2014年パカレのワインでも要注目ワインですね

●コルナス2014年

2013年復活したパカレのローヌの銘酒コルナス
まさに感動ワインとなったパカレのコルナスでした。
しなやかな力に満ち溢れた濃密な果実味
一杯目はエレガントさに満ち溢れ二杯目以降コルナスの野趣感も出てきますが
隙のない密度感重いわけではなく
シラーの美しさを見事に表現するワインでありました。
この2014年こちらも期待のワインです。

○コルトンシャルルマーニュ・グランクリュ2014年

パカレ白最高の1本
以前のビンテージでは飲んだ経験ございますが
リアルなフルーツが眼前に迫るようなそんなワイン
ボディもコク深さ深みどれも一級品なのは当たり前で
旨味の塊でありそれに見合うミネラル感を伴うワインだからこそ
その先へと行ける白の銘酒ですね
2014年もかなりの高い評価となっている間違いのない1本

○シャサーニュ・モンラッシェ2014年

コサールのピュリニーは最近絶好調ですが
パカレのシャサーニュこちらも村名格の白の中でもバランスの良さ
愛想の良さ甘さ密度などなど
素晴らしいレベルにある白であります。
クラスを超える評価いただく2014年のシャサーニュです。

○ムルソー2014年

そしてパカレのムルソー
いわゆるムルソーとまた違った表現あるムルソーとして
感じさせてくれたパカレのムルソー
当店なのでそんなにバターちっくな濃厚ムルソー飲んでおりませんが
麦っぽい健全なミネラルや果実香のずんずん明るい方向へと開いていく
パカレのムルソーは本当に美味しいですね

以上2014年パカレです。
正直2013年ちょっと時間のかかるワインでありましたし
2014年リリースの際にまだ頭の中でこんがらがっていた
これはフレデリック・コサールもそうでしたが
やはり時間の経過でらしさがでてくることで
2013年の迷路から抜け出た感じありますが
リリースの際は悩んでいたのであんまりお取扱いキュヴェも少なく
でも今思うと逆に失敗したかなと思う
素晴らしい仕上がりでありブルゴーニュらしさを存分に楽しめるビンテージ
数年後5年10年後銘酒と言われる2014年ではと思います。




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