グラヴネル ロッソ・ルイーノ2005年 750ML
ロッソ・ルイーノ2005年 750MLです!
ヴィナイオータ様扱いのフリウーリの重鎮
グラヴネルです。
このへんのレベルのワインとなると
当店のご紹介云々でどうとなる造り手さんではなく
市場のうねりの中に
当店もちょっとだけ混ざらせていただいている
扱わさせてもらっている
そんなレベルとなりますが
私も詳しくは知りませんが
今までも紆余曲折あっての今がある造り手さんのようで
となると
今後も
価格面も含めどうなっていくのか
どういった方向性へと進んでいくのか
全くわからない
だからこそ今ある貴重なワインを大事にしていくことも必要と
思えるワインだと思います。
当店のお取引の中でも
自然派ワイン云々関係なく
愛される
感動与えるグラヴネルのワイン
ここ数年のうちに一気に価格の高騰となっているワイン
でもこのワインに関しては正直全く納得いく範囲なのかなと思います。
今回新たに当店に到着したワイン
○リボッラ2014年
今回2014年は飲んでおりませんが
以前08飲んだときの感じです。
リボッラジャッラの2008年飲みました
正直初日の段階で
その厳しさというかストイックさクールというよりは
切り立った山とか厳しさがあるワインと感じて
08なかなか大変かなと思いきや
これが二日目三日目とどんどん調和して良い方向へと向かっていくワイン
色はオレンジ茶系でもクリアーで
この色調も二日目三日目とより茶色こげ茶系増していく
増していくとより色が出てくるなんか良さが出てくる不思議なワイン
オレンジ果皮感あり
柑橘シロップ漬けシリアルさありドライなのに蜜感もある
苦味も少々アンフォラの渋?柿渋のようなタンニン
なかなかに硬派な感じでしたが
飲むごとに少しずつ魅力を解放させていくような
二日目以降果実のニュアンスも柔らかくドライさはありながらも
密度感や深みは増していくタンニンの渋みなども溶け込んで調和していく様が感じられます。
ムンムンとした明るい強さや太さは無くとも
内包するエネルギーなどは素晴らしく
シリアスな深み
ミネラル感などはより08のほうが感じられますし
玄人受けするまだ先そしてさらに奥がありそうな気になるワイン
そんな気がいたします。
アルコール度数は14,5%!
以下インポーター様情報
ヨスコが土地を最も表現する品種と考えるリボッラ ジャッラ。2012年を最後にリボッラ ジャッラ以外の白ブドウの樹は引き抜かれ、2013年以降のグラヴネルの白ワインはリボッラのみとなった。
アンフォラ(素焼きの甕)で約半年間皮ごとの醗酵と熟成を行い、圧搾後再びアンフォラへと戻し半年間熟成、その後大樽で約6年間熟成させようやくボトリングされる。
次は
○ロッソ・ブレグ2004年
ロッソ・ブレグ04とロッソ・ルイーノ03は
だいぶ前に少量だけいただいており
それを寝かせていたワインとなります。
イベントで飲んだグラヴネルのワイン
白も凄いのですが
赤もこれはまたなんというかどなたにも感じていただける
壮大さあるワインでその感じから
数年寝かしておきたいなと思ったワイン
そのロッソ・ブレグ2004年
今回2024年9月にいただきました。
想像はしておりましたが
やはり凄いワイン
抜栓した瞬間にかなり広範囲に香りの広がりそして上質な葡萄の黒味が
広がる感覚あり
偉大なワインにあるそれですね
香りの密度が凄いのですが
赤黒いこれまた緻密な液体
葡萄感と樽感これがまた絶妙なバランスで存在するワインで
樽感も無駄には出さないが支えとこの重厚な中に品を与える
ゆったりとそれでいて堂々として鎮座するワイン
そこから土のさらにキノコ系もトリュフのような感覚覚えるのは
なんでしょうか
キノコ出汁系のナチュールはありますが
それらとは別物のもの
ブルーベリーの凝縮したような果実味も厚みと密度とまろやかな風味
腐葉土のニュアンスなども絡み合い
ロースト香甘やかな動きからラムレーズンへと
ゆったりとビロードのごとく素晴らしきテクスチュアある液体
飲み進めても飲み進めても
これだけの熱量とボリューム感ありながら
くどいと感じることが無い
不思議でありこれがまた偉大なワインの特徴でもあるのか
価格高騰厳しい高級ワイン
今では5万10万当たり前の世界ですので
それなんかよりも何か素晴らしき世界見せてくれるそんなワインではと
思ってしまうワインです。
もう一つ寝かせていたワイン
○ロッソ・ルイーノ2003年
ロッソ・ブレグよりもさらにリゼルヴァ的存在となる
このワイン
ビンテージが2003年ということで
私にとっても特別なビンテージ
作柄的には
03よりも04のほうが比較的良いとされるビンテージチャートもあるようですが
私にとってはそんなの関係ない
やはり特別な03です。
こちらはさすがにテイスティングはできませんので
インポーター様情報のみです。
ロッソ グラヴネルのリゼルヴァ的位置づけのワイン。5週間の木製開放式醗酵槽での醸し醗酵の後、大樽で7年熟成、ボトルでも最低7年寝かせてからリリース。
そして今回新たに到着したワイン
○ロッソ・ブレグ2007年
○ロッソ・ルイーノ2005年
です。
こちらはまた寝かせて楽しみたいですね
以下生産者情報
スロヴェニアとの国境付近、アドリア海とジュリアンアルプスの中間に位置するコッリオの丘陵地帯、ゴリツィア市郊外のオスラーヴィアにあるワイナリー。オスラーヴィアは、グラヴネルの他にもラディコン、カステッラーダやダーリオ・プリンチッチといったイタリアのナチュラルワイン界を代表する錚々たる造り手たちが密集するゾーンで、皮ごとの醗酵を施した白ワインを世界中に広めた震源地と言っても過言ではありません。その核となっていたのが、イタリア白ワイン界の巨人であり、偉大な父でもある、ヨスコ グラヴネルです。
1901年に現当主ヨスコの曾祖父が、2.5haの土地と家を購入することで農場としての活動を開始しました。1980年代に入り農場を引き継いだヨスコは、「多かろう、良かろう」がモットーだった80年代~90年代初め頃までは、最新技術と呼ばれるものはひと通り試し、当時の流行に則った現代的なスタイルのワインを造り、当初から高評価を受けていました。しかし、世間での評価と自身が追い求めるものとの間に乖離があることに気づいたヨスコは、90年代中ごろから、地域の伝統やワイン造りの原点に戻るような方向に舵を切り、ステンレスタンクやバリックなどの醸造設備を処分、"5000年以上にわたって続いてきたワイン醸造の伝統/歴史が、たった十数年で書き換えられることなどあってはならない"との思いから、畑でもセラーでもより自然なアプローチを選択するようになります。
現在約15ヘクタールあるブドウ畑では、自然環境に敬意を払った農業を心掛け、農薬や化学肥料は一切使用せず、不耕起による草生栽培を行っています。2012年の収穫直後にソーヴィニョン、ピノ グリージョ、シャルドネ、リースリングを引き抜き、2013年以降は土着品種であるリボッラ ジャッラのみを栽培。自然環境のバランスを取り戻すため、畑には池も作り、微生物や虫、鳥たちの生息地にもなっています。
地下にあるセラーでは、地中に埋めたジョージア製のアンフォラ(素焼きの甕)で約半年間皮ごとの醗酵と熟成を行い、圧搾後再びアンフォラへと戻し半年間熟成、その後、樫の大樽で約6年間熟成させて瓶詰めを行い、最短でも収穫年から7年後という年月を経てリリースさせます。セラーの醸造設備で電力を使用するものはプレス機、ポンプ、ボトリング機のみで、必要最小限のエネルギーで醸造からボトリングまでを行い、現在は長女のマテイアがヨスコを手伝うかたちで、ワイナリーの運営を行っています。
以下前回ご紹介文
グラヴネル
リボッラ2011年です!!!
ヴィナイオータ様扱いのフリウーリの重鎮
グラヴネルです。
このへんのレベルのワインとなると
当店のご紹介云々でどうとなる造り手さんではなく
市場のうねりの中に
当店もちょっとだけ混ざらせていただいている
扱わさせてもらっている
そんなレベルとなりますが
私も詳しくは知りませんが
今までも紆余曲折あっての今がある造り手さんのようで
となると
今後も
価格面も含めどうなっていくのか
どういった方向性へと進んでいくのか
全くわからない
だからこそ今ある貴重なワインを大事にしていくことも必要と
思えるワインだと思います。
当店のお取引の中でも
自然派ワイン云々関係なく
愛される
感動与えるグラヴネルのワイン
今回到着は
ビンテージ進み
リボッラの2011年となります。
今回2011年も弩級のリボッラとのことで
アルコール度数15,5%
いつものような燃える様なエキス感濃密な旨味
鉱物的なミネラルもそのエキスにまとわりつくような濃密さで
バランスあるグラヴネルの魅力
感じていただけるのではと思います。
以下2010年ご紹介文
グラヴネル
リボッラ2010年です!
ヴィナイオータ様の
フリウーリの巨人
他をそんなに知らないながらも
ヴィナイオータ様のところに集まりすぎているのでは?と思うほどですが
それだけの求心力があるだゆえかなと思います。
そしてその中でも
なんといいましょうか
ナチュール一辺倒の方以外にも支持されるワインでもある
グラヴネル
ヴィナイオータ様でのお取扱いとなり
当店もたまにお取扱いできるようになりましたが
最近の傾向見ていると
入荷本数も少ないときもあれば
価格上昇厳しいものもあったりと
これだけ注目集める造り手だからこそ
また行動や言動も刺激的だからこそ
変化も大きいのかなと思います。
今回リボッラ2010年
今回は飲んでおりませんので
前回飲んだリボッラの印象ですが
リボッラ08の感じです。
リボッラジャッラの2008年飲みました
正直初日の段階で
その厳しさというかストイックさクールというよりは
切り立った山とか厳しさがあるワインと感じて
08なかなか大変かなと思いきや
これが二日目三日目とどんどん調和して良い方向へと向かっていくワイン
色はオレンジ茶系でもクリアーで
この色調も二日目三日目とより茶色こげ茶系増していく
増していくとより色が出てくるなんか良さが出てくる不思議なワイン
オレンジ果皮感あり
柑橘シロップ漬けシリアルさありドライなのに蜜感もある
苦味も少々アンフォラの渋?柿渋のようなタンニン
なかなかに硬派な感じでしたが
飲むごとに少しずつ魅力を解放させていくような
二日目以降果実のニュアンスも柔らかくドライさはありながらも
密度感や深みは増していくタンニンの渋みなども溶け込んで調和していく様が感じられます。
ムンムンとした明るい強さや太さは無くとも
内包するエネルギーなどは素晴らしく
シリアスな深み
ミネラル感などはより08のほうが感じられますし
玄人受けするまだ先そしてさらに奥がありそうな気になるワイン
そんな気がいたします。
アルコール度数は14,5%!
以下前回ご紹介文
衝撃のグラヴネルです!
非常に気になっていたもののつながらなかった造り手で
それをヴィナイオータ様が繋いでくださった
そんなワイン
グラヴネルです。
イベントで飲んだグラヴネルのワインになかなかに衝撃でしたが
当店お取引している飲食店様のお話で
このグラヴネルのワイン
このワインだったら
これだけの対価払ってでも飲みたいワイン
そんな話をお聞きしました。
しかもそのお方はブルゴーニュなど中心に飲まれているかただったと
思います。
ただ銘醸ワイン広く飲んでおられるようで
その方をして
グラヴネルのワインはそういった立ち位置にあるワインだとかで
これだけのどこまでもこだわり抜いた自然なワインでありながら
このある意味変わらぬ姿を映し出すワイン
ヴィナイオータ様の文章でも
良く名前があがるのですが
グラヴネルとヴォドピーヴェッツ
ヴィナイオータ様からすると
造り出すワインは似ても似つかないですが・・・とありますが
なんというか
常に変わらぬ不変の魅力
そして追求しうるその先の先を求めゆく中にたどり着く世界観あるワイン
このへんどこか共通しているような気も致します。
ワインは違えども
極めゆく中に同じ方向へと向く部分もあるようで
ヴィナイオータ様のお話
掲載させていただきます。
ヨスコとパオロ、造り出すワインは似ても似つかないですが、彼ら2人ほどストイックで終始一貫した(ナチュラル)ワイン観、(ナチュラル)ワイン道を貫いている造り手はいない気がします。何点か象徴的なところを列挙しますと、
・自然環境に敬意を払った農業を心掛け、セラーではヒトのエゴを捨て、ブドウ、ワイン、酵母たちの声に耳を傾けるような醸造を心掛け、それらが居心地の良い環境を創出することに心を砕く。
・醗酵&熟成には、ナチュラルなマテリアルでありステンレスのように帯電しやすい(=容器内の液体が電子レベルで暴れやすくなる)素材ではないアンフォラと木樽のみを使用。
・ナチュラルなワインを実現するために、石油化学エネルギーなどに代表される、環境に負荷を与えるものに極端に依存していては本末転倒、必要最小限のエネルギーで醸造からボトリングまでを行う(カーゼコリーニのロレンツォ博士が言うところのカーボンフットプリント)。両人のセラーとも地下にあり、空調などが必要のない環境で、床も壁もコンクリートで囲っていないため、空気は常に対流し、調湿の必要もない。ヨスコのセラーの醸造設備で電力を使用するものは、今やプレス機、ポンプ、ボトリング機のみで(2017年から除梗をせずに全房醗酵を実践)、恐らくパオロはこれに除梗機が加わる程度かと…。
とのこと
細かい経緯はわからないところ多いのですが
このヨスコ・グラヴネル
このフリウーリのほかの生産者との関係あんまり良くなかったようですが
それを溶かし
ラディコン、カステッラーダ、パオロ ヴォドピーヴェッツ、ムレチニック、ダーリオ プリンチッチ、ブレッサンが集う食事会にヨスコも混ざるようになったとかで
かなりすごいことのようです。
さらなるフリウーリの何か進化が今後あるように思えてなりません。
ということで今回のグラヴネルですが
再入荷で
ビアンコ・ブレグ2007年
ビンテージの影響もありイベントで飲んだ時も
このワインの魅力が素晴らしく伝わるわかりやすい
初めて飲んだグラヴネルがこのワインで良かったそんな気がいたしますが
ワインのテンションとか密度感
リアルなフルーツそれが高貴なものへと昇華して
わかりやすくすごいワインと感じるもの
それもこの07の良いところのようで
わかりやすく凄いワインと感じるそんなグラヴネルのワインでありました。
そして今回新ビンテージの
ビアンコ・ブレグ2008年
雨がちだった08とのことで
通常だとその分薄めとか弱くなりそうなところ
実はアルコール度数が高い!とのこと
その原因としてあるのが貴腐とのこと
水分飛ばしてより凝縮したエキスへとその要素があり
アルコール度数が07よりも高いものとなっているようです。
ただワインのキャラクターはやはり変わり
07がムンムン系の肉感あるワインに対して
08はクールでやや内向的
でも秘めたるポテンシャルは凄いものあります。
今回もう一つの2008年ワイン
リボッラジャッラの2008年飲みました
正直初日の段階で
その厳しさというかストイックさクールというよりは
切り立った山とか厳しさがあるワインと感じて
08なかなか大変かなと思いきや
これが二日目三日目とどんどん調和して良い方向へと向かっていくワイン
色はオレンジ茶系でもクリアーで
この色調も二日目三日目とより茶色こげ茶系増していく
増していくとより色が出てくるなんか良さが出てくる不思議なワイン
オレンジ果皮感あり
柑橘シロップ漬けシリアルさありドライなのに蜜感もある
苦味も少々アンフォラの渋?柿渋のようなタンニン
なかなかに硬派な感じでしたが
飲むごとに少しずつ魅力を解放させていくような
二日目以降果実のニュアンスも柔らかくドライさはありながらも
密度感や深みは増していくタンニンの渋みなども溶け込んで調和していく様が感じられます。
ムンムンとした明るい強さや太さは無くとも
内包するエネルギーなどは素晴らしく
シリアスな深み
ミネラル感などはより08のほうが感じられますし
玄人受けするまだ先そしてさらに奥がありそうな気になるワイン
そんな気がいたします。
アルコール度数は14,5%!
そして最後は
ワインではなく
コッパ2脚セットということで
グラヴネルのワインのためにつくられた特別グラスです。
脚のないタイプで
二本の指で支えるようのへこみがあり
グラスの容量的にはけっこう入る
たぶんラディコングラスと同等程度の容量入る
大きさあると思います。
テーブルに置いたさいの安定感もあり
グラスの真ん中そこにも
丸みを帯びた突起があり
それらも考えられたものでワインが空気と触れるための何かとなっているのではと
思います。
ラディコングラス同様に
グラヴネルのコッパも
他の自然派ワイン飲むのにも重宝しそうな感じです。
グラヴネルグラス
コッパは2脚セットでの販売となります。
以下2007年ご紹介文
久しぶりに興奮覚えるワイン
グラヴネルです。
グラヴネル一度は聞いたことあるワイン
造り手
グラヴナーとか
ヨスコ・グラヴネル
とか
ワイン自体が当店とは別な流通というか次元で
飛び交っていたのかも
で
出会うことは無かったのですが
どこかでその存在だけが大きくなりそして
とにかくすごいワインなんだろうか・・・と
そんな感じでした。
でも今は無理にたどり着くよりももっと自然体で
運命的な出会いを大事にと進んでいるような気がします。
欲張ったり無理しても良いことはないので・・・
でもここにきてヴィナイオータ様が引き合わせてくれたそんな感覚ですね
しかもいきなりの出会いが
ヴィナイオッティマーナでのグラヴネルさんの長女マテイアさんが来日して
そこで直接注いでいただける
それが初めてのグラヴネルとなるなんて
全く知らないのに
存在だけが大きくなりそれで飲む!
そして凄いワインに・・・
一度というかちゃんと頭の中を整理しなければいけないのですが
まずイタリアはフリウーリの造り手
コッリオになるようで
盟友ラディコン
そしてラ・カステッラーダの近くのようですね
というかこの地域どうなっているのでしょうね
フリウーリ全体を見ても
なんでこんなに濃い~そして刺激的な
さらには思慮深いそしてとんでもない行動力を持つ方々が
集まったのか!?
不思議でなりません。
確実に生産者どうしが刺激し合ったとかそんな歴史が
あってなのかなと
特にラディコンとはかなり近い存在だったとの情報あるようです。
そして栽培などはビオロジック、ビオディナミ
そして一番驚いたことは
イタリアのワイン造りの近代化を
まさに突き進んできた
それらをすべて試してきて
最終的に何も加えず、何も引かないワイン造り
そこへたどり着いた
そしてアンフォラでの仕込みとなったわけですね
ワイン造りの近代化
一時期は近代的なステンレスタンクへと移行しその後はバリックでの醗酵熟成
その時代その時代の近代化を進め
さらにはその中で素晴らしい評価を得ていたということです。
しかしそこから自然な造りへと進まなければいけないと
少しずつ近代化から遠ざかっていく道を選んだようです。
そしてアンフォラへとたどり着いたと・・・
そのワインをヨスコ・グラヴネルさんの長女
マテイアさんから注がれしワイン
神々しいまでに光り輝く美しい液体
あのカオスな中ですべてを感じることは無理でしたが
この濃密感貴腐のニュアンスもありその存在感の大きさ
なれど飲めてしまう強靭ななめらかなエキス
なんでしょうかこの満足感!
様々なその時代その時代の粋を極めてきた
そして今のグラヴネルのワイン
さらには10年後また違う形になっているかもとの記事も出ておりましたが
何も引かない何も足さない
この形がやはり最強ではと!
いやいや
いつの日か宇宙的な醸造とか何か
生まれるかもですね
とにかくそんなグラヴネルが初入荷です。
それぞれ少量ずつで申し訳ありませんが
少しずつ感じていきたいと思います。
今回ご紹介のワインは
四種類
○リボッラ2007年
葡萄品種 リボッラジャッラ
○ビアンコ・ブレグ2007年
葡萄品種 シャルドネ、ソーヴィニヨン、ピノグリージョ
リースリング、イタリコ
○ピノグリージョ2006年
葡萄品種 ピノグリージョ
○ビアンコ・ブレグ1998年1500ML
葡萄品種 シャルドネ、ソーヴィニヨン、ピノグリージョ
リースリング、イタリコ
1998年はすでに自然なワイン造りへと移行する中
97年あたりから温度管理をやめたりSO2を減らしていく中
ステンレスタンクをやめたりとその最中でのワインのようです
アンフォラは2001年からとのことで
そのへんの違い楽しみなワインですね
以下ヴィナイオータ様よりの情報です。
■リボッラ2007&ビアンコ ブレグ2007:アンフォラで約半年間皮ごとの醗酵&初期段階の熟成。圧搾後再びアンフォラへと戻し半年追熟、その後大樽で6年(!)熟成の後ボトリング。ヨスコのワインらしいシリアスさの中にも明るさを備えたヴィンテージ。
■ピノ グリージョ2006:厳選したピノ グリージョで造るリゼルヴァ的ワイン。醸造方法はリボッラ&ブレグと一緒。
■ビアンコ ブレグ1998(マグナムボトル):個人的な話になりますが…このワイン大好き(笑)。反体制とか義憤とかロックな雰囲気漂うワイン。
昨年のヴィナイオッティマーナも長女マテイアが急きょ参加してくれることになり、その際お披露目的にご紹介させていただいておりました、グラヴネルのワインがようやく届きました!!!彼らの歩みそのものが、イタリアにおけるクオリティ白ワインの変遷を物語っていると言っても過言でない気がします。クオリティワイン…意味的には品質の高いワインということになると思うのですが、その時代時代で最良とされていた醸造方法を採用し、その結果(当時の)ガイドブックなどから高い評価を受けてきたワインを指す…というのが一般的な認識になると思います。戦後以降、ワイン醸造の現場にありとあらゆるテクノロジーが持ち込まれるようになり、色調的にも香り的にもクリーンで酸化的ニュアンスのない、“ゆらぎ”のない安定した製品こそが良いワインだと僕たちが“信じ込まされていた”時代は確実にあったのだと思います。グラヴネルのHPにもこんなことが書いてあります、
「その当時に“最新技術”と呼ばれていたものは一通り試してきた。私自身若かったし、やる気に満ち満ちていた。このあたりから父との(ワイン造りに関する)意見の不一致が始まっていったんだけどね…。かつての私のモットーは、“多かろう、良かろう(美味しかろう)”。つまり、よりリッチでたくさんの要素があればあるほど美味しいワインであると考えていたし、そこに辿り着くためには今日ありとあらゆるワイナリーに存在する全てのモノ(設備、機械)が必要なのだと固く信じていた。最新の技術に魅せられ、度を越した意欲で溢れていた私を見て、父はいつか私自身の歩みを取り戻すことを期待しながら笑顔で見守ってくれていたんだろうね。実際に父の思惑通り、ステンレスタンクから始まってバリックに至るまでの過剰な醸造設備を徐々に処分していくことになるのだけど…。5000年以上に渡って続いてきたワイン醸造の伝統歴史が、たった数十年(の出来事、その間に生まれた技術論)で書き換えられることなどあってはならない。私のセラーには、あらゆるテクノロジーも特殊効果も存在しない。コーカサス地方からやってきたアンフォラがオスラーヴィアの大・u梺nに抱かれながら休む場所…。私は(このセラーの)シンプルさと機能性を愛してやまない。」
このHPからの抜粋は、カンティーナ(セラー)という章の全訳になります。とても簡潔ですが、今現在の彼のワイン観や“美味しさ”に対する考えが余すことなく盛り込まれている気がします。
オータなりの解釈を加え書き足しますとこんな感じになります…。
意図的に、そして技術を駆使して生み出される美味、仮にその味筋が時流に乗るものだったり、大多数に好まれるものだとしても、もはや自分は興味がない。
美味しいよりも何よりもワインはワインとして真正(ホンモノ、伝統に則った、真っ当)でなければならない。
真正なワインたらしめるためには、母なる大地への畏怖の念と偉大なワインの歴史に対しての敬意を忘れてはならない。
その畏怖の念と敬意を持ち合わせていたのならば、畑では自然を観察しようと努め、自然界との調和の取れた農業のあり方を模索するだろうし、セラーでも“造り手”としての我を殺し、ただただブドウ、ワイン、微生物たちにとって居心地の良い環境を創出することだけを心がけ、自然の流れやリズムに身を委ねるような醸造方法を採用するはず。
このような考えのもとに生まれたワインには、ブドウ、テロワール、ヴィンテージの個性が余すことなく表現される。
それら個性は、自然の持つ多様性、神秘性が表出したものとも言え、それこそがワインが持つべき“美しさ”(=美味しさ)である。
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