ドメーヌ・レスカルポレット VdFレ・ヴィエイユ2020年 750ML
VdFレ・ヴィエイユ2020年です!!!
野村ユニソン様より御紹介のラングドックのヴァンナチュール
ここ最近のナチュールの流れからすると
年々貴重な存在になっていると感じる生産者の一人ですね
それは物が少ないとかそういった意味ではなく
一時期のナチュールの衝撃とか感動とか
勢いのある時期
なんかそんな時代をいつも思い起こさせてくれる
新鮮な気持ちにさせていただける貴重な生産者ではと思いからです。
こういうとコテコテのナチュール想像するかもしれませんが
確かに凄い熱量やメッセージ性あるワイン
個性といった点では強めなワインもございますが
反面
複雑性あってエキスの多彩さ深みありながらも
スッと抜ける感覚やミネラル感が主体となるようなワインもあり
それは力強いワインでも奥にはそれが存在する
そんなワインだからではと思います。
そんな毎回飲むごとに何か考えさせられるワイン
そんな今の時代貴重な存在
ドメーヌ・レスカルポレットです!
今回は四種類到着です!
その中から1種類いただきました。
○VdFセレステ2019年
品種はミュスカ・プティグランのマセラシオンワイン
赤系の存在感あるワインも素晴らしいのですが
白系
白というかほとんどが茶系だったりしてマセラシオンも長期のものが中心ですね
今回セレステのほうもマセラシオンが1か月のもの
エチケットは無しでヌードボトルに
首掛けのタグがエチケットのワイン
グラスに注ぐと色は茶系にオレンジもだいぶ夕暮れ近い夕やけ
細やかな澱があり香りもすでに熟れに熟れたアプリコット
紅茶系もすでになかなかの抽出ありで存在し
熟した柑橘の甘やかさ
マーマレード感ありつつもけっこうドライさがある
タンニンのじりっと感じる中にミュスカ・プティグランのフローラルな香りも
細やかに加わる
果皮感も程よい枯れ感もあり紅茶系にジャスミンなどもあり
土系も加わり複雑ですね
このワインは品温少し高めのほうがよりらしさも出ると思います。
飲み終わりのミネラル感や程よい冷涼感と抜ける感じいつまでももたもたしていない
でも残る余韻はある
このワインはさらに寝かせて楽しんでいただきたいワインです。
以下インポーター様情報
〇 VdF Celeste 2019 / VdF セレステ 2019
産地:フランス ラングドック地方
品種:ミュスカ プティ グラン
粘土石灰質の土壌に植えられたミュスカ プティ グランから造られ、平均樹齢は30年程。手摘みで収穫後、除梗しタンク内でピジャージュしながら1か月のマセラシオンを行い、ファイバータンクで熟成させた後に無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰。
濁りのある黄金色で、いわゆるオレンジワイン的色調。オレンジピールやパッションフルーツの様な香りが立ち昇り、徐々に黄桃、アプリコット様な濃厚なフルーツのニュアンス、ジャスミンっぽい香水のアロマも湧き出てきます。
味わいはオレンジワインの特徴でもある様々な柑橘系フルーツのフレーヴァーを感じますが、あくまでドライな味わい。アルコール感も十分にありつつ、綺麗な酸と柔らかいタンニンを感じられ、満足度の高いグッとくる味わいです。イヴォ本人が強すぎるワインを好まない傾向にある為か、余韻は意外にもサラッとして軽やかに閉じていきます。
とてもエレガントに仕上がっている為、飽きずについもう1杯のみ進めてられてしまうバランスの取れたワインです。
その他のワインですが
○VdFラ・プティット・ペペ・ブラン2020年
品種はグルナッシュ・ノワール
グルナッシュノワールですがブラン
ということでブラン・ド・ノワールです。
ちょっと想像つかないところあるワインですが
ほんのり濁りありオレンジがかった黄金色の液体
白い花にフローラルな香り
グレフルの果肉や皮
ビターなニュアンスに同様の果実感
切れのある酒質 重そうにみえて意外にスルスルと飲み進められるようなところも
あるようでこちらは少々冷やしめで楽しめるようです。
二日目以降不安定さもでるとのことで早めに飲みきってしまうほうが良いみたい
ですね
以下インポーター様情報
〇 VdF La Petite Pepe Blanc 2020 / VdF ラ プティット ペペ ブラン 2020
産地:フランス ラングドック地方
品種:グルナッシュ ノワール
粘土石灰質の土壌に植えられたグルナッシュ ノワールから造られ、平均樹齢は15年程。手摘みで収穫後、除梗しダイレクトプレス。ファイバータンクで熟成させた後に無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰。
ラベルは古樹の根本を表現しています。
グルナッシュノワールで造られたブラン ド ノワール。濁りのあるエッジに少々オレンジ掛かった黄金色の外観。白い花系の優しいフローラルな香りに加え、グレープフルーツの果肉や皮と言った少々苦みを感じる柑橘系果実の香りが立ち昇り、徐々にフレッシュハーブの引き締めるアロマも湧き出てきます。
味わいは、綺麗で柔らかい酸と黄色系の柑橘類をそのまま齧ったようなほんのりと苦味のある果実感があり、ベタつかないキレのある酒質。樹齢の若い葡萄で造られており、比較的軽い質感でスルスルと飲み進められる点が特徴となっていて、これからの季節に少々冷やし目で飲む事をお勧めします。
2日目以降は不安定になる可能性が高い為、抜栓当日に飲み切る事をお勧めします。
次は
○VdFジュー・ド・マン2018年
サンソーの赤ワイン
以前あったスーパーバッドボーイズなんかもグルナッシュにサンソー入るワインで
素晴らしく軽やかで深い旨味感など最高なワインでしたが
今回ジュー・ド・マンは
サンソーオンリーですが
そのピュア感ありながらも単純にスルスルなワインじゃなく
ブルーベリーやプルーンのようなベリー系
フレッシュな香りに
複雑味もじょじょに増していくワイン
骨太な酸にミネラル
酸のあるベリー感が非常に強く感じるスタイルとのこと
余韻が非常に長く単純なスルスル系ワインではないところがセンス感じるワインとのことです。
以下インポーター様情報
● VdF Jeux de Mains 2018 / VdF ジュー ド マン 2018
産地:フランス ラングドック地方
品種:サンソー (樹齢70年以上)
石灰質土壌の南向き斜面に植えられた樹齢70年以上のサンソーから造られます。手摘みで収穫し、全房のままタンクへ投入し5日間のマセラシオン。古樽で18か月熟成後、無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰。
薄いガーネット色の外観。抜栓直後からブルーベリーやプルーンの様な酸のあるベリー系果実のフレッシュな香りに包まれます。時間の経過と共に、赤い花のフローラルなアロマも加わり、複雑味が増していきます。
味わいは熟成により落ち着いた味わいに変化しています。ブルーベリーやプルーンを絞った様なピュアな果実味と、骨太な酸とミネラルがミックスされ、酸のあるベリー感が非常に強く感じるスタイルとなっています。タンニンはあまり感じられませんが、余韻が非常に長く、単純なスルスル系ワインになっていない所がイヴォらしいセンスを感じます。
2日目以降は不安定になる可能性が高い為、抜栓当日に飲み切る事をお勧めします。
最後は
○VdFレ・ヴィエイユ2020年
樹齢100年以上のカリニャンから造られる赤ワイン
これがまた凄いワインなんですね
今回2020年は飲んでおりませんが
以前お取扱いの2017年の感じです。
赤紫も燃えるような濃度とロースト香も濃い
香りには熟した甘味コクそしてシュールさ落ち着きも入り始め
渋い大人ダンディ
ちょい揮発酸がまたバランスの一部にある
液体の艶やかで一体感出始めてきておりますが
その中に静かに湧き上がるエネルギー
美しい野性味あり
モカ系チョコ系もドライなニュアンスで加わる
飲んで感じる野趣感と上質感
ワイルドなのに女性的な美しさも加わり
まさにアマゾネス!
カリニャンの本当に素晴らしいワイン
上質なものにでるような魅力が出始めているそして
黒系も詰まりすぎると過ぎる要素がでるギリギリ素晴らしいラインを通っていく
さすがのレスカルポレットの上位ワイン
レ・ヴィエイユ2017年です。
今回2020年
クリアで濃いガーネット色
フレッシュなブルーベリー、プラム、山葡萄など
そこに腐葉土、タバコの葉、革などなど複雑味あり
味わいも小粒なベリーの味わい
細やかなタンニンにグッと来る飲みごたえある味わい
などなど現状でこれですので
熟成してくるとさらに密度あり柔らかい酒質の中に
深み出てくるワインとなります。
さらに寝かせて楽しんでいただきたいワインです。
以下インポーター様情報
● VdF Les Vieilles 2020 / VdF レ ヴィエイユ 2020
産地:フランス ラングドック地方
品種:カリニャン(樹齢100年以上)
粘土石灰質土壌に植えられた樹齢100年以上のカリニャンを、手摘みで収穫し、全房で5日間のマセラシオン。古樽で18か月熟成後、亜硫酸無添加で瓶詰。
クリアで濃いガーネット色の外観。フレッシュなブルーベリー、プラム、山葡萄と言った酸のあるベリー系の活き活きとした香りに加え、腐葉土、タバコの葉、革といった複雑味のある香りが湧き出てきます。
味わいは、凝縮した小粒なベリーの味わいが強く感じられますが、あくまでフレッシュ。煮詰めた質感はありませんが、暑かった年を反映して細やかなタンニンが感じられ、グッとくる飲みごたえのある味わいを感じられます。十分な飲みごたえがありつつも酸のしっかりした下支えがある為、ベタベタ感じはなく、スルスルと飲み進められ、透明感のあるシンプルに綺麗な果実感と嫌みの無いジューシーさを感じられるワインで、南仏ワインが苦手な方でも飲み進められる品の良さがあります。
質の良い根菜などの野菜料理や豚や鳥をシンプルにグリルした料理などに良く合います。また和食であれば、マグロの赤身などの酸や鉄分を感じる魚などと合わせても良い相性を見せます。なお、2日目以降は不安定になる可能性が高い為、抜栓当日に飲み切る事をお勧めします。
以下前回ご紹介文
ドメーヌ・レスカルポレット
VdFレ・ヴィエイユ2017年です!!!
先日のメンダールもそうでしたが
イヴォ・フェレイラのワイン
ここにも何か時代の流れとか
関係なく我が道を行くワインを生み出す
それが感じられるワインです。
今回は
三種類
野村ユニソン様でも
状態整えるために寝かせてリリースされた赤と
いつものパッションの塊のような白
そして上位ワイン
これは凄いですね
その三種です。
まず飲んだワイン
○VdFレスカルポレット・ブラン2020年
ミュスカ プティグラン50%、グルナッシュ ブラン50%
で10日間のマセラシオンも入るワイン
色はオレンジ系もさらに濃厚さあり濁り、オリもいつものように
あるワイン
パッションフルーツ!
いやパッションなフルーツモリモリです。
香りの成分その要素が濃い太い濃密
ミュスカ系も入るので香気にライチ系など華やかさもありつつも
柑橘系の肉厚でとろけるような香りがあるので
これらが中心で様々な方向性が見いだせる
飲んでも
まったりマーマレードでも酸度もしっかりそして骨太なドライさを持ち合わせ
オレンジワイン系の果皮感やエキゾチックさものぞかせる
でも全体のまとまりはしっかりとあり
これ系あまり得意ではない嫁でも
美味しいじゃん・・・と
ほんのり残るタンニンとパワフルさがこなれてきて
さらに熟成進んだ際の枯れ感出たときまた最高だろうな~と思いつつ
すでに現状でも満足感しっかりと感じられるワインであるブラン2020年
これはいいです!
次は
○VdFレ・ヴィエイユ2017年
カリニャンで作る上位ワイン
樹齢100年を超えるカリニャンの古樹
その力を存分に感じられるワイン
最新ビンテージは2018年でているようですが
その前にリリースの2017年です。
でもこの熟成少し進んだ状態でばっちりです。
赤紫も燃えるような濃度とロースト香も濃い
香りには熟した甘味コクそしてシュールさ落ち着きも入り始め
渋い大人ダンディ
ちょい揮発酸がまたバランスの一部にある
液体の艶やかで一体感出始めてきておりますが
その中に静かに湧き上がるエネルギー
美しい野性味あり
モカ系チョコ系もドライなニュアンスで加わる
飲んで感じる野趣感と上質感
ワイルドなのに女性的な美しさも加わり
まさにアマゾネス!
カリニャンの本当に素晴らしいワイン
上質なものにでるような魅力が出始めているそして
黒系も詰まりすぎると過ぎる要素がでるギリギリ素晴らしいラインを通っていく
さすがのレスカルポレットの上位ワイン
レ・ヴィエイユ2017年です。
もう一つは
○VdFレスカルポレット・ルージュ2018年
カリニャン50%サンソー50%の赤
やや不安定さもあったために寝かせて良い状態となりリリースされた
2018年のルージュ
レ・ヴィエイユなど上位ものは隙のない密度感あるコクありワインですが
スーパーバットボーイズなどの
あのスルスル感あるワインあれもたまらないレスカルポレットの魅力ですが
このレスカルポレット・ルージュ2018年
こちらも
スルスル系の魅力あるワインとなっているようです。
ダークチェリーにカシス、プラムのようなベリー系果実の
フレッシュな香り
複雑味もあるようで
味わいはピュアでソワフなワインとのこと
酸やミネラルもあり
複雑性あるスルスル系ワイン
ただ二日目以降少し不安定さも出てくるようなので
グイグイ飲みきってしまうことおすすめとのことです。
以下インポーター様情報
〇 VdF L’Escarpolette Blanc 2020 / VdF レスカルポレット ブラン 2020
産地:フランス ラングドック地方
品種:ミュスカ プティグラン50%、グルナッシュ ブラン50%
粘土石灰質の土壌に植えられたミュスカとグルナッシュ ブランから造られ、平均樹齢は30年程。手摘みで収穫後、除梗しタンク内でピジャージュしながら10日間のマセラシオンを行い、古い木製のタンクで8か月熟成させた後に瓶詰。無濾過で、亜硫酸無添加。
濁りのあるオレンジ掛かった黄金色で、いわゆるオレンジワイン的色調。オレンジピールの香りが立ち昇り、徐々に黄桃、アプリコット、パッションフルーツの様な濃厚なフルーツのニュアンス、ライムスダチの様なシトラス系の香りに加え、ジャスミンやフローラルな香水っぽいアロマも湧き出てきます。
味わいはオレンジワインの特徴でもある様々なフルーツのフレーヴァーとボリュームのあるボディ、綺麗な酸と若干のタンニンを感じられ、満足度の高いグッとくる味わいです。まるでハーブやスパイスの入ったピーチティーの様なニュアンスで、抜栓後30分程経過すると、酸化によりヘーゼルナッツ感も加わり、口の中でどんどん変化します。イヴォ本人が強すぎるワインを好まない傾向にある為か、余韻は意外にもサラッとして軽やかに閉じていきます。とてもエレガントに仕上がっている為、飽きずにもう1杯のみ進めてしまうほどです。ワイン全体が適度に酸化したニュアンスに包まれる事により、全体に良い効果を与え、複雑さと柔らかいタンニン、中近東系のスパイスのフレーヴァーが感じられるフィニッシュと様々な要素を感じ取ることが出来ます。
果実感とエキゾチックなニュアンスを同時に感じられるため、中華料理や東南アジアの料理などのスパイスを使った料理に非常によく合います。
● VdF L'Escarpolette Rouge 2018 / VdF レスカルポレット ルージュ 2018
産地:フランス ラングドック地方
品種:カリニャン50%、サンソー50% (樹齢70年以上)
粘土石灰質土壌の南向き斜面に植えられた樹齢70年以上のカリニャンとサンソーから造られます。手摘みで収穫し、全房のままタンクへ投入し5日間のマセラシオン。古樽で18か月熟成後、無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰。
薄いガーネット色の外観。抜栓直後からダークチェリーやカシス、プラムの様なベリー系果実のフレッシュな香りに包まれます。時間の経過と共に、赤い花のフローラルなアロマやマッシュルームの様なニュアンスも加わり、複雑味が増していきます。
味わいはチェリーやプラムをギュッと絞った様なピュアな果実そのものと言った質感で、タンニンもあまり感じられない、非常にソワフなスルスル系ワインに仕上がっています。しかしながら表情のある酸やミネラルが下支えすることで、全体を構造的な味わいとして表現されており、単調なスルスル系ワインにはなっていないところがイヴォのセンスでしょう。。
2日目以降は不安定になる可能性が高い為、抜栓当日に飲み切る事をお勧めします。
● VdF Les Vieilles 2017 / VdF レ ヴィエイユ 2017
産地:フランス ラングドック地方
品種:カリニャン (樹齢100年以上)
粘土石灰質土壌の南向き斜面に植えられた樹齢100年以上のカリニャンから造られ、手摘みで収穫し、全房のままタンクへ投入し5日間のマセラシオン。古樽で18か月熟成後、亜硫酸無添加で瓶詰。
ラベルは、書家の友人に描いてもらった古樹の根元を表現しています。
エッジに少々熟成の入ったルビー色。熟した黒系果実のフレッシュな香りに包まれます。ダークチェリーやプルーンと言った酸の綺麗な果実に加え、少々革っぽいニュアンスも加わります。
時間の経過すると、熟成したナチュラルワインに感じられる梅カツオ出汁っぽさが前面に出て、スルスルと飲み進められます。落ち着いた味わいで、余韻も長く感じられる為、お勧めのキュヴェです。
2日目以降は、南仏特有の土っぽい香りや胡麻っぽい香りが出てきます。酒質は極端な不安定な味わいになりませんが、液体の奥の方にほんの少しだけ不安定になるかも...と言うニュアンスを極少量感じるため、苦手な方は早めに飲むことをお勧めします。
ドメーヌ・レスカルポレット
VdFレスカルポレット・ブラン2018年です!!!
ラングドックのヴァンナチュール新世代
イヴォ・フェレイラの醸す
レスカルポレットです!
と2015年ものとかご紹介の際にご案内した記憶ございますが
かなりアグレッシヴでパッションあふれる方のようで
インポーター様の情報でも
来日した際の武勇伝語られております。
そして私の記憶では
日本かなり好きなのではとけっこう来日しているのかなと思います。
ワインは人
やはりそんなイヴォ・フェレイラのワイン
弾けております。
旨味がこんじぇもがと詰まっております。
当店久しぶりのお取扱いですが
最近ではかなり人気もあるようで
それぞれ割り当て入荷
その中の白飲みましたがぶっ飛びましたね
しかも
今回リリースのワインはどれも安定感あるようです。
野村ユニソン様納品書の傍らにちょっとしたワインの情報や
プチ情報手書きで添えられていて
こんなちょっとした心遣いうれしいですね
ワインへの愛情が感じられます。
そんなレスカルポレットのワイン
まずご紹介は・・・!
○VdFスーパーバッドボーイズ2018年
以前当店お取扱いは2015年
暑苦しいくらいにパッション感じるワイン
ラングドックワインらしいエキスの濃い系のワイン多いイメージですが
このバッドボーイズは
なんだってこんなエアリーで滋味深い薄旨系
でも熱いものが伝わりなんぼでも飲めてしまうワインで
驚きましたが
今回久しぶりの入荷2018年
スーパーがついております!
2018年スーパーという感じかと思いきや
これは別問題で
そうバッドボーイズというワイン名
これある生産者のワインで確かあった・・・・ボルドーのほう・・・ですかね
有名生産者のワインなので
ググるとすぐにヒットしますが
このワインのこともあり(たぶんですが)
スーパーを付けた!ということ
これで大丈夫なの!?と思いますが大丈夫なんでしょうね
そして飲みたいところですが今回は我慢しました。
インポーター様情報では
品種グルナッシュノワール、グルナッシュブラン、サンソー
にごりのあるルビー色も薄め
ロゼみたいな淡さこれこれ!ですね
ラズベリーなど苺系もあり
そうその後紅茶系でるこれがなんともオリエンタルでいて味わい深い
薄旨でもすごく心地よいそんなヴァン・ド・ソワフ感もあり
今回も抜群の薄旨系ラングドックワインになっているようです
次は今回飲んだワイン
ぶっ飛んだワイン
○VdFレスカルポレット・ブラン2018年
今回唯一の白ですが
これが凄かった
品種はミュスカ・プティ・グラン テレグリ、グルナッシュブラン
そしてマセラシオンが10日間
これが絶妙に表情の柔らかさ深みを醸しだしている
オリはたくさんありますが
グラスに注ぐと
うわぁお!な色調
オレンジマーマレード感グイグイくるもの
でも健全で明るくフレッシュこれはたまらないです。
香りももう果実のトロトロ感そのままにマンダリンジューシーで
ミュスカ系の華やかさそれがとけだし濃厚に感じられます。
飲むと・・・これまた不思議
このトロトロ感で甘味あるのかと思いきや
タンニンのほどよい渋みそして想像を裏切りドライ感もあり
もちろんエキスのたっぷりとしたまろやかさはありながらも
ややオリエンタル感エキゾ系ありで
まったりジューシーボリューム感ありありでも
フルーティさもありなんかグイグイいけちゃいます。
飲んでいるうちに色調の変化などもあり
より落ち着きなんでしょうか少しずつ枯れ感も出て
より単なるジューシー果実系ワインじゃなく奥深さも出てくる
これは素晴らしいです。
そして万人受けではなくとも与えるインパクトは大きく心に残るワインに
なりそうです!
次は
○VdFレスカルポレット・ルージュ2014年
品種はサンソー、カリニャン、シラー
以前もレスカルポレット・ルージュ飲んでおりますが
とにかくインキーでグイグイくる濃密な果実味
そんなイメージが色濃く残っておりますが
今回はだいぶ違うようで
ビンテージがまず2014年
長らく寝かせたワインですね
そして濁りある薄めの色調でスーパーバッドボーイズとほとんど変わらないというのですから
驚きです。
やや揮発酸に南仏らしい力強さは熟成により削げ落ち熟成の極みとのこと
エレガントで丸い球体へと成長したワインとのことで
これはなかなかに貴重なワインとなりそうです。
ヴァンナチュールで熟成ワイン
なかなか出てこないので要チェックです!
次は
○VdFレ・ヴィエイユ2014年
品種はカリニャン
しかも樹齢なんど100年以上!とのこと
ワイン名がそのままヴィエイユですから古いという意味のですね
レスカルポレットのワインでも
特別なキュヴェ
もっとも複雑性、凝縮感あるワインのようで
ただ濃いだけじゃなく
説得力のある個性と飲み心地のバランスが秀逸なワインとのこと
こちらも2014年ということで
熟成も進み
丸い球体のような段階へと
その中に黒系果実、山葡萄の酸もあり黒果実もあるとのことで
ワイン自体もある程度安定期に入り
その落ち着きそのスケール感も伝わるワインとなっているようです。
最後は
○VdFウヴァス・パサスNV(2010年~2017年)500ML
イヴォ・フェレイラの作る
甘口ワイン
単なる甘口ではないようです。
2010年から2017年までのワインをブレンドして
造られる甘口
甘口ワインでありながらスルスルと飲めてしまうところもあるようで
それは良質な甘口ワインにあるのですが
残糖以外の要素が全体のバランスとりそれらを楽しみながら甘味も楽しめる
複数ビンテージをソレラシステムのように造られたワインだからこその
熟成したニュアンスに若さもあり
ワインの魅力の幅を出しているのかと思います。
開けてからも長く楽しむことできるようで
ヴァンナチュールの甘口ワインとして貴重な存在です。
以下インポーター様情報
◯ VdF L’Escarpolette Blanc 2018 / VdF レスカルポレット ブラン 2018
産地:フランス ラングドック地方
品種:ミュスカ プティグラン、テレグリ、グルナッシュ ブラン (マセラシオン10日間)
10日間のマセラシオンをして果実の風味やエキス分を引き出したワイン。エチケットのデザインはドメーヌ名であるレスカルポレット(ブランコ)を表しています。濁りの有る黄金色で、ミュスカ由来の華やかでフルーティーなニュアンスが前面に感じられます。2017年とは違い、ハーブのような爽やかなフレーバーが特徴的で、丸い酸が南仏ワインに多い単純な果実味押し出し系ワインとは違った繊細さを感じさせます。良い意味で南仏らしく無く、コクや濃厚さと言うよりエレガントでソワフな液体に仕上がっており、マセレーションしたワインでありながらスルスルと飲み進められます。魚介類だけでなく、白身の肉を使ったフランス料理やスパイスを使った中近東料理、繊細な中華料理等、ほぼすべての料理と良好なマッチングをします。
2日目以降は色調が褐変し、オレンジ掛かった濃い麦藁色に変化。ミュスカ由来の華やかな香りがより拡がり、香りだけで飲ませる事ができる程になります。果実味は若干落ち、マセレーション由来のタンニンを少し感じますが、全体のバランスが崩れることはありません。マメは2日目では感じられませんが、3日目以降は不安定になるニュアンスを感じるため、2日目までに飲み切ることをオススメします。
● VdF Super Bad Boys / VdF スーパー バッド ボーイズ 2018
産地:フランス ラングドック地方
品種:グルナッシュ ノワール、グルナッシュ ブラン、サンソー
2017VTまでBad Boysとしてリリースされていたキュヴェが、キュヴェ名を変更して登場。某ボルドー生産者からのキツいクレームで名称を変更しなくてはならなくなり、Superを付けたとの事。今年の来日時に、「また変更になったら、次はHyper Bad Boysか?」と本人に聞いた所、爆笑しながら「流石にそれはない。Super付けときゃ大丈夫だろ」と彼らしいユルさ全開なコメントをしてくれました。
濁りの有る薄いルビー色。まるで濃いロゼのような淡さ。ピノ ノワールに通じる様な、ラズベリーや小粒の苺の香りに加え、次第に紅茶のようなニュアンスも加わります。グラス全体が華やかな明るい香りに包まれ、ついつい幸せな気分に。柔らかい果実が酸に包まれた心地良く飲み進められるワインで、柔らかくソワフな質感があり、ずっと飲んでいられるほどです。アルコール度数は13%ですが、そう思えない程の爽快な喉越しの良さが感じられます。
2日目以降は全く不安定になること無く、マメが出ることもありません。若干果実感が落ちますが、バランスは保っている為、安心して飲むことが出来ます。
● VdF L’Escarpolette Rouge 2014 / VdF レスカルポレット ルージュ 2014
産地:フランス ラングドック地方
品種:サンソー(樹齢70年)、カリニャン(樹齢70年)、シラー
平均樹齢70年ほどのブドウを使い自然酵母のみで発酵させた、ベーシックキュヴェ。5日間の短いマセレーションを行い、古樽で18ヶ月熟成の後、瓶詰めされました。
濁りのある薄いリビー色。スーパーバッドボーイズと殆ど変わらない外観。抜栓直後は揮発酸を感じます。香りや味わいは、いわゆる南仏らしい濃さやスパイシーさは全く削げ落ち、熟成の極みに達しています。エレガントで丸い球体の様な液体に変化しており、冷涼な酸が有るため、ブラインドで飲んだら北部フランスのワインと勘違いしてしまうほど。
2日目以降は揮発酸が柔らかく感じられますが、若干マメのニュアンスも出始めます。安心して飲むのであれば、抜栓当日までに飲み切ることをオススメします。
● VdF Les Vieilles 2014 / VdF レ ヴィエイユ 2014
産地:フランス ラングドック地方
品種:カリニャン(樹齢100年+α)
上位キュヴェのひとつ。キュヴェ名は「古い」という意味で、このワインに用いられる樹齢の高いカリニャンに由来します。ラインナップの中でも最も凝縮した果実味と複雑味があり、古い樹齢のカリニャンが持つポテンシャルに魅せられます。ルーションのカゾ デ マイヨールやイタリアはシチリアのアリアンナ オッキピンティといった造り手のワインに通じるものがあり、説得力のある個性と飲み心地のバランスが秀逸な、彼の造るキュヴェの中で最も複雑性のあるワイン。
弊社セラーでの長い熟成の中で、余分なタンニンや果実味は削げ落ち、丸い球体のような味わいになりました。とてもカリニャンとは思えないエレガントさが感じられます。濁りの有る熟成し切ったボルドーの様なレンガ色の入ったルビー色。最初還元臭を感じられますが、スワリングすればすぐに飛び、香りや味わいには黒系果実やスパイシーさよりも小粒なベリー、山葡萄のような酸の有る黒葡萄のニュアンスが感じられます。熟成により余分な果実感やタンニンが落ち、果実の芯の部分や酸もハッキリと感じられます。
2日目以降も酒質は安定しており、果実感と酸がよりまとまって感じられます。1日目よりもスルスル飲めてしまうかも。非常にオススメします。
● VdF Uvas Passas NV(2010〜2017) / VdF ウヴァス パサス NV(2010〜2017) 500ml
産地:フランス ラングドック地方
品種:グルナッシュ ノワール
ソレラシステムの様に造られた甘口ワイン。2010年から2017年までのワインをブレンドして造られています。キュヴェ名の由来はポルトガル語で干しぶどう。ポルトガル出身のイヴォらしく、ポルトガル語で名付けられましたが、何のひねりもなく直球なキュヴェ名なのは、彼の性格を知る人達なら納得してしまうかも。
甘口ワインに有りがちな、ある種のエグみや喉に引っ掛かるようなニュアンスが全く感じられない驚異的な甘口ワイン。ソレラシステムと酸を感じられる良質な葡萄の為か、甘口ワインでありながら、通常ワインの様にスルスルと飲めてしまいます。フルーティーなコーヒー豆や無花果の赤ワイン煮のようなフルーツ感が全面に感じられる中、若干のタンニンがワイン全体を締め、ポジティヴな効果を与えています。デザートと合わせて良いですが、このワイン単体でも十分満足できる仕上がりになっています。
2日目以降もバランスが崩れることはなく、美味しく飲むことが出来、2週間近くは問題なく飲むことが出来る。
以下2015年ご紹介文
ドメーヌ・レスカルポレット
バッドボーイズ2015年です!
ヴァンナチュール界にも
確実に新世代の波が押し寄せる昨今
そんな中注目の生産者
イヴォ・フェレイラの醸す
ドメーヌ・レスカルポレットです!
フランスはラングドックの生産者で
目指すワイン造りは
上品さや繊細さ、フレッシュさ、なめらかさ、ミネラル感を備えたワイン!
今回のワイン
エスカルポレット・ルージュそして
バッドボーイズ飲みましたが
まさにそのへん感じます。そしてエネルギッシュで勢いのあるワインです!
エスカルポレット=ブランコを意味するようで
水墨画のようなタッチで描かれるエチケットも美しいのですが
どこか日本の和にも共通するところあるように思えます。
今回ご紹介のワインは
ドメーヌ・レスカルポレット
●エスカルポレット・ルージュ2012年
●バッドボーイズ2015年
●ブリュタル2014年
以上三種類です!
まずスタンダードキュヴェの
エスカルポレット・ルージュ2012年
サンソー、カリニャン、シラーで造られるラングドックらしい品種構成
しかしですが
開けたてから濃度のある目の詰まった濃い液体
燃える様なエネルギーを蓄えたワインで
ココア赤茶のワイン
旨味もナチュラル感ありながらエネルギッシュで旨味の濃さがきっちりと表現されます。
野性味あり獣の皮のようなそんなイメージさせるようなところもあり面白いのですが
長い余韻あり果実味凝縮していながらも伸びのあるそして酸もあり構成もしっかりとしている
ラングドックワイン
へんに造りこんでいない素の旨さストレートに楽しめるワイン
テイスティングしたのが2015年6月ですので
より調和熟成進んでいると思います。
次に
●バッドボーイズ2015年
これは正直テイスティングして驚いたワイン
以前飲んでいたエスカルポレット・ルージュ2012年は
自然体の中にラングドックらしいエネルギッシュなパワーを感じるワインだったので
バッドボーイズ
どんだけ悪いんだ!と思いきや
これがビックリ!
前情報無く飲んだだけに
グラスに注ぐとクリアーでオリがありエッジはややオレンジ入るワイン
パワフルなタイプと違う!?と思いきや
こちら日本向けに和を感じさせるそんなワインに仕上げたかったとのことで
バッチリはまるワインです!
香りはなんでしょうかナツメグ?金柑、スパイシーさありチョコ、オレンジオイル入るような
個性的で複雑
薄旨の染みる液体
若さよりも少し熟な印象そして薄旨の中にタンニン感じ
骨格もある渋みが絶妙にいい感じ
旨味のあとから出てくる感も素晴らしく
飲めばのむほどに忘れられなくなりまた1杯飲みたくなる
くマセラシオンしたグルナッシュ ブランと赤ブドウであるグルナッシュ ノワールを用いて白ワインのような軽妙な飲み心地に仕込んだキュヴェとのことで
造りにも一手間加わり
その分繊細でも奥深いそして複雑なニュアンスあるワインに仕上がっているんですね
これは旨い!
●ブリュタル2014年
こちらは未テイスティングですが
ご存じブリュタル!
SO2は一切使わないもっとも攻めたワインに命名される
ブリュタルですね
たくさんの生産者がこの考えに賛同し現在日本でもいろんな生産者のブリュタル見ることができます。
それゆえに生産者のバチバチとした特別なものだしたる!感もこのブリュタルには
込められているのではと思いますが
そんなブリュタルそのイヴォ・フェレイラが醸すブリュタルです!
葡萄品種はシラー100%です!
こちら飲めていないのですが
押しの強さレスカルポレットらしさあるようですが
その中にもアルコール感や強さを出しすぎないよう考えられ造られているようです。
しかも
アラン・カステックスのてがけるワインのようなニュアンスもあるとかで
偉大な生産者アラン・カステックスのワインは先日飲んだばかりで
これに追従するものがあるのかと
驚きですね
以下インポーター様情報
BAD BOYS…! / Domaine L’escarpolette
バッド ボーイズ / ドメーヌ レスカルポレット
フランス ラングドック地方
2015年のバッド ボーイズは、短くマセラシオンしたグルナッシュ ブランと赤ブドウであるグルナッシュ ノワールを用いて白ワインのような軽妙な飲み心地に仕込んだキュヴェ。色合いも淡く、度数も控えめ(11.5%)で、意識したのはジュラのプルサールで仕込まれたようなワイン。ジャン=マルク ブリニョとの出会いがきっかけでワイン造りを志したイヴォですから、ジュラ的な飲み心地のスムーズな(プルプルした)ワインを造りたいと思い挑戦したと言います。ダージリンティーのようなオリエンタルなフレーバーとスムーズな飲み心地は「まさに!」と叫びたくなるバランスです。
Brutal / Domaine L’escarpolette
ブリュタル / ドメーヌ レスカルポレット
フランス ラングドック地方
シラー100%
瓶詰め時に亜硫酸を使用することをよしとしない様々な生産者が、自分たちの「攻めた」ワインに共通のキュヴェ名をつけて各自でリリースするコンセプトワイン。ブリュタルには「残忍な」「粗暴な」という意味があり、と同時にカタラン語(このコンセプの発起人にスペインやルーションの生産者が含まれるため)のスラングで「素晴らしい!」という意味もあるダブルミーニング。既存のワインの権威に対してのアンチテーゼとして死神が鎌を振るうデザインのエチケットが定番で使用されます。
2014年のブリュタルは、レスカルポレットらしい赤ワインのスタイル。南仏にありがちなアルコール感や強さを出し過ぎないように(この地域の赤ワインとしては)低めの度数(12.5%)で収穫し、ソフトな飲み心地を意識したもの。シラーということもあり、ダール&リボに通じるしなやかな雰囲気やアラン カステックスの手がけるワインのような野性味も感じます。
「ワイン造りはブランコと同じ、楽しく遊ぼうと思えばこぎ続けなきゃいけない」
ドメーヌ レスカルポレット
ワイン生産者に投げかけると、いつも同じような答えが返ってくる質問があります。それは、「ワインで表現したいことは?」という問いです。その答えの多くは、「この土地、この畑でしか表現できないもの、テロワールを表現したい。」となります。ところが同じ品種、同じ地域、同じような栽培 醸造のアプローチであっても、ひとたび造り手が変わればそのワインが表現する世界は異なり、それぞれが多彩な世界を見せてくれます。そのようなワインを飲む時にいつも感じるのは、このワインは単に「地域の風土」を表しているのではなく、その造り手の人柄や生き様を表すことによって「個性」を獲得しているのではないかという事です。そして、造り手の生き様がピュアに表現されるワインに私たちは魅力を感じているのではという事です。
ラングドック地方に居を構えるドメーヌ レスカルポレット(エスカルポレットはブランコの意味)も造り手の生き様がピュアに表現されたワインを造る魅力溢れる生産者です。若く心優しいイヴォ フェレイラの人柄がワインの味わいからダイレクトに感じられます。
彼にドメーヌ名の由来を尋ねると
「ブランコで遊ぼうと思えば止まらないようにこぎ続けるだろ?ワイン造りも同じさ、努力し続けなきゃね。」
そう無邪気に、そして実直に答えてくれます。前に進み続ける芯の強さと明るさを兼ね備えた彼らしい答えです。実際に彼のドメーヌを訪問すると、あらゆる会話や場面で気さくさ、繊細さ、細やかな心遣い、優しさ、真摯さを目の当たりにします。そして、ワインの味わいがまさに彼の人柄のようなピュアさに満ちたものになっているのに驚かされます。
イヴォ フェレイラは、ソムリエとしてサービスの仕事に従事していた時にワイン造りに興味を持ち、2004年にジャン マルク ブリニョの収穫を手伝ったのをきっかけにその興味を具体的な目標へと高めていきます。収穫作業の後も醸造の手伝いを続け、剪定の時期にも再訪するなどジャン マルク ブリニョと時間を過ごし、彼の哲学に惹かれていきます。そして、2005年からはシャトー ル ピュイで仕事を得てワイン造りを学び、2009年に自身のドメーヌであるレスカルポレットをスタートさせます。
レスカルポレットはラングドック地方、モンペリから北西に進んだモンペイルーという村にあります。丘陵地帯に位置する畑は、理想的なテロワールであるといい、ミネラル豊富な石灰基岩の上部に石が多く乾燥した土壌が広がり、春から初夏にかけては北西からの強風のおかげで病害の発生が少なく、ボルドー液や硫黄の散布すらも最小限で済むといいます。また気温の上がる夏には、海からの風のおかげで涼しさがもたらされ、フレッシュさを維持したブドウを育てることができます。畑の周囲には自然豊かな森が広がっており、様々な動植物が生きた多様性溢れる環境は、健全なブドウを共生のなかで育ててくれるといいます。この恵まれたテロワールをいかして除草剤や殺虫剤、化学肥料などを用いない自然な栽培を採用し、自然酵母のみで発酵、補糖・補酸といった人為的介入を排除した醸造をおこなっています。
「新世代の挑戦」
イヴォ フェレイラは、年代的にも重ねてきたキャリア的にも新世代の自然派ワイン生産者です。彼のように著名な生産者の下で経験を積み、独立を果たす生産者が近年増えてきていますが、なかでも目を引く生産者たちにはとある共通点があります。師である生産者の経験や知識をしっかりと受け継ぎ不安定なワイン造りを避けつつも、一歩踏み込んだ「攻めた」ワイン造りに挑戦し「個性」を獲得している点です。彼の場合、シャトー ル ピュイというある意味揺るぎない安定感を誇るワイン生産者での経験が基礎となっていますが、生み出されるワインはより奔放で生命力を感じるワインとなっています。
理想のワインの姿を尋ねると、上品さや繊細さ、フレッシュさ、なめらかさ、ミネラル感を備えたワインであるといいます。彼がワイン造りを行うラングドック地方は果実味やアルコール感の強さを得るのは比較的容易な産地ですが、反面エレガントさやフレッシュさといった飲み心地につながる味わいを得るのが難しい場所です。しかし、ひとたびレスカルポレットのワインを口にすれば、彼が理想に掲げる個性がしっかりと表現されているのに驚いていただけると思います。充実した果実味と美しい余韻やなめらかな飲み心地の調和は、ラングドックの豊かな自然とイヴォ フェレイラの繊細な人柄の調和から生まれた唯一無二の個性なのです。
「ワインは人と人を近づけ、互いに喜びを与え合うことができるもの。ワインを通じて本当に多くの素晴らしい人に出会えた。だからこそ、努力を惜しまずワイン造りを続けて行きたいと思うんだ。一人で畑にいる時も、醸造所にいる時も、試飲会でみんなにワインを注いでいる時も、こうやって話をしている時もいつも幸せだよ。」
ジャン マルク ブリニョ、シャトー ル ピュイのジャン ピエール アモロ、ピュズラ兄弟など影響を受けた生産者や好きな生産者は沢山いると話すイヴォ フェレイラ。彼がなかでも最初に思い浮かべるのはピエール オヴェルノワだといいます。オヴェルノワとの短い会話から、気さくで素直な人柄とそれを率直に表すワインに魅力を感じたといいます。「人柄を率直に表すワイン」これはまさしくドメーヌ レスカルポレットのワインの魅力です。ワインを通じた素晴らしい出会いが、また多くの人を幸せにしてくれるワインを生み出す。こんな良い循環が続いていけば、世界はもっと幸せになるのだと思います。
「美しいエチケット」
ドメーヌ レスカルポレットのもうひとつの魅力が美しいエチケット(ラベル)デザインです。イヴォの妻セリーヌの大親友の母が書家で、彼女がプレゼントしてくれたデザインです。ドメーヌ名のレスカルポレット(=ブランコ)が描かれたものとブドウの樹を抽象化したものが描かれています。
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