ドメーヌ・ド・サンピエール アルボワ・ブラン シャトー・ルナール2018年 750ML
アルボワ・ブラン シャトー・ルナール2019年 750ML
です!!!
※販売に際してのご注意
今回ご紹介のサンピエールのワイン
G・G2019年
デュ・カン・カン2019年に関しては
どちらのワインも御一人様1本限りとさせていただきます。
ジュラのヴァンナチュール
ドメーヌ・ド・サンピエールです!
当店もお付き合いだんだんと長くなってきた生産者の一人
最近の感じですが
ヴォルテックス様のワインは
なんというかいきなりブレイクする生産者もおりますが
そうでなくとも少数精鋭ゆえの確かさ魅力の深さありますので
一年一年確実にファンを増やしていくそんなワイン
だからこそ結局は
人気が供給を超えて
品薄ワインになってします・・・・気がいたします。
皆さんにその魅力伝わり嬉しい反面物が少ない・・・という事態に進みますので
なんとも難しいところですが
そんな造り手の一人
私の中ではアレクサンドル・ジュヴォーはまさにそんな感じ
これに関しては他方でももっと早くに注目となったようですが
個人的には何年もかけて飲んでさらに熟成させたワイン飲んで
その当初のイメージ判断があまりに過小評価であったこと痛感させられた造り手でも
あります。
そしてそのへんがわかってきたころには・・・・もう人気で
なかなかいただけるワインではなくなっているというとほほですが
そして
ドメーヌ・ド・サンピエール
ジュラの造り手ですが
こちらもなんというか
派手な魅力やこれは!みたいな個性が強いタイプではないので
すぐになんというか爆発的な人気とはならずとも
正直何年か付き合ってみてください。
じわりじわりこの魅力が浸透してくると思います。
そのへんの伝わりも年々出てきているのか
当店も販売してすぐ完売とはならずとも
確実に売れていくワインであります。
そしてインポーター様もついには
割り当てにて入荷になるほどに進んできております。
まだなんとか手に入るうちに
その魅力しっかりと感じてほしい生産者です。
今回リリースは
ドメーヌもの不作などの影響もあり
ネゴスものリリースです。
ジュラのドメーヌものは
私の中ではやはり少し寝かせて楽しみたいワイン
となると早くに楽しめるネゴスはこれはこれで嬉しい!
でもすでに人気で極少量のみ
価格もドメーヌもののジュラワインと比べるとかなり手ごろなので
人気となるのはしかたのないことですね
ということで
サンピエールのネゴスワイン
初飲みです!
二種類ネゴスありますが
断然ガメイ
サンピエールのファブリス・ドダンの作るボージョレのガメイ
気になりすぎです。
そして飲みましたが
まずエチケット
重厚感感じるサンピエールのデザインとはだいぶ変わり
なんとも親しみやすいキャッチーなもの
同じデザインで
GGとデュ・カン・カンの記載のあるものとなります。
飲んだGG2019年!
ボージョレのガメイで醸す赤
うまし!です。
やはり想像どおりガメイとなるとネゴスとなると
すぐにでも楽しめる美味しさ
しかもそこのサンピエールのワイン造りの確かさもありナチュラル感も
ガメイの良さも素直に引き出したワイン
開けたてはやや還元ありますが
すぐに落ち着き
赤紫色クリアーで健全さが伝わります。
そして立ち上がる香りはなんとも素朴でいてなのにけがれなき美しさ
純真無垢なガメイ香が広がります。
野生の苺や少しスパイス感ともないながらの赤系果実そして葉の感じ
淡くエアリーでいながらやはりサンピエールのワインに繋がる
旨味のバランス感覚とエアリーで軽やかでもちゃんとコアのある感じ
飲んでいてこのピュア感が素晴らしく
なんというか緊張感から解放される感じ
まさかサンピエールのワインで
この感じ味わえるとは思わなかったです。
うまし!
以下インポーター様情報
○ジー・ジー2019年/ファブリス・ドダン>【2020年9月入荷】
2019年は霜の影響によりサン・ピエールの畑の収量が激減したため、ボージョレの買い葡萄で醸造を行ったネゴシアン
ラベルのワインです。
明るい中程度の赤色。熟した葉付きの苺や野山を歩きながら頬張る野苺などが目に浮かぶような赤い果実の香り、紫の
小さな花や仄かなスパイス香が混ざります。繊細で軽快なタッチで、優しく搾った赤い果実の果汁のような瑞々しさに
仄かな黒系果実の風味とスパイス感が加わることで、軽やかな果実味に少しパワフルなアクセントを与えています。明
るく華やかで溌剌とした果実の可愛らしい印象は馴染みやすさと愛嬌が感じられます。摘み取ったばかりの葉付きの赤
い果実や土や花々など、野山の風景を想わせる素朴さとピュアな果汁感や果実味は素直に感じられる味わいです。
その他のワインですが
もう一つネゴスワイン
○デュ・カン・カン2019年
こちらはローヌのシラーとなりますが
ネゴス系のワインはやはり親しみやすいナチュールこのへんに魅力を
置いているようで
飲めないのでインポーター様情報ですが
○デュ・カン・カン2019年/ファブリス・ドダン>【2020年9月入荷】
2019年は霜の影響によりサン・ピエールの畑の収量が激減したため、コート・デュ・ローヌの買い葡萄で醸造を行った
ネゴシアンラベルのワインです。
深いルビー色。熟した黒系果実主体にに新鮮な赤い果実の引き締まった香りが混ざり、またスミレのような紫の花など
がやや加わることで香りの高さが伺えます。また、葡萄を圧搾しながら漂ってくるようなほんのりと甘い香りも感じら
れます。シラーと言っても重厚でパワフルなものではなく、色合いや香りからも軽やかなスタイルであることは想像で
き、口に含むと香りに比べ甘い風味は控えめでスッキリとした辛口の印象を受けます。滑らかで軽やかな飲み心地で、
香りの華やかさとフルーティーな果実味がマッチし豊かに広がり、明るい果実味とほどよい充実感を残します。開いて
くるとカシスのような凝縮した香りが引き立ち、香りや味わいの深まりが見受けられますが、軽快なタッチはそのまま
に若さ溢れる果実味を楽しむことができます。
とのことで
フルーティさありスッキリとした辛口シラー
その中にサンピエールらしい深みなども感じられるワインになっているかと思います。
そしてドメーヌものより
二種類
○アルボワ・ブラン シャトー・ルナール2018年
今回唯一の白
シャトールナール2018年
シャルドネの白ですねサンピエールの白
エキスの濃密さありドライでミネラリィな中に
骨格の確かさ骨太よりもより完成度高いジュラワインとなり
今回2018年シャトールナールも
南国フルーツ感パインやマンゴー
そして爽やかな果実も八朔、柑橘などありそこに
香ばしさや火打石などワインをより大人っぽく演出する
そんな表現も楽しめるワイン
数年は寝かせたいワインです。
以下インポーター様情報
シャトー・ルナール2018年/サン・ピエール>【2020年9月入荷】
薄濁りの淡い黄色。パイナップルやマンゴーなど南国フルーツを想わせるほんのりと甘い香りが漂い、それに加え、葉
付きの早生みかんや八朔などの柑橘、シュクレフィレ(糸飴)のような仄かに芳ばしさや火打石などの香りが感じられま
す。
口に含むと甘やかに薫るフルーツの風味で角の円い優しいアタック、晩柑や八朔など爽やかな酸が柑橘の粒が弾けるよ
うにジューシーな印象を与え、柑橘のゼリーなどをイメージさせます。南国フルーツのニュアンスとスッキリとしたフ
ルーティーな酸が絡み合いながらバランス良く広がり、アフターには旨味の残るほどよい辛口度合いです。低めの温度
帯ではシャープでスッキリとした印象、室温に近い温度帯では果実味とほどよい甘さ、柔らかい風味をお楽しみ頂けま
す。
最後は
○アルボワ・ルージュ ル・ルージュ2019年
品種構成はピノ・ノワール、プールサール、僅かにトゥルソー
ピノノワールにプールサールそしてトゥルソーと
この品種構成だけでも私の場合
ワクワクなのですが
サンピエールのワイン赤は美しい果実味
それもテンションの高さ磨きこまれた液体
エアリーな果実味よりももう少し集中力増し
ギュッと凝縮した感ありそこに美しさを見出すワイン
今回このル・ルージュ2019年
華やかさと素朴さのバランスが素晴らしいようで
無駄に手を加えない素の魅力が伝わるワインとなっているようです。
以下インポーター様情報
ル・ルージュ2019年/サン・ピエール>【2020年9月入荷】
2019年は霜の影響で収量が激減し、少しだけ残ったピノ・ノワールとプールサール、僅かにトゥルソーが混ざります。
やや淡いルビー色。ソフトドライのやや凝縮した赤い果実の香りに、仄かに花壇の花々や土、ナツメグやコリアンダー
を想わせるスパイス香が加わります。口に含むと香り高く広がり、ほどよい甘さと果汁感、綺麗で張りのある酸がしっ
かりと絡み合いながら、瑞々しくもしっとりと流れていきます。ピノ・ノワールの澄んだ果実や酸、プールサールのや
やスパイシーで旨味のある風味などが心地よく調和し、若く清らかな果実味に複雑な味の重なり合いも感じられ品の良
さや落ち着いた雰囲気を感じさせます。2019年は霜の影響で大半の葡萄を失いましたが、生き残った葡萄ならではの緻
密なエキスや質感、全て詰め込んだような上質な印象、酸、アルコールなど様々な要素がバランス良く感じられ、華や
かさと素朴な様子がうまく共存し、スッピンのような果実味と品を兼ね備えた仕上がりです。
以下2016年ご紹介文
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ルージュ レ・コルヴェ2016年です!!!
※販売に際してのご注意
今回ご紹介のサンピエール
アルボワ・ルージュ プールサール2016年
アルボワ・ルージュ レ・コルヴェ2016年は
御一人様1本限りでお願いいたします。
ジュラの自然派
サンピエールです。
一時期のジュラ・ジュラ・ジュラ!といったものもだいぶ収まってきたと思いますが
各インポーター様ジュラワインのお取扱い
かなり広がっておりますね
個人的には大歓迎な感じですが
やはりジュラワイン改めて大好きですね
人気でることで全体的な価格上昇もあり
ただでさえ生産量の少ないジュラワインなので
なかなか希望のワイン手に入れること難しくなっている現在ですが
さらには
ジュラワインの中でも特に自然派のジュラでも
造り手による方向性個性の違いなども
テイスティングを重ねていくことで
少しずつ見えてくる
消費者様の中にも
この生産者好きだ~とか出てきているのではと思います。
フィリップ・ボールナールや鏡さんのミロワール
御大オヴェルノワのワインなどなど
本当に入手困難なワインはなかなか
何度も飲むこと難しいですが
他の生産者でも本当に愛でるべきワインはたくさんあると思います。
その中の
ドメーヌ・ド・サンピエール
本当に好きだ!という方・・・
生まれるまでに
ある程度年数かかるワインの一つではと思います。
リリース直後から楽しめる
エアリーな親しみやすさあるワインよりかは
もう少し奥深いカッチリとした仕上がり見せるサンピエールのワイン
でも逆にいえばそれだけのポテンシャルある葡萄を産して
そのポテンシャルに見合う造り
熟成を経て魅力が少しずつ開いていくそんなワインではと思います。
そんなサンピエールのワイン
今回
当店よくよく調べると初!なのではと思う
サンピエールのプールサールも登場です!!!
今回のドメーヌ・ド・サンピエールですが
2016年ものです。
前回ご紹介の際も2016年でしたが
今回のワインはインポーター様のほうで2018年3月に入荷より
約一年寝かせてリリースとなり
また当店にて半年以上落ち着かせてのご紹介となります。
まずは今回飲んだワイン
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ルージュ プールサール2016年です!!!
どのキュヴェお少量のみの割り当て入荷のサンピエールです
さらにはプールサールとなれば
一番少ないくらい・・・でも
やはりプールサール大好きです!
なんでかな~というほどに大好きですが
その様子です。
グラスに注ぐと
なんだよ!すでにオレンジ混じり
非常に透明感あり赤系の色調は大人っぽく艶々スケスケ
相変わらずサンピエールのワインは
このプールサールでも上質感や磨きこまれた感がしっかりとあります。
香り
うう~んと唸る心地よさ
プールサールのこの香りとかこの雰囲気
まさに唯一無二の個性ではと思うもの
ドライフラワー感あり
果実のとろけるようなオレンジオイルとかマンダリンとかなんか
最高です。
柔らかくとろけるような方向性と
もう一つパリッと程よい硬質感もつところ
プールサールの良さとサンピエールの個性とで素晴らしいバランスそして両面の魅力が
生まれるワイン
飲んでもなめかな質感軽やかなようで
細やかな密度感それが感じられるので
軽すぎるような感覚は無く
ドライなのに甘やかなそして繊細な丸さが感じられるプールサール
ジュラワインでありながらブルゴーニュに通ずる魅力備えるサンピエールのワインです!
このワイン今後の熟成で
ますます成長あると思いますし
その成長していく中に確実に官能的な表情見せてくれるワインではと思います。
楽しみなワインです!
その他のワインですが
もう一つ貴重な赤
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ルージュ レ・コルヴェ2016年!
こちら品種構成は
ピノノワールとプールサールで造られる赤です!
こちらは飲めておりませんのでインポーター様の感じですが
入荷時は果皮の合うt身などなかなかにパワフルさもある印象だったとのことですが
一年寝かせて若々しい果実味と落ち着きも出てきている
ピノノワールからの上質な果実味と酸
に
プールサールの華やかさ柔らかさなども合わさるこれまたいいとこどりなワイン
そんな魅力でたワインとなっているようです。
これも非常に楽しみなワインです。
その他白二種類ですが
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ブラン レ・ブリュレ2016年
シャルドネの白
キュヴェ名にレ・ブリュレとあるように
果実の感じもしっかりと出ながらやや焦がしたようなブリュレその感じ
カラメルとかそのへんもワインに出るシャルドネ
この2016年もサンピエールらしい
エキスのしっかり感と丸みあるシャルドネで
他のジュラワインよりもサンピエールのものは
内包される力もしっかりとあるワイン
その印象以前からありますが
そのへんも感じていただけるシャルドネとなっているようです。
最後は
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ブラン レ・シャポン2016年
こちらもシャルドネの白ですが
レ・シャポンという名のワインは初めての入荷であります。
インポーター様のご紹介ですと
レ・ブリュレよりもフレッシュな印象もつ表現中心のようで
軽やかさスムーズな飲み心地そこに樽のニュアンスも溶け込み
柔らかく進むワイン
酸と甘みが程よくバランスあるシャルドネとのことで
今後熟成もう少し進んでいくとより充実した旨味なども楽しめる白となっていきそうです。
以下インポーター様情報
<アルボワ・ブラン・シャポン2016年>【2018年3月入荷】
やや青みがかったレモンイエローのような色合い。黄色い果皮の柑橘や若葉など、新緑やフレッシュな印象を
掻き立てるような爽やかな香りが感じられます。
口に含むと熟した果実の風味が広がり、酸は穏やかに感じられますが、全体的に軽やかでスッキリとした印象
でスムーズな飲み心地です。以前は樽由来の栗のような
風味が感じられましたが、現在はその印象はワイン中に溶け込み、柔らかな口当たりへと変化し、澄んだ酸と
ほどよい甘みが中和した瑞々しく軽快なスタイルの
ワインになっています。また、フレッシュさを感じさせる柑橘のような果実だけでなく旨味がしっかりと残り
ます。
<アルボワ・ブラン・レ・ブリュレ2016年>【2018年3月入荷】
中程度の黄色。熟したリンゴのような風味とカラメルやバニラのような香りが控えめに薫ります。口に含むと
香りに比べ果実味などが膨らむように広がります。
前ヴィンテージに比べ酸はしっかりと感じられ、バニラのような円い風味が穏やかな印象です。スッキリとし
た口当たりで、新鮮なリンゴをかじったような
シャープな酸は角は丸く感じられ、アフターにかけてバニラのような風味やカラメルのような芳ばしさが徐々
に現れます。開いてくると全体の印象が円のように広がり、
鼻腔に抜ける柔らかいバニラのような香りと口中には旨味が残ります。スッキリとした印象とコクのある味わ
いが混ざり合う飲み心地の良い仕上がりになっています。
大ぶりのグラスをお使い頂くと、ブリュレらしい果実味や膨らみを一層感じて頂くことができますのでお試し
ください。
<アルボワ・ルージュ・レ・コルヴェ2016年>【2018年3月入荷】
鮮やかな中程度の赤色。入荷時は葡萄の果皮の厚みなどを想像させる少しパワフルな印象がありましたが、現
在は若々しい果実味と落ち着いた雰囲気の両面が混ざり合い、
上品さが感じられるような柔らかな味わいに変化しています。グレナデンやチェリーコンポートのような果実
味で、甘さがほどよく舌に残りピノ・ノワールからのフレッシュな
果実味と酸、プールサールからの華やかな香りと落ち着いた風味が調和しながら口中に広がります。細かなタ
ンニンが僅かに残り、ミディアムな口当たりながら骨格も感じさせてくれます。
今後の熟成でダシのようなニュアンスも出て、深みが感じられていくことでしょう。
<アルボワ・ルージュ・プールサール2016年>【2018年3月入荷】
淡いレンガ色。軽くドライにした苺とかバラのドライフラワーのような華やかな香りが混ざり合います。入荷
時は果実味や風味が乏しく感じられましたが、現在は
甘みや果実の風味、華やかさと複雑さが感じられるようになり表情が豊かになってきました。大きめのグラス
をお使い頂くとより香りの高さをお楽しみ頂けます。
軽やかで瑞々しい飲み心地で、仄かな甘みがアタックに感じられます。すっと通り抜ける綺麗な酸があり、そ
の周りを穏やかに包み込む香りに似た果実味や風味が感じられます。
エレガントで繊細な印象だけでなく、果実味や味わいの深さも増しており、今後の熟成による変化も期待が湧
きます。
以下サンピエール2016年ご紹介文
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ルージュ・サンピエール2016年
です!!!
サンピエール
ファブリス・ドダンの造りジュラワインですが
ヴォルテックスさんの試飲会で飲んで以降
お取扱い続けてきましたが
素晴らしいジュラワインなんです。
ただ他の造り手のワインと比べると若くしてとろけるようなとか
薄旨系とかそんなではなく
そのカッチリ感とかエキスの凝縮感
少しずつ少しずつ年月かけて色が出てくるそんなワイン
正直まだまだ若い段階で飲まれていたりそのもっとある魅力伝わらぬままに
いるのではと思う造り手
なかなか難しいのですが
ワイン屋としても
ちょっと在庫動きわるかったりすると正直
新ビンテージのご案内あっても
今回はスルー・・・しようかな・・・とか
もう少し様子見ようかな・・・とか
弱気な心生まれるのですが
今回は・・・
逆に一歩進んでみる!です。
ということで
今回2016年入荷に伴い
ある在庫のサンピエール
飲みました。
今回三種類飲みました!
あるといっても各キュヴェ少しずつしかないのですが
今回改めてサンピエールまた知ろう!ということで
アルボワ・サヴァニャン・ド・ヴォワル2010年
2019年1月29日30日
サンピエールやはり数年熟成したもの抜群です。
グラスに注ぐと白黄色けっこう濃さもあると思いますが
一緒に飲んだヴァン・ド・リクールそしてヴァンジョーヌと黄金の露ですので
それとくらべるともちろん薄めですが
十分色調の濃さもある
そして香り!
ナッティで蜂蜜も香るそのままドライフルーツへと
濃密なものだけじゃなく
フルーツの感じも白桃とか柑橘系もまだ少し新鮮さも保ちつつ出てくる
そしてミネラル感もジュラらしく加わる
味わいもエキスのねっとり感も出てきてまろやかでスムース
コク旨味の厚みサヴァニャンのポテンシャルが引きだされている
二日目以降ちゃんと酸も主張してきて
落ちることなく生命力あふれるワイン
まだ伸びていきそうリッチ感増していきそうな予感!
二本目!
ヴァン・ド・リクール・レ・ラルム・デュ・パラディNV
です!!!
ヴァン・ド・リクールらしくめっちゃ濃密石油系ネットリ
香りは石油通り越して化石シェールオイルな感じ
ミネラル感も粘性あるエキス
香りドライフルーツこれでもかと!
甘トロ~アルコリックさはもちろんありますが
それでも強すぎないまろやかで
官能的
これは癖になりそうな感じ
ブルーチーズが断然欲しくなる
食後酒としてこれは素晴らしい活躍していただける
そんな1本です!!!
三本目!
ヴァン・ジョーヌ2008年620ML
です!!!
サンピエールのヴァンジョーヌです
貴重なことはもちろんですが
なかなか開けて飲むことできないのですが
今回新ビンテージ入荷に伴いこれはいくしかない!ということで
開けました。
黄金祭りです!
リッチロースト、ナッティ
酸化的なニュアンスありながら還元もあるような不思議さ
ピエール・オヴェルノワのヴァンジョーヌでもそうでしたが
これだけリッチで奥深い熟成感ありながら
酸は生き生きとして存在感ある
酸が主張しながらコクのある旨味そしてそのままオリエンタルな雰囲気へと変化していく
酵母のような感じとか酸化熟成のなせる業というか
その歴史や文化が生み出した稀有な世界
それを感じられるヴァンジョーヌですね
ヴァンジョーヌ
一見すると合わせるものけっこう幅広くありそうですが
意外に産膜酵母とかそういったものの
関係か
合うものは凄く倍増するマリアージュある反面
合わないものもその醗酵系のものでマッチしないものもあるようですね~
面白い!!!
ということで今回2016年入荷に伴い
三種類飲みました。
結果・・・・
やっぱり素晴らしいポテンシャル秘めたジュラワイン!
という結論
在庫少しくらいたまっても
数年後数十年後必ずや美味しくなって深み美しさ出たジュラワインとなると
確信できるそんな気がいたしました。
ぜひ1本セラーの片隅に寝かせていただきたいジュラワインです!!!
ということで
新入荷の2016年のサンピエール
○アルボワ・ブラン・シャトー・ルナール2016年 白 750ML
シャルドネ
<シャトー・ルナール2016年>【2018年3月入荷】
中程度の黄色。香りはやや控えめに感じますが、口に含むと桃やパイナップルなどを想わせる果実の風味が広
がります。
樽由来のバニラのような風味が円みと柔らかさ、膨らみを感じさせ、そのため柑橘のようなしっかりとした酸
はシャープに感じることがありません。
また、酸があることでスッキリとした口当たりで重たさを感じさせず、喉に流れた後に徐々に旨味が口中で溢
れてくるような感覚です。余韻にかけて軽いバニラ香と砂糖を軽く
焦がした糸飴(シュクレフィレ)のような仄かな甘い風味と芳ばしさ、そして僅かな塩味と旨味が長く続きま
す。複雑さや旨味、円みなどしっかりとした風味が長く残ることで
リッチな印象を感じさせる仕上がりです。
○アルボワ・サヴァニャン・オートルモン2016年 白 750ML
サヴァニャン
<オートルモン2016年>【2018年3月入荷】
淡い黄金色。早生みかん、レモンなどの柑橘のような香りと心地良い苦味、みかんの若葉やフレッシュハーブ
など爽やかなグリーンの香りが感じられます。
例年に比べややボディはしっかりとしながら、キリッとしたサヴァニャンらしい酸が中心となりボリューム感
とのバランスを整えて、旨味を引き出しているような印象を受けます。
また、樽由来の仄かなバニラ香は、柑橘のフレッシュ感を想わせる果実味と突き抜けるような爽快な酸に円み
をもたらします。それぞれの要素が、お互いを引き立て支えているような
仕上がりとなっています。常温に近い温度帯ですと、より果実味や旨味を感じることができますので、今の寒
い時期にはあまり冷やさずお楽しみ頂くことをお勧めします。
●コート・ド・ジュラ・ルージュ・レ・ゴードレット2016年 赤 750ML
ピノノワール
<レ・ゴードレット2016年>【2018年3月入荷】
明るく鮮やかな軽い赤色。グレナデンシロップや苺のコンポート、チェリーパイなど、赤い果実に少し火を通
したようなやや凝縮した香りや風味に、僅かなハーブのニュアンスが
感じられます。例年は溌剌とした若々しい果実を想わせるスタイルですが、2016年は少しトーンの落ち着いた
印象です。
酸は穏やかで軽やかにすっと喉へと流れていき、気付くと一つ一つのワインの要素が足跡をつけているように
感じられ、余韻には苺のコンポートなどの凝縮した果実の風味が残ります。
細かなタンニンが僅かに残り、凝縮した風味と共に赤ワインとしての骨格のような印象を感じさせます。
●アルボワ・ルージュ・サン・ピエール2016年 赤 750ML
ピノノワール
<サン・ピエール2016年>【2018年3月入荷】
仄かにオレンジがかった軽い赤色。軽くドライにした苺やラズベリー、すみれやお香やなど華やかでエレガン
トな香りが立ち昇ります。
オーヴェルニュのワインを想わせる落ち着いた果実の風味と旨味を感じ、穏やかで落ち着いたスタイルです。
柔らかく軽やかに舌の上を流れ、その後口中には香りに似た赤い果実に僅かに黒系果実が混ざり合うような凝
縮した風味やスパイシーさなどが広がり、
たっぷりとした旨味のニュアンスと複雑さ、奥深さを感じさせます。
エキスの詰まった味わいで芯のある印象と上品な柔らかさの両面を兼ね備える魅力あるワインです。
以上今回新着のサンピエールの2016年です。
白シャルドネそしてサヴァニャン
赤ピノノワール二種類
じっくりと寝かせて
サンピエールのワインの美しさ複雑性エキスの深み
それぞれ成長させることで
必ずやジュラの魅力
サンピエールの魅力伝わるワインへと成長していくと思われます。
ご検討よろしくお願いいたします。
以下2014年ご紹介文
ドメーヌ・ド・サンピエール
アルボワ・ルージュ サンピエール2014年です!!!
サンピエールのワイン
出会いはヴォルテックス様試飲会でした・・・
ナチュラルな風合いあるワインもございますが
それ以上にワインとしての格式高いワイン
エキスの凝縮感もばっちりあるジュラワインであり
少し固めゆえの時間のかかるところありますが
それを待つのも楽しい
そしてその成長に期待できるポテンシャルあるワインであると思います。
そんなサンピエールのワインから
当店としてはじめてご紹介の赤
割り当て数量も極少量ですが
サンピエールのピノノワールです!
ピノノワール二種類ご紹介ですが
アルボワ・ルージュ サンピエール
そして
コート・ド・ジュラ レ・ゴートレット
どちらもピノノワールで造られる赤
今回赤
コート・ド・ジュラ・ルージュ レ・ゴートレット2014年
テイスティングいたしました。
その様子ですが
いつものサンピエールのエチケット
蝋封ですが
抜栓してグラスに注ぐと
赤黒い液体には気品があり高級感漂うもの
めっちゃクリアーですが
ほんのり還元があるようですがすぐに落ち着く程度
来た来た!とばかりに
かなりクリスタルで磨きこまれた感のある液体
風格
厳格なワインと言いたくなるようなピノノワール
ドライでミネラリィ
その中に荘厳な雰囲気のあるピノ
ジュラらしさがすんごく伝わるワインですね
そう私のイメージではこんな感じ
ジュラは環境的にも厳しさありそれがワインにも自然と出てくる
ややぶっきらぼうな表現
朴訥(ぼくとつ)といいましょうか
でも秘めたるもの、芯がしっかりとあって
一点を見つめている
じっくりと付き合えばそのまっとうな考えに納得・・・・みたいな
嫌いじゃないですね
そんな人でありそんなワイン
じっくりと付き合いたくなりますね
2014年もので
入庫は約一年前ですが
まだまだこの先あるワインだと思います。
クリスタルなシュールなバラの感じが
オレンジに色付いてきて
紅茶系その先の霊妙感あるニュアンスへと成長していく時
また会いたい気がいたします。
今回2014年もののご紹介とともに
2015年のサンピエールもご紹介です。
2015年ものからは
アルボワ・サヴァニャン・オートルモン2015年です。
インポーター様からのご紹介でも
2015年は愛想が良い仕上がりとのことで
他の生産者、他の地域のワインも2015年は
本当に良いもの多いですね
そんなサヴァニャンですが
グラスに注ぐと
黄色濃いめで充実感伝わる2015年のサヴァニャン
すぐにスモーキーな香り
黄色果実、杏も少々加わり
樽のニュアンスともうボリューム感がやはり凄いですね
もともと濃密感伝わるサンピエールのワインですが
2015年はさらにすごい印象
味わいも濃密、ジューシーな果実味たっぷりで
でもしっかりと酸も存在してバランスありますので
甘い果実感ばかりではなく
ジュラらしいミネラル感やキレの良さ
そして奥には透明感も存在します。
2015年やはりジュラらしさを味わうにはもう少し時間必要ですが
親しみやすくフルーツ感あるので
たくさんの方に飲んでいただきたいサンピエールの2015年です。
先にご紹介の
サンピエールのヴァンムスー
あれはまた全然違ったタッチで極ナチュラルワイン爆発な感じですが
本来のサンピエールらしい魅力もいいですね
今回2014年
そして2015年
それと同時にたまにあるバックビンテージでしょうか
2010年のサヴァニャンも
さらには!
限定ワイン的な
ヴァン・ド・リクール
そして
ヴァンジョーヌ!
こちらもご紹介です。
それぞれ極少量となりますので
ご検討はお早目によろしくお願いいたします。
今回ご紹介の
ドメーヌ・ド・サンピエール
○アルボワ・シャルドネ レ・ブリュレ2014年白
葡萄品種 シャルドネ
<アルボワ・シャルドネ・レ・ブリュレ2014年>
粘土石灰質で粘土の層が薄く石灰の層が厚い土壌構成。樹齢約25年。全房プレスで軽くデブルバージュの後
500Lの樽で発酵後、
澱引きせずに樽で12ヶ月、更にタンクで6ヶ月の熟成。
僅かに青みがかったやや濃い黄色。グラスの内側に細かな気泡が付き、舌先にピリピリとしたガスを感じフレ
ッシュな印象を受けます。
口当たりは柔らかながら、前回の2012年ヴィンテージに比べレモンなどの柑橘系を想わせるシャープな酸がし
っかりと感じられます。
香りにもその酸に似た柑橘系や爽やかな青リンゴなどの果実が薫ります。樽から感じられるバニラ香のニュア
ンスはワイン中に上手く溶け込んでおり、
風味や口中での味の広がりに円みを感じさせます。仄かな甘みが舌を柔らかく包み込みシャープさのある酸が
その上を流れていくことで
スッキリとした飲み心地ですが、余韻には熟したリンゴの蜜のような風味と旨味が残ります。
○アルボワ・サヴァニャン オートルモン2014年白
葡萄品種 サヴァニャン
<アルボワ・サヴァニャン・オートルモン2014年>
粘土石灰質で粘土層が薄く石灰が厚い土壌構成。樹齢約25年。全房プレスで軽くデブルバージュの後228Lの4
年樽で発酵後、
澱引きせずに11ヶ月の熟成。
やや青だ・・・w)やや青みがかった中程度の黄色です。りんごやグレープフルーツの果皮などの香りに、セルフィーユなどの軽
いフレッシュハーブを想わせる
爽やかな香りが感じられます。一般的にサヴァニャンと言うとキリッとした酸を感じさせる印象があります。
ですが、口に含んだ瞬間優しく広がる
仄かな甘みと酸に一体感があり、その為シャープな酸がありながら突出せず、円みさえ感じる飲み心地です。
喉を通る頃に一瞬酸の
主張がありサヴァニャンらしい一面をみせてくれます。骨格がありシャルドネに比べやや肉付きの良いスタイ
ルで、僅かな塩味とたっぷりの旨味を
持つ味わいです。余韻に少しビターな風味や擦りリンゴの様な果実味が残ることで、若々しいワインではあり
ますが弾みすぎず、落ち着いた印象
を感じさせます。
●コート・ド・ジュラ・ルージュ レ・ゴートレット2014年赤
葡萄品種 ピノノワール
<コート・ド・ジュラ・ルージュ・レ・ゴードレット2014年>
粘土石灰質で粘土の層が厚い土壌構成。樹齢約40年。手による100%除梗の後マセラシオン・カルボニック18
日間。タンクで11ヶ月の熟成。
透明感のあるルビーのような鮮やかな赤色。フランボワーズや苺、チェリーコンポートの様な甘酸っぱい赤い
果実の香りに僅かに
ドライハーブの香りが混ざります。以前の2013年ヴィンテージは色合いも濃く紫がかっており、ガメイを想わ
せる香りや味わいでしたが、
今回の2014年は若々しさはありますが、初めからピノ・ノワールを意識させるエレガンスさが感じられます。
仄かに甘さのある滑らかな
口当たりで、飲み込む頃に香りに感じられた甘酸っぱい感覚が蘇ります。梅や赤紫蘇のような風味が感じら
れ、後には僅かながら細かな
タンニンを舌に残します。時間の経過でまとまりを見せ、円みも甘みも増しより優しい味わいへと変化してい
きます。
●アルボワ・ルージュ サンピエール2014年赤
葡萄品種 ピノノワール
<アルボワ・サン・ピエール2014年>
粘土石灰質で粘土の層が薄く石灰の層が厚い土壌構成。樹齢約8年。手による100%除梗の後マセラシオン・カ
ルボニック18日間。
タンクで11ヶ月の熟成。
ややオレンジがかった中程度の赤色。第一印象の果実の香りは控えめながら、奥にはドライ苺やイチジクのコ
ンポートなどの
味わいと旨味を膨らませたような果実味があり、それは味わいの要素にも反映されています。
アタックに甘みと果実味を感じ酸は一定して感じられますが鋭角では無く、ワインをぼやけさせない芯があり
ます。
ブルゴーニュのピノ・ノワーザ・い發里任呂・¬・錣い發靴辰・蠅箸靴討い詆・・・△蝎・w)ますが、それにははない
旨味がたっぷりと感じられます。また、若々しいゴードレットに対し複雑さや深みのある味わいで、果実感も
感じさせながら、
その後スモーキーな削りたての鰹だしを想わせる旨味がじんわりと広がります。秋の夜長にゆっくりと楽しみ
たい1本です。
2014年について
ご案内の4アイテムは2015年11月に入荷より約10ヶ月間寝かせてからのリリースとなります。入荷当初か
ら決してネガティヴな
印象はありませんでしたが、やや硬さを感じ開くまで時間がかかる印象でした。現在は以前に比べ抜栓直後も
柔らかさを感じられるようになりましたが、より円みなどを感じさせるには、デキャンタージュや早めに抜栓等して空気に触れさせてあげ
ると早めに開いてくれると思います。
現在でもそれぞれ充分に味わいの表現できていると思いますが、今後数年寝かせることにより更に複雑さや芳
醇さが出てくる期待が持てる味わいです。
赤は2012年よりSO2は添加しておりませんが、これまで白に関してはマロラクティック発酵の際にごく少量の
添加をしておりました。
ですが、今回私共が購入した樽に関しては、一切SO2なしで醸造して頂きました。その甲斐あって旨味が充分
に感じられるナチュラルな
仕上がりになっております。
○アルボワ・シャルドネ レ・ブリュレ2015年白
葡萄品種 シャルドネ
<アルボワ・シャルドネ・レ・ブリュレ2015年>
粘土石灰質で蚤w)粘土石灰質で粘土の層が薄く石灰の層が厚い土壌構成。樹齢約26年。全房プレスで軽くデブルバージュの後
500Lの樽で発酵後、
澱引きせずに樽で12ヶ月、更にタンクで6ヶ月の熟成。
やや濃い黄色。洋梨やリンゴの蜜、蜂蜜などの芳醇な香りに柑橘系の爽やかな香りが混ざり合います。これま
で弊社でリリースした
シャルドネ・レ・ブリュレの中では一番ブリュレという名前がふさわしい印象を受けます。香りには完熟した
果実や爽や・・w)果実や爽やかな柑橘の香りなどが
感じられますが、口に含むとそれに加えバニラを使ったカスタードのような風味が果実に溶けこむように広が
り、円みや膨らみを感じさせます。
淡いカスタードの風味に柑橘やリンゴなどのコンフィチュールなどを乗せたような風味に、柑橘を想わせるキ
リッとしめてくれるような酸があることで、
熟した果実の風味や膨らみのある味わいもスッキリとした印象に感じさせてくれます。冷えた温度帯ですと酸
を感じるフレッシュな印象で、温度が
上がるとともに完熟した果実味など、ゆっくりと1杯1杯をお楽しみ頂けると思います。外気の温度や雰囲気な
どで使い分けて頂くのもお勧めです。
○アルボワ・サヴァニャン オートルモン2015年白
葡萄品種 サヴァニャン
<アルボワ・サヴァニャン・オートルモン2015年>
粘土石灰質で粘土層が薄く石灰が厚い土壌構成。樹齢約26年。全房プレスで軽くデブルバージュの後228Lの4
年樽で発酵後、
澱引きせずに11ヶ月の熟成。
僅かに青みがかった黄金色。ローズマリなどのフレッシュハーブを想わせる爽やかな香りに、柑橘やマンゴ
ー、パイナップルなどの果実の香りが
感じられます。例年に比べ果実味が多く芳醇な印象ですが、サヴァニャンらしい芯のある酸は健在で果実の膨
らみと酸の調和が抜群です。
マンゴーなどの風味をより引き立てて、また、酸があるからこそ旨味がじんわりと広がる感覚があります。ア
タックには舌先にあたるクリスプ感や
引き締まった酸で若さを感じさせ、その後豊かな果実味や僅かに感じるビターな風味や複雑さなどの充実感の
ある味わいが広がることで、アフターは
余韻の長い落ち着いた雰囲気を感じさせます。シャルドネ・レ・ブリュレ同様にシーンに合わせて温度を変え
て頂くと楽しみ方の幅が広がると思います。
○アルボワ・ブラン サヴァニャン・ド・ヴォワル2010年
葡萄品種 サヴァニャン
<サヴァニャン・ド・ヴォワル2010年>
粘土石灰質で粘土の層が薄く石灰の層が厚い土壌構成。樹齢26年。全房プレスで軽くデブルバージュの後タン
クで発酵後、
樽で48ヶ月の酸化熟成。
輝きのある濃い黄色。酸化熟成でありながら口当たりは瑞々しささえ感じる滑らかなタッチで、パワフルな酸
化熟成のニュアンスではなく
柔らかで果実も感じられる辛口の仕上がりです。軽いシェリー香にナッツやレーズン、ブランデーを想わせる
香りの中に、しっかりと
果実の香りも感じられます。ピンと張った芯のある酸はブレることがなく、その周りを取り囲むように果実味
やフロール由来の複雑な
要素、カレースパイスのようなオリエンタルな風味が感じられます。余韻にはやや甘みのある果実の風味とス
パイスの香りがふわっと鼻腔に
抜けていきます。酸化熟成のワインの中ではボディは軽めで円みがあり、すっと馴染むような飲み心地で、そ
れでいてたっぷりと旨味の感じ
られる仕上がりです。
2015年について
シャルドネ・レ・ブリュレ、サヴァニャン・オートルモンは例年抜栓時には煎りゴマのような還元的なニュア
ンスがあり、やや硬い印象が
ありました。ですが、今回ご案内の2015年ヴィンテージに関しましては、ややボトル差はあるものの殆ど還元
的なニュアンスはなく、
感じられたとしても数回のスワリングで解消される程度です。非常に果実味が豊かで旨味の感じられる仕上が
りとなっております。
○ヴァン・ド・リクール レ・ラルム・ディ・パラディNV 750ML
葡萄品種 シャルドネ
<ヴァン・ド・リクール・レ・ラルム・デュ・パラディ>2013年の葡萄に2011年のマールを使用しています。
琥珀色。グラスに注ぎながらレーズンやメープルシロップなどの甘みを感じさせる芳醇な香りが感じられます。
甘さを連想させる香りではありますが、それほど強調的な甘みではなく、ほどよく乗った酸とバランスが良く
飲み心地の良い口当たりです。ラムレーズンのような風味と優しい甘さが広がり、ビターなカラメルを想わせる
風味が鼻腔に抜け深みのある味わいです。
○ヴァンジョーヌ2008年 620ML
品種 サヴァニャン
<ヴァン・ジョーヌ2008>樽で約72ヶ月の酸化熟成。
キラキラとした黄金色。抜栓直後はヴァン・ジョーヌというイメージからするとシェリー香は控えめで、酸化のニュアンスも
比較的優しく感じられます。カラメルやナッツのような香りに、すっと突き抜けていく酸と旨味が広がりドライな辛口で飲み心地に
軽さを感じるスタイルです。開いてくるとよりカレーのスパイスのような香りなど深みが増し、一層ヴァン・ジョーヌらしさがでてきます。
抜栓し日に日に旨味や味わいが増してくる印象を受けます。コック・オー・ヴァン・ジョーヌは勿論、サフランを使ったお料理や
コンテなどのチーズに相性がぴったりです。
生産者情報
<ドメーヌ・サン・ピエール>ジュラ/マトネ:アルボワの東側に位置します。
ファブリス・ドダンは、アルボワの美しい小さな町で生まれました。
葡萄栽培やワイン醸造に関係する家柄ではありませんでしたが、ドメーヌ・ド・サン・ピエール前当主のフィ
リップ・モンクと
知り合い、醸造所の社員として働き始めました。フィリップの畑は有機栽培ではありませんでしたが、健康的
なワインを造るため
ファブリスが2002年より有機およびバイオダイナミック農法へ切り替え、より一層ナチュラルなワイン造りを
目指しておりましたが、
フィリップが亡くなった2012年にファブリスがドメーヌを買い取り引き継ぐと事となり、現在に至っておりま
す。
ドメーヌ・サンピエールの畑は95%がアペラシオン・アルボワにあり、非常に風通しが良くミネラル感に富む
ワインを
産み出します。その他にコート・ド・ジュラ、そしてワインに重みを与えてくれる粘土質泥灰岩の土壌が特徴
的なPupillonの丘の上にも
小さな区画を所有し、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ、サヴァニャンを栽培しています。
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