自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

グレゴワール・ペロン ヴァン・キャトル・モワ2015年 750ML

4,016円(税365円)

定価 4,686円(税426円)

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グレゴワール・ペロン
ヴァン・キャトル・モワ2015年です!

二番通り酒店様より新着ワイン
しかも
新たな造り手のご紹介となればやっぱり注目度は高くなります。
自ずと数は限られてくるのですが
今回は特に
二番通り酒店様
ジュラそしてサヴォワはなんか強いというかそれぞれが素晴らしい個性
そして感性持つ造り手多いように思えます。

そんな中今回のグレゴワール・ペロン
サヴォワのナチュラルワイン!
なにより
生産者のご紹介あった際の写真がまだなく
その代り載っているのが
ラ・ミエットゥというワインのエチケット・・・
ハエじゃん!みたいな
確かにワインのテイスティングなどこの暑くなる時期しておりますと
どうしても小さな虫が部屋にも入り込みますね
そうするとワインの香りに誘われて確実に集まってくるんですね
罪な存在とはいえ
それをそのまんまエチケットにしたラ・ミエットゥ
インパクト大でした。
でも残念ながらそのラ・ミエットゥは入荷無しで
でもその他の三種類入荷しております!

まず簡単に生産者の情報ですが
サヴォワ地方のジュールナンという村
小さな村とのことで北はジュラ地方にも近いようです。
時にジュラの生産者としてご紹介されることもあるとのこと
そしてサヴォワのビュジェイに2haの畑を持っているとのことで
ビュジェイ?
ビュゼ・セルドンのビュゼでしょうか
とにかく山の中で
他の畑ともかなり離れた田舎の中の田舎で栽培しているようです。
2010年からのワイン造りとのことでまだまだ出来立てほやほやくらいの
ワイナリーですね
畑はもともとは農薬撒いている畑だったそうですが
所有してからは有機栽培に切り替えて今では草木が生き生きとした畑へと
そして冬の間は羊を放牧して調和のとれた畑となっているとのことです。
そんな過酷な環境下で造り出されるグレゴワール・ペロンのワイン

今回三種類ご紹介ですが
まず飲んだワイン
○ジャック・エール・ドン・レザビメ2016年
白です!
品種はジャッケール
サヴォワのワインジャケールの白というと
どうしても固め若いうちはなかなか表情も出てこないミネラル感や酸が際立つイメージありますが
やっぱり造り手が変われば全然違いますね
色調もまずサヴォワのワイン?というくらいに
黄色系の色がしっかりとあり健全で明るさもある
香りはなんと洋梨のような熟した豊潤さも出てくると
サヴォワのあの冷涼だったりミネラリーな感じが始まりと思うものから
こんなやんわりと成熟したそして果実感もたっぷりとあるワインにもなるのですねと
エキス感もまろやかでジューシー
アルコール度数は低めで9%程度のようですが
ボリューム感はしっかりとあり不足感はまったくないです。
それよりも充実感のほうが大きい口中でまったりと広がる旨味それと同時に柑橘系も
ややワイルドに広がりミネラル感もジュワ~っとくる感じ
キレる様な感覚よりはゆったりとじんわりと広がっていく感覚
旨味も開けたてから二日目三日目と程よい酸化的なニュアンスとともに複雑性も加わり
旨し
骨太感そしてドライでもエキスの充実感味わえるサヴォワの白です!

次に

本当はラ・ミエットゥ飲みたかったのですが
品種もピノノワールにプルサールガメイ、モンドゥーズと楽しみでしたが
次回に持ち越しです。
今回飲んだ赤は
テール・ド・ラングー2016年赤
プルサールは入りませんが
ガメイ、ピノノワール、モンドゥーズそしてその他古来品種で構成される赤
ちなみにエチケットは
ハエじゃないですが
髭を蓄えたおっさん二人がラッパ飲みです
確実に間接キスですね・・・はい
そんなエチケットのテール・ド・ラングー2016年
こちらですがやや還元から始まり
赤紫もややダークさもあります。
香りは少しこもりがちですが温もりとフランボワーズもややワイルド
ガメイ中心かと思いますが2016年でまだちょっと早い段階
果実感がまろやかで冷涼さもありながらボリューム感もある
ちょっとすももっっぽい酸もあり
初日よりも二日目三日目のほうがクリアーな果実感出てきて
本来の魅力出てくるようですね
明るい表現よりも少し陰へダークな表情あるのでこのへん
まわりにある霧が晴れてくるとよりエレガントさや伝えたい魅力が浮き彫りになっていくと思われます。
楽しみなワインです。

そしてこちら飲めませんでしたが
白ももう一種類
ヴァン・キャトル・モワ2015年
シャルドネ90%とサヴァニャン10%の白
ワイン名にもあるように
24カ月古樽で熟成させたワイン
ちなみにですがこちらはジュラ地方のシャルドネとサヴァニャンなのでジュラワインとなるようですね
サヴォワのビュジェイの自社畑ものだけじゃなく
買いブドウでもワインを造っているようですのでそれらは近いジュラ産のものもあるようです。
2年間の熟成によりよりまろやかさ丸みのある液体となっているとのこと
ミネラル感と力強いボリューム感
その両方を楽しめる白とのことです。

2010年からワイン造り始めたばかりのグレゴワール・ペロン
ややワイルドそして葡萄のポテンシャルを引きだした熟成して
さらに魅力増していくそんなワインとも感じました。
楽しみな造り手がまた一人増えました!

以下インポーター様情報
ジャック・エール・ドン・レザビメ
品種:ジャッケール
樹齢40歳のジャッケール。3分の2をプレスディレクト。3分の1をマセラシオン・カルボニック。古樽で12ヶ月熟成。
アルコール度数9%。花の香りがアロマティックに鼻孔を抜けて、柑橘の軽やかでフレッシュな味わいとざらっとしたミ
ネラル感が広がります。

ヴァン・キャトル・モワ
品種:シャルドネ90%、サヴァニャン10%
ジュラ地方のシャルドネとサヴァニャンを24ヶ月間古樽で熟成。ミネラル感と力強いボリューム感の両方をバランス良
く併せ持った白ワイン。2年間熟成により液体にまるみがあり完成度の高い仕上りになりました。

テール・デ・ラングー
品種:ガメイ、ピノ・ノワール、モンドゥーズ、その他古来品種
粘土質石灰土壌に植えられた樹齢50歳以上の畑。全房で8日間マセラシオンのあと500ml樽で12ヶ月熟成。ぱっと華や
かで調和のとれた液体。フランボワーズのような小さな果実がキュッとに詰まっています。エレガンスでいて真っ直ぐ。
後味にほんのりスパイシーな余韻が残ります。

静かな山間の小さな村で夢を持ってワイン造りに励むグレゴワール
グレゴワールが住んでいるジュールナンという小さな村は、サヴォワ地方の西側にあたり、北はジュラ地方にも近く、時にジュラ地方の生産者として紹介されたりもし
ます。ビュジェイというサヴォワのアペラシオンに2haの畑を持っています。ビュジェイは小さな山々の中に小さな畑が点在していて、グレゴワールの畑も山々の中に
点在しています。彼は2010年にこの場所でワイン造りを始めましたが、2haの小さな区画で冷涼な土地柄、収量も多くなく、買ブドウでもワインを造っています。彼の
手に入れた畑は元々は農薬を撒いていましたが、彼が手に入れてからは、有機栽培に切り替えて、今では草花が生き生きと。冬の間は羊を畑に放すことでより自然の調
和のとれた畑へと変わりました。隣のワイナリーを見つけるのが大変なほど、ワイナリーとしては他からかけ離れた田舎でワインを造るグレゴワール。みんなと少し離
れて静かな生活の方が彼には合っているのだそうです。少しシャイな印象のグレゴワールらしいなと思いました。マイペースで淡々と、彼の思う美味しいワインを造り
続けています。彼の造るこの地方は、畑を探すのが困難ですし、見つけたとしてもとても離れていたり、寒さがゆえの畑仕事の大変さや収量の低さなど、いろんな壁が
ありますが、とても軽やかでいて酸が非常にきれいな味わいが生み出されます。他の土地では出せない、この豊かな個性を感じます。

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