自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

Ar.Pe.Pe(アール・ペーペ) グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ2010年 750ML

3,960円(税360円)

定価 4,620円(税420円)

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Ar.Pe.Pe(アール・ぺーぺ)
グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ2010年です。

イタリアは北はスイス東はヴェネト西はピエモンテに面するロンバルディア州
その中でも最北に位置する
ヴァルッテリーナ
そこで産するワインであります。

特に有名なのが
アール・ぺーぺの所有する葡萄畑
とんでもない断崖絶壁にあり
通常の坂道を上るような感じではいけないので
特殊な道ができてその中での登ったり下ったりと
想像するだけでどんだけ辛い作業なのかわかるようですが

ただ登るだけでも大変そうな畑そこを畑仕事そして収穫の時などは
恐ろしいほどです。
そんな思いをしてもこのヴァルッテリーナの個性を表現しようと
キアヴェンナスカ(ネッビオーロ)を
ヴァルッテリーナのキアヴェンナスカを造り続けております。

ワインは品格あり高貴なワイン
ネッビオーロでもよりエレガントで骨格ある長期熟成するワインとなりますが
その中でブドウのポテンシャルに合わせて
若飲み用から長期熟成ようまで造り分けそして熟成年数なども変わってきます。

今回は二種類ご紹介です。

もっとも手ごろな価格で楽しめるヴァルッテリーナのワイン
ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ2013年
そして
グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ2010年

ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナは各クラスのワインの畑名入りワインなどに使われなかった葡萄などで
仕上げられるのですが
その分マセレーションなども軽くそして熟成も若いうちにリリースされ
より親しみやすい中にこの地の特徴楽しめるキアヴェンナスカのワイン
それでも
自分は軽やかな中にも品があり冷涼感とほどよいカッチリ感あり十分好きですが
この価格で飲めると思えば
高騰著しいブルゴーニュよりも断然おすすめできます。
軽やかでも黒さも奥にありスッと伸びるミネラル感などいいですね

そして今回
グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ2010年
こちらテイスティングいたしました。
以前はサッセッラの熟成したワインまだまだいけるワインでしたが
その高貴さは素晴らしい高いレベルにあり目指すべきところが集中し果実の濃さなどで
表現するワインではなくエレガントにそして締まりあるワインでしたが
今回グルメッロ
ソットゾーナと呼ばれるクリュよりも大きな範囲を示すようですが
その一つのグルメッロとのこと
ヴァルッテリーナの中のその地域の葡萄で造られるワイン
サッセッラよりもソフトな印象のワインとなることが多いようで
そんなグルメッロの中でも手ごろな価格帯のワインとなります。

その手ごろな価格でもリゼルヴァで2010年ものです。
グラスに注ぐとエッジはややオレンジレンガ色クリアーに混じる感じ
ほんとアールぺーぺのワインは液体が美しい!
磨きこまれた美しさ赤さ黒さが光るワイン
香りは程よい熟成香加わり
オレンジピールや紅茶赤黒果実妖艶さなど品もありますが
しなやかに複雑さも楽しめるワイン
味わいも甘クリアー程よい熟成した複雑味もあり
ドライでエレガントなそれでいて引き締まったボディ
肉厚まではいかなくとも程よい肉も楽しめるグルメッロ
抜ける香りはモカが加わり美しい本当に美しいヴァルッテリーナのワインです。

カジュアルでも飲めますが
フォーマルな場面でもしっかりと対応してくれるワインなのではと思います。
何よりこの価格も素晴らしいですね!



以下2012年ご紹介文
Ar.Pe.Pe(アール・ペペ)
ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ2012年です!

イタリアは北はスイス東はヴェネト西はピエモンテに面するロンバルディア州
その中でも最北に位置する
ヴァルッテリーナ
そこで産するワインであります。

というか産するなんてもんじゃないですね
インポーター様の情報確認すると
その畑は
なんと絶壁に存在します。
壁ですよ壁
あまりに急な崖のような畑故に
段々畑のような形で葡萄畑が存在するのであります。

通常考えると何もそんなすんごい場所に造らなくてもと考えますが
そのヴァルッテリーナの地形がそうさせたとのこと
山とコモ湖に囲まれる地域で
できるだけ日照時間をかせぐ場所となると南向きの斜面となるわけで
そこがヴァルッテリーナの岩山だったとのこと・・・
そこを長い年月労働力かけて
開墾して現在の急斜面の段々畑に至ったらしいです。

そしてこんな過酷な環境での畑仕事
想像するだけで私には耐えられませんが
そんな中生み出すワイン
ヴァルッテリーナのワインを真のヴァルッテリーナのワインを伝えるためにも
物語があったようであります。

ペリッツァーティ家は、1860年以前からブドウ栽培とワイン生産してきた歴史があるようですが
一旦は相続などの問題で売却したそうなのですが
その後ペリッツァーティの名前でリリースされる、質より量や効率を重視したワインを
見て失われゆくヴァルテッリーナのワインの伝統を憂い
名声の復権を心に誓い、1983年に一部の畑を買い戻し始め、1984年に新ワイナリーAR.PE.PE.(自身の名前であるArturoに、父方と母方の名字、Pelizzati、Peregoの略)を創立するに
至ったとのことであります。

う~むそんな歴史あったとは知りませんでした。

というのも
イベントでお会いしたアールペペのイザベッラさん
なんとも優しい表情
出ているオーラがオレンジ色的な温かみあるかた
そこに非常に知的なやや淡いブルーが混じる感じのオーラ
なんとも心地よくなるそんなイザベッラさんでありましたので
そんな状況想像することができませんでした。

ただその場で飲んだアールペペのワインは
個人的に異質なほどに美しく深いワイン
ヴィナイオータ様のワインとしてはその場にあった他のワインとも
また違った魅力あり
一度ゆっくり飲んでみたいとさえ思うワインでありました。

そして月日は流れやっとじっくりと1本飲めることとなったのが
今回のワインであります。

長くなりましたが
Ar.Pe.Pe(アール・ペペ)
ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ2012年であります。

前回ロッチェロッセ2002年でしたが
アールペペではその年その年の葡萄のポテンシャルを計り
長期熟成させるキュヴェとするかどうかそのへんによっても
仕上がるキュヴェがかわるようですが
一番スタンダードのロッソ・ディ・ヴァルッテリーナは
逆に言えば
ロッチェロッセになる区画の葡萄でも
長期熟成に耐えうる葡萄でなければ格下げして
ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナにしてしまうというすごい判断してしまうようで
あります。
もちろん葡萄品種はキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)でありますが

今回のワイン知るまでは
アールペペのワインは
5000円越える様な上位のワインしかないかと思っておりましたが
今回のスタンダードそして手ごろなワインもあるのですね
となると・・・
ロッソ・ディ・ヴァルッテリーナはかなりお買い得そして
熟成に向かないとはいえ良質な区画の葡萄も含まれているのではと・・・思います。

今回落ち着かせてテイスティングとなりましたが

凄いっす
もちろんロッチェロッセ2002年などと比べてはいけませんが
確実にその先につながるワインであり
その前段階ではありますが
この価格であれば
断然おすすめ

素晴らしい生産者の上位のキュヴェともなると
そうそう手の付けられないワインが多くなります。
もちろん飲めますがそのテンションの高さ故に
こちらも緊張してしまうわけであり
それだけに体力も必要となります。
でも
今回のロッソ・ディ・ヴァルッテリーナ2012年
もちろんいけます!
早速グラスに注ぐと
アールペペのワインです!
このクリアーで美しいクリスタルな色あい
佇まい見てくださいよ
芸術品のような美しさ生きたワイン感じる
清楚で芯はしっかりあるしなやかな女性を感じてしまいます。
赤ややオレンジ入るような印象
香りは
色同様に美しい
バラ!甘く繊細でもカッチリ
こんなに美しいのに鋼鉄のようなでも質感は優しいのです
聖母のよう
オレンジマンダリン、アスパラ・・・ホワイトアスパラのような野菜系のニュアンスも
はじめの香りは
まぁよくこんなに洗練された香りばかりでてくるなと
感心するほどで
そこから
じょじょにもう少し艶っぽい生命力感じるものへと
生系の湿度ある濡れた感じドライでもしっとりとしたものへと
上位キュヴェほどの緊張感なくそれが個人的にはうれしいのですが
味わいのキレと伸び
酸もしっかりありながらもへんに出張ることなく調和している
並みのワインの上を行くスタンダードキュヴェ
すごいクリスタル感ある液体であります。

このレベルのワインがこの価格というのも驚きですね
このワインはブルゴーニュ好きな方にぜひ試していただきたいワインでもあります。

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