自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ジャン・フォワヤール モルゴン コート・ド・ピィ2021年 750ML

6,128円(税557円)

定価 7,150円(税650円)

在庫状況 5本

購入数
ジャン・フォワヤール
モルゴン コート・ド・ピィ2021年です!!!

ヴァンクゥール様のボジョレーといえば
やはりこちら
ジャン・フォワヤールですね
ボジョレーのワインにありながら
ブルゴーニュワインに負けない魅力を有するワイン
ガメイでこれだけ妖艶さや上質さを表現するワイン
なかなか無いかと思います。
ビンテージによっては
男性的な風合い
モルゴンのポテンシャルをはっきりと表現するワインともなり
熟成にも耐えうるワインとなります。
2020年のモルゴン コート・ド・ピィは
どちらかというとその黒系のたくましさもあるワインで
ありました。

今回リリースは
2021年
今回ご紹介は三種類
モルゴン コート・ド・ピィ2021年
モルゴン・コルスレット2021年
フルーリー2021年
です。

今回2021年はブルゴーニュワインもそうですし
ボジョレのワインも
近年にないエレガントな仕上がりとなったビンテージ
でもその中で生産者によっては
より三位の整うワインだったり
いつもは見えないものが顕在化したりと
蓋を開けてみたら素晴らしい年でもある2021年
ジャン・フォワヤールの2021年ですが
クリュもの
畑によって状況はかわるようですが
今回飲んだワインからも
男性的な風合いから
ブルゴーニュの上品さが表現された年となった
そんな印象を受けます。
さらにこの段階で
やはり見えてくる世界が違うというか
数年寝かせて出てくるものが余分な果実味がないゆえに
顕在化しているのかと

今回いただいたワイン
○モルゴン・コルスレット2021年
雨が多く晩熟となった年で
収量も例年の半分とのこと
でも醸造に関しては良い進みとなったようで
これがまさに2021年の特徴でもあるのかと
晩熟ゆえにしっかりと時間をかけて吸い上げるものが葡萄に投影され
収量が減少により果実味の豊富さじゃなく
他の要素が凝縮
そして酸がしっかりと残り醸造に関しても意外とスムースに進む
それにより健全さもある
今回のモルゴン・コルスレット
透け感ある色調にすでに妖艶さも漂う雰囲気
赤紫の鮮やかで動きもある液体
香りには赤系果実も上品で
細やかな複雑性ある
ベリー系もより大人っぽく香りに要素の複雑性
それらが絡み合い表現の幅がでる
それでいてテンションが張るいつもの若い強さがあるのではなく
すでによい緩みというか弾力性ある表現を持ち合わせる
飲んでもじんわりと伝わる果実味も確実に滋味深く
妖艶さとその先の官能的な表現まで備える印象
果実のそれらにミネラル感と冷涼さ
と同時に温もりもある2021年のワイン
飲み疲れないしかといってゆるゆるなワインとは全然違く
ジャン・フォワヤールのワインらしい骨格もある
好きなスタイルであり
やはり素晴らしいジャン・フォワヤールのワインです。

以下インポーター様情報
AC モルゴン・コルスレット 2021(赤)
2021 年は、ブドウが晩熟で雨の多い年だった。ジャン曰く、直近のミレジムでいうと 2013 年を彷彿させる
ような涼しい年とのこと。ミルデューの猛威により収量は 20hL/ha と例年の 50%減だったが、品質的には酸も
旨味もコンパクトにまとまった上質なブドウを収穫できた。醸造はとても順調。出来上がったワインは、果実味
と酸が艶やかでミネラルの旨味もしっかりとあり、ブラインドだとブルゴーニュの格上のピノノワールと勘違い
しそうなくらい官能的で魅力あふれる味わいに仕上がっている!ジャン曰く、今から 5 年以内がベストな飲み頃
とのこと。

次は
○モルゴン コート・ド・ピィ2021年
ジャン・フォワヤールといえば
モルゴン コート・ド・ピィ
2021年はなんでも最大の凶作とも並ぶ
試練の年となってようです。
こちらも収量は例年の半分
ただその中で
いつもには無い魅力を引出顕在化させたモルゴン コート・ド・ピィ
となっているようで
ガメイのレベルを超えている
そんな言葉も
ニュイ・サン・ジョルジュやモレ・サン・ドニを彷彿とさせると
なかなかに凄い言葉が並んでいるようです。

以下インポーター様情報
AC モルゴン・コート・デュ・ピィ 2021(赤)750ml ボトル
ジャン曰く、2021 年のコート・デュ・ピィはボジョレー最大の凶作と言われる 1970 年、1977 年に次ぐ試練
の年だったとのこと。長雨によりミルデューが蔓延したため、収量は 20hL/ha と例年の 50%減だった。醸造面
においては、この年から熟成に古樽 228L と 10hL のジャー(炻器)の他に 30hL のフードルを加えた。出来上
がったワインは、涼しい年にふさわしい果実味がジューシーでエレガントな味わいに仕上がっている!果実に溶
け込む骨格のある上品なミネラルはもうガメイのレベルを超えている!ブラインドだとブルゴーニュのピノ、ニ
ュイ・サン・ジョルジュやモレ・サン・ドニを彷彿させる!

テイスティング
コメント
色合いは少し濁りのあるガーネット。
野イチゴ、バラ、ラディッシュ、プラリ
ネの香り。ワインは滑らかかつジュー
シーで、コクのある艶やかな果実味
に溶け込むキュートな酸、凝縮したミ
ネラル、繊細なタンニンがボディーに
深みと骨格を与える!

最後は
○フルーリー2021年
こちらも2006年からフルーリーを仕込んで以来
最も少ない収量
ただこの流れ同様に
少ない収量
晩熟
それで醸造は教科書のように順調
それで出来上がるワインは
すでに熟成を待たずして楽しめる内容のワインとのこと
飲み頃は今!とあるようで
華やかさあるフルーリーが
2021年の仕上がりとなると
これまた楽しみなワインとなっているかと思います。

以下インポーター様情報
AC フルーリー 2021(赤)750ml ボトル
2021 年はブドウが晩熟で、雨の多い前年とは真逆の年だった。収量は、6 月終わりの雹そしてミルデューの
被害により 16hL/ha と、ジャンが 2006 年からフルーリーを仕込んで以来最も少なかった。だが、醸造は前年
と違い、発酵がスタッグすることなく教科書のように順調に終えることができた。出来上がったワインは、艶や
かな果実味とほんのりビターなミネラルとの複雑なハーモニーが心地よい、涼しい年の個性が良く出た色気のあ
る味わいに仕上がっている!ジャン曰く、飲み頃は今!熟成を待たずに楽しめるのが 2021 年の特徴とのこと!

テイスティング
コメント
色合いは少し濁りのあるガーネット。
グロゼイユ、シャンピニョン、プラリネ
の香り。ワインは艶やかかつチャーミ
ングで、染み入るようにしなやかな果
実味に色気のあるしたたかな酸、ほ
ろ苦く鉱物的なミネラル、繊細なタン
ニンが溶け込む!


以下前回ご紹介文
ジャン・フォワヤール
モルゴン コート・デュ・ピィ2020年です!!!

今年2022年
残念ながらフォワヤールのヌーヴォーはリリースされないこととなりましたが
その代り到着の
ジャン・フォワヤールのメインのワイン
私自身モルゴン久しぶりのお取扱い
アリザリーヌなどは何度かありましたが
最近間が空いてしまったようです。

ボジョレーはモルゴンの名手
一度来日した際に試飲会でお会いしましたが
大人の渋さあり格好いいジャン
あんな歳の取り方いいなぁ~と思いつつ
やはり人がワインにも出ているそう感じました。

今回2020年
モルゴン コート・デュ・ピィ2020年いただきましたが
以前にもまして堀の深さやボジョレーのワインという概念を超える域にあるのではと
思うようなワイン
正直まだまだ早い段階のワイン
そのテンションにやや驚きやはり飲み頃ははるか先かなと思うしだいです。
その様子ですが
色画像で改めて見るとそんな濃度感グイグイくる液体じゃないのですが
これ不思議
目前にするとすでにそのワインから立ち上るテンションや熱量が伝わるような
熱いモルゴン
ガメイなんですよね?と聞きたくなるほどのもので
ジャン・フォワヤールを代表するワインらしい
風格あり赤に黒系まじり
赤系も高貴さありやはりバラ系そしてベリー系も野性味というか
野趣感
でもジャンのワインはそれらもしっかりと調和の中におとしこむコントロールされたもの
ワインのボリューム感もあり重厚さあり
熱量感じるなかにまろやかさもありますが
酸とミネラルもモルゴンらしいゴツゴツとした鉱物的なもの
飲んでも長く口中に存在する余韻の長さと
存在感あり男って感じのワイン
いや漢(おとこ)のほうでしょうか
現状でまだまだ若い固さや塊感など要素も溶けだす前の
強さがある状態ですので
飲み頃はまだ先かと思いますが
それでも全体の中にある調和やバランス完成度などはさすがのワインと思います。
ガメイのグランヴァン的な存在でもあるジャンのモルゴン コート・デュ・ピィ
2020年もその張りつめたテンションなどもあるポテンシャルあるワインです。

以下インポーター様情報
品種 ガメイ
テイスティング
コメント
野イチゴやグロゼイユの赤い果実と
シャクヤクやバラの高貴な花の香
り。ワインはまろやかかつコクのある
凝縮した果実味が染み入るように柔
らかく、塩気のある旨味と鉱物的なミ
ネラル、キメの細かいタンニンが骨
格を支える!

ちなみに!
収穫日は9月2日~9日と前年よりも
11日~2週間早い!収量は
40hL/ha。ジャンの顔とも言うべくド
メーヌを代表するワイン!2019年か
ら樽以外に、試験的に炻器のジャー
を15%熟成容器に使用!SO2は澱
引きの際に20mg/L添加。ノンフィル
ター!

その他のワインですが
○モルゴン レ・シャルム キュヴェ・エポニム2020年
モルゴンの中でも特別な区画のキュヴェ・エポニム
特にエレガントなワインになると言われる区画のモルゴン
こちらは少量で飲めておりませんが
テイスティングコメントでも
2020年の良さに加えこのレ・シャルムの個性が
エレガントあるがゆえに細やかな要素が顕在化するワインのようで
ジンジャーや花の香り艶やかさコクもありながら滑らかな質感もある
仕上がりとのこと
こちらもエレガントなワインですが
ある程度の熟成を経て飲みたいワインとなります。

以下インポーター様情報
品種 ガメイ
テイスティング
コメント
グロゼイユの赤い果実にシャクヤク
の甘く芳しい花の香り、ほのかにジ
ンジャーのエキゾチックな香りが重
なる。ワインは艶やかかつコクのあ
る滑らかな果実味が染み入るように
優しく、生姜のようなスパイシーさと
洗練されたミネラルがきれいに溶け
込む!

ちなみに!
収穫日は8月31日と前年よりも2週
間早い!収量は40hL/ha。シャルム
はモルゴンのクリマの中で一番ワイ
ンがエレガントと言われている!ワ
イン名は英語で名祖(なおや)という
意味があり、ラベルのデザインは日
本をイメージしている!SO2は澱引
きの際に20mg/L添加。ノンフィル
ター!

最後は
○フルーリー2020年
こちらはモルゴンではなくフルーリーということで
一般的には華やかさあり明るい赤系果実など出てくるフルーリーでも
ジャンのものとなると
そのエレガントさもありながらしなやかでコクのあるまろやかな果実味
2020年の良さがワインに凝縮感与えミネラル感も
しっかりと感じられるバランスの良さあるワインとなっているようです。

以下インポーター様情報
品種 ガメイ
テイスティング
コメント
グロゼイユやフランボワーズのジャ
ムなど熟した赤い果実にシャクヤク
の甘い花の香りが重なる。ワインは
しなやかでコクのあるまろやかな果
実の凝縮味に艶があり、鉱物的なミ
ネラルと滑らかなタンニンとのバラン
スが絶妙

ちなみに!
収穫日は8月25日と前年よりも2週
間早い!収量は35hL/ha。区画は
Champagne(シャンパーニュ)にあ
り畑は南向きでジャンの持つ畑の中
で一番早くブドウが熟す!フルー
リーの花崗岩の風化してできた砂岩
が上品でエレガントなワインを生み
出す!SO2は澱引きの際に20
mg/L。ノンフィルター!


以下2019年ご紹介文
ジャン・フォワヤール
ボジョレー・アリザリーヌ2019年です!!!

ヴァンクゥール様が誇る
モルゴンの名手
ジャン・フォワヤール
息子さんも自身のワイン生み出すようになって
そうなると父としても安心しだすころでしょうか
それがワインに余裕ももたらすそんな気がいたします。
いや子供に負けられないと余計に意気込むのか
私もあと何年かしたらそんな時期になるのかな・・・・と

ということで
ジャン・フォワヤールです。
ヌーヴォーは近年毎年お取扱いで外せない存在ではありますが
通常のワイン
今改めて確認するとまだまだお取扱い少ない
モルゴン コート・ド・ピィは銘酒中の銘酒とは思いながらも
ジャン・フォワヤールのワイン
それだけのポテンシャルあるがゆえに
寝かせることも必要で
でもそれがあって初めて生まれる広がる世界もあるわけですよね
それを改めて今回飲んだワインで知ることになったそんな気がいたします。

初めてジャン・フォワヤールのワインで
モルゴン コート・ド・ピィの先のワイン生まれたとき
話題となっておりました
でもそれを感じなかった当店でもあり
今思うと勿体ない事をしたのだなと改めて
それほどに今回飲んだ
モルゴン コート・ド・ピィ キュヴェ3.14(パイ)2016年
すごいワインでした。
その感じですが
いつものようにやや固めの蝋封
昔のモルゴンにあった石膏のような固さではないですが
熟成しっかりしてくれよと言われているような固さでもあります。
グラスに注ぐと
落ち着いた熟成を超えてきたややダークさでも煌めく様な美しさ
ルビー色ですね
立ち上がりジャン・フォワヤールらしいシュールさ
そのまま湿度が出てきてしっとりそして集中力が凄い
そしてにじみ出る果実の旨味
フランボワーズなど上質でそこにバラも加わり
なんとも高貴な表現
かといって旋律の高い部分だけじゃなく
地中のニュアンス腐葉土土壌から立ち上がる表現も加わり
旨味の出汁感が凄い
それでいてナチュラルさも硬質さありフォワヤールらしいカッチリとしたものもある
この絶妙なバランスと高次元で様々な要素がおりなすワイン
飲んでいて様々なものがよぎる
なんでかコサールの今はなきワインアルジリエールを思い出したり
土しっとり湿度ちょい果実の原種系のスパイシーさも加わり
内包される力
エレガントなのに生命力の強さがほとばしるワイン
これはちょっと驚きワインです。
80年を超える古樹
そして地中にあるマンガン層が与えるミネラル感
様々なタイミング成長それをまとめる腕が
このワインを生んでいるとそう思わざるを得ない素晴らしいガメイです。

その他のワインですが
先にジャン・フォワヤールのスタンダードワイン
モルゴン コート・ド・ピィはある程度寝かせないと楽しめない
その前の段階で楽しめる
そんな位置づけのワイン
○ボジョレー・アリザリーヌ2019年
軽やかに楽しめるジャンのガメイとしてあるアリザリーヌですが
基本にある構造の確かさ
そこに加わるガメイのジューシーな果実味
親しみやすくともシュールさや
美しさそのへんはキッチリと表現されるワイン
それを考えるとコスパの良い良心的なワインですね

今回2019年も期待する魅力がしっかりと出たワインとなっているようです。

最後は
○モルゴン キュヴェ・アタノール2015年
正直今回飲んだ
モルゴン コート・ド・ピィ キュヴェ3.14(パイ)2016年
これで相当な感動私自身いただいたわけですが
それを超えてくる
逆にいえばイレギュラーなワイン
2015年
特別な年となったがゆえ
本来キュヴェ3.14となるワイン
熟成をさらに重ね別ね名前でリリースとなったワイン
それが
モルゴン キュヴェ・アタノール2015年です。
要素のもととなるものはもちろんキュヴェ3.14に準ずるものとなりますが
その一つ一つの凝縮度密度などさらに上を行くようで
このワイン
飲み頃2041年までとあるようで
モルゴンとはいえガメイのワインでこの長期熟成可能なワイン
特別なワインですね

以下インポーター様情報
○ボジョレー・アリザリーヌ2019年
テイスティング
コメント
フランボワーズ、スミレ、バラ、シソ、
ハイビスカスティー、桜の葉の香り。
ワインは艶やかかつジューシーで明
るく、滑らかな果実味に溶け込む滋
味深く鉱物的なミネラルと繊細なタン
ニンが上品な骨格を形成する!

ちなみに!
収穫日は9月10日。収量は45
hL/ha。畑はフルーリーに隣接するラ
ンシエの区画。ワイン名は「アリザリ
ン」というセイヨウアカネの根から採
取される赤色の染料のことで、ワイン
の色が似ていることから命名され
た! SO2瓶詰め時に20 mg/L添加。
ノンフィルター!

○モルゴン コート・ド・ピィ キュヴェ3.14(パイ)2016年
テイスティング
コメント
フランボワーズ、ザクロ、キンカン、バ
ラ、シャクヤク、モミの木の香り。ワイ
ンはピュアかつ滑らかで明るく艶のあ
る果実味に上品なフィネスがあり、ダ
シのような旨味にチャーミングな酸、
滋味深いミネラル、繊細なタンニンの
収斂味がきれいに溶け込む!

ちなみに!
収穫日は9月19日。収量は35
hL/ha。ワイン名はPYと円周率のπを
かけたもの!80年以上の古樹から
造ったトップキュヴェで、地中にマン
ガン層があり、これが独特のミネラル
を与えている!SO2は澱引きの際に
20 mg/L添加。ノンフィルター!

○モルゴン キュヴェ・アタノール2015年
テイスティング
コメント
ドライプルーン、カシスのジャム、バ
ラの花弁、松脂、甘草、小梅、醤油の
香り。ワインは滑らかかつ優雅で上
品なコクと奥行きがあり、洗練された
果実の凝縮味に鉱物的なミネラルと
キメの細かいタンニンの収斂味がき
れいに溶け込む!
ちなみに!
収穫日は9月11日。収量は25
hL/ha。元々はキュヴェ3.14πの予
定だったが、あまりにもパワフルなワ
インだったため瓶熟4年を経て特別
なキュヴェに仕立てた!ワイン名
Athanorは中世の錬金術に使われた
溶鉱炉の意味があり、一度火を灯せ
ば長時間消えない炎と暑い年にでき
た力強い長熟のワインとを掛けてい
る!SO2は澱引きの際に20 mg/L添
加。ノンフィルター!





以下2018年アリザリーヌご紹介文
ジャン・フォワヤール
ボジョレー・アリザリーヌ2018年です!

モルゴンの名手
ジャン・フォワヤール
毎年のヌーヴォーはずっとお取扱いしておりますが
メインのワインは最近お取扱いのほう少し止まっておりました。
久しぶりに入荷となった
アリザリーヌ!
しかもビンテージは2018年
昨年のヌーヴォー抜群の出来でしたが
そんな2018年のアリザリーヌ
紫、赤、青のインクにじんだようなデザインのワインですが
久しぶりで飲みました。
ジャン・フォワヤールのワインでも
もっとも手ごろな価格のワインとして
2014年初リリースででたワイン
ヌーヴォーとモルゴンとの間に位置する早めでも楽しめるワイン
そんなコンセプトのアリザリーヌ
この2018年
リリースしてすぐではありますが
すでに楽しめる内容となっております。

その様子ですが
若々しい紫落ち着きあり深い紫も感じる液体
ガメイでもやや男性的なジャン・フォワヤールらしいワイン
ドライさもありながらやっぱり骨格はしっかりとあるガメイ
2014年のときなどモルゴンなどと比べると断然女性的と思っていたワインですが
2018年の良さもあるのか中世的な印象
というか女性的なしなやかさもありつつ男性的な骨格もある
そのビンテージの生み出す立体感
そのへんがこのアリザリーヌにも良さをプラスしているのかなと思います。
果実味もガメイながら充実したところもありでも甘い方向ではなく
ドライにキレあり酸もあるストイックな表現も健在で
アリザリーヌらしいワインの程よい躍動感、親しみやすさもある
良い仕上がりのジャン・フォワヤールらしさでた仕上がりと思います。
デイリーでもいける価格帯でもありますが
少しフォーマルな場面でも魅力発揮してくれるそんな品もあるワインです。

以下インポーター様情報
ダークチェリー、ブルーベリー、ハイビスカスティー、フュメ、黒鉛の香り。ワインはジューシーかつ明るく艶やかで、ボリューム豊かな果実味に溶け込んだ優しく繊細なタンニンとエピスのようなスパイシーさが心地よい!

収穫日は9月4日。収量は45 hL/ha。畑はフルーリーに隣接するランシエの区画。ワイン名は「アリザリン」というセイヨウアカネの根から採取される赤色の染料のことで、ワインの色が似ていることから命名された! SO2瓶詰め時に20 mg/L添加。ノンフィルター!


以下2014年ご紹介文
ジャン・フォワヤール
ボジョレー・アリザリーヌ2014年です!

祝!初リリースワインということで
念願のワインでしょうか
ジャン・フォワヤールのモルゴン
ボジョレーのワインとしてはかなり熟成を要するワインとして
それだけにポテンシャルの高いワインゆえの
ことかと思いますが
リリースしたてはやはり固めタイトな印象持ってしまうワイン
そんな中
ヌーヴォーとモルゴンのワインとの間に位置する
そんなコンセプトのもと生み出されたワイン
それがこのアリザリーヌです!

しかも初回ビンテージが2014年と
思い起こしても楽しかった素晴らしい仕上がりとなった2014年だけに
このアリザリーヌの初リリースを祝うが如くのワインではと思います。

そして今回
ジャン・フォワヤールの来日試飲会参加し
ジャン・フォワヤールを身近に感じながらのテイスティングしてまいりました。
ショートセミナーもあり
その生産地そしてジャンの目指すべくワインの方向性なども
感じることできました。
印象にあるお話で
SO2無添加のワインは造らないのかという問いに対して
やはり経験から
以前試したことがありそれが期待するワインとならなかった
その経験から
無添加ではなく極少量の添加という現状になったという話
また看板ワインでもある
モルゴン コート・ド・ピィこの垂直試飲できたこと
これがなんとも貴重な体験することできました。
そして
頭ではジャンのモルゴン熟成が必要とはわかっていても
どういった熟成カーヴを描いていくのか
そして予想を超える熟成のポテンシャル秘めたワインであること
体で感じることができたと思います。
本当に貴重な体験ですね
ちなみにその来日試飲会でテイスティングできたモルゴン コート・ド・ピィは
2007年、2008年、2009年、2010年であります。
2007年はやや枯れたオレンジ混じりで熟成進んで固さはとれ柔らかくとも
液体の密度は増しているそして繊細さが出ていると
驚きのモルゴン
下草などの大地香が穏やかにでも低いところから上がってくる
シュールな世界広がりでもまだまだ骨太さもあるモルゴンで
さらにさらに伸びていく可能性秘めたワイン
素晴らしいです。

ということで
もしかしたら
モルゴン コート・ド・ピィのバックビンテージもお取扱いできるのか?などという
夢は儚くも消えましたが
でもモルゴン コート・ド・ピィのすんごいポテンシャルを知ることが
再確認できて
新しいビンテージ2013年のリリース
そして
新しい若い段階でも楽しめるキュヴェ
ジャン・フォワヤールの世界楽しめるワインとして
リリースされた
ボジョレー・アリザリーヌ2014年

来日試飲会でテイスティングした印象ですが
まず価格がお手頃ということ
これは大きいですね
現在モルゴンになるとやはり4000円越えてくるわけで
さらに熟成も必要それが
2000円台で楽しめさらに若いビンテージでもその魅力でたワインであります。
香りはガメの若く軽いものにありがちなキャンディ系の香り
それが全然安っぽくない
繊細にのせてくる造りの上手ささすがです
健全でガメの花の露のようなふんわりと甘い香りが
清楚でフレッシュ
味わいはドライでちょうど良い軽やかさ
軽いだけのガメではなく真ん中ちゃんとコアがある感じもあり
これはバンバン楽しんでいただきたいガメですね
モルゴン熟成する間待つためのワイン
ヌーヴォーは年に一回ですが
その待つ間ぜひこのアリザリーヌを楽しんでいただきたいそんなワインが
生まれました。

ちなみにこのアリザリーヌ
アリザリンというセイヨウアカネの根から採取される
赤色の染料のことだそうで
ワインの色そのものだったことから命名されたとのこと
その鮮やかなアリザリーヌ
ぜひ楽しんでいただきたいです。

以下インポーター様情報
テイスティングコメント
イチゴ、フランボワーズ、ルバーブ、フュメの香り。ワインは滑らかかつ果実に艶があり落ち着いていて、優しくチャーミングな酸と緻密なミネラルがきれいに同調する!余韻に心地よい苦みが残る!

ちなみに!
収穫日は9月12日、13日。収量は42 hL/ha。畑はフルーリーに隣接するランシエの区画。ワイン名は「アリザリン」というセイヨウアカネの根から採取される赤色の染料のことで、まさしくワインの色そのものであり命名された! フィルター有、SO2瓶詰め時に10 mg/L。

おすすめ商品