自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ラ・ヴィショラ ドンナ・ローザ2013年 750ML

3,960円(税360円)

定価 4,620円(税420円)

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ラ・ヴィショラ
ドンナ・ローザ2013年です!

このワイン以前から気になっておりました。
ラツィオの素朴で骨太なワイン
ラ・ヴィショラですが
赤ワインのほうは試飲会やワインイベントなどで
何度か飲んでおり
その骨太な力強さありながら優しさやエレガントさも感じる
完成度高い赤
そんなラ・ヴィショラの白です!

ワイン名はどんな・ローザ
奥様の名前ローザさんの名前を付けた白ワイン
ラ・ヴィショラの家族は
奥様そして娘さん2人とのことで
温かい家庭ながらも男で一つということは
父として家族を守るという気持ちはかなり大きなものあるのではと
思います。
現在も測量士の仕事しながらワイン造りもやっているようで
平日はその奥様ローザさんが畑を守っているようです。
そんな奥様ローザさんの名前を付けた白ワイン
ただ一つの白ワインです。

どんな愛情表現が込められているのか
気になりますね

ということで今回テイスティングいたしました。
エチケットは他の赤同様に
水墨画チックなタッチで描かれたもの
そこに写るのはけっこう若い女性と感じたので
始めローザさんは娘さんかと思いました。
そしたら奥様とのことで
旦那さんにはいつまでも美しい奥様であっていただきたい
そしてそんな美しさ内面の美しさずっと見えている
そんな感じなのかなと
そしてワインです。
グラスに注ぐと
色はけっこう濃いめの黄色落ち着きある黄金色っぽく
香りは華やかというよりは落ち着きある印象で
金柑、かりんなど厚めの果実香
複雑なようでもまとまっていて一つに重なっているもの
味わいもポワンとした丸くエキスの濃さもしっかりある旨味が凝縮した
液体それがゆったりと少しとろみもあるような感覚で
入ります。
少々の酸化的ニュアンスもありながらもちゃんとコントロールされながら
まとまっている印象ですので
難しいようなワインではなく
エキスの厚みあってもドライで清潔感漂う美しさもあり
真ん中の強さはありながらもミネラル感もやや固めに存在すると
飲むごとに旨さが増していくような感覚ある白で
強さもありながら丸い優しさもある
これがドンナ・ローザか!となんか飲んでいて微笑ましくなるワイン
奥様の名前を冠したワインであります。

今回赤も上位のもの入荷しております。
以前は隣人の畑の買い葡萄で造るヴィチナーレ2013年でしたが
今回は
チェサネーゼ・デル・ピリオ ヴィニャーリ2013年です!
こちらは未テイスティングとなりますので
インポーター様のご紹介だけとなります。

口に入れた瞬間から何の引っ掛かりも違和感もなくなく、
生き生きとして広がりのある味わい。
とのことで
ほんとラ・ヴィショラの赤
赤はすべてチェサネーゼ1種のみで造られるワインなのですが
それぞれキュヴェで個性違うようで
本当に中域の充実した密度感ある果実味
大人っぽっく上質感そしてワインとしての完成度の高い
ものであります。
それが感じられるワインでありチェサネーゼの赤の中でも
優しさ感じるキュヴェとなっているようです。
ぜひ!!!

以下インポーター様より
ラ・ヴィショラの情報来ておりましたので掲載させていただきます。

★『優しくて頼りになる親父』 ラ ヴィショラ

ローマからナポリ方面へ車で1時間半ほど。ピリオというエリアは、パッセリーナからつくる白
ワインと、チェサネーゼからつくる赤ワインが中心となりますが、有名なワイナリーがあまりない
こともあってか、日本ではお目に掛かることが非常に少ないです。
まさに“農民”を地で行く色黒で無骨な顔立ちのピエロは、奥さんのローザと2 人の娘達との4
人家族。現在彼が所有する畑(標高330m)は2ha で、ローマでの会社勤め(測量士)を今も続
けている為、平日の畑仕事はローザが手伝っています。
私(萩野)が、前職の時代に知り合ったのですが、2008 年にヴェローナ郊外で行われているナ
チュラルワインのサロンでテイスティングをしていた時に、ブースの前を通りかかると、1 種類の
赤ワインだけをテーブルに置いている、真っ黒に日焼けしたおじさんと目が合いました。
顔はいかついのに、人懐っこそうな目がキラキラしていたので、すごく気になったのです。
彼、ピエロ マッチョッカのワインを試飲してみると、極端な強さと極端な優しさが同居している、
なんとも不思議なワインでした。でもよく考えると、このおじさんを見た第一印象と同じだなと。
当時は樽の香りが強かったのですが、ブドウのポテンシャルと旨みを強烈に感じたことを覚えてい
ます。
ところが聞いてみると生産量があまりに少なく、地元で完売している為、売るワインが無いと。
「じゃあ、何しにここに来とるんや!」という言葉をぐっと飲み込み、それでもその数日後にロー
マで半日の時間を空けて、ピエロを訪問することにしました。
その当時わずか1ha の畑では、ビオディナミを実践し、調合剤を定期的に使用していましたが、
必要以上に何かを入れることは避け、基本的に瓶詰めまで完全に亜硫酸無添加です。つくっている
ワインは赤1 種類だけで、少なくとも2 年先までは買えないという事でしたので、気長に待つこ
とにしました。
その翌年、待たせて本当に悪いので、白ワインを少しだけ買ってもらえるようにしたという連絡
がありました。実はセラーの中で、ダミジャーナ(大きな瓶)で熟成させていた自家消費用の白ワ
インがめちゃめちゃ美味しかったのですが、それを瓶詰めしてもらえるという事でした。
旨みたっぷりで魅力的に濁った白ワイン。それが奥さんの名前を付けたドンナ ローザ。
赤ワインはその1 年後にようやく日本に入荷し、現在は畑が2ha に増え、2011 年からは近所の
農家からブドウを買ってつくる「ヴィチナーレ」をリリース。
赤は現在では樽のニュアンスもほぼ無くなり、素朴で親しみやすくて口に入れた時にはアグレッ
シブさと独特の風味がありますが、時間とともに旨みをまったりと感じて気持ちよくいつまでも飲
めそうな感じです。抜栓後時間が経つことで(目安は数日~2週間)違った魅力が感じられますの
で是非お試しください。時間が経ったものは特に、飲み始めたらやめられなくなります。
毎年飲んでいても、最初に出会った時のピエロそのまんまの、優しくてもどっしりと安定感のあ
る、家族を守る親父のようなワインです。


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