ル・グラン・ドゥ・セヌヴェ ピエール・ドゥ・フェット2022年 750ML
ピエール・ドゥ・フェット2022年です!!!
二番通り酒店様より
ボジョレのガメイです。
少し前にも話ましたが
ナチュールのガメイ
以前はいつでもいくつかおすすめしたいワインが
在庫だいたいあった印象だったのが
現在では
少ない
リリースは毎年あっても早くに無くなってしまうとか
需要がいつからか高くなりそれが高止まりしている感覚あります。
そして価格の上昇もボジョレといえどもブルゴーニュワインの一部
やはりある程度の影響は受けておりますね
ブルゴーニュワインのそれと比べれば全然良心的な範囲ではありますが
だからこそ近年ですと
3~4千円程度で楽しめるガメイ
これは貴重な存在かと思います。
4千円もギリギリのるかのらないか程度までですね
5千円近くになってしまうとあるとは思いますが
やはりボジョレのナチュールとしては格上ワインの価格帯という感覚が
まだありますので
これもあと数年するとどうなるかはわかりませんが
なのでこの3千円~4千円ギリくらいの価格帯の内容の良いボジョレ
貴重です。
今回は二番通り酒店様より
ル・グラン・ドゥ・セヌヴェ
ボジョレはマルシャン村のヴァンナチュール
私の記憶では
このエチケット見覚えあり一度はお取扱いした記憶あるのですが
当店のデータには無し
あれっ!?となるのですが
昨晩食べたおかずも思い出せない日もあるくらいですので
自分の頭のストレージなどは
最近はあてにならない
どちらかというと感ピューターに近い存在になってきておりますので
初めてのお取扱いなのかなと
とりあえずそんな感じにしておいてください。
ということで
ル・グラン・ドゥ・セヌヴェ
当主はエルヴェ・ラヴェラ
なんとワイン造りの前は看護師をしていたとのこと
なにか親近感覚えるのですが
人の命に近い仕事している方は
生き死にに直面することもありますし
それが心に与える刺激は大きなものあるかと思います。
自然派ワインは
近年の私の中では
家族、命そのへんとも絡むのは間違いなく
そこに地球とかが大きな命題となり
さらに直近ではその先やはり政治、宗教などにも関係してくるのではと
思いながらも
このへんになると私の知識の限界などもあり
深まらない日々もあります。
いよいよ政治、宗教
さらには哲学の勉強までも必要となるのか
いや必要というと重くなるので
興味を持つことになるかどうかですね
そのへんは
今後のワインとの出会いにかかってくるのかと思います。
と脱線はこのくらいで
ル・グラン・ドゥ・セヌヴェ
造り手のエルヴェ・ラヴェラ
看護師からワイン生産者へ
これはワイン一度でも飲んでいただくとわかるのですが
とにかく真面目で真摯
二番通り酒店様のご紹介にもあるように
まさにそれを感じるワイン
だからこそ造り手もそんな方なんだと思います。
一度会ってみたいですしたぶん出会ったとしたら
妙に納得してしまうのではと思います。
ワイン造り始まったのが2007年
その後2009年からは一切の亜硫酸を使わない造りへと
さらに果実味の素直な液体を詰めたいとのことで
樽を使わないコンクリートタンク熟成にもこだわるとのこと
そしてこの誠実なワイン
これがクリスチャン・デュクリュに似ている
関係性もあるのかと思いますが
ドピュアなワインです。
今回到着は二種類
○ピエール・ドゥ・フェット2022年
今回二種のワインですが
基本どこまでもピュアな果実味にこだわるワインゆえに
二種類あっても
共通する魅力あるところもあり
非常に細やかなところでの違いを見出すことができるそんな印象
です。
まだリリースしたての2022年ですので余計にそういった状況かと
思いますが
これが熟成を深めていくことで描く熟成カーヴは違いが出てくるのかと
思います。
まずピエール・ドゥ・フェットですが
こちら情報見ると
フードルで1年熟成となります。
フードル!?大樽のものを指すのかと思いますが
基本フードルは樽ということで木質なもの
生産者情報では
コンクリートタンク熟成にこだわるとのことでしたが
これは
ルー・リーヴルに対してのことなのかなと
このピエール・ドゥ・フェットに関しては
2017年から4区画増やしたそうで
そのへんのワインに関しては実験的にやっているのか
またはよく聞く話として
葡萄の生産量仕込み量が増えることで
熟成容器は限りある訳でその中でうまく回して仕上げる必要が
あるので
コンクリートタンクも限られたものしかないとなると
そこで使えるのがフードルだったのか
というところ
ただ飲んだ感じ
やはりここのワイン樽のニュアンスを探し出すことはほぼ皆無かと
樽を使っていないと思われるような
ピュアな果実感
香りの清楚さシンプルさでも要素の濃さもある
非常にソフトな液体で開けたては一瞬鉄分のような感覚ありましたが
すぐに消え
飲んでもこのひっかかりの全くない流れ
これがまた流麗ででも充実感ある
凄く素直なまさにピュアな果実味が伝わるワイン
でもこれ系ってアルコール度数も低めかと思いきや
アルコール度数は13,5%もある
このへんはなんというか
ピュアさが凄いのに要素の濃さ飲みごたえもどこかにある
でも繊細な表現が生きるのでそれを無駄に感じさせないワイン
クリスチャン・デュクリュのワインは
若いうちはグイグイくる生命力伝わりますが
ル・グラン・ドゥ・セヌヴェのワインは
リリースしたての段階から球体的な完成度
その中にあるソフトで繊細バランスの良さを感じられるワイン
ガメイであり
ボジョレであり
まさにそれをそれだけを素直に伝えるワイン
でもこれはなかなかに素晴らしいワインです。
以下インポーター様情報
Pierre de Faite 2022 [ nouveauté ]
ピエール・ドゥ・フェット
品種:ガメイ
花崗岩と砂の混じった土壌。2017年から彼の畑の周りに4区画を増やしました。8日間セミ・マセラシオン・カルボニック。フード
ルで1年熟成。ラズベリーを濃縮したような味わい。艶やかで優しい酸と乾くようなタンニンが余韻にほんのり。彼がこの区画を手
に入れてから有機栽培に切り替えて年々と旨味と複雑味、厚みが増しているのを感じています。自然酵母が力強く躍動し始めていま
す。ピュアな醸造のためには実直なブドウを。そのことを改めて感じさせてくれる味わい。家を建てた時に最後に積み上げる石のこ
とをPierre de Faite。この畑へのエルヴェの想いをミレジムを通して毎年積み重ね感じていたいです。
本当は一種類だけ飲んで終わりの予定でしたが
アルアルですが
これだけ良いともう一本
これが気になる
気になるというのは
この完成度バランスだとすると
間違いないのは明白なのですが
造りもそれほど変わらないワインであり
同ビンテージなによりピュアさを求めるワインにあるのが
その違いを
ワインを違うキュヴェとしてリリースする理由、意義的なものを
確認したい気持ちがあったりしてですね
こちらもいただきました。
二番通り酒店様からは
数が少ないのですが・・・・と言われていたのですが
お取扱い今まであったかどうか
定かではないワイン飲んでみるしかないかなと
○ルー・リーヴル2022年
ル・グラン・ドゥ・セヌヴェのワインとしては
こちらが始まりのワインなのかと思います。
ワイン造り始まったのが2007年から
そして
このルー・リーヴル
2007年に植えたガメイとのこと
となると
樹齢的には17年程度ですかね
でもふと疑問が
2007年に植えたガメイで
2007年がファーストミレジムということは
それがあり得るのかという疑問ですが
でもある程度の樹齢のあるものを植えたのですと
あり得るのか
それともある程度の葡萄樹がそこには植わっていて・・・・
ということか
そのへんなのでしょうね
こちらはコンクリートタンク熟成のワイン
こちらもアルコール度数は13%
情報にあるのですが
畑はかなり急な斜面にあるようで
陽当たりも良好ということで
それだけの熟す要素のある畑なのかと思います。
斜面での作業はとにかく大変かと思いますが
それで生まれるワイン
こちらは液体の色ですが
ピエール・ドゥ・フェットと比べより赤黒さ濃度感も
感じる気がいたします。
そして開けたてより力みなく開放的な
ピエール・ドゥ・フェット・と比べ
立ち上がりは確実にゆっくりそして重心も低いところから
じょじょに紫の花が今ゆっくりと開きました
そんな印象
そこから果実味もふっくらとピュアさと冷涼さある果実味
明るいベリー系清楚でソフトなピエール・ドゥ・フェットに比べ
やや黒味と紫
そしてピュアさは変わらず実直さ
やや硬質感を持ちつつ伝えるガメイなルー・リーヴル2022年
を感じます。
現状でもそのやや大人っぽい上質なニュアンスあるワインの
ルー・リーヴルですが
もう少し寝かせて引き出してみたい気もするワインですね
以下インポーター様情報
Roue Libre 2022 [ nouveauté ]
ルー・リーヴル
品種:ガメイ
花崗岩と石の混じった土壌。2007年に植えたガメイ。セミ・マセラシオン・カルボニック。コンクリートタンクで1年熟成。陽当た
りの良い南西向きの斜面。彼の家の周りにある急な斜面の畑の下半分でつくられるキュヴェです。2007年のファーストミレジムから
つくり続けたこのキュヴェも15つくり目を迎えました。敬虔なクリスチャンであるエルヴェ。畑に向き合う姿勢、ワインつくりへの
想いは彼の生き方そのものの現れでもあります。決して妥協をしないことを私たちも知っています。彼の真摯な想いを五感で感じた
い、実直な味わい。自転車を足で漕いですっと足を離し自然体なまま心地よい風を感じる...Roue Libre。
以下生産者情報
標高500mの美しい畑。愛馬とともに誠実に自然と向き合うヴィニュロン
ボジョレーの南側、マルシャンという村でワインをつくるエルヴェ・ラヴェラ。ボジョレー地方の南、標高500mにある美しい眺望のブドウ畑で、真面目で真摯な、自
然との調和を大切にした畑仕事をしています。ボジョレー地方のナチュラルワインのパイオニアの一人でもあるクリスチャン・デュクローの系譜を受け継ぐかのような
素晴らしいつくり手です。彼のカーヴの上、標高500mに植えられた畑から生まれるキュヴェ"500m"とカーヴの下の畑から生まれるキュヴェ"ルー・リーブル"。きつい
斜面ですが陽当たりがよい一枚畑。よく手入れが行き届き、耕作や土寄せは彼の愛馬とともに行なっています。トラクターで土を圧迫して微生物の生態系を壊さないよ
うに心がけています。エルヴェがこの地でワインつくり始めたのは2007年。2haの畑からのスタートでした。その前は看護師の仕事をしていましたが、常に自然の中で
土と共に働きたいという気持ちがありました。マコンのギィモ・ミシェルなどでワインつくりを学び、自分でワインつくりたいという気持ちがより強くなりました。そ
の中でマルシャンの畑が売りに出されることを知り、その美しい畑に惹かれて奥さんとともに畑を購入。大きな一歩を踏み出しました。畑仕事は最初から有機での栽
培、醸造において2009年から一切の亜硫酸を使わずピュアなワインをつくっています。「果実の味わいを素直に液体に込めたい、ニュートラルなワインがつくりたい
んだ。」とエルヴェ。そのために樽のニュアンスのつかないコンクリートタンク熟成にもこだわります。彼の持つ畑の周囲に少しずつブドウを植え、周囲の生産者から
ブドウ畑を譲ってもらい、現在は4.3haを所有。「Liberté"自由"の精神を大切にしている。自分のリズムで自分のやり方で、自然を受け入れ尊重して畑仕事に向き合う
んだ。ミレジムそれぞれで生まれるワインが子供のような存在。ピュアな果実を育てそれを手で摘む瞬間は何よりもかけがえのない美しい光景だと思うんだ。そんな景
色を生み出せるような仕事をしたい。」そうエルヴェは語ります。ドメーヌ名のLe Grain de Sénevéは野生のマスタードの花の名前です。非常に小さい種を残す花で、
小さい種でも自分が信じた道を歩めば大きな壁だって乗り越えられる...その象徴としてのドメーヌ名。そしてエチケットにもその花が描かれています。流行に惑わされ
ない真っすぐで誠実なエルヴェはどことなくクリスチャン・デュクローに似ています。誠実な畑仕事から生まれる健全な果実、そこから生まれるピュアなワインには心
に響くエネルギーが宿っています。
おすすめ商品
-
クリスチャン・チダ アエイオウ2023年 750ML
ラシーヌセレクションより注目のクリスチャン・チダ!ここにしかないなんともいえない世界観深み集中力自由を感じるワイン到着です!
15,085円(税1,371円)
-
アラン・ルナンダ=ファッシュ ビュゼ・セルドン メトード・アンセストラル ロゼ・ぺティアンNV 750ML
2024年ビンテージ新物入荷!春~初夏の風物詩的ぺティアン!少し大人っぽく切なく甘やかで柔らかいビュゼ・セルドン!
3,677円(税334円)
-
フランソワ・サン・ロ D'arnouvaé s'i plleut, mett'ous yens 2023年 750ML(シードル)
果実味たっぷりで水々しい、ピュアな味わいのヴァンナチュール!ロワールはソーミュールから話題のヴァンナチュール!今回はイレギュラーもの!祖父へのオマージュを込めたシードル&シュナン&マルメロ&シードル!
3,508円(税319円)
-
フランソワ・サン・ロ Eune brave me, ch'pae ? 2023年 750ML(シュナン&マルメロ&シードル)微発泡
果実味たっぷりで水々しい、ピュアな味わいのヴァンナチュール!ロワールはソーミュールから話題のヴァンナチュール!今回はイレギュラーもの!祖父へのオマージュを込めたシードル&シュナン&マルメロ&シードル!
3,878円(税353円)
-
ドメーヌ・ラター VdFシラー2023年 750ML
ローヌの片田舎で造られる素朴で真っ直ぐな無添加ナチュラルワイン!コストパフォーマンスの高さに驚きです!
2,600円(税236円)
-
ドメーヌ・ラター VdFルーサンヌ2023年 750ML
ローヌの片田舎で造られる素朴で真っ直ぐな無添加ナチュラルワイン!コストパフォーマンスの高さに驚きです!
3,324円(税302円)
-
ノエラ・モランタン VdFシェ・シャルル ソーヴィニヨン2022年 750ML
ロワールはトゥーレーヌの美しくミネラリィなワイン!ノエラ&フィリップのワイン!やはりスタイリッシュで程よい緊張感研ぎ澄まされた感覚楽しめるワインです!
SOLD OUT
-
トロプフルタルホフ ロゼマリー2023年 750ML
ヴィナイオータ様よりトレンティーノ・アルト・アディジェの上質でスケール感あるワイン到着です!
SOLD OUT
-
ドメーヌ・ラター VdFヴィオニエ2023年 750ML
ローヌの片田舎で造られる素朴で真っ直ぐな無添加ナチュラルワイン!コストパフォーマンスの高さに驚きです!
SOLD OUT