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エドアルド・ズデルチ ＩＧＴトスカーナ モンティ2013年 750ＭL
ＩＧＴトスカーナ モンティ2013年です！！！
以前初めてお取扱いした
エドアルド・ズデルチのワイン
ラ・カッシーナ・ジラソーレ2015年でしたが
旨味の出方やナチュラル感も過ぎることなく
でも少しワインの面白さ伝えよう
その素の良さ
変に飾らずいいな〜と思ったワインでした。
ちょっとしたトラブルもあり
少しお休みしましたが
トスカーナのサンジョヴェーゼ飲みたくなり
やはり思い出した
エドアルド・ズデルチです。
お父様はイル・パラッツィーノの
アレッサンドロ・ズデルチ
その息子さんですが
イル・パラッツィーノ自体がキアンティの最上の区画
”ザ・クリュ”を所有する銘醸キアンティ
なんとなく感じるその敷かれたレールを進むのが・・・みたいな
最終的にはその歴史を紡いでいくこと必要なのかと思いますが
そのためにも
やれるときに自分のやりたいこと思いっきりやっておきたい
そしてその結果は
必ずや後世に繋がるものですので
その自分のやりたいこと思う存分やっている
そのワイン
エドアルド・ズデルチかと思います。
まずは
アゼッロ2018年
ＳＯ2無添加キュヴェのようですが
イル・パラッツィーノの重厚で王道なキアンティなどとはまた違い
やはりナチュラルワインとしての魅力が勝っている
そう感じます。
その分自由で
グラスに注ぐと赤紫もほんのりくすみ
淡い感じありでもきらりと光る健全さも見え隠れするワイン
スミレ系など紫の花の印象がリアルに感じるし
飲んでも色の生きている感じこのへんからはもう少し薄めなのかとおもいきや
しっかりと旨味の濃くや渋みそして甘味も感じる
ほんのりジャム系のニュアンスもありなあらパープルの世界広がる
奥には揮発酸あるか無いか程度
チャーミングさもあり親しみやすいのですが
芯は強いワイン
なんと後で知ったのがアルコール15％と記載あるようで
どうりでグイグイ飲めちゃうのですが
気が付くとガツンと酔いが回っている
危険なこれは危険なサンジョヴェーゼですね
ステンレスタンクでの醗酵、熟成によりクリアーでピュアな果実感だしつつ
ナチュラルな表現も持ち合わせる
サンジョヴェーゼ
アゼッロ2018年
ぜひ！！！
そしてもう一つ
エドアルド・ズデルチの上位ワインも飲んでみたくなり
入荷です。
○モンティ2013年
今回イル・パラッツィーノのトップキュヴェの一つ
グロッソ・サネーゼ2013年も飲みました
そのスケール感
ザ・クリュと呼ばれる最上のキアンティの区画のワインらしい
その素晴らしさ感じました
ゆったりして包容力ありながらバリックを使うことで
どこかモダンさも兼ね備えるワイン
それに対して
息子さんのモンティは
ステンレスタンクで醸造後
スロヴァニアンオークにて熟成
そう大樽熟成ですね
その様子ですが
グラスに注ぐと
イル・パラッツィーノのグロッソ・サネーゼのとろけるような深い質感ともまた違い
液体のクッキリ感そして液体の強さ感じるモンティ
赤紫のクリアーさもあり濃度感も中庸よりもう少し強めの濃度感
香りはいきなりのリキュール感黒果実カシスそして生葡萄感出てまいります。
このへんもエッジが効いているというか
このへんは
醗酵はステンレスタンクによりストレートに果実の力が表現されているのかなと
感じるもの
ただあけたての段階ではスロヴェニアンオークの大樽熟成の感じは
あまり伝わらないなと思っておりました。
がっちり硬質感強めのワインで
グワシと強靭さを持つサンジョヴェーゼ
イル・パラッツィーノのグロッソ・サネーゼは
包容力ある丸み深み口当たりのとろける感覚でしたので
だいぶこっちはガツンとくるものだなと
ただこれが二杯目三杯目と進むと
変化が出てくる2013年でまだまだ早い段階だったようで
香りにも変化でてきてブランデー様の黒いベールがかり
さらに塊
密度感増していく焦げ感もあり高級感増しますそしてややワイルドさも加わる
飲んでも強く感じた表現がどんどん集約されて集中力ましていく感じ
その存在感の強さアタックなど
まだそれでも飲み頃には早いワイン
それだけポテンシャルを込めたワインなのかと思います。
あと数年3年ほど待ちたいワインですね
以下インポーター様情報
アゼッロ
家業に戻ってきたエドアルドが、興味のあ
る、亜硫酸無添加の、挑戦的なキュヴェ。
抜栓後、ゆっくりとサンジョヴェーゼの
ピュアな要素が出てくる。
2017年より、エチケットが変わった。
品種：サンジョヴェーゼ
植樹：2000年代
位置：南東、南西向き
土壌：ガレストロ (泥灰土)
醸造 ステンレスタンクで醗酵、熟成
モンティ
品種：サンジョヴェーゼ
植樹：2000年代
位置：南、南西向き
土壌：ガレストロ (泥灰土)とアルベレー
ゼ（石灰岩土壌）
醸造
ステンレスタンクで醸造。スロヴェニアン
オークで16〜18ヵ月間熟成。
エドアルド・ズデルチについて
キアンティ・クラッシコ、ガイオーレ地区で名をはせる「イル・パラッツィーノ」のオーナー、アレッサンドロの子息エドアルドが2015年にスタートしたワイナリー。初年度から亜硫酸無添加に挑戦。栽培、醸造の両面でモンテヴェルティーネのアグロノミスト、ルジェーロ・マッツィーニの指導を受けている。特に2016年アゼッロ（Azzero）の、しっとりした味わいは特筆に値する。サンジョヴェーゼ100％で、そのエレガンスを美しく映した味わいの奥には、長年、ミュージシャンを志していたエドアルドの鋭い美意識と感性が滲み出ているのみならず、エドアルドには持ち前の好奇心と気転がそなわるから、将来が楽しみである。ちなみにガイオーレ地区の、いわばお隣さんには、サン・ジュースト・ア・レンテンナーノ、カステッロ・ディ・カッキアーノ、アマ、ブローリオなど、錚々たる名門が名を連ねる。
キアンティについて
15世紀以来「キアンティ」という地名は北はフィレンツェから南はシエナまでの広大な地域を指す。標高800mまでの丘陵があるが、ワイン造りは250〜500m前後の高度が中心。最初にキアンティの境界を定めたのは、1716年トスカーナ大公・コジモ３世。1932年に、広がり続けるキアンティの呼称に対抗し、９村・計７万haが“伝統的”区域としてクラッシコの呼称を得、その際の境界は現在も不動。キアンティ・クラッシコは長らく白ブドウのブレンドが必須だったが、サンジョヴェーゼ100％の認可は1996年以降。2000年には国際品種のブレンド率を20％まで引き上げた（DOCG初年の1984年は10％）。現在、生産者は約350社。この「キアンティ・クラッシコ」の周辺に広がる形でDOCGキアンティとして、ルフィナ、コッリ・セネージなど７つの地域が認定されている。この地域でも生産者の力量しだいで、高名なクラッシコに勝るとも劣らないワインも生まれている。
以下2015年ご紹介文
エドアルド・ズデルチ
ラ・カッシーナ・ジラソーレ2015年です！！！
ラシーヌセレクションの新しい造り手・・・・と思いきや
なんと
イル・パラッツィーノの息子さんで
自身のプライヴェートブランドがこのエドアルド・ズデルチとなるとのこと
ＳＯ2無添加のキュヴェも造っているようで
より攻めたワイン期待できるのか楽しみです。
そんなアドアルド・ズデルチ
今回初めてでしたので
スタンダードなワイン
ラ・カッシーナ・ジラソーレ2015年
イタリアワインながら
スクリューキャップとなります。
なんかこのへんも特に伝統大事にする感あるイタリアですが
若い世代には良いものは取り入れる的なものあるんでしょうね
早速飲みましたが
まず感じるのが
そのセンスの良さとバランスです。
中庸な濃度感
薄くも濃くもない感じあり
より黒味さす液体ながらエッジも淡さもあり穏やかで静けなそこの中にも
ギュッと凝縮するところもあり逆にほどけるように力の抜ける揺らぎもある
サンジョヴェーゼ主体の赤ですが
品の良さほどよい柔らかなローストも溶け込み
品位ある黒さもゆったりと繊細な甘み程よい密度
なんか素性の良さがすごく伝わるワイン
なんかこんな感じで伝えると
どこにも欠点無く最高なワインじゃね？とか言われそうですが
ある意味優等生的なところもあると思います。
この造り手じゃなきゃ！とかこのワインじゃないと！という
個性的な
魅力そのへんはこれから出てくるにじみでてくる
のかなと思います。
でもスタンダードキュヴェですので
それを考えるとかなり今後楽しみな造り手ではと思えるワインかなと
思います。
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