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ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ2019年 750ML
シャブリ2019年です！！！
シャブリの最高峰のワインとして
認知される造り手
フランソワ・ラヴノーと
ヴァンサン・ドーヴィサ
その他もシャブリで素晴らしい造り手はたくさんおりますが
長期熟成タイプのシャブリとなると
この両造り手が最高という声が多いようです。
でもここまで名声も高い造り手のワインとなると
ほぼ入ってきません。
生産量も限られたもので世界中で一定の引き合いあるとなると
もう崩すことなくいつも行くところに納品となって
それで毎年終わりなんだと思います。
でも今回当店として初めてですね
オファーがあり
なんで！？となりましたが
でもせっかくの機会なので一度試してみるのも良いかと思い入荷となりました。
ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサです。
最新ビンテージ2019年
いくつか2019年もの飲んでおりますが
2018年のむっちりとしたビンテージと比べよりバランスそして明るさと
快活なビンテージ的な印象今の所もつ2019年ものです。
その前になぜ2019年ビンテージいきなりオファーが来たのか
たぶんコロナの影響もあるのかと思います。
いやそれでしょうね
特にこれだけの銘醸ワイン
多くは高級レストラン様などやはりワインに見合う高級な場面での引き合い強いかと
思います。
このコロナ禍で厳しい状況続く中
このへんのワインもどうしても動きが悪い傾向にあるのかと思います。
日本だけじゃなく世界中でですね
そのへんあって回ってきた可能性あると思うと
なんか申し訳ないような気もいたしますし
当店みたくいきなりお取扱い
たぶん最初で最後になるかもです。
でもコロナ禍収束してレストラン様など今まで長くお取扱いあるところに
また戻ってくれることそれが良いのかと思います。
当店は来年のオファーは無いと思いますが
まずはそれで戻り
いつかまた通常の流れでオファーがきたらまたその時考えたいかなと思います。
今は本当に緊急事態というかイレギュラーな状態
やはり良いバランスで供給と需要がちょうど良い塩梅で回ること
そう戻りますこと願います。
ということで
ヴァンサン・ドーヴィサ2019年
今回入荷は4種類
シャブリ2019
シャブリ1級ヴァイヨン2019
シャブリ1級ラ・フォレ2019
シャブリ特級レ・クロ2019
です。
比較的本数多かったヴァイヨン2019いただきました。
やっぱり早いんだと感じたワインです。
長期熟成タイプとして名をはせるワインゆえ当たり前なのですが
それでも2,3日で1本飲んでしまいました。
その一級品のワインにあるいつでも感じるバランスの良さはあります。
抜栓してグラスに注ぐと
黄色というか黄金色エキスねっとり
ローヴもゆったり
明るさ緑もみえる液体
ライム、桃、グリーンなものもあり溌剌として
そこに蜜にハーヴ系
思ったより重心低く重いいかにも濃い系フルーツなのかと思いきや
やはりシャブリの良さ個性をしっかりと引き出しつつ
その中で長期熟成に耐えうるものを生み出しているのかと
飲んでもやんわり口中で転がしたくなるトロリとしていながら
若々しさとシャブリのミネラル感そして密度感あり弾力性ある張りのある液体
正直まだまだ強い骨格もバランスの中にある
要素がグッと主張する
ほろ苦さも加わりつつ酸も張りのあるもの
でもエキスのボリューム感と包むような丸み二日目などより柔らかさも出ますが
それでもやはりまだまだ先のワイン
ちなみにどれくらい？となりますが
当たり前のように10年とか待つこと必要なのかなと
正直若い表現がグイグイあるので
その奥にあるものが全然予想もつかないもので
このヴァンサン・ドーヴィサを少しでも知るためにも
と飲んだのですが
その少しでもわかる段階がまだ先のようでした。
ちょっと何か数年寝かせてから飲んでみたい気も致します。
ちなみにヴァンサン・ドーヴィサ
2002年からビオディナミ栽培とのこと
やはりワイン造りは土から健全で生命力ある大地から
その力をさらに引き出す造りとして
伝統的な醸造方法
132Lのオーク樽
フィエットと呼ばれるもので熟成
小さめの樽となればよりその影響も色濃くでると思うのですが
新樽はそこまで比率高くないので今回も樽が無駄に前にでることは
全然なくてそれは逆にちょっとした驚きでした。
でもその要素は必ずワインに刻まれていて長期の熟成の中で
少しずつにじみ出てくるのかと思います。
とにかくやはり待つこと必要なワインなのかと
思います。
以下インポーター様情報
○シャブリ1erCruヴァイヨン2019年
『ワイン・アドヴォケイト』（2020 年5 月） 92点（2018VT）
＊醸造： 手摘みで収穫したブドウを空気圧圧搾機で圧搾し、12時間デブルバージュ（澱引き）を行う。18-22℃で3週間発酵する。マロラクティック発酵は行う。シャプタリザション（糖分添加）はほんの少し施す。フイエット（容量132Lの樽）とピエス（容量228Lの樽）の新樽と古樽両方を用いて12ヶ月間、シュール・リーで熟成する。その間バトナージュは行わない。澱引きと清澄は行わず、ろ過後に瓶詰め。
＊評価：
『ワイン・アドヴォケイト』（2020 年5 月） 92点（2018VT）
グラスに注ぐと、シャブリ ヴァイヨン 1級からは、金色系の果実、蜜蝋、柑橘系のコンフィ、オートミール、そして新鮮な青りんごのアロマが漂う。味わいはミディアムからフルボディ。豊かで濃厚。鋭い酸があり、塩気のある余韻が長く続く。シャブリの特徴を充分に備えているとはいえ、ドーヴィサの造るヴァイヨンには珍しく、明らかに果実の影響が刻まれたヴァイヨン。
○シャブリ1erCruラ・フォレ2019年
『ワイン・アドヴォケイト』（2020 年5 月） 93点（2018VT）
＊醸造： 手摘みで収穫したブドウを空気圧圧搾機で圧搾し、12時間デブルバージュ（澱引き）を行う。18-22℃で3週間発酵する（15%は樽発酵）。マロラクティック発酵は行う。シャプタリザション（糖分添加）はほんの少し施す。フイエット（容量132Lの樽）とピエス（容量228Lの樽）の新樽と古樽両方を用いて12ヶ月間、シュール・リーで熟成する。その間バトナージュは行わない。澱引きと清澄は行わず、ろ過後に瓶詰め。
＊評価：
『ワイン・アドヴォケイト』（2020 年5 月） 93点（2018VT）
シャブリ ラ・フォレ1級2018も好調で、グラスに注ぐと、新鮮な緑の果実、柑橘系オイル、蜜蝋、ハチミツ、そしてカキの貝殻のアロマが広がる。味わいはミディアムからフルボディ。多層的でテクスチャーがあり、濃厚で包容力もある。心地よい酸味が中核をなし、塩気のある余韻が長く続く。ヴァイヨンがそうであるように、若いラ・フォレとしては全く疑う余地のないワインであり、抜栓後すぐ飲んでも非常に満足できるワイン。
○シャブリ2019年
『ワイン・アドヴォケイト』（2020 年5 月） 90点（2018VT）
＊醸造： 手摘みで収穫したブドウを空気圧圧搾機で圧搾し、12 時間デブルバージュ（澱引き）を行う。18-22℃で3 週間発酵する。発酵に樽は使用しない。マロラクティック発酵は行う。シャプタリザション（糖分添加）はほんの少し施す。フイエット（容量132L の樽）とピエス（容量228L の樽）の新樽と古樽両方を用いて12 ヶ月間、シュール・リーで熟成する。その間バトナージュは行わない。澱引きと清澄は行わず、ろ過後に瓶詰め。
＊評価：
『ワイン・アドヴォケイト』（2020 年5 月） 90点（2018VT）
シャブリ2018は非常に好調で、柑橘系オイル、新鮮な果実、オートミール、そして蜜蝋の上品なブーケが香る。味わいはミディアムからフルボディで、エレガントなテクスチャーと魅力がある。熟してはいるが鋭くもある酸を中心とし、フィニッシュには上品な塩気がある。アペラシオンとドメーヌのスタイルは忠実に維持しつつも、ドーヴィサの造るシャブリには珍しく、若々しい魅力を備えており、比較的若い段階でも美味しく飲むことができる。
『ヴィノス』（2019 年7 月）89-91点（2018VT）
『ワイン・スペクテーター』（2019 年12 月）91点（2017VT）
○シャブリ グランクリュ レ・クロ2019年
『ワイン・アドヴォケイト』（2019 年8 月） 96点（2017VT）
＊醸造： 手摘みで収穫したブドウを空気圧圧搾機で圧搾し、12時間デブルバージュ（澱引き）を行う。18-22℃で3週間発酵する（20%は樽発酵）。マロラクティック発酵は行う。フイエット（容量132Lの樽）とピエス（容量228Lの樽）の新樽と古樽両方を用いて12ヶ月間、シュール・リーで熟成する。その間バトナージュは行わない。澱引きと清澄は行わず、ろ過後に瓶詰め。
＊評価：
『ワイン・アドヴォケイト』（2019 年8 月） 96点（2017VT）
プルーズPreusesよりも筋肉質で包容力があるシャブリ レ・クロ2017 特級は、グラスに注ぐと、熟したレモン、柑橘系のコンフィ、ペーストリークリーム、そして白色系ドライフラワーのアロマが広がる。味わいはフルボディで、光沢があり、多面的で、豊かではっきりとした形をしてはいるが切れのよい輪郭もある。フィニッシュには白亜質土壌の長い余韻がある。
以上ヴァンサン・ドーヴィサ2019年
4種類です。
以下生産者情報
栽培面積およそ10ha の畑からできるドーヴィサのワインは生産量が限られており、入手困難な幻に近いワインである。1930 年から続くドメーヌのワインは伝統的な醸造方法を守り、今でもフィエット（132 リットル入りのオーク樽）で熟成を行っている。また新樽を20〜40%用いるところもこだわりの1 つである。そして驚嘆するのはワインの長命さである。この不動ドメーヌのけた外れのワインをぜひご堪能下さい。
◆ドメーヌの歴史◆
16 世紀からブドウを栽培しているドメーヌだが、元詰めを始めたのは1931 年のことである。初代のロベール・ドーヴィサがネゴシャンへのワインの販売を止め、元詰めを開始し、直売を始めたのだ。その後、息子のルネがドメーヌを継承し、1989 年以降はルネの息子ヴァンサンが3 代目として運営をしている。 ヴァンサンは一度も醸造学校に通ったことはない。幼少のころから畑で働いていた。醸造の術は全て経験で培ったものなのだ。彼は父ルネの隣でおよそ12 年間働き、様々な実験を試み、最良の醸造方法を探り、自身のものとしていった。その努力がおそらく、彼のワインの驚くべきクオリティの所以である。現在は、彼の二人の子供もドメーヌで働いている。
◆畑について◆
畑は、認証は取ってはいないが、2002 年以降ビオディナミで栽培している。耕耘は年に3 回行い、下草は生やさない。肥料は自身で作った、ビオディナミ調合剤を入れた堆肥を使用している。夏期には摘芽を行う。収穫はすべて手摘みで、ブドウを選別しながら行う。
◆醸造について◆
収穫したブドウは空気圧圧搾機で優しく圧搾する。デブルバージュは短時間行い、発酵は一部タンクで、一部は樽発酵（1/4 は新樽だが、60%までは何年か使用した樽）する。発酵には時に少量の培養酵母を撒いて発酵の開始を促進するが、通常は区画の土着酵母を好む。発酵後、古樽やフィエットで6 ヶ月〜1 年、もしくはそれ以上熟成させる。必要であれば軽くろ過を施し、瓶詰めは重力によって行う。
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