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泥亀 麦 20度 720ML
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ドメーヌ・ジュリアン・ピノー レ・シュセット・アロニス2018年 750ML
レ・シュセット・アロニス2018年です！
ロワールのまだまだ若手の造り手
ジュリアン・ピノーです。
ここ数年たまに目にすることあったワイン
白黒のエチケットですが
なんかそのイラストが気になったワイン
レシュセットアロニスというワインですが
でもお取扱いするに至らなかったのですが
今回当店初めての御縁となりお取扱いのジュリアン・ピノーです。
生産者の情報確認すると
ロワールのクロ・ロッシュ・ブランシュ
ヴァンクゥールさんでお取扱いあった造り手さん
ロワールはトゥーレーヌの長老的な存在
その歴史がすごく
1896年から続く由緒あるワイナリー。
1991年から畑をビオロジックとのことで
その歴史だけじゃなくその地域の造り手さんが信頼し何か問題あったりすると
相談したりアドバイス求めるような駆け込み寺的な存在
残念ながら2015年に引退されたようですがその
クロ・ロッシュ・ブランシュの畑
その畑は四人の造り手さんに分散されたようで
新井順子さんのボワ・ルカはじめノエラ・モランタンそしてローラン・サイヤール
そして最後が
今回の造り手ジュリアン・ピノーだそうです。
しかも最後の最後一番大事な畑を残したくなるところですので
その素晴らしい畑最後の畑を譲り受けたのがジュリアン・ピノーとのこと
こんな話聞くと期待高まりますね
今回入荷のワインは
四種類
まずは白
○ロッシュ・ブランシュ2018年
ソーヴィニヨンブランの白
ロッシュ・ブランシュとあるように
クロ・ロッシュ・ブランシュに植えられていたソーヴィニヨンブランから造られる白です。
2018年いいですねビンテージの良さもあるのかと思いますが
グラスに注ぐと
なんとも輝き健全さクリアーでいながら黄色の濃いめで蜜色の液体
香りもイメージ通りにレモンがもぎたてフレッシュかんきつ類が素晴らしいテンションで
感じられます。
まだ若い段階ですので溌剌とした部分が前に出ておりますが
それだけじゃなくこのワインの中域の充実感
インポーター様の情報にもあるようにどこかナッティな雰囲気
これだけ溌剌としているのにエキスの充実感もあり
味わいも甘さ蜜様のものありながらキレもあり分厚さも感じる
アルコール度数も14％というから驚きです。
正直グイグイ飲めちゃいます。
でも気が付いたときはかなりの酔いが回るでも飲むことを辞められない
なんか良さがあります。
甘みもグッと感じますが酸がキッチリと張り出すのでドライな方向へ
またコクも感じ満足感あるワイン
そして初めから中間そして最後まで特徴的なミネラル感
これなんといいましょうか
クロ・ロッシュ・ブランシュから派生していくボワ・ルカ
ローラン・サイヤール、ノエラ・モランタンそしてジュリアン・ピノーへと
特に私の場合は
ノエラ・モランタンに感じるミネラル感そのへんとの繋がりもあるような
エキスの濃さなどはボワ・ルカのソーヴィニヨンか・・・・
などなど
想像しながら楽しむその歴史が人が紡いでいく
そんな魅力がなんとも楽しいですね
次は赤
その気になるエチケットの赤ワイン
○レ・シュセット・アロニス2018年
ピノードニス70％ガメイ30％の赤
気になるエチケットのワインです。
若干怖いくらいに葡萄をむしゃむしゃ食べているそんなイラストでしょうか
一度見ると忘れられない感じですが
ワインは
逆に素晴らしくピュアでわかりやすい感じ
グラスに注ぐと薄赤クリアーでなんというか手を加えていないそのまんまの葡萄感
あります。
白のロッシュ・ブランシュもこのレ・シュセット・アロニスもそうですが
SO2無添加仕上げながらバランス感覚健全さが素晴らしい
負の部分ほとんどないワインです。
ガメイパープルな綺麗な液体メントール系の清々しい感じ
キレあり紫の花の感じそしてほんのりすり潰した果皮感も混じり
酸が生き生きとしてピュアそして赤果実もベリー系その後じんわりと薄旨系の旨味が染みる
まだ若い段階でガメイの感じが前に出ている気がいたしますが
メインはピノードニス70％で
ピノードニスのより土感野性味ある魅力などこれから少しずつにじみ出てくるのではと
思います。
気が付くとスイスイ飲めちゃいボトルが空になっているそんなワイン
明るさや綺麗な魅力の中にやはりドニスのちょっとした大人っぽさもあるのかなと
より今後出てくるワインではと思います。
次は
○ボワソン・ダヴリル2017年ロゼ・微発泡
このワインはネゴスワイン
トゥーレーヌのパスカル・アヴリルから購入したカベルネフランでル靴
ロゼ・微発泡ワインのようです。
エチケットの感じもほかのワインとはまた違い
ネゴスとドメーヌワインとで違うようですね
ロゼ・微発泡の自然派ワイン
それだけでなんか旨そう！と反応してしまいますが
今回飲めておりませんので
インポーター様の情報ですが
やや淡いロゼで細かい泡、フレッシュなイチゴ、キャンディー、
柔らかな口当たりとほんのりと残糖を感じる果実味、アフターはドライ。
味わいのバランスは良いですが、2-3時間でマメりそうな雰囲気はあります・・・
とのことで
やっぱり泡ありフレッシュな果実感バランス良しで
美味しいですね
でもその豆がでそうな感じもあるとのことで
抜栓して早めに飲んでしまうかまた少し寝かしてから楽しむかですかね
最後は
○ジュボラン2018年
ガメイ100％の赤
今回ジュリアン・ピノーでも限定ワインとしてご案内いただいたワイン
こちらもSO2無添加仕上げ
価格も非常に良心的
レ・シュセット・アロニスはドニスとガメイであんなに綺麗なピュアな液体となっておりますので
このガメイ
こちらももうガメイの良さピュアさグイグイくるワインかと思いますが
インポーター様情報からも
ヴァン・ド・ソワフ的なガメイの甘み酸が柔らかく染みわたるワインとのことで
もう難しいこと考えずに
楽しめるワインですね！
以下インポーター様情報
○ロッシュ・ブランシュ2018年
元クロ・ロッシュ・ブランシュの畑に植わるソーヴィニヨンブランを
プレス後ステンレスタンクで12 ヶ月発酵・熟成、最終段階はとても
ゆっくり発酵が続き、澱を取り除くため瓶詰め前に濾過しサンスフ
ルで仕上げました。輝くクリーム色、ナッツやマンゴーの香り、瑞々
しいアタックに柔らかな酸とミネラル、沁み入るエキス分が心地の
良いバランスの整った味わいで、甘味を帯びた余韻が続きます。
品種 ソーヴィニヨンブラン100％
SO2 無添加 トータル：16mg/L未満
○レ・シュセット・アロニス2018年
元クロ・ロッシュ・ブランシュの畑に植わるピノドニスとガメイをグ
ラスファイバータンクと食物用バックで10日間醸しプレス、ステン
レスタンクで4 ヶ月発酵、そのまま5 ヶ月シュールリー熟成しSO2無
添加で瓶詰めしました。淡いルビー色からレッドチェリーや出汁系
の香り、フレッシュなアタックにフルーティな酸味と硬質のミネラル、
滑らかなジュースがアフターへと流れます。
品種 ピノドニス70％（手摘み／平均73年）
ガメイ30％（手摘み／平均27年）
SO2 無添加 トータル：11mg/L未満
○ボワソン・ダヴリル2017年ロゼ・微発泡
雹の被害を受けた17年、トゥーレーヌのドメーヌ、パスカル・アヴリ
ルから購入したカベルネフランを発酵後、11月末に残糖20グラム
の状態で瓶詰めしました。仏語のエイプリルフール（ポワソンダヴ
リル）にかけボワソンダヴリル（アヴリルの飲み物）となりました。オ
レンジを帯びたライトイエローに細かな泡立ち、もぎたてのイチゴ
の香り、果実味とエキス感にコク、バランスの良さが光ります。
品種 カベルネフラン100％
SO2 添加量は不明 トータル：28mg/L未満
○ジュボラン2018年
元クロ・ロッシュ・ブランシュの畑に植わる樹齢33年のガメイをプレ
ス中で2日間醸し、グラスファイバータンクで3 ヶ月発酵、そのまま
6 ヶ月熟成し夏至の頃にSO2無添加で瓶詰めしました。淡いガー
ネットの外観、プラムの奥にブラックペッパーの香り、ややガスを感
じる瑞々しい口あたりに綺麗な酸と滑らかなタンニンが溶け込ん
だ甘味が染み渡るヴァンドソワフです。
品種 ガメイ100％
SO2 無添加 トータル：26mg/L
生産者情報
Domaine des Bois Lucasドメーヌ・デ・ボワ・ルカは、Clos Roche Blancheクロ・ロッシュ・ブランシュの所有する無農薬の畑を8ha購入させて頂きま
した。クロ・ロッシュ・ブランシュのオーナーCatherineカトリーヌは2015年に引退をしましたが、その最後の6.7haを購入し新しくドメーヌを誕生させたの
が、Julien Pineauジュリアン・ピノーです。
1985年9月16日ロワールToursトゥール生まれ。大学でワインとは全く違う経済を専攻後、アメリカに留学。その間に夏休みを利用して葡萄畑の収
穫を経験。その時に自然の素晴らしさを認識します。
帰国した2009年にモンルイのLise et Bertnard Soussetリーズ・エ・ベルナール・スーセで収穫をして、ワインを造ろう！と決意。早速アンボワーズの
醸造学校に入学し、本格的に醸造を勉強します。みっちりとエノローグを勉強した後、2012 〜 2013年プロヴァンスのDomaine Terres Promisesド
メーヌ・テール・プロミズやクリストフ・コモールで仕事をして、やはりロワールで自分のワイナリーを立ち上げようと、2014年Noella Morantinノエラ・モラン
タンの所で働きました。そこでクロ・ロッシュ・ブランシュのカトリーヌと出会い、今回の畑購入となったのです。
カトリーヌの畑を引き継いだのは全部で4名、私、ノエラ、ローラン、そして今回のジュリアン、全てビオを実践しております。彼女は引退しても、同じ
志の仲間が畑を守っております。ジュリアンは最後までカトリーヌが売らなかった、一番良い畑をGetしました。あの樹齢100年以上の素晴らしいコーも
ジュリアンにご縁があったのです。
コー6.5ha、ソーヴィニヨンブラン2.5ha、ピノドニス0.8ha、カベルネフランとカベルネソーヴィニヨン0.6ha、ガメイ0.5ha何とバランスが良いのでしょうか？
一気に6種類の品種が醸造出来るのです。同じ畑で同じ醸造所で作ってもディディエとは全くスタイルの違うワインが出来上がりました。ジュリアンの
若い感性が初年度からきちっと瓶に詰まりました。どれを飲んでもウルトラナチュラル。新人とは思えない感覚です。同じ所有者の畑を４名別々に醸
造すれば、４つの別々のスタイルのワインが出来上がります。本当にワインは面白いです。私のスタイルと全く違いますが、私は個人的にこのジュリアン
のワインが大好きです。彼のワインには華があるのです。果実をこれだけ残すのは難しいのですが、それをいとも簡単にさらっとやってのけました。彼が
今後どんなワイン造りをしていくのか、とっても楽しみな歴史が誕生しました。是非沢山の方に味わって貰いたいです。
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