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グザヴィエ・マルシェ レリクシール・ロング・ヴィ2013年 750ML（ラベルダメージ有り）
レリクシール・ロング・ヴィ2013年です！
超自然派のアンジューの新人として2011年ビンテージが
初入荷となりましたが
そのボトルはすんごいオリそしてボトルダメージというか
エチケットがオリ曲がったり汚れたりと
すんごいインパクト
中身的にも外観的にもでしたが
今回は少しだけ改善！？
そんな2013年です
今回入荷は
レリクシール・ジュヴォンス2013年
白
そして
レリクシール・ロング・ヴィ2013年
赤です。
まず自然酵母による発酵。厳密なろ過や清澄作業も行わず、瓶詰め時の亜硫酸も無添加の
グザヴィエ・マルシェのワイン
2011年の初めてのワインはその大量のオリに度胆ぬかれましたが
特に酸化的なニュアンスが当たり前のようにあったワインでしたが
今回は
リリース前の現地の状態でも
逆にこんなに酸化的なものが無くなり
どうしたの？と言うほどだったそうです。
その変更点はわざと変えたというより
2013年の葡萄のポテンシャルや製法に時間がかかったことなど
ある意味自然の摂理的に
そういったワインに仕上がったと言えるのではと思います。
外観にしてもオリに関しても今回は大丈夫！と現地では
言われたそうですが
ただ実際入荷したら
けっこう大き目のオリのあるボトルもあるようで
エチケットにしてもだいぶ綺麗なものが多いですが
糊の跡があったりとやっぱり
グザヴィエ・マルシェらしい感じになっております。
今回は
唯一の赤
レリクシール・ロング・ヴィ2013年
テイスティングいたしました。
ただ今回は自宅でのテイスティングではなく
お付き合いのある飲食店様へ持参しての
テイスティングでしたのでまったくメモとらずに
ただ楽しんでしまいました。
その時のうっすら残る記憶ですが
色は少し暗めのやはり若干の濁りとかオリもある状態だったと
記憶しております。
香りなども華やかな感じではなく
より土っぽい若くても少し熟なニュアンスもあるような
そしてカベルネフランらしい青さなど嫌な感じではなく
ワインに複雑性を与えるそんなニュアンスで感じる
ややビターなニュアンスもワインに大人っぽさを与え
全体としては軽やかでピュアな果実味そのまま楽しめる赤
パウダリーな旨味が染みるような液体で
この先もっと旨味深み増していくと感じます。
派手な感じではなくこの玄人好みしそうなナチュラルワインでいいですね
白の
レリクシール・ジュヴォンス2013年ですが
酸化的なニュアンスがかなり無いようで
それというのも酸化的なニュアンスを出す酵母が活動するのが
アルコール度数12％超えたあたりから活発に動き出すようで
軽やかなスタイルのビンテージとなったゆえに
そういったニュアンスもあまり出ていないようです。
その分爽快さや硬質なミネラル感も楽しめるワインとなっているようで
使い勝手の良いワインかなとでもオリはけっこうあるようです
以下インポーター様情報
L’Elixir de Jouvence / Xavier Marchais
レリクシール ジュヴォンス / グザヴィエ マルシェ
フランス ロワール地方
シュナン ブラン 100%
「若さの霊薬」と名付けられたワイン。例年は、ジュラのワインを思わせる酸化的なニュアンスがあるタイプのワインですが、2013年はその酸化のニュアンスはあまり感じられず爽快なフレーバー。硬質なミネラル感と清らかない酸、フレシュな果実味にじわりと余韻に広がる旨味があります。2012年以前とはがらっと印象が変わりましたが、その芯にはグザヴィエ マルシェらしいメッセージが詰まっています。
自然酵母による発酵。厳密なろ過や清澄作業も行わず、瓶詰め時の亜硫酸も無添加。
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L’Elixir de Longue-Vie / Xavier Marchais
レリクシール ド ロング ヴィ / グザヴィエ マルシェ
フランス ロワール地方
カベルネ フラン 100%
「長寿の霊薬」と名付けられたワイン。グザヴィエ マルシェの手がける唯一の赤ワイン。通常カベルネ フランと言えば青っぽいニュアンスで敬遠されることが多いですが、このワインに関しては、圧搾を非常にゆっくりとしたスピードで優しく行い青さのないピュアな味わいの赤ワインに仕上げました。色調も通常この地域の赤ワインと比較すると淡く、口当たりや飲み心地も柔らか。全体に広がる妖艶な風味からは、ちょっとエロティックな秘密めいた不思議さを感じます。また収穫量を徹底的に抑えることでワインに複雑さと外向的な表情を持たせており、カベルネ フランの新しい表情を見せてくれます。
自然酵母による発酵。厳密なろ過や清澄作業も行わず、瓶詰め時の亜硫酸も無添加。
またもや全品ラベル不良！でも昨年よりは改善！？ アンジュの鬼才グザヴィエ マルシェの新ヴィンテージはアルコール度数 11-11.5%とガラリと印象が変わりましたが、芯にあるメッセージは不変です！！！
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ロワール地方アンジュ地区。このエリアからはどうして鬼才と呼びたくなるような新進気鋭の若手生産者がどんどんと現れるのでしょうか… 昨年、個人的に最も驚かれたワインの生産者、グザヴィエ マルシェもアンジュ地区でワイン造りを行っています。
彼のワインの魅力は、何と言ってもその圧倒的なオリジナリティ。
個人的には、ワインをセレクトすることにおいて、この「何にも代えがたい魅力」というのは最大の美点だと思っています。その土地、その年、その人と唯一無二のものが揃った上でしたか表現出来ない味わいこそ本物なのかなと。
さて、そんな才気あふれるグザヴィエ マルシェの待望の新ヴィンテージが入荷してきました。まず驚かされた（そして皆さんも驚くであろう）ことは、今回入荷の各ワイン達のアルコール度数が2011や2012年と比較してぐっと低いこと。13-14%程度あった各ワインのアルコール度数が、今回は軒並み11.5%前後となっています。
当然味わいも「ガラッ」と違います。以前の彼の白ワインは、濃密な果実味とヴァン ジョーヌのような酸化的な風味が混在するスタイルでしたが、今回入荷して来てた各ワインは非常に爽快でいわゆる酸化のニュアンスはなし！それでいて、軽いとか薄いということではなく芯の部分にグザヴィエ マルシェならではの強烈なメッセージを秘めているのです。
2013年とそれ以前、非常に印象的なほどの味わいの違いだったので本人にその理由聞いてみました。
ふ「アルコール度数が凄い低いけど、これって当然ヴィンテージの影響だよね？」
ぐ「そうだね、2013年は非常に”変な”年だったからね。寒かったし、雨もあったし、ブドウが熟すのにとても時間がかかった年だったよ。まあでも最終的にはとても”興味深い”ワインになったと個人的には思ってるんだ。特にシュナンに顕著だけど、最終的にはしっかりと骨格というか構成というかそういうのも備わっているし、飲み心地に関しては最高だしね！かねてからアルコール度数は品質には関係ないとは思ってたけど、今回でそれは確信できたかな。ちゃんとブドウの声を聞いてあげると、困難をちゃんと克服してくれる。あとやっぱり大切だとわかったのは、自分が一番好きな味わいのイメージにワインを縛り付けようとしないで、自然から与えられたものを尊重するってことだね。」
ふ「ジュヴォンスもオニリックもこれまであった酸化的なニュアンスが無いけど、熟成方法とかを変えたの？」
ぐ「酸化的な味わいが無いことに関しては理由は2つあるかな。ひとつは、そういう風味を備えるようになるには結構時間が必要だってこと。今実は1樽だけシュナンを酸化的な熟成をさせながら残しているんだけど、18ヶ月してやっとそういうニュアンスが出てきたんだ。他のヴィンテージだと6-8ヶ月でそうなるっていうのにね。もうひとつは、酸化熟成を促す酵母がだいたい12%くらいのアルコール度数を超えた辺りから活発に働き始めること。ということで2013年は、そういうニュアンスが少ないワインになってるんだ。」
「なるほど〜」ですよね。思わず唸ってしまいます。
実際テイスティングしてみると。
オニリックは、細やかな泡立ちと優しい果実味。青リンゴの雰囲気すらも感じさせてくれる爽快なペティヤン。かなりご機嫌です。
ジュヴォンスは、ミネラリックで清らかで、みずみずしい酸。相当な飲み心地があるのにちゃんと芯に意志を感じるというか、メッセージがあります。ボトルによってすぐ飛ぶレベルの軽い還元があります。
カベルネ フランから造られるロング ヴィに関しては、これは本当にフランなの！？と言いたくなるスルスルとした飲み心地と妖艶な風味。ちょっとエロティックな秘密めいた不思議さ。
それぞれがそれぞれに個性的！さすがグザヴィエ マルシェ！
ということで待望の新ヴィンテージです。ぜひ皆様お早めにお試しくださいませ。
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