自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ドメーヌ・グラムノン コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2021年 750ML

4,400円(税400円)

定価 4,840円(税440円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ドメーヌ・グラムノン
コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2021年です!!!

ローヌ自然派大御所のドメーヌ・グラムノンです。
長い歴史持ち当初からビオロジック栽培
今ではビオディナミへと移行し
現在では馬での耕作も取り入れ醸造中の亜硫酸は無し
瓶詰め時もキュヴェによっては無添加で仕上げる
ワイン
なのに
なんでこんなに素晴らしい完成度そしてピュアさ
キュヴェごとにその伝えるピュアさは変わりますが
どのワインもローヌワインであっても美しさ気品を備えるワインとなりますね

今回は
三種類到着です。
まずは今回いただいたスタンダードキュヴェ
○コート・デュ・ローヌ ポワニェ・ド・レザン2021年
グルナッシュで仕上げるワインですが
スタンダードものながら
やはり特に感じるのはその品位でしょうか
果実味の濃さあるワインはいくらでもありますし
ピュアさだけならこれまたある意味多くあるかもしれません
このバランス感覚とちょっとした表現のつなぎ
繊細さ花系のニュアンスもどこかリアルさを伴うのがまたグラムノンの
素晴らしさですね
今回もグルナッシュのワインらしいスミレなども繊細で花の雨上がりに湿度感なども
一緒に持ってくるような
ズバッと伝えるのではなくゆったりと強弱あり伝える
果実味の染みだし方も洗練されている感あり
ほろ苦いビター感とシュールで酸味も生き生きと感じ
グルナッシュのフレッシュでベリー系の感じも
程よい濃度感など旨味も大人っぽさあり楽しめるワイン
この価格帯も今だからこそ余計にうれしいワインですね

その他のワインですが
○コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2021年
グラムノンの白というと限られますが
その中でもこのワインはそんなグラムノンを感じさせる白ではと思います。
南仏ワインでこの美しい研ぎ澄まされた感覚もあり
ヴィオニエの華やかさも伝える白
以前はヴィオニエのみだったのがエキス感の凝縮感が出過ぎる昨今の温暖化の影響により
クレレットを50%混ぜることで
バランスあるワインに仕上げているわけですが
このへんの判断もさすがと言えるヴィ・オン・ニ・エかなと思います。
2021年もそのへん伝わるワインなんだろうな~と思います。

最後は
○コート・デュ・ローヌ シエラ・デュ・シュッド2021年
こちらはシラーのワインですねn
シラーのワイン
グルナッシュでも上位ものとなると
一気に果実味のとろけるようなボリューム感と迫るような密度感があるワインと
なっていきますが
このシエラ・デュ・シュッドも
よりインキーさあり密度感凝縮感熱量を有するワイン
なのにやはりグラムノンその存在感あるワインでも
随所に美しい気品も備えるワインとなりますね
このへんのワインはやはりある程度寝かせて楽しみたいワインでもあります。




以下前回ご紹介文
ドメーヌ・グラムノン
コート・デュ・ローヌ ポワニェ・ド・レザン2020年です!!!

※販売に際してのご注意
今回のグラムノンのワイン
ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2020年
ラ・ベル・ソルティ2020年は
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。

ローヌ自然派の大御所
グラムノンです。
自然な造りの歴史も長く100年超の古樹からのワインもあったりと
ドメーヌワインだけじゃなく
ネゴスのワインも注目集めるグラムノン
醸造時はSO2無添加
瓶詰め時もキュヴェによっては無添加など
ナチュラルワインながら
グラムノンのワインで不安定なワインには出会ったことが無い
そんな完成度の高さ見せるワイン群ですが

最近の方向性として
以前の南仏らしさが前面に出た印象よりも
ラ・ヴィ・オン・ニ・エなども
現在の温暖化に伴いやや暑苦しさの出てきたヴィオニエだけじゃなく
別な品種を入れることで軽やかさも醸しだすようになった
それに今回飲んだポワニェ・ド・レザンなども
以前のそれと比べて
確実にエレガント性をより大事にワイン造り進めてきているそんな気がいたします。

ということで
今回のグラムノンです。
まずは飲んだワイン
○コート・デュ・ローヌ ポワニェ・ド・レザン2020年
グルナッシュで造るワインですが
グラムノンのワインでも一番ベーシックなキュヴェ
以前の印象ですとピュアな果実味でもふっくらとした果実の凝縮感
わかりやすいなかに完成度の高さバランスの良さなど
とにかく好印象なワイン
でもその一歩先の何かがあるかと言われるとそこまでとは感じないながらも
コスパも良い使いやすいワインのようなイメージありました。
今回の感じですが
赤紫に力ありクッキリ感艶っぽさ
いわゆる濃度の濃さよりもそれはある程度で引いたところもあり
その分キレを出してきている印象
果実のソフトさそして熟した甘やかさふんわりとしていて上質な表現など
このベーシックなキュヴェでもきっちりと造られ表現されるのが
やはりグラムノンのレベルの高さを物語りますが
その後も赤、黒、香りのフラワリーなところそしてほんのりジャミーさも
加わりピュア感が伝わります。
ジャミーな表現はワインをなんか安っぽくすることありますが
そこは出し入れの上手さでそうはさせない
それよりも時間の経過そして二日目三日目と
崩れることなくより甘やかな表現は奥にいきドライさ
程よい落ち着きと暗いような表現がワインに研ぎ澄まされたものをプラスしていきます。
変化が大きいわけじゃなく安定しているのですが
飲めてしまう翌日三日目と
最近では日々テイスティングが続き日に何種類も開ける日もありますが
その傍らなんとなくどうだろう・・・とちょい飲みして気にしてしまう
やはりいいですね
全体の印象としてもいわゆる南仏系のパワフルさで押す表現よりも
より洗練された表現もこのクラスでも増してきている印象です。

その他のワインですが
○コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2020年
以前はもう少しはいただけたワインでしたが
2020年はなんかすごく絞られて
極少量しか入荷ありません。
飲めません。
でも前回飲んだときからラ・ヴィ・オン・ニ・エの進化を感じましたので
その方向性にいきさらに一年一年調整してきて感性の域に進んでいると想像すると・・・
やはり人気でるのもわかるような気がいたします。
ローヌワインでもこの細やかな表現や繊細さもあるそして南仏の地力の強さ的なものを
奥に支えとしてあるワイン
気になりますね
今回2020年はヴィオニエとクレレット50%ずつです。

ということで前回飲んだ時の様子です。

コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2016年
飲みました。
この2016年リリースしたてでのテイスティングとなりましたが
以前飲んだのが2013年
今回2016年でしたが
以前飲んだ2013年とまた違った感覚
ただこれももう少し待たないとわからない部分もありですね
以前飲んだ2013年は少し待ったから飲んだのですが
素晴らしい果実の熟したヴィオニエで
豊潤という言葉があてはままる丸みやジューシーな旨味が
感じられるワインでしたが
今回2016年
クリアーなテリ明るい黄色
香りもまずフローラルでシトラス、すごくクリーン
白い花にミネラル感がより鮮明に浮き上がる感じ
味わいもはじめ軽やかでゴマっぽさやシュガー系
ドライな感覚で飲み進められるヴィオニエに
ちょっと以前の仕上がりと違うような感覚さえありました。
シュールでライムもでてきて
後味にビターな苦みも少々
でもひっかかるのはねっとりとしたエキス感もあるので
これやはり二日目以降になると
やや軽く早熟なニュアンスの表現は落ち着き重心下がってきます。
ただ瑞々しいヴィオニエ感あり
完熟な感じは出てこないのでビンテージの影響や
仕上げかたを少し変えてきているのか
あとは熟成でどの辺まで成熟していくのかそのへんが気になるところであります。
ちなみに2014年も入荷しておりますが
以前のエチケットのデザインから
2016年は変更になっているんですね
そのへんも関係しているのかもですね

・・・と思ったら葡萄品種違うんですね
エチケット変更となる2014年までは
ヴィオニエ100%だったのに
2015年以降はクレレットは入るようになったようです。
2016年はヴィオニエ60%にクレレット40%に
その影響なんでしょうね
やはりじょの後、熟成してきてどう進むのか楽しみです。

最後は

○コート・デュ・ローヌ ラ・ベル・ソルティ2020年
グルナッシュ75%シラー25%のワイン
上位のワインになっていくと
グラムノンのワインって液体の濃度増すもの
熱量高まるものありますが
どれもなんというか上質なチョコレートの口どけのような緻密さやまろやかさ
あるワインとなりますが
でもそれもキュヴェが変わるとまた表現するものが深まる
古樹のワイン飲んだ時は濃度とかその次元を超えてくる
何か世界ありましたが
キュヴェそれぞれに役割があるそんなワインを生み出すグラムノン
このラ・ベル・ソルティは
価格的なところでいえばポワニェ・ド・レザンよりもお安い・・・という
でもそのせいもあってか・・・極々少量のみ入荷です。
全然飲めませんが
樹齢的な情報あるものでは古いもので40年超ですし
標高が300mとの記載もあるのでそれもこのワインに影響あたえる一つなのかと思います。
シラーが少々入りながらもより軽やかさもでたグラムノンワインとなるのか
・・・全然イメージつきませんが
何か伝えたいものをこのワインに込めているのは確かかと思います。





以下インポーター様情報
1979年以来コート・ロティのさらに北、モンブリゾン村でビオロジックを続け、畏敬を集める南仏自然派ワインの大御所の一つ。1990年代にはビオディナミに転換しつつ畑を広げ、現在は26haを所有。ドメーヌ創業時、最初のキュヴェとなったセップ・セントネール・ラ・メメは樹齢100年以上の古木のみ(ゆえ、収量わずか20hl/ha)。他にも50年以上の古木のブドウのみで醸造するキュヴェを3つ生産する。オーナーのローラン夫妻が畑を購入した際、モンブリゾン村では化学肥料興隆以前の昔ながらのビオロジック農法が続いており、現在では真摯なビオロジックと呼ばれる栽培が、周囲の農家からは当時「普通の栽培法」と呼ばれたという。現在は多くの畑を馬で耕作。醸造中は亜硫酸無添加で、キュヴェにより瓶詰め時も無添加。1999年、当主のフィリップが他界したが、その後は長年栽培・醸造を助けたミッシェル夫人がドメーヌを継続・拡張。2006年には3人の子供の一人がワイン造りに参画し、マイクロ・ネゴスも開始。




以下2016年ご紹介文
ドメーヌ・グラムノン
ポワニェ・ド・レザン2016年です。

再入荷です!
このポワニェ・ド・レザン2016年
以前販売いたしましたが
なかなかに好評で早めに完売となってしまいましたので
再入荷です!

グラムノンでは手ごろなスタンダードキュヴェですが
スタンダードなワインから
グラムノンらしいどんどんピュアな果実味へと突き進む感じ
そしてポワンと丸みありソフトな感覚いいんですね


以下以前ご紹介文

ローヌ自然派巨匠
グラムノン
まだまだ把握しきれていない生産者の一人と自分では思っております。
でも何度もテイスティング重ねることで
少しずつ核心に迫っていく
この感覚好きですね
一度や二度ですと勘違いや間違い思い込みあるんですね
でもだんだんと修正していくわかるそんか感じです。

テクニカルデータや資料それでわかった気になってしまうこと
私もあるんで
そこは反省しつつ
今回テイスティングで感じたのは
グラムノンのワインはやっぱり偉大なんだが
純粋性を求めるそれゆえに
時間も必要とするワインなのかなと
ただソフトで完成度高いので若い段階でも飲めてしまう
だもんでまだまだ奥があるのにその前の段階でう~ん凄いような気がするけど
こんなもんかな・・・とで終わってしまうこともあるのかなと
すでに古くから感じている方はそのへんももう知っているのでしょうね
とまだまだ熟成したグラムノン飲んだ経験は少なくすべてを伝えきれないのですが
ラシーヌさんから
一年、二年経過するだけでも驚くワインになるとのお話いただいたワイン
やっと今回飲みました。

そのワイン
コート・デュ・ローヌ ラ・メメ・セップ・セントネール2015年です!
今回2016年極少量おわけいただいたのですが
その前に入荷して寝かせていたワイン
ほんとはまだまだ寝かせて飲むべきなのですが
ガマンしきれずに今回テイスティングとなりました。
めっちゃ貴重なのは知っておりますが
こういった経験しないと感じることできないしと思いながら
グラムノンの歴史を語るうえで外せないワイン
ラ・メメ

インポーター様情報でもあるように
グラムノンの初めて産することとなったワイン
それが1979年に誕生したキュヴェ
セップ・サントネールすでに樹齢100年のグルナッシュだったというのですから
凄いことですね
そこから少しずつ苗木を植え拡大していったようですが
1979年から今2018年
39年経過した今なお
このラ・メメ セップ・セントネール造られるわけで
単純に100年+39年=139年
1本の樹からどれほどのブドウが実を付けるのか
毎年収穫できるのか
そこまで心配になるほどの樹齢ではと思います。
もちろんそこから産するワインは貴重なものとなることは間違いありません。
少なくとも1~2年は置く
10~15年熟成可能とのことですが
まだまだ先はありそうですね
そんな貴重なラ・メメ2015年飲んだのですが
赤黒紫それぞれが濃密ですが
いわゆる濃厚ワインのような濃度とは全然違って
濃いのに自然な色調なんですね
紫ケーキ密度熟度すごいのですが
まったく隙無しでも品あり極上の品そして冷涼感もある
ふっくらとボリューミーでまとまりとか
というかそういったレベルの話はもちろん当たり前のもので
旨味凝縮して濃いのにナチュラルに語りかける
そしてどこかこのなんとも言えない懐かしい感じがある
知っていた!?と思わせる様な
初めてなのに、はじめてじゃないこの知り合い感覚
どこかでルーツは一緒なのかなと
いや求めるものが同じ方向みているのかなと
ただ断然早い段階でしたね
一年とか二年で飲むワインではないのね・・・
でも旨くて
グルナッシュの名品ですね
いつかまた5年10年たったもの飲んでみたいです。

そして今回白は新しい2016年
コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2016年
飲みました。
この2016年リリースしたてでのテイスティングとなりましたが
以前飲んだのが2013年
今回2016年でしたが
以前飲んだ2013年とまた違った感覚
ただこれももう少し待たないとわからない部分もありですね
以前飲んだ2013年は少し待ったから飲んだのですが
素晴らしい果実の熟したヴィオニエで
豊潤という言葉があてはままる丸みやジューシーな旨味が
感じられるワインでしたが
今回2016年
クリアーなテリ明るい黄色
香りもまずフローラルでシトラス、すごくクリーン
白い花にミネラル感がより鮮明に浮き上がる感じ
味わいもはじめ軽やかでゴマっぽさやシュガー系
ドライな感覚で飲み進められるヴィオニエに
ちょっと以前の仕上がりと違うような感覚さえありました。
シュールでライムもでてきて
後味にビターな苦みも少々
でもひっかかるのはねっとりとしたエキス感もあるので
これやはり二日目以降になると
やや軽く早熟なニュアンスの表現は落ち着き重心下がってきます。
ただ瑞々しいヴィオニエ感あり
完熟な感じは出てこないのでビンテージの影響や
仕上げかたを少し変えてきているのか
あとは熟成でどの辺まで成熟していくのかそのへんが気になるところであります。
ちなみに2014年も入荷しておりますが
以前のエチケットのデザインから
2016年は変更になっているんですね
そのへんも関係しているのかもですね

・・・と思ったら葡萄品種違うんですね
エチケット変更となる2014年までは
ヴィオニエ100%だったのに
2015年以降はクレレットは入るようになったようです。
2016年はヴィオニエ60%にクレレット40%に
その影響なんでしょうね
やはりじょの後、熟成してきてどう進むのか楽しみです。

今回ご紹介のグラムノンですが


○コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2014年
葡萄品種 ヴィオニエ100%

○コート・デュ・ローヌ ラ・ヴィ・オン・ニ・エ2016年
葡萄品種 ヴィオニエ60% クレレット40%


○VdFトゥー・タン・ビュール2016年
葡萄品種 クレレット


●コート・デュ・ローヌ ポワニェ・ド・レザン2016年
葡萄品種 グルナッシュ

●コート・デュ・ローヌ ラ・サジェス2016年
葡萄品種 グルナッシュ

●ヴァンソーブル ラ・パぺス2016年
葡萄品種 グルナッシュ

●ラ・メメ セップ・サントゥネール2015年
葡萄品種 グルナッシュ 樹齢100年以上

●ラ・メメ セップ・サントゥネール2016年
葡萄品種 グルナッシュ 樹齢100年以上

以上ですが
初めてご紹介のトゥー・タン・ビュール
泡ものですが
こちらはけっこうご機嫌な仕上がりでフルーティさもあり
軽やかに楽しめる泡もののようです。
白はヴィオニエとヴィオニエにクレレット入る2016年
この違いも楽しんでいただきたいですね
そしてグラムノンといえばグルナッシュ!的な
グルナッシュのポテンシャルの高さ
そしてグラムノンの目指す純粋性
そこを感じていただける赤ですね
以前飲んだポワニェ・ド・レザンなんかも
やはりグラムノンのワインはできることならば少し待ったから飲んでいただきたい
そう思います。



以下インポーター様情報
【ドメーヌについて】
 フィリップ・ローランとミッシェル・オベリー・ローラン夫妻はモンブリゾン村にある古樹が植わっていた12haのブドウ畑と古い建物を1978年に購入した。すぐにワイン造りを始め、1979年に誕生した最初のキュヴェのひとつがセップ・サントネール(=樹齢100年のブドウの樹)だった。2人は少しずつ苗木を植え面積を徐々に拡げた。1999年にはAOC コートデュ・ローヌ・ヴィラージュ、ヴァンソーブルに4.5haを購入。同年の暮れに事故で夫のフィリップを失ったミッシェルは、1人でワイン造りを続けていくことを決断する。2006年、3人の子供の1人マキシム・フランソワがドメーヌに入り、同時にマキシムは小さなネゴシアン業(ブドウを購入し醸造)を始める。2007年に5.5haの畑をヴァルレアスとヴァンソーブルの間にある台地に購入し、現在26haを所有するドメーヌである。
 ローランが購入する以前からモンブリゾン村の畑では自然なビオロジック農法が実践されていた。それは30年前の造り手達からは《普通の栽培法》と呼ばれていた手法で、冬には樹の根元に土を被せ、春に土を取り除き、ウドンコ病やベト病を防ぐためだけに銅や硫黄を使用した。またほとんどの畑で摘芽の作業をおこない、プレパラートを使用して栽培を行っている。

【畑について】
栽培:ビオロジック
認証機関:AB、デメター
土壌:石灰の層の上に形成された粘土石灰質、畑によっては砂利、小石や砂質

【醸造について】
醗酵:ヴィンテッジによって醗酵槽を使い分ける
熟成:古いバリック(新樽は不使用)

 《純粋》なワインを造ること それは到達のできない幻想的なゴールに向かっているようなもの。それでも私たちはヴィンテッジによる影響を受けつついつでも裏切ることなく、テロワールとブドウに最も近い表現力を持つワインを造ることを心がけています。(ミッシェル・オベリー・ローラン)


以下2012年ご紹介文
ドメーヌ・グラムノン
ポワニェ・ド・レザン2012年です。

インポーターはラシーヌさんからです。
ドメーヌ・グラムノンといえば
ローヌ自然派であまりに大きな存在
そんなワインではないでしょうか

でもすごいすごいと頭の中ではなんとなくわかっていても
ワインはどんなん?と聞かれると
さっぱりわからないワインでもありました。

ただそれ以前にお取扱いの
マキシム=フランソワ・ローランのワイン飲んで
その汚れ無きローヌワイン
こんなにピュアで伝えたい部分だけしっかりと凝縮しているワイン
ローヌワインなのになんてピュアで繊細で力強いんだと
思った記憶ございます。
そして
マキシムさんのワインはグラムノンの息子さんのドメーヌになるので
本艦はこのグラムノンですね

ラシーヌさんでお取扱いとなったようで
でも中心的なワインは激レアとか
それでなんとなく知らなかったような感じで
でもたまに残ったワインでしょうか
ちょこちょことグラムノンのワインもスタンダードなものだけ載ることあるようで
その中で
今回入荷が
ポワニエ・ド・レザン2012年
こちらがグルナッシュ
そして
シエラ・デュ・シュッド2012年
こちらがシラーとなります。

その後実はグラムノンの貴重なキュヴェのオファーもあったのですがその時は
まだ飲んでおりませんでしたので
いっこうに気にせずスルーしてしまいましたが
もしかして貴重なワインスルーしていた!?とやや後悔の念が
でもそれはしょうがないということであるワイン
楽しみましょう

ということで
グラムノンのワインはすごい確かに昔すごい評価で一躍注目されたワインのようで
あります。
その後お取扱いの状況などでいろいろあり
いまいちな状況になったこともあるとかで
でもワインは本当に素晴らしいものであったようでそれがやっとラシーヌさんのお取扱いに
なって浮かばれた感じでしょうか

今回ポワニェ・ド・レザン2012年だけテイスティングいたしました。
当店入荷は2014年3月で
今回10月ですので約半年寝かしてのテイスティングであります。

まずその完成度
さらにはやはりマキシム=フランソワ・ローランで感じた
なんでこんなに伝えたいことだけでワインを完成させられるのか?
そんな不思議さえ感じるワインでありました。
落ち着いた赤紫色
香りはしっとり穏やかにでもその密度の高さ
果実味凝縮していながらドライでジャミーさそれが安っぽくなく
高級感の塊のようなそれでいてピュアな真っ直ぐストレートなワイン
一口飲めばそのすごさ気づくはずであります。
グルナッシュ100%のワインですが
グルナッシュってこんなんなるんかい?と言いたくなるような
コク深く質感が非常になめらかでスムース
甘みがにじみでるじんわりと
まとまりと調和がしっかりとあり
シンプルな感じもしますが
じょじょにビターなニュアンスも出てきて
まったりそして満足感高いワイン
まったく隙なく完成されたワインでありますね

ワインが面白いか?そういわれると
そうでもないかもと言うかと思いますが
ローヌの真の力を見たというか
正統派ヴァンナチュールとでもいいましょうか
そんな世界あるワインであると思います。
やや格式高い世界好きな方には喜んでいただけるようなワインと思います。

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