ローラン・バーンワルト　ピノノワール2019年　750ML

3,865円(税351円)

定価 4,510円(税410円)

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ローラン・バーンワルト
ピノノワール2019年です！！！

※販売に際してのご注意
今回ご紹介のローラン・バーンワルト
プティット・ブル2018年
ピノノワール2019年の2アイテムは
御一人様1本限りでお願いいたします。

アルザス自然派注目のローラン・バーンワルト
大好き！という方多いのではと思います。
ヴォルテックス様のアルザスワインでも
鉄板ワイン的な存在ですね
近年のワインはさらに安定感増した印象あり
でもかといって望んで安定したワインを作ろうといった保身のような
感じじゃなく
それぞれのワインの個性を自由に伸ばしてその中での
様々なタイミングの見極め
醸造の回数重ねることでより魅力出ながらワインの質も上がっている気がいたします。
もちろん近年のビンテージの良さ
2018、2019年など
良いものが続いているのではと思うところもあります。

ということで
今回は4種類到着です！！！

まずは今回飲んだワイン
もう最近ではなかなかあれもこれも飲めないわけで
その中で飲もうと思うとある程度割り当ていただけたワイン
またはその中でも
飲みたいワインなど
でもそうなると
ゲヴュルツやリースリングなど押しの強いタイプとか
微発泡ある爽快系など
時期に合わせて飲みたいワイン偏りがちなので
今回はシルヴァネール行きました！
塩気あるようなミネラル感柑橘も生き生きとした表現あるワイン多い
ローラン・バーンワルト
シルヴァネールとなると
やはりミネラル感や爽快さも伝わるワインなのかな・・・・なんて
全然予想を超えるもので
オレンジ！？と思うワイン
特別マセラシオンなど表記は無いようですが
まずガラス栓仕様ですが
グラスに注ぐと橙！オレンジ！なかなかに濃い系の黄色というかオレンジですね
でも液体はクリアーで健全さも伝わる液体
香りは・・・ジャスミン！柑橘系も厚めの皮液体の流れはトロリン
そしてミカン
マセラシオン系のやや杏系や梅酒もあるよ的な
飲んでも液体のまったりとゆったりと落ち着きのある流のなか
深みあり酸味伴う蜜のニュアンスにその酸の幅と上質さがいいです。
飲んでいても香りから味わいの流れに一貫したゆったりと余裕のある印象
飲み手にも癒しと落ち着きいただけます。
色もじょじょに濃さを増す印象ありマーマレード的なトロンとした感じも
旨味の濃さまったりとした中にじょじょに複雑性も出てきて
この感じだと重いような印象になりますが
そのへんそれだけじゃないのがローラン・バーンワルト
飲んで充実感あっても長めの余韻とともに抜けの良さなどもあり
飲み続けられる優しさがあります。

予想を超えるこの内容の充実感そしてオレンジ系な魅力もあり
エキゾチックな雰囲気はそんなにないですが
オリエンタルな風は穏やかに流れるワイン

いいです！！！

次は
○ラ・プティット・フォリー2019年白・微発泡
ゲヴュルツの白・微発泡ということで
このタイミングでこれが出たら食いついちゃうワインですね
どうしてもややガスある系飲みたくなるこの時期
でもそれだけじゃないゲヴュルツの深い旨味華やかさもあり
プチプチもあるワイン
2019年も熟したリンゴにライチ、黄桃にパイナップルと
華やかで南国風もあり熟度もある
蜂蜜にジャスミン香りの高さにその後の味わいの深みとそしてぴちぴちとあるわけで
飲まない理由がないそんなワイン
これからの時期活躍間違いなしのワインです！

次は
○プティット・ブル2018年
こちらは再入荷のワインとなります。
昨年の6月ころに販売したワインの再入荷となると約一年経過のワイン
より大人になって帰ってきているのかと思いますが
割り当てで極少量入荷のワイン
品種はピノ・オーセロワ主体、他ミュスカなど
多品種で造られる白
その分要素も多彩で
マスカットに熟したプラム、アプリコットジャムにリンゴのコンポート
などなどドライハーヴや紅茶系も入り楽しさたっぷりですね
プティット・ブルということで若干のピリッとする程度のガス感もあるようで
以前よりもまとまった印象
微発泡の爽快さもあるラ・プティット・フォリーよりも深み充実感複雑などあるワインと
なっているようです。

最後は赤！
○ピノノワール2019年
本当に貴重なワインとなっておりますね
ピノノワール
ローラン・バーンワルトのピノノワール
数年寝かせて飲んだらもう最高なのですが
そのへんの余裕もまったくない状態となってきております。
赤に関しては非常にピュアさドライさの中にフランボワーズや赤系の奥に美しい黒系も
出たりとそのへんの深み引き出すにも少し寝かせて楽しみたいのですが
冷涼感あり重心のやや低さあるピノノワール2019年とのことで
貴重なワインです！

以下インポーター様情報
＜ラ・プティット・フォリー2019年＞【2021年4月入荷】
やや濃い黄色。熟したりんごやコンポート、ライチ、黄桃やパイナップル、マンゴーなどの豊かな風味を持つ果実香
に、沈丁花やジャスミンなど香り高い白い花、蜂蜜や紅茶飴のような魅力溢れる香気が加わります。微細なガスが軽快
な様子を掻き立て、芳醇な果実の風味と共に大きく膨らみ泡はすっと馴染むように消え、口中には甘酸っぱいライチな
どの風味が留まります。香り高き果実の中に全体をしっかりと支える酸が感じられ、また仄かに残るジンジャーのよう
な風味が引き締まった印象を与えています。蜜に吸い寄せられる蝶のように、ついつい飲み進めてしまうようなフルー
ティーな風味と華やかさ、少しオリエンタルな雰囲気を持つ味わいです。

＜プティット・ブル2018年＞【2021年4月再入荷】
2020年6月に販売したアイテムの再入荷となります。
仄かにオレンジがかった麦藁色。マスカットや熟したプラム、アプリコットジャムやりんごのコンポート、擦りりんご
などの充実した果実香に、甘草やカモミールなどのドライハーブ、紅茶、ジャスミンなどの香りが加わりアロマティッ
クな様子が感じられます。プティット・ブル（少しの泡）という名前のとおり一瞬舌先をピリッと刺激する程度の微炭
酸で、以前はとろみが感じられましたが現在は気になることのない飲み心地で、全体のバランスもよりまとまった印象
です。若々しい果実味で明るく軽快なプティット・フォリーに比べ、マスカットなど人懐こい可愛らしい果実味に深み
のある充実した果実の風味、複雑性と奥行きが加わる仕上がりです。

＜シルヴァネール2019年＞【2021年4月入荷】
やや濃い黄色。白桃やプラム、りんごやカリン、柑橘系のニュアンスに、水飴や蜂蜜、白い花、台湾烏龍茶、火打石な
どの香りが感じられます。優しくとけるような口当たりで、角の取れた伸びやかな酸が完熟感のあるやや凝縮した果実
味にメリハリと軽やかさを与えています。熟したプラムから果汁が溢れるようなシズル感や瑞々しさから、徐々に果実
の風味が重なり味わいの層が大きく膨らんでいき、加えて仄かにミルクティーのようなまろやかな風味が感じられ柔ら
かさを感じさせます。アフターにかけて台湾烏龍茶やジャスミンティーのような気品のある香りが残り、長く響くよう
な余韻が感じられます。

＜ピノ・ノワール2019年＞【2021年4月入荷】
僅かに濁りのある中程度の赤色。ソフトドライの苺やフランボワーズ、完熟した赤い果実の香りに、軽いフュメ香が加
わり、甘やかな香りは控えめで落ち着きがありエキスの詰まった印象を受けます。口に含むと香りに比べすっと通り抜
けるような伸びやかな酸が軽やかさを引き出しピュアな果実味が広がります。無垢な果実味に仄かに薫香が加わること
で、旨味や清閑な雰囲気が感じられ、若さの中に上品な質感が馬希ます。ブルゴーニュのピノ・ノワールのように引き
締まった酸と明るい果実味を持つスタイルではなく、アルザスの南の地域らしい旨味や凝縮した果実味でやや重心の低
さを感じさせながも冷涼感のある仕上がりです。

以下2018年ご紹介文
ローラン・バーンワルト
シルヴァネール2018年です！！！

※販売に際してのご注意
割り当て入荷のワインとなりますので
御一人様1本限りでお願いいたします。

人気の自然派アルザスワインであり
個人的にも大好きなローラン・バーンワルトのワインです。
ローラン・バーンワルトのワインも最近は
こまぎれにご案内が多いように思えます。
以前のように
7、8種類が一気にババンと登場するようなことは最近なく
1,2種類ずつとか
ですね
今回は一種類だけですが

ローラン・バーンワルト
シルヴァネール2018年です。

ローラン・バーンワルトのワインは
特にこのシルヴァネールは果実味の表現が繊細さもあり
ミネラル感の中に美味しさが込められていると思うワイン
ゲヴュルツやリースリングなどとはまた違った美味しさですが
今回飲めませんが
2016年などの印象ですとやや濁りなどある黄色もそんなに濃くない印象で
フルーツ感も程よいドライさキレもあり
そんなに味付きは濃くなくともリアルさがある
そしてどの場面でも石灰系のミネラルがなんか感じられるワインで
弾けるような感じもありながら旨味がじんわりと楽しめるシルヴァネール
今回2018年も期待のワインです。

以下インポーター様情報
＜シルヴァネール2018年／ローラン・バーンワルト＞【2020年4月入荷】
入荷から約8ヶ月倉庫で休ませ、今回のリリースとなります。入荷時は還元的な香りが強く感じられましたが、現在はネ
ガティヴな印象はなく抜栓直後から果実の風味をしっかりと感じられる味わいへと変化しています。
レモンイエローの色合い。りんごやカリン、柑橘系の果実のニュアンスに蜜のような甘やかな香り、ジャスミンなど白
い花を想わせるフローラル系の華やかさが加わります。アタックは仄かな甘さを伴う優しく円みがある印象で馴染みや
すく、香りに感じられる甘やかな香りや華やかな風味が口いっぱいに広がります。キリッとした酸が全体的に感じら
れ、またレモンバーベナのような爽やかなハーブの風味も相まって柔らかさの中にも締まりを与えてくれ、アフターに
旨味感と仄かな塩味が残ります。

以下2016年ご紹介文
ローラン・バーンワルト
シルヴァネール2016年です！！！

ローラン・バーンワルト
最近ご案内少ないような・・・
アンダース・フレデリック・スティーンに葡萄を分けて造られるワインもあるようですし
他国からの注目も高くなかなか入らなくなっているのか
残念ですが
ほんと手ごろな価格のワインでもその迸るようなミネラル感やもぎたて感ある果実
ほんのり濁りあって旨味たっぷり
今回もシルヴァネールなのに
こんな個性生み出すのだからそれは注目となりますね
他の生産者で
リースリングやゲヴュルツ、ピノグリなどはそれぞれ個性も出やすく
ババン！と出しますが
シルヴァネールってなかなか個性も強くないし
インパクトに欠ける樹がいたしますが
ローラン・バーンワルトのワインともなると
いいんですね
黄緑調の色調少し濁りあってちょっとだけどんより感
これがなんかゾクゾクっときますね
シュパシュパと切れるようで弾けるようなミネラルと果実感
グレフル、火打石の感じ
おだやかなようで口中では弾ける
酸味もしっかりとありながら蜜系の甘いニュアンスもありそこからシャキッといくので
そして塩気がでる、ガリッと
いいですね
この価格帯でこんなワイン味わえるのはやはり貴重です。
でもあんまり貴重なワインになりすぎると困りますね
たくさんの方にいっぱい飲んでもらいたいそんなワインです。

今回のローラン・バーンワルト
このシルヴァネール2016年のみのご案内となります。

御一人様2本までとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

以下インポーター様情報
＜シルヴァネール2016年＞【2018年3月入荷】
入荷から約1年倉庫で寝かせ、今回のリリースとなります。以前は、還元香が強く果実味も乏しく感じる印象が
強くありました。
約1年休ませたことで還元香は抜け、果実香や蜜のような香りが感じられるようになりました。
僅かにとろみが見られる麦藁色。りんごやカリン、りんごの蜜や蜂蜜、白い花などの芳醇な香りに火打ち石や
煙のようなテロワール由来の香りが
感じられます。スワリングすると蜜のような甘い香りが一層引き立ちます。
口に含むと香りの芳醇さに比べ柑橘を想わせるキリッとした酸が感じられます。仄かな甘みと軽く煮たりんご
に蜂蜜とレモンをかけたような風味が広がり、
海を想像させる旨味と僅かながら塩味が残ります。シャープな酸は鋭角なものではなく、舌の上に果実味や旨
味を閉じ込めるように残しながら、キレのよい飲み心地と
全体に軽さを感じさせスッキリとした印象を与えてくれます。また、その酸があることで旨味がじんわりと溢
れるように広がります。
抜栓翌日も特に劣化感などはなく、より果実味も膨らみ旨味や酸などとのバランスが整っていきます。春を感
じさせる味わいで、ほろ苦い山菜の天ぷらなどと
一緒に楽しみたくなるような想像が膨らみます。
今の時期は冷やし過ぎると酸のシャープさが際立ちますので、常温に近い温度帯で香りの芳醇さとスッキリと
した酸の調和をお楽しみください。

以下シルヴァンネトル2015年ご紹介文
ローラン・バーンワルト
シルヴァンネトル2015年です！！！

アルザスのヴァンナチュールとして注目の生産者
近年のものはどれもが挑戦的なキュヴェであり
そのキュヴェそのキュヴェが発する個性に
非常に魅力を感じるワイン
白が中心でありますが
品種ごとの個性がぎゅ～っと凝縮していて
ゲヴュルツの華やかでも旨味の塊が一気に炸裂するようなワインや
エデルのような味付きはそこそこでも
ミネラル感がシュワシュワ～っと伝わるワイン
トライオクスのような酸化的なニュアンスを取り込みつつ
内容のボリューム感とバランスあり複雑な表情を見せるワイン
そしてピノノワールは
薄旨系の中にキノコや枯葉紅茶系が熟成とともに
染みだし素朴な美しさ満載なワイン
どれもがナチュラルなエンターテナーのような
そんなローラン・バーンワルトのワイン
楽しいですね
いつも開ける楽しみのあるワインだと思います。

今回は少量ずつですが
六種類入荷です。

今回その中から
当店は初めてかな
ピノグリ・ビルドストックレ2014年
こちら飲みました。
ジェラール・シュレールのワインでもおなじみですね
ビルステゥックレ
なんだったっけ？
シュレールのワインでも
スタンダードワインの上に位置するビルステゥックレだったと記憶しておりますが
でもグランクリュものよりは下だったかなと
今回ローラン・バーンワルトで
ピノグリ・ビルドストックレ入荷ですので
テイスティングです。
早速グラスに注ぐと
トロリです。
濃厚です。
凄いですね
蜂蜜、レモンも入るような蜂蜜で
黄色に緑もあるような
どよ～んとした濃密エキス
香りも蜜系もそうですがビワ？梅？柑橘もあり
リッチでトロリ
濃密さ凄いのですが
シュレールのワイン飲んでいるかのような感覚
そしてやや苦味と甘みのバランス絶妙で
これだけ塊感あるのに酸とミネラルが内包されているので
いけてしまう
リリースしてすぐですので
その厚みが前に出ておりますが
熟成させて飲んでみたいですね

その他入荷のワインですが
インポーター様情報です。

○ピノ・グリ2013年

中程度の黄色で僅かにとろみが見られます。熟したカリンやリンゴの蜜、桃などの香
りに乳酸的な香りが混ざり合います。
前回入荷から味わいに大きな変化は感じられませんが、抜栓時はより乳酸的な要素が
強く感じられる気がします。
香りに感じられる果実味とコンポートのリンゴを混ぜたヨーグルトのような風味が感
じられ、円みがあり滑らかな口当たりです。
辛口の仕上がりながらほどよく広がる優しい甘みがあります。開いてくるとリンゴの
蜜のような凝縮した香りや芳ばしくやや
スモーキーな香りが感じられ複雑さが増し、味わいにより深み出てくる印象を受けま
す。

○ピノ・グリ・ビルドストックレ2014年
レモンイエローのような色合いです。鮮やかな色調は溌剌としたイメージを想像させ
ますが、それとは裏腹に2013年のピノ・グリに比べ
甘みを感じ、口に含むとややとろっとしたような質感で深みのある味わいです。辛口
ではありますが、火を通したリンゴや甘露飴のような
甘やかさ、それに加えカラメルのような芳ばしさが感じられます。また、カモミール
のような軽いドライハーブやスパイシーさが鼻腔に
抜け余韻に旨味が残ります。
ボディは比較的厚みがありますが、酸がしっかりとしていることで風味や味わい
とのバランスが良く、
ボリューム感が突出して感じられず、スムーズな飲み心地です。時間の経過と共に色
合いは濃く琥珀色へと近づいていき、味わいはより
複雑さが感じられるようになります。

○シルヴァン・ネトル2015年（王冠）
麦藁色の色調で、王冠で止めていますが舌先にピリッと感じる程度です。前回販売の
2011年ヴィンテージに比べ軽やかな印象を受ける
テイストと風味。新鮮なリンゴと軽くコンポートにしたものを合わせているような果
実の香りで、口中に広がるほどよい甘みと果実味は
香りとのイメージ同様に感じられます。リンゴをかじったような爽やかな酸があり、
甘さや果実味のバランスを整え、飲み心地はさっぱりと
させながらも余韻には奥行きも感じさせます。一つ一つの要素がまとまり円のような
一体感のある仕上がりです。

○プティット・フォリー2015年（王冠）
名前の意味は「ちょっとアタマがおかしくなった人」で、ゲヴェルツで微発泡性のワ
インを造る人などいないことから命名したものです。
濁りのある中程度の黄色。ガス圧は比較的しっかりとしていますので、よく冷やし様
子を確認しながらゆっくりと抜栓して頂くことを
お勧めします。ゲヴェルツの特徴的なライチや洋梨を想わせる香りとクリスピーで溌
剌とした泡はフルーティー且つ軽快さを感じさせます。
やや揮発的な酸の印象がありますが、豊かな果実の風味と甘みが広がり突出して感じ
られません。また、ライチなどのオリエンタルな果実味に
新生姜のような爽やかなスパイシーさが加わり、そのキリッとした酸は甘さやスパイ
シーさとのバランスが非常に良く感じられます。
甘酸っぱく軽快な味わいは、これからの暑くなる時期にピッタリの味わいです。

○ゲヴェルツ・モナムール2013年（王冠）
ステファン・バーンワルトによると、ゲヴェルツはあっと言う間に完熟するので
早めに摘む人が多いらしいのですが、
これこそ絶対に完熟させなくては本来の持ち味を発揮できないのだそうです。このワインの名前は「ゲ
ヴェルツ我が愛」。彼がこの品種に対して抱く想いが伝わってきます。
前回の販売時に比べそれほど大きな変化は見られませんが、甘さはやや控えめに感じ
複雑且つ落ち着きのある印象で、ライチや黄桃などの果実味は健在です。
蜂蜜のような黄金色でとろみがあり、抜栓時は瓶底から気泡がゆらゆらと上がるのが
見られますが、口に含むと殆どガスは感じられません。
品種構成は同じながら溌剌としたプティット・フォリーとは対照的に、1杯1杯をゆっ
くりと楽しめるような雰囲気をもっています。
チャーミングさを感じさせるライチは勿論、完熟した黄桃や杏などの果実味、リンゴ
の蜜のような深みを感じさせながら、しっかりとした芯のある
酸は全体の締りを良くしフィニッシュはスッキリとした飲み心地です。

●ピノ・ノワール2015年
明るく鮮やかな中程度の赤色。苺やフランボワーズ、ザクロなど若々しさを感じさせ
る熟した赤い果実が薫ります。
2015年は暑い年の為ボリューム感があることを想像しがちですが、タッチは軽く香り
にある赤い果実の甘酸っ
ぱい風味が柔らかく広がります。仄かな甘さと穏やかな酸があり軽やかな口当たりですが、完熟
した葡萄を使用していることが感じられる
ほどエキス分を充分に堪能できる味わいです。余韻に僅かにカカオのような芳ばしい
風味と繊細なタンニンが残り、骨格も
しっかりと感じさせてくれます。開いてくると香りや風味に凝縮感が増しジューシー
さが感じられ、また、一層まとまりのある
印象を受けます。

以上となります。

各キュヴェ極少量ずつの入荷となりますので
どのワインも御一人様1本限りとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

以下2011年ご紹介文
ローラン・バーンワルト
シルヴァンネトル2011年です。

アルザスの挑戦者！と評される生産者
80年代に父の跡を継ぎその後ビオディナミに転換したようですが
その当時はまだ醸造は通常というかクラシックなものだったようで
その後の出会いがじょじょにヴァンナチュールの深いほうに深いほうに
進んでいったのではと思います。
まずは
クリスチャン・ビネールとの出会い・・・
この出会いの後に
醸造のほうもより自然なほうへと変化していき

そして次が
ジャン・マルク・ブリニョとの出会い
これも大きな転換となったのではと思います。
ローラン・バーンワルトの葡萄を使いジャン・マルク・ブリニョがネゴシアンワインとして
仕上げたこと
亜硫酸も無添加で仕上げるわけでそのへんが与える影響も非常に大きいのではと思います。
自分の育てた葡萄が醸造一つでこうも変わるのかと
そう思えば引き込まれていくわけですね
現在ではアンフォラでの仕込みなども挑戦しているようで
益々目の離せない生産者であります。

私自身も2010年のシルヴァネール飲んでその当時は
まだまだワインにも安定感あり
でもワインに生命力あり今後シュレールなどの方向へとも思うときもありましたが
完全に最近のワインは突き抜けた感あるワインスタイルとなっていると感じます。

今回入荷のワインは
五種類です。

ピノー2013年
（ピノブラン・オーセロワ）

シルヴァンネトル2011年（微発泡）
（シルヴァネール）

トライ・オクス2011年
（ピノグリ）

ラ・プティット・フォリー2013年（微発泡）
（ゲヴュルツトラミネール）

ゲヴュルツ・モナムール2013年
（ゲヴュルツトラミネール）

以上5種類白と白微発泡となっております。

ですがどれも限定数量の割り当て入荷となっております。
どのキュヴェも数百本ほどの日本への入荷のようです
今回のワイン
ローラン・バーンワルトのワインであれば気になるワインばかりですが
そうはいってもただご案内いただいて発注となると
たぶんこの5種の中から2種ほど特に気になるワインだけの
ご発注だったのではと思います。

ただ今回は初めてですがヴォルテックス様のオフィス試飲会に参加しました。
その中で5種類飲んで
間違いなく5種類すべてお取扱いしたいと感じたワインでありました。
かなり踏み込んだワインもありながらもワインとしての生命力しっかりと感じるワインゆえに
全然不安定さなど感じないもの
ピノーやシルヴァントネルなどはまだその中でも大人しい仕上がりとはいっても
その完成度の高さ塩っぽいミネラル感じる高次元のバランス保つワインであります。
トライオクスは
その名前が示す通り
酸化的なニュアンス
その表現をいかに生かして取り入れるべく考えられたキュヴェなのかと
酸化と逆に生命力ある果実味がとろけるように存在し
旨い！という感覚にかならず振れていただけるのではと思うキュヴェ
ラ・プティット・フォリー
トロピカルな濁りがジュワ旨な最高のアルザス
アルザスなんだよなとそんなことはどうでもよい享楽的なおいしさあるワイン
最後のゲヴュルツ・モナムール！
最後の三種は
どれもまったく違ったキャラクター見せつけるワイン
それぞれが存在感の塊のようなワイン
なんとも言い難い幸福な気持ちにそして心がフニャリとトロケル瞬間がそこにあります。
ヴォルテックスさんの
テイスティング会
20種類近くのワインございましたが
中盤から後半にかけてフルスロットルな勢いあるワインばかり
確実のその中核をなしていたローラン・バーンワルトのワイン
心に刻むそんなワインでありました。

ということで
少量ではありますが
こちら
シルヴァンネトル2011年です。
シルヴァネールで造られるこのワイン
微発泡のガスのあるワイン
ただそこまでガスってるわけではなくぴちぴちと感じる程度
膨らみ感じる果実味が昇ってきて柔らかな旨味がじんわりと伝わるワイン
正直
シルヴァネールのワインでこんな感じになるのかな？と思うほど
そのふっくらとした旨味が特に記憶に残っているワインでありました。

以下インポーター様情報
●＜シルヴァンネトル＞
2014年9月に販売致しましたシルヴァンネトルの再入荷となります。
やや濃い黄色で加熱したりんごの様な香りと甘みが全体を包み込み、舌先にはピチピチと炭酸ガスを
感じます。以前入荷に比べ、甘さと泡は少なくなっている印象を受けます。仄かに甘みはありますが
スタイルは変わらず、ボリューム感としっかりした酸があり、奥行きのある味わいに仕上がっています。
余韻にカラメルのような香ばしい風味が後を引きます。