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ラパン・オ・フェミナン（ニコラ・テスタール） ブルゴーニュ・ルージュ”ル・ラピノ”2013年 750ML
ブルゴーニュ・ルージュ”ル・ラピノ”2013年です！
若手生産者ながら素晴らしい経歴を持つ
ニコラ・テスタールでありますが
フレデリック・コサールのボジョレーヌーヴォーキュヴェ・ラパンの葡萄ももちろんですが
ティエリー・ヴィオロ=ギィマール
ジャイエ・ジル
そして
フィリップ・パカレの後釜としてプリューレ・ロックで醸造責任者として
崇高なるワインを仕上げてきたテスタールであります。
そのニコラ・テスタール自身のワインでありますが
今までも極自然派ともいえるワインでありましたが
さらに一歩進んだワインが生み出されているようであります。
そんなニコラ・テスタール
自身のドメーヌでは赤ワインといえばガメなわけですが
や・は・り
ピノ！
ピノノワールも仕込みたいそんな思いはずっと持っていたのではと思います。
そして今回初めてニコラ・テスタール名義でのピノノワール100％
ブルゴーニュ”ル・ラピノ”2013年がリリースされることとなりました。
でも畑は持っていないわけで
ネゴシアン部門として
ラパン・オ・フェミナンという名義でのリリースとなります。
葡萄は
コート・ド・ボーヌは
ブリニィ・レ・ボーヌ村のピノノワールとなります。
ネゴシアン名の
ラパン・オ・フェミナンは妻キャロル、長女ジュスティンと次女クレマンスの三人に敬意を表して名付けられました。とのこと
そして造りはもちろん
全房醗酵と
アンリ・フレデリック・ロック、フィリップ・パカレ、そしてフレデリック・コサールブルゴーニュを代表する巨人達に師事したニコラ・テスタール。
独立して10年、卓越した経験と実践を元に、誰の真似でもない自分のスタイルを確立するに至りました。
まさにその集大成ともいうべき
ピノノワール！
もちろんファーストビンテージということでまだまだこれから経験積みさらなる
ピノノワールの素晴らしいキュヴェ生み出していくのではと思います。
ということで今回飲みました
このワインテイスティングしたのが
2015/2/15
入荷が
2月初めだったかと記憶しておりますので
リリースしたてで少しおちついただけ
正直全然早くまだ荒れた状態でもありました。
でもそこに秘められたポテンシャルの高さ
野性味あふれるピノで苺系のニュアンスもまさに野生の木苺そこに腐葉土などしっとりとした土を
感じるもの
そして根っこなど土壌の力と全房醗酵由来の複雑性
そして果皮からのタンニンなどもまとまりはない段階ながらワインに込められた力と大きさあるワイン
全体を占める黒い雰囲気とごつごつした男らしさのあるピノで
この先の成長楽しみなワインしっかりと感じました。
その後その時点でご紹介しなかったのも
やはり早めに飲んで誤解されたくないこともありますし
ニコラ・テスタールのワインの熟成して本当に美しく昇華していくワインであることを
少し前に感じ
このピノノワール大事に感じてほしいそんな願いも強く生まれたこと
あるかと思います。
テイスティングしてから約半年
現在他のブルゴーニュ生産者の2013年もリリースしはじめ
やはり時間のかかるワイン多いと感じております。
ニコラ・テスタールのこのル・ラピノ2013年も同様にありながらも
その秘めたる可能性に賭けたくなるそんなワイン
ニコラ・テスタールのピノノワールじっくりと感じてほしいと思います。
以下インポーター様情報
ラパン・オ・フェミナンと名付けられたニコラテスタールのネゴシアン部門から、
念願のＡＯＣブルゴーニュ「2013 Bourgogne “Le Lapinot”」が初リリースとなります。
もちろん、ブドウ品種はピノ・ノワール100％から造られます。
全房発酵に由来するスパイス感があり、若いタンニンの収れんが前面に感じます。
まだ若く、決してバランスが整っている段階ではありませんが清濁併せて飲みこんだ
凸凹としたような舌触りとメリハリがあり、芯をある構成は、
除梗・低温浸漬以前の時代のピノ・ノワールを感じさせます。
抜栓二日目は酸化が促され、状態の良い1950年代の古酒を思わせる雰囲気に変貌。
ＰパカレでもＰロックでもＦコサールでもない、ニコラテスタールのピノ・ノワール。
半年ほど落ち着かせれば、グッと酒質がまとまりを見せてくれることと思います。
Lapin au Feminin“フェミニンなウサギ“はニコラ・テスタールが買いブドウで手掛けるネゴシアン・ラインです。
妻キャロル、長女ジュスティンと次女クレマンスの三人に敬意を表して名付けられました。
2012年は新たなクリュ・ボージョレーとしてシルーブル、
2013年には念願のピノ・ノワールを手掛けることとなりました。
Lapin（ウサギ）とPinot Noir（ピノ・ノワール）を掛けて“Le Lapinot“と命名されたブルゴーニュは
ニコラのボージョレー同様に全房発酵で、ブドウそのものを生かしたワインを造っています。
アンリ・フレデリック・ロック、フィリップ・パカレ、そしてフレデリック・コサールブルゴーニュを代表する巨人達に師事したニコラ・テスタール。
独立して10年、卓越した経験と実践を元に、誰の真似でもない自分のスタイルを確立するに至りました。
2013 Bourgogne “Le Lapinot”
ブルゴーニュ “ル・ラピノ”
品種：ピノ・ノワール100％ 畑・土壌：ニコラの親族が所有しているBligny les Beauneの畑、東向き、粘土石灰岩
樹齢：42年 仕立て：ギュイヨ・サンプル 収穫：手摘み
醸造： 除梗せず、全房のままマセラシオン・セミ・カルボニック、空圧式プレスで圧搾。15日間のキュヴェゾン。
醸造時にＳＯ２は一切使用しません。
熟成：228リットルのブルゴーニュ樽で7カ月。澱引きも清澄もせず、ウイヤージュのみ。
瓶詰め前に2g/hlのみＳＯ２添加。
2013年について：全体的に湿度が高い年となり、ブドウの成熟は均一ではありませんでした。
剪定は2月。遅い発芽、開花期は短く、また雨と寒さにより結実不良が見られた。
不安定な夏場の気候ではありましたが、9月中旬に成熟期が訪れました。
10月4日に収穫。天候にも恵まれ、1日で区画全体の収穫は終了しました。
果実も過剰な成熟は見受けられませんでした。
コメント：余韻に軽快な酸味があり、わずかなアニマル、動物的な香りと共にビロードのようなエレガントな
ストラクチャーを感じます。
テイスティングの際は事前に抜栓することをお薦めします。
フランス南東部・リヨンの北に位置する土地で、ブルゴーニュ地方の南端に 位置する広大なボージョレ地区のワイン畑。
"Beaujolais" という地名は "Beaujeu"（ボジュー）という、かつてこの地区の 中心地の名前に由来します。
クリュボージョレの一つ「フルーリー」は、ムーラン・ア・ヴァンとモルゴンに 挟まれた、ボージョレ地区全体の中心よりやや北側に位置しています。
1979年生まれのニコラ・テスタール氏（Nicolas Testard）は、まだ若いですが 経験はとても豊富です。
幼い頃からブドウ畑で遊んでいた彼は、学校の卒業と共にブルゴーニュの ティエリー・ヴィオロ=ギィマール氏のもとで修行を開始します。その後、3年間 はジャイエ・ジルと働き、2000年から2005年までプリウレ・ロックのもとでワイン を学びました。
ル マ・ド・モン・ペール
ニコラ・テスタール氏の情熱さと繊細さに魅力を感じたシャトー・デュ・モンソー （Chateau de Montceau）とドメーヌ・デ・ラジャ（Domaine des Rajats）のオーナ ーは、是非ワイン造りを任したい！と彼にオファーをしたのです。
しかし、任された各畑の土壌は、まだ化学物質や殺虫剤を使用していた為、 彼の最初の仕事は畑の浄化でした。
彼は区画を少しづつビオディナミでの栽培へ変更しました。
そして2008年、彼は自分の畑を借り、自分のワインを造る決心をしたのです！
彼のワインはテロワールの特徴と自然が生み出すアロマを尊重しています。
ボジョレーでは、様々な土壌が存在し、それぞれの生産者が異なる土壌でワイン 造りをしています。ニコラテスタールが手がける畑も、区画により土壌質は全く 違います。
ニコラ・テスタール氏曰く、
「土の軟らかさがガメイに上品さと滑らかさを与えています。
それぞれの土壌を上手く生かせるかが大切なのです。」
また、気候については、
「ボージョレ地区は、大陸性気候で、これはガメイの品種には抜群な気候だ」
と言います。
ちなみに、ニコラ・テスタールの奥さんは、パリの有名な自然派ワインショップ 『Cave Auge』で働いていたという、キャロルさん。
●栽培・醸造について
化学物質はなるべく使用しない。
収穫は全て手摘み、その後厳しい選別を行います。
醸造中、亜硫酸は一切不添加、天然酵母で発酵を行います。
2〜3年の古い木樽とステンレスタンクでの熟成させる。フィルターは極軽く、もしく は行わない。
キュヴェにより、瓶詰めのときに亜硫酸の添加を行うが、ワインの香りと風味は テロワールの特徴と、自然から生まれるアロマを尊重しながら行います。
●日本の皆さんへ（ニコラ・テスタール）
このワインは出来るだけ設備が整った環境で保存して下さい。
魚料理や軽いお肉料理と、又はアペタイザーに、もしくは楽しいひと時に飲んで 貰えると美味しいと思います。
●ヴィンテージについて
2008年は雹害の影響もあって、葡萄の数が極端に少ない年になりました。 しかしニコラはこれをマイナスに考えてはいません。何故なら、濃縮された葡萄が収穫できそうだからです。親友であり、兄貴分のラパリュが2005年に雹にやられた年は、残された少量の葡萄が濃縮して、まるでピノ・ノワ−ルかと間違うようなワインに仕上がったのをニコラは知ってい ます。ピノ・ノワ−ル好きのニコラはこの地でピノッテ（ピノ風味）のガメを造ろうとしているのです。
2010年は最高の品質となりました、しかし春先の湿った天候のために病害に悩まされ、結果、あまりにも少ない生産量となってしまいました。 2010年は、フルーリーの畑は雹による被害が大きく、生産することが出来ませんでした。また、2010年のブルイイには2010年の他のワインを若干アッサンブラージュしました。このためAOCブルイイはヴァン・ド・フランスとしてリリースします。数量は少ないですが、素晴らしい品質のワインとなりました。
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