ドメーヌ・ベリュアー　レザルプ2018年　750ＭＬ

4,972円(税452円)

定価 5,800円(税527円)

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ドメーヌ・ベリュアー
レザルプ2018年です！！！

2021年に他界されたドミニク・ベリュアー
急なことでありこれからをさらに期待されていた造り手でしたので
様々影響あり
インポーター様だけじゃなく
ベリュアーのワイン好きだったかたにも
影響及ぼしたかと思います。
でもこうやってまたワインが届くそして
次を引き継いでいくかたもできたとの情報もあり
ドミニク・ベリュアーの想いが紡がれていくのではと思います。

まずはドミニク・ベリュアーが造られていた時代のワイン
まだ少しずつリリースされるものあるようですので
それを大事に大事に心に刻み込みたいと思います。

今回ご紹介は
レザルプ2018年
1種類です。
私も今回いただきました。
こちらも品種は
グランジェです。
もともとレザルプはシャープで鋭角なミネラル感それを純度の高い透明感で
伝える様なワインでしたが
今回2018年に関してはややイレギュラーな仕上がり
でもこれもまたドミニク・ベリュアーの歴史であり
そのすべての一部
理想の姿ではなくともまた違った魅力が伝わるワインとなっております。
まずグラスに注ぐと
色の濃さに驚きます。
リッチゴールドででも液体の清澄度はあり澄んだアルプスの空気感を伝えるかのよう
エキスも2018年ということでネットリ密度あり
すぐに立ち上がる丸みとほんのり温もりあるような果皮感とアプリコット系の
ニュアンス
熟度の加わる蜜感もあり
飲んでもエキスのほどよくまとわりつく粘性感じる様な存在感
そこにも基本にあるドライさはあり
例年のレザルプの切れキレの感覚よりもまったり感もある
熟成もありますが当初よりの酸化的な傾向と
でもやはり存在するこの地のミネラル
いつもの硬質感と透明感鉱物的な中にキレのあるものよりも
奥から押し上げる様な感覚の中に
支えにある感覚
それらのミネラル感とのエキスのいつもより厚み感じるそしてまろやかな
風合いが2018年のレザルプであり
この状態を今リリースで楽しめるのも
もともとはドミニクのほうで仕上がりに満足いかずに
販売していなかったもの
それを二番通り酒店様でわけていただき
熟成も深まり感じられるワイン

以下インポーター様情報
Les Alpes 2018 [ nouveauté ]
レザルプ
品種：グランジェ
アルプスのシャブレ山塊からくるエブリと呼ばれる細かい岩を含む氷河期のマルヌジョーヌ(黄色泥灰質)とマルヌブランシュ(白色泥
灰質)土壌。熟成に使う卵形のコンクリートタンクはグランジェの魅力をより引きだすことを常に求めてきたドミニクの導き出したス
タイル。これにより液体がまろやかに、深淵なミネラルをまとった素晴らしい液体になるとドミニク。Le Feuが広がるミネラルであ
ればLes Alpesはシャープで鋭角なミネラル。2018年は酸化のニュアンスが強く出てしまい満足できなかったドミニクはほとんど販
売することがありませんでしたが、私たちはその残りを譲ってもらい寝かしてきました。いままでのLes Alpesにはない黄金色の液
体。すでにまとい始めている蜜やトーストの美しい熟成香。開けたては不安定さがありますが、時間と共にワインの持つミネラルが
浮き上がり抜栓して2、3日以降から安定感のある素晴らしい液体へと変化します。時間をかけてゆっくりとドミニクの育てたブドウ
の力強さとミネラルを感じてもらえたら嬉しいです。

以下前回ご紹介文
ドメーヌ・ベリュアー
レザルプ2018年です！！！

久しぶりの二番通り酒店様より新着ワインです！
二番通り酒店様北海道の酒屋兼インポーター様ですが
本拠が
北海道は札幌から
移転となり
小樽市の銭函となりました。
その移動などいろいろ忙しいのもあったのかと思いますが
新着ワインは
9月は無かったので当店としてのご案内も無しでした。
ちょっと寂しく何か物足りない感じでしたが
やっと来ました！
二番通り酒店様の久しぶりの新着ワイン到着です！

やはりワクワク感大きな二番さんのワイン
当店も入庫スペースの問題もあり
何回かに分けての入庫となります。
まず・・・・第一弾！

きました！これ
これです。
クンプフ・エ・メイエーの新着ワインです。
しかも・・・・今回は久しぶりの入荷
レストン・ナチュール　ペティヤン・ナチュレル来ました！
この印象的な忘れることのできないペティヤンですね
その他も
クンプフ・エ・メイエー盛りだくさん！
メインの入荷となります。
その他
こちらも忘れることできない注目ヴァンナチュール
ジュリアン・ペイラスです！
ラングドックの今伸び盛りでありワインもグイグイ攻めてくる
そんな造り手
今回のワインも楽しみなものばかりです。
そしてこちら・・・

静かなること山の如し

まさにそんなイメージあるワイン
大自然の厳しさそして尊さを伝える
そんなワイン
ドメーヌ・ベリュアーです。
サヴォワの造り手ですが
ジュラもそうですが自然の厳しさが特に顕著にでる産地でもあると思います。
その年その年の影響を受けやすく
特に自然派の造りで進める生産者などは
ほとんど収量取れないときもあるほどです。
もともとが多産な産地でもないこともあると思いますが
よりこだわりを持って栽培している造り手は
そのへんもより影響でるのではと思います。

ドメーヌ・ベリュアー
ここのワインは
いつもその生まれるワインから大自然の厳しさそしてストイックさ
磨きこまれたミネラル感
非常にドライでいて骨太さもあり生命力に満ち溢れるワイン
そのすべての礎にあるのが
アルプス三大名峰の一つ
モンブランその自然がもたらす恵みなのではと思います。
今回はそんなドメーヌ・ベリュアーより
三種類到着です。
どれも貴重なワインばかり
その中でも泡物は素晴らしい景色を見せてくれます。
今回三種類の中から1種類飲みました。

○レ・ペルル・デュ・モンブラン2016年白・泡です。
今まではアイズ・キュヴェでリリースされていたスパークリングワイン
今回から
レ・ペルル・デュ・モンブランの名前でリリースとなるようです。
エチケットには
飲み手にその葡萄が産する情景を思い起こさせるもので
薄めの色調ながら
その切り立った山々
空気の澄んだ印象に厳しさとともに大いなる存在を感じさせる
そんなエチケット
早速抜栓してグラスに注ぐと
もうその雰囲気その空気感からして
美しく静けさの中にそのまわりの空気も冷たく澄んだものになっているかのような
錯覚
キンキンと研ぎ澄まされたミネラル感その先にある
この塩味のような大地の石英から染みだすような存在
泡の弾けの中から広がるほどよい集中力と冷涼感ある柑橘系
そして高山に咲く花のような美しくもストイックさ
その地で生き抜いた強さもあるような
口中へと流し込めば
綺麗な酸をともない細やかなガスが口の中で弾ける弱くはなく
でも繊細に液体すべてが泡に代わるほどではなくとも
私の中では生きたシャンパーニュを楽しんでいるかのようです。
泡の収まりとともに液体のまろやかさと強さゆったりと静かに
ほどよい骨太さと旨味を感じるワインで
要素が大きいものやスケール感とも違う
程よい緊張感そして繊細さ線細いようでも生き抜く力は強い
そんなベリュアーのワイン
また今回もグランジェという品種にかける想いや
ポテンシャルを感じることになったそんな気がいたします。

その他のワインですが
○モン・ブラン　ブリュット・ゼロ2016年白・泡
ドメーヌ・ベリュアーのフラッグシップ的な存在の泡物
ブリュット・ゼロということでドサージュ無しで造られるスパークリング
そして
レ・ペルル・デュ・モンブランが
瓶熟2年に対して
モン・ブラン　ブリュット・ゼロは
瓶熟3年を施しリリースされます。
よりグランジェの魅力を引出し
ドサージュゼロにより純粋なグランジェの良さを表現するスパークリング
レ・ペルル・デュ・モンブランでも
満足度高いスパークリングでしたが
より高いをめざしサヴォワの冷涼感にグランジェのミネラル感
そして熟成による複雑性も加わるスパークリング
まだこちらは少し寝かせて楽しみたい1本です。

最後は白
○レザルプ2018年
こちらも品種はもちろんグランジェ
今回は飲んでおりませんので
2017年飲んだ時の印象ですが

グラスに注ぐと
溌剌として輝きそして深みある黄金色
クリアーで鮮烈な印象受ける液体
ローヴはねっとり流れるエキスの濃度を物語っております。
香りは柑橘も磨きこまれたクリスタルなもの程よい丸みありながらカッチリとした
エッジも聞いている
すぐにミネラル感が熟な果実のニュアンスとともに漏れ出す
あふれるそんな印象
グランジェのもつ溌剌とした酸が生き生きと表現され
そしてこの透明感
湧き出る泉などを連想させるような透明感と清涼感
じょじょに蜜のニュアンスも加わり
果実の熟度は高いと思いますがこのサヴォワの自然を思わせるストイックな部分
アルプスの山脈を思わせるような厳しさ
液体のシャープさそれと密度感ある旨味
まだまだ若い段階でキレのある印象強めではありますが
まだまだ成長していくであろうレザルプであります。
正直今まで飲んだベリュアーのワインも
ある程度の年数熟成することが必須なワインではと思うこと多かったので
そのグランジェのポテンシャル引き出すためにもじっくりと寝かせて楽しんでいただきたい
そんなワインです。
シャープさミネラル感もキッチリとありながら丸み硬質感伴いながらまろやかな雰囲気もある
懐の深いワインです。

今回は2018年
熟成に使う卵形のコンクリートタンクはグランジェをより美味しく作ることを常に求めてきた
ドミニクの導き出したスタイル。これにより液体がまろやかに、
それでいて奥に深いシャープなミネラルをまとった素晴らしい液体に。
とのことで
グランジェの魅力を余すことなく伝える白
レザルプ
一年一年その深みを増して純粋にグランジェの良さをそしてこのモンブランの地が
育むミネラル感冷涼感を伝えるワインとなっているかと思います。

以下インポーター様情報
○Les Perles du Mont-Blanc 2016 [ NEW ]
レ・ペルル・デュ・モンブラン
品種：グランジェ
標高450mの南向き斜面に植えられたグランジェ。昨年までアイズ・ブリュットの名前でリリースされていました。エブリと呼ばれ
る細かい岩を含む氷河期の粘土石灰質土壌。瓶内二次発酵。瓶詰後2年間熟成の後リリースされます。美しく繊細な泡と爽やかなミネ
ラル。モンブランの麓で造られる華やかでいてエレガンスなスパークリングです。

○Mont-Blanc Brut Zéro 2016 [ NEW ]
モン・ブランブリュット・ゼロ
品種：グランジェ
アルプスのシャブレ山塊からくるエブリと呼ばれる細かい岩を含む土壌。素晴らしい区画のみのグランジェをセレクトして造られる
スパークリング。ドザージュなし。瓶内二次発酵。瓶詰後3年間熟成の後リリースされます。サヴォワの冷涼感とグランジェのミネラ
ル感を存分に感じさせてくれるベリュアーのフラッグシップ的なスパークリングです。3年の熟成をかけて複雑ささをまとい、口当た
りはまろやかに透き通るようなミネラルが黄金色の液体の中に表現されています。

○Les Alpes 2018 [ NEW ]
レザルプ
品種：グランジェ
アルプスのシャブレ山塊からくるエブリと呼ばれる細かい岩を含む氷河期のマルヌジョーヌ(黄色泥灰質)土壌。熟成に使う卵形のコ
ンクリートタンクはグランジェをより美味しく作ることを常に求めてきたドミニクの導き出したスタイル。これにより液体がまろや
かに、それでいて奥に深いシャープなミネラルをまとった素晴らしい液体に。

以下2017年ご紹介文
ドメーヌ・ベリュアー
レザルプ2017年です！！！

今年も本当にお世話になった二番通り酒店様のワイン
毎回楽しみ驚きそして心の栄養いただいたそんなワイン群
また来年もたっぷりと楽しみたいところです。

ただ年々注目集まる二番通り酒店様のワイン
気を抜いていると
欲しかったワインが手に入れられない・・・・そんな状況になってきているようです。
実は今回の
このドメーヌ・ベリュアー
何の気なしにお取扱いしておりましたが
実は・・・実は
本国でも入手困難
もちろん日本でもなかなか手に入れられないワインの一つとなっている
最近知ってビックリです。
無知って怖いですね～
でもベリュアーのワインは
その佇まいから只者ではない雰囲気は感じておりましたので
改めてやっぱりすごいワインなんだと
感じるところです。

今回久しぶりに入荷そしてテイスティングいたしましたが
なんというか
ベリュアーのワイン飲むと
そのサヴォワのその厳しい自然
切り立った山々長い数千年という地殻変動様々な気候が生み出した
その土壌
それらがそのワインを飲んでなんとなく目に浮かぶ
そんな風景が浮かぶ
そんなワインなんです！
もちろんそれが正しいかどうかわかりませんし
大そうなこと言っておりますが
全然違っているかもしれません。
知らなくとも
そんな想像力豊かになるそう思わせるワインであるこれが素晴らしいのですね

今回ご紹介は二種類
どちらも白
レザルプ2017年
そして
ル・フー2017年です。

も・ち・ろ・ん
品種はグランジェ！グランジェ！グランジェ！です。
サヴォワの土着品種
今では地元サヴォワでも作っている生産者はほとんど皆無とのことで
そのグランジェのポテンシャルを信じ続け
このグランジェをどうやって生かしていくか
それだけにかけてきた造り手でもあると言えるのかと思います。
標高450ｍ以上の過酷な環境下での
栽培は想像を超える苦労があるのかと思います。
そこから生み出された
グランジェ

今回飲んだワイン
レザルプ2017年です。
まず
以前はコルクだったかと思いますが
ヴィノシール
ガラス栓ですね
アルザスワインなどで最近たまに見かけるあれです。
あれに変わっております。
より純粋性そしてブショネ回避のためかと思いますが
ベリュアーのワインの方向性グランジェという品種の個性とも合致した選択ではと思います。
グラスに注ぐと
溌剌として輝きそして深みある黄金色
クリアーで鮮烈な印象受ける液体
ローヴはねっとり流れるエキスの濃度を物語っております。
香りは柑橘も磨きこまれたクリスタルなもの程よい丸みありながらカッチリとした
エッジも聞いている
すぐにミネラル感が熟な果実のニュアンスとともに漏れ出す
あふれるそんな印象
グランジェのもつ溌剌とした酸が生き生きと表現され
そしてこの透明感
湧き出る泉などを連想させるような透明感と清涼感
じょじょに蜜のニュアンスも加わり
果実の熟度は高いと思いますがこのサヴォワの自然を思わせるストイックな部分
アルプスの山脈を思わせるような厳しさ
液体のシャープさそれと密度感ある旨味
まだまだ若い段階でキレのある印象強めではありますが
まだまだ成長していくであろうレザルプであります。
正直今まで飲んだベリュアーのワインも
ある程度の年数熟成することが必須なワインではと思うこと多かったので
そのグランジェのポテンシャル引き出すためにもじっくりと寝かせて楽しんでいただきたい
そんなワインです。
シャープさミネラル感もキッチリとありながら丸み硬質感伴いながらまろやかな雰囲気もある
懐の深いワインです。

もう一つの白グランジェ
ル・フー2017年
こちらもグランジェですが
より壮大な世界観あるル・フー
以前飲んでおりますが蜜のニュアンス果実の熟度がより高まるル・フー
レザルプが
氷河期のマルヌジョーヌ（黄色泥灰質）土壌に対して
ル・フーは
アルミニウムと鉄を多く含む非常に特徴的な氷河期の赤色粘土質土壌
この違いも同じグランジェでも違った表情見せるワイン
さらには
驚きの傾斜40％
転げ落ちそうな傾斜の中育てられるグランジェこのへんもこのル・フーが持つ
ボリューム感深いミネラル感動に値するワインを造り上げる要素となっているようです。

ドメーヌ・ベリュアーのワイン
二種類価格は安くはないですが
それに見合う成長させることに値する素晴らしいワインであります。

ぜひ！！！

以下インポーター様情報
Les Alpes 2017 [ NEW ]
レザルプ
品種：グランジェ
アルプスのシャブレ山塊からくるエブリと呼ばれる細かい岩を含む氷河期のマルヌジョーヌ（黄色泥灰質）土壌。熟成に使う卵形のコン
クリートタンクはグランジェをより美味しく作ることを常に求めてきたドミニクの導き出したスタイル。これにより液体がまろやかに、
それでいて奥に深いシャープなミネラルをまとった素晴らしい液体に。

Le Feu 2017 [ NEW ]
ル・フー
品種：グランジェ
アルミニウムと鉄を多く含む非常に特徴的な氷河期の赤色粘土質土壌。ル・フーと呼ばれる畑は、標高450mの南西向き、傾斜40%にも
なる非常に過酷な環境。この畑はブドウがよく完熟し、それに加えこの特殊なテロワールがル・フーというキュヴェに大きな個性を与え
てくれます。卵形のコンクリートタンク熟成。蜜のようなボリューム感と深いミネラルが美しい液体の奥にグラグラと感じられます。サ
ヴォワで造られる素晴らしく感動的なワインです。

以下ル・フー2015年ご紹介分
ドメーヌ・ベリュアール
ル・フー2015年です！！！

最近二番通り酒店様の新着ワインのご案内
内容確認するのが楽しいのですが
なんでしょうかこのワクワク感・・・
なんか楽しい久しぶりにこんな感覚・・・

好きなもの
ほんとワイン好きなんですが
でもいつの間にか仕事としてだったり
お堅い考えでワインに向き合ったり
ちょっと疲れているのか
自然派のワイン
ナチュラルなワインもっと肩肘張らずに
フランクな感覚でその中にももちろん礼儀とか必要ですが
そんな子供のときの感覚で接することできるワイン
そんなワインばっかりなのか
二番通りさんのワイン何か忘れていたもの思い起こさせるそんな気がいたします。

そしてお客様にもそれが伝わるようで
楽しみに待っているんですよね

もちろん今後だってナチュラルなワインですので
楽しいことだけで済むはずはないんです
でも楽しめる時は楽しんでいいのかなと
今回二番通り酒店様の新着ワイン飲んだワインなんかも2015年など多く
いろんな地域で親しみやすいわかりやすいそんなワイン多いと思います。
そんなビンテージはしっかりとその良さ楽しんで
厳しいビンテージはその中でシリアスな魅力その奥にある魅力など
楽しんでいければいいかなと

ということで今回の二番通りさんの新着ワインです！

こちらは何かと注目度高いジュラ・サヴォワのワイン
ジュラのワインは昨今次々と日本へ新たな造り手のワインお目見えしておりますが
まだまだ少ないのが
サヴォワのワイン
スイスとの国境付近に位置するサヴォワ
私も一度だけ訪問したことがありほぼ観光でしたが
その地の酒造りに接してきた経験ございます。
非常に厳しい地域で高地にあること切り立った山々で
有名なモンブランここもロープーウェイで行けるところまででしたが
行ってきました。
まだに空気が薄くなる経験できるそんな標高にある地域
今回のドメーヌ・ベリュアールも標高450メートルに位置するドメーヌとのことで
そんな土壌が生み出すワイン
そしてジュラやサヴォワも土着品種の宝庫
特にサヴォワのワインは聞いたことのないような品種のオンパレードであります。
そんな中
ドメーヌ・ベリュアールのこだわる品種は
”グランジェ”
どうでしょうか？
初めてではないでしょうか？

私は初めて聞きました！
グランジェ
調べるとジュラでいうサヴァニャンに近いものとかで
長年の間に変異などで遺伝子構造は違うともいわれるようですが
同じ品種といわれているようです。
となると断然興味湧きますね
ジュラのサヴァニャンといえば
ヴァンジョーヌの品種でもありジュラ特有の酸化熟成をほどこす元となる品種です。
それだけにサヴァニャンという品種には潜在的な力があるゆえに
そういった長期熟成や酸化熟成に耐えうるワインとなるわけです。
そんなサヴァニャンとイコールで結べる品種が
グランジェとのことで
それにかける造り手
なんと所有する畑の9割近くがグランジェの葡萄畑との情報もあるようです。

グランジェのすべてを知り尽くしたドメーヌ・ベリュアールともいえるのではと思いますが
そんなドメーヌ・ベリュアールから
二種類ご紹介です。
どちらもグランジェのワインです。
まず今回テイスティングした
グランジェの白スティルワイン
ル・フー2015年

エチケットはけっこう大人しい感じで品があります。
数年熟成して驚くべき進化を遂げるとのことでご紹介でしたが
今回は2015年リリースしたばかりのワインすぐ飲んでしまいました。
でもそのすごさ感じることできました。
早速抜栓でグラスに注ぐと
素晴らしく健全でテリのあるクリアーな液体
香りは黄色果実の蜜がぎゅ～っと凝縮した感じ
これがまず心地よく広がり
その後桃系とろけるように広がりさらにはミネラル感が常に寄り添う感じ
白い花も加わり甘いニュアンスだけでなく清楚で美しさも存在ですね
液体の粘性がサヴォワ！？と思うレベルであり
これも2015年の成せる業なのかと思いながら
このごきげんなサヴォワワイン
というかこの密度感と香りの出方
アルザスワインか！？と思うほど
でもやはりはあの切り立った山々そして高地で産するワイン
気候の暑さなどに起因する葡萄の熟度やエキスの濃さはありながらも
奥にはミネラル感が硬質なもの存在ただ前にはやはりまだ出てこない
トロッとした質感の密度ある旨味長く続くワインで
そのレベルはブルゴーニュの上位ワインにも負けないそんな厚みもあると思いますが
今後数年の熟成でサヴォワワインのグランジェの本領が発揮していくのかと思うと
また数年後試してみたいそんなワインであります。

価格は今回二番通り酒店様のワインとしては
やや高めのものですが
それだけの内容あるワインであります。

そしてもう一つご紹介
こちらも土着品種グランジェのワイン
こちらは
アイズ・キュヴェ　モン・ブラン2013年！
スパークリングワインです！
今回ル・フーで感じたグランジェの個性
黄色果実系に白い花そしてミネラルがキッチリと存在する
グランジェ
アイズ・キュヴェ　モン・ブランのほうは2013年ということで
よりサヴォワらしい酸、ミネラルがキリッと広がるスパークリングワインなのではと
想像できます。
そしてこちらのワイン
二番通り酒店の小林様
パリのヴェールヴォレで飲んで以来忘れることのできないワインとなったとのことで
そんな感動をもたらすスパークリングワインのようです。

以下インポーター様情報
Le Feu 2015 [ NEW ]
ル・フー
品種：グランジェ
サヴォワのテロワールを感じさせてくれる素晴らしいワイン。ふつふつとしたボリューム感を奥に秘めています。
コンクリートタンク熟成。数年熟成する事で驚くべき変化を遂げる、サヴォワの偉大なワインです。

Ayse Cuvee Mont-Blanc 2013 [ NEW ]
アイズ・キュヴェ・モン・ブラン
品種：グランジェ
サヴォワの冷涼感、グランジェのミネラル感溢れる酸、奥に香ばしさすら感じさせてくれる素晴らしい泡です。
パリのヴェールヴォレで飲んで以来ずっと、このモン・ブランの虜です。

グランジェにこだわる男ドミニク。標高450mで生み出されるミネラルたっぷりのワイン。
標高450メートル。スイスとの国境付近、名峰モンブランの麓でワイン造りをしているドミニク。ビオ栽培者が少ないサヴォワで、ビオディナミで栽培しています。気
温が氷点下になろうと、雪が降ろうと、畑に出て働く彼。その働きが葡萄に、そしてワインに現れています。彼はグランジェというサヴォワ地方の固有品種にこだわっ
て造っています。もうほとんど栽培されていない品種で、彼がワインを造るアイズ村では、彼以外、この品種を育てていません。グランジェという品種のポテンシャル
を強く信じるドミニクは、そのポテンシャルを引き出すため、卵型のコンクリートタンクで熟成しています。この卵形のタンクは、液体がよく空気とふれあってワイン
にテクスチャーを与えてくれます。さらに2014年からはダイヤモンド型のコンクリートタンクを少しずつ購入。卵形よりも価格の高いタンクですが、こちらの方が繊
細な酸、そしてミネラルを表現してくれるそうです。グランジェのポテンシャルを引き出すためなら何でもする、グランジェに取り憑かれたかのようなドミニク。実は
1988年からワイン造りをしているドミニクは、先輩を探すのが困難なほど、すでに熟練した造り手。サヴォワのワインの素晴らしさ、グランジェという品種の素晴ら
しさをぜひ知ってください。