パーネヴィーノ フェルメンティ・オ・フラッメンティ2020年 750ML
フェルメンティ・オ・フラッメンティ2020年です!!!
※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン各ワイン御一人様1本限りで
お願いいたします。
複数種類購入は可能となります。
パーネヴィーノのワイン到着です!
ヴィナイオータ様の社長のブログなど
内容の濃いものそして濃いのに多量に込められたあふれる想いが詰まったもの
ございますが
その中でも以前
”その瞬間瞬間の人生をここまでワインに封じ込めることに成功している造り手といえば、イタリアではMVとPanevinoくらいしか思いつかないです。”
と言われる造り手
2018年当時の記事だったかと思いますので
その後さらにそういった生産者も増えている状況かと思いますが
当時それだけの評価というか
方向性も違いもありますが
その年その年だけじゃなくその瞬間瞬間の人生をワインに封じ込める
だからこそ
パーネヴィーノのワインは
同じワイン名のものがあっても
一つとして同じものは無いと感じるワイン
それは当たり前のことかもしれませんが
今の均一性を求める
全国どこのコンビニでも同じ味わいのものが一年間通して
食べられるような現代の流れとは全く違うもので
ある意味ワイン屋としては把握が難しいワインの最高の立ち位置の一つでもあり
でもそれを少しずつ深まっていくと
なんとか情報集めて1本1本のこんなワインだと伝えることの
大事さから無意味さにかわるときもあったりと
だって情報集めて伝えても
それが数か月で激変することもある逆に機嫌損ねている時期もあったり
最近のヴォドピーヴェッツでもあったように
同じワインでもボトルの中での熟成具合に違いがでて
成長過程の差が生まれてくることもあるわけで
そうなると
やはり大事なのは人であり人生でありそんな方が造ったワインというのが
大事になっていくのかなと
ということで
当店なりのスタンスで
まず今回飲んだワイン
パーネヴィーノ
フェルメンティ・オ・フラッメンティ2020年
相変わらずエチケットは詳しくは知らなくとも
なんか面白さあったりセンスあったり
知らなくともそのボトルみたらなんか興味もってしまうようなもの
多いし
何より毎回様々なものが新たに生まれますね
ワイン同様にエチケットなどにもそれが生きているわけですね
そしてワインはというと・・・
フェルメンティは、このケースでは“複数の醗酵体(=ワイン)”、そしてフラッメンティは“複数の断片”を意味し、とどのつまり、樽に収まりきらなかった様々なワインを適当に混ぜて熟成させたワインという事になるのかと・・・。13%という、2020ヴィンテージのパーネヴィーノのワインとしては低いアルコール度数から鑑みるに、カリニャーノ、モニカの割合が高いのかもしれません
とあるように
カリニャーノとモニカとテクニカルではありますが
結局様々なワインが入っている
樽に収まりきらなかったからという
そんな感じでできたワイン
だからこそのこのエチケットのデザインでありワイン名と繋がるわけですね
色は黒系もありながらも燃える様な濃度感や熱量よりも比較的
控えめ穏やか
色調もそんなに強さは無い感じ
でもワインの奥にある揮発酸にほんのりそしてちょうど良い野性味と
液体はまとまりあり艶やかで流れる感じ
ほんのり野草感でたり果実の黒蜜感あったりと奥には面白そうなものあり
ざらつく感じはなくスッと馴染んで程よい旨味のコアと
キュッと締まる中に広がる旨味酸味ワイルドな甘味など
現状では逆にそれぞれの要素がまとまっていて馴染むように飲めてしまいますが
このへんが少しほぐれて
様々なものが混ざっている良さがさらに出てくると思われるワイン
パーネヴィーノのワインながら
油断していると一晩で1本空いちゃいそうな飲み心地もあります。
以下インポーター様情報
●フェルメンティ オ フラッメンティ2020:ラベルにはFRAMMENTIの「RAM」の上に「ER」と表記されていまして、(詳細は下記リンクより画像をご確認ください!)、ヴィナイオータ公認(?)パーネヴィーノのマスコットキャラクター、マリッポ君も、おにぎり型の輪郭の中には大小&形が様々な図形が描かれています。ジャンフランコは、「さまざまなモノを一緒にすることで、個々が持つ特性を無効にしようとする、錬金術的表現」とまた訳分かんない事を書いてきました(笑)。フェルメンティは、このケースでは“複数の醗酵体(=ワイン)”、そしてフラッメンティは“複数の断片”を意味し、とどのつまり、樽に収まりきらなかった様々なワインを適当に混ぜて熟成させたワインという事になるのかと・・・。13%という、2020ヴィンテージのパーネヴィーノのワインとしては低いアルコール度数から鑑みるに、カリニャーノ、モニカの割合が高いのかもしれません。還元などはしていないのですが、少し待ってあげるだけで格段に面白くなる予感がするワインです。
その他のワインですが
○アジネジナウ・クラル2021年
カリニャーノ・サンジョヴェーゼを使ったロゼ
本来は赤にする予定が醸せどもなかなか抽出が進まなかったようで
結局ロゼに仕上げたワインのようです。
ただ今回現状は
フィランテの状態
たまにありますね
ワイン中の残糖が結合してトロトロ感がでている状態
けっこうしっかりとこの感じ出ている状態のようですが
デキャンタなどに移して無茶苦茶空気に触れさせるなり、抜栓し2日くらい放置していただければ、トロトロは取れます!
とのこと
それ以上に
イタリアでヴィナイオータ社長が飲んだ際は
大好きなジャガイモの詰め物のラヴィオリですとか、ウナギを炭で焼いただけのものとは悶絶級でした!
とのことで食事との無限ループとなったワイン
ちょっと先に楽しむワインとして確保いただければ
活躍すること間違いないワインとなっているようです。
以下インポーター様情報
●アジネジナウ クラル2021:近隣農家にパーネヴィーノ同様の栽培方法(農薬の種類と散布の回数)を依頼、彼らから買い上げたブドウで造るワインがアジネジナウ。今回のクラル2021には、サンジョヴェーゼとカリニャーノを使用(カンノナウは、別のワインに使われているのかと・・・)。当初は普通に赤ワインにする予定だったのですが、サンジョヴェーゼという色の濃いブドウを使用しているのにもかかわらず、醸せども色素抽出が進まない状況を見て、ロゼへと方向転換したのがこのワイン。
クラルはサルデーニャ語で“明るい”、“淡い”を意味します。去年の9月に現地で飲んだ時には、何の問題もなかったですし、パーネヴィーノの食事との無限ループには危険なものがありました(特にオータが大好きなジャガイモの詰め物のラヴィオリですとか、ウナギを炭で焼いただけのものとは悶絶級でした!)・・・が、日本に届いたものを早速試飲してみると、トロトロトロ~ンとしているではありませんか・・・。YES,フィランテ(※)!でした・・・。それもかなり気合の入ったやつ・・・。
とはいえ、お味は普通にステキ(当然か・・・)ですし、デキャンタなどに移して無茶苦茶空気に触れさせるなり、抜栓し2日くらい放置していただければ、トロトロは取れます!このトロトロで怯んで買い控えてしまうと、あとで後悔するかもしれませんよ!
(※)亜硫酸などの活動を抑制する物質がない(もしくは極めて少ない)嫌気的環境下で、乳酸菌を始めとしたバクテリアが、ワイン中の残糖分(グルコース)をβグルカンという粘性物質に変換することで、ワインに粘性が出る現象。薄い葛湯のような、ぬめっとした舌触りなので、ギョッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、ワインを空気に触れさせることで、粘性は取れます!
次は
○ジロクアードロ2020年
以前はジロトンドというワインもありましたが
今回は
ジロクアードロ
ジロという品種を使うワインですがトンド=丸ではなく
クアードロ=四角なワインとのことで
今回使われた品種は
ジロ、モスカート、そしてカニュラーリ
ジロトンドをカニュラーリのモストで補正したワインとのことで
できたワイン
圧倒的な個性を備えたワイン
それにカニュラーリを少し入れたところでその個性を押さえつけたり消し去ることは
できないとのニュアンスもあるようで
そこに通じる魅力あるワインなのかと
このへんの紹介だけでは全然ワインが見えてこないかと思いますが
それで良いのかと
以下インポーター様情報
●ジロクアードロ2020:ジロトンドは「手をつなぎ輪になって歌いながら、ぐるぐる回る子供の遊戯」という意味の単語なのですが、もともとはジロ(回転)とトンド(丸い)という2つの単語を合体させてできた言葉。ジロという名前のブドウを使ったワインであることと、遊び心を大切にするジャンフランコの精神を体現したような名前を・・・と考えた時に思いついたのがジロトンドでした。で、今回はトンド(丸)ではなくクアードロ(四角)・・・。曰く、ジロトンドをカニュラーリのモスト/ワイン(醗酵途中のモスト?)で“補正した”ワインとの事・・・。
「無秩序(=自由)な表現を、完璧(合理的/理性的)なブドウで“補正する”ことで合理化/理性化しようとする事が、いかに無駄な試みかを、合理性や論理性を象徴する“四角”や“額縁”を意味するクアードロと、無秩序の象徴的存在ともいえる角や頂点のない円や渦(トンド)などで言葉遊びをすることで表現しようとした。」そうです・・・。本当にジャンフランコ語は難解ですよね・・・(笑)。つまりのところ、ジロトンドといった圧倒的な個性を備えたワインに、ほんの少し他のワイン/モストを入れたところで、その個性を押さえつけたり、消し去ることなどできない・・・という事が言いたいのかと。ではなんでカニュラーリのワイン/モストを入れたのかといえば・・・ジロトンドの入った樽を満たすためだったとオータは踏んでおります(笑)。
最後は今回唯一の白
〇アルヴァックス2021年
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ナスコ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、レタッラーダ
といった7品種も使い醸しをして造られる
かなりのテンション有するワインがいつものアルヴァスですが
今回はアルヴァックスとちょっと違いあり
いつもは木樽熟k製させてアルヴァスとなるのですが
今回はすべての過程をステンレスタンクで行ったワイン
そのおかげか
アルヴァスはかなり寝かせて本領発揮するワインのイメージありますが
今回のアルヴァックス
もう十分に美味しいし比較的安定しているとのこと
それでも夏を超えたあたりからエンジン全開とのことで
比較的早めでも良さが伝わるワインとなっているようです。
以下インポーター様情報
●アルヴァックス2021:ALVAS(アルヴァス)とINOX(イノックス=ステンレス)をくっつけて、ALVAX・・・。そしてVAXの部分には、無茶苦茶な事ばかり強いられた“あの時代”を揶揄する意味もあるのかと・・・。名前の話はともかくとして、7品種を使用し、醸し醗酵をしたワインであるという点はアルヴァスと一緒なのですが、木樽熟成をさせるアルヴァスとは異なり、醸し醗酵から熟成までの全ての過程をステンレスタンクで行ったのが今回のアルヴァックスになります。もう十分に美味しいですし、比較的安定していると思うのですが、夏を越えたあたりからエンジン全開になるかと!
以下前回ご紹介文
パーネヴィーノ
ストーム・ヴェンティ・ヴェンティ2020年です!!!
※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン
今回6種類となりますが
各ワイン御一人様1本限りでお願いいたします。
複数種類ご購入は可能となります。
サルディーニャの鬼才天才
パーネヴィーノのワインです。
ヴィナイオータ様のワイン
そのヴィナイオータ様というインポーター
その塊
情熱の塊ともいえるインポーター様
太田社長を中心とするエネルギーの塊ですが
それを象徴するかのような生産者が多数おられますが
もちろんどの生産者もヴィナイオータ様とお付き合いある方々はすべて
貴重な存在で大事な存在かと思います。
その中でもヴィナイオータ様に対しても影響を与え
さらに与え合うような存在の造り手
その一人でもあるパーネヴィーノのワインかと思います。
飲む機会は本当に限られたものとなりますが
なんというか
特に当店は
どうみてもフランス偏重気味のショップでもありますが
その貴重なパーネヴィーノのワインと接する機会があるたびに
何か揺り動かされる感覚いただきます。
今回は少しではありますが当店で熟成していたワイン
フォリナー2019年
こちらいただきました。
カニュラーリで造るワイン。
カニュラーリは、スペインではグラシアーノと呼ばれる品種で、色素、タンニン、糖分、酸など、あらゆる要素が過不足なく備わっていると言われていたワインで
今回そのへん飲んで感じました。
色調はもう黒々とした濃密な液体から揮発酸も奥に少々ありながらも
その他の果実味の濃さ塊感などから
要素の一つのアクセントほどにしかない状態で
分厚いブランデーケーキのような印象
黒系もしっとりそして大人っぽい状態へと進み
緻密さもあるワイン
それでいて少しずつまとまり落ち着きが出てきた状態
もちろんまだまだ先はあるかと思いますが楽しめてしまう状態でもあり
これだけのエネルギーありながらもグイグイ飲めてしまう
このへんもなんというか余計に手を加えない素の美しさこれがあるからなのか
これだけの熱量あるワインだと飲み手にも体力要することあるのが
これが自然とすんなりと受け入れられる状態
ギュッと詰まった旨味が心地よいワインでした。
こちらもフォリナー2019年は
残り僅かですが在庫ありとなります。
そして今回到着のパーネヴィーノですが
2020年もの
今回入荷のワインはまだまだ飲めない状態とも思いますので
入荷量も少ないのもあり未テイスティングとなります。
ヴィナイオータ様からの情報です。
●アルヴァス2020年 白
品種 ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ナスコ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、レタッラーダ
ジャンフランコからの一言コメントには、「いつも通りのストラクチャーを備えた12.5%のワイン!」とだけ書いてあったのですが、9月に訪問した時にこのワインを飲みながらその真意を語ってくれました。
「“ストラクチャーのしっかりしたワイン”というと、アルコール度数もそれなりにあるものだと、みんな安易に考え過ぎている気がするんだよね。でも、アルコール度数って、ワインの味わいを構成するたっくさんの要素のひとつでしかないよね。今回のアルヴァスは、そういった認識に対するアンチテーゼのようなワインだと思っているんだ。」とジャンフランコが言えば、
「ホントに。飲み心地の話も一緒だよね。グルグルワイン(日本語に訳すなら“ゴクゴクワイン”?)っていうと、低アルコール度数であることが必須かのようになっているけど、低アルコール度数でグルグルを標榜していても、やたら飲み進まないものもあれば、めっちゃアルコール度数が高くても圧倒的な飲み心地を備えたワインもあるし…。」と合いの手を入れるオータ。
●アジネジナウ2020年 赤
品種 カンノナウ主体、カリニャーノ、サンジョヴェーゼ
近隣の農家が栽培したブドウ(カンノナウ主体、カリニャーノ、サンジョヴェーゼ)で造るワイン。使う農薬(ジャンフランコの場合、粉末の硫黄と各種ハーブを煎じたもの)も一緒ですし、場所によってはジャンフランコの畑の真隣ということもあるのに、ジャンフランコの畑のブドウで造ったワインとアジネジナウのテンションの違いと言いますか、エネルギーの凝縮感の違いには毎回驚かされます。こう書くと、アジネジナウがイケてないように思われちゃうかもしれませんね…(笑)。当然のことながら、アジネジナウも十二分にステキなワインです!
●ピカデ…ェェェ2020年 赤
品種 モニカ、カリニャーノ
ピカデは、ピシーナ カデッドゥという区画で獲れたモニカとカリニャーノで造られるワインだったのですが、2020年は別の2区画、カナーリ スクリオースのモニカとミツァ ダニエリのカリニャーノも混醸したため、“ェェェ”(“e”は、“~と”という意味があります…)となりました。例年のピカデよりも力強さがある気がします
●タンカ サリーナ2020年 赤
品種 カンノナウ、ボヴァーレ、ティンティッル、モニカ
タンカ サリーナで獲れたカンノナウ、ボヴァーレ、ティンティッル、モニカで造るワイン。イタリア語で塩田とかを意味するサリーナという名前の区画だからと言うわけではないのですが、実際に塩気のようなものがあり、美しい酸と相まって、唾液の分泌が促されること促されること!お腹のすくワイン!!
●オンナ2020年 赤
品種 バルベーラ、チリエジョーロ、モンテプルチャーノ、カンノナウ
ジャンフランコが住むヌッリの隣村、セッリにあるオンナという区画のバルベーラ、チリエジョーロ、モンテプルチャーノに、高樹齢の区画のカンノナウを混醸したワイン。ちゃんと確認はしていませんが、ストーム ヴェンティ ヴェンティに回さなかった、“普通に”熟したカンノナウを使用したのだと思われます。
●ストーム ヴェンティ ヴェンティ2020 年 赤
品種 カンノナウ、カニュラーリ
酷暑だった2020年、いろいろな区画の無茶苦茶熟してしまったカンノナウだけを選り分けて収穫し醸造したワインに、補酸&補タンニンの目的で、カニュラーリで造ったワインを30%ほどブレンドしたワイン。
以上6種類です!!!
以下前回ご紹介文
パーネヴィーノ
フォリナー2019年です!!!
※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン
今回8種類ご紹介
ですが
御一人様(一家族)
8種類のうち一種類のみ1本のみ限りでお願いいたします。
複数種類ご購入した際はご注文のキャンセルとなる可能性ありますので
ご了承ください。
サルデーニャの鬼才天才と言われる
パーネヴィーノです。
前回はオーストラリアで造ったワインなど
良いも悪いも話題性のある造り手ですね
毎回なんかドラマのあるそんなパーネヴィーノのワインですが
とはいえ
毎回入荷本数は極少量あれもこれもは飲めないわけですが
今回一種類だけ飲んだのですが
正直これパーネヴィーノ!?と始め思いました。
もちろんこれだけ多種多様なワイン生み出すパーネヴィーノですので
今までもこういったスタイルのワインあったのかもしれませんが
私のイメージでは
どこまでもその葡萄のポテンシャルを引出
そのままの姿
野性味あるアグレッシヴなワイン!的ななにかそんな印象あったので
開けるたびに今回はどんな衝撃与えてくれるのか!的なものが
開けてグラスに注いだら
美麗!
香りも完成度高く美しい
まじと思いましたがやはりそこからの盛り上がりがあるんですね
でもこの美しさ
オーストラリアでのワイン造りがなにか関係しているのか
とか考えてしまいますが
今後のパーネヴィーノのワイン楽しみにしていきたいですね
ということで
今回飲んだワイン
○アジネジナウ2019年
その様子ですが
サルデーニャ語で“ご近所さんのブドウ”意味するアジネジナウは、その名の通り近隣の農家が育てたカンノナウ&カリニャーノで造るワイン
グラスに注ぐと赤紫の綺麗な液体
艶やかで変にダークさとかなく素直な仕上がり
パーネヴィーノでこんなのあったの初めてかもと・・・
古樽がほんのりですが基本はピュアな果実
しかも健全でわかりやすさもあり
骨格はしっかりしていても美麗なワイン
飲んでもしっとりしなやかすでに飲めるそして飲んでいての満足感は
しっかりある過不足なく良いバランス
赤系に黒系の粗野なところがなく角の丸さ伸びのある旨味
でもアルコール度数14%
じょじょにピュアな果実赤系黒系のバランス良いものから
じょじょに甘ロースト感が出てくる奥から珈琲感
二杯目ふっくらさボリューム感が増してくる
コク深み大人っぽさじょじょに本領発揮なワイン
それでも液体の流れはシルキーなものでゴツゴツした感じはなく
ギュッと凝縮していながらも深いコクとともに流れるように楽しめるワイン
これはいいです!
その他のワインですが
アジネジナウ2019年だけは少しは多めの本数ですが
あとは本当に極々少量
しかも今回は当店入荷は赤のみ!
いつものようにパーネヴィーノのワインは
飲んでいなければなかなか紹介も難しいワインなので
ヴィナイオータ様のご紹介のみ掲載させていただきます。
○ニエッドゥンブッス2019年
自社畑の2区画(ペルダコッドゥーラとミツァ ダニエリ)のカリニャーノで造ったワイン。ジャンフランコにしては珍しく、単一品種のワインなわけですが、DOCを取っていないため、ラベルにカリニャーノとは記載できない…。そんな時、様々なゾーンの土着品種を研究している人と話しているうちに、カリニャーノがネレッロ カップッチョと近縁種だと知ってしまったジャンフランコ、サルデーニャ語(プラス方言…)でカップッチョ ネーロ(=ネレッロ)を意味する、ニエッドゥンブッスというおまじないのような言葉をワイン名にすることに…。
○ピカデ2019年
ピシーナカデッドゥのカリニャーノ&モニカで造るワイン
○オンナ2019年
セッリ村にあるオンナという名の、片岩質土壌で東向き斜面の区画のバルベーラ、チリエジョーロ、モンテプルチャーノを混醸したワイン
○フォリナー2019年
ジャンフランコの学生時代の同級生が栽培するカニュラーリで造るワイン。カニュラーリは、スペインではグラシアーノと呼ばれる品種で、色素、タンニン、糖分、酸など、あらゆる要素が過不足なく備わっているそう。後述のグラヌアルが、ジャンフランコが住むヌッリ村で産したブドウなのに対して、このワインに使われているカニュラーリはヌッリ村産ではないため、英語でよそ者を意味するフォリナーという名前にしたのだと思います
○グラヌアル2019年
ペルダコッドゥーラ、ミツァ ダニエリとセヌッシのカニュラーリで造るワイン。グラヌアルは、ヌッリ村近辺の方言で、カニュラーリを指しています
○タンカサリーナ2019年
伝統的にはブドウ畑として利用してこなかった重粘土質の区画であるタンカ サリーナ(タンカは区画の意)を、ジャンフランコはあえてブドウ畑とすることに…。そのタンカ サリーナに植わるカンノナウ、ティンティッル、ボヴァーレを混醸
○セヌッシ2019年
小高い丘の頂上部分にある片岩質の区画、セヌッシのブドウで造るワイン。カンノナウ主体
以上8種類赤のみです!!!
少量ずつたくさんのワイン作るのはパーネヴィーノいつものことですが
わけて作るにはやはりわけがあり伝えたい何かがある
個性があるものと考えられます。
手に入れることできたお客様はぜひともその1本1本が持つ
魅力しっかりと感じてほしいです。
今回飲んだアジネジナウ2019年
すでに飲める感覚ありましたが後からさらににじみ出てくる魅力もあります。
やはりパーネヴィーノのワインは
ある程度寝かせて楽しんでいただくほうが間違いないのではと
思います。
以下バルバッドース2019年ご紹介文
パーネヴィーノ
バルバッドース2019年赤です!!!
※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン
今回7種類ご紹介
ですが
御一人様(一家族)
7種類のうち一種類のみ1本のみ限りでお願いいたします。
複数種類ご購入した際はご注文のキャンセルとなる可能性ありますので
ご了承ください。
さてさて
オーストラリアで作ったワイン
とにかく話題となりましたが
こちらは本家パーネヴィーノのワイン
ただ2018年収量ゼロ!という事態を経て
考え方などもかなりなんというか温和というか
凄く大人な考え方
というか自然の産物に対しての愛が
何よりも深くなったそんなようで
当たり前の葡萄の収穫
少しでも収穫いただけるそんな神の思し召しのような
感覚へと進んでいるようです。
それと同時にリスクも考えつつ
今まで自社葡萄だけのワイン造りから
少しずつ隣人の葡萄でのワイン造り
そして今後は買いブドウも
隣村のもの
そして納得いく栽培そして良質な葡萄であれば
他方からも買い入れて造っていく考えも進んでいるようです。
ただそうなると醸造設備のほうも広げたり
様々なことがかわりますので
少しずつ変えていくようで
それにより収量ゼロの時があったとしても
供給いただける葡萄でパーネヴィーノのワインが生まれていく
なんともうれしいことですね
ということで
2017年の後2018年は無しですので
今回2017年もの
7種類ご紹介です!
とはいっても
今回も本当に極々少量ずつです。
パントムのワイン1本貴重な貴重なワイン飲ませていただきましたので
パーネヴィーノのワインは
テイスティング無しでご紹介です。
その7種類ですが
●オンナ ビアンコ2019:ワイナリーがあるヌッリの隣村セッリにある、オンナと呼ばれる区画のトレッビアーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャで造る白(2011と2013はこれらのブドウを使ってビッルッケを造りました!)。マセレーションも2~3日間と短期間にとどめ、“角のある”酸を和らげるために、木樽で残りの醗酵と熟成を行ったワイン。
オンナ・ビアンコ2019年
トレッビアーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャの白
以前飲んだビッルッケ
あれはもう最高の美味しいまったりジューシーの濁り白ワインでしたが
今回マセレーション短めとのことで
飲み心地も最高なワインになっているのか楽しみなワインです。
●...ティーノ 2019:サルデーニャ島北東部の、ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラDOCGを産するゾーンのヴェルメンティーノで造ったワイン。オンナ ビアンコ同様に、2~3日間のマセレーション、木樽での醗酵&熟成。
ティーノ
エチケットのデザインがまた個性的で忘れられないワインティーノですが
ヴェルメンティーノで造ったワイン
こちらもマセレーション短めで木樽醗酵&熟成
旨味のしっかりとあるワインなのかこちらも楽しみです。
●ブカンティ 2019:近隣の農家のカリニャーノで造る、薄甘口?で、もしかしたら微発泡?なロゼ。収穫後、除梗し潰したカリニャーノを1晩マセレーションし、翌朝バルブを開けて自重だけで出てきたモストで造ったワイン。糖分を残したまま醗酵が止まりそうになっている事に気が付いたジャンフランコ、酵母君を元気づけるべく、ワインをダミジャーナへと移し、屋外の暖かいところに置いてみたものの、結局醗酵が完全にストップしてしまったので、ボトリングしてしまう事にします。過激な再醗酵&還元を防ぎつつも、瓶内2次醗酵への一縷の望みを繋ぐべく、珪藻土と目の粗いフィルターで軽い濾過をかけました。その結果、ボトルによっては微発泡だったり、発泡していなかったりするそうです。その点を予めご了承くださいませ!
ブカンティ2019年
カリニャーノで造るロゼとのことで
当店は初めてかと思いますがインポーター様情報でも
薄甘口?もしかすると微発泡?なロゼとのことで
残糖ありで醗酵とまりそうなところ再醗酵を促すもストップして
どうなっているか・・・的なワイン
二次発酵していれば残糖は少なくガスあり
していなければやや薄甘味ある感じかと思います。
開けての楽しみがあるワインですね
●アッドーザ 2019:ニエッドゥ アッドーザ(ないしニエッドゥ アッドース)という名の、赤ワイン用の土着品種を用い、ブカンティと同じ手法で醸したロゼワイン。こちらは、醗酵がとても早く進み、完全な辛口に仕上がっているとの事。
アッドーザ2019年
土着品種
ニエッドゥ・アッドーザという名の品種
通常は赤ワイン用品種らしいのですがロゼに仕上げたワイン
こちらは完全に辛口タイプのワインに仕上がっているとのことですが
内容は全くわかりません。
●バルバッドース:ブカンティとカダディエの関係性と同様に、アッドーザのモストを取った後のブドウで造った赤。ただ、ニエッドゥ アッドーザは非常に果皮の厚いブドウなので、カダディエ以上に果皮が浮き上がると考え、(除梗し、潰した)少量のバルベーラ サルダとカニュラーリを混ぜ、液体の割合を増させた状態で醗酵を行います。BARBera sardaと‘ADDOSUでBARB’ADDOSU。恐らくですが、カリブ海のバルバドスを意識したのかと(笑)。
バルバッドース2019年
アッドーザのモストを取った後の葡萄で造った赤
アッドーザはロゼに仕上げたのですがこちらは赤とのことただ
別な品種も少し混ぜ醗酵したようで
このへんどう複雑に仕上がっているのかわかりませんが
そのへんの絶妙なバランスそして深みだすのも凄みあるパーネヴィーノです。
●ボジェクロジュ2019(L.RT1)&(L.RT2):“La voce della buccia(皮の声)”という名の、プレスして抽出したものだけをボトリングしたワインです。L.RT1は、ジャンフランコが栽培したブドウを醸したもののプレスワイン。L.RT2は、近隣の農家のブドウで造ったワインをプレスしたもの。L.RT1 L.RT2
ボジェ・クロジェ
このワインは以前もお取扱いあるワインですが
今回ボジェ・クロジェ2019年二種類ございます。
カンノナウ主体で造る赤ですが
L.RT1は、ジャンフランコが栽培したブドウを醸したもののプレスワイン。
L.RT2は、近隣の農家のブドウで造ったワインをプレスしたもの
という形で
二種類となります。
ジャン・フランコが栽培した葡萄で造るものか
近隣の農家の葡萄で造るものかこのへんの違いでしょうか
以上今回極々少量ずつですが
7種類ご紹介です!!!
以下2017年ご紹介文
さてさてこのタイミングで
パーネヴィーノです。
なんだかSNS上では話題
なにが話題ってパーネヴィーノのジャンフランコが
オーストラリアでワイン造り・・・とか・・・・その情報で
もう盛り上がっているようですね
2020年にはお目見えするのか・・・でもどちらにしても貴重な存在となるのでしょうね
楽しみです。
その前に
2017年のパーネヴィーノのワイン
今回二種類ご紹介ですが・・・・やはり飲めない
日本への入荷量シュグスッチは少しは多めのようですが
それ以上に引き合いが強すぎてやはり少ないですね
飲めないので
申し訳ありませんが
インポーター様情報にて失礼させていただきます。
今回二種類ですがどちらも赤
しかも品種構成も同じ感じのようです。
カンノナウ主体でその他様々な葡萄とのこと
でもそれでも全然違うワインとなるのがパーネヴィーノの凄いところですね
アジネジナウは「ご近所さんのブドウ」を、
シュグスッチは「ドライ(”甘くない“と”乾いた“というどちらの意味合いも兼ねて)なジュース」を意味していて、シュグスッチという名前は、2017年が恐ろしく乾燥した年であったことに由来している。
とのことで
ここ数年近隣の農家さんも巻き込んでのパーネヴィーノワールド広がっているようですが
凄くいいことですね
そんな買いブドウから造られるワイン
でもワインの情報
パーネヴィーノのワインはまさに吟遊詩人的な表現で
常人にはなかなか簡単に理解できない・・・
ヴィナイオータさまも
名前の由来などご紹介難しいとのことで
ジャンフランコからのご紹介をそのまま
となると
こちらも飲めない理解できないとなると
そのままご紹介しかないのですが
"ヒサトも知っての通り、ここ数年近隣の農家を、俺が理想としているような農法-特に農薬散布の質(硫黄)とその回数(1~2回)-を実践するよう仕向けているのだけど、2017年に彼らのブドウを使ってAXINA 'e 'IXINAU(アジネジナウ)というワインを、そして自分のところのブドウでShugusucci(シュグスッチ)というワインを造ることにしたんだ。
これらの名前の音の響きからも、地理的に全く違った環境に“旅をしている”かのような気になってもらう事も意識してみたんだ。発音的に、アジネジナウはブラジル(ポルトガル語)、シュグスッチは日本(!!!)を髣髴とさせるような…どう、そんな感じしない???当然のことながらどちらもサルデーニャ語なわけで、アジネジナウは「ご近所さんのブドウ」を、シュグスッチは「ドライ(”甘くない“と”乾いた“というどちらの意味合いも兼ねて)なジュース」を意味していて、シュグスッチという名前は、2017年が恐ろしく乾燥した年であったことに由来している。
これらのワインが生まれる端緒となったのは、俺がワインを通して常々主張してきた、(ワインの)最重要構成要素とは、“ヒトのエネルギー(魂)”に他ならず、土壌、ブドウ品種、農法などの実際的、技術的、物質的な側面は、たとえそれらに多大なる重要性があるのだとしても、それに続くものでしかないという事を、明瞭な形…とは言っても、毎ヴィンテージごとに違った天候条件やブドウのブレンド比率だったりするから、実質的に確認する術もなく、あくまでも非物質的な形にはなるのだけど…で明らかにしたいと考えたからなんだ。
今回リリースする2つのワイン、使用されているブドウ品種、ヴィンテージ、土壌、使用する農薬も散布する回数等もほぼ同条件なのにもかかわらず、東洋と西洋くらい異なるエネルギーと精神性を持ち合わせていると思うんだ。"
2015年はえげつない雹害で自社畑からの収穫はほぼゼロ。2016年は前の年の雹による傷痕が原因で、そして2017年は酷暑&乾燥により、どちらの年も例年の半分以下の収量。2018年は春先の長雨とその後の酷暑が原因で病気が蔓延し、5haある自社畑から生産できたワインは実に100リットル…。
ワイナリー発足当初「俺にとってワインは絵画のようなもので、ブドウは絵の具。自分がワインで表現したいものは、俺の住む土地であり、俺やブドウ樹が体感したその年の気候天候であり、その年独特の個性を纏ったブドウであり…。自分が見たもの、感じたことをワインという絵画の中に投影しようと考えた時に、その年の絵の具がどう生まれたのかを知る必要がある。そんなわけで、俺は仕方なくブドウ栽培農家をやっているってわけ(笑)。」とうそぶいていたジャンフランコ、ここ数年のあまりにも極端な天候のせいで、買いブドウでもワインを仕込まざるを得なくなった状況の中で、経験に裏打ちされた想像力や感性があり、ちゃんと想いや気持ちを込める事ができたのならば、買いブドウであったとしても自分にしか表現し得ないワインが生まれると確信できるまでに至ったのではないでしょうか。
とのことで
なんとなくわかるのは
とにかく
ここですね
使用されているブドウ品種、ヴィンテージ、土壌、使用する農薬も散布する回数等もほぼ同条件なのにもかかわらず、東洋と西洋くらい異なるエネルギーと精神性を持ち合わせていると思うんだ。"
ということで同じような条件なのに
東洋と西洋くらいの違いがあるとのこと
非常に気になりますが
まずこの2本を並べて違いを楽しむなんて
贅沢なことなかなかできないのも現実・・・・
いつかやってみたいとは思いつつも
数年に一度でも飲めれば幸せですね
以下アルヴァス2017年ご紹介文
パーネヴィーノ
アルヴァス2017年白です!!!
※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン
御一人様いずれかの種類1種類だけで
1本だけでお願いいたします。
複数種類ご購入した際はご注文のキャンセルとなる可能性ありますので
ご了承ください。
またパーネヴィーノのワインご購入の際は
ヴィナイオータ様のワイン
限定ワインでは無いものから1本ご検討いただけますようよろしくお願いいたします。
ヴィナイオータ様ワインカテゴリーはこちら!!!
スーパーナイーブ農民詩人醸造家哲学者パン屋で天才鬼才なジャンフランコマンカのワイン!
とのことで
ご存じサルデーニャのすんごいワインですね
何がすごいってなかなか難しいのですが
毎回リリースのたびに何かしらあったり
当たり前にリリースとなることないのでは?と思うほど
それがまさに自然とともに自然を享受してありのままに
造られたワインだからなのでしょうか
その答えはそのワインの中にあるとも思える
パーネヴィーノのワイン
たぶん同じワインだってビンテージ変われば
全然違ったキャラクターになるであろうワインでありながら
そうそう飲めないワインなので
まさに一期一会なワインですね
なので
このワインはこう!なんてとても言えないワイン
そんなパーネヴィーノから
今回当店割り当て極々少量いただけたのは
○アルヴァス2017年白!
白とありますが
白に女装した赤ワインと異名をとるワインで
品種は
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ナスコ
ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、レタッラーダ
黒葡萄と白葡萄あるようですが
それすらも判別できない状態ですが
さらに皮ごと醸し、木樽で熟成したワイン
どこまでも奥の奥の魅力までもポテンシャルを引出造り上げられる
そんなアルヴァスではと思います。
ぎっちりと熟成させて一度いいから飲んでみたいワインですね
もう一つは
○ボジェ・クロジェ2017年赤です。
モニカ、カリニャーノで造られる赤
なかなかに深い意味を持たせているワイン名で
皮の声
を意味するワインで
その皮=プレス
このプレスに関しても
絞る意味のプレス
そして
プレス
ジャーナリズムこのへんをかけた意味を持たせたワイン
その2017年ものです。
どちらも極々少量のご紹介となりますので
ご迷惑おかけいたしますが
販売条件などご確認の上ご検討よろしくお願いいたします。
以下2016年ご紹介文
パーネヴィーノ
アルヴァス2016年白です!!!
※販売に際してのご注意
パーネヴィーノのワイン
御一人様いずれかの種類1種類だけで
1本だけでお願いいたします。
複数種類ご購入した際はご注文のキャンセルとなる可能性ありますので
ご了承ください。
またパーネヴィーノのワインご購入の際は
ヴィナイオータ様のワイン
1本ご検討いただけますようよろしくお願いいたします。
スーパーナイーブ農民詩人醸造家哲学者パン屋で天才鬼才なジャンフランコマンカのワイン!
とのことで
最近のヴィナイオータ様のご紹介ですと
鶏を捌かせても凄い!と何度かあるようですので
ジャンフランコ・マンカのご紹介にも
そのへんも加わる可能性もある・・・のではと思いますが
何事も真の部分へと探究する方は
様々な分野でも
突き詰めてしまうそんなところもあるのではと思います。
ワイン生産者でもいろんなタイプいるかと思いますが
まさに”人”が織りなす産物なわけで
その造り手の人の部分が
ワインにもワイン造りにも色濃くでるわけですね
私としても
それを感じようと努力してお客様へご紹介できればと思っております。
ビッルケ2013年で
Vini Liberi(自由な、何の束縛もない、ブドウ以外の何物も使用しないワイン)
まさにそれを具現化したような
ワインは生き物でありそのままを表現しワインになりたてな・・・もしかすると
まだなっている過程のようなそんな魅力を感じ
パーネヴィーノの自由
を感じたわけですが
その後飲んだ
ティーノローザ2015年
完全にエチケットのあの感じ
ジャン・フランコ・マンカの長男イザッコ画伯の世界観にやられて
手にしてしまったワインですが
ロゼなのか白なのか
ちょっとしたタイミングや状況がそのワインの色を描いて
アルコールは14,5%なのに
丸く甘ーい親しみやすさと逆の面のブランデー感など
エキスの凝縮した高いテンションある側面と
パーネヴィーノじゃないと描けない世界観ある
まさにパーネヴィーノの自由な個性がワインと人とそしてイザッコ画伯とのエチケットが
融合するワインで
また度胆抜かれたわけですが
そして今回
2016年のご紹介ですが
パーネヴィーノのワイン今までのテイスティングはリリースして間もないもの
それが多く
今回はなんとか少しではありますが
2年程度経過したものを飲むこととなりました。
そしてパーネヴィーノのワインでも
アルヴァスはじめ今回のピカデなども
非常の高いポテンシャルで
でも実際数があまりに少なく
そのへんのパーネヴィーノのワインっていつ飲んだらいいの!?的な
その年その年で
より自然な流れでワインが造られていくがゆえに
ビンテージ一つ変わればそのへんもだいぶかわっていくワインであるのですが
そのへん何かつかめればと思い
2年がまんしての
テイスティングとなったピカデ2014年赤です。
赤ですと記載しましたが
パーネヴィーノのワイン赤とか白とかロゼとかそのへんの概念も
まさにワイン任せ
人間がかってに判断して決めているだけかと思いますが
品種もサルディーニャの土着ものでまた難しいですし
赤か白かロゼかとかそんなに重要じゃないことでも
やはり一応把握しお伝えする部分
販売しているこちらでも何者かつかむころが難しいゆえに一応記載している感じです。
そのピカデ2014年
正直ですが
2年という歳月
人によって長いのか短いのか様々だと思います。
そしてこのピカデ2014年
アルコール度数をみても14,5%となりますので
かなりテンションも高めのワインでありますが
その当時のご紹介では
2013年がボトリングのタイミングなどにより若干の酸化したニュアンスを含むワインとなったようで
その点からも2014年
とりわけこのピカデ2014年はバランスの良い仕上がりで
納得いく仕上がりとなったワインのようです。
ただ今回やや閉じた状態だったのかちょっとネガティヴな印象持ちましたが
その後テイスティングを続ける中で
ポテンシャルあるワインなだけにその状態の良し悪しでまた変わってくる部分もあると
感じました。
開けたて紫リキュールのような液体ややダークさもはいり
香りは野菜系、スミレなど花のニュアンスもありハーヴも入る
その何か奥まった内包されるものは、物々しい世界あるワイン
揮発酸が少々立ち上がり、ただ初日の段階ではその他の花系やリキュール様の果実感があるので
そこまで目立たない感じではあります。
口中ではあふれんばかりのエネルギーを感じ全体のボリューム感大きく
またまろやかさというよりはスパイシー感もあり外へ外へといくアタックが強め
野性味あり強さもまだまだありやや荒々しさもある
その中で旨味が長く続く印象あります。
初日はやや穀物系のニュアンスが後味で少しでてくる印象でした。
二日目以降
飲む際の温度ももう少し高めに変えて挑みました
荒々しさが少し丸くなりおおらかな印象へと進みましたが
綺麗めの果実香や花の感じが収まりより揮発酸が立ってきた感もありました。
相変わらずエネルギッシュな印象であと穀物系と感じたものが豆っぽさに進んでしまい
やや難しさもでてきたかなと
ただ一貫してありあまるそのパワーやエネルギー
待ったと思う私なりの2年
まだまだだったようですね
ワインのポテンシャル特にパーネヴィーノのワインでも
ポテンシャルあるワインは状態もあるかと思いますが
簡単には計れない部分であり
マイペースに見えてけっこうせっかちなところもある自分には
まだまだでしたね
良い勉強となりました。
1シーズンなどでがらりと変わることもあるナチュラルワインですが
数年は大人しく寝かせてまた飲んでみたいと思います・・・が物はほぼ無し・・・なんですね
このへんが難しいところですが
同じビンテージでなくともいつかしっかりと熟成したピカデ飲んでみたいと思いました。
(2018年5月28日現在)
ということで
今回ご紹介のパーネヴィーノですが
それぞれ極少量なのですが
まずは
数年寝かせた
今回の
●ピカデ2014年赤
ピシーナカデッドゥと呼ばれる区画のモニカとカリニャーノで造られる赤
ご紹介のように
ご購入されたとしてもまだまだ寝かせてから楽しんでいただきたいワインです。
この有り余る力
パッション感じるワイン
そのへんが一体となり落ち着くころどんな表情見せてくれるのか楽しみなワインです。
○アルヴァス2014年白
そしてもう一つの寝かせていたワインですが
アルヴァス2014年白
こちらも2013年と比べジャンフランコ・マンカ自身も納得の仕上がりのようで
バランスの良さもあるワインとなったようです。
ただピカデ同様に2016年は12,5%2014年は13,5%とアルコール度数も1度高いようで
アルコール度数がすべてではないですが
テンション高めの仕上がりとなっているのではと思います。
品種
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ナスコヴェルナッチャ、マルヴァジーア、レタッラーダ
以上二種類が数年寝かせていたパーネヴィーノとなります。
そして今回リリースの2016年
○ディンテディ2016年白
このワインですが
ディンテディ2016年と別なワインが存在したようで
カダディエというワイン
アルヴァスよりも気軽な白という位置づけのワインのようで
醸しもほとんど行わずステンレスタンクで発酵熟成させた軽い白
ただその仕上がりが気に入らずボトリングせずに自家用にする予定だったらしのですが
(ただその後紆余曲折あり、強引な説得などありとある酒屋さんに全量売ってしまったとのこと)
そして今回のこのディンテディ2016年白は
とある日はYesまたとある日はNo的な意味だそうで
アルヴァスと
カダディエの中間に位置するワインのようです。
エチケットの左半身と右半身とで別物の服装している絵も
それを表しているようです。
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、ナスコ、トレッビアーノの混醸。
○アルヴァス2016年白
ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、ナスコ、レタッラーダなどの土着品種
ヴィンテージによって割合を変えて混醸した白
醸しも入り木樽熟成の
白に女装した赤ワインということで
ポテンシャルたっぷりの醸し系ワイン
●ボジェ・クロジュ2016年赤
このワインも以前リリースされたことあるワインですね
なかなかに深い意味を持たせているワイン名で
皮の声
を意味するワインで
その皮=プレス
このプレスに関しても
絞る意味のプレス
そして
プレス
ジャーナリズムこのへんをかけた意味を持たせたワイン
2016年の赤のプレスワインをブレンドし熟成させたことからできたワインのようですね
品種
モニカ、カリニャーノ
●オンナ2016年赤
バルベーラ、チリエジョーロ、モンテプルチャーノ、トレッビアーノ、カンノナウ
今まで
U.V.Aの名前でリリースされていたワイン
それを今回は畑名でリリースすることとなったようです。
その畑名が
イタリア語だと
Vigna di Donna
そして
サルディーニャ語だと
Bingia'e'Onna
その意味は女性の畑とか女性的な畑、とある女性が所有していた
みたいな
とにかく女性・・・女・・・という
サルディーニャ語だとオンナでまさに日本語の女と共通になるワイン名
●タンカりカンティ2016年赤
アリカンテ、ボヴァーレ、モニカ
タンカと呼ばれる区画のワイン
モニカという品種が入ることでかなりジェントルなワインになったとか
パーネヴィーノのワインでジェントルと・・・どんなんか気になりますね
ある程度早めでも楽しめるのか・・・気になります。
●ピカデ2016年赤
ピシーナカデッドゥと呼ばれる区画のモニカとカリニャーノで造られる、チャーミングな赤。ザックザクです!
とのことで
今回2014年を飲んだワインですが
アルコール度数が全然違いますね
2014年が14,5%に対して2016年ピカデは12,5%
たしかにあの感じでアルコール度数2%変わるとなると
ザックザクに楽しめるワインとなりそうです!
今回ご紹介以上です!
以下インポーター様情報
サルデーニャのスーパーナイーブ農民詩人醸造家哲学者パン屋にして、鶏を捌かせても凄いけどマグロは日本人(僕)に捌かせようとする男、ジャンフランコ マンカのパーネヴィーノから2016ヴィンテージのワインが6種類届いております。内容はと言いますと…、
Di’nt'e Di' 2016(ディンテディ):2014年に“アルヴァスよりも気軽な白”というイメージで、ヌラーグス、セミダーノなどの品種を使って皮ごとの醸し醗酵もほとんど行わずステンレスタンクでのみ醗酵&熟成させた軽い白ワインを仕込んだジャンフランコ、出来上がったワインにあった“茹で肉”のような香りが気に入らず、当初はボトリングをせずに自家用にしようと考えていたのですが、とある酒屋さんの強引なまでの説得に根負けしボトリング、その酒屋さんに全量を売ってしまいます(というわけで弊社も買えず、日本未入荷…なのですが、なぜか鹿児島県には何本かあるという噂も…)。そのワインの名前はCadadie(カダディエ)と言いまして、サルデーニャ語で“毎日”を意味するのに対して、今回入荷のディンテディは“とある日はYes、またとある日はNo”的な意味だそう。ハレ(アルヴァス)とケ(カダディエ)の間にあるワインという事なのかと。ラベルはジャンフランコの息子イザッコ画伯によるもので、右半身を普段通りのカジュアルな服装、そして左半身を絶対に畑には着て行かないような白系統のオシャレな服に身を包んだ農夫が描かれています。ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、ナスコ、トレッビアーノの混醸。
Alvas 2016(アルヴァス):ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、ナスコ、レタッラーダなどの土着品種を、ヴィンテージごとにそれぞれの品種の割合を変えつつ混醸したワイン。約3週間皮ごと醸し、木樽で熟成。ジャンフランコの言葉を借りるなら、“白に女装した赤ワイン”。
Boxi 'e Croxiu 2016(ボジェクロジュ):“La voce della buccia(皮の声?)”を指すこの名前でリリースするのは2014年に続き2ヴィンテージ目。彼の解説を訳しますと、こんな感じになります。
“皮の声”は、とある架空の記事のタイトルみたいなもの。Pressという言葉は、多くの国でプレス(絞る、絞り機)とプレス(出版関係)と両方の意味で理解されている。ワインに関する事も含め、プレス(ジャーナリズム)が上っ面(本質、真意からはかけ離れた)の、分かり易く、そして荒削りな事ばかりを語ることと、プレス(ワイン)が、皮という表面的な部分(の個性が強く出ている事)、明らかで荒々しい味わいの要素を持ち合わせている事をかけた名前になっているんだ。
ワインの場合は、“プレス(ワイン)”が中身(ワイン本体?)を守るのに役立つのに対し、プレス(ジャーナリズム)は…が裏に流れるメッセージなのかと。2016年の赤のプレスワインをブレンドし、熟成させたワイン。
‘Onna 2016(オンナ):パーネヴィーノがあるヌッリの隣村、セッリにある畑を2011年から借りるのですが、そこにはカンノナウのような土着品種だけでなく、バルベーラ、チリエジョーロ、モンテプルチャーノ、トレッビアーノなどのサルデーニャと縁もゆかりもないブドウが植わっていました。その畑のブドウを使用して仕込まれたワインは、もともとU.V.A.という名前でリリースされていたのですが、今回から畑の名前を名乗ることに。正確にはBingia'e'Onna、イタリア語だとVigna di Donna、日本語に訳すと少し変ですが“女性の畑(女性的な畑?とある女性が所有していた??)”…。おおおおおおおおっ、サルデーニャ語の’Onna(オンナ)は日本語でもオンナ(女)ではありませんか!
Tanka li canti 2016(タンカリカンティ):タンカとジャンフランコが呼ぶ、ワイナリーに隣接した区画で収穫された、アリカンテ、ボヴァーレ、モニカで仕込むワイン。タンカリカンティという名前では、2011年に続き2ヴィンテージ目。2011年にはモニカがブレンドされておらず、アリカンテ由来の独特な苦々しい風味が前面に出た実に野性的なワインだったのですが、2016年はモニカのおかげかかなりジェントルな味わいです。
Pikade’2016(ピカデ):ピシーナカデッドゥと呼ばれる区画のモニカとカリニャーノで造られる、チャーミングな赤。ザックザクです!
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