自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ダニエル・エ・ジュリアン・バロー プイィ・フュイッセ”アリアンスV・V”2012年 750ML

3,960円(税360円)

定価 4,620円(税420円)

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ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
プイィ・フュイッセ”アリアンスV・V”2012年です!!!

ブルゴーニュ南方
マコネ地区最上の白を産する
ダニエル・バローのワインであります。
以前は
ダニエル・エ・マルティーヌ・バローの名前でありましたが
ここ数年キュヴェによっては
ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
ダニエル・エ・マルティーヌ・バロー
と混在していたようであります。
ただこの2012年からは
ダニエル・エ・ジュリアン・バローの名前に統一となったようで
じょじょに代替わりへと進んでいるドメーヌであり
ある意味もっとも代替わりがスムースにいっているドメーヌともいえるのではと思います。

昔ながらの酒屋もそうですが
この”代替わり”
これが意外と難しいものであります。
息子さんが先代と違った新しい考えの元変わってしまう・・・ということも
少なくない
それが良い方向へ向く場合もありますし
その逆も
一番は家族仲良くですね
畑の相続などの問題だって兄弟などがおりますと難しい問題なのではと思いますが
それが非常にスムースにそして年を追うごとにワイン素晴らしいものに
なっている安定感あるワインそのへんからも上手くいっているのではと感じます。

その2012年ですが
これまた2010年の仕上がりに似ているところもあると言われるグレイトな仕上がりとのこと
すでにダニエル・バローのワインには
ビンテージの良し悪しはあってもその中で最上のワインを造り上げる経験、歴史、人が備わっているのかと
思います。

今回は三種入荷
マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリ2012年
そして昨年2011年もすこぶる良かった
プイィ・フュイッセ アリアンス2012年
そして
トップキュヴェですが
今回は
アン・ビュランV・Vではなく
プイィ・フュイッセ”レ・クレイ”V・V2012年であります。

プイィ・フュイッセの銘酒
レ・クレイと
アン・ビュラン
常に甲乙つけがたい評価をいただくワインであり
今回リアルワインガイドでも評価は同じようであります。
リリース時点の段階で若干アン・ビュランが開いていたという情報です。

今回テイスティングは二種
まず
プイィ・フュイッセ”アリアンス”2012年
こちら今回2012年から
エチケットにヴィエイユ・ヴィーニュの評価ありです。
樹齢が高まりその表記に至ったのかと思いますが
昨年2011年も素晴らしいワインでありました。
まず抜栓しグラスに注ぐと
ディスクの厚みバローのワインらしく存在感あり
黄色の濃さもしっかりたっぷり
エキスのグラスを流れる速度もゆったりとしております。
レモン蜂蜜バニラ香が品よくパリッとしていて
フレッシュで明るく華やか!
味わいはそのトロリとした液体がなめらかに継ぎ目なく広がり
味わいにもスタイリッシュさあり
やや低重心から進み香りのイメージよりも味わいの重厚感あります。
濃密さありながらも安っぽさはなく
アリアンスのこの好きなところですが
バランスが非常に良いのですね
ある程度早めでも感じることできる新鮮さとじょじょに湧き上がる
大人っぽい高級感ある表現
2011年よりも断然高級感あります。
なめらかで冷涼感につながるミネラル存在し
樽のニュアンス含む濃密さあってもダレた南っぽさは無く
構造が縦にシャンとしているワイン
新樽系のバニラっぽさ徐々に強くなり
果実味はシンプルにしなやかになっていくが余韻の長さはうっとりするほど
果実味が熟していき樽がより溶け込んでいくと
さらに楽しみ広がるワインではと思います。
2012年も素晴らしい!

そして
プイィ・フュイッセ”レ・クレイ”2012年ですが
今回は
ダニエル・バローのトップキュヴェ
いつも当店でお取扱いの
プイィ・フュイッセ”アン・ビュラン”V・Vではなく
プイィ・フュイッセ”レ・クレイ”2012年であります。
常に甲乙つけがたい
ダニエル・バローのトップキュヴェでありますが
今回初めてのレ・クレイ2012年テイスティングとなりました。

リアルワインガイドでは
2018~2038年となっているワインであります。
今回のテイスティングでその片鱗を垣間見ることできたのですが
以前アン・ビュランV・Vテイスティングした際は
その圧倒的な果実味の塊
ズドンと存在するなんとも濃密さゆえの熟成必要とするワイン
そのポテンシャルを感じる部分でしたが
今回のレ・クレイでは
そのさらに前の段階でのすんごいポテンシャルを感じることできたように
思えます。
早速抜栓でグラスに注ぐと
もちろん黄色の濃さは特筆すべきほどで
それがなまめかしいまでに鈍く光る液体と感じるほど
香りは
マロンマロン・・・
コルトンシャルルマーニュで以前感じたことあるようなそれほどのレベルを
感じます。
濃密さは以前のアン・ビュランで感じたもの同等にございますが
スワリングすることで
まず一枚剥がれた中身ここがまたすごく
ミネラルの要素がシュパパパット広がるとでもいいましょうか
その感じは
硬質でシャリリと音を立てそうなもので
香りとまだまだ一体化することなくそれぞれが点で主張するようなもの
味わいもまだまだ恐ろしく静かなのですね
以前のときは濃密な果実味フルボリュームで襲ってくる大きさを感じるものでしたが
今回は逆に静けさが恐ろしい印象
液体はまろやかにノットリと・・・まさにノットリとしていて
にぶく深くたゆたゆした旨味がどこか塩っ気さえ感じるもので
これだけエキスは濃密さありながら
酸もいわゆる酸味とは違う
しっかりありながらマスキングされていてこれだけの中身ある液体要素を
しっかりと支えるあたりすごいんだと思います。
数日に分けて時間をかけて飲んでみましたが最後の最後まで
すべてを出すわけではなく
特に予想以上に果実味は抑えて閉じている印象
それよりもボリューム感ありながらも繊細な表現力と冷涼な雰囲気など
そのへんが感じられるワイン
ある意味そこまでしか今は感じることできないのではと思います。

アリアンスなどは二日目くらいである程度感じることできる
この感じ
という予想できるものでありますが
さすがレ・クレイともなるとその想像が私のものでは足りないと
ワインに軍配あがるといった様相
なんでしょうね
またいつか出会える日その日を楽しみにしたいそれだけのワインであると
思います。

ということで
今回三種入荷のなかで
プイィ・フュイッセ”アリアンスV・V”2012年
そして
プイィ・フュイッセ”レ・クレイ”2012年でありました。

とにかく評価でているように2012年
ダニエル・バロー
まったく死角のないワインと仕上がっている様子であります。
こちら
プイィ・フュイッセ”アリアンスV・V”2012年
昨年同様に
好きなスタイルですね
果実味の華やかで濃密さも感じ
明るさスタイリッシュさも感じるこのワイン
おすすめです!!!



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