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ジャン・マックス エクスターズ ボージョレ・ルージュ2021年 750ＭＬ
エクスターズ ボージョレ・ルージュ2021年です！！！
オルヴォー様より新たな造り手
ジャン・マックス
造り手は
マキシム・バロ
最近では新たな生産者といってもすぐに飛びつくことはなく
いろいろと考えつつ情報確認しつつ
すぐには飛びつかなくとも
やっぱりなんとなく気になる存在とかそんなで
今回もやっぱり忘れられなかった気になったワイン
ジャン・マックスです。
まず
造り手のマキシム・バロ
オルヴォー様の情報でありましたが
その風貌
口髭これはちょっと忘れられない存在
さらに
醸造学を得たあとにチリへと渡り
修行
そこでマルセル・ラピエールと関係ある
ルイ・アントワーヌ・リュイットにも学び
あのパイス種のワインなども経験したとのことで
これもどれもが気になるそしてエチケットは
兎と
兎年の自分にとってやっぱりどこかで兎繋がりのあるワイン多く
キュヴェ・ラパンなど
ニコラ・テスタールのワインも忘れることができないワインの一つです。
そして今回はお試し的な感じで
1種類だけ
エクスターズ ボージョレ・ルージュ2021年
ガメイですが
やはりなにかセンスの良さというか一つ先の表現力もつガメイ
2021年のワインながら
赤黒さありクリアーで妖艶さを纏う液体
還元開けたてありつつもなんでしょうかこのシリアスさを備えつつ美しい表現
ベリー感も小粒でフレッシュガメイでも品位あり
ほどよい緊張感が持続します。
酸味にも程よい厳しさタイトさが現れキレあり
同時に先鋭的な赤果実
ミネラル感の冷涼な雰囲気と切れ味鋭い感覚あり
まだまだワイン造り始まったばかりの生産者とは思えない
何か自分の中に芯があり
そこに向かって突き進んでいるかのようなワイン
緩さや無駄が今度どんどん削ぎ落とされていくのではと思う
ここのワイン
この先のワイン断然気になる存在となりました。
価格はボージョレとしてはまずまず高めではありますが
現状で見合うと感じるかた
またさらに今後の成長を見越して
今のうちに感じておき繋がっていく価値
そのへんを考えれば高くはないかと思えるワインでもあります。
以下インポーター様情報
2021 Ext’hase Beaujolais Rouge
エクスターズ ボージョレー・ルージュ
品種：ガメイ 樹齢：シャルネイ70年、リヴォレ25年
畑・土壌：シャルネイとリヴォレ（２年前に購入した畑）の粘土石灰質 標高350M、400M 西向き、北向き
醸造・熟成：手摘み収穫。畑で選果。20℃に冷やしてから全房でマセラシオン・カルボニック。
下からピエ・ド・キューブを引き抜く本来のスタイル。天然酵母。
３週間かけて発酵。タンニンを抽出せずに対流させる。
古い垂直式プレス。重力で樽入れ。10か月樽熟成。1か月タンク熟成。
濾過、清澄せず。澱引きの際に2g/HLのみSO2を添加。
特徴：驚くほどフレッシュで赤いベリーの繊細なニュアンスに滑らかなタンニン。
ミネラル感豊富な優しい味わいのワインです。
蜜蝋によるシーリング。
抜栓直後、瞬間的な還元はスワリングで果実が向上して霧散します。
粒子を認識出来ないほどに微細な果実の高画素で描かれる世界。
無重力状態で上下左右に広がりを見せる果実は何かに導かれるように上昇。
永久運動を繰り返すように口の中で上向きに風味が残る余韻。
全くもって派手さもなく、ラピエールらとも、メトラやティラルドンとも異なる淡い光の中を泳ぐような世界観。
一口での試飲では正直物足りなさを感じたが、時間をかけてのドラマ、変化は比類ない個性です。
（2023年7月 村岡）
当主Maxime Barrot（マキシム・バロ）
ボージョレー最南部Charnay（シャルネイ）。
私は幼い頃から季節ごとのサイクルを持つこの村の農業に育まれてきました。
これらの思い出もあり、私はこの社会のダイナミズムを継承し、地域の文化である農業を促進したいと考えるようになりました。
これまで私は他人から何かを受け取り、自然の学習者として自らを位置付けていました。
私は“継承”という考え方がとても好きです。
醸造学を学んだあと、チリではRoberto Henriquez（ロベルト・エンリケス）という造り手に師事しました。
パイスの軽やかな赤ワインやセミヨンの醸しを経験、故マルセル・ラピエールの弟子であるLouis Antoine Luyt（ルイ=アントワンヌ・リュイット）にも学び、
少量のブドウ栽培であっても丁寧に仕上げていくという道を見出しました。
フランスに戻り、Bret Brothers（ブレット・ブラザーズ）のDomaine la Soufrandiere（ドメーヌ・ラ・スフランディエール）で技術面での完璧な醸造を学びました。
2018年にネゴシアンを立ち上げブドウを取得しました。
私は寛大なヴィニュロン達に追随する機会を持てたことを誇りに感じています。
Thillardon（ティラルドン）、Saint Cyr（サン・シール）、Texier（テクシエ）、Metras（メトラ）、そしてBret（ブレット）皆の家族に深く感謝しています。
自分の仕事を信じることが出来るようになったのです。
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