自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ダニエル・エ・ジュリアン・バロー サンヴェラン レ・ポマール2015年 750ML

3,488円(税317円)

定価 4,070円(税370円)

在庫状況 在庫 0 本 品切れ中

ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
サンヴェラン レ・ポマール2015年です!!!

昨年すでにご紹介のダニエル・エ・ジュリアン・バロー2015年
2018年3月には2016年ものがそろそろリリースとなる
バローのワイン
その前にやはり2015年素晴らしかったバローのワイン
インポーター様に若干残っていた在庫よりご紹介です。

バローのワイン本当に大好きなお客様がいて
もう飲む白ワインはすべてバローでもいい!とさえ言わしめるバローのワイン
今のこのバローのワインのバランス、安定感
充実感そして近年のパワフルさやボリューム感だけじゃなくミネラル感、酸もちゃんと
支えのある仕上がりいいですね

ということで残っていた2015年バローより
今回は三種類です。

○サンヴェラン レ・ポマール2015年
インポーター様味わいコメント
北東向きの斜面ながら、樹齢60年のこの畑からはリッチでオイリーなサン・ヴェランが生まれる。グレープフルーツやパイナップルのエキゾチックな香りに、蜂蜜とヘーゼルナッツ。酸味のバランスもよく、余韻も長く続く。

サンヴェランです。マコンの手ごろなワインそしてプイィ・フュイッセの上位ワインなど注目となりますが
サンヴェラン旨いんですねちょっと大人っぽさもあったり
エキスの丸みや伸びバランスも良くいいです。
リリースから一年経過しどんどん良くなっているのではと思います。

○プイィ・フュイッセ アン・フランス2015年
インポーター様味わいコメント
粘土がちな土壌ながらミネラルはしっかり。パイナップル、グレープフルーツ、蜂蜜など華やかなフレーバー。ナッツの香りもほのかに感じられる。力強く、余韻の長いワイン。

とのことで土壌の個性から果実感もみっちりとあるようでそこにナッツ系など
そうバローのワインそのへんの香りが果実香と別に加わり上質感あげていくのですね

○プイィ・フュイッセ レ・シャンテニエールV・V2015年
インポーター様味わいコメント
シャテニエとは栗の木のこと。かつて栗の木が植わっていた場所なのだろう。比較的樹齢の高いシャルドネから得られる凝縮した果実味とミネラル感。リッチな味わいの中にもきれいな酸がバランスをとり、エレガントな味わいを作る。

とのことでバローのV・Vです。ヴィエイユ・ヴィーニュと聞くとバローの場合アン・ビュランを想像してしまいますが
こちらはもともと栗の木が植わっていた畑とのことで
その何かが関係しているのかもですが、リッチさV・Vらしい凝縮感もありながら
近年のエレガントさも感じられる仕上がりとのことです。

2016年のリリース前にもう一度バローの銘酒2015年
お試しください。


以下前回2015年ご紹介文

本当にうれしい素晴らしい仕上がりとなっている
ビンテージ2015
ブルゴーニュだけでなくロワール、アルザス、ボルドー他他地域
フランスのみならずイタリアなどでも期待できるワイン多く
なかなかに厳しいビンテージ続いていただけに
本当にうれしいビンテージとなった2015年ですね
全く持ってすべてが良いと
そういったわけではないと思いますが
その予想を超えるワインである確率は高いと思います。

そんな中
マコン最上のワイン作り出す
ダニエル・バローの2015年です。
正直
ここのワインブルゴーニュも南に位置するマコンのワイン
そしてサンヴェラン、極上のプイィ・フュイッセであります。
しかもダニエル・エ・マルティーヌ・バローから
ダニエル・エ・ジュリアン・バローへと名義変更もスムースに
そして親子での関係も良好なのではと想像するワイン
隙のないワインであり
厳しいとされたビンテージでも2014年2013年その前も
ずっと期待に応えるワインリリースしてきました。

でも逆にこれまでがずっと良いワインだっただけに
2015年これ以上は無いかなと思っていましたが
その先を行くというか
凄い高次元のマコンであります。
そしてふと気付くのが
改めてこのレベルのワインでこの価格!
2007年ころからほとんど価格上昇していないのでは!?と思うほどに
良心的すぎるワインの価格設定
頭が下がります。
困ったときのダニエル・バロー頼み・・・みたいなところもあり
鉄板ワイン
2015年もやってくれました!
といってもたくさんのキュヴェ飲んだわけではないので未確認のところもありますが
飲んだワインからすると間違いないですね

ということで
ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
ここのワイン
改めてですが白しか造っておりません。
そしてシャルドネのみ!
プイィ・フュイッセ、サン・ヴェラン、マコン・ヴェルジッソン、マコン・シャントレ
四つのアペラシオンのみ
2005年頃から全所有畑をビオロジックにより栽培している。
畝間を鋤で耕し、化学的な農薬は一切使用していない。
マコネでは楽でコストのかからない機械収穫をする農家が大半だが、このドメーヌは完全に手摘み
とのことで
全ての所有畑完全ビオロジック
手摘みでアルコール発酵は酵母添加を行わず、自生酵母による自然発酵
なんですね
SO2などはデータ無いのでわかりませんが
不安定さあるような少なさではないと思います。
ただワインとしての柔らかな変化も楽しめるそのへんの見極めしっかりとある
ワインであります。

そんなダニエル・エ・ジュリアン・バロー
2015年は
お取扱いキュヴェ増えました。

●マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリ2015年

●マコン・ヴェルジッソン ラ・ロッシュ2015年

●サンヴェラン アン・クレッシュ2015年

●プイィ・フュイッセ アリアンスV・V2015年

●プイィ・フュイッセ アンビュランV・V2015年

以上5種類ご紹介です。

今回その中で
マコン・ヴェルジッソン ラ・ロッシュ2015年
テイスティングいたしました。
その様子ですが
グラスに注ぐと健全な黄色、白の輝きある液体清澄度も高く
グラスを伝う液体はゆったりとエキスの濃さ物語ります。
驚くほどに濃厚な黄色系ではないのですが
込められた熟度の高い葡萄エキスしっかりと感じるワイン
香りは
いきなり広がるその香りの要素ボリューム感に圧倒されます。
栗系も新栗というのがあるのかクッキリとそれでいて密度感あり存在し
同系統で新樽のバニラっぽさ浮いた感じではなく
パインなど南国風の果実香とまったく同化して感じられ
より濃密に洋梨なども黄色系果実がたっぷりとそしてジューシーに
そして開けたての段階ではフレッシュフレッシュな印象で伝わります。
味付きもしっかり香りの流れで旨味の塊感コアのあるマコン
さらにさらに広がる要素が内包されているのがわかります。
マコンらしい蜜のニュアンスも
始めは爽やかな蜜に始まり白や黄色の花の蜜
それがより黒糖などの入るそんな蜜になっていくような感覚
味わいのジューシーさも香り同様に噛めるような感覚
口一杯に広がる果実感満足感高く感じます。
その後数杯の後
黄色系の果実がフレッシュなものが中心だったのが
より大人びていく様があり重心の下がり具合と
もぎたて果実からより熟したニュアンスそういった落ち着きある果実感へと変化していきます。
ナチュラルワインのそれとまではいきませんが
確実に少しずつ熟成していった先を照らすかのような変化があり
開けたての段階で広がる明るさ突き抜ける果実感からやや大人っぽくコクを増すワインへと
そんな内容たっぷりのワイン
それがこの価格!というのが本当に驚きです。
盤石のダニエル・バローの2015年
そんな印象を抱きました。

●マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリ2015年ですが
バローでももっとも手ごろなキュヴェであり
バロー入門用としても最適な1本
南ブルゴーニュの良さを快活に感じられるワインでありますが
その軽やかさ質感のなめらかさなど
そのビンテージに合わせてバランスを取るワイン
今回2015年より一つ上のバランスがあるワインではと思います。

インポーター様味わいコメント
ドメーヌが2006年に手に入れた新しい畑。玉砂利の多いシルト土壌からしなやかで果実味の高いマコンが生まれる。パイナップルに蜂蜜のエキゾチックなフレーバー。

●サンヴェラン アン・クレッシュ2015年

こちらは以前2013年のサンヴェラン アン・クレッシュ飲みましたが
マコンのあっけらかんとした性格のワインよりももう少し陰のある
でもその官能的な世界好きなワインでありました。
より大人っぽさやその奥に秘める魅力楽しめるワイン
それがこの2015年でどう表現されていくのか
期待したいワイン
ミネラル感がボリューム感ある果実味の中でどう生きていくのか楽しみです。

インポーター様味わいコメント
すり鉢状になった南東向き斜面にある畑。アカシアの花、レモン、蜂蜜。軽やかだが果実味は十分に感じられ、ミネラルの風味が後半を引き締める。

●プイィ・フュイッセ アリアンスV・V2015年

さてさてアリアンスです。
最近のバローのワイン
特にこのアリアンスは早めに完売となってしまうキュヴェの一つ
トップキュヴェがプイィ・フュイッセ アンビュランそしてレ・クレイ
両方ともにプイィ・フュイッセですので
同じプイィ・フュイッセのワインで
お手頃価格で楽しめ
しかも長期熟成必要なトップキュヴェ二つよりも早めに開き楽しめるワインということで
人気でもあるのかと思います。

私のイメージでもアリアンスはマコン・シャントレなどよりも確実に粘性を伴いエキスの濃度がまし
さらにやや高い旋律で伸びのある旨味
綺麗に表現されるワインゆえに飲んだお客様より反応も大きなワインであります。
そんなプイィ・フュイッセ アリアンスV・V2015年は
やはり
アリアンスらしいしっかりとしたミネラル感そしてオイリーな質感楽しめるワインとなっているようで
期待であり人気となるワインのようです。

インポーター様味わいコメント
ヴェルジッソン村の4つの畑、テール・デュ・ペレ、ラ・コート、カルマントラン、ヴィーニュ・ドゥシュのブドウをアッサンブラージュ。強いミネラル感とともに、オイリーなテクスチャーが同居する。

●プイィ・フュイッセ アンビュランV・V2015年

さてさて人気ドメーヌダニエル・バローのトップキュヴェであります。
厳しいビンテージであっても
このアンビュランV・Vは早飲み厳禁のワインなのですが
でも早めに飲んでも個人的にはその圧倒的な存在感
ザッツ塊!な感じのワイン
その先を予想する幸せ
すでにコルシャルやモンラッシェ系を想像してしまう安い男なのですが
そんな希望を持つワインでもあります。
し・か・もこの価格帯で!
やはり銘酒と言われるだけの存在である
プイィ・フュイッセ アンビュランV・V
良年2015年はさらにさらに上を行くキュヴェであり
ただ熟成の必要なワインであると思います。
ただまったくもって早い段階で飲んでそこからインスピレーションされる世界を楽しむ
そんな楽しみも存在するバローのトップキュヴェではと思います。

インポーター様味わいコメント
ドメーヌのフラッグシップ。1934年植樹のシャルドネから、緻密で複雑、フィネスに富んだワインが生み出される。畑はソリュトレの岩山と同じ斜面にあり、北東向き。そのおかげで酸とミネラルが保たれ、深く長い余韻がもたらされる。

以上今回五種類ご紹介です。
たとえばバロー2015年
おすすめは?と聞かれたら・・・・すべて!と答えてしまう
飲んでいないのに・・・ですね

そんな雰囲気風格持つワインです。

以下インポーター様情報
テロワールが語りかけるビオロジックのプイィ・フュイッセ

ダニエル&マルティーヌ・バローはマコネ地区のヴェルジッソン村に1890年から続くドメーヌ。
祖父のジョゼフは1939年にはすでにワインの一部を元詰めしていたという。
4代目のダニエルは、一族のブドウ畑を1995年に相続するよりもひと足早く、1982年には妻のマルティーヌとともに自身のドメーヌを立ち上げ、ワイン造りに取り組んでいた。

今日、プイィ・フュイッセ、サン・ヴェラン、マコン・ヴェルジッソン、マコン・シャントレなど4つのアペラシオンに合計8.5haのブドウ畑を所有。
テロワールを尊重するという目的のもと、プイィ・フュイッセはアッサンブラージュものの「アリアンス」のほか、区画の異なるワインを5種類醸造している。

ブドウ栽培は1995年頃、プイィ・フュイッセのラ・ヴェルシェールでビオロジック農法を試し、その後、徐々に広げて2005年頃から全所有畑をビオロジックにより栽培している。
畝間を鋤で耕し、化学的な農薬は一切使用していない。 マコネでは楽でコストのかからない機械収穫をする農家が大半だが、このドメーヌは完全に手摘み。
醸造所はグラヴィティ・フローの構造がとられており、ブドウの受け入れから圧搾、樽詰め、瓶詰めまでポンプに頼る必要がない。

アルコール発酵は酵母添加を行わず、自生酵母による自然発酵。
発酵容器はアペラシオンにより異なり、ステンレスタンク、フードル(大樽)、ドゥミ・ミュイ(中樽)、小樽が使われる。
マロラクティック発酵を経て、細かな澱とともに10〜15ヶ月の熟成。白ワインの造り手としては珍しく、無ろ過で瓶詰めする。細心の注意を払った丁寧な醸造を心がけていないと出来ない芸当である。

2006年に5代目を担うジュリアンがドメーヌ入り。それに伴い徐々に畑の名義をジュリアンに変えているため、現在、従来のダニエル&マルティーヌ・バローとダニエル&ジュリアン・バローのラベルが混在するが、どちらも実質的な違いはない。

玉石混交のマコネにおいて素晴らしい白ワインを生み出す偉大な造り手のひとつであり、個々のテロワールを反映したワインの香りや味わいに、誰しも唸らずにはいられないだろう。

以下2014年ご紹介文
ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
プイィ・フュイッセ”アンビュランV・V”2014年です!!!

盤石の構え
マコン最上のワイン生み出す生産者としてその名をとどろかす
ダニエル・バローのワイン
この人気にも関わらず価格の上昇もほとんど感じないというか据え置き?くらいの勢いです。
今回2014年新ヴィンテージがリリースですが
バローのワインはそのポテンシャルからも待つことでさらに美味しくねっとりとしたエキス感
果実味の深みを楽しめるワインであり
今回2014年のリリースとともに
2013年を一年寝かせました。

そして同時にテイスティングしました。

今回発売のワインです。

ダニエル・エ・ジュリアン・バロー
プイィ・フュイッセ”レ・クレイ”2013年
サンヴェラン・アンクレッシュ2013年

マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリ2014年
プイィ・フュイッセ アリアンスV・V2014年
プイィ・フュイッセ アン・ビュランV・V2014年

以上です。
魅力的なキュヴェがたっくさんあるバローですが
絞りに絞ってこのキュヴェであります。

今回テイスティングは
サンヴェラン・アンクレッシュ2013年
マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリ2014年
です。

まず
2014年
マコン・シャントレ レ・ピエール・ポリですが
ダニエル・バローのワインで最もスタンダードで
定番の白
なにより待つこと必要なワインの多いダニエル・バローのワインですが
このマコン・シャントレだけはリリースしてすぐにでも美味しいワインですね
特に感じるのがマコンの感じ南の感じ
太陽燦々で明るめの果実味パインなどの甘く元気な果実味が特徴
そんな感じ今回2014年もございます。
色も少し軽やかなイエローですが健全さがいつものようにあり
輝きがありますね
柑橘系、パイン、レモン、蜂蜜加わりシトラス系の爽やかなものも
2014年の感じで液体も非常になめらかで少し緩めですが
マコンの定番白らしい美味しさ
到着してすぐだったのもありますので
もう少し落ち着いてくると小気味よさも出てくると思いますし
締まりも出てくるかと思います。
とにかく明るく誰にでも好かれるマコンの定番白ですね

そして
2013年
サンヴェラン・アンクレッシュ
こちらがまたすごかったですね
色は同程度ですがいやもう少し黄色濃いめですね
南国風果実もより凝縮感ありシロップ漬けも入る感じ
さらに程よいアクセントで苦味がパインなどその他柑橘系の皮が少し加わる感じ
より重心低めでビター感
いいですね
鋤です。
樽のニュアンスも黒さ重さ、ローストの感じとコクにつながる
じょじょにそのポテンシャルの大きさ感じるワインへと
どこか黒糖感じるところもあり
サンヴェランの特徴なのかこれはよりスケール感ある白であり
飲むシチュエーションもよりメインとなり得る品格、中身あるワインです!

ということで
以上
本当にこの安定感、安心感
予想を裏切らないワインばかりのダニエル・バロー
そして価格も良心的!

今回入荷のワインも
ダニエル・バロー最上のワイン
プイィ・フュイッセ レ・クレイ
そして
プイィ・フュイッセ アンビュランV・V
2013年と2014年
この対比もたまらない贅沢ですね
ただ時の経過を待つ必要がございます。

そして2014年もう一つは
プイィ・フュイッセ アリアンスV・V
マコン・シャントレよりも確実に上品にそして集中力ある果実味あり
またいつも繊細なフラワリーな華やかさも楽しめるアリアンス
このキュヴェもコストパフォーマンスの高さでは本当に素晴らしいワインかと
思います。

それぞれ2013年と2014年で
ビンテージの特徴の違いそしてキュヴェの違いなど
お客様それぞれが飲むタイミング、場面で
セレクトいただけますと嬉しいです。


以下インポーター様情報

味わいコメント
ドメーヌのフラッグシップ。1934年植樹のシャルドネから、緻密で複雑、フィネスに富んだワインが生み出される。畑はソリュトレの岩山と同じ斜面にあり、北東向き。そのおかげで酸とミネラルが保たれ、深く長い余韻がもたらされる。


テロワールが語りかけるビオロジックのプイィ・フュイッセ

ダニエル&マルティーヌ・バローはマコネ地区のヴェルジッソン村に1890年から続くドメーヌ。
祖父のジョゼフは1939年にはすでにワインの一部を元詰めしていたという。
4代目のダニエルは、一族のブドウ畑を1995年に相続するよりもひと足早く、1982年には妻のマルティーヌとともに自身のドメーヌを立ち上げ、ワイン造りに取り組んでいた。

今日、プイィ・フュイッセ、サン・ヴェラン、マコン・ヴェルジッソン、マコン・シャントレなど4つのアペラシオンに合計8.5haのブドウ畑を所有。
テロワールを尊重するという目的のもと、プイィ・フュイッセはアッサンブラージュものの「アリアンス」のほか、区画の異なるワインを5種類醸造している。

ブドウ栽培は1995年頃、プイィ・フュイッセのラ・ヴェルシェールでビオロジック農法を試し、その後、徐々に広げて2005年頃から全所有畑をビオロジックにより栽培している。
畝間を鋤で耕し、化学的な農薬は一切使用していない。 マコネでは楽でコストのかからない機械収穫をする農家が大半だが、このドメーヌは完全に手摘み。
醸造所はグラヴィティ・フローの構造がとられており、ブドウの受け入れから圧搾、樽詰め、瓶詰めまでポンプに頼る必要がない。

アルコール発酵は酵母添加を行わず、自生酵母による自然発酵。
発酵容器はアペラシオンにより異なり、ステンレスタンク、フードル(大樽)、ドゥミ・ミュイ(中樽)、小樽が使われる。
マロラクティック発酵を経て、細かな澱とともに10〜15ヶ月の熟成。白ワインの造り手としては珍しく、無ろ過で瓶詰めする。細心の注意を払った丁寧な醸造を心がけていないと出来ない芸当である。

2006年に5代目を担うジュリアンがドメーヌ入り。それに伴い徐々に畑の名義をジュリアンに変えているため、現在、従来のダニエル&マルティーヌ・バローとダニエル&ジュリアン・バローのラベルが混在するが、どちらも実質的な違いはない。

玉石混交のマコネにおいて素晴らしい白ワインを生み出す偉大な造り手のひとつであり、個々のテロワールを反映したワインの香りや味わいに、誰しも唸らずにはいられないだろう。

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