自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

イ・ヴィニェーリ イ・ヴィニェーリ2015年 750ML

3,960円(税360円)

定価 4,620円(税420円)

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イ・ヴィニェーリ
イ・ヴィニェーリ2015年です!!!

イ・ヴィニェーリご存じでしょうか
イタリアはシチリア
エトナの造り手サルヴォ・フォーティ自身のワイン
自身のワインというのも
元々が
エトナ大学で醸造学を研究・指導するかたわら、ベナンティやグルフィをはじめとする
シチリア東部の代表的なワイナリーのコンサルタントを長年務めています。
そんなサルヴォ・フォーティが
ワイン醸造の集大成ともいうべき場所として
ワイン造りしているのが自身のドメーヌである
イ・ヴィニェーリなんですね

その方向性としても
現在のモダンスタイル、サイボーグのようなシチリアワインではなく
シチリアのエトナの立地、気候が育む大地の力そして美しいバランスに満ちたワイン
醸造、栽培ともに伝統的で自然な手法を守り
その中で醸すワインは
若い世代の自然派ワイン、ヴァンナチュールとはまた違った
次元のワインとなります。

まだまだ歴史は浅いイ・ヴィニェーリですが
その中で経験したヴィヌペトラいまだに心に残るワインであります。

今回は三種類入荷で
赤のイ・ヴィニェーリ2015年
ロゼのヴィヌディリーチェ2015年
白のオウロラ2015年であります。

赤のイ・ヴィニェーリ2015年
以前お取扱いの際に飲んでいることと
まだ数年寝かせてから飲んでみたいことから
今回はロゼのヴィヌディリーチェ2015年
そして
白のオウロラ2015年テイスティングいたしました。

その様子ですが
まず白のオウロラ2015年

葡萄品種 カッリカンテ90%、ミネッラ10%

まず名前がオウロラって気になりますが
そのへんの由来はまだ未確認で今度聞いてみたいと思います。
エチケットのデザインもなんかいいですね~
センスあるというかなんか引き込まれる芸術品
もともとワインは芸術品であり人を表現するものでもあると思います。
そんなイ・ヴィニェーリのオウロラ2015年
色はそんなに濃いめではなく黄色、白入る程度
クリアーでテリ、輝きもしっかりとある健全さ伝わるもの
香りは開けたての段階で
ドライな魅力がたっぷり
パウダリーというかミネラル感がまずしっかりと出てきます
まだまだ早い段階なんだと思いますが
どこか米を思わせる日本酒のキレのあるものに近い感覚もあり
これたぶんカッリカンテの特徴なんでしょうね
以前も別な造り手さんでカッリカンテの白
このシャープな酸そしてミネラル感がギンギンと表現されるワイン
それでいてイ・ヴィニェーリのワインは
エキスのタッチが柔らかでなめらか
その密度あるエキス感さすがはイ・ヴィニェーリのワインなんですね
レベルの高さそしてワインの完成度として素晴らしいレベルにあると思います。
そして旨味の出方がまた通というか
果実の甘さとかリッチな厚みとかで勝負ではなく
ただ込められたものは大きなものありながらもその他の要素とのバランスがあり
今後ほどけて成長していくであろうものがキッチリと込められている
このワインは今回テイスティングでその後数日一週間とその後も見ていきたいそんなワインです。

そして
ロゼ
ヴィヌディリーチェ2015年

葡萄品種 アリカンテ、グレカニコ、ミネッラ

これがまたすごかった!
桃色もなんとも上品で妖艶なとろ~っとしたような
色あいで吸い込まれるようです。
香りはシュガー系花が可憐にそしてゆっくりと花開く感覚
とにかく繊細に和を感じる様な広がり方で
好感もてます。
ポワンとした佇まいでも複雑に奥深く氷砂糖や紹興酒のニュアンスも奥にあるような
でも奥は複雑でも
基本は果皮のニュアンスや甘やかな表現に包まれていて色同様に桃系も出てくる
白のオウロラにもありますが
やはりなんというか米のニュアンスがどこかに生きているような
パウダリーで
旨味のきめが細かい
さらっといけるようで実は密度もしっかりとあり
それらをドスンと感じさえない構造のしっかりとしたワイン
一口目はそんなにすごく感じさせなくとも
飲み進めていくうちに
このワインの凄さが伝わってきます。

こんなワインはやはり長い経験や知識があって初めて生み出すことができる
そんな逸品なのではと思わずにはいられません。


イ・ヴィニェーリ2015年赤
葡萄品種 ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カップッチョ

今回はこちら未テイスティングですが
こちらもあの銘酒ヴィヌペトラに続く
素晴らしいワイン
ヴィヌペトラ飲んだ時は極上のブルゴーニュを思わせるものありましたが
イ・ヴィニェーリのほうは
もう少しコクのある黒さあるワインそんなイメージを抱きました。
その中でイ・ヴィニェーリらしいシルキーなタッチの液体
旨味の伸びと密度感
満足度の高さあるワインであり完成度も高い今回2015年も期待できるワインではと
思います。




以下2010年ご紹介文
イ・ヴィニェーリ
エトナ・ロッソ イ・ヴィニェーリ2010年入荷です!!!!!

待ちに待ったワインであります。
ヴィヌペトラ06のあのワインに魅せられて
でもその後入荷は無く
またお取り扱いしてみたい
そう願うワインがこのイ・ヴィニェーリのワインであります。

今回はヴィヌペトラでは無く
その一つ下になるのかな?
エトナ・ロッソ イ・ヴィニェーリ2010年であります。

到着したワイン落ち着かせて
いざエチケット拝見すると
このボトル肩に刻印されたイ・ヴィニェーリのマーク
心高鳴ります。
そして
このイ・ヴィニェーリのエチケットは
なんとも水墨画のような静かにそびえるエトナ山脈でしょうか
シチリアのエトナの生産者は
このエトナの風景や山々をエチケットに書き入れること多いように
思えます。
それだけにシンボルともなる山なんでしょうね
霊妙な雰囲気すら感じるエチケット
その下に植わるブドウ樹
まさしくエトナ山脈が造り出すテロワール
それを受けてのブドウがあり
出来上がるワインなのではと思います。

ヴィヌペトラ06
あのワインには静かに心揺るがす魅力秘めたワインでありました。
そして今回
今回も飲んで
ブルゴーニュに通じる美しさあるワインと感じました。
ぜひそんなお客様にお勧めしたいイタリア、シチリアワインであります。

テイスティングの様子です。

イ・ヴィニェーリのワインというだけで
どこか興奮を覚えるワインであります。
この瓶に刻印されたシンボルマーク
心熱くなるものございます。
早速抜栓しグラスに注ぐと
色は薄くもなく濃くもなく
赤と黒のバランス取れたワインを表したような色であります。
そして外観からそのオーラというか
落ち着いた佇まいいいです。
香り
抜栓した瞬間から広がるのですが
上品な甘さカカオのようなチョコ系
プラム系の黒果実、甘草、少しの鉄分感じるような
奥のほうにはなんというか
品ある野趣系なんだか矛盾しているような表現ですが
2010年と若くともしっとり落ち着き
若さと古さの絶妙のバランスあるワイン
一口・・・
なんというベストバランスな!
目の詰まり
口中に入る時はスルリと流れその後
各要素感じその後にじょじょに膨らみ適度なグリップ感あり
旨みの広がりがまた上品でちょうどよい!
もう少し余分なものそぎ落とした感じであのペガソス思い出すような
味わいございます。
中庸
その言葉はぴたりはまるようなワインで
エレガント系エキス系でもなくしっかりと中庸な濃さもあり
でも濃すぎず美しくしなやか!
そうしなやかな液体であります。
上質な赤みの肉を思うような部分もあり
やっぱり
イ・ヴィニェーリのワインただものではないですぞ!

しかも今回のイ・ヴィニェーリ2010
もちろんヴィヌペトラよりも手頃な価格で
ブルゴーニュ好きな方にかなりはまる美味しさあるワインではと
思います。
万人にお勧めしたい安定感、中身充実度であります。

ぜひ!!!!!!!

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