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ニコラ・テスタール VdFブラン”クレマンス”2013年 500ML
VdFブラン”クレマンス”2013年
500MLです！
まず初めにこの2013年は収量も厳しく容量がその分500MLとなっております。
ご注意ください。
瓶も透明瓶から光を通さない黒っぽい瓶へと
試験的に造られてきたこの醸し系オレンジワイン
クレマンス
この2013年で三回目の仕込み
大々的に発売となったのが2012年で
その温かみのある美しいオレンジ色伝えるためか
2012年は透明瓶で
そして今回はある程度浸透したことよりワインの変化にも気を配りなのか
遮光瓶ですね
長く熟成させたいならばやはりこういった瓶のほうが安心ですね
ということでニコラ・テスタールですが
先日もここのワインの素晴らしさ
感じることできました。
ボジョレー ルージュ・ラビット2011年
スタンダードなボジョレーなのですが
2015年5月に飲んだ時はなんともまぁ美味しいわけで
通常リリースしてすぐにでも楽しまれるボジョレー・ルージュですが
2011年も明るめな印象ある早飲みできる2011年という印象のワイン
それがその飲める段階から
2年も経過するとさらにこんな状態があるのかと
ニコラ・テスタールのワインは良い意味で
ナチュールらしい霧がかったようなややこもった感じの表現あるワイン
その中に小梅フレーバーやチャーミングな表現が
もやもやっとじんわり伝わるそれが個人的にニコラ・テスタールの赤、ガメの美味しさ
そんな印象もっておりましたが
それが二年の経過で
全てが晴れたピンと糸が張ったような緊張感
クリアーでスカッとそして集中力ある美しいボジョレーなんであります。
これは最高の状態なんでしょうが
美味しかったです。
でもワインの要素それらがテンション保ち表現してくれるということは
逆にプツンと落ちるのもあるわけでして
頂点にあるがゆえにそれが感じられる
ニコラ・テスタールの熟成カーヴの一つを楽しめたと
そして2011年のボジョレー・ルージュだからこそ楽しめたのではと思います。
そして今回
ニコラ・テスタール
VdFブラン”クレマンス”2013年
赤と違い白となります。
というかオレンジワインとなりますが
ここにも面白い話があり
ニコラ・テスタールが以前醸造担当していたプリューレ・ロックですね
そこのブランですが
2011年は
やはりVdFブランとなりオレンジワインを試す初めてのビンテージとなったわけで
あります。
ニコラ・テスタール自身もそのへんで悔しいような感情あるとお聞きしましたが
でもニコラ・テスタールのオレンジワイン
2012年飲みましたが
”らしさ”のあるそしてよいバランスの中にオレンジワインらしい
温もりと力強さ生命力感じるワインでありました。
この2013年は
さらに経験積んだ姿が感じられる仕上がりであり
揮発酸なども皆無
より肉厚な果肉を思わせる魅力と存在するようで
当店でも入荷より半年以上経過しより落ち着きと旨味の幅が出てきているのではと
思います。
まだまだ伸びていくポテンシャルあるワインだとは思いますが
非常に楽しみであり個性感じることできるワインとなっているかと
思います。
ぜひ！！！！！
以下インポーター様情報
赤でもなく白でもないオレンジワインのキュヴェ・クレマンス2013年もリリース。
通常よりも長い期間（約10日間）の果皮浸漬を施したワインです。
白ブドウから赤ワインの手法で造られるオレンジ色を帯びた収斂味のある独特の味わいです。
2013年は生産量が少なく、500mlサイズの遮光ボトルでリリースされました。
（2012年は750mlの透明瓶でした）
フランスではまだ少ない手法のこのキュヴェ“クレマンス”。
初リリースとなったのは2011年ヴィンテージですが、奇遇なことにニコラテスタールが働いていた
プリューレ・ロックでも2011年ヴィンテージから同様の手法を取った白ワインがリリースされました。
（ニコラ本人は少し悔しそうでしたが）
三度目のリリースということもあり、経験が生かされたのか揮発酸の要素は皆無です。
橙（だいだい）の果肉を思わせる香り、余韻に収斂味があり現段階からワインとしてまとまりを
見せています。
ピノ・ノワール同様にこれから熟成を経て、内に秘められた果実のエネルギーがどのように
解放されるのか今から楽しみでなりません。
2013 VdF Blanc “Clemence” “クレマンス” 500ｍｌ
品種：シャルドネ100％ 土壌：砂質、石灰岩
アルナスのコミューンに位置するロンサールという小区画。標高167M、南向き樹齢：25年
醸造：全房のまま赤ワインのように果皮浸漬を10日間施す白ワインです。
手動の小型木製圧搾機でゆっくりとプレスし、そのまま樽へと移します。アルコール発酵、MLFともに樽発酵。
熟成：6か月間サン・ロマンの小樽で熟成。月に一度のウイヤージュ以外、まったく干渉しません。
一樽のみの生産となったキュヴェです。“クレマンス”はニコラの次女の名前を冠して付けられました。
色調にはわずかに褐色がかり、酸化のニュアンスが見て取れます。
野菜やエキゾチックな果実の甘い香りがしますが、味わいは辛口に仕上がっています。
以下2012年ご紹介文
ニコラ・テスタール
VdFブラン”クレマンス”2012年です。
若手生産者ながら素晴らしい経歴を持つ
ニコラ・テスタールでありますが
フレデリック・コサールのボジョレーヌーヴォーキュヴェ・ラパンの葡萄ももちろんですが
ティエリー・ヴィオロ=ギィマール
ジャイエ・ジル
そして
フィリップ・パカレの後釜としてプリューレ・ロックで醸造責任者として
崇高なるワインを仕上げてきたテスタールであります。
そのニコラ・テスタール自身のワインでありますが
今までも極自然派ともいえるワインでありましたが
さらに一歩進んだワインが生み出されているようであります。
それが今回のクレマンスであります。
いわゆる”オレンジワイン”と言われる
長い果皮浸漬から造られるテスタールのオレンジワイン
こんなタイプのドライでジューシーな旨味たつぷりのワイン
好きなかた熱狂的に好きなかたおりますね
今回2011年に実験的に造られたようで
その完成形として2012年二種造られたようであります。
キュヴェ・クレマンス
そして
タンタン・エ・ミルデューであります。
今回インポーター様よりお話いただき
どちらもテイスティングいたしました。
その違いはというと
全房醗酵のクレマンスと
除梗して仕込んだタンタン・エ・ミルデュー
とのことです。
テイスティングの結果としてDNAは同じもの持ちながらも
現状でまとまり完成度も高い（かなり個性的ではあっても）
キュヴェ・クレマンスのほうだけ今回お取扱いとなりました。
でも開けたての段階ではややおっとり系とも感じるタンタン・エ・ミルデュー
さらに数日ののちさらに厚みと大きさあるワインで
今度数か月数年後こちらの成長した姿が見てみたいと思ったワインでもあります。
それと
ちょっと気になったのはタンタン・エ・ミルデューのエチケットの安っぽさ・・・
個人的にあまり好みではなかったのもあり
キュヴェ・クレマンスお取扱いです。
そのテイスティングの様子です。
まずは外観から確実にオレンジ！
マーマレードのようオリもどんよりと入っております。
エチケットはシンプルにでもこのワインにかける意気込み感じる様な
もので好感もてます。
早速グラスに注ぐと
予想はしておりましたが
開けたての段階ではなかなか個性的で面白い！
薬草と揮発酸
蜂蜜香もかなり重めのそして野趣あふれる蜜
そしてキャラメル
それぞれ単体で感じると難しいものありながらも
これが不思議！まとまるとぶっ飛びます！
どこか田舎のマロンのようで（私だけ？）
色はオリけっこうありながらもにごりは無いように思え
べっ甲色のような和のテイストある色
香りは個性的でやや嫌気的なものあるかもしれませんが
これが
飲んでみてください！
うんまい！
まろやか〜んなエキス
グレフル、桃、梅、杏の饗宴
まったりしてジューシーな酸がふくらむ感じで
濃いめの味付けでまとまり包む感じ
包容力のある極自然派系ワインですね
このワインあんまり大き目グラスだと粗い香が集まりすぎてダメなような気がいたします。
中程度で香りも程よく
でも小さすぎるとこの芳醇なエキス感が感じられないので
ちょうど良い大きさのもので
楽しんでいただきたいですね
そしてその個性ある部分だけではなく
というかたぶんそこは序章に過ぎないのですね
二杯目あたりからはニコラ・テスタールのワインに共通する
ミネラルの先鋭的なもの透明感ある魅力
それがオレンジワインのまったりとたゆたゆな液体と絡み合い
なんとも癖になる味わい
翌日三日目ともなればより滋味深い美しさに集約されていくわけでして
これはこれ系好きな方にはおすすめできるワインであります。
ぜひ！！！！！！！
以下インポーター様情報
2012 VdF Blanc “Clemence”
“クレマンス”
品種：シャルドネ100％ 土壌：砂質、石灰岩
アルナスのコミューンに位置するロンサールという小区画。標高167M、南向き
樹齢：25年
醸造：全房のまま赤ワインのように果皮浸漬を10日間施す白ワインです。
手動の小型木製圧搾機でゆっくりとプレスし、そのまま樽へと移します。
アルコール発酵、MLFともに樽発酵。
熟成：6か月間サン・ロマンの小樽で熟成。
月に一度のウイヤージュ以外、まったく干渉しません。
一樽のみの生産となったキュヴェです。
“クレマンス”はニコラの次女の名前を冠して付けられました。
色調にはわずかに褐色がかり、酸化のニュアンスが見て取れます。
野菜やエキゾチックな果実の甘い香りがしますが、味わいは辛口に仕上がっています。
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