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シャトーラッソル ＶdFメルティング・ポート2018年 750ＭＬ
シャトーラッソル
ＶｄＦメルティング・ポート2018年です！！！
来ました！
シャトーラッソルです。
まだまだ露出少な目なのかもしれませんが
いや確実に注目となっているワイン
あのルロワ女史が認めたワイン！
シャトーラッソルです。
私も何度か飲んで
試飲会で飲んでそして今回三種類入荷ですべて飲んで
確信ですね
素晴らしいです。
シャトーラッソル
私も認めた！と言ってもあんまり効果はなさそうですが
シュッドウエスト
ここまだまだ掘り出し物ありそうな予感
旨安ワインはたくさんありますが
自然派のすんごいワインも
二番通りさんのギィラルデルみたいなジュランソンのワインとか
エスダキみたいな攻め攻めのワインも
今後さらに注目ですね
そして
シャトーラッソル
どちらかというと
若い生産者とかのいけいけな感じや自由な感じのワインではなく
完成されたヴァンナチュールの域へと向かっているそんなワインの一つではと
思います。
挑戦的なワインではなくそれらもすべて経験して
導き出した答えの一つとしてのアンフォラがあり
それを見事にコントロールしている感があります。
キュヴェによって伝えるベクトルもまた違い
その違いを明確に打ち出すワイン
今回三種類入荷のワインもどれも全然違ったものを生み出していると感じます。
まず一つめですが
白
メルティング・ポート2018年
コロンバール97％に
3％だけセミヨン入る白
コロンバールは買いブドウのようですが3％のセミヨンは自社畑のもの
コロンバールはアルマニャック生産者の葡萄で30年前からビオディナミ栽培しているもの
お気に入りの区画とのこと
価格も比較的手ごろで
造りに関してもそんなに手の込んでいることせずに
わかりやすく作っている白かと思いますが
・・・が
このワインですでに佇まいなど素晴らしいです。
基本は白、黄少し濁りを伴い
明るさもありエキスのねっとり感
白桃が柔らかく広がりミネラル感とその奥から梨のシャリシャリでてきて
酸味も柔らかく
ジューシーな果実味とともに楽しめる白
流れもゆったりとして手ごろなキュヴェながら余裕も感じられる
その中にちゃんとエッジたてるところは立てて
程よい緊張感持たせる
ただ飲みやすいとかジューシーなだけでは
どこか単調だったり安っぽくなりがちなところ
この佇まいやはりその域に進んでいる造り手だからこそだせる
緊張感なのではと思います。
簡単なようで細やかな表現もあり
少しずつキレのある表現でたり
逆にレモンピールなどの風味とともに旨味しっかりと感じられたり
でも重くのしかかるものはなく
気持ち良く楽しめる
素晴らしいです。
次に飲んだワインは
ＶｄＦルージェ・ダンフォール2017年
アンフォラの軽い赤
濃いロゼという意味のワインだそうで・・・・
んじゃ
・・・
赤、ロゼどっち！？！？となりますが
飲んだらどっちでも良いからもっと飲ませろ！となりそうなワイン
ワインのご紹介からも
これ絶対自分の好きなスタイルかもと思ったワインですが
でもそれがそうそうピタリはまるワインって多くないのですが
完全に・・・・はまりました！
極ナチュラルワインの
混醸タイプのワインとかで良い状態のワイン
今！
みたいなワイン
その感性がありながらそこにしっかりとシャトーラッソルの
霊妙感と緊張感が保たれているワイン
コケモモ
ロゼの少し濃いめ
いや
赤の薄めのワイン
鉄分ほんのりほろ苦さ淡い根っこ土系あり
でも
ベリーにフランボワーズ！
ほろほろ桃
甘酸っぱさゆる〜なのにシャキっ！と
不思議でも好き
葡萄品種はアブリュー100％
造りにはなかなかに手の込んだものあるようで
まずアブリューも樹齢の違う二つの区画のもの
そして半分は直接圧搾してアンフォラ仕込み
もう半分は破砕せずに全房のままアンフォラのジュースに漬け込むとのこと
これにより
単にアブリュー100％のワインながら
樹齢の違い仕込みの違いなどにより
様々な良さを引出し調和させていると思われます。
混醸タイプのものでスルスル系はややもすると
瑞々しさふわりふわりで抜けてしまいそうなワインもございますが
このワインはアンフォラ仕込みでより葡萄の野性味引出し
奥深さ出す
基本の淡い表現もありながらやはりラッソルらしい緊張感
静けさの中にピンと張りつめた空気感も持ちあわせるワイン
それでいて
アンフォラワインにあるむずかしさをしっかりとコントロールして仕上げている
今後さらにまとまりより複雑性も増していくワインとなるのではと想像いたします。
最後はこちら！
ＶｄＦアド・ナチュラム アンフォレアＮＶ（2017＋2018）
今回ご紹介のワインでは
どうでしょうか
トップキュヴェになるのか
以前は自根のクー・フランなどもありましたが
今回はこちらですかね
葡萄品種は
カベルネソーヴィニヨン70％アブリュー30％
命の根源という壮大な意味が込められているワイン
その名前に恥じない仕上がりのワイン
このワインもとにかく
造りが複雑
各品種を別々に醸造。除梗したブドウをステンレスタンクで2週間低温マセラシオン。
破砕せず。アルコール発酵が終わるころ圧搾、セパージュ毎にドイツ製砂岩質アンフォラでアルコール発酵を終了させる。
2017年のカベルネ・ソーヴィニヨンはドイツ製砂岩質アンフォラで20か月間の熟成。バトナージュもスーティラージュも行わない。
2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンとアブリューは、同様のアンフォラで9カ月間の熟成後アッサンブラージュして3か月間コンクリートタンクで熟成。
その後ヴィンテージもアッサンブラージュして更に3か月間コンクリートタンクで熟成。
というもので
飲んだ様子ですが
グラスに注ぐと
一気に赤紫濃度も増し濃い系
黒果実が一気に広がり
ただ不思議と自然体
無理に濃度を増したような感じなど全然なく
かえってそのポテンシャルある葡萄の生命力を生かした
引きだした液体のような
プラム、コンポートにほんのり茎、そｈして芋ケーキ
葡萄のクリームのような
本の地スパーシー感と
ピュアな深みがすごい余韻の長さももちろん深く続く
黒みと紫の要素の濃さがしっかりとあり
アンフォラ仕込みながらその不安定さを出さない
多重的な要素がが込められていて今後それがさらに花開くのではと想像するワイン
2017年と2018年複数ビンテージを使うことで
またそれぞれが仕込みも違い
違った要素を引きだしながら調和させている
ＳＯ2無添加ということも忘れるこの完成されたものも持ちあわせる
シャトー・ラッソル
インポーター様情報でも
ラッソルの傑作！と銘打たれたワインであります。
以下インポーター様情報
2018 Melting Potes Vin de France
メルティング・ポート ヴァン・ド・フランス
Potes（友達たち）という言葉からの言葉遊びで付けたキュヴェ名。
コロンバールはオクシタニー地域圏・ジェール県(Gers)にあるアルマニャック生産者の畑から購入。
ラッソルのあるマルマンデから南へ車で1時間半もかかる場所ですが、やっと見つけたステファニーお気に入りの小さな区画です。
30年前からビオディナミ栽培をしている畑。
葡萄：コロンバール97％（樹齢60年・買いブドウ） 自社畑に残っていたセミヨン3％
畑・土壌：白い石が多い粘土石灰質
醸造・熟成：収穫は手摘み。赤ワインの様に醸した白ワイン。
コロンバールは除梗してステンレスタンクで10日間の浸漬発酵。その上に全房のセミヨンを加える。
コンクリートタンクで6か月熟成。アンフォラに残っていたセミヨンの澱と共にバトナージュ。
残糖が1g/Lあったので抜栓直後に微発砲している場合はカラファージュをお薦めします。
瓶詰め時SO2添加せず。
人種の坩堝（メルティング・ポット）と言葉遊びのキュヴェ。
わずかに白濁した外観、砂糖漬けのニッキ、完熟した白桃。
糖度が高く酸が低いコロンバールとは思えない真っ直ぐに伸びる冷涼な酸味。
残糖も微発泡要素もなく、完全にドライ。
軽快な品種の個性をマセラシオンによって潜在要素を引き出しており
太い潔い酸味がレモンピールの風味を伴いグイグイと直線的に余韻へと進む。
あっさりと雲散霧消、どこか日本ワインにも通じる静謐さ。（2020年1月 村岡）
(2017) Rougé d’Amphore Vin de France
ルージェ・ダンフォール ヴァン・ド・フランス
“アンフォラの軽い赤、濃いロゼ”の意味。ルージェは赤（ルージュ）とロゼを掛け合わせた造語。
赤でもなくロゼでもないため、ルージェがキュヴェ名となりました。
葡萄：アブリュー100％ 畑・土壌：二つの区画。樹齢84年と23年。
土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造：二つの区画のアブリューを同じタイミングで収穫、同じタンクで混醸します。
50％は直接圧搾してアンフォラ。50％は破砕せず、全房のままアンフォラのジュースに漬け込む。
ピジャージュせず。軽くルモンタージュ。
圧搾後、ドイツ製砂岩質アンフォラで10か月発酵、熟成。
醸造、熟成、瓶詰め時SO2添加せず。濾過・清澄せず。ポンプを用いず重力で瓶詰め。
フレッシュなチェリー、ザクロ、アセロラの果実香。
リリース当初にわずかに感じられた揮発酸は消えています。
白コショウ、溌溂とした酸味を軸にリリース当初は見えなかった内側のエキスが
反転するようにあふれ出してきました。水平にたなびくように広がるバランス。
この地の地葡萄アブリューの武骨なタンニンを取り除き上澄みだけを醸したような
土地の個性溢れる味わい。今、かなり良い状態に入っており試飲会でも非常に良い評判をいただきました。
（2020年1月 村岡）
(2017+2018) Ad Naturam Amphorea Vin de France
アド・ナチュラム アンフォレア ヴァン・ド・フランス
ラテン語で“自然に還る”の意味。フランス語でDNAを意味するADN、細胞の世界、命の根源というメッセージ。
葡萄・樹齢：カベルネ・ソーヴィニヨン70％（17年75％、18年25％：樹齢30年）、アブリュー30％（18年：樹齢80年）
畑・土壌：土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。カベルネの区画は粘土石灰質。
醸造・熟成：収穫は手摘み。各品種を別々に醸造。除梗したブドウをステンレスタンクで2週間低温マセラシオン。
破砕せず。アルコール発酵が終わるころ圧搾、セパージュ毎にドイツ製砂岩質アンフォラでアルコール発酵を終了させる。
2017年のカベルネ・ソーヴィニヨンはドイツ製砂岩質アンフォラで20か月間の熟成。バトナージュもスーティラージュも行わない。
2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンとアブリューは、同様のアンフォラで9カ月間の熟成後アッサンブラージュして3か月間コンクリートタンクで熟成。
その後ヴィンテージもアッサンブラージュして更に3か月間コンクリートタンクで熟成。
濾過も清澄も施さず。瓶詰め時SO2添加せず。
プラム、イチジク、紫果実のピュアなエキスにナツメグ、シナモンが混然となり渦を描くようで
個々の要素を拾い上げる意味はあまりない。
熟したカベルネ・ソーヴィニヨンの整然とした細やかな微粒子は重力を感じさせない。
アンフォラの釉薬要素は皆無、ワインの味わいの外殻が口の中で全て取り払われたような錯覚に襲われる。
無重力なミクロ微粒子はトリュフチョコレートの風味を伴い、中心軸から立体的に拡散していく。
球体状に延々と広がる余韻。ラッソルの傑作。前は上代4,000円だったような…。個人買い必至。（2020年1月 村岡）
以下アド・ナチュラム・ブラン2015年ご紹介文
シャトーラッソル
アド・ナチュラム・ブラン2015年です！
全く存じてない造り手さんでしたが
インポーター様より大プッシュいただき試飲する機会もいただいたワイン
それが今回のシャトーラッソルです。
フランスはシュッドウエストのビオディナミワイン
そのビオディナミの手法などは
なんとラルー・ビーズ・ルロワ女史というからちょっとびっくりですが
まぁ最近ブルゴーニュの情報に疎い状態かもしれませんが
あんまり聞いたことないような・・・
造りはイタリアの卵型のアンフォラを使用とのことですが
100％ではないようで少しずつ買い足しているようで
将来的には卵形のアンフォラだけで仕込むワインもでてくるのではと思います。
そしてＳＯ2もアド・ナチュラムは無添加仕上げ
赤のプティ・カノン・ラッソルなども極少量の添加のみと
もちろん栽培もルロワ譲りのビオディナミと
まさにヴァンナチュールと言えるワインなのですが
今回テイスティングしたアド・ナチュラム・ブラン2015年
そして東京での試飲会で飲んだプティ・カノン・ラッソルなども
そのバランスの良さ柔らかな深みなどナチュラルワインらしい深みもありながら
全く破たんのない仕上がり
素晴らしいワインに出会いました！
アド・ナチュラム・ブラン2015年の
テイスティングの感じです。
早速抜栓でグラスに注ぐと
濃密！黄色もより深みあり木目を感じさせるような色
でもクリアーで美しい液体
香りはソーヴィニヨン系の蜜そして樽とどれもが丸く調和して
熟度の高さトロピカルさも落ち着きある中に感じられ
太さもありますね
味わい若干のクリスピーなピリリガス感じ
残糖を少し感じる甘いニュアンスそこからまったりとゆったりと旨味が広がり
重心も少し低めでコク深さそれも非常にまとまりあり
集中している旨味感じさせます。
あとから栗っぽい香りが抜けていくような余韻も素晴らしく上質感あるワイン
全体的に重いような言葉が多いですが
これがけっこう癖になり飲んでしまう飲めてしまうこれも
全体の重厚感ある中にもボテッとした重さだけでなく、またミネラル感なども存在する故に
いけてしまうのではと思います。
価格的にもこの充実した焦点のあったワインそしてナチュラル感も楽しめるワインでありながら
この価格お得です！
そして東京での試飲会で飲んだプティ・カノン・ラッソル2011年ですが
シュッドウエストの赤
そうボルドー近くのシュッドウエストゆえに
今までもシュッドウエストのワインはボルドー的な旨さと質感的にもなんとなく似ている
さらに価格が安い！そんなワインもあり
重宝しておりますが
今回のシャトーラッソル
プティ・カノン・ラッソル2011年
こちらもまさにそんな良さもありＳＯ2も極少量ながらこの質感
なめらかでツルッとしたそして果実感がきれいに伸びるワイン
良いワインですね
もう一つ入荷はまたすごいワインで
でも少量割り当てで飲めないのですが
実は東京の試飲会で密かに出ているのかな〜とか期待していたのですが
残念ながら出展無し・・で
飲めませんでしたが
でも自根の葡萄 フラン・ド・ピエのワイン
樹齢は63〜100年とも言われる樹から収穫される葡萄で造られる
貴重なワイン
クー・フラン2011年であります。
インポーター様からも
クー・フラン
相当…美味しいです。
余韻がとても長い長い。
楽しみにしていてくださいませ！
と期待させるワインですので
赤、白と飲んだ感じでこの素晴らしい仕上がりです。
クー・フラン2011年はさらにその先の感動の待つワインなのではと思います。
※販売に際してのご注意
シャトーラッソル
クー・フラン2011年こちらだけは
御一人様1本限りとさせていただきます。
今回ご紹介のワイン
シャトーラッソル
○アド・ナチュラム・ブラン2015年
2015 Ad Naturam , Blanc Vin de France
アド・ナチュラム ブラン ヴァン・ド・フランス
ラテン語で“自然に還る”の意味。フランス語でDNAを意味するADN、細胞の世界、命の根源というメッセージ。
葡萄：ソーヴィニョン・ブラン70％（樹齢70年）、
ソーヴィニョン・グリ 30％（樹齢40年）
畑・土壌：畑はセパージュごとに栽培、土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造：収穫は手摘み。その際にSO2微量に使用（1g/hl）
ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリは別々に醸造。
ソーヴィニヨン・グリは収穫後、破砕なし、全房のままステンレスタンクで7日間マセラシオンした後圧搾。
卵型アンフォラで3か月間熟成、アルコール発酵とマロラクティック発酵を終える。
ソーヴィニヨン・ブランは 全房のまま圧搾。コンクリートタンクでアルコール発酵。マロラクティック発酵せず。
3か月後、ソーヴィニヨン・グリをアッサンブラージュ後、5カ月間タンク熟成。
醸造、熟成、瓶詰め時SO2添加せず。ポンプを用いず重力で瓶詰め。
残糖：４ｇ/L
●プティ・カノン・ラッソル2011年
2011 Petit Canon de Lassolle Vin de France
プティ・カノン・ド・ラッソル ヴァン・ド・フランス
葡萄：マルベック 25％（樹齢45年） 、メルロー 12,5％（樹齢70年） 、シラー 12,5％（樹齢40〜60年）、アブリュー 25％（樹齢80年） 、フェルセルヴァードゥ 25％（樹齢60年） マルベック以外はマッサル選抜
畑・土壌：畑はセパージュごとに別々だが、土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造：成熟の早いアブリューのみ先に収穫、マルベック、メルロー、フェルセルヴァ―ドゥ、シラーの４品種を全て同じタイミングで収穫、同じコンクリートタンクで混醸します。メルロー以外の３品種は除梗、破砕しないグラン・アンティエール。
メルローは全房のままタンクの最後に入れることで果帽の役割を担います。ピジャージュは一切施しません。
マセラシオン・カルボニックはせず、ルモンタージュで酵母を活性化させる。
アルコール発酵後プレス、再びコンクリートタンクに入れマロラクティック発酵。アブリューは全房のまま別のコンクリートタンクでルモンタージュ。還元を防ぐため、アルコール発酵が完全に終わる前の残糖が20〜30g/Lの状態でプレスする。再びコンクリートタンクで最終的なアルコール発酵とマロラクティック発酵。
両方のタンクのマロラクティック発酵終了後にアッサンブラージュ。ごく少量SO2を加えコンクリートタンクで４年間熟成させる。
●クー・フラン2011年
2011 Coup Franc Vin de France
クー・フラン ヴァン・ド・フランス
葡萄：カベルネ・フラン 100％
樹齢：63年〜100年以上。接木されていないフラン・ド・ピエ。
樹齢100年以上の樹はフィロキセラに耐えられた。今は根が深さ15メートルまで達している。
畑は約1ヘクタール。半分は100年以上前に植えられた。もう半分は1948年に最初の半分の葡萄の木の枝をマルコタージュ（取り木法と呼ばれる、フィロキセラ禍前の栽培方法）で植えられたもの。
畑・土壌：ソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。
標高は200mほど。（馬による畑耕作）
収穫：手摘み、2011年9月24日、収穫時に選果した後、醸造所にて再び選果台で選果。
醸造：80％除梗。破砕せずタンクで15日間低温マセラシオン。
19〜25℃で30日間アルコール発酵、ピジャージュ。
ブルゴーニュの5年樽でマロラクティック発酵、24カ月熟成。
以下生産者情報
ボルドーから流れるガロンヌ河の上流域に連なるシュッド・ウエスト地方は、その品質と価格のパフォーマンスにおいて、注目を浴びています。
しかし南西地方のワインという名で、この異なる伝統を持った産地に共通したスタイルを見出すことはできないでしょう。
なぜなら共通した土着品種もなければ、歴史も、土壌もすべて異なるモザイク状のテロワールがそこには存在しているからです。まさに【フランスの新世界】と言える新しい流れが生まれてきているのです。
地域の個性、この土地の人々が培ってきた意思、そして私達の感覚と情熱のマリアージュを反映させているのです。
ガロンヌ河右岸に位置し、海洋性気候の影響で温暖で湿気が多いというブドウにとって最適な条件を持つコート・デュ・マルマンデは、エリアン・ダ・ロスを始め新世代の台頭が著しい注目のアペラシオンです。
シャトー・ラッソルは2002年、ロームシュタイン(Romestaing)の地にステファニー・ルーセル(Stephanie Roussel)女史によって設立されました。
ステファニーは経済学、法学を学んでいました。しかし、ワインの世界に惚れ込み、ボルドーのビストロで働いた後にヴィニュロンの道へ進みました。
畑はボルドー、ソーテルヌ地区から続く砂礫土壌に石が混じります。
1947年、1960年に植樹されたマルマンデ伝統の古木であるアブリュー（果肉まで赤いタンチュリエ品種）、コー、フェルセルヴァードゥ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが除草剤、化学肥料、合成肥料なしで育てられています。そして、フィロキセラ禍によって接ぎ木を施していない樹齢100年を越える古木、フラン・ド・ピエのセミヨンとカベルネ・フランが彼女をこの畑の虜にしました。
彼女を導いたのはブルゴーニュの母、ラルー・ビーズ・ルロワ女史です。ビオディナミによる栽培方法はルロワに師事しています。土地の特徴、そして畑と土中の生態系を尊重することでワインにテロワールを転写するのです。
2013年ごろより、イタリア産の卵型アンフォラタンクを採用し増やしています。
この卵型はφ黄金比率によって形成されており、角が無い形状のため、手を加えることなくアンフォラの中でジュースが自然と滞留し循環するのです。そのため、人為的なピジャージュを施すことはありません。
また、適度な酸化を促すことにより、ワインに緊張感を与えます。
当初4個から始めたアンフォラですが、毎年3〜4個増やしていく予定です。
現時点（2015年）ではアンフォラ100％によるキュヴェはありませんが、将来的に目標としています。
シャトー・ラッソルではマセラシオン・カルボニックは施しません。土壌の特徴をより鮮やかに表現するためにはマセラシオン特有の香りは避けた方が良いという判断です。
基本的には全房で発酵させますが、成熟度の高いヴィンテージは過度なタンニンを避けるため除梗します。
破砕はごく軽く、もしくは一切しません。
ＶｄＦメルティング・ポート2018年です！！！
来ました！
シャトーラッソルです。
まだまだ露出少な目なのかもしれませんが
いや確実に注目となっているワイン
あのルロワ女史が認めたワイン！
シャトーラッソルです。
私も何度か飲んで
試飲会で飲んでそして今回三種類入荷ですべて飲んで
確信ですね
素晴らしいです。
シャトーラッソル
私も認めた！と言ってもあんまり効果はなさそうですが
シュッドウエスト
ここまだまだ掘り出し物ありそうな予感
旨安ワインはたくさんありますが
自然派のすんごいワインも
二番通りさんのギィラルデルみたいなジュランソンのワインとか
エスダキみたいな攻め攻めのワインも
今後さらに注目ですね
そして
シャトーラッソル
どちらかというと
若い生産者とかのいけいけな感じや自由な感じのワインではなく
完成されたヴァンナチュールの域へと向かっているそんなワインの一つではと
思います。
挑戦的なワインではなくそれらもすべて経験して
導き出した答えの一つとしてのアンフォラがあり
それを見事にコントロールしている感があります。
キュヴェによって伝えるベクトルもまた違い
その違いを明確に打ち出すワイン
今回三種類入荷のワインもどれも全然違ったものを生み出していると感じます。
まず一つめですが
白
メルティング・ポート2018年
コロンバール97％に
3％だけセミヨン入る白
コロンバールは買いブドウのようですが3％のセミヨンは自社畑のもの
コロンバールはアルマニャック生産者の葡萄で30年前からビオディナミ栽培しているもの
お気に入りの区画とのこと
価格も比較的手ごろで
造りに関してもそんなに手の込んでいることせずに
わかりやすく作っている白かと思いますが
・・・が
このワインですでに佇まいなど素晴らしいです。
基本は白、黄少し濁りを伴い
明るさもありエキスのねっとり感
白桃が柔らかく広がりミネラル感とその奥から梨のシャリシャリでてきて
酸味も柔らかく
ジューシーな果実味とともに楽しめる白
流れもゆったりとして手ごろなキュヴェながら余裕も感じられる
その中にちゃんとエッジたてるところは立てて
程よい緊張感持たせる
ただ飲みやすいとかジューシーなだけでは
どこか単調だったり安っぽくなりがちなところ
この佇まいやはりその域に進んでいる造り手だからこそだせる
緊張感なのではと思います。
簡単なようで細やかな表現もあり
少しずつキレのある表現でたり
逆にレモンピールなどの風味とともに旨味しっかりと感じられたり
でも重くのしかかるものはなく
気持ち良く楽しめる
素晴らしいです。
次に飲んだワインは
ＶｄＦルージェ・ダンフォール2017年
アンフォラの軽い赤
濃いロゼという意味のワインだそうで・・・・
んじゃ
・・・
赤、ロゼどっち！？！？となりますが
飲んだらどっちでも良いからもっと飲ませろ！となりそうなワイン
ワインのご紹介からも
これ絶対自分の好きなスタイルかもと思ったワインですが
でもそれがそうそうピタリはまるワインって多くないのですが
完全に・・・・はまりました！
極ナチュラルワインの
混醸タイプのワインとかで良い状態のワイン
今！
みたいなワイン
その感性がありながらそこにしっかりとシャトーラッソルの
霊妙感と緊張感が保たれているワイン
コケモモ
ロゼの少し濃いめ
いや
赤の薄めのワイン
鉄分ほんのりほろ苦さ淡い根っこ土系あり
でも
ベリーにフランボワーズ！
ほろほろ桃
甘酸っぱさゆる〜なのにシャキっ！と
不思議でも好き
葡萄品種はアブリュー100％
造りにはなかなかに手の込んだものあるようで
まずアブリューも樹齢の違う二つの区画のもの
そして半分は直接圧搾してアンフォラ仕込み
もう半分は破砕せずに全房のままアンフォラのジュースに漬け込むとのこと
これにより
単にアブリュー100％のワインながら
樹齢の違い仕込みの違いなどにより
様々な良さを引出し調和させていると思われます。
混醸タイプのものでスルスル系はややもすると
瑞々しさふわりふわりで抜けてしまいそうなワインもございますが
このワインはアンフォラ仕込みでより葡萄の野性味引出し
奥深さ出す
基本の淡い表現もありながらやはりラッソルらしい緊張感
静けさの中にピンと張りつめた空気感も持ちあわせるワイン
それでいて
アンフォラワインにあるむずかしさをしっかりとコントロールして仕上げている
今後さらにまとまりより複雑性も増していくワインとなるのではと想像いたします。
最後はこちら！
ＶｄＦアド・ナチュラム アンフォレアＮＶ（2017＋2018）
今回ご紹介のワインでは
どうでしょうか
トップキュヴェになるのか
以前は自根のクー・フランなどもありましたが
今回はこちらですかね
葡萄品種は
カベルネソーヴィニヨン70％アブリュー30％
命の根源という壮大な意味が込められているワイン
その名前に恥じない仕上がりのワイン
このワインもとにかく
造りが複雑
各品種を別々に醸造。除梗したブドウをステンレスタンクで2週間低温マセラシオン。
破砕せず。アルコール発酵が終わるころ圧搾、セパージュ毎にドイツ製砂岩質アンフォラでアルコール発酵を終了させる。
2017年のカベルネ・ソーヴィニヨンはドイツ製砂岩質アンフォラで20か月間の熟成。バトナージュもスーティラージュも行わない。
2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンとアブリューは、同様のアンフォラで9カ月間の熟成後アッサンブラージュして3か月間コンクリートタンクで熟成。
その後ヴィンテージもアッサンブラージュして更に3か月間コンクリートタンクで熟成。
というもので
飲んだ様子ですが
グラスに注ぐと
一気に赤紫濃度も増し濃い系
黒果実が一気に広がり
ただ不思議と自然体
無理に濃度を増したような感じなど全然なく
かえってそのポテンシャルある葡萄の生命力を生かした
引きだした液体のような
プラム、コンポートにほんのり茎、そｈして芋ケーキ
葡萄のクリームのような
本の地スパーシー感と
ピュアな深みがすごい余韻の長さももちろん深く続く
黒みと紫の要素の濃さがしっかりとあり
アンフォラ仕込みながらその不安定さを出さない
多重的な要素がが込められていて今後それがさらに花開くのではと想像するワイン
2017年と2018年複数ビンテージを使うことで
またそれぞれが仕込みも違い
違った要素を引きだしながら調和させている
ＳＯ2無添加ということも忘れるこの完成されたものも持ちあわせる
シャトー・ラッソル
インポーター様情報でも
ラッソルの傑作！と銘打たれたワインであります。
以下インポーター様情報
2018 Melting Potes Vin de France
メルティング・ポート ヴァン・ド・フランス
Potes（友達たち）という言葉からの言葉遊びで付けたキュヴェ名。
コロンバールはオクシタニー地域圏・ジェール県(Gers)にあるアルマニャック生産者の畑から購入。
ラッソルのあるマルマンデから南へ車で1時間半もかかる場所ですが、やっと見つけたステファニーお気に入りの小さな区画です。
30年前からビオディナミ栽培をしている畑。
葡萄：コロンバール97％（樹齢60年・買いブドウ） 自社畑に残っていたセミヨン3％
畑・土壌：白い石が多い粘土石灰質
醸造・熟成：収穫は手摘み。赤ワインの様に醸した白ワイン。
コロンバールは除梗してステンレスタンクで10日間の浸漬発酵。その上に全房のセミヨンを加える。
コンクリートタンクで6か月熟成。アンフォラに残っていたセミヨンの澱と共にバトナージュ。
残糖が1g/Lあったので抜栓直後に微発砲している場合はカラファージュをお薦めします。
瓶詰め時SO2添加せず。
人種の坩堝（メルティング・ポット）と言葉遊びのキュヴェ。
わずかに白濁した外観、砂糖漬けのニッキ、完熟した白桃。
糖度が高く酸が低いコロンバールとは思えない真っ直ぐに伸びる冷涼な酸味。
残糖も微発泡要素もなく、完全にドライ。
軽快な品種の個性をマセラシオンによって潜在要素を引き出しており
太い潔い酸味がレモンピールの風味を伴いグイグイと直線的に余韻へと進む。
あっさりと雲散霧消、どこか日本ワインにも通じる静謐さ。（2020年1月 村岡）
(2017) Rougé d’Amphore Vin de France
ルージェ・ダンフォール ヴァン・ド・フランス
“アンフォラの軽い赤、濃いロゼ”の意味。ルージェは赤（ルージュ）とロゼを掛け合わせた造語。
赤でもなくロゼでもないため、ルージェがキュヴェ名となりました。
葡萄：アブリュー100％ 畑・土壌：二つの区画。樹齢84年と23年。
土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造：二つの区画のアブリューを同じタイミングで収穫、同じタンクで混醸します。
50％は直接圧搾してアンフォラ。50％は破砕せず、全房のままアンフォラのジュースに漬け込む。
ピジャージュせず。軽くルモンタージュ。
圧搾後、ドイツ製砂岩質アンフォラで10か月発酵、熟成。
醸造、熟成、瓶詰め時SO2添加せず。濾過・清澄せず。ポンプを用いず重力で瓶詰め。
フレッシュなチェリー、ザクロ、アセロラの果実香。
リリース当初にわずかに感じられた揮発酸は消えています。
白コショウ、溌溂とした酸味を軸にリリース当初は見えなかった内側のエキスが
反転するようにあふれ出してきました。水平にたなびくように広がるバランス。
この地の地葡萄アブリューの武骨なタンニンを取り除き上澄みだけを醸したような
土地の個性溢れる味わい。今、かなり良い状態に入っており試飲会でも非常に良い評判をいただきました。
（2020年1月 村岡）
(2017+2018) Ad Naturam Amphorea Vin de France
アド・ナチュラム アンフォレア ヴァン・ド・フランス
ラテン語で“自然に還る”の意味。フランス語でDNAを意味するADN、細胞の世界、命の根源というメッセージ。
葡萄・樹齢：カベルネ・ソーヴィニヨン70％（17年75％、18年25％：樹齢30年）、アブリュー30％（18年：樹齢80年）
畑・土壌：土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。カベルネの区画は粘土石灰質。
醸造・熟成：収穫は手摘み。各品種を別々に醸造。除梗したブドウをステンレスタンクで2週間低温マセラシオン。
破砕せず。アルコール発酵が終わるころ圧搾、セパージュ毎にドイツ製砂岩質アンフォラでアルコール発酵を終了させる。
2017年のカベルネ・ソーヴィニヨンはドイツ製砂岩質アンフォラで20か月間の熟成。バトナージュもスーティラージュも行わない。
2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンとアブリューは、同様のアンフォラで9カ月間の熟成後アッサンブラージュして3か月間コンクリートタンクで熟成。
その後ヴィンテージもアッサンブラージュして更に3か月間コンクリートタンクで熟成。
濾過も清澄も施さず。瓶詰め時SO2添加せず。
プラム、イチジク、紫果実のピュアなエキスにナツメグ、シナモンが混然となり渦を描くようで
個々の要素を拾い上げる意味はあまりない。
熟したカベルネ・ソーヴィニヨンの整然とした細やかな微粒子は重力を感じさせない。
アンフォラの釉薬要素は皆無、ワインの味わいの外殻が口の中で全て取り払われたような錯覚に襲われる。
無重力なミクロ微粒子はトリュフチョコレートの風味を伴い、中心軸から立体的に拡散していく。
球体状に延々と広がる余韻。ラッソルの傑作。前は上代4,000円だったような…。個人買い必至。（2020年1月 村岡）
以下アド・ナチュラム・ブラン2015年ご紹介文
シャトーラッソル
アド・ナチュラム・ブラン2015年です！
全く存じてない造り手さんでしたが
インポーター様より大プッシュいただき試飲する機会もいただいたワイン
それが今回のシャトーラッソルです。
フランスはシュッドウエストのビオディナミワイン
そのビオディナミの手法などは
なんとラルー・ビーズ・ルロワ女史というからちょっとびっくりですが
まぁ最近ブルゴーニュの情報に疎い状態かもしれませんが
あんまり聞いたことないような・・・
造りはイタリアの卵型のアンフォラを使用とのことですが
100％ではないようで少しずつ買い足しているようで
将来的には卵形のアンフォラだけで仕込むワインもでてくるのではと思います。
そしてＳＯ2もアド・ナチュラムは無添加仕上げ
赤のプティ・カノン・ラッソルなども極少量の添加のみと
もちろん栽培もルロワ譲りのビオディナミと
まさにヴァンナチュールと言えるワインなのですが
今回テイスティングしたアド・ナチュラム・ブラン2015年
そして東京での試飲会で飲んだプティ・カノン・ラッソルなども
そのバランスの良さ柔らかな深みなどナチュラルワインらしい深みもありながら
全く破たんのない仕上がり
素晴らしいワインに出会いました！
アド・ナチュラム・ブラン2015年の
テイスティングの感じです。
早速抜栓でグラスに注ぐと
濃密！黄色もより深みあり木目を感じさせるような色
でもクリアーで美しい液体
香りはソーヴィニヨン系の蜜そして樽とどれもが丸く調和して
熟度の高さトロピカルさも落ち着きある中に感じられ
太さもありますね
味わい若干のクリスピーなピリリガス感じ
残糖を少し感じる甘いニュアンスそこからまったりとゆったりと旨味が広がり
重心も少し低めでコク深さそれも非常にまとまりあり
集中している旨味感じさせます。
あとから栗っぽい香りが抜けていくような余韻も素晴らしく上質感あるワイン
全体的に重いような言葉が多いですが
これがけっこう癖になり飲んでしまう飲めてしまうこれも
全体の重厚感ある中にもボテッとした重さだけでなく、またミネラル感なども存在する故に
いけてしまうのではと思います。
価格的にもこの充実した焦点のあったワインそしてナチュラル感も楽しめるワインでありながら
この価格お得です！
そして東京での試飲会で飲んだプティ・カノン・ラッソル2011年ですが
シュッドウエストの赤
そうボルドー近くのシュッドウエストゆえに
今までもシュッドウエストのワインはボルドー的な旨さと質感的にもなんとなく似ている
さらに価格が安い！そんなワインもあり
重宝しておりますが
今回のシャトーラッソル
プティ・カノン・ラッソル2011年
こちらもまさにそんな良さもありＳＯ2も極少量ながらこの質感
なめらかでツルッとしたそして果実感がきれいに伸びるワイン
良いワインですね
もう一つ入荷はまたすごいワインで
でも少量割り当てで飲めないのですが
実は東京の試飲会で密かに出ているのかな〜とか期待していたのですが
残念ながら出展無し・・で
飲めませんでしたが
でも自根の葡萄 フラン・ド・ピエのワイン
樹齢は63〜100年とも言われる樹から収穫される葡萄で造られる
貴重なワイン
クー・フラン2011年であります。
インポーター様からも
クー・フラン
相当…美味しいです。
余韻がとても長い長い。
楽しみにしていてくださいませ！
と期待させるワインですので
赤、白と飲んだ感じでこの素晴らしい仕上がりです。
クー・フラン2011年はさらにその先の感動の待つワインなのではと思います。
※販売に際してのご注意
シャトーラッソル
クー・フラン2011年こちらだけは
御一人様1本限りとさせていただきます。
今回ご紹介のワイン
シャトーラッソル
○アド・ナチュラム・ブラン2015年
2015 Ad Naturam , Blanc Vin de France
アド・ナチュラム ブラン ヴァン・ド・フランス
ラテン語で“自然に還る”の意味。フランス語でDNAを意味するADN、細胞の世界、命の根源というメッセージ。
葡萄：ソーヴィニョン・ブラン70％（樹齢70年）、
ソーヴィニョン・グリ 30％（樹齢40年）
畑・土壌：畑はセパージュごとに栽培、土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造：収穫は手摘み。その際にSO2微量に使用（1g/hl）
ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリは別々に醸造。
ソーヴィニヨン・グリは収穫後、破砕なし、全房のままステンレスタンクで7日間マセラシオンした後圧搾。
卵型アンフォラで3か月間熟成、アルコール発酵とマロラクティック発酵を終える。
ソーヴィニヨン・ブランは 全房のまま圧搾。コンクリートタンクでアルコール発酵。マロラクティック発酵せず。
3か月後、ソーヴィニヨン・グリをアッサンブラージュ後、5カ月間タンク熟成。
醸造、熟成、瓶詰め時SO2添加せず。ポンプを用いず重力で瓶詰め。
残糖：４ｇ/L
●プティ・カノン・ラッソル2011年
2011 Petit Canon de Lassolle Vin de France
プティ・カノン・ド・ラッソル ヴァン・ド・フランス
葡萄：マルベック 25％（樹齢45年） 、メルロー 12,5％（樹齢70年） 、シラー 12,5％（樹齢40〜60年）、アブリュー 25％（樹齢80年） 、フェルセルヴァードゥ 25％（樹齢60年） マルベック以外はマッサル選抜
畑・土壌：畑はセパージュごとに別々だが、土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造：成熟の早いアブリューのみ先に収穫、マルベック、メルロー、フェルセルヴァ―ドゥ、シラーの４品種を全て同じタイミングで収穫、同じコンクリートタンクで混醸します。メルロー以外の３品種は除梗、破砕しないグラン・アンティエール。
メルローは全房のままタンクの最後に入れることで果帽の役割を担います。ピジャージュは一切施しません。
マセラシオン・カルボニックはせず、ルモンタージュで酵母を活性化させる。
アルコール発酵後プレス、再びコンクリートタンクに入れマロラクティック発酵。アブリューは全房のまま別のコンクリートタンクでルモンタージュ。還元を防ぐため、アルコール発酵が完全に終わる前の残糖が20〜30g/Lの状態でプレスする。再びコンクリートタンクで最終的なアルコール発酵とマロラクティック発酵。
両方のタンクのマロラクティック発酵終了後にアッサンブラージュ。ごく少量SO2を加えコンクリートタンクで４年間熟成させる。
●クー・フラン2011年
2011 Coup Franc Vin de France
クー・フラン ヴァン・ド・フランス
葡萄：カベルネ・フラン 100％
樹齢：63年〜100年以上。接木されていないフラン・ド・ピエ。
樹齢100年以上の樹はフィロキセラに耐えられた。今は根が深さ15メートルまで達している。
畑は約1ヘクタール。半分は100年以上前に植えられた。もう半分は1948年に最初の半分の葡萄の木の枝をマルコタージュ（取り木法と呼ばれる、フィロキセラ禍前の栽培方法）で植えられたもの。
畑・土壌：ソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。
標高は200mほど。（馬による畑耕作）
収穫：手摘み、2011年9月24日、収穫時に選果した後、醸造所にて再び選果台で選果。
醸造：80％除梗。破砕せずタンクで15日間低温マセラシオン。
19〜25℃で30日間アルコール発酵、ピジャージュ。
ブルゴーニュの5年樽でマロラクティック発酵、24カ月熟成。
以下生産者情報
ボルドーから流れるガロンヌ河の上流域に連なるシュッド・ウエスト地方は、その品質と価格のパフォーマンスにおいて、注目を浴びています。
しかし南西地方のワインという名で、この異なる伝統を持った産地に共通したスタイルを見出すことはできないでしょう。
なぜなら共通した土着品種もなければ、歴史も、土壌もすべて異なるモザイク状のテロワールがそこには存在しているからです。まさに【フランスの新世界】と言える新しい流れが生まれてきているのです。
地域の個性、この土地の人々が培ってきた意思、そして私達の感覚と情熱のマリアージュを反映させているのです。
ガロンヌ河右岸に位置し、海洋性気候の影響で温暖で湿気が多いというブドウにとって最適な条件を持つコート・デュ・マルマンデは、エリアン・ダ・ロスを始め新世代の台頭が著しい注目のアペラシオンです。
シャトー・ラッソルは2002年、ロームシュタイン(Romestaing)の地にステファニー・ルーセル(Stephanie Roussel)女史によって設立されました。
ステファニーは経済学、法学を学んでいました。しかし、ワインの世界に惚れ込み、ボルドーのビストロで働いた後にヴィニュロンの道へ進みました。
畑はボルドー、ソーテルヌ地区から続く砂礫土壌に石が混じります。
1947年、1960年に植樹されたマルマンデ伝統の古木であるアブリュー（果肉まで赤いタンチュリエ品種）、コー、フェルセルヴァードゥ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが除草剤、化学肥料、合成肥料なしで育てられています。そして、フィロキセラ禍によって接ぎ木を施していない樹齢100年を越える古木、フラン・ド・ピエのセミヨンとカベルネ・フランが彼女をこの畑の虜にしました。
彼女を導いたのはブルゴーニュの母、ラルー・ビーズ・ルロワ女史です。ビオディナミによる栽培方法はルロワに師事しています。土地の特徴、そして畑と土中の生態系を尊重することでワインにテロワールを転写するのです。
2013年ごろより、イタリア産の卵型アンフォラタンクを採用し増やしています。
この卵型はφ黄金比率によって形成されており、角が無い形状のため、手を加えることなくアンフォラの中でジュースが自然と滞留し循環するのです。そのため、人為的なピジャージュを施すことはありません。
また、適度な酸化を促すことにより、ワインに緊張感を与えます。
当初4個から始めたアンフォラですが、毎年3〜4個増やしていく予定です。
現時点（2015年）ではアンフォラ100％によるキュヴェはありませんが、将来的に目標としています。
シャトー・ラッソルではマセラシオン・カルボニックは施しません。土壌の特徴をより鮮やかに表現するためにはマセラシオン特有の香りは避けた方が良いという判断です。
基本的には全房で発酵させますが、成熟度の高いヴィンテージは過度なタンニンを避けるため除梗します。
破砕はごく軽く、もしくは一切しません。
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