自然派ワイン&地酒専門店オネストテロワール

ルイ・フルーロ ヴォーヌロマネ2014年 750ML

6,505円(税591円)

定価 7,590円(税690円)

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ルイ・フルーロ
ヴォーヌロマネ2014年です。

今回このルイ・フルーロ扱いに伴い
なんでかというと
価格が良心的だったからです。
ヌーヴェルセレクションさんの扱いですが
もともとヌーヴェルセレクション様は
ユドロ・バイエやルーデュモンなど有名どころもありますが
新ブルゴーニュと呼ばれるまだまだ知られていない造り手
価格も良心的な造り手のワインがすべてお取扱いできないほどに
たくさんお取扱いです。
ブルゴーニュワインの価格上昇厳しい昨今ですが
いよいよちょっとどうにもならない価格帯へと突入し始めているように思えます。
そろそろ頭打ちかと思っていましたが
まだけっこう上がっておりますね
フィリップ・パカレ2016年もリリースのようですが
スタンダードのポマールなども一万円程度になりそうで
なかなか厳しい時代となりました。

そんなこんなもあり
目に留まったのがルイ・フルーロ
今回飲んだヴォーヌロマネなども
6000円台今までだったら村名格でそのくらい当たり前でしたが
4,5千円でもありましたが今はなかなか難しい時代

ルイ・フルーロですが
元々は樽職人だったルイ・フルーロ1975年から畑を買いたし
1993年にニュイ・サン・ジョルジュに設立したドメーヌとのことです。
現当主は甥のドニ・バザールが手掛けるワインとのこと
ファビエンヌ・ボニーの栽培の先生でもあるようで
栽培に関しては精通しているようです。
栽培は無農薬栽培ではなくリュットレゾネ減農薬で
極力抑えるべきとの考えながら完全無農薬で無理してやってカビが生えた葡萄などあってはならないという
考えのもとのようです。
自身も半自給自足的な生活しているようで
野菜は家庭菜園からうさぎ、鶏、ハト、豚
豚ではソーセージも自作するようです。
そんな生活をする造り手のワイン
なんか安心しますね

今回飲んだヴォーヌロマネ2014年ですが
早速抜栓でグラスに注ぐと
やや薄めクリアーな色調赤や紫の健全なイメージが湧き上がります。
初め小樽を思わせる様な樽香に始まりそれはすぐに調和していきますが
冷涼感やや弱めですがその分美しさ素朴さへと繋がるワイン
清楚にそしてヴォーヌロマネらしい品があり
妖艶さまではいかずともヴォーヌロマネ村名格のワインとして
十分納得できる仕上がりではと思います。
無駄な肉はなくその分言い訳の効かないワインで勝負している感あります。
大きさなどは無くとも
飲み疲れないブルゴーニュであり優等生的な力みのないヴォーヌロマネ
そんな気がいたします。

ちなみにヴォーヌロマネはオー・ゾルムとレ・シャランダンよりとのこと

その他今回ご紹介は
ブルゴーニュ・ルージュ2015年
そして本拠の
ニュイ・サン・ジョルジュV・V2015年です。
ヴォーヌロマネのみ2014年で
その他は2015年
ニュイ・サン・ジョルジュ村内の区画からのブルゴーニュ・ルージュ
そして
ニュイ・サン・ジョルジュV・Vは樹齢70年超のものとのことで
それでいて価格は良心的
素がしっかりと良いワインゆえに
2015年の良さが素直に表現されるワインとなっているのではと思います。

以下インポーター様情報
Vosne-Romanée
ヴォーヌ・ロマネ
Aux Ormes、Les Chalindinsの2区画合計で0.12ha。平均樹齢45年のVV。新樽率30%で18ヶ月間の樽熟成。


Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ ルージュ
すべてニュイ・サン・ジョルジュ村内の8区画合計で2.2ha。平均樹齢40年のVV。2~5回使用樽で12ヶ月間熟成。


Nuits-St.-Georges Vieilles Vignes Rouge
ニュイ・サン・ジョルジュ ヴィエイユ・ヴィーニュ ルージュ
Aux Athées等5区画合計で0.55ha。樹齢70年以上のVV。新樽率30%で18ヶ月間の樽熟成。

もともと樽職人だったルイ・フルーロさんが、1975年から徐々に畑を買い足し、1993年にニュイ・サン・ジョルジュ村に設立したドメーヌです。1998年に甥のドニ・バザール(写真)が継承。ぶどう栽培に精通する彼は、ファビエンヌ・ボニーの栽培の先生でもあります。
 「完熟した健康なぶどうが、自然に美味しいワインになります。根を地中深くに伸ばすため、化学肥料や農薬の使用は極力抑えるべきですが、かといって完全無農薬が一概に良いかというと、それは疑問です。少なくともブルゴーニュでは、無農薬栽培されているぶどうにカビが生えているものが多く、ぶどうが可哀そうで可哀そうで・・・」。
 自然に対する彼の深い洞察は、その半自給自足的なライフスタイルに立脚しています。野菜を家庭菜園でまかなっているのはもちろんのこと、ウサギ、鶏、ハト、そして・・・豚(自分でソーセージをつくります)まで、ドメーヌを訪問すると、その動物の数に驚かされます。ちなみに趣味は、「釣り」。また、叔父のルイ・フルーロ翁(2012年現在75歳)が壮健だった2010年までは、翁自身が森に入って木を選び、切って乾燥させ、年間20樽の新樽を作ってこのドメーヌで使用していました。
 「叔父は長年、AOCニュイ・サン・ジョルジュの「レ・ザルジラ」にトマトを植えていて、「ここのトマトが甘くてうまいんじゃ~」とか言ってましたが、それはさすがにぶどうに植え替えさせてもらいました(笑)。ちなみにこの畑はカラスがぶどうをたくさん食べてくれるので、グリーンハーベストをする必要はありません(おぬしも負けておらぬな!)」。
 そんなドニ・バザールが造るワインは、ぶどう本来の滋味旨味がしみじみと感じられ、笑うと目が線になる彼の笑顔のように、優しく、癒される味わいです。「ブシャール・ペール・エ・フィス」などの名門メゾンから、「オーレリアン・ヴェルデ」といった気鋭の新世代まで、バルクワイン購入のリクエストが引きも切らないのもよく分かります。

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